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JPH0796064B2 - パチンコ機 - Google Patents
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JPH0796064B2 - パチンコ機 - Google Patents

パチンコ機

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JPH0796064B2
JPH0796064B2 JP61255888A JP25588886A JPH0796064B2 JP H0796064 B2 JPH0796064 B2 JP H0796064B2 JP 61255888 A JP61255888 A JP 61255888A JP 25588886 A JP25588886 A JP 25588886A JP H0796064 B2 JPH0796064 B2 JP H0796064B2
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吉平 新山
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はパチンコ機に関し、より詳しくは、遊技部内に
設けられた特定入賞装置に打球が入ると、可動部材を打
球を受け入れ易い状態にごく短時間1回又は数回変換
し、この状態で更に別の打球が特別入賞口に入ると可動
部材を打球を受け入れ易い状態に或る態様で継続的に変
換するようにした、所謂特別遊技態様を発生し得る変動
入賞装置を備えたパチンコ機に関する。
〔従来の技術〕
近時、上述したようなある条件のもとで、特別入賞口に
打球が入ることに基づき、打球を受け入れ易い特別遊技
態様を継続的にかつ繰り返し発生し得る変動入賞装置を
備えたパチンコ機が各種開発され、遊技者の好評を得て
いる。
従来の変動入賞装置を備えたパチンコ機に於ける特別遊
技態様は概ね次のようなものであった。すなわち、可動
部材が打球を受け入れ易い状態に変換中に打球が特別入
賞口へ入賞することにより、可動部材が例えば連続18回
開閉動作する特別遊技態様の最初の1サイクルが先ず発
生し、この1サイクル中に打球が再度特別入賞口へ入る
と、連続18回開閉動作のうち残りの開閉回数に拘らずそ
の時点で最初のサイクルを終了し、その時点より次の1
サイクル、即ち可動部材が再び連続18回開閉動作する特
別遊技態様の2回目の1サイクルが始まるようになって
いた。そして、そのような特別遊技態様のサイクル発生
回数は例えば最大8回迄となっていた。また、各サイク
ルに於ける最大入賞球数を例えば10個に制限し、打球が
特別入賞口に入らないままこの最大入賞球数に達した場
合には、そのサイクルに於ける可動部材の連続開閉回数
の残りの開閉回数及び前記最大サイクル発生回数8回の
うち残りのサイクル回数に拘らず、その時点で特別遊技
態様を終了させるように構成されていた。
〔本発明が解決しようとする問題点及び目的〕
上述のように、従来のパチンコ機での特別遊技態様は、
特別入賞口への入賞により、遊技者に与えられる特別遊
技態様の1サイクルでの条件、即ち、可動部材の連続開
閉回数(18回)及び最大入賞球数(10個)の双方が固定
的に決まったものであり、これが毎回のサイクルで単に
繰り返されるだけであるため、たとえ特別遊技態様が発
生しても遊技が単調となり易く、また遊技の興趣を欠く
ものあった。
そこで、本発明は、特別入賞口への打球の入賞に基づき
発生する特別遊技態様の1サイクルでの遊技条件のう
ち、可動部材の連続開閉回数は従来と同様に固定的であ
っても、従来例えば10個というように固定的であった最
大入賞球数を、各遊技サイクル毎に毎回不規則に変化さ
せ、且つその最大入賞球数を遊技者が知り得る構成とす
ることにより、従来の如く各サイクルでの遊技条件が同
一条件の単なる繰り返しとはならず、遊技に変化を与
え、遊技の興趣を向上させることができるパチンコ機を
提供することを目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明は上記の点に鑑みて案出されたものであり、遊技
部内に設けられた特定入賞装置への入賞に基づきある種
の確率で大量の商品球が遊技客に排出される複数のサイ
クルからなる特別遊技態様を発生し得るパチンコ機であ
って、該パチンコ機は、 基盤の表面に軸着された可動部材と、該可動部材に連絡
し遊技者にとって不利な第1状態と遊技者にとって有利
な第2状態とに変換する電気的駆動源と、前記可動部材
が受け入れた打球を入賞させる複数個の一般入賞口と単
一の特別入賞口とが回転体上に円状に配列された回転入
賞手段と、前記入賞口のうちの何れか一つを順次出現さ
せるべく駆動する回転駆動手段とを有する変動入賞装置
と、 前記可動部材が受け入れた打球が前記回転入賞手段の特
別入賞口に入賞することに応じて前記特別遊技態様が発
生したとき、乱数データテーブルからの読出値に基づき
前記複数個の一般入賞口から前記読出値に対応した何れ
か一つの一般入賞口を選択的に出現させると共に、前記
回転入賞手段に打球が入賞する毎に入賞口を移動させて
回転駆動を一旦停止させるべく前記回転駆動手段を制御
