JPH0798596B2 - 多条帯板の巻取り張力付与装置 - Google Patents
多条帯板の巻取り張力付与装置Info
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- JPH0798596B2 JPH0798596B2 JP33198790A JP33198790A JPH0798596B2 JP H0798596 B2 JPH0798596 B2 JP H0798596B2 JP 33198790 A JP33198790 A JP 33198790A JP 33198790 A JP33198790 A JP 33198790A JP H0798596 B2 JPH0798596 B2 JP H0798596B2
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B65—CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
- B65H—HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
- B65H2301/00—Handling processes for sheets or webs
- B65H2301/50—Auxiliary process performed during handling process
- B65H2301/51—Modifying a characteristic of handled material
- B65H2301/513—Modifying electric properties
- B65H2301/5133—Removing electrostatic charge
Landscapes
- Winding Of Webs (AREA)
- Registering, Tensioning, Guiding Webs, And Rollers Therefor (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、幅広な帯板を該帯板の長手方向に沿って複
数条にスリッテングして多条のスリット帯板に裁断分割
した後に各スリット帯板を巻取装置の巻取胴に巻取る場
合に、各スリット帯板を巻取胴の周面に各々押圧して、
板厚偏差などに起因する各コイルの巻太り直径の差があ
っても全てのコイルを夫々の直系で固くスリット帯板を
密着して巻取ることができる多条帯板の巻取り張力付与
装置に関するものである。
数条にスリッテングして多条のスリット帯板に裁断分割
した後に各スリット帯板を巻取装置の巻取胴に巻取る場
合に、各スリット帯板を巻取胴の周面に各々押圧して、
板厚偏差などに起因する各コイルの巻太り直径の差があ
っても全てのコイルを夫々の直系で固くスリット帯板を
密着して巻取ることができる多条帯板の巻取り張力付与
装置に関するものである。
一般に幅広な帯板の断面は完全な平坦でなく中央が厚く
両端が薄くなっており、これをスリティングすると、帯
板の中央部と両端部におけるスリット後の各スリット帯
板の板厚に偏差を生じる。そして、これらの各スリット
帯板をマンドレルにより巻取ると、板厚の厚いスリット
帯板は薄いものより巻取り径が大きくなり、中央部と両
端部における各スリット帯板の巻取り速度に差が生じ、
マンドレルに巻取られる各スリット帯板の巻取り張力が
不均衡となる。その結果、マンドレルに巻取られた両端
部のスリット帯板は中央部に比べ柔巻きとなり、マンド
レルから抜き取ったとき、テレスコープ状になったり、
楕円状に潰れたりして、巻戻し或いは運搬等が不可能な
状態になる欠点があった。
両端が薄くなっており、これをスリティングすると、帯
板の中央部と両端部におけるスリット後の各スリット帯
板の板厚に偏差を生じる。そして、これらの各スリット
帯板をマンドレルにより巻取ると、板厚の厚いスリット
帯板は薄いものより巻取り径が大きくなり、中央部と両
端部における各スリット帯板の巻取り速度に差が生じ、
マンドレルに巻取られる各スリット帯板の巻取り張力が
不均衡となる。その結果、マンドレルに巻取られた両端
部のスリット帯板は中央部に比べ柔巻きとなり、マンド
レルから抜き取ったとき、テレスコープ状になったり、
楕円状に潰れたりして、巻戻し或いは運搬等が不可能な
