JPH0797062B2 - ガス漏洩領域推定装置 - Google Patents
ガス漏洩領域推定装置Info
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- JPH0797062B2 JPH0797062B2 JP63045167A JP4516788A JPH0797062B2 JP H0797062 B2 JPH0797062 B2 JP H0797062B2 JP 63045167 A JP63045167 A JP 63045167A JP 4516788 A JP4516788 A JP 4516788A JP H0797062 B2 JPH0797062 B2 JP H0797062B2
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Description
【発明の詳細な説明】 (技術分野) 本発明は、複数のガス検出器からの信号に基づいてガス
の漏洩領域を推定する技術に関する。
の漏洩領域を推定する技術に関する。
(従来技術) 例えば広い地域に多数のガス源が点在する化学プラント
においては、複数のガス検出器を要所に配設して、ガス
漏洩時にはガス濃度信号が最も高い3つの地点を検出
し、各検出濃度とガス検出器が配設されている位置に基
づいて比例計算によりガスの漏洩領域を推定する方法が
提案されている。
においては、複数のガス検出器を要所に配設して、ガス
漏洩時にはガス濃度信号が最も高い3つの地点を検出
し、各検出濃度とガス検出器が配設されている位置に基
づいて比例計算によりガスの漏洩領域を推定する方法が
提案されている。
この方法によれば、理論的にはガス漏洩領域の位置を算
定できることは明白であるが、化学プラントのように極
めて広い場所での実施にあっては、ガス検出器が通常20
m以上の間隔で配設されるとともに、大きな各種の設備
が点在する関係上、複雑な気流の影響を受けて正確な漏
洩領域の検出が不可能であるということも問題である
が、さらには少なくとも3個のガス検出器によりガスが
検出されて始めて漏洩領域の推定が可能となるため、漏
洩発生から或る程度の時間の経過を待って推定が可能と
なり、初期対応に遅れをとるという問題や、大量のガス
漏洩を必要とするという問題がある。
定できることは明白であるが、化学プラントのように極
めて広い場所での実施にあっては、ガス検出器が通常20
m以上の間隔で配設されるとともに、大きな各種の設備
が点在する関係上、複雑な気流の影響を受けて正確な漏
洩領域の検出が不可能であるということも問題である
が、さらには少なくとも3個のガス検出器によりガスが
検出されて始めて漏洩領域の推定が可能となるため、漏
洩発生から或る程度の時間の経過を待って推定が可能と
なり、初期対応に遅れをとるという問題や、大量のガス
漏洩を必要とするという問題がある。
(目的) 本発明はこのような問題に鑑みてなされたものであっ
て、その目的とするところは風向や風速に関わりなく広
い地域においてガス漏洩領域を可及的速やかに推定する
ことができるガス漏洩領域検出装置を提供することにあ
る。
て、その目的とするところは風向や風速に関わりなく広
い地域においてガス漏洩領域を可及的速やかに推定する
ことができるガス漏洩領域検出装置を提供することにあ
る。
(発明の概要) すなわち、本発明が特徴とするところは、プラント内に
配設された複数のガス検出器の座標データを格納した第
1の記憶手段と、順次更新しつつ、無風状態においてガ
スが前記各ガス検出器に到達するに要するよりも長い期
間分の、プラント内の風向風速計測手段からの風向デー
タ、及び風速データを格納する風向、風速履歴記憶用の
第2の記憶手段と、前記ガス検出器の少なくとも1つが
基準濃度以上の濃度を検出したときに、前記第1の記憶
手段から前記座標データを、また前記風向、風速履歴記
憶用の第2の記憶手段から風向データ、及び風速データ
を読出して漏洩領域を算出する手段とを備えて、ガス漏
洩が発生してから検出するまでの時間差に起因するガス
の流れを考慮して、第1番目の検出器からの信号だけで
も漏洩領域の推定を可能ならしめた点にある。
配設された複数のガス検出器の座標データを格納した第