する制御手段と、を具備することにより、 前記乱数データテーブルからの読出値に基づき出現した
前記一般入賞口から打球が入賞する毎に順次回転駆動さ
れて前記特別入賞口に至るまでの入賞口の数で規定され
るそのサイクルでの打球の最大入賞可能球数が各サイク
ル毎に乱数的に異なることを特徴とするパチンコ機が提
供される。
〔実施例〕
以下、本発明の一実施例を添付図面に基づき詳細に説明
する。
第1図は本発明によるパチンコ機の概略を示すものであ
る。パチンコ機本体1は、図示されるように、額縁状前
面枠2の表面に球供給皿3、打球発射装置4、受皿5等
を有し、また前面枠2の窓部を後方から塞ぐように設け
られた遊技盤6の表面には、打球の通過領域を規制する
ための帯状の金属板からなるガイドレール7で囲まれた
遊技部8を有する。この遊技部8の表側には、多数の障
害釘9(所謂天釘のみを示す)、ゲーム機能を有し本実
施例の特徴となる変動入賞装置10、該変動入賞装置10の
ゲームの開始に関与する第1特定入賞装置11,11及び第
2特定入賞装置12等を備え、またその裏側には、入賞球
を処理し賞品球を排出するための賞品球処理排出装置
(図示せず)、特定入賞装置11,12と変動入賞装置10と
の間に設けられ、特定入賞装置への入賞に基づく変動入
賞装置10のゲームの開始、及びそのゲーム結果に基づく
変動入賞装置の変動動作の制御に関与する制御装置13等
を備える。
遊技者が、球供給皿3内のパチンコ球を1個宛発射装置
4により弾発発射すると、打球はガイドレール7により
遊技部8内に誘導される。遊技部8内に誘導された打球
は、多数の障害釘9に衝突しながら遊技盤面を流下し、
流下する途中で何れかの入賞口又は入賞装置に入る場合
もあり、または惜しくも何れの入賞口又は入賞装置に入
らない場合もあり、後者の場合には遊技部9の最下位置
に開設されたアウト口14からアウト球として遊技盤6の
裏側に排出・回収される。遊技盤面を流下する打球が第
1特定入賞装置11,11又は第2特定入賞装置12に入賞す
ると、各特定入賞装置11,12の流路に臨ませて設けられ
た第1特定入賞検出器15,15、第2特定入賞検出器16が
該打球の入賞を検出し、その検出信号を遊技盤6の裏面
に設けられた制御装置13に送る。制御装置13は、特定入
賞検出器15又は16からの検出信号を受け、後述する変動
入賞装置10の可動部材を打球を全く受け入れない第1の
状態から打球を受け入れ易い第2の状態に変換するため
の制御信号を出す。
図示の実施例では、打球が第1特定入賞装置11に入賞し
て第1特定入賞検出器15が検出信号を出力した時には、
制御装置13がこれに応じて変動入賞装置10に対して、そ
の可動部材を打球を全く受け入れない第1状態から打球
を受け入れ易い第2状態に所定の時間(例えば0.5秒
間)1回だけ変換させる信号を出す。他方、一般的には
周囲部に植設される釘、或いは配設位置関係等により、
前記第1特定入賞装置11よりも打球が入賞し難いように
調整された第2特定入賞装置12に打球が入賞し、第2特
定入賞検出器16が検出信号を出力した時には、制御装置
13はこれに応じて前記所定の時間よりも長い時間例えば
0.8秒間、途中に例えば0.8秒間の時間間隔を置いて連続
2回第1状態から第2状態に変換させる信号を出す。各
特定入賞装置への入賞に基づく変動入賞装置の変換態
様、即ち可動部材の変換回数、変換持続時間等は上述の
ものに限られる訳ではないことは勿論である。
制御装置13の制御のもと、次に詳しく説明する本実施例
の特徴である変動入賞装置10の可動部材が打球を受け入
れ易い第2状態に開成している時に、変動入賞装置10内
に受け入れられた打球が特別入賞口に入りこれが検出さ
れることにより特別遊技態様が発生することになる。
次に、本発明の実施例に係るパチンコ機に用いられる変
動入賞装置10の具体的な構成を説明する。
第2図及び第3図はそれぞれ、本実施例の特徴となる変
動入賞装置10の正面図及び斜視図である。
この変動入賞装置10は、基盤30が遊技盤6に開設された
大型の取付穴にビスを用いて固着されることにより遊技
部8の中央部に可変の入賞領域を提供するものであり、
変動入賞装置10の内部下方には、本実施例の特徴である
複数個の一般入賞口と単一の特別入賞口とが回転体上に
円状に配列され、駆動手段の作動によりこれら複数の入
賞口のうちの何れか1つが装置の正面部分に順次出現す
るように構成された入賞手段34が設けられる。この入賞
手段34の詳細については後述する。入賞手段34の両側部
には、可動部材35a,35bが枢軸36a,36bにより回動自在に
軸支されている。この枢軸36a,36bは基盤30を貫通して
後方まで延びており、後述する電磁ソレノイドを主要構
成部品として持つ電気的駆動源Dに連絡している。基盤
30の上部には、入賞口37が開設されるとともに上面が該
入賞口37への玉誘導板を兼ねる上部包囲壁38が一体成形
される。該包囲壁38の前面には色入れ等の装飾が施され
る装飾プレート39が固着される。上部包囲壁38の両端部
下方には、側部包囲壁40,40が設けられる。該側部包囲
壁40,40は、好ましくは光の拡散面を有した有色又は無
色透明プラスチックス成形部材から成り、変動入賞装置
の内部に設けられる各種電飾装置から発せられる光が装
置の内部だけでなく装置の外部にまで放散されるように
するのが望ましい。可動部材35a,35bは初期状態では第