状態になる欠点があった。
このため、一般にスリッテングして多条のスリット帯板
に裁断分割する設備においては、スリット帯板を巻取装
置に供給する途中に巻取り張力を付与する装置が設けら
れていて、多条のスリット帯板はこの装置で所定の巻取
り張力が付与された後、共通の巻取りドラムで巻取られ
ている。
に裁断分割する設備においては、スリット帯板を巻取装
置に供給する途中に巻取り張力を付与する装置が設けら
れていて、多条のスリット帯板はこの装置で所定の巻取
り張力が付与された後、共通の巻取りドラムで巻取られ
ている。
このような巻取り張力を付与する装置として、例えば、
特公昭51−35458号公報や特開昭56−136748号公報等が
知られている。
特公昭51−35458号公報や特開昭56−136748号公報等が
知られている。
特公昭51−35458号公報に示された装置は、スリッテン
グした多条のスリット帯板を巻取る前に方眼状のスリッ
トを刻設した弾性体表面を持つ調整ロールに接触させ
て、調整ロールに作用するブレーキ力により巻取り張力
を発生させ、各条の張力変動を自動的に調節することが
できるようになっている。
グした多条のスリット帯板を巻取る前に方眼状のスリッ
トを刻設した弾性体表面を持つ調整ロールに接触させ
て、調整ロールに作用するブレーキ力により巻取り張力
を発生させ、各条の張力変動を自動的に調節することが
できるようになっている。
また、特開昭56−136748号公報に示された装置は、エン
ドレスベルトを利用したものであって、上下に配置され
たエンドレスベルトの相対向する外側表面の間にスリッ
テングした多条のスリット帯板を通し、エンドレスベル
トの内側表面を摩擦片で押圧して上下のエンドレスベル
トをスリット帯板の表裏面に押し付け圧着させ、移動す
るスリット帯板と一体となってエンドレスベルトを回動
させるようにして、摩擦片とエンドレスベルトの内側表
面との間に滑りによる摩擦力でスリット帯板に巻取り張
力を付与することができるようになっている。
ドレスベルトを利用したものであって、上下に配置され
たエンドレスベルトの相対向する外側表面の間にスリッ
テングした多条のスリット帯板を通し、エンドレスベル
トの内側表面を摩擦片で押圧して上下のエンドレスベル
トをスリット帯板の表裏面に押し付け圧着させ、移動す
るスリット帯板と一体となってエンドレスベルトを回動
させるようにして、摩擦片とエンドレスベルトの内側表
面との間に滑りによる摩擦力でスリット帯板に巻取り張
力を付与することができるようになっている。
しかしながら、多条のスリット帯板を巻取る前に張力付
与装置を設けるときには、多条のスリット帯板の表面に
摩擦片等を接触させて巻取り張力を制御しているので、
帯板の材質や表面処理の種類によっては擦り疵が生じ
て、品質を損なうことがある。
与装置を設けるときには、多条のスリット帯板の表面に
摩擦片等を接触させて巻取り張力を制御しているので、
帯板の材質や表面処理の種類によっては擦り疵が生じ
て、品質を損なうことがある。
また、スリッターラインに張力付与装置を設置すること
により、スリッターラインが長くなり、作業工程におけ
るスペースが余分に必要となる等の問題点もある。
により、スリッターラインが長くなり、作業工程におけ
るスペースが余分に必要となる等の問題点もある。
この発明は、上記のような問題点に鑑み、その問題点を
解決すべく創案されたものであって、その目的とすると
ころは、多条のスリット帯板にその表面に擦り疵を生じ
させることなく所定の巻取り張力を確実に付与すること
ができ、しかも、巻取装置の前方に張力付与装置の設置
を不要にして巻取り設備の簡略化を図ることのできる多
条帯板の巻取り張力付与装置を提供することにある。
解決すべく創案されたものであって、その目的とすると
ころは、多条のスリット帯板にその表面に擦り疵を生じ
させることなく所定の巻取り張力を確実に付与すること
ができ、しかも、巻取装置の前方に張力付与装置の設置
を不要にして巻取り設備の簡略化を図ることのできる多
条帯板の巻取り張力付与装置を提供することにある。
以上の目的を達成するためにこの発明は、両端側が支持
された押圧軸の外周に流体圧で膨縮する流体圧力室を配
設し、流体圧力室の外周にスリット帯板の板幅より小さ
な幅からなる分割リングを複数連接して装着し、これら