1の記憶手段と、順次更新しつつ、無風状態においてガ
スが前記各ガス検出器に到達するに要するよりも長い期
間分の、プラント内の風向風速計測手段からの風向デー
タ、及び風速データを格納する風向、風速履歴記憶用の
第2の記憶手段と、前記ガス検出器の少なくとも1つが
基準濃度以上の濃度を検出したときに、前記第1の記憶
手段から前記座標データを、また前記風向、風速履歴記
憶用の第2の記憶手段から風向データ、及び風速データ
を読出して漏洩領域を算出する手段とを備えて、ガス漏
洩が発生してから検出するまでの時間差に起因するガス
の流れを考慮して、第1番目の検出器からの信号だけで
も漏洩領域の推定を可能ならしめた点にある。
(実施例) そこで以下に本発明の詳細を図示した実施例に基づいて
説明する。
説明する。
第1図は本発明の一実施例を示したものであって、図中
符号1は、本発明が特徴とするガス漏洩領域検出装置
で、種々の設備を敷地に配置されたプラントPの敷地に
平面的に間隔をおくとともに、スキャナ2を介した検出
ガスの比重に対応した地上高をもたせて配設された複数
のガス検出器S1、S2、S3‥‥からの信号と、風向風速計
Kからの信号が入力し、漏洩領域や漏洩量をデイスプレ
イ3に出力するものである。
符号1は、本発明が特徴とするガス漏洩領域検出装置
で、種々の設備を敷地に配置されたプラントPの敷地に
平面的に間隔をおくとともに、スキャナ2を介した検出
ガスの比重に対応した地上高をもたせて配設された複数
のガス検出器S1、S2、S3‥‥からの信号と、風向風速計
Kからの信号が入力し、漏洩領域や漏洩量をデイスプレ
イ3に出力するものである。
図中符号11は、一定時間、例えば10秒間の平均風向と平
均風速を格納する風向風速履歴記憶回路で、第2図に示
したように無風状態において少なくとも漏洩領域からの
ガス検出器Sまで拡散するに要する最長の時間分、つま
り一点を取囲む3個もしくは4個のガス検出器の対角線
交点から最も遠いガス検出器までガスが拡散する時間分
の記憶容量を備えるとともに、記憶データを更新しなが
ら時間tnとともに風向と風速を記憶して、後述する演算
装置14からの指令により記憶内容を出力するように構成
されている。12は風向風速補正回路で、第3図に示した
ように基準の方向、例えば北向きの風に対して各ガス検
出器S1、S2、S3‥‥が配設されている付近についての風
向と風速とを予め調査したデータを格納し、演算装置14
からの指令に基づいて出力するように構成されている。
13は、座標データ記憶回路で、各ガス検出器S1、S2、S3
‥‥Snが配置されている座標データ(X1,Y1)(X2,Y2)
(X3,Y3)…(Xn,Yn)や、必要に応じてプラント設備の
配置図を格納して構成されている。14は、前述の演算装
置で、CPU14a、ROM14b、RAM14cを有するマイクロコンピ
ュータからなり、各ガス検出器S1、S2、S3‥‥Snからの
ガス濃度信号と、風向風速履歴記憶回路11、及び風向風
速補正回路12からの信号により、後述するフローチャー
トに基づいてガス漏洩領域の推定演算、及び漏洩量の算
出演算を行なうように構成されている。15は、磁気デイ
スク装置等の外部記憶装置で、各ガス検出器S1、S2、S3
‥‥や、風向風速履歴回路11、風向風速補正回路12、風
向風速計Kからの信号や推定演算プロセスを記録するも
のである。
均風速を格納する風向風速履歴記憶回路で、第2図に示
したように無風状態において少なくとも漏洩領域からの
ガス検出器Sまで拡散するに要する最長の時間分、つま
り一点を取囲む3個もしくは4個のガス検出器の対角線
交点から最も遠いガス検出器までガスが拡散する時間分
の記憶容量を備えるとともに、記憶データを更新しなが
ら時間tnとともに風向と風速を記憶して、後述する演算
装置14からの指令により記憶内容を出力するように構成
されている。12は風向風速補正回路で、第3図に示した
ように基準の方向、例えば北向きの風に対して各ガス検
出器S1、S2、S3‥‥が配設されている付近についての風
向と風速とを予め調査したデータを格納し、演算装置14
からの指令に基づいて出力するように構成されている。
13は、座標データ記憶回路で、各ガス検出器S1、S2、S3