2図の実線及び第3図に示すように略直立状態(第1状
態)であるが、遊技盤裏側の制御装置13により変動入賞
装置10の後部に配設する後述する電気的駆動源Dが付勢
されると、可動部材35a,35bは枢軸36a,36bを中心として
所定角度左右対称に回動し、第2図に一点鎖線で示すよ
うな開成状態(第2状態)へと変換する。第1状態にあ
る時の可動部材35a,35bは、その情報に位置する上部包
囲壁38及び側部包囲壁40,40と共に、遊技盤面6を流下
してくる打球が変動入賞装置10内に、従って入賞手段34
へ流入することを阻止することになる。一方、電気的駆
動源Dの付勢により可動部材35a,35bが第2状態にある
時は、これが遊技盤面を流下してくる打球を丁度下から
受け止める状態となるため、極めて高い確率で打球が変
動入賞装置10内へ流入することになる。流入したパチン
コ球は入賞手段34の一般入賞口又は特別入賞口の何れか
で、ちょうどその時点で装置の正面に出現している入賞
口に入賞する。
図示実施例の変動入賞装置10は、全体を又は特にその内
部に位置する部分をロボットに模して構成したものであ
り、前述した可動部材35a,35bはロボットの手に相当す
るものであり、その表側にはこれに相応しい模様及び色
入れが行われる。ロボットの顔に相当する部分42及び耳
に相当する部分44は、基盤30の裏側に設けられる箱枠50
内の上部に収納される駆動手段(第4図の参照番号60に
相当)により首振り及び回転できるようになっている。
また、ロボットの任意個所(目、胸等の部分)には、有
色透光板を設けこれを裏側から小型電球で照明したり、
発光ダイオード等の電飾装置を設けて、変動入賞装置10
の変換態様等に応じてこれらを点灯或いは点滅させるこ
とにより装置全体を装飾性の高いものとしている。な
お、ロボットの首等を駆動手段60により駆動する駆動機
構及び電飾装置等は公知のものであり、また本発明の要
旨ではないので詳しい説明は省略する。
次に、第4図及び第5図を参照しながら、変動入賞装置
10の可動部材35a,35bと基盤30、箱枠50の後方に設けら
れる電気的駆動源Dとの連結方法を説明する。第4図は
第3図に示す完成状態の変動入賞装置10から電気的駆動
源Dに加え、前述ロボット駆動用モータ60及び入賞手段
34を駆動するための入賞手段駆動用モータ70を基盤30
(箱枠50)から分離したときの分解斜視図である。ま
た、第5図は電気的駆動源Dを裏側から見たときの斜視
図である。
可動部材35aは、その裏側下部に枢軸36aを軸止し、該枢
軸36aを基盤30に対して回動可能に軸着したもので、基
盤30,箱枠50を通って変動入賞装置10の裏側に突出す
る。支軸36aの軸端には運動変換部材60aが固着され、そ
の他方軸61aは電磁ソレノイド64aのロッド65aに固着さ
れた作動板66aの長孔67aに遊嵌する。電磁ソレノイド64
aが消勢している時には、コイルスプリング68aの伸張力
及び作動板66aに係止されたコイルスプリング69aの引張
力により、電磁ソレノイド64aのロッド65aは作動板66a
の上端部がストッパー63aに当接するところまで引き上
げられて止まっている。この時可動部材35aは略直立状
態に保持され、打球の入賞装置10内への流入を阻止する
ようになっている。
他方、電磁ソレノイド64aが付勢された時には、電磁ソ
レノイド64aのロッド65a及び作動板66aは、前述コイル
スプリング68a,69aに伸張力と引張力に抗して引き下げ
られ、従って作動板66aの長孔67aにその軸61aが遊嵌し
ている運動変換部材aは枢軸36aを中心に反時計廻りに
回動し、応じて可動部材35aは入賞装置10内への打球の
流入を許容するように開く。尚、変動入賞装置10の正面
から見て右側の可動部材35aに関してのみこれまで述べ
たが、これと対をなす左側の可動部材35bについては、
構成が可動部材35aとは左右対称なだけで動作は全く同
じであるので説明を省略する。また、実施例では、左右
一対の可動部材35a,35bに対してそれぞれ別の電磁ソレ
ノイド64a,64bを設ける場合を図示したが、単一の電磁
ソレノイドを共通に設ける構成とすることも可能であ
る。
次に、第6A図及び第6B図を参照しながら入賞手段34の具
体的な構成を説明する。第6A図及び第6B図は、入賞手段
34の主要構造体をそれぞれ斜め上側及び斜め下側から見
たときの分解斜視図である。
図において、番号72は本実施例の変動入賞装置10の最も
大きな特徴となる回転体であって、外周囲部73と内周囲
部74の二重構造からなり、外周囲部73の表面にはシール
の貼着或いは直接的色入れにより、一般入賞口に対応す
る連続した数字表示“01"〜“09"及び特別入賞口に対応
する特別表示“☆”印の計10個の文字表示77が一周に渡
ってなされている。回転体72の底面であって外周囲部73
と内周囲部74との間の部分には、前記文字表示77に対応
する数即ち10個の、直径がパチンコ球100の直径よりも
僅かに大きい球通過孔75が円状に設けられる。また、外
周囲部73の外面最下部には、入賞手段駆動用モータ70
(第4図参照)の駆動軸に固着された歯車71に噛合する
ための歯車76が設けられ、駆動用モータ70の作動により
回転体72は矢印Aの方向に回転する。尚、駆動用モータ