の分割リングの外周に複数のリング状の分解ロールを回
転自在に装着し、回転自在に装着された各分割ロール
を、幅広な帯板を該帯板の長手方向に沿って複数条にス
リッテングして多条のスリット帯板に裁断分割されて巻
取装置の巻取胴に巻取られた各スリット帯板の表面に押
し付ける構成よりなるものである。
された押圧軸の外周に流体圧で膨縮する流体圧力室を配
設し、流体圧力室の外周にスリット帯板の板幅より小さ
な幅からなる分割リングを複数連接して装着し、これら
の分割リングの外周に複数のリング状の分解ロールを回
転自在に装着し、回転自在に装着された各分割ロール
を、幅広な帯板を該帯板の長手方向に沿って複数条にス
リッテングして多条のスリット帯板に裁断分割されて巻
取装置の巻取胴に巻取られた各スリット帯板の表面に押
し付ける構成よりなるものである。
以上のような構成を有するこの発明は次のように作用す
る。
る。
幅広な帯板を該帯板の長手方向に沿って複数条にスリッ
テングして多条のスリット帯板に裁断分割した後の各ス
リット帯板を巻取胴に巻取る場合においては、流体圧力
室の流体圧力を所定の圧力に調整して、回転自在に装着
された各分割ロールを巻取胴に巻取られた各スリット帯
板の表面に押し付ける。
テングして多条のスリット帯板に裁断分割した後の各ス
リット帯板を巻取胴に巻取る場合においては、流体圧力
室の流体圧力を所定の圧力に調整して、回転自在に装着
された各分割ロールを巻取胴に巻取られた各スリット帯
板の表面に押し付ける。
巻取りが進むにしたがって各スリット帯板の巻取り径に
差が生じるが、巻取胴に巻取られた各スリット帯板の表
面を押圧する各分割ロールは各分割リングを介して流体
圧力室の圧力を受け、又流体圧力室は膨縮すると共に流
体圧はどの箇所でも同一であるので、各分割ロールは半
径方向に変位しながら各スリット帯板の巻取り径の差に
追従して、各スリット帯板の表面を同一の圧力で押圧す
るように作用する。
差が生じるが、巻取胴に巻取られた各スリット帯板の表
面を押圧する各分割ロールは各分割リングを介して流体
圧力室の圧力を受け、又流体圧力室は膨縮すると共に流
体圧はどの箇所でも同一であるので、各分割ロールは半
径方向に変位しながら各スリット帯板の巻取り径の差に
追従して、各スリット帯板の表面を同一の圧力で押圧す
るように作用する。
このため、巻取り径に差があるにも係わらず各スリット
帯板は同一の押圧力に伴って同一の巻取り張力を受ける
ことになる。しかも、各分割ロールは回転自在であるの
で、各スリット帯板を押圧する各分割ロールは各スリッ
ト帯板の巻取り速度と同一の速度で回転して、各スリッ
ト帯板の表面を傷つけることもないように作用する。
帯板は同一の押圧力に伴って同一の巻取り張力を受ける
ことになる。しかも、各分割ロールは回転自在であるの
で、各スリット帯板を押圧する各分割ロールは各スリッ
ト帯板の巻取り速度と同一の速度で回転して、各スリッ
ト帯板の表面を傷つけることもないように作用する。
以下、図面に記載の実施例に基づいてこの発明をより具
体的に説明する。
体的に説明する。
−第1実施例− ここで、第1図は全体側断面図、第2図は断面図、第3
図は巻取り箇所の側面図、第4図は作用説明図である。
図は巻取り箇所の側面図、第4図は作用説明図である。
図において、巻取り張力付与装置1は、幅広な帯板を該
帯板の長手方向に沿って複数条にスリッテングして多条
のスリット帯板aに裁断分割した後に各スリット帯板a
を巻取装置bの巻取胴cに巻取る際に、各スリット帯板
aに所定の巻取り張力を付与する装置で、巻取装置bに
隣接して設けられている。巻取り張力付与装置1は、押
圧軸2、流体圧力室3、分割リング4、および分割ロー
ル5などから主に構成されている。なお、巻取胴cに巻
取られる各スリット帯板aを所定の巻取り箇所に巻取ら
せるセパレータdが巻取り張力付与装置1の前方で巻取
装置bに隣接して設けられている。
帯板の長手方向に沿って複数条にスリッテングして多条
のスリット帯板aに裁断分割した後に各スリット帯板a
を巻取装置bの巻取胴cに巻取る際に、各スリット帯板
aに所定の巻取り張力を付与する装置で、巻取装置bに
隣接して設けられている。巻取り張力付与装置1は、押
圧軸2、流体圧力室3、分割リング4、および分割ロー
ル5などから主に構成されている。なお、巻取胴cに巻
取られる各スリット帯板aを所定の巻取り箇所に巻取ら
