JPH0796432B2 - リニアモータ駆動エレベータ - Google Patents
リニアモータ駆動エレベータInfo
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- JPH0796432B2 JPH0796432B2 JP1134111A JP13411189A JPH0796432B2 JP H0796432 B2 JPH0796432 B2 JP H0796432B2 JP 1134111 A JP1134111 A JP 1134111A JP 13411189 A JP13411189 A JP 13411189A JP H0796432 B2 JPH0796432 B2 JP H0796432B2
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- Types And Forms Of Lifts (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はリニアモータにより昇降移動するロープ式エレ
ベータのブレーキ装置に関するものである。
ベータのブレーキ装置に関するものである。
第8図〜第10図(a),(b)は従来のトラクション式
エレベータ装置を示すもので、図中、(1)は図示しな
い建物の内部に設けられたエレベータ昇降路、(2)は
この昇降路(1)の上部に設けられた機械室で、この機
械室(2)の床には、第8図に示す如く、複数の貫通孔
(2a)が穿設されている。
エレベータ装置を示すもので、図中、(1)は図示しな
い建物の内部に設けられたエレベータ昇降路、(2)は
この昇降路(1)の上部に設けられた機械室で、この機
械室(2)の床には、第8図に示す如く、複数の貫通孔
(2a)が穿設されている。
(3)はこの機械室(2)に回動自在に配設された大小
の複数の綱車で、この複数の綱車(3)の周面には、第
10図に示す様に、特殊な断面V字状のV形溝(3a)又は
断面漏斗状のアンダーカット溝(3b)が並列に複数刻設
されており、このV形溝(3a)、又はアンダーカット溝
(3b)は、綱車(3)と後述する主索(4)の間に適正
な摩擦を確保する作用を営む。
の複数の綱車で、この複数の綱車(3)の周面には、第
10図に示す様に、特殊な断面V字状のV形溝(3a)又は
断面漏斗状のアンダーカット溝(3b)が並列に複数刻設
されており、このV形溝(3a)、又はアンダーカット溝
(3b)は、綱車(3)と後述する主索(4)の間に適正
な摩擦を確保する作用を営む。
(4)はこの綱車(3)のV形溝(3a)又はアンダーカ
ット溝(3b)に巻回された主索で、この主索(4)は上
記貫通孔(2a)をそれぞれ貫通して昇降路(1)内に配
されている。(5)はこの主索(4)の一端に張着され
たエレベータかご、(6)は該主索(4)の他端に吊着
された釣り合い錘(カウンターウェイト)である。
ット溝(3b)に巻回された主索で、この主索(4)は上
記貫通孔(2a)をそれぞれ貫通して昇降路(1)内に配
されている。(5)はこの主索(4)の一端に張着され
たエレベータかご、(6)は該主索(4)の他端に吊着
された釣り合い錘(カウンターウェイト)である。
(7)は上記機械室(2)に配置された通常の回転式モ
ータで、このモータ(7)の出力軸は、第9図に示す如
く、大径の綱車(3)の中心に取着されており、該モー
タ(7)の駆動に基づき綱車(3)が回転してエレベー
タかご(5)を昇降移動させるようになっている。
ータで、このモータ(7)の出力軸は、第9図に示す如
く、大径の綱車(3)の中心に取着されており、該モー
タ(7)の駆動に基づき綱車(3)が回転してエレベー
タかご(5)を昇降移動させるようになっている。
(8)はこのモータ(7)と綱車(3)の間に介在配置
されたブレーキホイールで、このブレーキホイール
(8)は、第8図に示す様に、綱車(3)及びモータ
(7)と同軸に位置する様に配されている。(9)はこ
のブレーキホイール(8)の周面に対向して配設された
湾曲形状のブレーキシュー、そして(10)はこのブレー
キシュー(9)を移動させるアクチュエータ(原動機)