‥‥Snが配置されている座標データ(X1,Y1)(X2,Y2)
(X3,Y3)…(Xn,Yn)や、必要に応じてプラント設備の
配置図を格納して構成されている。14は、前述の演算装
置で、CPU14a、ROM14b、RAM14cを有するマイクロコンピ
ュータからなり、各ガス検出器S1、S2、S3‥‥Snからの
ガス濃度信号と、風向風速履歴記憶回路11、及び風向風
速補正回路12からの信号により、後述するフローチャー
トに基づいてガス漏洩領域の推定演算、及び漏洩量の算
出演算を行なうように構成されている。15は、磁気デイ
スク装置等の外部記憶装置で、各ガス検出器S1、S2、S3
‥‥や、風向風速履歴回路11、風向風速補正回路12、風
向風速計Kからの信号や推定演算プロセスを記録するも
のである。
次に、このように構成した装置の動作を第4図に示した
フローチャートに基づいて説明する。
フローチャートに基づいて説明する。
装置を起動すると、風向風速計Kからの信号の平均デー
タが経過時間とともに風向風速履歴記憶回路11に格納さ
れ、同時に格納後一定時間が経過したデータは順次最新
のデータに更新されていく。
タが経過時間とともに風向風速履歴記憶回路11に格納さ
れ、同時に格納後一定時間が経過したデータは順次最新
のデータに更新されていく。
このような状態において或る設備からガスが漏洩する
と、漏洩したガスは、周囲の気流れに影響を受けながら
流散することになる。
と、漏洩したガスは、周囲の気流れに影響を受けながら
流散することになる。
[ガスの拡散速度よりも風の影響が大きい場合] 設備から漏洩したガスが、その流下方向に位置する第1
番目のガス検出器Saに到達すると、ガス検出器Saからガ
ス濃度に比例した信号が出力する。これにより演算装置
14は、信号を出力した検出器座標データ記憶回路12から
第1番目をガス検出器Saの座標データ(Xa,Ya)を読出
し、同時に風向風速計K及び風向風速履歴記憶回路11の
データに基づいて風の影響の有無を判断する。
番目のガス検出器Saに到達すると、ガス検出器Saからガ
ス濃度に比例した信号が出力する。これにより演算装置
14は、信号を出力した検出器座標データ記憶回路12から
第1番目をガス検出器Saの座標データ(Xa,Ya)を読出
し、同時に風向風速計K及び風向風速履歴記憶回路11の
データに基づいて風の影響の有無を判断する。
今の場合には、風の影響が無視しえないから風向風速履
歴記憶回路11にアクセスし、ここに格納されている過去
の風向風速データを順次遡するように読出す。このとき
信号を出力したガス検出器Saの位置している場所が(第
5図)、設備等の影響により気流の乱れを受け箇所に配
置されているものである場合には、風向風速履歴記憶回
路11からの信号を補正回路12により補正して漏洩発生時
点からガス検出器Saに到達するまでの気流の経路P1、
P2、P3‥‥を算出する。この経路P1、P2、P3‥‥を取囲
むように位置するガス検出器Sb,Sc,Sdの座標(Xb,Yb)
(Xc,Yc)(Xd,Yd)を座標データ記憶回路13から読出
し、この座標を周上に持つ円Mを計算して漏洩領域とし
てデイスプレイ3に表示する。これにより、第2、第3
のガス検出器からのガス検出信号を待つことなく、速や
かに漏洩領域をオペレータに知らせることになる。第1
番目のガス検出器から信号が出力した時点における風だ
けを根拠にした推定領域に比較して格段に高い精度によ
り漏洩領域が推定できることになる。
歴記憶回路11にアクセスし、ここに格納されている過去
の風向風速データを順次遡するように読出す。このとき
信号を出力したガス検出器Saの位置している場所が(第
5図)、設備等の影響により気流の乱れを受け箇所に配
置されているものである場合には、風向風速履歴記憶回
路11からの信号を補正回路12により補正して漏洩発生時
点からガス検出器Saに到達するまでの気流の経路P1、
P2、P3‥‥を算出する。この経路P1、P2、P3‥‥を取囲
むように位置するガス検出器Sb,Sc,Sdの座標(Xb,Yb)
(Xc,Yc)(Xd,Yd)を座標データ記憶回路13から読出
し、この座標を周上に持つ円Mを計算して漏洩領域とし
てデイスプレイ3に表示する。これにより、第2、第3
