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JPH0798B2 - アンプル内の異物剥離装置 - Google Patents
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JPH0798B2 - アンプル内の異物剥離装置 - Google Patents

アンプル内の異物剥離装置

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JPH0798B2
JPH0798B2 JP14771587A JP14771587A JPH0798B2 JP H0798 B2 JPH0798 B2 JP H0798B2 JP 14771587 A JP14771587 A JP 14771587A JP 14771587 A JP14771587 A JP 14771587A JP H0798 B2 JPH0798 B2 JP H0798B2
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guide
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JP14771587A
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秀雄 田中
正好 渡辺
正義 荻野谷
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ト−アエイヨ−株式会社
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Description

【発明の詳細な説明】 <産業上の利用分野> 本発明は、不良アンプルを選別するために用いられる異
物検液機に多数本のアンプルを順次供給するとともに、
上記アンプルの枝部内周面に付着した異物を剥離するア
ンプル内の異物剥離装置に関する。
<発明の概要> 本発明は、異物検液機に対して薬液が充填され溶閉され
た多数本のアンプルを連続して供給する機構において、
上記アンプルを並列して順次移送する移送手段を有し、
このアンプルの移送路に沿って各アンプルを直立状態に
ガイドする第1の直立ガイド部と水平状態に転倒ガイド
する転倒ガイド部と再度直立状態に起立ガイドする第2
のガイド部を有するとともに、上記転倒ガイド部に沿っ
て前記アンプルに振動を付加する振動付加手段を配設す
ることにより、アンプルの枝部内周面に付着した異物を
剥離し前記異物検液機による異物の検出を行い不良アン
プルの選別を確実に行い得るようにしたものである。
<従来の技術> 従来、例えば注射液等の薬液を内部に充填したアンプル
が知られている。このアンプル内に充填された薬液は注
射針等を介して人体内に注入されるものであることから
厳しい品質管理が要求され、上記薬液中に異物が混入さ
れている場合は不良アンプルとして排除されなければな
らない。
ところで、このような異物がアンプル内に混入する原因
の一つとしてアンプル充填溶閉工程中においてアンプル
の枝部内周面に発生する焼け焦げがある。
すなわち、アンプルを製造する場合、第12図に示すよう
に、太径状に形成された薬液収納部(100)の上部に設
けられ細径状に形成された枝部(101)の頭部に開設さ
れた開口部(102)から注入針(103)を挿入し、この注
入針(103)を介して外部から薬液(104)を上記収納部
(100)内に注入する。
そして、上記注入針(103)を抜き取った後、上記開口
部(102)を加熱させ溶閉する。上記アンプルはこのよ
うな工程によって製造されるが、上記注入針(103)に
よる薬液(104)の注入は、一定の圧力を以て行われる
ことから、上記薬液(104)の注入中にこの薬液(104)
が上記枝部(101)の内周面に付着したり、また上記注
入針(103)を上記開口部(102)から抜き取る際、この
注入針(103)と枝部(101)とが接触して、第13図に示
すように、上記枝部(101)の内周面に付着する場合が
ある。
このように、薬液(104)が枝部(101)の内周面に付着
した状態で上記開口部(102)の溶閉を行うと、上記薬
液(104)の種類によっては上記開口部(102)の溶閉時
