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JPH0796738B2 - 織機におけるクロスロール搬送制御方法 - Google Patents
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JPH0796738B2 - 織機におけるクロスロール搬送制御方法 - Google Patents

織機におけるクロスロール搬送制御方法

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JPH0796738B2
JPH0796738B2 JP1115445A JP11544589A JPH0796738B2 JP H0796738 B2 JPH0796738 B2 JP H0796738B2 JP 1115445 A JP1115445 A JP 1115445A JP 11544589 A JP11544589 A JP 11544589A JP H0796738 B2 JPH0796738 B2 JP H0796738B2
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cross
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roll
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敏治 三輪
明生 荒川
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株式会社豊田自動織機製作所
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は織機におけるクロスロールを搬送するための制
御方法に関するものである。
[従来の技術] クロスロールを搬送するシステムが特開昭62−215403号
公報に開示されている。この搬送制御システムでは織機
から切り卸されたクロスロールがクロスロール搬送車に
よって移載され、自動制御によって分類整理されてスト
ッカに格納されるようになっている。
又、特開昭64−52851号公報及び特開昭64−52852号公報
にもこの種の制御システムが開示されている。この制御
システムでは搬送車減速及び指令、クロスロールの識別
指標及びストックアドレスの伝達、移載作業完了等の伝
達が行われ、呼び出し織機への搬送車の到着、移載作業
の遂行、呼び出し織機からストッカへの発進、行き先ス
トッカへの到着等の搬送及び移載の自動化が図られてい
る。
[発明が解決しようとする課題] 各公報ではいずれも経糸切れ、緯糸切れあるいは緯入れ
ミス等の織機毎のクロスデータを収集する管理コンピュ
ータがクロスデータに基づいて巻き上げ完了したクロス
ロールの行き先、即ちストックアドレスを決定するよう
になっており、巻き上げ完了したクロスロールを搭載し
たクロスロール搬送車はこの決定されたストックアドレ
スのストッカへ向かう。
特開昭62−215403号公報ではクロスロールを搭載した搬
送車がストッカ制御部からストックアドレスを受信する
ようになっているが、例えば通信機能障害等によって搬
送車が呼び出し織機以外の織機へ到着停止してしまった
ような場合にはクロスロールが目的外のストッカへ搬送
されてしまうという問題がある。
特開昭64−52851号公報及び特開昭64−52852号公報では
織機とクロスロール搬送車との間で織機番号の照合を行
なった後にクロスロールの移載開始及び織機側から搬送
車側へのストックアドレス送信が同時に行われるため、
クロスロールが目的外のストッカへ搬送されてしまうお
それはない。しかしながら、移載が完了する前にストッ
クアドレスを搬送車に送信する方式では移載開始キャン
セル、あるいは移載動作異常時による移載中止が生じた
場合には搬送車はクロスロールを搭載しない状態で指定
されたストッカへ向かってしまうことになり、搬送効率
が低下する。
本発明は、巻き上げ完了したクロスロールの本来の行き
先に間違えることなく搬送し得ると共に、搬送効率の低
下を回避し得る搬送制御方法を提供することを目的とす