せるセパレータdが巻取り張力付与装置1の前方で巻取
装置bに隣接して設けられている。
押圧軸2はその断面形状が円形を有し、巻取装置bの巻
取胴cに平行になるように横設され、その両端側は軸受
け2a,2bに回転可能に支持されている。円形の押圧軸2
の外周面には流体圧力室3が配設されている。
取胴cに平行になるように横設され、その両端側は軸受
け2a,2bに回転可能に支持されている。円形の押圧軸2
の外周面には流体圧力室3が配設されている。
流体圧力室3には複数の膨縮袋体3aが使用され、この複
数の膨縮袋体3aが円形の押圧軸2の軸芯方向に沿って配
設され、又その押圧軸2の断面方向の外周面に均等に配
設されている。また、各膨縮袋体3a同士の間には仕切り
壁3bが押圧軸2の外周面に配設されている。仕切り壁3b
は押圧軸2の断面に対して放射状に均等に、又押圧軸2
の軸芯方向に配設されている。
数の膨縮袋体3aが円形の押圧軸2の軸芯方向に沿って配
設され、又その押圧軸2の断面方向の外周面に均等に配
設されている。また、各膨縮袋体3a同士の間には仕切り
壁3bが押圧軸2の外周面に配設されている。仕切り壁3b
は押圧軸2の断面に対して放射状に均等に、又押圧軸2
の軸芯方向に配設されている。
各膨縮袋体3aは、その内部に気体や液体などの流体を密
封して、流体の圧力で膨縮してその外周に装着される分
割リング4を変位させる機能を果たす。各膨縮袋体3aの
一端は、押圧軸2に嵌合された円環6の側面から内部に
亘って形成された流体連通路6aに接続されており、各膨
縮袋体3aはこの流体連通路6aを通じて連通している。又
各膨縮袋体3aの他端側は完全に封止されている。
封して、流体の圧力で膨縮してその外周に装着される分
割リング4を変位させる機能を果たす。各膨縮袋体3aの
一端は、押圧軸2に嵌合された円環6の側面から内部に
亘って形成された流体連通路6aに接続されており、各膨
縮袋体3aはこの流体連通路6aを通じて連通している。又
各膨縮袋体3aの他端側は完全に封止されている。
円環6の内部に形成された流体連通路6aは、円環6が嵌
合されている箇所の押圧軸2の内部に形成された流体通
路2cと連通している。流体通路2cは押圧軸2の内部に軸
芯方向に形成され、その一端側は封止され、その内部周
面には押圧軸2の外周面の表面に向かって通気孔2dが穿
設されている。この通気孔2dは円環6の内部に形成され
た流体連通路6aに望んでいて、通気孔2dを介して押圧軸
2の流体通路2cは円環6の流体連通路6aと連通状態にな
っている。
合されている箇所の押圧軸2の内部に形成された流体通
路2cと連通している。流体通路2cは押圧軸2の内部に軸
芯方向に形成され、その一端側は封止され、その内部周
面には押圧軸2の外周面の表面に向かって通気孔2dが穿
設されている。この通気孔2dは円環6の内部に形成され
た流体連通路6aに望んでいて、通気孔2dを介して押圧軸
2の流体通路2cは円環6の流体連通路6aと連通状態にな
っている。
又流体連通路2cの他端は軸受け2b側の押圧軸2の端部に
臨んで開口部2eを形成しており、開口しており、この流
体通路2cの一端の開口部2eには図示しない流体圧力ポン
プの一端が接続され、流体圧力ポンプの圧力調整によっ
て、流体圧力室3を構成する各膨縮袋体3aの内部圧力を
調整するようになっている。
臨んで開口部2eを形成しており、開口しており、この流
体通路2cの一端の開口部2eには図示しない流体圧力ポン
プの一端が接続され、流体圧力ポンプの圧力調整によっ
て、流体圧力室3を構成する各膨縮袋体3aの内部圧力を
調整するようになっている。
押圧軸2の外周面に配設された流体圧力室3の更に外周
には複数の分割リング4が押圧軸2の軸芯方向に連接し
て装着されている。分割リング4の幅は各スリット帯板
aの板幅より小さく、更に分割ロール5の幅よりも小さ
くなっている。各分割リング4は膨縮する流体圧力室3
の圧力によって変位する。これらの各分割リング4は軸
受け2a側から流体圧力室3の外周に嵌合されるようにな
っており、連接する分割リング4の一端は上記円環6の
側面で支持され、他端は軸受け2a側から押圧軸2に嵌合
された内部ナット4aによって挟圧されている。
には複数の分割リング4が押圧軸2の軸芯方向に連接し
て装着されている。分割リング4の幅は各スリット帯板
