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JPH0798140B2 - 粉粒体の混合比率の設定調整方法及びその混合方法とその装置 - Google Patents
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JPH0798140B2 - 粉粒体の混合比率の設定調整方法及びその混合方法とその装置 - Google Patents

粉粒体の混合比率の設定調整方法及びその混合方法とその装置

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JPH0798140B2
JPH0798140B2 JP62281914A JP28191487A JPH0798140B2 JP H0798140 B2 JPH0798140 B2 JP H0798140B2 JP 62281914 A JP62281914 A JP 62281914A JP 28191487 A JP28191487 A JP 28191487A JP H0798140 B2 JPH0798140 B2 JP H0798140B2
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【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は複数種の粉粒体の混合比率の設定調整方法とそ
の混合方法及びその装置に係る。
〔従来の技術〕
従来、複数種の粉粒体の混合比を設定する場合には、そ
れら粉粒体の重量又は容量を計測器によりいちいち計量
してきた。そしてそれらを混合装置に供給して混合を行
なってきたのである。しかし、これら混合比率に精密を
要し、かつより高い分散度を必要とする場合には、それ
らの目的を達するためには、まだ不十分な点が多かっ
た。
また、それらの混合装置においても、従来の方法には大
別して二種あった。即ちその一つは、容器の中で回転翼
などを廻わして粉粒体を混ぜる方法(リボンブレンダな
ど)と、他の一つは、容器自体を回転して、その中に入
れられた粉粒体を重力によって上下に移動して混ぜる方
法(ロータリミキサなど)とである。これは何れも機械
的に粉粒体を混合する方法である。従って、混合比が微
量値である場合、若しくはミクロ的分散を必要とする場
合などには必ずしも十分とはいえなかった。その上、ま
た容器の容積も比較的大きく、混合時間も比較的長く、
更にバッチ式が多く、従って作業工数も多く、特にフロ
ウライン上においては大きなネックとなっていたのであ
る。
〔解決しようとする問題点〕
最近はハイテクの急伸展に伴い、粉粒体の微量値比混合
とミクロ的均一分散などの需要が急増してきた。しかし
上述の如く、従来の計量方法と機械的方法による混合に
おいては、それらの要求を十分満たすことは困難となっ
てきた。
本発明の動機は、粉粒体の微量計量を簡単にかつ迅速に
行ない、それらを煙霧体化して微細かつ効果的に混合を
行なうことであった。
〔問題点を解決するための手段〕
上述の如く、従来の計測器による計量法や従来の混合装
置などによるものとは全く別の観点に立って、より微量
にかつ簡易に混合比率を設定し、またそれらをより微細
にかつより均一に分散し、更にそれらを最も簡易な方法
と装置により最も効果的に良質の粉粒体の混合物を提供
することが本発明の目的である。
本発明の要旨は、半密閉型容器内に複数種の粉粒体をそ
れぞれの粉粒体エジェクタによりエアスプレイするに当
って、先ずそれらに供給するエアの量を、それぞれの混
合比率に概ね相応してパルス的に即ち断続的に粉粒体エ
ジェクタに供給すれば、それら粉粒体はエアと共に断続
的にスプレイされ、それらを互いに衝突させ、そして煙
霧体状となった混合粉粒体を上記容器外の気粉分離装置
に導いて気体と分離し、粉粒体の混合物を得る方法とそ
の装置とである。