にアンプルの枝部(101)に加えられる高い温度により
上記枝部(101)の内周面に付着した薬液(104)が熱せ
られて炭化し、黒褐色状の焼け焦げとなる場合がある。
特にブドウ糖,ビタミン類等を含有する注射液等におい
ては、上記焼け焦げが発生し易い。
そこで、上述のような焼け焦げの付着したアンプルは、
熟練した作業者が視覚によって選別し不良アンプルとし
て排除していた。
しかし、上記焼け焦げの大きさ,濃淡,付着の位置によ
って必ずしも完全に選別することができず、品質保証上
問題となっていた。
そこで、従来は、上述の焼け焦げ等の異物が薬液中に混
入されているアンプルを選別するものとして高度に自動
化された異物検液機が提案されている。この異物検液機
によれば、焼け焦げ等の異物が薬液中に混入されている
場合、高い確率で異物を含むアンプルを検出し不良アン
プルとして排除できるようにされている。
<発明が解決しようとする問題点> しかしながら、上記異物検液機は、異物が上記アンプル
内に充填されている薬液中に混入されている場合は有効
に機能し、不良アンプルの選別を行い得るが、上記異物
が薬液中に混入していず、前記アンプルの枝部の内周面
に付着している場合における異物の検出は不可能であ
り、不良アンプルとして排除することはできない。
そこで、本発明は上述のような従来の技術が有する問題
点を解決するために提案されたものであって、異物検液
機にアンプルを順次連続して供給する機構において、前
記アンプルの枝部の内周面に付着した異物を剥離し薬液
中に混入させ、前記異物検液機による異物の検出機能を
有効に発揮させるとともに、不良アンプルの選別を確実
に行い得るようにすることを目的とするものである。
<問題点を解決するための手段> 本発明は、上記目的を達成するために、異物検液機に対
し薬液を充填し溶閉した多数本のアンプルを連続供給す
る機構において、上記アンプルを並列して順次移送する
移送手段を有し、このアンプルの移送路に沿って各アン
プルを直立状態にガイドする第1の直立ガイド部と、こ
の直立ガイド部に連続して各アンプルを水平状態に転倒
ガイドする転倒ガイド部と、この転倒ガイド部に連続し
て各アンプルを再度直立状態に起立ガイドし前記異物検
液機に向かってガイドする第2の直立ガイド部を有し、
かつ上記転倒ガイド部に沿って前記アンプルに振動を付
加する振動付加手段を配設したことを特徴とするもので
ある。
<作用> 本発明は、多数本のアンプルを異物検液機に連続して供
給する移送手段によって形成されるアンプルの移送路に
沿って、第1のガイド部、転倒ガイド部、第2の直立ガ
イド部がそれぞれ構成されているので、上記アンプル
は、前記異物検液機に供給されるに先立って、先ず上記
第1の直立ガイド部によって移送路に対して直立とされ
る。そして、上記転倒ガイド部により水平状態となされ
た後、再び上記第2の直立ガイド部により直立状態とな
されるようにガイドされ起立される。上記アンプルが上
記転倒ガイド部により徐々に水平状態となされるに伴っ
て、このアンプル内に充填されている薬液は、太径に形
成された薬液収容部から徐々に上記収容部の上方に形成
されている枝部内に流入し、水平状態となされた際には
上記枝部の頭部にまで上記薬液が流入する。
そして、本発明は、上記転倒ガイド部に沿って上記アン
プルに振動を付加する振動付加手段を構成要素としてい
るので、この振動付加手段が、上述のように水平状態と
なされ薬液が枝部内に流入した状態における上記アンプ
ルに振動を与え、この振動によって上記アンプル内の薬
液と上記枝部の内周面とが互いに触れ合い上記枝部内に
付着した異物は剥離されるとともに上記薬液内に混入す
る。
さらに、上記アンプルは第2の直立ガイド部によって再
度直立状態に起立ガイドされるので、上記振動付加手段
によって剥離され薬液内に混入した異物は、上記薬液と
ともに枝部から薬液収納部に流入する。したがって、前
記異物検液機には薬液内に異物が混入された状態のアン
プルが順番に移送供給されることとなる。
<実施例> 以下、本発明の一実施例について図面を参照しながら説
明する。
本実施例に係る異物剥離装置(1)は、概略的には、第
1図に示すように、基台(2)の長手方向に形成され回
転駆動することによって多数本のアンプル(3)を移送