で、このアクチュエータ(10)の駆動に基づき、ブレー
キシュー(9)がブレーキホイール(8)に圧接又は離
隔されることにより綱車(3)が停止又は回転するよう
になっている(第8図参照)。
されたブレーキホイールで、このブレーキホイール
(8)は、第8図に示す様に、綱車(3)及びモータ
(7)と同軸に位置する様に配されている。(9)はこ
のブレーキホイール(8)の周面に対向して配設された
湾曲形状のブレーキシュー、そして(10)はこのブレー
キシュー(9)を移動させるアクチュエータ(原動機)
で、このアクチュエータ(10)の駆動に基づき、ブレー
キシュー(9)がブレーキホイール(8)に圧接又は離
隔されることにより綱車(3)が停止又は回転するよう
になっている(第8図参照)。
従って、通電されたモータ(7)の駆動に基づき綱車
(3)が回転し、主索(4)が上記V形溝(3a)若しく
はアンダーカット溝(3b)との間の摩擦で綱車(3)の
回転方向に送り出されてエレベータかご(5)を上昇又
は下降させる。
(3)が回転し、主索(4)が上記V形溝(3a)若しく
はアンダーカット溝(3b)との間の摩擦で綱車(3)の
回転方向に送り出されてエレベータかご(5)を上昇又
は下降させる。
そして、エレベータかご(5)が目的の階に近づくと、
モータ(7)の停止に基づくアクチュエータ(10)の駆
動によりブレーキシュー(9)がブレーキホイール
(8)に圧接されて綱車(3)を停止させ、主索(4)
がV形溝(3a)又はアンダーカット溝(3b)との間の摩
擦で停止してエレベータかご(5)を目的の階で停止さ
せる。
モータ(7)の停止に基づくアクチュエータ(10)の駆
動によりブレーキシュー(9)がブレーキホイール
(8)に圧接されて綱車(3)を停止させ、主索(4)
がV形溝(3a)又はアンダーカット溝(3b)との間の摩
擦で停止してエレベータかご(5)を目的の階で停止さ
せる。
然して、この種のタイプのエレベータにおいては、綱車
(3)と主索(4)の間の摩擦が重要な作用を営むの
で、綱車(3)には上述した特殊形状のV形溝(3a)又
はアンダーカット溝(3b)を刻設して綱車(3)と主索
(4)の間に滑りが生じることがないように構成されて
いた。
(3)と主索(4)の間の摩擦が重要な作用を営むの
で、綱車(3)には上述した特殊形状のV形溝(3a)又
はアンダーカット溝(3b)を刻設して綱車(3)と主索
(4)の間に滑りが生じることがないように構成されて
いた。
しかしながら、綱車(3)の周面にV形溝(3a)又はア
ンダーカット溝(3b)を刻設すると、摩擦力を確保する
ことはできるが、主索(4)がこの細いV形溝(3a)又
はアンダーカット溝(3b)に食い込んで寿命が極めて短
くなってしまうという問題点があった。
ンダーカット溝(3b)を刻設すると、摩擦力を確保する
ことはできるが、主索(4)がこの細いV形溝(3a)又
はアンダーカット溝(3b)に食い込んで寿命が極めて短
くなってしまうという問題点があった。
そこで、従来にあっては、第11図及び第12図に示す如
く、モータ(7)の代わりにリニアモータを使用して上
記弊害を是正せんとしていた。第11図は従来のリニアモ
ータ式エレベータを示す図、第12図はリニアモータ式エ
レベータの運転特性図である。
く、モータ(7)の代わりにリニアモータを使用して上
記弊害を是正せんとしていた。第11図は従来のリニアモ
ータ式エレベータを示す図、第12図はリニアモータ式エ
レベータの運転特性図である。
図中、(11)は建物内の昇降路(1)の側壁に取付け部
材を介して垂設されたリニアモータの一次巻線(固定
部)で、この一次巻線(11)と上記釣り合い錘(6)と
が相俟ってリニアモータを構成し、一次巻線(11)に電
流が通電されて励磁されることにより、釣り合い錘
(6)が上昇してエレベータかご(5)を下降させるよ
うになっている。而して、釣り合い錘(6)は、カウン
ターウェイトとしての機能の他にリニアモータの二次導
線(可動部)としての機能を具備する。
材を介して垂設されたリニアモータの一次巻線(固定
部)で、この一次巻線(11)と上記釣り合い錘(6)と
が相俟ってリニアモータを構成し、一次巻線(11)に電