るものである。
[課題を解決するための手段] そのために本発明では、織機に対する到着停止位置に存
在するクロスロール搬送車の搬送車制御コンピュータと
織機制御コンピュータとの間に通信手段を介在し、織機
制御コンピュータで収集されるクロスデータに基づいて
決定される巻き上げ完了状態のクロスロールの行き先情
報を発進許可情報に含ませると共に、前記通信手段を介
して織機制御コンピュータから搬送車制御コンピュータ
へ前記発進許可情報を転送するようにした。
[作用] 呼び出し織機上の巻き上げ完了したクロスロールがクロ
スロール搬送車側に移載された後、織機制御コンピュー
タは巻き上げ完了状態のクロスロールのクロスデータに
基づいて決定された行き先ストッカ番号を含む発進許可
情報を前記通信手段経由で搬送車制御コンピュータへ送
信する。搬送車制御コンピュータは発進許可情報に含ま
れる行き先情報に基づいて指定された行き先番号のスト
ッカへ向けて発進する。発進許可情報の送信はクロスロ
ール移載完了後に行われるため、移載開始キャンセルと
いった場合にもクロスロール搬送車がクロスロールを搭
載しない状態でストッカに向けて発進するといった無駄
な搬送の回避も可能となる。
[実施例] 以下、本発明を具体化した一実施例を図面に基づいて説
明する。
第1図に示すように製織室R1内には多数の織機1,1Aが配
列設置されており、機台前側の織機列間及び織機列の端
部の床上にはクロスロール搬送車2の搬送を誘導する誘
導線L1,L2が敷設されている。誘導線L1,L2はクロスロ
ールストック室R2内の積み込み位置に対応する誘導線L3
に接続しており、クロスロール搬送車2により誘導線L3
へ搬送されたクロスロールが移動チェーン及び同チェー
ンに配列された多数の吊下ストック単位からなるストッ
カ3,4,5のいずれかに移載吊下されるようになってい
る。ストッカ3,4の後側には検反解反機6,7が設置されて
いると共に、ストッカ5の後側には解反機8が設置され
ている。即ち、ストッカ3,4には検反を要するクロスロ
ールがストックされ、ストッカ5には検反不要のクロス
ロールがストックされる。
各織機1,1Aには織機制御コンピュータC1,Ca1が各々設
置されており、各織機制御コンピュータC1,Ca1は、経
糸切れ、緯糸切れ、緯入れミス、緯入れ回数の製織情
報、及び機仕掛け作業(新たなワープビームを織機に装
着して織布側に経糸を通す作業)、クロス切り卸し等に
伴う機台停止等の情報を取り込み記憶する。この取り込
まれた情報はモニタリングシステムを構成するスキャン
機能を備えたマルチプレクサ型の中継機9を介して管理
コンピュータCに取り込まれ、管理コンピュータCはこ
の取り込まれた情報〔以下、M(モニタリング)データ
という〕のプリントアウトをプリンタ10に定期的に指令
すると共に、織りきず発生のおそれのある経糸切れ、緯
糸切れ、緯入れミス等の情報に識別指標を割り付け登録
する。なお、13はディスプレイ用のCRTである。
中継機9は多数台の織機のうち特定の織機1の織機制御
コンピュータC1と管理コンピュータCとを接続するモニ
タリング信号線l上に介在されていると共に、中継機9
にはクロスロール搬送車制御盤11が接続されており、特
定の織機1の織機制御コンピュータC1と他の織機の織機
制御コンピュータC1,Ca1とがモニタリング信号線l1
より直列接続されている。
第1,4図に示すように各織機1,1Aの前側、即ち誘導線L1
の敷設側には減速停止指令ポスト12が設置されており、
減速停止指令ポスト12には光通信器12a、光電スイッチ
からなる減速指令発信器12b及び常時ON状態にある停止
指令発信器12cが並設されている。光通信器12a、減速指
令発信器12b及び停止指令発信器12cはクロスロール搬送
車2の光通信器2a、光電センサからなる減速指令受信器
2b及び光電センサからなる停止指令受信器2cとそれぞれ
対向可能である。クロスロール搬送車2の搬送車制御コ
ンピュータC2は、減速指令発信器12bから発せられる光
を減速指令受信器2bで受信することによってクロスロー
ル搬送車2の減速制御を行い、減速指令発信位置の織機
の隣の織機の停止指令発信器12cと停止指令受信器2cと
の光軸一致に基づいてこの織機と対向するようにクロス