するスクリュー(4)と、このスクリュー(4)の回転
駆動によって形成されるアンプル(3)の移送路に沿っ
て各アンプル(3)をガイドするガイド杆(5),
(6)と、上記スクリュー(4)と並列して設けられ上
記アンプル(3)に振動を付加する振動付加手段(7)
等によって構成されている。
上記スクリュー(4)は、本実施例の場合、両側が軸受
(8),(9)により支持され、第2図に示すように、
周面には少なくとも各アンプル(3)を嵌め込み得る間
隔を以て谷部(10)を形成する螺旋状の山部(11)を有
している。そして、上記スクリュー(4)の一端側に
は、このスクリュー(4)の回転軸(12)が支持される
上記軸受(8)に対向して外側の軸受(13)が設けら
れ、上記回転軸(12)を支持している。また、上記回転
軸(12)には、上記基台(2)内に設けられた図示しな
い駆動モータと連結した駆動ベルト(14)が張設されて
いる。上記スクリュー(4)は、この駆動モータによる
回転駆動力により上記駆動ベルト(14)を介して上記ス
クリュー(4)の回転軸(12)に伝達されることによっ
て回転するようになされている。
また、上記スクリュー(4)の一端側の一側には、多数
本のアンプル(3)を収容する長方形状の供給トレー
(15)が設けられ、この供給トレー(15)の底面は、第
3図に示すように、ベルトコンベア(16)が配設されて
おり、このベルトコンベア(16)の回転駆動により上記
供給トレー(15)内に直立状態に収容された多数本のア
ンプル(3)は、上記スクリュー(4)方向(第3図
中、矢印F方向)へ順次移送され、上記スクリュー
(4)の周面に形成された山部(11)間の谷部(10)内
に嵌り込み、上記スクリュー(4)の回転駆動により順
次後述する前記異物検液機(60)方向に移送される。
また、上記供給トレー(15)の一側には、第4図に示す
ように、金属材により形成された湾曲板(17)が配設さ
れている。この湾曲板(17)は、例えば連続した二つの
孤状部(18),(19)を有し、一端(20)は上記供給ト
レー(15)の側壁(21)に取り付けられているととも
に、他端(20a)はこの湾曲板(16)が取付けられてい
る側壁(21)と対向して設けられている側壁(22)方向
に多数本のアンプル(3)を弾発付勢する自由端となさ
れている。上記湾曲板(17)により、上記供給トレー
(15)内に収容された多数のアンプル(3)は、上記側
壁(22)方向(図中矢印Y方向)へ徐々に移動すること
となり移送方向に収容されているアンプル(3)の溜ま
りを防止している。なお、上記湾曲板(17)が設けられ
ている側壁(21)の前側には湾曲面(23)を有する補助
部材(24)が設けられ、上記湾曲板(17)が多数本のア
ンプル(3)によりこの湾曲板(17)の弾発付勢方向と
反対方向に押圧された場合に当接するようにしている。
さらに、本実施例では、上記供給トレー(15)と上記ス
クリュー(4)との間に、上記スクリュー(4)の長手
方向に往復動自在にシャッタ板(25)が設けられてい
る。上記シャッタ板(25)には、円筒体を傾斜方向に切
断して形成された楕円形状のカム面(26)が形成され回
転軸(27)により回転自在に配設された回転部材(28)
と、この回転部材(28)のカム面(26)に摺接するカム
突起(29)が形成されているとともにガイド軸(30)に
よりこのガイド軸(30)の軸方向に摺動自在となされた
摺動ブロック(31)と、上記シャッタ板(25)とこの摺
動ブロック(31)とを上記回転部材(28)を跨いで接続
する突片(32)とから構成されている。上記回転部材
(28)は、図示しない前記基台(2)内に配設された駆
動モータの回転駆動によりこの回転部材(28)の基端側
に設けられている回動軸(27)に張設された駆動ベルト
(33)を介して回転するようになされており、また、上
記摺動ブロック(31)の摺動をガイドするガイド軸(3
0)は、前記供給トレー(15)の側壁(22)の外側面(2
2)から突設されているとともに、この摺動ブロック(3
1)の上側面部(31a)には上記側壁(22)とこの摺動ブ
ロック(31)を常時上記側壁(22)方向に引っ張るよう
に付勢された引張りバネ(34)が配設されている。した
がって上記摺動ブロック(31)は、上記回転部材(28)