本発明による方法を詳細に説明する。第1図を参照され
たい。複数種の粉粒体(A,B,…)は、それぞれ粉粒体エ
ジェクタ(3A,3B,…)により半密閉型の漏斗状容器
(1)内にエアスプレイ(Sa,Sb)されて、煙霧体状と
なる。それらスプレイの流れが互いに衝突し、それによ
る反射流(Sr)及び攪乱流(Sc)によって、それら煙霧
体は互いに入り混り混合する。そしてそれらの混合比
は、上記粉粒体エジェクタ(3A,3B,…)に供給されるエ
アの容量×速度によって規制される。もし、それらの速
度を一定とすると、その容量を変えねばならず、そのた
めには、ノズルの径を変えねばならず、ノズル径を無段
階に変えることは難しい。他の手段としては、ノズル径
はそのままとしてエアの供給を断続的に行ない、一定時
間内における総合的空気供給量の比を、概ね混合比に準
じて行なえば、実際にエアスプレイされるそれぞれの粉
粒体の比もそれらに準じてスプレイされることになる。
上述の如く、断続的にエアを供給する最も簡易な手段と
しては電気的パルス信号を使用することである。市販の
パルスコントローラ(6)とソレノイド式エアバルブ
(5A,5B,…)等を使用すれば、それらパルス信号のサイ
クル及び断続時間をミリ秒単位で容易に変えることがで
きる。これらパルス信号の数値の選択と設定により、微
細に亘る混合比率をも設定することができるのである。
上述のようにして、所定の混合比率をもってスプレイさ
れ、混合された粉粒体の煙霧体は、上記半密閉型の漏斗
状容器(1)内の下部に押しやられ、同時に同部にかか
る負圧によって外部に引き出され、該負圧の発生源であ
る気粉分離装置(8)内に導かれて気体と分離され、粉
粒体の混合物(AB)が得られるのである。
次に上記方法に基く装置について説明する。同じく第2
図を参照されたい。半密閉型の漏斗状容器(11)の上蓋
には開閉蓋(12)が取付けられ、また、側壁上には複数
個の粉粒体エジェクタ(13A,13B,…)が取付けられ、そ
してそれらの粉粒体エジェクタ用ノズル(17A,17B,…)
がそれらの中心線が概ね一点に集まるように取付けられ
る。上記粉粒体エジェクタ(13A,13B,…)内のエア噴出
口(14A,14B,…)の外側は粉粒体吸込管(15A,15B,…)
にて覆われ、該管はそれぞれの粉粒体供給ホッパ(18A,
18B,…)に連通する。そして上記粉粒体エジェクタ(13
A,13B,…)への加圧エア配管(20A,20B,…)はそれぞれ
エア流量調整弁(24A,24B,…)を介して加圧エア発生装
置(25)に連なるが、その配管(20A,20B,…)途上には
エア操作式エアバルブ(11A,11B,…)が設けられる。な
お上記方法においては該エア操作式エアバルブの代わり
にソレノイド式エアバルブが設けられているが、実際上
は加圧エアの圧力が比較的高いので、エア操作式エアバ
ルブの用いられるケースが多いと思われる。該エア操作
式エアバルブに対する操作エア配管(30A,30B,…)はエ
ア流量調整弁(32A,32B,…)を介して操作エア発生装置
(35)に連なるが、その配管(30A,30B,…)途上にソレ
ノイド式エアバルブ(31A,31B,…)が設けられる。そし
て該ソレノイド式エアバルブ(31A,31B,…)はパルスコ
ントローラ(40)に電気接続(39A,39B,…)されるので
ある。また一方、上記漏斗状容器(11)の下部(11b)
の直管(11h)は配管(45)により、気粉分離装置(5
0)に接続され、該装置には気体吸引装置(57)が設け
られる。同図にては、気粉分離装置としてバックフイル
タ式のものが示されている。気粉分離装置(50)の下方
には粉粒体の混合物の集積容器(59)が置かれる。
〔作用〕
上記本発明の装置の作用について説明する。同じ第2図
を参照されたい。各粉粒体エジェクタ(13A,13B,…)の
粉粒体供給ホッパ(18A,18B,…)内には、それぞれ単種
の粉粒体(A,B,…)が補給されている。次ぎにパルスコ