ロール搬送車2の停止制御を行なう。
クロスロールストック室R2の出口にはホームステーショ
ン14が設置されている。第2図に示すようにホームステ
ーション14は光通信器14a及び光電スイッチ形式の停止
指令発信器14bからなり、クロスロール搬送車制御盤11
とクロスロール搬送車2との間の情報授受を仲介する。
ホームステーション14及び中継機9と接続するクロスロ
ール搬送車制御盤11はストッカ3,4,5の停止指令機能及
び通信機能を備えた通信ポスト15に並列接続されてい
る。
織機の後側における織機列間の床上にはクロスロール搬
送車2の搬送を誘導する誘導線L4が敷設されている。誘
導線L4は準備室R3内の誘導線L0に接続しており、誘導線
L0に沿ってホームステーション16、帰着ステーション1
7、空ワープビーム搬送専用のワープビーム搬送車18Aの
待機ステーション19、フルワープビーム搬送専用のワー
プビーム搬送車18Bの待機ステーション20及びメインテ
ナンスステーション21(これら各ステーションは光通信
指令器及び停止指令発信器から構成されている)が設定
されていると共に、空ワープビーム支持専用の受台22A
及びフルワープビーム支持保管専用の受台22Bが設置さ
れている。
中継機9にはワープビーム搬送車制御盤23が接続されて
おり、各織機1,1Aの後側、即ち誘導線L4の敷設側には減
速停止指令ポスト12と同様の減速停止指令ポスト24が設
置されている。ワープビーム搬送車18A,18Bはこの減速
停止指令ポスト24を介してクロスロール搬送車2と同様
に情報授受を行ない、かつ減速停止制御を受ける。ホー
ムステーション16は光通信器及び光電スイッチ形式の停
止指令発信器からなり、ワープビーム搬送車制御盤23の
指令操作によりその指令情報がホームステーション16か
ら発信されるようになっている。ホームステーション16
及び中継機9と接続するワープビーム搬送車制御盤23は
帰着ステーション17、待機ステーション19,20、メイン
テナンスステーション21及び受台22A,22Bの通信ポスト2
2aに並列接続されており、ワープビーム搬送車18A,18B
の搬送制御が中継機9、ワープビーム搬送車制御盤23及
び織機制御コンピュータC1,Ca1からなるシステムによ
って行われる。
第4図に示すように織機1,1Aの前側には仮置台車25が設
置されており、常には鎖線で示す切り卸し待機位置に配
置されている。織機1A上の織布Wから切断分離されるク
ロスロール36は待機位置の仮置台車25上に載せられ、ク
ロスロール36を載せた仮置台車25は実線で示す移載待機
位置に移動配置される。仮置台車25の前後進は織機制御
コンピュータC1,Ca1上の前進用指令ボタン37及び後進
用指令ボタン38のON操作によって行われる。
第7図は管理コンピュータC、中継機9、織機1,1A、ク
ロスロール搬送車制御盤11及びクロスロール搬送車2の
各機能動作及び相互間の関係を示すフローチャートであ
り、第6図は織機制御コンピュータC1,Ca1、中継機9
及びクロスロール搬送車2の搬送車制御コンピュータC2
における搬送制御プログラムを表すフローチャートであ
り、以下、両フローチャートに従ってクロスロールの搬
送制御を説明する。なお、第6,7図及び以下の説明にお
ける記号“”内の文章は各制御部(9,11,C,C1,Ca1
C2,C3)に予め設定又は各制御部(9,11,C,C1,Ca1
C2,C3)内にて生成される情報を表す。
さて、中継機9は各織機を順次スキャンして織機制御コ
ンピュータC1,Ca1内に取り込まれている経糸切れ、緯
糸切れ、緯入れミス等の織りきず発生に関連する機台停
止あるいは緯入れ回数等の“Mデータ”を一旦格納し、
次いで管理コンピュータCに転送する。
ある織機(例えば1A)にてクロスロール36が巻き上げ完
了状態になると、織機制御コンピュータCa1は図示しな
いクロスカウンタ(クロスロール巻き上げ量を検出する
ためのサーフェスローラ回転量検出装置)からの巻き上
げ完了信号に基づいて表示部40への巻き上げ完了の表示
を指令する。作業者は巻き上げ完了表示の確認のもとに
織機を停止し、クロスロール搬送車2を呼び出すための
織機1A上の移載用呼び出しボタン39をON操作する。