aの板幅より小さく、更に分割ロール5の幅よりも小さ
くなっている。各分割リング4は膨縮する流体圧力室3
の圧力によって変位する。これらの各分割リング4は軸
受け2a側から流体圧力室3の外周に嵌合されるようにな
っており、連接する分割リング4の一端は上記円環6の
側面で支持され、他端は軸受け2a側から押圧軸2に嵌合
された内部ナット4aによって挟圧されている。
また、複数の分割リング4が連接されたその外周には、
更に複数の分割ロール5が押圧軸2の軸芯方向に装着さ
れている。分割ロール5は巻取装置bの巻取胴cに巻取
られる各スリット帯板aの表面を直接押圧して、所定の
張力を各スリット帯板aに付与する部分である。各分割
ロール5の幅は各スリット帯板aの板幅より小さいか、
又は同じである。
更に複数の分割ロール5が押圧軸2の軸芯方向に装着さ
れている。分割ロール5は巻取装置bの巻取胴cに巻取
られる各スリット帯板aの表面を直接押圧して、所定の
張力を各スリット帯板aに付与する部分である。各分割
ロール5の幅は各スリット帯板aの板幅より小さいか、
又は同じである。
各分割ロール5は外輪5a、内輪5b、および外輪5aと内輪
5bの間に転動自在に挿入された球5cから構成されてい
て、分割ロール5はころがり軸受けと同様な構造となっ
ていて、各分割ロール5は回転自在となっている。各分
割ロール5の外輪5aの外周には例えばウレタン樹脂、ゴ
ム材などの軟質材5dが装着されている。この軟質材5dが
巻取胴cに巻取られるスリット帯板aの表面を直接押圧
する。
5bの間に転動自在に挿入された球5cから構成されてい
て、分割ロール5はころがり軸受けと同様な構造となっ
ていて、各分割ロール5は回転自在となっている。各分
割ロール5の外輪5aの外周には例えばウレタン樹脂、ゴ
ム材などの軟質材5dが装着されている。この軟質材5dが
巻取胴cに巻取られるスリット帯板aの表面を直接押圧
する。
また、隣合う同士の各分割ロール5の間には、各分割ロ
ール5の間隔を一定に保持するリング状の保持材5eが分
割リング4の外周に配設されている。この保持材5eによ
って各分割ロール5の間隔は調整されて、各分割ロール
5が常に巻取胴cに巻取られる各スリット帯板aの巻取
り位置に対応できるように調整される。左右の分割リン
グ4の両端側に配設された各保持材5eは、円環6の側面
および外部ナット5fによって挟圧されている。外部ナッ
ト5fは内部ナット4aの外周面に螺合されている。
ール5の間隔を一定に保持するリング状の保持材5eが分
割リング4の外周に配設されている。この保持材5eによ
って各分割ロール5の間隔は調整されて、各分割ロール
5が常に巻取胴cに巻取られる各スリット帯板aの巻取
り位置に対応できるように調整される。左右の分割リン
グ4の両端側に配設された各保持材5eは、円環6の側面
および外部ナット5fによって挟圧されている。外部ナッ
ト5fは内部ナット4aの外周面に螺合されている。
次に、上記第1実施例の構成に基づく作用について以下
説明する。
説明する。
幅広な帯板を該帯板の長手方向に沿って複数条にスリッ
テングして多条のスリット帯板aに裁断分割した後の各
スリット帯板aを巻取胴cに巻取る場合においては、流
体圧力室3の流体圧を所定の圧力に調整して、回転自在
に装着された各分割ロール5を巻取胴cに巻取られた各
スリット帯板aの表面に押し付ける。
テングして多条のスリット帯板aに裁断分割した後の各
スリット帯板aを巻取胴cに巻取る場合においては、流
体圧力室3の流体圧を所定の圧力に調整して、回転自在
に装着された各分割ロール5を巻取胴cに巻取られた各
スリット帯板aの表面に押し付ける。
流体圧力室3の流体圧の調整は、図示しない流体圧力ポ
ンプを作動して、流体としての例えば空気を押圧軸2の
端部の開口部2eから流体通路2cに送り込む。空気は流体
通路2cを通って通気孔2dから円環6の内部の流体連通路
6aに入り、流体連通路6aを通って流体圧力室3を構成す
る各膨縮袋体3a内に流入して、各膨縮袋体3aの内部の流
体圧としての空気圧を一定にする。
ンプを作動して、流体としての例えば空気を押圧軸2の
端部の開口部2eから流体通路2cに送り込む。空気は流体
通路2cを通って通気孔2dから円環6の内部の流体連通路
6aに入り、流体連通路6aを通って流体圧力室3を構成す
る各膨縮袋体3a内に流入して、各膨縮袋体3aの内部の流