のガス検出器からのガス検出信号を待つことなく、速や
かに漏洩領域をオペレータに知らせることになる。第1
番目のガス検出器から信号が出力した時点における風だ
けを根拠にした推定領域に比較して格段に高い精度によ
り漏洩領域が推定できることになる。
時間経過につれて漏洩ガスの拡散領域が拡大して第2の
ガス検出器から信号が出力すると、前述したのと同様に
プロセスに基づいて検出時点までの空気の流れの経路を
算出し、この経路と、最初にガスを検出したガス検出器
Saの座標(Xa,Ya)を勘案しながら漏洩領域の推定演算
を実行する。
ガス検出器から信号が出力すると、前述したのと同様に
プロセスに基づいて検出時点までの空気の流れの経路を
算出し、この経路と、最初にガスを検出したガス検出器
Saの座標(Xa,Ya)を勘案しながら漏洩領域の推定演算
を実行する。
すなわち、漏洩したガス気団は、時間の経過とともに拡
散により広がってしまい、標定に取込む面積が大きくな
って漏洩領域の推定に正確性を欠くことになるので、最
初にガスを検出したガス検出器Saの座標(Xa,Ya)をあ
くまでも基準とした第1の推定結果を尊重する一方、第
2、第3‥‥の検出器S、Sc‥‥の検出結果を補足的な
データとしながら推定演算を実行する。
散により広がってしまい、標定に取込む面積が大きくな
って漏洩領域の推定に正確性を欠くことになるので、最
初にガスを検出したガス検出器Saの座標(Xa,Ya)をあ
くまでも基準とした第1の推定結果を尊重する一方、第
2、第3‥‥の検出器S、Sc‥‥の検出結果を補足的な
データとしながら推定演算を実行する。
[風の影響が無視できる場合] 設備から漏洩したガスが拡散して最初のガス検出器Saに
到達すると、ガス検出器Saからガス濃度に比例した信号
が出力する。これにより、演算装置14は、信号を出力し
た検出器Saの座標(Xa,Ya)を座標データ記憶回路12か
ら読出し、同時に風向風速計Kからの信号に基づいて風
の影響の有無を判断する。
到達すると、ガス検出器Saからガス濃度に比例した信号
が出力する。これにより、演算装置14は、信号を出力し
た検出器Saの座標(Xa,Ya)を座標データ記憶回路12か
ら読出し、同時に風向風速計Kからの信号に基づいて風
の影響の有無を判断する。
今の場合には、風向風速計からの風速信号が極めて小さ
いため、一応風の影響がないものと判断し、ついで確認
のため風向風速履歴記憶回路から過去のデータを読出し
て風の影響の履歴について判断する。この結果、風の影
響を無視できる場合には、ガスは漏洩領域Lを中心に四
方に拡散するため、漏洩領域Lに一番近いガス検出器Sa
に到達する(第6図)。演算装置14は、信号を出力した
ガス検出器の座標(Xa,Ya)を中心にして、この検出器S
aを取囲むように位置している4個のガス検出器Sb,Sc、
Sd、Seを選択してその座標(Xb,Yb)(Xc,Yc)‥‥(X
e,Ye)を読出す。ついで、ガスを検出した検出器Saと他
の検出器Sb、Sc‥‥Seとの略々中間点を通る領域Mを算
出し、この領域を漏洩領域としてデイスプレイ3に表示
する。これにより第2、第3のガス検出器からの信号を
待つことなく漏洩領域を表示することになる。
いため、一応風の影響がないものと判断し、ついで確認
のため風向風速履歴記憶回路から過去のデータを読出し
て風の影響の履歴について判断する。この結果、風の影
響を無視できる場合には、ガスは漏洩領域Lを中心に四
方に拡散するため、漏洩領域Lに一番近いガス検出器Sa
に到達する(第6図)。演算装置14は、信号を出力した
ガス検出器の座標(Xa,Ya)を中心にして、この検出器S
aを取囲むように位置している4個のガス検出器Sb,Sc、
Sd、Seを選択してその座標(Xb,Yb)(Xc,Yc)‥‥(X
e,Ye)を読出す。ついで、ガスを検出した検出器Saと他
の検出器Sb、Sc‥‥Seとの略々中間点を通る領域Mを算
出し、この領域を漏洩領域としてデイスプレイ3に表示
する。これにより第2、第3のガス検出器からの信号を
待つことなく漏洩領域を表示することになる。
時間の経過にともなって漏洩ガスが拡散して順次別のガ
ス検出器までも検出信号を出力し出した場合には、一番
高い濃度信号を出力しているガス検出器の座標を読出