呼び出しボタン39のON操作による移載指令に応答して織
機制御コンピュータCa1は“クロス搬送車呼び出しモー
ド”及び登録フレームCの設定を行なう。登録フレーム
Cはクロスデータ及び識別指標の登録未確定状態を表す
ものである。中継機9のスキャンがあると、織機制御コ
ンピュータCa1はこのスキャンに応答して“Mデータ”
を中継機9に送信する。“Mデータ”には“クロス搬送
車呼び出しモード”設定及び登録フレームC設定の情報
が含まれている。中継機9は“Mデータ”中の“クロス
搬送車呼び出しモード”及び登録フレームCの設定有無
を検索し、“クロス搬送車呼び出しモード”が設定され
ていれば“クロス搬送車呼び出し”をクロスロール搬送
車制御盤11に送信し、登録フレームCが設定されていれ
ば管理コンピュータCに対する“クロス搬送車呼び出
し”の送信に備える。
管理コンピュータCからの“コマンド要求”の送信があ
ると、中継機9は“クロス搬送車呼び出し”を管理コン
ピュータCに送信する。管理コンピュータCは“クロス
搬送車呼び出し”の受信に基づいて識別指標を作成し、
経糸切れ、緯糸切れ、緯入れミス等の情報を含む。“ク
ロスデータ”に識別指標を加えた情報“識別指標+クロ
スデータ”を中継機9に送信する。中継機9は受信した
“識別指標+クロスデータ”を直ちに呼び出し織機1Aの
織機制御コンピュータCa1に送信し、織機制御コンピュ
ータCa1は“識別指標+クロスデータ”の受信に基づい
て識別指標及びクロスデータを表示部40に表示する。
“クロス搬送車呼び出し”には呼び出し織機1Aの番号が
含まれており、クロスロール搬送車制御盤11は“クロス
搬送車呼び出し”の受信に基づいて第2図に示す織機番
号表示ランプ群11aのうちの呼び出し織機1Aに対応する
表示ランプの点灯を指令すると共に、中継機9へ“発進
報告C"を送信する。中継機9は“発進報告C"受信に基づ
いて“発進報告S"を織機制御コンピュータCa1へ送信
し、織機制御コンピュータCa1は“発進報告S"受信に応
答して“発進報告応答”を中継機9に送信すると共に、
織機列の先頭側(第1図において準備室R3側)の隣の減
速停止指令ポスト12の減速指令発信器12bのONを指令す
る。
中継機9は“発進報告応答”受信に基づいて“クロス搬
送車呼び出しモード”をクロスロール搬送車制御盤11に
送信する。クロスロール搬送車制御盤11は“クロス搬送
車呼び出しモード”受信に基づいてホームステーション
14に待機中のクロスロール搬送車2の搬送車制御コンピ
ュータC2に対して光通信器14aを介して“発進命令”を
送信する。これによりホームステーション14に待機中の
クロスロール搬送車2が呼び出し織機1Aに向けて発進す
る。“発進命令”には誘導線ピックアップ指令データ及
び呼び出し織機番号が含まれており、搬送車制御コンピ
ュータC2はこの誘導線ピックアップ指令データ及び呼び
出し織機番号に基づいて誘導線L3をピックアップしてゆ
く。
クロスロール搬送車2は呼び出し織機1Aの手前の点灯状
態の減速指令発信器12bの点灯光を受信することによっ
て減速し、呼び出し織機1Aの停止指令発信器12cの点灯
光を受信することによって呼び出し織機1Aの前方の移載
作業位置に停止する。この停止位置ではクロスロール搬
送車2の光通信器2aと減速停止指令ポスト12の光通信器
12aとが対向して情報授受可能、かつ停止指令受信器2c
と停止指令発信器12cとの光軸が一致状態にある。
織機停止後、作業者は巻き上げ完了したクロスロール36
をカットし、第4図に鎖線で示す切り卸し待機位置にあ
る仮置台車25上に載せる。そして、前進用及び後進用指
令ボタン37,38のON操作によって仮置台車25が移載待機
位置に停止した後、織機の運転が再開される。
織機運転再開後、作業者は表示部40に表示された識別指
標及びクロスデータに基づいてクロスロール36の検反要
あるいは検反不要を決定し、行き先ストッカ番号を入力
操作部42の操作によって織機制御コンピュータCa1に入
力する。織機制御コンピュータCa1は入力された行き先
ストッカ番号を識別指標の一部として取り入れ、“Mデ
ータ”の変更を行なう。
第4図に示すようにクロスロール搬送車2が呼び出し織
機1Aに到着停止すると、搬送車制御コンピュータC2は呼