ントローラ(40)から設定されたパルス信号が発信され
る。一例としてそのパルス信号を粉粒体A,B,C用の三種
とする。そしてサイクルは何れも同じ20サイクルとし、
またそれらの混合比をA:B:C=20:5:2とする。この場合
の加圧(エジェクト)エアの供給量の比も、同一速度の
下において、同じく20:5:2とする。実際においては、そ
れらの比は“開”時間の長さによって若干相異するが、
今回はそれをネグレットする。
さて、これらの比をパルス信号に当てはめる。第3図を
参照されたい。1サイクル50msの中に、それぞれの
“開”時間即ち40ms,10msを設定すればよい。パルスの
設定時間は、パルスコントローラによってはミリ秒単位
のものがある。その場合には、コンマ以下の時間に対し
ては設定できないので、必要とする倍数を掛けて整数と
してやればよい。例えば混合比=40:20:1.5の場合には
1.5だけ2倍して2サイクルに1回の3ms“開”とし、他
は1サイクル毎に40ms、20ms“開”としてやればよい
(同図中のC′粉粒体のライン参照)。
上述のようにして、パルスコントローラの発信するパル
ス信号を設定すると、同信号は先ずソレノイド式エアバ
ルブ(31A,31B,…)を作動して開く。同バルブには、操
作エア(0A)の圧力がかかっているので、その“開”に
よって操作エア(0A)がエア操作式エアバルブ(21A,21
B,…)に達し、そのバルブ(22A,22B,…)を開く。同バ
ルブは加圧エア発生装置(CA)よりの加圧エアがかかっ
ているので、同加圧(CA)が粉粒体エジェクタ内のエア
噴出口に入り、同噴出口から加圧エアが噴出して、その
周辺にある粉粒体(A,B,…)を吸引して、粉粒体エジェ
クタノズル(17A,17B,…)から半密閉型の漏斗状容器
(11)内に噴出スプレイする。該スプレイの流れは該容
器(11)のほぼ中央部に集まり、それらは互いに衝突し
反射する。即ち煙霧体状の各種粉粒体が分散し、そして
また発生する攪乱流によって、それは互いに入り混るの
である。このようにして混合した煙霧体は、後続するエ
アスプレイによって上記漏斗状容器(11)内を下方に押
しやられ、同時に該容器(11)の下部には気粉分離装置
(50)の吸気装置(57)による負圧がかかるので、これ
ら混合した煙霧体は上記容器(11)の外部へと引き出さ
れる。そして上記気粉分離装置(50)内に導かれ、粉粒
体の混合物ABCが得られるのである。
〔実施例〕
(1)前記本発明の方法の項において説明した粉粒体の
スプレイパターンの形状は、一般に円錐形状であるが、
それを第4図に示すように細長円錐形状としたものであ
る。このようなスプレイパターンにおいては、スプレイ
即ち噴出流の速度は、上記一般の円錐形状の場合よりも
高く、これらが衝突した場合には、より大なる衝突力が
発生し、それによる反射流はより大きく全方向に広く拡
散し、粉粒子の分散度をより大ならしめる。
(2)上記スプレイパターンを、第5図に示すように、
扇子(ファン)状となしたものである。二本の扇子状ス
プレイパターンの先端部が、双方同位相の状態において
衝突させるので、同図に示すように縦形に衝突させた場
合には、衝突板の拡散流は左右に分かれて拡散する。
(3)第3実施例 上記スプレイパターンを、第6図に示すように、その断
面を十字形となしたものである。これらも互いに位相を
合わせて衝突させると、衝突板の拡散流の方向は、上記
の扇子状スプレイパターンの左右に加えて上下にも拡散
流が発生する。
(4)第4実施例 前記装置における粉粒体エジェクタへの加圧空気の配管
途上にエア操作式エアバルブを削除し、その代わりに、
ソレノイド式エアバルブを設け、該バルブをパルスコン
トローラに電気接続したものである。本例においては、
加圧エアの容量が比較的少なく、少容量のソレノイド式
エアバルブにても十分なる場合に適当される。
〔効果〕
本発明による方法とその装置とによれば、複数種の粉粒