流が通電されて励磁されることにより、釣り合い錘
(6)が上昇してエレベータかご(5)を下降させるよ
うになっている。而して、釣り合い錘(6)は、カウン
ターウェイトとしての機能の他にリニアモータの二次導
線(可動部)としての機能を具備する。
一方、第12図における(a)はブレーキ解放点、又は加
速開始点、(b)は定格速度到達点、(c)は減速開始
点、(d)はブレーキ締結点、そして(e)はシステム
停止点である。その他の部分については第8図〜第10図
(a),(b)に示したものと同一である。
速開始点、(b)は定格速度到達点、(c)は減速開始
点、(d)はブレーキ締結点、そして(e)はシステム
停止点である。その他の部分については第8図〜第10図
(a),(b)に示したものと同一である。
従って、エレベータかご(5)を下降させるには、第12
図の(a)点でブレーキシュー(9)を開放するととも
に、一次巻線(11)に通電して下から上への移動磁界を
発生させ、釣り合い錘(6)を上昇させる。すると、主
索(4)が綱車(3)を介してエレベータかご側に送り
出されてエレベータかご(5)を下降させる。尚、この
際、綱車(3)と主索(4)の間には上記摩擦は全く関
与していない。
図の(a)点でブレーキシュー(9)を開放するととも
に、一次巻線(11)に通電して下から上への移動磁界を
発生させ、釣り合い錘(6)を上昇させる。すると、主
索(4)が綱車(3)を介してエレベータかご側に送り
出されてエレベータかご(5)を下降させる。尚、この
際、綱車(3)と主索(4)の間には上記摩擦は全く関
与していない。
そして、エレベータかご(5)が目的の階に近づくと、
第12図の(c)点で一次巻線(11)への通電を停止して
エレベータかご(5)及び釣り合い錘(6)を減速させ
始めるが、この減速より僅かに後(d)の点でアクチュ
エータ(10)を駆動させてエレベータかご(5)及び釣
り合い錘(6)を停止させる。この際の制動は、ブレー
キシュー(9)をブレーキホイール(8)に圧接してこ
れに綱車(3)を停止させ、停止状態を保持するもので
あり、摩擦力を利用している。
第12図の(c)点で一次巻線(11)への通電を停止して
エレベータかご(5)及び釣り合い錘(6)を減速させ
始めるが、この減速より僅かに後(d)の点でアクチュ
エータ(10)を駆動させてエレベータかご(5)及び釣
り合い錘(6)を停止させる。この際の制動は、ブレー
キシュー(9)をブレーキホイール(8)に圧接してこ
れに綱車(3)を停止させ、停止状態を保持するもので
あり、摩擦力を利用している。
以上のような従来のリニアモータ式エレベータは、確か
にエレベータかご(5)の昇降の際の摩擦を排除するこ
とができるものの、停止及び保持のために摩擦力を必要
としているので、綱車(3)にV形溝(3a)又はアンダ
ーカット溝(3b)を刻設せざるを得なかった。
にエレベータかご(5)の昇降の際の摩擦を排除するこ
とができるものの、停止及び保持のために摩擦力を必要
としているので、綱車(3)にV形溝(3a)又はアンダ
ーカット溝(3b)を刻設せざるを得なかった。
尚、この種の先行技術文献として、特開昭57−121568
号、特公昭62−38272号、実開昭54−139461号公報等が
ある。
号、特公昭62−38272号、実開昭54−139461号公報等が
ある。
従来のリニアモータ式エレベータは以上のように構成さ
れ、エレベータかご(5)及び釣り合い錘(6)の停止
とその保持のためには、摩擦力を必要不可欠としていた
ので、綱車(3)の周面に特殊なV形溝(3a)又はアン
ダーカット溝(3b)を刻設せざるを得ず、主索(4)の
寿命が極めて短くなってしまうという問題点があった。
れ、エレベータかご(5)及び釣り合い錘(6)の停止
とその保持のためには、摩擦力を必要不可欠としていた
ので、綱車(3)の周面に特殊なV形溝(3a)又はアン
ダーカット溝(3b)を刻設せざるを得ず、主索(4)の
寿命が極めて短くなってしまうという問題点があった。
本発明は叙上の点に鑑みなされたもので、V形溝又はア
ンダーカット溝を省略して主索を長期に亘って使用する
ことのできるリニアモータ駆動エレベータを提供するこ
とを目的としている。