の回転駆動によりこの回転部材(28)のカム面(26)に
摺接するカム突起(29)を介して上記ガイド軸(30)の
軸方向に摺動することとなり、この摺動ブロック(31)
と上記突片(32)を介して接続されている上記シャッタ
板(25)は、上記スクリュー(4)の軸方向に対して摺
動することとなる。このシャッタ板(25)によって、上
記ベルトコンベア(16)により順次上記スクリュー
(4)方向へ移送される各アンプル(3)を一時停止さ
せ、上記スクリュー(4)の山部(11)間に形成された
谷部(10)内に嵌り易いようにし上記スクリュー(4)
のアンプル空送りを防止している。
なお、本実施例では、本発明の構成要素である移送手段
を、上述のように螺旋状の山部(11)を形成したスクリ
ュー(4)により構成したが、本発明は、本実施例の如
き構成に限定されることなく上記個々のアンプル(3)
を並列して順次移送することができるものであれば他の
要素によって構成しても良い。
そして、本装置(1)には、第1図に示すように、前記
スクリュー(4)の一端から他端に沿って二本のガイド
杆(5),(6)及び補助ガイド杆(35),(36)が設
けられており、第1の直立ガイド部(X)転倒ガイド部
(Y)及び第2の直立ガイド部(Z)をそれぞれ構成し
ている。本実施例では、本発明に係る上記各ガイド部
(X),(Y),(Z)をこのガイド杆(5),(6)
を主体として構成することにより簡単に本装置(1)を
製造できるようにしている。
上記ガイド杆(5),(6)及び補助ガイド杆(35)
は、断面形状が円形状をなし、一端は第5図に示すよう
に、前記供給トレー(15)の側壁(21)の外側面(21
a)に取付けられている。そして、ガイド杆(5)は上
記スクリュー(4)によって移送される多数のアンプル
(3)の薬液収容部(3a)の上部をガイドし、また、ガ
イド杆(6)は上記薬液収容部(3a)の底部をガイド
し、さらに、上記補助ガイド杆(35)は上記薬液収容部
(3a)の中途部をガイドしている。
上述のように、本実施例では、本発明の構成要素である
上記第1の直立ガイド部(X),転倒ガイド部(Y)及
び第2の直立ガイド部(Z)をそれぞれ断面円形状のガ
イド杆(5),(6),(35)によって構成しているの
で、移送されるアンプル(3)との間で生ずる摩擦力を
最低限に押さえることができる。
そして、これらのガイド杆(5),(6),(35)は、
第5図及び第6図(a)に示すように、中途部において
上記側壁(21)に取り付けられたL字状の支持部材(3
7)により支持されている。この支持部材(37)には、
断面半円状の止め具(38),(39),(40)が設けられ
ており、この止め具(38),(39),(40)により上記
ガイド杆(5),(6),(35)を把持している。
なお、上記各ガイド杆(5),(6),(35)は、上記
供給トレー(15)の側壁(21)から上記支持部材(37)
に至るまで第1の直立ガイド部(X)を構成するととも
に、上記支持部材(37)から上記アンプル(3)の移送
方向に向かうにつれて上記スクリュー(4)に移送され
る各アンプル(3)が徐々に転倒されるようにガイドす
る転倒ガイド部(Y)を構成している。
すなわち、前記スクリュー(4)の一側にそれぞれ所定
の間隔を保持して配設された上記各ガイド部材(5),
(6),(35)は、各々少しずつ折曲されて徐々に上記
スクリュー(4)の上側に位置するようになされてい
る。
したがって、上記各ガイド部材(5),(6),(35)
によりガイドされながら移送される多数本のアンプル
(3)は、第6図(a)から第6図(d)に示すよう
に、徐々に転倒され水平となるようにされる。そして、
このように徐々に転倒されるに従って、上記アンプル
(3)内に収納されている薬液は、前記薬液収容部(3
a)から徐々にこの薬液収容部(3a)の上端に設けられ
た枝部(3b)に流入する。
なお、上記ガイド杆(5),(6)の間に配設されてい
た補助ガイド杆(35)は、中途部が上記支持部材(37)
により支持されるとともに終端部が中間支持部材(41)
により支持され、上記アンプル(3)が水平状態となさ
れるまでガイドしており、以後は水平支持部材(2a),
(2b)により支持された上記ガイド杆(5),(6)
が、第7図に示すように、上記アンプル(3)の水平状
態を保持するようにガイドしている。