体圧としての空気圧を一定にする。
一定の空気圧を有する各膨縮袋体3aは各分割リング4の
内周面を一定の圧力で半径方向に押圧して各分割リング
4を支持する。このとき、各膨縮袋体3aの表面は凹凸が
ないので、各分割リング4の周表面も凹凸がなく、各分
割リング4は同一の周面を形成する。このため、各分割
リング4の外周に装着される各分割ロール5も同一の周
面を形成し、この状態で、各分割ロール5を巻取胴cに
巻取られた各スリット帯板aの表面に押し付ける。
内周面を一定の圧力で半径方向に押圧して各分割リング
4を支持する。このとき、各膨縮袋体3aの表面は凹凸が
ないので、各分割リング4の周表面も凹凸がなく、各分
割リング4は同一の周面を形成する。このため、各分割
リング4の外周に装着される各分割ロール5も同一の周
面を形成し、この状態で、各分割ロール5を巻取胴cに
巻取られた各スリット帯板aの表面に押し付ける。
そして、各スリット帯板aの表面に押し付けた各分割ロ
ール5はころがり軸受けと同様な構造となっていて回転
自在となっているので、各スリット帯板aの巻取り速度
と同一の速度で回転する。このように、各分割ロール5
が各スリット帯板aの巻取り速度と同一の速度で回転す
るので、分割ロール5とスリット帯板aの押圧表面には
滑りが生じることがなく、このため、スリット帯板aの
押圧表面に傷が付く恐れはない。
ール5はころがり軸受けと同様な構造となっていて回転
自在となっているので、各スリット帯板aの巻取り速度
と同一の速度で回転する。このように、各分割ロール5
が各スリット帯板aの巻取り速度と同一の速度で回転す
るので、分割ロール5とスリット帯板aの押圧表面には
滑りが生じることがなく、このため、スリット帯板aの
押圧表面に傷が付く恐れはない。
ところで、巻取りが進むにしたがって各スリット帯板a
の巻取り径に差が生じる。このとき、巻取胴cに巻取ら
れた各スリット帯板aの表面を押圧する各分割ロール5
は、各分割リング4を介して流体圧力室3を構成する各
膨縮袋体3aの圧力を受け、又流体圧力室3の各膨縮袋体
3aは膨縮すると共に流体圧はどの箇所でも同一であるの
で、各分割ロール5は各膨縮袋体3aの膨縮に伴って半径
方向に全体的に変位しながら各スリット帯板aの巻取り
径の差に追従して、各スリット帯板aの表面を押圧す
る。
の巻取り径に差が生じる。このとき、巻取胴cに巻取ら
れた各スリット帯板aの表面を押圧する各分割ロール5
は、各分割リング4を介して流体圧力室3を構成する各
膨縮袋体3aの圧力を受け、又流体圧力室3の各膨縮袋体
3aは膨縮すると共に流体圧はどの箇所でも同一であるの
で、各分割ロール5は各膨縮袋体3aの膨縮に伴って半径
方向に全体的に変位しながら各スリット帯板aの巻取り
径の差に追従して、各スリット帯板aの表面を押圧す
る。
この場合において、各膨縮袋体3aの内部の空気は連通し
ているので、各膨縮袋体3aの内部の空気圧は同一とな
り、変位した各分割ロール5は同一の空気圧で支持され
るため、変位した各分割ロール5が各スリット帯板aの
表面を押圧する押圧力は同一となり、このため、巻取り
径に差があるにも係わらず各スリット帯板aは同一の巻
取り張力を受けることになる。
ているので、各膨縮袋体3aの内部の空気圧は同一とな
り、変位した各分割ロール5は同一の空気圧で支持され
るため、変位した各分割ロール5が各スリット帯板aの
表面を押圧する押圧力は同一となり、このため、巻取り
径に差があるにも係わらず各スリット帯板aは同一の巻
取り張力を受けることになる。
−第2実施例− ここで、第5図は全体側断面図、第6図は巻取り箇所の
側面図である。
側面図である。
図において、巻取り張力付与装置11は、スリット帯板a
に巻取り張力を付与すると共に、巻取り胴cに巻取られ
る各スリット帯板aを所定の巻取り箇所に巻取らせるセ
パレータとしての機能も有している。このため、各分割
ロール5の両端には鍔12が円周方向に形成されており、
また、鍔12同士の間には転動自在に球13が挿入された構
成になっていて、ころがり軸受けと同様な構造となって
おり、隣合う各分割ロール5は相互に規制を受けること
なく独立して回転することができるようになっている。
に巻取り張力を付与すると共に、巻取り胴cに巻取られ
る各スリット帯板aを所定の巻取り箇所に巻取らせるセ