し、この座標を中心とするとともに、これを取囲む直近
の他の検出器の中間点を通る領域を表示する。
ス検出器までも検出信号を出力し出した場合には、一番
高い濃度信号を出力しているガス検出器の座標を読出
し、この座標を中心とするとともに、これを取囲む直近
の他の検出器の中間点を通る領域を表示する。
このようにして、風速を零として漏洩領域を推定するこ
とにより、特に微弱な風に起りがちな風向きの不規則性
に起因する誤差が排除されて角度の高い推定が可能とな
る。
とにより、特に微弱な風に起りがちな風向きの不規則性
に起因する誤差が排除されて角度の高い推定が可能とな
る。
演算装置14は、これらの推定演算に並行して、演算の根
拠となる風向や風速、検出器座標等のデータ、及び演算
プロセスを出力して外部記憶装置15に格納させる。
拠となる風向や風速、検出器座標等のデータ、及び演算
プロセスを出力して外部記憶装置15に格納させる。
[漏洩量の算出] 上述のプロセスを経ながら漏洩領域を推定する過程にお
いて、漏洩が進行して複数の検出器にガスが到達した段
階で、ガス濃度信号に基づいて平均濃度勾配を算出し、
一定濃度レベル、例えば100ppmきざみで領域Z1、Z2を算
出表示するとともに(第7図)、或る一定濃度、例えば
100ppmの等濃度線で囲まれる領域の面積を算出して単位
時間当りの漏洩量の推定が可能となる。
いて、漏洩が進行して複数の検出器にガスが到達した段
階で、ガス濃度信号に基づいて平均濃度勾配を算出し、
一定濃度レベル、例えば100ppmきざみで領域Z1、Z2を算
出表示するとともに(第7図)、或る一定濃度、例えば
100ppmの等濃度線で囲まれる領域の面積を算出して単位
時間当りの漏洩量の推定が可能となる。
[実 験 例] ところで、本願出願人は、漏洩量算出を簡便ならしめる
ため、間隔をもって複数のガス検出器をフィールドに配
設して、一定条件下、例えば風速1.5M/秒以下程度の風
しか存在しない状態において100/分のガスを放出
し、この状態における100ppm等濃度曲線で囲まれる面積
S0(m2)を算出する。
ため、間隔をもって複数のガス検出器をフィールドに配
設して、一定条件下、例えば風速1.5M/秒以下程度の風
しか存在しない状態において100/分のガスを放出
し、この状態における100ppm等濃度曲線で囲まれる面積
S0(m2)を算出する。
次にガスの流出量(/分)及び風速を変えながら、10
0ppm等濃度曲線により囲まれる面積Sを算出して漏洩量
を、 Q=S/S0×100(/分) として各状態における漏洩量を推定したところ、表1に
示すような結果となった。
0ppm等濃度曲線により囲まれる面積Sを算出して漏洩量
を、 Q=S/S0×100(/分) として各状態における漏洩量を推定したところ、表1に
示すような結果となった。
ところで、風速が大きくなると、ガス気周縁部が風によ
り吹き流されやすくなるため、表1からも明らかなよう
に小さ目に推定されることになる。このため、風速V
(m/秒)と実際の漏洩量との相関関係を求めたところ、 Q=S/S0×100×(V+1)(/分) ‥‥(1) 風の影響を受ける場合にあっても漏洩量を1/2乃至2倍
の範囲内で推定することが可能となった。
り吹き流されやすくなるため、表1からも明らかなよう
に小さ目に推定されることになる。このため、風速V
(m/秒)と実際の漏洩量との相関関係を求めたところ、 Q=S/S0×100×(V+1)(/分) ‥‥(1) 風の影響を受ける場合にあっても漏洩量を1/2乃至2倍
の範囲内で推定することが可能となった。
このようにして全ての作業を終了した段階で、外部記憶
装置に格納されているデータを解析し、現実に生じた漏
洩領域のズレの原因を究明して演算プログラムの修正を
行なうことにより以後の推定を一層正確に実行させるこ
とが可能となる。
装置に格納されているデータを解析し、現実に生じた漏
洩領域のズレの原因を究明して演算プログラムの修正を
行なうことにより以後の推定を一層正確に実行させるこ
とが可能となる。
なお、この実施例においては、漏洩推定領域を中心点と
して単位時間当りの漏洩量や、積算漏洩量を算出してい
るが、実地探査により確認された漏洩領域び座標をキイ