70はパルスモータであって、1パルスによるその駆動軸
の回転量に基づき、回転体72の数字表示“01"〜“09"及
び特別表示“☆”印が丁度1個進むように、即ち駆動用
モータ70に制御装置13から1パルス加えられる毎に回転
体72は丁度36゜(=360゜/10)矢印Aの方向に回転する
ように、駆動用モータ70の回転軸に固着された歯車71と
回転体72の歯車76の各歯数が設定されている。
番号80は下側基板であって、その略中央には上方に向け
て前述回転体72を回転可能に軸着するための軸81が設け
られる。また、軸81の前方で回転体72の球通過孔75に対
応する部分には、円弧状の球導出孔82が設けられる。
番号90は上側基板であって、その裏側略中央には、回転
体72を軸着する下側基板80の軸81を受け入れる軸受部91
が設けられ、また前部中央には、パチンコ球100を通過
させるための切欠部92が設けられる。上側基板90は、下
側基板80の軸81に回転体72を軸着した後、回転体72の前
面側の一部を除きこれを覆うような状態で、下側基板80
の後方に突設されたボス83にビス止めされる。このよう
にして組立てられた上側及び下側基板90,80及び回転体7
2で構成される入賞手段34の主要構造体は、第3図及び
第4図に示されるように、可動部材35a,35bの枢軸36a,3
6b付近から打球の転動面が互いに下方且つ僅かに前方に
傾斜して設けられた球案内板105の端部、即ち球流出口1
10に上側基板90の切欠部92が一致する状態で、基盤30の
後方に位置する箱枠50内に収納される。
尚、球案内板105には、同時若しくは連続して発生した
入賞球が球流出口110のところで停滞(玉詰まり)する
ことを防止する目的で、次のような工夫がなされてい
る。すなわち、第1図に示すように、球流出口110に向
けての左側の球案内板105aの傾斜角度と、右側の球案内
板105の傾斜角度とを僅かに異ならせることにより、球
流出口110のところに段差dが設けられている。図示実
施例の場合には、左側の球案内板105aの傾斜角度が右側
の球案内板105bのそれよりも僅かに大きくその端部には
段差dができるため、両可動部材35a,35bによって同時
に2つの打球が球流出口110のところに導かれてきて
も、この段差dにより左側からきた打球の方が先に球流
出口110から入賞手段34の主要構造体に向けて送り出さ
れるので、同時若しくは連続して発生した入賞球が球流
出口110のところに停滞(玉詰まり)することはない。
次に、再び第6A図及び第6B図を参照しながら、上側基板
90と下側基板80に配設される各種検出手段について説明
する。
本実施例の変動入賞装置10が具備する検出手段は、
(1)入賞装置10の入賞手段34への入賞球の発生そのも
のを検出する入賞球検出器S1と、(2)回転体72の回転
状態及びその位置を検出する回転検出器S2と、(3)回
転体72上の文字表示77のうちの特別表示“☆”印が丁度
装置の真正面に位置している、即ち特別入賞口が出現し
ている状態を検出する特定位置検出器S3の3つであり、
図示する実施例の場合、上記何れの検出器も発光素子と
受光素子とを対向して配設してなる光学式の検出器を採
用している。
先ず、入賞装置10の入賞手段34への入賞球の発生を検出
する入賞球検出器S1について説明する。入賞球検出器S1
は、発光部S1aとこれに数ミリの間隙を持って対向する
受光部S1bとの組合せからなり、ともに下側基板80の裏
側に固着された適当な指示部材84を用いて固定される。
この支持部材84にはまた支持軸85が軸止され、この支持
軸85に揺動部材86が挿入されこれを揺動自在に支持す
る。この揺動部材86の軸と直行する一方側には球導出孔
82に臨む玉受け板87が形成され、また他方側には揺動作
用により前記発光部S1aと受光部S1bとの間の間隙部分を
出入りする遮蔽板88が形成される。揺動部材86は支持軸
85を中心にして遮蔽板88側が玉受け板87側よりも僅かに
重くなるようにバランスされているため、常態では、玉
受け板87は球導出孔82を通って僅かに基板80の上側に突
き出た位置を、また遮蔽板88は発光部S1aと受光部S1bと
の間の間隙部分から抜け出た位置をとる。従って、この
状態では、発光部S1aから常時発せられている光は受光
部S1bに直接受光される。次に、パチンコ球100が上側基
板90の切欠部92の前を通過し、更に回転体72の何れかの
球通過孔75を通過した後玉受け板87上に落下してくる
と、該パチンコ球100は揺動部材86を図面上反時計廻り
に回動し、これに伴い遮蔽板88が発光部S1aと受光部S1b
との間の間隙部分に入り込むことになる。これにより発
光部S1aから発せられ受光部S1bによって受光されていた
光は遮蔽板88の介在により遮断される。玉受け板87上に
落下しこれを押し下げたパチンコ球100は、入賞手段34
の下方に設けられる適当な誘導樋を経て、入賞装置10の
外部へ賞品球排出処理のために排出されることは言うま
でもない。パチンコ球の排出と同時に揺動部材86は自ら
のバランスにより時計廻りに回動し、再び玉受け板87は
球導出口82に臨み、遮蔽板88は発光部受光部間の間隙を
抜け出た状態となる。これに応じて発光部S1aからの光
は再び受光部S1bに受光される最初の状態に戻る。この
ように、入賞手段34への打球の入賞は、入賞球検出器S1