体を微量数値の混合比率においても容易に設定調整し、
これらをより短時間に、かつ簡単なる方法とその装置に
よって均一に分散し、粉粒体の混合物を容易に得るもの
である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明(以下すべて本発明によるものにつき本
呼称は省略する)の方法の説明図 第2図は装置の側面
図第3図は三種の粉粒体のスプレイ時間の一例 第4図
はスプレイパターンの細長円錐形状の斜視図 第5図は
同じく扇子状の斜視図 第6図はそのパターンの十字形
状の斜視図 主要な符合の説明 1,11…漏斗状容器、3A,3B,13A,13B…粉粒体エジェク
タ、5A,5B,31A,31B,31C,…ソレノイド式エアバルブ、6,
40…パルスコントローラ、8,50…気粉分離装置、21A,21
B,21C,…エア操作式エアバルブ、25…加圧エア発生装
置、35…操作エア発生装置、57…吸気装置

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】パルスコントローラより所要の混合比率に
    基いて設定された複数のパルス信号を発信し、それぞれ
    のソレノイド式エアバルブ等を介してそれぞれの加圧エ
    アを上記パルス信号に従って断続的に圧送し、それらを
    それぞれの粉粒体エジェクタに導いて粉粒体を半密閉型
    容器内にエアスプレイし、それらスプレイの先方を互い
    に衝突させて混合させ、それら異種の粉粒体粒子の混合
    より成る煙霧体を上記半密閉型容器の下部より引き出
    し、それを気粉分離装置内に導いて気体を分離し、異種
    粉粒体の混合物を得ることを特徴とする粉粒体の混合比
    率の設定調整方法及びその混合方法。
  2. 【請求項2】スプレイのパターンが円錐形状である特許
    請求の範囲第1項記載の粉粒体の混合比率の設定調整方
    法及びその混合方法。
  3. 【請求項3】スプレイのパターンが細長円錐形状である
    特許請求の範囲第1項記載の粉粒体の混合比率の設定調
    整方法及びその混合方法。
  4. 【請求項4】スプレイのパターンが扇子状で、その断面
    が紡錘形である特許請求の範囲第1項記載の粉粒体の混
    合比率の設定調整方法及びその混合方法。
  5. 【請求項5】スプレイのパターンの断面が十字形状であ
    る特許請求の範囲第1項記載の粉粒体の混合比率の設定
    調整方法及びその混合方法。
  6. 【請求項6】a.半密閉型の漏斗状容器の上蓋上に開閉蓋
    が設けられ、かつ該容器の底部には外部に接続される直
    管の設けられることと、 b.上記容器の側壁に複数個の粉粒体エジェクタを平面的
    にみて概ね均等分割角度をもって取付けると共に、それ
    ら粉粒体エジェクタの中心線を概ね該容器内の中心部に
    集めることと、 c.上記複数個の粉粒体エジェクタへのそれぞれの供給エ
    ア配管上にはソレノイド式エアバルブの設けられること
    と、 d.上記それぞれのソレノイド式エアバルブはパルスコン
    トローラに電気接続されることと、 e.前記a項の容器の底部に設けられた直管は吸気装置付
    気粉分離装置に配管接続されること、 とより成ることを特徴とする粉粒体の混合比率の設定調
    整及びその混合装置。
  7. 【請求項7】複数個の粉粒体エジェクタへのそれぞれの
    配管上にはエア操作式エアバルブが設けられ、該エア操
    作式エアバルブへの操作エアの供給用としてソレノイド
    式エアバルブが設けられ、かつ該ソレノイド式エアバル
    ブがパルスコントローラに電気接続されている特許請求
    の範囲第6項記載の粉粒体の混合比率の設定調整及び混
    合装置。
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