そして、上記多数本のアンプル(3)は、上記ガイド杆
(5),(6)により水平状態を保持するようにガイド
され、上記スクリュー(4)の回転駆動により徐々に排
出トレー(42)方向に移送されるとともに、上記スクリ
ュー(4)の側方に設けられた振動付加手段(7)によ
り振動が付加される。上記振動付加手段(7)は、第7
図及び第6図(d)に示すように、長尺状の水平基台
(43)と、この水平基板(43)の両端部を支持する基板
支持部材(44),(45)と、前記基台(2)内に設けら
れたバイブレータ(46)から延設され上記水平基板(4
3)の下面に当接する当接部材(46a)とから概略構成さ
れている。上記水平基板(43)は、細長状の平板(47)
とこの平板(47)の一側に起立形成された起立板(48)
と上記平板(47)の上面に貼着された合成樹脂性の保護
シート(49)とから構成されており、前記ガイド杆
(5),(6)により水平状態にガイドされた多数本の
アンプル(3)の枝部(3b)が上記保護シート(49)の
上面に当接するようにされている。上記保護シート(4
9)は、以下に述べるバイブレータ(46)により付加さ
れる振動により上記アンプル(3)が割れてしまうこと
を防止するものであり、また、上記起立板(48)は上記
保護シート(49)上に当接するアンプル(3)が上記バ
イブレータ(46)により与えられる振動により上記スク
リュー(4)の側方に外れることを防止するものであ
る。上述のように構成された水平基板(43)の両端に
は、この水平基板(43)を支持する基板支持部材(4
4),(45)が設けられており、この基板支持部材(4
4),(45)は、クランク状をなすとともに基端部が前
記基台(2)に取付けられ先端部は止め板(50),(5
1)により上記水平基板(43)と固着されこの水平基板
(43)を支持している。なお、上記基板支持部材(4
4),(45)には、上記水平基板(43)と対向する位置
及び上記基台(2)の取付け位置との二箇所にそれぞれ
ゴム板により形成された緩衝材(52),(53),(5
4),(55)が設けられており、この緩衝材(52),(5
3),(54),(55)により上記バイブレータ(46)に
より与えられる振動が本装置(1)全体に及ぶのを防止
している。また、上記バイブレータ(46)は、上記基台
(2)内に配設されており、前記当接部材(46a)を介
して上記水平基板(43)に振動を付加するものである。
さらに、本実施例では本装置(1)の構成要素である移
送手段を前述のように、周面に螺旋状の山部(11)を設
けこの山部(11)間に形成された谷部(10)内に各アン
プル(3)を嵌め込んで移送するスクリュー(4)によ
り構成しているので、水平状態となされた多数本のアン
プル(3)は、前記バイブレータ(46)による振動が付
加されるとともに、このスクリュー(4)の回転に伴っ
て、第8図に示すように、上記アンプル(3)の薬液収
容部(3a)がスクリュー(4)と触れ合い上記アンプル
(3)の軸回り方向に回転させられる。
このように、多数本のアンプル(3)は、前記ガイド杆
(5),(6)により水平状態となされるとともに、上
記振動付加手段(7)を構成する水平基板(43)の上面
に貼着された保護シート(49)上に当接し上記バイブレ
ータ(46)により振動が付加され、さらにアンプル
(3)の軸回り方向に回転させられるので、上記アンプ
ル(3)の枝部(3b)内に異物(G)が付着している場
合はこの枝部(3b)内に流入した薬液と上記異物(G)
とが互いにに触れ合い万遍なく剥離されることとなる。
なお、本実施例では、振動付加手段として一つのバイブ
レータ(46)を使用して説明したが、本発明は本実施例
で示したバイブレータの数に限定されるものではないと
ともに、上記バイブレータを使用することなく、例えば
超音波発生装置を使用して本発明を構成しても良い。
そして、本願発明者は、上記振動付加手段としてバイブ
レータ(46)を使用した場合と上記超音波発生装置を使
用した場合との二つの場合における前記アンプル(3)
の枝部(3b)内周面に付着した異物(G)の剥離測定す
るために以下のような実験を行った。
(実験例1) 本実験例では、前記バイブレータ(46)を水平状態にガ
イドされた各アンプル(3)に対して、振動数,振動