の受光部S1bへの入射光の断続に基づき検出され得るこ
とが理解される。
次に、回転体72の回転状態及びその位置を検出するため
の回転検出器S2の構成について述べる。回転検出器S2
は、下側基板80に上向きに配設される赤外線発光ダイオ
ードの発光部S2aと、上側基板90に下向きに配設される
フォトトランジスタ又はフォトダイオードの受光部S2b
との組合せから成り、発光部S2aから発せられた赤外線
が、回転体72の球通過孔75のそれぞれに対応してその内
側に設けられたスリット79を通過して受光部S2bに受光
される構成となっている。スリット79は、回転体72の外
周囲面上の数字表示“01"〜“09"及び特別表示“☆”印
の各表示が丁度装置の真正面にある時にのみ発光部S2a
からの光が通過でき且つ受光部S2bに受光されるような
位置に設けられているため、発光部S2aから発せられる
光の受光部S2bへの入射状態に基づき回転検出器S2は次
のことを検出できる。すなわち、あるスリット79と隣り
のスリット79との間の壁により受光部S2bへの光の入射
が遮蔽されている状態では、装置の真正面に位置してい
たある文字表示が次の文字表示へ移行するべく回転体72
が回転中であることを、反対に発光部S2aからの光がス
リット79を介して受光部S2bにより受光されている状態
では、前述10個の文字表示のうちの何れかが装置の真正
面に位置して入賞口を提供していることを検出できるの
である。
次に、回転体72上の文字表示77の文字のうちの特別表示
“☆”印が、丁度装置の真正面に位置して特別入賞口を
提供していることを検出するための特定位置検出器S3の
構成を説明する。特定位置検出器S3は、前述入賞球検出
器S1と同様の、発光部S3aとこれに対して数ミリの間隙
を持って対向する受光部S3bとの組合せからなり、回転
体72を真ん中に挟み上側基板90を下側基板80にネジ止め
して入賞手段34の主要構造体を組み立てた時、発光部S3
aと受光部S3bとの間の間隙部分に回転体72の外周囲部73
が入り得るように、ともに上側基板90の下面に位置する
ように設けられる。発光部受光部間の間隙部分に外周囲
部73が介入することにより、発光部S3aから常時発せら
れている光の受光部S3bへの入射は遮断されることにな
るが、外周囲部73には一箇所のみスリット78が設けられ
ており、この位置でのみ発光部S3aからの光が受光部S3b
により受光され得るようになっている。スリット78は、
文字表示77のうち特別表示“☆”印が装置の丁度真正面
に位置したときに発光部S3aと受光部S3bとが対向する部
分に設けられているため、発光部S3aからの光を受光部S
3bが受光したとき、特別表示“☆”が丁度装置の真正面
に位置していることを検出できることになる。なお、特
定位置検出器S3及び前述した回転検出器S2の受光部S2b
はともに、プリント基板93に一旦取付けられた後、それ
ぞれが上側基板90に設けられた開口部を介して基板90の
裏側(下側)に突出するような状態で、プリント基板93
が上側基板90の表面(上側)にネジ止めされることによ
り固定される。
図示実施例の場合、各種検出器S1,S2,S3として全て光学
式の検出器を採用しているが、この光学式検出器の全て
を或いはその一部の検出器を、例えばマイクロスイッチ
を利用した機械的な検出器、あるいは近接スイッチ等の
磁気検出器に置き換え得ることは勿論である。
本実施例による変動入賞装置10は以上のように構成され
ており、その電気的駆動源D(電磁ソレノイド64a,64
b)、入賞手段34の駆動用モータ70及び各検出器S1,S2,S
3は、第1,第2特定入賞装置11,12に関連する第1,第2特
定入賞検出器15,16が接続された制御装置13に対して、
第7図に示すように接続されている。制御装置13は記述
の通り、特定入賞装置11,12への打球の入賞に基づく変
動入賞装置10のゲームの開始、及びゲーム結果に基づく
変動入賞装置10の変動動作の制御に関与するものであ
り、第1図に示される如く遊技盤6の裏側に配設され
る。
制御装置13は、マイクロプロセッサ(中央演算装置)13
1と、メモリ(記憶装置)132と、インターフェース(入
出力信号処理装置)133とから主に構成されている。な
お、制御装置13は、論理回路素子を中心にしたディスク
リート構成とすることもできるが、チップ交換による各
種遊技制御態様への対応のし易さ及び量産に適すること
等の理由により、以下に詳細な説明を行うマイクロプロ
セッサ構成による方が好ましいと言える。制御装置13の
インターフェース133には、第1特定入賞装置11,11及び
第2特定入賞装置12への打球の入賞に伴う第1特定入賞
検出器15,15及び第2特定入賞検出器16からの入賞検出
信号が入力されると共に、変動入賞装置10内の入賞球検
出器S1,回転検出器S2及び特定位置検出器S3からの検出
信号が入力される。また、インターフェース133から
は、変動入賞装置10の入賞手段34に関係する入賞手段駆
動用モータ70の作動を制御するための信号と、可動部材
35a,35bに関係する電気的駆動源Dの作動を制御するた
めの信号が出力される。インターフェース133からはこ
れらの信号の他さらに、変動入賞装置10の内外に設けら
れる各種電飾装置への点灯制御信号や、図示実施例の場