び出し織機1Aの織機制御コンピュータCa1に対して“到
着報告”を送信する。“到着報告”には呼び出し織機1A
の織機番号が含まれており、織機制御コンピュータCa1
は“到着報告”受信に基づいて織機番号の照合を行な
う。一致していればクロスロール搬送車2の搬送車制御
コンピュータC2に“照合一致”を送信し、一致しなけれ
ば警報を行なう。そして、織機制御コンピュータCa1
減速指令発信器12bの消灯指令及び“クロス搬送車呼び
出しモード”クリアを行ない、クロスロール搬送車制御
盤11と織機制御コンピュータCa1からの“移載準備”の
送信に備える。
“移載準備”は、仮置台車25上のクロスロール36の有
無、仮置台車25の位置、搬送車呼び出しキャンセル有無
からなる織機側の状態データを表し、織機制御コンピュ
ータCa1は“移載準備”の変化毎に“移載準備”を送信
する。“移載準備”は移載許可及び移載禁止のいずれか
を表し、搬送車制御コンピュータC2は“移載準備”受信
に基づいてクロスロール移載の遂行を選択する。そし
て、“移載準備”が移載許可を表すものであれば移載遂
行を指令し、クロスロール36がクロスロール搬送車2の
移載アーム44及び移載ハンド45の連係動作によって移載
ハンド45上に移載される。“移載準備”が移載禁止を表
すものであれば搬送車制御コンピュータC2は移載動作を
禁止すると共に、警報を行なう。
クロスロール36がクロスロール搬送車2側に移載される
と、搬送車制御コンピュータC2は織機制御コンピュータ
Ca1に“移載完了”を送信し、織機制御コンピュータCa1
は“移載完了”受信に基づいて登録フレームCを登録フ
レームRに変更設定する。登録フレームRはクロスデー
タ及び識別指標の登録確定状態を表すものである。次い
で、織機制御コンピュータCa1は作業者の入力操作によ
って入力設定された行き先ストッカ番号を含む“発進許
可”を搬送車制御コンピュータC2に送信し、搬送車制御
コンピュータC2は“発進許可”受信に基づいて行き先ス
トッカ番号を確認記憶して発進を指令する。これにより
クロスロール搬送車2が指定されたストッカ(3、4あ
るいは5)に向けて発進する。そして、登録フレームR
を含む“Mデータ”のスキャン、“コマンド要求”送受
信、織機1Aの織機番号及び行き先ストッカ番号を含む
“クロス登録モード”の送受信、最終識別指標の登録及
び記憶が行われる。
呼び出し織機1Aからの呼び出しに基づいてホームステー
ション14を出発したクロスロール搬送車2が織機の前に
到着停止した後、この織機の織機制御コンピュータC1
記憶する織機番号と搬送車制御コンピュータC2の記憶す
る織機番号とが織機制御コンピュータC1で照合される。
従って、クロスロール搬送車2が呼び出し織機1Aとは別
の織機の所に到着停止してしまった場合にも、クロスロ
ールがクロスロール搬送車2側へ移載されてしまうこと
はない。これによりクロスロール搬送車2がこの搬送車
2に呼び出しを掛けた織機1Aのクロスロール36以外のク
ロスロールを搬送することはなく、織機1Aのクロスロー
ル36は呼び出しを掛けられたクロスロール搬送車2によ
ってのみ搬送されることになる。
クロスロール搬送車2は呼び出しを掛けた織機1Aのクロ
スロール36を移載した後に指定されたストッカ(3、4
あるいは5)へ向かうが、クロスロール36を搭載したク
ロスロール搬送車2が織機1Aから発進するのは織機制御
コンピュータCa1から“発進許可”を受信した後であ
る。“発進許可”には行き先ストッカ番号が含まれてお
り、搬送車制御コンピュータC2は搭載したクロスロール
36き送り先を“発進許可”受信によって把握する。“発
進許可”の送信はクロスロール36の移載が完了した後に
行われるため、例えば移載開始キャンセルあるいは移載
動作異常による移載禁止といった事態が生じた場合に
は、行き先ストッカ番号を含む“発進許可”が搬送車制
御コンピュータC2に送信されることはない。従って、ク
ロスロール搬送車2がクロスロールを搭載することなく
ストッカ(3、4あるいは5)に向かうことはなく、無
駄な搬送が回避される。クロスロールを搭載することな
くクロスロール搬送車2を織機1Aから発進させる場合に