力,振動時間の各条件をそれぞれ変化させて行った結
果、上記枝部(3b)内周面に付着した異物(G)の剥離
率として、下記の第1表に示す数値を得ることができ
た。
(実験例2) 本実験例では、前記図示しない超音波発生装置により、
照射時間を10秒として周波数及び出力をそれぞれ変化さ
せて上記アンプル(3)に振動を付加した結果、上記異
物(G)の剥離率として下記の第2表に示す数値を得る
ことができた。
次に、上述のように転倒ガイド部(Y)を構成するガイ
ド杆(5),(6)によって水平状態に転倒ガイドさ
れ、振動付加手段(7)により振動が付加されたアンプ
ル(3)は、上記転倒ガイド部(Y)を構成したガイド
杆(5),(6)及び補助ガイド杆(36)によって再度
直立状態に起立ガイドされる。すなわち、第9図に示す
ように、アンプル(3)を水平状態とするために上記ス
クリュー(4)の略上方に位置していた上記ガイド杆
(5),(6)は、コ字状に連設した支持部材(56),
(57)により支持され上記スクリュー(4)の側方に向
かって少しずつ折曲されて配設され、前記排出トレー
(42)の側壁(48)に取付けられており、上記補助ガイ
ド杆(36)は、一端部が上記ガイド杆(5),(6)を
支持する水平杆支持部材(2b)に取付けられるとともに
上記ガイド杆(5),(6)の間に位置し上記アンプル
(3)の薬液収容部(3a)の中途部をガイドするように
配設され終端部は上記ガイド杆(5),(6)同様に前
記排出トレー(42)の側壁(58)に取付けられている。
これらの各ガイド杆(5),(6),(36)により、水
平状態とされていた各上記アンプル(3)は、第9図及
び第10図(a)から第10図(c)に示すように、徐々に
起立するようガイドされこの起立に伴って上記アンプル
(3)の枝部(3b)内に収容されている薬液は、再び徐
々に薬液収容部(3b)に流入する。そして、前記振動付
加手段(7)により剥離された異物(G)は、この薬液
と共に上記薬液収容部(3a)内に流入する。
上述のように、第2の直立ガイド部(Z)を構成するガ
イド杆(5),(6),(36)により直立状態にガイド
された各アンプル(3)は、前記スクリュー(4)によ
り順次上記排出トレー(42)に移送され、この異物剥離
装置(1)から上記排出トレー(42)連設した配置され
た異物検液機(60)に供給ベルト(61)を介して供給さ
れる。
上記異物検液機(60)は、第11図に示すように、供給ス
ターホイル(62)と、SDヘッド(63)と、投光器(6
4),(65)と、排除スターホイル(66)と、排除スク
リュー(67)、振子(68)とからなる。
上記供給スターホイル(62)は、円盤状に形成されシャ
フト(69)により回転自在となされ周面にアンプル
(3)の薬液収容部(3a)を保持する凹部(70)が多数
設けられて構成されている。そして上記供給スターホイ
ル(62)の一側にはSDヘッド(63)が設けられている。
このSDヘッド(63)は、上記供給スターホイル(62)か
らこのホイル(62)に保持されたアンプル(3)の上端
を保持する保持部材(71)が設けられた円盤状の上盤部
(72)と、上記アンプル(3)の下端を保持する保持部
材(73)が設けられた下盤部(74)とからなり、上記上
盤部(72)と下盤部(74)とが同期して回転自在に回動
するように形成されている。また、上記SDヘッド(63)
の側方には、このSDヘッド(63)により保持された各ア
ンプル(3)に光を投射しアンプル(3)内の異物
(G)の有無を検知する二つの投光器(64),(65)が
設けられている。上記投光器(64),(65)は上記アン
プル(3)の薬液収容部に光を投射するものであり、上
記アンプル(3)内に異物(G)が混入されている場合
は後述する振子(68)に信号を伝達するように構成され
ている。さらに、上記SDヘッド(63)の一側には、この
SDヘッド(63)に保持されたアンプル(3)を取り出す
ための排除スターホイル(66)が設けられ、上記排除ス
ターホイル(66)から取り出されたアンプル(3)を良
品又は不良品に振り分けるための排除スクリュー(67)
と、前記投光器(64),(65)により検知された信号に
基づいて作動し、上記排除スクリュー(67)により取り
出されたアンプル(3)を良品排出口(75)又は不良品