合には、ロボットの顔42及び耳44に関連してそれらの首
振り及び回転動作を制御するための信号も出力される。
以下、制御装置13による変動入賞装置10の制御態様の一
例を説明する。
パチンコ機1への電源投入と同時に、変動入賞装置10の
入賞手段駆動用モータ70は、制御装置13のインターフェ
ース133から連続的に送られてくるパルスを受けて回転
を開始する。これに応じて、周囲面上に文字表示77を有
する回転体72は、一方向即ち第6図に矢印Aで示す方向
に回転し、装置の真正面に位置する表示文字が“☆”、
“01"〜“09"の順序で循環しながら次から次へと常時変
化し、特定入賞装置11又は12への打球の入賞を待つ入賞
待機状態となる。既述の通り、文字表示77のうち数字表
示“01"〜“09"が一般入賞口に、特別表示“☆”が特別
入賞口にそれぞれ対応するものである。この入賞待機状
態では、可動部材35a,35bは略直立の閉成状態となるよ
う制御されるため、上記各文字表示に対応する入賞口に
打球が入賞する可能性は全く無い。なお、回転体72の回
転速度は、インターフェース133が連続して発する間歇
パルスのパルス間隔を変化させることにより調整するこ
とができる。
上記の入賞待機状態で、特定入賞装置11又は12に打球が
入賞し、これが特定入賞検出器15又は16により検出さ
れ、その検出信号が制御装置13のインターフェース133
に入力されると、インターフェース133から変動入賞装
置10の電気的駆動源Dに対して駆動信号が送出される。
電気的駆動源Dはこの駆動信号に応じて可動部材35a,35
bを一回又は二回ごく短時間打球を受け入れ易い状態に
開成する。図示実施例の場合、第1特定入賞装置11に入
賞した時には可動部材が一回、第2特定入賞装置12に入
賞した時には二回それぞれ開成される。可動部材35a,35
bが開成している短時間のうちに打球が可動部材間に即
ち入賞装置10内に入ると、その打球は球案内板105を経
て球流出口110に到達し、回転状態にある回転体72の文
字表示77のうちちょうどその時点で装置の真正面に位置
している数字表示“01"〜“09"又は特別表示“☆”に対
応する何れか1つの入賞口に入賞することになる。可動
部材35a,35bが開成している時打球が連続して可動部材
間に入ってきた場合には、回転体72の回転により次から
次へと装置の真正面の位置に出現してくる入賞口に一個
宛順次入賞することになる。特定入賞装置11,12への入
賞から、該入賞に基づく可動部材の開閉動作中に変動入
賞装置10内に打球が入り、その打球が文字表示77に対応
する何れかの入賞口に入賞するまでの過程が、本願のパ
チンコ機に於いて10分の1の確率で特別遊技態様の発生
の可能性を有する所謂『ゲーム』である。可動部材がご
く短時間開成している間には打球が変動入賞装置10内に
入らないことで『ゲーム』が終了してしまう場合も多い
が、以下では、この場合を除いた、数字表示“01"〜“0
9"に対応する一般入賞口に打球が入賞してゲームを終了
した場合と、特別表示“☆”に対応する特別入賞口に入
賞してゲームを終了した場合とに分けて説明する。
先ず、数字表示“01"〜“09"に対応する何れかの一般入
賞口に打球が入賞してゲームを終了した場合、その打球
は入賞球検出器S1により検出され、その検出信号がイン
ターフェース133に送られる。この検出信号に基づいて
は、制御装置13(インターフェース133)から変動入賞
装置10の内外に設けられる電飾装置に対して点灯制御信
号が出力されるのみであり、入賞手段駆動用モータ70及
び電気的駆動源Dに対しては特別な制御信号が送出され
ないため、回転体72は打球が入賞する前と同様に回転運
動を継続し、また可動部材35a,35bもこの入賞に伴って
更に開成されることはなく、最初に述べた入賞待機状態
に直ちに復帰する。なお、一般入賞口に入賞した打球に
基づき、通常の賞品球(例えば11個又は13個)が賞品球
処理排出装置から遊技客に払い出されることは言うまで
もない。
次に、打球が特別表示“☆”印に対応する特別入賞口に
入賞してゲームを終了した場合を説明する。この場合、
打球の入賞に基づく入賞球検出器S1からの検出信号の他
に、打球の入賞が装置の真正面に位置している特別表示
“☆”に対応する特別入賞口に発生したことを検出する
特定位置検出器S3からの検出信号が同時にインターフェ
ース133に入力されることになる。制御装置13のメモリ1
32には、入賞球検出器S1からの検出信号と、特定位置検
出器S3からの検出信号とが同時にインターフェース133
に入力された時に限り特別遊技態様が発生するようにプ
ログラムされている。制御装置13は、この特別遊技態様
の発生により、電気的駆動源D及び入賞手段駆動用モー
タ70を次のように制御する。すなわち、制御装置13は、
特別遊技態様の発生と同時にインターフェース133から
入賞手段駆動用モータ70に向けてのパルスの送出を断
ち、回転体72の回転運動を一旦中断させる。したがっ
て、この停止時に装置の真正面に位置している文字表示
77の表示文字は特別表示“☆”である。次に制御装置13
は、内部に有するメモリ132内のROM(読み出し専用メモ
リ)に予め記憶させておいた乱数データテーブルからあ
る一つの数値を読み出し、この読み出した数値に基づ
き、インターフェース133から入賞手段駆動用モータ70