ボード等から入力して、この確定した漏洩領域を中心と
して漏洩量を演算するようにしてもよい。
して単位時間当りの漏洩量や、積算漏洩量を算出してい
るが、実地探査により確認された漏洩領域び座標をキイ
ボード等から入力して、この確定した漏洩領域を中心と
して漏洩量を演算するようにしてもよい。
また、この実施例においては、各地点での風向や風速を
補正するようにしているが、設備による気流の乱れを無
視できる場合や、検出器の配置間隔が小さい場合には省
いても実用上十分な確度で漏洩領域を推定することがで
きることは明らかである。
補正するようにしているが、設備による気流の乱れを無
視できる場合や、検出器の配置間隔が小さい場合には省
いても実用上十分な確度で漏洩領域を推定することがで
きることは明らかである。
さらに、上述の実施例においては、矩形を形成する4つ
のガス検出器を特定するようにしているが、ガス検出器
の配置形態によっては三角形を形成する3つのガス検出
器を特定するようにしても同様の作用を奏することは明
らかである。
のガス検出器を特定するようにしているが、ガス検出器
の配置形態によっては三角形を形成する3つのガス検出
器を特定するようにしても同様の作用を奏することは明
らかである。
第8図は、本発明の第2実施例を示すものであって、プ
ラント内に配設されている各設備、例えばタンク、バル
ブ、ポンプ、接合部材等が漏洩を生じる確率を格納した
確率データ記憶回路20からの信号を演算装置14に入力さ
せるようにしたもので、この実施例によれば、前述と同
様の過程により漏洩領域を算出した段階で、ガス濃度だ
けに基づいて推定した領域を確率データ記憶回路20から
のデータに基づいて信頼性を検定するとともに、推定し
た位置からズレているが確率の高い設備に対してもオペ
レータの注意を喚起して、より高い推定を可能ならしめ
る。すなわち、推定点における漏洩確率が低い場合に
は、これに隣接する設備の内、最も確率が高い設備とそ
の位置を選出して、より確からしい領域を表示させる。
ラント内に配設されている各設備、例えばタンク、バル
ブ、ポンプ、接合部材等が漏洩を生じる確率を格納した
確率データ記憶回路20からの信号を演算装置14に入力さ
せるようにしたもので、この実施例によれば、前述と同
様の過程により漏洩領域を算出した段階で、ガス濃度だ
けに基づいて推定した領域を確率データ記憶回路20から
のデータに基づいて信頼性を検定するとともに、推定し
た位置からズレているが確率の高い設備に対してもオペ
レータの注意を喚起して、より高い推定を可能ならしめ
る。すなわち、推定点における漏洩確率が低い場合に
は、これに隣接する設備の内、最も確率が高い設備とそ
の位置を選出して、より確からしい領域を表示させる。
第9図は、本発明の第3実施例を示すものであって、図
中符号21は、風向データ平均化回路で、風向風速計Kか
ら出力される瞬時風向データD(t)を、風速Vに反比
例するように依存する時間T(V)に基づいて平均演算
を行ない、この平均値D(t)/T(V)を風速Vととも
に風向風速履歴記憶回路11に出力するように構成されて
いる。
中符号21は、風向データ平均化回路で、風向風速計Kか
ら出力される瞬時風向データD(t)を、風速Vに反比
例するように依存する時間T(V)に基づいて平均演算
を行ない、この平均値D(t)/T(V)を風速Vととも
に風向風速履歴記憶回路11に出力するように構成されて
いる。
この実施例によれば、特に微風時に生じがちな風向風速
計の風向きデータの不確実性に起因する誤差を排除して
漏洩領域推定演算の信頼性の向上を図ることができるば
かりでなく、考慮すべき風向データを推定演算に必要な
精度で得ることができ、無用な計算工程を不要として推
定時間の短縮を図ることが可能となる。
計の風向きデータの不確実性に起因する誤差を排除して
漏洩領域推定演算の信頼性の向上を図ることができるば
かりでなく、考慮すべき風向データを推定演算に必要な
精度で得ることができ、無用な計算工程を不要として推
定時間の短縮を図ることが可能となる。
(発明の効果) 以上説明したように本発明においては、プラント内に配
設された複数のガス検出器の座標データを格納した第1
の記憶手段と、順次更新しつつ、無風状態においてガス