排出口(76)に振り分ける振子(68)とが各々配置され
ている。
前記異物剥離装置(1)によって剥離された異物(G)
が混入されているアンプル(3)は、上記異物検液機
(60)に設けられた二つの投光器(64),(65)により
異物(G)の混入状態が検知され上記投光器(64),
(65)による信号をもって作動する振子(67)により不
良品排出口(76)に排出され不良アンプル(3)として
処分される。
上述のように、本実施例に係る異物剥離装置(1)によ
れば、上記アンプル(3)の枝部(3b)の内周面に付着
した異物(G)は前記バイブレタ(46)により剥離され
るとともに薬液内に混入し、この薬液内に混入された状
態で前記異物検液機(60)に供給することができるの
で、上記異物検液機(60)による異物検出機能を有効に
発揮させ、不良アンプル(3)の選別を確実に行わせる
ことができる。
<発明の効果> 本発明によれば、アンプル内に薬液を充填し溶閉する工
程において上記アンプルの枝部の内周面に異物が付着し
異物検液機による異物検液機の検知が不可能な場合であ
っても、本発明の構成要素である振動付加手段による振
動の付加によって上記異物を枝部内周面から剥離すると
ともに薬液中に混入させた状態で上記異物検液機に供給
することができる。
したがって、上記異物検液機による異物検出機能を有効
に発揮させることができ、確実に不良アンプルを選別し
排除することができ、信頼性の高いアンプルを提供する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例に係る異物剥離装置の平面
図、第2図は移送手段及びシャッタ板の機構を示す斜視
図、第3図はベルトコンベアの配設状態を示す概略側面
図、第4図は湾曲板の配設状態を示す平面図、第5図は
第1の直立ガイド部の取付け状態を示す側面図、第6図
(a)から第6図(d)はアンプルの転倒工程を示す断
面図であり、第6図(a)は第1図のA-A線断面図、第
6図(b)は第1図のB-B線断面図、第6図(c)は第
1のC-C線断面図、第6図(d)は第1図のD-D線断面図
である。 第7図は振動付加手段の配設状態を示す斜視図、第8図
はアンプルの回転状態を示す要部側面図、第9図は第2
の直立ガイド部の配設状態を示す斜視図、第10図(a)
から第10図(c)はアンプルの起立状態を示す断面図で
あり、第10図(a)は第1図のE-E線断面図、第10図
(b)は第1図のF-F断面図、第10図(c)は第1図のG
-G線断面図である。第11図は異物検液機の斜視図であ
る。 第12図はアンプル内に薬液を充填する工程を示す断面
図、第13図は枝部に異物が付着した状態を示す断面図で
ある。 (1)……異物剥離装置 (3)……アンプル (3b)……枝部 (4)……スクリュー (5),(6)……ガイド杆 (7)……振動付加手段 (60)……異物検液機

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】異物検液機に対し薬液を充填し溶閉した多
    数本のアンプルを連続供給する機構において、上記アン
    プルを並列して順次移送する移送手段を有し、このアン
    プルの移送路に沿って各アンプルを直立状態にガイドす
    る第1の直立ガイド部と、この直立ガイド部に連続して
    各アンプルを水平状態に転倒ガイドする転倒ガイド部
    と、この転倒ガイド部に連続して各アンプルを再度直立
    状態に起立ガイドし前記異物検液機に向かってガイドす
    る第2の直立ガイド部を有し、かつ上記転倒ガイド部に
    沿って前記アンプルに振動を付加する振動付加手段を配
    設したことを特徴とするアンプル内の異物剥離装置。
JP14771587A 1987-06-13 1987-06-13 アンプル内の異物剥離装置 Expired - Lifetime JPH0798B2 (ja)

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CN104438259A (zh) * 2013-09-17 2015-03-25 山东穆拉德生物医药科技有限公司 一种空罐的自动清洗装置

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