へ向けて、パルス数『1』から『9』に相当する9種類
のパルス数のうちから何れか1種類のパルス数を送出す
る。説明のためにここ以下では、インターフェース133
から駆動モータ70に向けてパルス数『3』(3個のパル
スに相当)が送出されたと仮定すると、回転体72は、特
別表示“☆”が特定位置検出器S3で検出された位置を基
準にして、その位置から3個のパルスに相当する分だけ
回転する。即ち、回転体72上の文字表示77の数字表示が
“03"となるまで回転しこの位置になったところで再び
停止する。数字表示“03"が装置の真正面に位置してい
ることの確認は、特定位置検出器S3により特別表示
“☆”が真正面に位置していることが検出された位置以
後丁度3個目の位置検出信号が、回転位置検出器S2から
制御装置13のインターフェース133に入力されることに
より行われる。入賞手段駆動用モータ70の停止と同時
に、制御装置13のインターフェース133からは、電気的
駆動源Dに向けてその電磁ソレノイド64a,64bを例えば
0.8秒間隔で18回駆動するための駆動信号が送出され
る。これに応じて可動部材35a,35bは連続18回開閉動作
を繰り返し、その間に入賞装置10内に入ってきた打球
は、入賞する毎に入賞球検出器S1により検出され、その
検出信号がインターフェース133に送られる。また、イ
ンターフェース133からは入賞球検出器S1から検出信号
を受ける毎に入賞手段駆動用モータ70に向けて駆動用パ
ルスを1パルス送出する。これにより、数字表示“03"
から始まった数字表示は、入賞ある毎に順次“04"、“0
5"………と増加し、連続18回の可動部材の開閉動作の間
に7個目の入賞があった時に再び特別入賞口に対応する
特別表示“☆”印の位置に戻る。これにより、特別遊技
態様の1回目の遊技サイクルを終了することになる。こ
こで注目すべきことは、制御装置13が乱数データテーブ
ルから読み出した数値に基づき、回転体72が回転し再び
停止した位置から特別表示“☆”までの表示文字数が特
別遊技態様のある遊技サイクルでの最大入賞球数として
決定されること、即ち乱数データテーブルの読み出し値
に基づいて数字表示“03"から始まった上記の場合、特
別遊技態様の1回目の遊技サイクルでの最大入賞球数が
7個と決定されたことである。
7個目の打球の入賞により再び現れた特別表示“☆”印
は次の入賞があるまで停止している状態であり、しかも
可動部材は通常連続18回の開閉動作を繰り返している最
中であるため、更に次の打球がこの特別表示“☆”に対
応する特別入賞口に入る可能性は極めて高く、特別遊技
態様の2回目のサイクルの発生は極めて容易な状態であ
ると言える。上記のように本発明においては、従来特別
入賞口への入賞確率が単なる流入球の偶然性によっての
み決定されていたのに対して、遊技者と遊技店との利益
のバランスを考慮した最大入賞球数10個の範囲内におい
て不規則に小個数を変化させることにより、利益のバラ
ンスを図りながらサイクルの更新を容易にしたものであ
る。なお、途中遊技者による弾発操作の中断が長かった
り或いは遊技技術の未熟等により連続18回の可動部材の
開閉動作の間に6個以下の打球の入賞しかなくて特別表
示“☆”の位置に再度到達しなかった場合、或いは、7
個目打球の入賞により特別表示“☆”には達したがその
状態で更に次の入賞、即ち8個目の入賞が無かった場合
には、特別遊技態様はこの時点即ち1回目のサイクルを
終えた時点で終了し、可動部材が閉成状態のもとで回転
体72が継続的回転をする前述の入賞待機状態に直ちに復
帰することになる。
上記特別遊技態様の最初の1サイクルが終了し特別表示
“☆”に戻って回転体72が停止している状態で次の打球
即ち8個目の打球が入賞することにより、インターフェ
ース133には再び入賞球検出器S1からの検出信号と特定
位置検出器S3からの検出信号とが同時に入力され、特別
遊技態様の2回目のサイクルが開始される。すなわち、
制御装置13は、メモリ132内のROMに記憶された乱数デー
タテーブルから再び任意の数値を読み出し、この数値に
基づくパルス数『1』から『9』までの何れかの数に相
当するパルス数を入賞手段駆動用モータ70に送出する。
回転体72はそのパルス数に応じて回転し、再停止した時
の表示文字から特別表示“☆”までの文字数が、前述1
回目の最大入賞球数とは全く無関係に2回目の遊技サイ
クルでの最大入賞球数として決定される。つまり、各サ
イクルでの最大入賞球数は、制御装置13のメモリ132内
のROMに記憶された乱数データテーブルから読み出され
る数値に基づき各サイクルで毎回不規則に決定されるの
である。最大入賞球数が決定された以後の2回目のサイ
クルでの動作は、前述1回目のサイクルの時と同じであ
りその説明は省略する。そして、特別遊技態様の3回目
以降のサイクルは、前サイクルでの入賞個数がそのサイ
クルでの最大入賞球数に達することにより特別表示
“☆”が再出現し、更にこれに次の打球の入賞がある限
り継続することになる。
なお、ロボットの顔42及び耳44の首振り及び回転運動を
行う駆動用モータ60及び各種電飾装置は、特別遊技態様
の発生と同時にそしてそれに伴う各遊技サイクルの切れ
目毎に短い中断時間を置いてインターフェース133から
制御信号を受けて作動及び点灯或いは点滅し、遊技者の
注意を喚起すると共にパチンコ機の遊技盤面を華やかに