はホームステーション14へ向かわせることにすれば他の
織機からの呼び出しに対して効率良く対応することがで
き、搬送効率を向上することができる。
なお、呼び出しキャンセル時には呼び出し織機1Aの所で
移載を行なうことなく“移載完了”の送受信及び“発進
許可”の送受信を行なってクロスロール搬送車2をスト
ッカに向かわせ、ストッカの所で移載を行なうことなく
“移載完了”の送受信及び“帰着許可”の送受信を行な
うようにしてもよい。この場合にはロスタイムの発生は
あるが、呼び出し織機からホームステーション14への走
行ルートを設定しなくともよいという利点がある。
第5図に示すようにクロスロール搬送車2が行き先スト
ッカ(図示の場合には4)に到着停止後、ストッカ
(3、4あるいは5)のストッカ制御コンピュータC3
クロスロール搬送車2との間の“到着合図”の送受信、
“移載準備”送受信、“移載完了”送受信、“帰着許
可”送受信に基づいてクロスロール搬送車2が移載を行
なってホームステーション14に帰着する。そして、クロ
スロール搬送車2がホームステーション14に帰着後、
“帰着報告”がクロスロール搬送車制御盤11に対して送
信され、クロスロール搬送車制御盤11は“帰着報告”受
信に基づいて点灯状態の織機番号表示ランプ11aの消灯
を指令する。
本発明は勿論前記実施例にのみ限定されるものではな
く、例えば巻き上げ完了したクロスロールのクロスデー
タに基づいて行われる行き先ストッカ番号の決定を管理
コンピュータで行い、このように決定された行き先スト
ッカ情報を“発進許可”に含ませるようにした実施例も
可能である。
又、クロスデータ及び識別指標を織機制御コンピュータ
で作成するようにした実施例も可能である。
[発明の効果] 以上詳述したように本発明は、織機制御コンピュータで
収集されるクロスデータに基づいて決定される巻き上げ
完了状態のクロスロールの行き先情報を発進許可情報に
含ませると共に、織機制御コンピュータから搬送車制御
コンピュータへ前記発進許可情報を転送するようにした
ので、クロスロールを本来の行き先に間違えることなく
搬送することができ、これにより無駄な搬送のない制御
システムを構築し得るという優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明を具体化した一実施例を示し、第1図はク
ロスロール搬送車及びワープビーム搬送車の搬送システ
ム図、第2図はクロスロール搬送車制御盤及びクロスロ
ール搬送車の側面図、第3図はクロスロール搬送車が呼
び出し織機の所に停止している状態を示す搬送システム
図、第4図はクロスロール搬送車が呼び出し織機の所に
到着停止した状態を示す側面図、第5図はクロスロール
搬送者が行き先ストッカの所に停止している状態を示す
搬送システム図、第6図(a)〜(e)は搬送車に対す
る行き先指示プログラムを表すフローチャート、第7図
(a)〜(d)は織機、中継器、管理コンピュータ、ク
ロスロール搬送車制御盤及びクロスロール搬送車の各機
能動作及び相互間の関係を示すフローチャートである。 呼び出し織機1A、通信手段としての光通信器2a,12a、ク
ロスロール搬送車2、中継機9、表示部40、織機制御コ
ンピュータCa1、搬送車制御コンピュータC2

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】織機に対する到着停止位置に存在するクロ
    スロール搬送車の搬送車制御コンピュータと織機制御コ
    ンピュータとの間に通信手段を介在し、織機制御コンピ
    ュータで収集されるクロスデータに基づいて決定される
    巻き上げ完了状態のクロスロールの行き先情報を発進許
    可情報に含ませると共に、前記通信手段を介して織機制
    御コンピュータから搬送車制御コンピュータへ前記発進
    許可情報を転送するようにした織機におけるクロスロー
    ル搬送制御方法。
JP1115445A 1989-05-09 1989-05-09 織機におけるクロスロール搬送制御方法 Expired - Fee Related JPH0796738B2 (ja)

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