ンダーカット溝を省略して主索を長期に亘って使用する
ことのできるリニアモータ駆動エレベータを提供するこ
とを目的としている。
〔課題を解決するための手段〕 本発明においては上述の目的を達成するため、エレベー
タ昇降路の上部に配設された回動自在の綱車と、この綱
車に巻回されてエレベータ昇降路内に配された主索と、
この主索の一端に接続されたエレベータかごと、該主索
の他端に接続された釣り合い錘と、この釣り合い錘又は
エレベータかごに対向配置され励磁されることによりエ
レベータかごを昇降移動させるリニアモータの一次巻線
と、このリニアモータの一次巻線の消磁により停止した
主索を挾持して保持する制動機構とからリニアモータ駆
動エレベータを構成したことを特徴としている。
タ昇降路の上部に配設された回動自在の綱車と、この綱
車に巻回されてエレベータ昇降路内に配された主索と、
この主索の一端に接続されたエレベータかごと、該主索
の他端に接続された釣り合い錘と、この釣り合い錘又は
エレベータかごに対向配置され励磁されることによりエ
レベータかごを昇降移動させるリニアモータの一次巻線
と、このリニアモータの一次巻線の消磁により停止した
主索を挾持して保持する制動機構とからリニアモータ駆
動エレベータを構成したことを特徴としている。
本発明によれば、エレベータ昇降路の上部に配設された
回動自在の綱車と、この綱車に巻回されてエレベータ昇
降路内に配された主索と、この主索の一端に接続された
エレベータかごと、該主索の他端に接続された釣り合い
錘と、この釣り合い錘又はエレベータかごに対向配置さ
れ励磁されることによりエレベータかごを昇降移動させ
るリニアモータの一次巻線と、このリニアモータの一次
巻線の消磁により停止した主索を挾持して保持する制動
機構とからリニアモータ駆動エレベータを構成している
ので、V形溝又はアンダーカット溝を省略して主索を長
期に亘り使用することができる。
回動自在の綱車と、この綱車に巻回されてエレベータ昇
降路内に配された主索と、この主索の一端に接続された
エレベータかごと、該主索の他端に接続された釣り合い
錘と、この釣り合い錘又はエレベータかごに対向配置さ
れ励磁されることによりエレベータかごを昇降移動させ
るリニアモータの一次巻線と、このリニアモータの一次
巻線の消磁により停止した主索を挾持して保持する制動
機構とからリニアモータ駆動エレベータを構成している
ので、V形溝又はアンダーカット溝を省略して主索を長
期に亘り使用することができる。
以下、第1図〜第4図に示す一実施例に基づき本発明を
詳述すると、図中、(3)は機械室(2)に回動自在に
配設された大小の複数の綱車で、この綱車(3)は、通
常の半円状の鋼溝を有するものの、従来例とは異なり特
殊形状のV形溝(3a)又はアンダーカット溝(3b)を有
していない。
詳述すると、図中、(3)は機械室(2)に回動自在に
配設された大小の複数の綱車で、この綱車(3)は、通
常の半円状の鋼溝を有するものの、従来例とは異なり特
殊形状のV形溝(3a)又はアンダーカット溝(3b)を有
していない。
(12)は機械室(2)に配設された本発明に係る制動機
構で、この制動機構(12)は、第1図〜第3図に示す如
く、大径の綱車(3)に巻回された主索(4)を挾持す
る板状の一対のブレーキシュー(12a),(12b)と、こ
の一対のブレーキシュー(12a),(12b)の対向面にそ
れぞれ取着されたブレーキライニング(12c)とから構
成されている。そして(13)は往復動可能なロッドから
なるアクチュエータで、このアクチュエータ(13)の一
端は上記一対のブレーキシュー(12a),(12b)の一方
(12a)に取着されており、このアクチュエータ(13)
の駆動に基づき可動のブレーキシュー(12a)が固定の
ブレーキシュー(12b)に主索(4)を介して重合して
これを挾持するようになっている。その他の部分につい
ては従来例と同一である。
構で、この制動機構(12)は、第1図〜第3図に示す如
く、大径の綱車(3)に巻回された主索(4)を挾持す
る板状の一対のブレーキシュー(12a),(12b)と、こ
の一対のブレーキシュー(12a),(12b)の対向面にそ
れぞれ取着されたブレーキライニング(12c)とから構