する役目をする。
なお、本実施例のパチンコ機でも、特別遊技態様の発生
に伴う遊技サイクルが無限に継続し、遊技客に払い出さ
れる賞品球が極端に多くなることを制限する目的で、従
来のパチンコ機と同様に、特別遊技態様のサイクル発生
回数を例えば最大8回迄というように制限することが可
能なことは言うまでもない。
また、実施例として、一対の可動部材を対向状に配設し
これを打球を受け入れない第1状態と打球を受け入れ易
い第2状態とに変換させる形式のものを図示し説明して
きたが、可動部材の形式はこれに限定されることなく、
例えばスライド方式或いはアタッカー方式の可動部材で
あっても構わない。
〔発明の効果〕
以上詳述したように、本発明によるパチンコ機によれ
ば、特別入賞口への入賞に基づき遊技者にとって極めて
有利な状態として与えられ複数のサイクルからなる特別
遊技態様の、従来固定的であった1サイクルでの最大入
賞可能球数が、各サイクル毎にその始めの時点で毎回不
規則且つ可変な値に設定し直されるため、特別遊技態様
が一旦発生した後も、従来のように最大入賞可能球数が
固定的に定まった遊技サイクルの単なる繰り返しとはな
らず、各サイクル毎に異なる遊技条件が与えられること
による遊技者の期待感を喚起できる。
また、各サイクルにおいてその都度決定された最大入賞
可能球数は、遊技者にとってそのサイクルで言わば入賞
が保証されたことにも相当するため、従来のように早い
時期での特別入賞口への入賞により次のサイクルへ移行
することを懸念することなく、遊技者は次のサイクルの
開始まで安心して遊技を楽しむことができる。
更には、変動入賞装置の回転体は、常時回転するのでは
なく、特別遊技態様発生中は選択的に出現している入賞
口へ入賞がある毎に次の入賞口へと移動して停止するた
め、遊技盤面において入賞装置の変化に富んだ動きを楽
しむことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明によるパチンコ機の概略正面図、第2図
は本発明によるパチンコ機の変動入賞装置の正面図、第
3図は本発明によるパチンコ機の変動入賞装置の斜視
図、第4図は変動入賞装置の一部分解斜視図、第5図は
変動入賞装置の電気的駆動源を裏側から見た時の斜視
図、第6A図及び第6B図は変動入賞装置の入賞手段の主要
構造体をそれぞれ斜め上側及び斜め下側から見た時の分
解斜視図、そして第7図は制御装置と特定入賞装置及び
変動入賞装置との接続関係の詳細を示す図である。 図において、 1……パチンコ機、3……球供給皿、 4……打球発射装置、6……遊技盤、 8……遊技部、10……変動入賞装置、 11……第1特定入賞装置、 12……第2特定入賞装置、 13……制御装置、 15……第1特定入賞検出器、 16……第2特定入賞検出器、 30……基盤、34……入賞手段、 35a,35b……可動部材、 36a,36b……回動軸、 D……電気的駆動源、60a……運動変換部材、 64a,64b……電磁ソレノイド、 70……入賞手段駆動用モータ、 72……回転体、73……外周囲部、 74……内周囲部、77……文字表示部、 78、79……スリット、80……下側基板、 86……揺動部材、90……上側基板、 100……パチンコ球、 S1(a,b)……入賞球検出器、 S2(a,b)……回転検出器、 S3(a,b)……特定位置検出器、 131……マイクロプロセッサ(中央演算装置)、 132……メモリ(記憶装置)、 133……インターフェース(入出力信号処理装置)。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】遊技部内に設けられた特定入賞装置への入
    賞に基づきある種の確率で大量の賞品球が遊技客に排出
    される複数のサイクルからなる特別遊技態様を発生し得
    るパチンコ機であって、該パチンコ機は、 基盤の表面に軸着された可動部材と、該可動部材に連絡
    し遊技者にとって不利な第1状態と遊技者にとって有利
    な第2状態とに変換する電気的駆動源と、前記可動部材
    が受け入れた打球を入賞させる複数個の一般入賞口と単
    一の特別入賞口とが回転体上に円状に配列された回転入
    賞手段と、前記入賞口のうちの何れか一つを順次出現さ
    せるべく駆動する回転駆動手段とを有する変動入賞装置
    と、 前記可動部材が受け入れた打球が前記回転入賞手段の特
    別入賞口に入賞することに応じて前記特別遊技態様が発
    生したとき、乱数データテーブルからの読出値に基づき
    前記複数個の一般入賞口から前記読出値に対応した何れ
    か一つの一般入賞口を選択的に出現させると共に、前記
    回転入賞手段に打球が入賞する毎に入賞口を移動させて
    回転駆動を一旦停止させるべく前記回転駆動手段を制御
    する制御手段と、を具備することにより、 前記乱数データテーブルからの読出値に基づき出現した
    前記一般入賞口から打球が入賞する毎に順次回転駆動さ
    れて前記特別入賞口に至るまでの入賞口の数で規定され
    るそのサイクルでの打球の最大入賞可能球数が各サイク
    ル毎に乱数的に異なることを特徴とするパチンコ機。
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