が各ガス検出器に到達するに要するよりも長い期間分
の、プラント内の風向風速計測手段からの風向データ、
及び風速データを格納する風向、風速履歴記憶用の第2
の記憶手段と、ガス検出器の少なくとも1つが基準濃度
以上の濃度を検出したときに、第1の記憶手段から座標
データを、また風向、風速履歴記憶用の第2の記憶手段
から風向データ、及び風速データを読出して漏洩領域を
算出する手段とを備え、ガスが漏洩した時点と、これを
検出した時点との時間差に起因するガスの流れを補正し
て推定するようにしたので、第2、第3のガス検出器か
らの信号の出力を待つことなく、速やかに漏洩領域を表
示することができるばかりでなく、気象条件や地形、設
備の配置に関わりなく、高い角度でもって漏洩領域を推
定することができる。
設された複数のガス検出器の座標データを格納した第1
の記憶手段と、順次更新しつつ、無風状態においてガス
が各ガス検出器に到達するに要するよりも長い期間分
の、プラント内の風向風速計測手段からの風向データ、
及び風速データを格納する風向、風速履歴記憶用の第2
の記憶手段と、ガス検出器の少なくとも1つが基準濃度
以上の濃度を検出したときに、第1の記憶手段から座標
データを、また風向、風速履歴記憶用の第2の記憶手段
から風向データ、及び風速データを読出して漏洩領域を
算出する手段とを備え、ガスが漏洩した時点と、これを
検出した時点との時間差に起因するガスの流れを補正し
て推定するようにしたので、第2、第3のガス検出器か
らの信号の出力を待つことなく、速やかに漏洩領域を表
示することができるばかりでなく、気象条件や地形、設
備の配置に関わりなく、高い角度でもって漏洩領域を推
定することができる。
また、本発明においては上述の構成に各ガス検出器から
の濃度信号に基づいてガス漏洩量を算出する手段を備え
たので、ガスの漏洩量を正確に算定して的確な事故対策
を採ることが出来る。
の濃度信号に基づいてガス漏洩量を算出する手段を備え
たので、ガスの漏洩量を正確に算定して的確な事故対策
を採ることが出来る。
第1図は本発明の一実施例を示す装置の構成図、第2、
3図は、それぞれ同上装置に使用する辞書の構成を示す
模式図、第4、5、6、7図は同上装置の動作を示すフ
ローチャートと説明図、及び第8、9図は本発明の他の
実施例を示すブロック図である。 P……プラント S1、S2、S3……ガス検出器 K……風向風速計
3図は、それぞれ同上装置に使用する辞書の構成を示す
模式図、第4、5、6、7図は同上装置の動作を示すフ
ローチャートと説明図、及び第8、9図は本発明の他の
実施例を示すブロック図である。 P……プラント S1、S2、S3……ガス検出器 K……風向風速計
Claims (4)
- 【請求項1】プラント内に配設された複数のガス検出器
の座標データを格納した第1の記憶手段と、順次更新し
つつ、無風状態においてガスが前記各ガス検出器に到達
するに要するよりも長い期間分の、プラント内の風向風
速計測手段からの風向データ、及び風速データを格納す
る風向、風速履歴記憶用の第2の記憶手段と、前記ガス
検出器の少なくとも1つが基準濃度以上の濃度を検出し
たときに、前記第1の記憶手段から前記座標データを、
また前記風向、風速履歴記憶用の第2の記憶手段から風
向データ、及び風速データを読出して漏洩領域を算出す
る手段とを備えてなるガス漏洩領域推定装置。 - 【請求項2】プラント内に配設された複数のガス検出器
の座標データを格納した第1の記憶手段と、順次更新し
つつ、無風状態においてガスが前記各ガス検出器に到達
するに要するよりも長い期間分のプラント内の風向風速
計測手段からの風向データ、及び風速データを格納する
風向、風速履歴記憶用の第2の記憶手段と、前記ガス検
出器の少なくとも1つが基準濃度以上の濃度を検出した
ときに、前記第1の記憶手段から前記座標データを、ま
た前記風向、風速履歴記憶用の第2の記憶手段から風向
データ、及び風速データを読出して漏洩領域を算出する
手段と、前記各ガス検出器からの濃度信号に基づいて前
記漏洩量を算出する手段と、算出した前記漏洩量を風向
に応じて補正する手段を備えてなるガス漏洩領域推定装
置。 - 【請求項3】プラント内に配設された複数のガス検出器
の座標データを格納した第1の記憶手段と、プラント内