成されている。そして(13)は往復動可能なロッドから
なるアクチュエータで、このアクチュエータ(13)の一
端は上記一対のブレーキシュー(12a),(12b)の一方
(12a)に取着されており、このアクチュエータ(13)
の駆動に基づき可動のブレーキシュー(12a)が固定の
ブレーキシュー(12b)に主索(4)を介して重合して
これを挾持するようになっている。その他の部分につい
ては従来例と同一である。
従って、エレベータかご(5)を下降させるには、第4
図の(a)点でブレーキシュー(12a),(12b)を開放
するとともに、一次巻線(11)に通電して下から上への
移動磁界を発生させ、釣り合い錘(6)を上昇させる。
すると、主索(4)が綱車(3)を介してエレベータか
ご側に送り出されてエレベータかご(5)を下降させ
る。この際、綱車(3)と主索(4)の間には従来例と
同様に摩擦は全く発生しない。
図の(a)点でブレーキシュー(12a),(12b)を開放
するとともに、一次巻線(11)に通電して下から上への
移動磁界を発生させ、釣り合い錘(6)を上昇させる。
すると、主索(4)が綱車(3)を介してエレベータか
ご側に送り出されてエレベータかご(5)を下降させ
る。この際、綱車(3)と主索(4)の間には従来例と
同様に摩擦は全く発生しない。
次いで、エレベータかご(5)が目的の階に近づくと、
第4図の(c)点で一次巻線(11)への通電を制御しつ
つ減少させ始め、エレベータかご(5)及び釣り合い錘
(6)の移動を減速させ始める。而して、エレベータか
ご(5)が目的の階に近接すると、停止目的位置でエレ
ベータかご(5)が停止する様に電流を制御してエレベ
ータかご(5)を停止させる。この際にも綱車(3)と
主索(4)の間には摩擦は全く関与していない。そし
て、エレベータかご(5)の停止と同期させてアクチュ
エータ(13)を駆動させ、一対のブレーキシュー(12
a),(12b)に、完全に停止した主索(4)を挾持させ
て停止状態を維持させる。
第4図の(c)点で一次巻線(11)への通電を制御しつ
つ減少させ始め、エレベータかご(5)及び釣り合い錘
(6)の移動を減速させ始める。而して、エレベータか
ご(5)が目的の階に近接すると、停止目的位置でエレ
ベータかご(5)が停止する様に電流を制御してエレベ
ータかご(5)を停止させる。この際にも綱車(3)と
主索(4)の間には摩擦は全く関与していない。そし
て、エレベータかご(5)の停止と同期させてアクチュ
エータ(13)を駆動させ、一対のブレーキシュー(12
a),(12b)に、完全に停止した主索(4)を挾持させ
て停止状態を維持させる。
以上の動作において、ブレーキシュー(12a),(12b)
と主索(4)あるいは綱車(3)と主索(4)の間には
相対的な滑り運動は全く生じることがなく、従って、綱
車(3)、主索(4)及びブレーキシュー(12a),(1
2b)に摩耗が発生するのを完全に防止することが可能と
なる。さらに、ブレーキシュー(12a),(12b)にはブ
レーキライニング(12c)をそれぞれ重着しているの
で、主索(4)の停止前にブレーキシュー(12a),(1
2b)が誤って作動して挾持しても、主索(4)が損傷す
るのを防止できる。
と主索(4)あるいは綱車(3)と主索(4)の間には
相対的な滑り運動は全く生じることがなく、従って、綱
車(3)、主索(4)及びブレーキシュー(12a),(1
2b)に摩耗が発生するのを完全に防止することが可能と
なる。さらに、ブレーキシュー(12a),(12b)にはブ
レーキライニング(12c)をそれぞれ重着しているの
で、主索(4)の停止前にブレーキシュー(12a),(1
2b)が誤って作動して挾持しても、主索(4)が損傷す
るのを防止できる。
然して、本発明によれば、主索(4)及びエレベータか
ご(5)の停止に際し綱車(3)と主索(4)の間の摩
擦を全く利用せず、リニアモータの電流制御により停止
させるようにしているので、綱車(3)の周面に特殊形
状のV形溝(3a)又はアンダーカット溝(3b)を刻設す
る必要がなく、主索(4)を長期に亘り使用することが
可能となる。
ご(5)の停止に際し綱車(3)と主索(4)の間の摩