パレータとしての機能も有している。このため、各分割
ロール5の両端には鍔12が円周方向に形成されており、
また、鍔12同士の間には転動自在に球13が挿入された構
成になっていて、ころがり軸受けと同様な構造となって
おり、隣合う各分割ロール5は相互に規制を受けること
なく独立して回転することができるようになっている。
上記以外の構成は、前記第1実施例の構成と同一であ
り、同一の符号を付してその説明を省略する。
り、同一の符号を付してその説明を省略する。
また、第2実施例の構成に基づく作用も前記第1実施例
の場合と同様であるので、その説明を省略する。
の場合と同様であるので、その説明を省略する。
なお、この発明は上記実施例に限定されるものではな
く、この発明の精神を逸脱しない範囲で種々の改変をな
し得ることは勿論である。
く、この発明の精神を逸脱しない範囲で種々の改変をな
し得ることは勿論である。
以上の記載より明らかなように、この発明に係る多条帯
板の巻取り張力付与装置によれば、巻取りが進むにした
がって各スリット帯板の巻取り径に差が生じるが、巻取
胴に巻取られた各スリット帯板の表面を押圧する各分割
ロールは各分割リングを介して流体圧力室の圧力を受
け、又流体圧力室は膨縮すると共に流体圧はどの箇所で
も同一であるので、各分割ロールは半径方向に変位しな
がら各スリット帯板の巻取り径の差に追従して、各スリ
ット帯板の表面を同一の圧力で押圧することができる。
板の巻取り張力付与装置によれば、巻取りが進むにした
がって各スリット帯板の巻取り径に差が生じるが、巻取
胴に巻取られた各スリット帯板の表面を押圧する各分割
ロールは各分割リングを介して流体圧力室の圧力を受
け、又流体圧力室は膨縮すると共に流体圧はどの箇所で
も同一であるので、各分割ロールは半径方向に変位しな
がら各スリット帯板の巻取り径の差に追従して、各スリ
ット帯板の表面を同一の圧力で押圧することができる。
このため、巻取り径に差があるにも係わらず各スリット
帯板に同一の圧力で押圧でき、従って同一の巻取り張力
を付与することができる。
帯板に同一の圧力で押圧でき、従って同一の巻取り張力
を付与することができる。
しかも、各分割ロールは回転自在であるので、各スリッ
ト帯板を押圧する各分割ロールは各スリット帯板の巻取
り速度と同一の速度で回転して、各スリット帯板の表面
を傷つけることもない。
ト帯板を押圧する各分割ロールは各スリット帯板の巻取
り速度と同一の速度で回転して、各スリット帯板の表面
を傷つけることもない。
そのうえ、巻取胴に巻取られる位置に装置を配置するの
で、巻取装置の前方に張力付与装置の設置を不要にで
き、巻取り設備のスペースを少なくできその簡略化を図
ることができる。
で、巻取装置の前方に張力付与装置の設置を不要にで
き、巻取り設備のスペースを少なくできその簡略化を図
ることができる。
加えて、従来のような巻取り位置から離れた箇所で巻取
り張力を付与するものと異なり、巻取胴に巻取られる位
置で各スリット帯板に巻取り張力を付与するので、従来
のように巻取り位置と巻取り張力付与箇所の間にあるス
リット帯板の自重を考慮して巻取り張力を余分に高める
必要がなく、また、巻取装置の巻取り負荷を軽減するこ
とができる等、極めて新規的有益なる効果を奏するもの
である。
り張力を付与するものと異なり、巻取胴に巻取られる位
置で各スリット帯板に巻取り張力を付与するので、従来
のように巻取り位置と巻取り張力付与箇所の間にあるス
リット帯板の自重を考慮して巻取り張力を余分に高める
必要がなく、また、巻取装置の巻取り負荷を軽減するこ
とができる等、極めて新規的有益なる効果を奏するもの
である。
第1図〜第4図はこの発明に係る多条帯板の巻取り張力
付与装置の第1実施例を示すものであって、第1図は全
体側断面図、第2図は断面図、第3図は巻取り箇所の側
面図、第4図は作用説明図である。 第5図及び第6図は第2実施例を示すものであり、第5
図は全体側断面図、第6図は巻取り箇所の側面図であ
る。 〔符号の説明〕 1:巻取り張力付与装置、2:押圧軸 2a:軸受け、2b:軸受け 2c:流体通路、2d:通気孔 2e:開口部、3:流体圧力室 3a:膨縮袋体、3b:仕切り壁 4:分割リング、4a:内部ナット 5:分割ロール、5a:外輪 5b:内輪、5c:球 5d:軟質材、5e:保持材 5f:外部ナット、6:円環 6a:流体連通路 11:巻取り張力付与装置、12:鍔 13:球 a:スリット帯板、b:巻取装置 c:巻取胴、d:セパレータ