に風向風速計測手段により計測された風速に依存して前
記風向風速計測手段からの風向データ時間平均するとも
に、その時間の値を可変とする風向サンプリング手段
と、順次更新しつつ、無風状態でガスが前記各ガス検出
器に到達するよりも長い期間分の前記サンプリング手段
からの風向データと前記風向風速計測手段からの風速デ
ータとを格納する風向、風速履歴記憶用の第2の記憶手
段と、前記ガス検出器の少なくとも1つが基準濃度以上
のガスを検出したときに、前記第1の記憶手段から前記
座標データを、また前記風向、風速履歴記憶用の第2の
記憶手段から風向データ、及び風速データを読出して漏
洩領域を算出する手段を備えてなるガス漏洩領域推定装
置。 - 【請求項4】プラント内の各設備の配置座標と、前記設
備の漏洩発生確率のデータを記憶する第3の記憶手段を
備え、前記算出された漏洩領域の検定を可能とする請求
項1、2、3の内の1項に記載のガス漏洩領域推定装
置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP63045167A JPH0797062B2 (ja) | 1988-02-26 | 1988-02-26 | ガス漏洩領域推定装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP63045167A JPH0797062B2 (ja) | 1988-02-26 | 1988-02-26 | ガス漏洩領域推定装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH01219533A JPH01219533A (ja) | 1989-09-01 |
| JPH0797062B2 true JPH0797062B2 (ja) | 1995-10-18 |
Family
ID=12711708
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP63045167A Expired - Fee Related JPH0797062B2 (ja) | 1988-02-26 | 1988-02-26 | ガス漏洩領域推定装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0797062B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5297421A (en) * | 1991-03-05 | 1994-03-29 | Mitsui Toatsu Chemicals, Inc. | Leak detection system for gas, steam or the like that involves multi-point sampling |
| US5604299A (en) * | 1995-05-26 | 1997-02-18 | Sensible Technologies, Inc. | Method of locating emission sources |
| GB0118340D0 (en) * | 2001-07-27 | 2001-09-19 | Lattice Intellectual Property | Method of detecting the presence and location of a gas leak |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0240967B2 (ja) * | 1984-12-28 | 1990-09-14 | Idemitsu Petrochemical Co | Gasuroeigennokenchihoho |
-
1988
- 1988-02-26 JP JP63045167A patent/JPH0797062B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH01219533A (ja) | 1989-09-01 |
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