擦を全く利用せず、リニアモータの電流制御により停止
させるようにしているので、綱車(3)の周面に特殊形
状のV形溝(3a)又はアンダーカット溝(3b)を刻設す
る必要がなく、主索(4)を長期に亘り使用することが
可能となる。
次に第5図〜第7図は本発明の他の実施例を示すもの
で、この場合には、固定のブレーキシュー(12b)を省
略する代わりに綱車(3)に該固定のブレーキシュー
(12b)の役割を果たさせるようにしている。
で、この場合には、固定のブレーキシュー(12b)を省
略する代わりに綱車(3)に該固定のブレーキシュー
(12b)の役割を果たさせるようにしている。
本実施例においては、エレベータかご(5)の停止に際
し、ブレーキシュー(12a)のブレーキライニング(12
c)、主索(4)、及び綱車(3)の普通の綱溝の間の
摩擦を利用しているが、特に主索(4)を綱車(3)の
綱溝に食い込ませる程の必要がないので、綱溝を上述し
た特殊形状に加工する要はなく、上記実施例と同様の作
用効果が期待できる。さらに本実施例によれば、綱車
(3)にブレーキシュー(12b)の機能を営ませている
ので、制動機構(12)の構成を簡易なものとすることが
できる。
し、ブレーキシュー(12a)のブレーキライニング(12
c)、主索(4)、及び綱車(3)の普通の綱溝の間の
摩擦を利用しているが、特に主索(4)を綱車(3)の
綱溝に食い込ませる程の必要がないので、綱溝を上述し
た特殊形状に加工する要はなく、上記実施例と同様の作
用効果が期待できる。さらに本実施例によれば、綱車
(3)にブレーキシュー(12b)の機能を営ませている
ので、制動機構(12)の構成を簡易なものとすることが
できる。
以上のように本発明によれば、特殊形状のV形溝又はア
ンダーカット溝を省略して主索の長期使用化を図ること
のできるリニアモータ駆動エレベータを提供することが
できる。
ンダーカット溝を省略して主索の長期使用化を図ること
のできるリニアモータ駆動エレベータを提供することが
できる。
【図面の簡単な説明】 第1図は本発明に係るリニアモータ駆動エレベータの一
実施例を示す説明図、第2図は本発明に係る制動機構及
びアクチュエータを示す拡大図、第3図は第2図の断面
説明図、第4図は本発明に係るリニアモータ駆動エレベ
ータの運転特性図、第5図は本発明に係るリニアモータ
駆動エレベータの他の実施例を示す説明図、第6図は本
発明の他の実施例における制動機構を示す拡大図、第7
図は第6図の断面説明図、第8図は従来のトラクション
式エレベータを示す説明図、第9図は第8図の要部説明
図、第10図(a),(b)はV形溝及びアンダーカット
溝を示す断面説明図、第11図は従来のリニアモータ式エ
レベータを示す説明図、第12図は従来のリニアモータ式
エレベータの運転特性図である。 図中、(1)はエレベータ昇降路、(2)は機械室、
(3)は綱車、(4)は主索、(5)はエレベータか
ご、(6)は釣り合い錘、(11)はリニアモータの一次
巻線、(12)は制動機構、(13)はアクチュエータであ
る。 尚、図中同一符号は同一又は相当部分を示す。
実施例を示す説明図、第2図は本発明に係る制動機構及
びアクチュエータを示す拡大図、第3図は第2図の断面
説明図、第4図は本発明に係るリニアモータ駆動エレベ
ータの運転特性図、第5図は本発明に係るリニアモータ
駆動エレベータの他の実施例を示す説明図、第6図は本
発明の他の実施例における制動機構を示す拡大図、第7
図は第6図の断面説明図、第8図は従来のトラクション
式エレベータを示す説明図、第9図は第8図の要部説明
図、第10図(a),(b)はV形溝及びアンダーカット
溝を示す断面説明図、第11図は従来のリニアモータ式エ
レベータを示す説明図、第12図は従来のリニアモータ式
エレベータの運転特性図である。 図中、(1)はエレベータ昇降路、(2)は機械室、
(3)は綱車、(4)は主索、(5)はエレベータか
ご、(6)は釣り合い錘、(11)はリニアモータの一次
巻線、(12)は制動機構、(13)はアクチュエータであ
る。 尚、図中同一符号は同一又は相当部分を示す。
Claims (1)
- 【請求項1】エレベータ昇降路の上部に配設された回動