付与装置の第1実施例を示すものであって、第1図は全
体側断面図、第2図は断面図、第3図は巻取り箇所の側
面図、第4図は作用説明図である。 第5図及び第6図は第2実施例を示すものであり、第5
図は全体側断面図、第6図は巻取り箇所の側面図であ
る。 〔符号の説明〕 1:巻取り張力付与装置、2:押圧軸 2a:軸受け、2b:軸受け 2c:流体通路、2d:通気孔 2e:開口部、3:流体圧力室 3a:膨縮袋体、3b:仕切り壁 4:分割リング、4a:内部ナット 5:分割ロール、5a:外輪 5b:内輪、5c:球 5d:軟質材、5e:保持材 5f:外部ナット、6:円環 6a:流体連通路 11:巻取り張力付与装置、12:鍔 13:球 a:スリット帯板、b:巻取装置 c:巻取胴、d:セパレータ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 長野 達雄 長崎県佐世保市立神町1番地 株式会社日 本開発コンサルタント内 (56)参考文献 特開 昭62−46846(JP,A) 特開 昭61−37648(JP,A) 実公 昭44−25042(JP,Y1)
Claims (1)
- 【請求項1】両端側が支持された押圧軸の外周に流体圧
で膨縮する流体圧力室を配設し、流体圧力室の外周にス
リット帯板の板幅より小さな幅からなる分割リングを複
数連接して装着し、これらの分割リングの外周に複数の
リング状の分割ロールを回転自在に装着し、回転自在に
装着された各分割ロールを、幅広な帯板を該帯板の長手
方向に沿って複数条にスリッテングして多条のスリット
帯板に裁断分割されて巻取装置の巻取胴に巻取られた各
スリット帯板の表面に押し付ける構成としたことを特徴
とする多条帯板の巻取り張力付与装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP33198790A JPH0798596B2 (ja) | 1990-11-28 | 1990-11-28 | 多条帯板の巻取り張力付与装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP33198790A JPH0798596B2 (ja) | 1990-11-28 | 1990-11-28 | 多条帯板の巻取り張力付与装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04197952A JPH04197952A (ja) | 1992-07-17 |
| JPH0798596B2 true JPH0798596B2 (ja) | 1995-10-25 |
Family
ID=18249878
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP33198790A Expired - Lifetime JPH0798596B2 (ja) | 1990-11-28 | 1990-11-28 | 多条帯板の巻取り張力付与装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0798596B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2734902B2 (ja) * | 1992-09-30 | 1998-04-02 | 王子製紙株式会社 | テンションコントロール機能付きロール |
| JP2734903B2 (ja) * | 1992-09-30 | 1998-04-02 | 王子製紙株式会社 | エキスパンダーロール |
| KR20000014149A (ko) * | 1998-08-18 | 2000-03-06 | 홍건희 | 압착압력이 차등적으로 작용하는 압착롤의구조 |
-
1990
- 1990-11-28 JP JP33198790A patent/JPH0798596B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH04197952A (ja) | 1992-07-17 |
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