自在の綱車と、この綱車に巻回されてエレベータ昇降路
内に配された主索と、この主索の一端に接続されたエレ
ベータかごと、該主索の他端に接続された釣り合い錘
と、この釣り合い錘又はエレベータかごに対向配置され
励磁されることによりエレベータかごを昇降移動させる
リニアモータの一次巻線と、このリニアモータの一次巻
線の消磁により停止した主索を挾持して保持する制動機
構とを備えたことを特徴とするリニアモータ駆動エレベ
ータ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1134111A JPH0796432B2 (ja) | 1989-05-26 | 1989-05-26 | リニアモータ駆動エレベータ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1134111A JPH0796432B2 (ja) | 1989-05-26 | 1989-05-26 | リニアモータ駆動エレベータ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH02310280A JPH02310280A (ja) | 1990-12-26 |
| JPH0796432B2 true JPH0796432B2 (ja) | 1995-10-18 |
Family
ID=15120716
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1134111A Expired - Fee Related JPH0796432B2 (ja) | 1989-05-26 | 1989-05-26 | リニアモータ駆動エレベータ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0796432B2 (ja) |
Families Citing this family (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2763244B2 (ja) * | 1993-01-07 | 1998-06-11 | 三菱電機株式会社 | エレベーター用制動装置 |
| JPWO2004085303A1 (ja) * | 2003-03-24 | 2006-06-29 | 三菱電機株式会社 | エレベータの非常ブレーキ装置 |
| JP4722855B2 (ja) * | 2004-09-09 | 2011-07-13 | 三菱電機株式会社 | エレベータ装置 |
| EP1790611A4 (en) * | 2004-09-13 | 2012-10-03 | Mitsubishi Electric Corp | ELEVATOR EQUIPMENT |
| CN105502198A (zh) * | 2016-01-25 | 2016-04-20 | 系新电子技术(苏州)有限公司 | 一种钢丝绳紧急刹车装置 |
| CN109987465A (zh) * | 2019-01-20 | 2019-07-09 | 李�根 | 一种机械运动的升降梯 |
| WO2023128896A1 (en) * | 2021-12-30 | 2023-07-06 | Desird Tasarim Arge Anonim Şirketi | Stationary mechanical brake for linear motor elevators |
-
1989
- 1989-05-26 JP JP1134111A patent/JPH0796432B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH02310280A (ja) | 1990-12-26 |
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Legal Events
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|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |