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JPH0799066B2 - 断熱サッシ - Google Patents
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JPH0799066B2 - 断熱サッシ - Google Patents

断熱サッシ

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JPH0799066B2
JPH0799066B2 JP31889392A JP31889392A JPH0799066B2 JP H0799066 B2 JPH0799066 B2 JP H0799066B2 JP 31889392 A JP31889392 A JP 31889392A JP 31889392 A JP31889392 A JP 31889392A JP H0799066 B2 JPH0799066 B2 JP H0799066B2
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JP
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heat insulating
inner member
frame
vertical frame
shoji
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山 和 義 横
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Publication date
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、カバー材を通しての断
熱性能の低下を防止し、さらに、断熱ブリッジを用いる
断熱サッシであっても、シール性を十分なものとした断
熱サッシに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、断熱サッシとして、枠、障子が断
熱材を介して複合して組立てられ、外部から内部への熱
の移動が少なくされたものがある。例えば、上枠におい
ては、この上枠がアルミニウム製の外部材と内部材との
2部材から構成されており、これら外部材と内部材とが
合成樹脂製の断熱ブリッジを介して連結されている。こ
の断熱ブリッジによって、外部材から内部材への伝熱が
阻止され、内部材の冷却が防止されており、断熱サッシ
の熱貫流率が極めて小さくされている。勿論、下枠、縦
枠、障子等においても同様に構成されている。
【0003】このように構成された断熱サッシでは、例
えば、実公平4−25913号公報に開示されているよ
うに、上枠及び下枠の内部材が外部に露出しないように
するため、また、上述した断熱ブリッジが外部から見え
ないようにして意匠性を向上するために、この内部材の
外部露出部位を被覆し且つ断熱ブリッジを隠す合成樹脂
製のカバー材が取付けられることがある。このようなカ
バー材は、上記公報では、合成樹脂により閉断面構造に
形成され、必要部位にひれ部等が延ばされている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記カ
バー材の面が内部材の面に直接接触するように構成され
ている。即ち、カバー材が面接触の状態で内部材に取付
けられている。そのため、カバー材が外気に晒され冷却
されていると、カバー材の冷熱が面接触の部位を通して
内部材に伝達されることがあり、断熱性能が低下すると
いった虞れがあり、問題となっている。
【0005】また、上記のような構造の断熱サッシの上
枠では、外障子の上桟のシール材が、上枠の外部材から
垂下する上レールに当接されてシール性が保たれてい
る。しかし、このシール材は、外障子の上桟の外部材に
設けられたものであり、外障子の上桟の内部材に設けら
れたシール材については、当接する相手部材を設けるの
が困難なことがある。すなわち、この内部材のシール材
の位置は、外障子の上桟の外部材と内部材とを連結する
断熱ブリッジの位置であり、この位置に、外部材又は内
部材から垂下した部位を形成するのが困難である。その
結果、上記のような構造の断熱サッシにおいては、この
内部材のシール材によりシールすることができず、シー
ル性が必ずしも十分でなかった。
【0006】本発明の目的は、上述したような事情に鑑
みてなされたものであって、カバー材を通しての断熱性
能の低下を防止し、さらに、断熱ブリッジを用いる断熱
サッシであっても、シール性を十分なものとした断熱サ
ッシを提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】この目的達成のため、本
発明の請求項1は、枠材が外部材と内部材とからなり、
これら外部材と内部材との間に断熱ブリッジが介在さ
れ、内部材の外部露出部位及び断熱ブリッジを覆う合成
樹脂製のカバー材が外部材から内部材にわたり設けられ
た断熱サッシにおいて、上記カバー材が内部材に非面接
触の状態で当接されていることを特徴としている。
【0008】また、請求項2は、縦枠が外部材と内部材
とからなり、これら外部材と内部材との間に断熱ブリッ
ジが介在され、内部材の外部露出部位及び断熱ブリッジ
を覆う合成樹脂製の縦枠カバー材が外部材から内部材に
わたり設けられた断熱サッシにおいて、上記縦枠カバー
材に、障子の縦框に設けられたシール材が当接するシー
ル座部が一体に形成されていることを特徴としている。
【0009】さらに、請求項3は、上枠が外部材と内部
材とからなり、これら外部材と内部材との間に断熱ブリ
ッジが介在され、内部材の外部露出部位及び断熱ブリッ
ジを覆う合成樹脂製の上枠カバー材が外部材から内部材
にわたり設けられた断熱サッシにおいて、上記上枠カバ
ー材の断熱ブリッジの下方に当たる部位に、外障子の上
桟に設けられたシール材が当接するシール座部が一体に
形成されていることを特徴としている。
【0010】
【作用】このように、本発明の請求項1では、カバー材
が枠部材の内部材に非面接触の状態、例えば線接触の状
態で当接されている。そのため、カバー材が外気に晒さ
れ冷却されていたとしても、カバー材の冷熱が非面接触
の部位を通して内部材に伝達されることが著しく少なく
なり、断熱性能が低下するといった虞れも殆どない。
【0011】また、請求項2では、縦枠カバー材に、障
子の縦框に設けられたシール材が当接するシール座部が
一体に形成されているため、断熱サッシであっても二重
シールを図ることができ、シール性を十分なものとする
ことができる。
【0012】さらに、請求項3では、上枠カバー材の断
熱ブリッジの下方に当たる部位に、外障子の上桟に設け
られたシール材が当接するシール座部が一体に形成され
ている。そのため、外障子のシール材が断熱ブリッジの
下方に位置するような場合であっても、この上枠カバー
材に形成されたシール座部が外障子のシール材の相手部
材として働く。そのため、断熱サッシであっても二重シ
ールを図ることができ、シール性を十分なものとするこ
とができる。
【0013】
【実施例】以下、本発明の一実施例に係る断熱サッシに
ついて説明する。図1は、本発明の一実施例に係る断熱
サッシを室内側から視た図である。本図において、開口
枠10は、上枠11、下枠12、左縦枠13、及び右縦
枠14から四方組され、この開口枠10に、外障子15
及び内障子16が引違いに納められている。外障子15
及び内障子16は、各々、上桟17,18、下桟19,
20、中桟21,22、左縦框23、召合せ内框24、
及び図示しない召合せ外框、右縦框25からなってい
る。
【0014】図2は、図1の[B]−[B]線に沿う断
面図である。本図において、上枠11は、互いに対向し
て配置された外部材11aと内部材11bとからなって
いる。これら外部材11a及び内部材11bの上方に
は、互いに対向して上下2段に各々条溝31a,31b
が形成され、合成樹脂製の断熱ブリッジ33,33がこ
れら条溝31a,31bにカシメにより嵌入されてい
る。
【0015】外障子及び内障子の上桟17,18は、各
々、外部材17a,18aと内部材17b,18bから
なっており、条溝36a,36bに、合成樹脂製の断熱
ブリッジ37,37が嵌入されている。ペアガラス(登
録商標)38,38がガスケット39,39を介して上
桟17、18に取付けられている。さらに、外障子の外
部材17a及び内部材17bの上端には、上枠の外部材
11aから垂下した上レール40をシール座部として当
接するシール材41と、後述する上枠カバー材46から
垂下した第2垂下部55をシール座部として当接するシ
ール材42とが設けられている。内障子の外部材18a
及び内部材18bの上端にも、各々、後述する上枠カバ
ー材46から垂下した第3垂下部58をシール座部とし
て当接するシール材43と、内部材11bから垂下した
垂下片44をシール座部として当接するシール材45と
が設けられている。これにより、外障子及び内障子にお
いて、各々、二重シールが実現されている。
【0016】さらに、本実施例では、上枠の内部材11
bの外部露出部位及び断熱ブリッジ33を覆う合成樹脂
製の上枠カバー材46が設けられている。上枠の外部材
11aにおいては、この上枠カバー材46は、垂下した
上レール40の内面に沿って延ばされた板状の第1垂下
部47を有している。この第1垂下部47の上端及び下
端には、上レール40の係合部48,49に係合する係
合部50,51が形成され、第1垂下部47から延ばさ
れたリブ52が上レール40の内面に当接されている。
さらに、上枠カバー部材46は、上枠の外部材11aに
形成された突条53に当接して水平に延びる第1水平部
54を有している。
【0017】さらに、上枠カバー材46は、断熱ブリッ
ジ33の下方において、垂下する中空の第2垂下部55
を有している。この第2垂下部55には、上述したよう
に、外障子の内部材17bのシール材42が当接されて
いる。これは、基本的には、断熱材ブリッジ33の下方
に垂下した部位を設けることは困難だからであり、より
詳細には、シール材42の相手部材として、上枠の外部
材11aから延ばした場合には、シール材42の内側は
室内側であるため、外部の冷熱が室内に伝達されること
になる一方、シール材42の相手部材として、上枠の内
部材11bから延ばした場合には、本来室内側にある部
位が室外側に露出することになり、断熱性能の低下につ
ながるからである。したがって、このように構成してい
ることにより、上枠の外部材11aのシール材41と、
内部材11bのシール材42との協働により、シール性
を十分なものとすることができる。
【0018】さらに、上枠カバー材46は、外枠の内部
材11bに沿って接触しながら延びる第2水平部56を
有している。但し、この第2水平部56は、内部材11
bに面接触しているが、接触面積は、従来に比べて低減
されており、この面接触の部位を通して上枠カバー材4
6から内部材11bに冷熱が伝達されることは従来に比
べて少なくされている。
【0019】さらに、上枠カバー材46は、外枠の内部
材11bから垂下した上レール57に沿って垂下する第
3垂下部58を有している。この第3垂下部58の下端
部には、上レール57の下端の係合部59に係合するよ
うに延びるリブ60aが形成されており、さらに、第3
垂下部58には、上レール57に向かって延びる3つの
リブ60b,60c,60dが形成されている。これら
のリブ60a,60b,60c,60dは、その先端に
おいて、非面接触、例えば、線接触の状態で上レール5
7に当接している。したがって、この線接触の部位を通
して、上枠カバー材46から上枠の内部材11bに冷熱
が伝達されることが著しく少なくなり、断熱性能が向上
される。
【0020】また、この上枠カバー材46は、上枠の内
部材11bの外部露出部位を覆っているため、内部材1
1bの断熱の役目を果たすもは勿論であり、断熱ブリッ
ジ33をも覆っているため、意匠性も向上されている。
【0021】次に、図3は、図1の[C]−[C]線に
沿う断面図である。本図において、下枠12は、下枠外
部材12aと、下枠内部材12bとからなっており、こ
れらの間には、合成樹脂製の断熱ブリッジ63,63が
介在されている。また、下枠の外部材12a及び内部材
12bの上部には、各々、戸車72に係合するためのレ
ール64,65が形成されている。
【0022】外障子及び内障子の下桟19,20は、外
部材19a,20aと内部材19b,20bとからなっ
ている。下桟の外部材19a,20a及び内部材19
b,20b間には、各々、合成樹脂製の断熱ブリッジ6
9,69が介在されている。さらに、一番下位にある断
熱ブリッジ69には、所定間隔の切欠き69aが形成さ
れている。
【0023】下から2番目の断熱ブリッジ69に、戸車
72の外側フレーム73の上面が当接されており、図示
しない公知の手段で係止されている。さらに、外側フレ
ーム73の下端が、一番下位の切欠かれた断熱ブリッジ
69の上に載置されて支持されている。これにより、戸
車72の上下方向の位置ずれがなくされていると共に、
見付方向の位置ずれがなくされている。また、戸車72
の内側フレーム74の両側部下方が、一番下位の断熱ブ
リッジ69の切欠き69aの間に位置されて押えられて
いる。これにより、戸車72の見込み方向のブレが抑え
られている。
【0024】さらに、本実施例では、下枠の内部材12
bの外部露出部位及び断熱ブリッジ63を覆う合成樹脂
製の下枠カバー材75が設けられている。この下枠カバ
ー材75は、断熱ブリッジ63を支持する下枠外部材1
2aの垂直片76に沿って垂下する垂下部77を有して
いる。この垂下部77の下端には、垂直片76の係合部
78に係合する係合部79が形成されており、さらに、
垂下部77には、垂直片76の上部に載置されるリブ8
0が形成されている。外障子の下桟の内部材19bの下
端に設けられたシール材81がこの垂下部77の外面を
シール座部として当接されている。これにより、上枠と
同様に、シール材80の相手部材が設けられ難い所にシ
ール座部を設けることができ、外障子の下桟の外部材1
9aの下端のシール材82と協働して、二重シールを実
現している。
【0025】さらに、この下枠カバー部材75は、垂下
部77から水平に延びる水平部83と、下枠の内部材1
2bのレール65及び垂下片84に沿って垂直に延びる
垂直部85とを有している。この垂直部85の下端に
は、垂下片84の下方の係合部86に係合する係合部8
7が形成されている。垂直部85の中間部には、水平部
83と同じ高さで下枠内部材12bに当接するリブ88
が形成されており、垂直部85の上端には、レール65
の係合部89に係合する係合部90が形成されている。
これら係合部87、リブ88、及び係合部90は、非面
接触で、例えば線接触でレール65及び垂下片84に当
接されている。したがって、下枠カバー材75が外気に
晒され冷却されていたとしても、この線接触の部位を通
して下枠カバー材75から下枠の内部材12bに冷熱が
伝達されることが著しく少なくなり、断熱性能が向上さ
れる。
【0026】さらに、内障子の下桟の外部材20aの下
端に設けられたシール材91が下枠カバー部材75の垂
直部85をシール座部として当接されている。そのた
め、下桟の内部材20bの下端のシール材92と協働し
て、シール性を十分なものとしている。
【0027】また、この下枠カバー材75は、下枠の内
部材12bの外部露出部位を覆っているため、内部材1
2bの断熱の役目を果たすのは勿論であり、断熱ブリッ
ジ63をも覆っているため、意匠性も向上されている。
【0028】次に、図4は、図1の[D]−[D]線に
沿う断面図である。本図において、左縦枠13は、左縦
枠外部材13aと、左縦枠内部材13bとからなってお
り、これらの間には、合成樹脂製の断熱ブリッジ10
1,101が介在されている。
【0029】外障子の左縦框23は、左縦框外部材23
aと左縦框内部材23bとからなっている。これら外部
材23a及び内部材23bの間には、合成樹脂製の断熱
ブリッジ102が介在されている。外部材23aには、
シール材103が設けられており、このシール材103
は、左縦枠外部材13aから延びるレール104に当接
されている。
【0030】さらに、本実施例では、左縦枠内部材13
bの外部露出部位及び断熱ブリッジ101を覆う合成樹
脂製の左縦枠カバー材105が設けられている。この左
縦枠カバー材105は、左縦枠外部材13aの縦壁10
6に面接触で延びる第1延在部107を有しており、こ
れの先端は、外部材13aの係合部108に係合されて
いる。さらに、この第1延在部107から見付け方向
に、第2延在部109が延ばされている。この第2延在
部109には、左縦框内部材23bの端部をシール座部
として当接するシール材110が一体に形成されてい
る。さらに、この第2延在部109から見込み方向に、
第3延在部111が比較的長く延ばされており、この第
3延在部111の外側と、左縦枠内部材13bと、断熱
ブリッジ101と、後述する第3延在部111とによ
り、空気が対流しない比較的大きな空間Aが形成されて
いる。この空間Aによっても断熱が図られている。さら
に、この第3延在部111から見付け方向に左縦枠内部
材13bのレール112と所定間隔をおいて、第4延在
部113が延ばされている。この第4延在部113の先
端は、左縦枠内部材13bに非面接触(例えば、線接
触)で当接されており、第3延在部111と第4延在部
113の屈曲部には、レール112の先端の係合部11
4に非面接触(例えば、線接触)で係合する係合突起1
15が形成されている。したがって、左縦枠カバー材1
05が外気に晒され冷却されていたとしても、この線接
触の部位を通して左縦枠カバー材105から左縦枠の内
部材13bに冷熱が伝達されることが著しく少なく、断
熱性能が向上されている。
【0031】また、左縦枠カバー材105は、左縦枠内
部材13bの外部露出部位を覆っているため、内部材1
3bの断熱の役目を果たすのは勿論であり、断熱ブリッ
ジ101をも覆っているため、意匠性も向上されてい
る。
【0032】次に、図5は、図1の[E]−[E]線に
沿う断面図である。本図において、右縦枠14は、右縦
枠外部材14aと、右縦枠内部材14bとからなってお
り、これらの間には、合成樹脂製の断熱ブリッジ12
1,121が介在されている。外障子の右縦框25は、
右縦框外部材25aと右縦框内部材25bとからなって
いる。これら外部材25a及び内部材25bの間には、
合成樹脂製の断熱ブリッジ122が介在されている。右
縦枠内部材14bのレール123には、右縦框内部材2
5bの端部をシール座部として当接するシール材124
が設けられている。
【0033】さらに、本実施例では、右縦枠内部材14
bの外部露出部位及び断熱ブリッジ122を覆う合成樹
脂製の右縦枠カバー材125が設けられている。この右
縦枠カバー材125は、断熱ブリッジ121に所定間隔
をおいて平行に延びる第1延在部126を有しており、
これの先端は、外部材14aの係合部127に係合され
ている。この第1延在部126の室内側には、屈曲部1
28が形成されており、ここから延びるリブ128aが
断熱ブリッジ121に当接されている。この屈曲部12
8から見付け方向に、第2延在部129が延ばされてい
る。この第2延在部129は、右縦框外部材25aの先
端に設けられたシール材130のシール座部としての役
割をも果たす。この第2延在部129から見込み方向
に、第3延在部131が延ばされている。さらに、この
第3延在部131から見込み方向にレール133と所定
間隔をおいて、第4延在部132が延ばされている。こ
の第4延在部132の先端は、右縦枠内部材14bに非
面接触(例えば、線接触)で当接されており、第3延在
部131と第4延在部132との屈曲部には、レール1
33の先端の係合部134に非面接触(例えば、線接
触)で係合する係合突起135が形成されている。した
がって、右縦枠カバー材135が外気に晒され冷却され
ていたとしても、この線接触の部位を通して右縦枠カバ
ー材135から右縦枠内部材14bに冷熱が伝達される
ことが著しく少なく、断熱性能が向上されている。さら
に、第2延在部129、第3延在部131、第4延在部
132、右縦枠内部材14bとにより、空気が対流しな
い比較的大きな空間Bが形成されている。この空間Bに
よっても断熱が図られている。さらに、断熱ブリッジ1
21の支持部121aと屈曲部128との間には、所定
間隔の間隙が形成されており、カバー材135が冷却さ
れていたとしても、その冷熱が直接内部材14bに伝達
されることがない様工夫されており、断熱を図ってい
る。
【0034】さらに、右縦枠カバー材135の第2延在
部129は、右縦框外部材25aの先端に設けられたシ
ール材130のシール座部としての役割をも果たしてい
るため、室内側のシール材124と協働して、シール性
を十分なものとしている。
【0035】さらに、右縦枠カバー材135は、右縦枠
内部材14bの外部露出部位を覆っているため、内部材
14bの断熱の役目を果たすのは勿論であり、断熱ブリ
ッジ121をも覆っているため、意匠性も向上されてい
る。
【0036】次に、図6乃至図8を参照して、断熱サッ
シの水密装置を説明する。
【0037】次に、図6は、障子閉鎖時に内障子が位置
する下枠の断面図であり、水密装置を示すための図であ
る。本実施例に係る水密装置では、内レール65の下端
に、内レール65の内側に貯溜した雨水を下枠カバー材
75内に案内するための第1開口171が形成されてい
る。この第1開口171は、下枠内部材20bの皿板部
172の内レール65寄りに形成されていてもよい。
【0038】下枠カバー材75では、リブ88が切欠か
れていると共に、カバー材75の垂直部85の下側が切
欠かれて第2開口173が形成されている。さらに、カ
バー材75の垂下部77(立上り壁)の下部が切欠かれ
て第3開口174が形成されていると共に、これのリブ
80が切欠かれている。この第3開口174の外側に、
雨水の外部への排出のみ可能である排水弁(逆止弁)1
75が設けられている。また、下枠外部材12aには、
外レール64の下部から室内側に向って延び、雨水を貯
溜するための皿板部176が形成されており、外レール
64の下方には、第4開口177が形成されている。
【0039】このような第1乃至第4開口171,17
3,174,177からなる水密装置は、障子閉鎖時に
内障子が位置する下枠の部位に設けられており、障子閉
鎖時に外障子が位置する下枠の部位の水密装置は、従来
と同様に構成されている。
【0040】次に、図7及び図8を参照して、第1乃至
第4開口171,173,174,177の見付け方向
の配置を説明する。図7は、障子閉鎖時に内障子が位置
する下枠の部位の平面図であり、図8は、本実施例の水
密構造に係る下枠の部分切欠斜視図である。第1開口1
71は、図7に示すように、一対ずつ2組設けられてい
る。第2開口173は、1個ずつ2組設けられており、
第1開口171に対して見付け方向に位置ずれされてい
る。第3開口174は、1個ずつ2組設けられており、
第2開口173に対して見付け方向位置ずれされている
が、第1開口171に対しては見付け方向ほぼ同じ位置
に位置されている。これら第1乃至第3開口171,1
73,174は、第2開口173が他のものに対して見
付け方向位置ずれされていれば、後述するように、排水
弁175の逆流による雨水の室内への浸入を防止でき、
個数及び位置ずれ距離等は設計事項である。また、第4
開口177は、皿板部176の雨水を単に排出するため
のものである。
【0041】図8に示すように、障子の閉鎖時における
内障子の室内側にあっては、内レール65の室内側に浸
入した雨水は、内レール65の第1開口171を介して
下枠カバー材75内に案内される。このカバー材75内
に入った雨水は、図8に矢印で示すように、見付け方向
に流され、カバー材の垂直部85の第2開口173を介
してさらに下側に導かれる。その後、雨水は、さらに見
付け方向に流され、カバー材の垂下部77の第3開口1
74を介して排水弁175(図6)に導かれ、この逆止
弁である排水弁175を介して皿板部176に排出され
る。皿板部176からは、外レール64の第4開口17
7又は外レール64の端部の切欠き64a(図7)を介
して外部に排出される。
【0042】一方、障子の閉鎖時における外障子の室内
側にあっては、内レール65の室内側に浸入した雨水
は、内レール65の端部の切欠き等(図示せず)を介し
て外レール64と内レールと65の間の皿板部176に
流入されて室内側と室外側との圧力の平衡を取りながら
貯溜され、外レール64の切欠き等(図示せず)を介し
て排出される。
【0043】このように、内レール65の室内側に浸入
した雨水を十分に且つ確実に排出することができるた
め、水密性を著しく向上することができる。
【0044】さらに、第2開口173が他のものに対し
て見付け方向位置ずれされているため、逆止弁である排
水弁175(図6)を雨水が逆流することがあったとし
ても、雨水は、第3開口174を介してカバー材175
の内部に入るだけであり、第2開口173及び第1開口
171を介して室内側に流入する虞れは全くない。
【0045】なお、本発明は、上述した実施例に限定さ
れず、種々変形可能である。
【0046】
【発明の効果】以上述べたように、請求項1では、カバ
ー材が枠部材の内部材に非面接触の状態、例えば線接触
の状態で当接されている。そのため、カバー材が外気に
晒され冷却されていたとしても、カバー材の冷熱が非面
接触の部位を通して内部材に伝達されることが著しく少
なくなり、断熱性能が低下するといった虞れも殆どな
い。
【0047】また、請求項2では、縦枠カバー材に、障
子の縦框に設けられたシール材が当接するシール座部が
一体に形成されているため、断熱サッシであっても二重
シールを図ることができ、シール性を十分なものとする
ことができる。
【0048】さらに、請求項3では、上枠カバー材の断
熱ブリッジの下方に当たる部位に、外障子の上桟に設け
られたシール材が当接するシール座部が一体に形成され
ている。そのため、外障子のシール材が断熱ブリッジの
下方に位置するような場合であっても、この上枠カバー
材に形成されたシール座部が外障子のシール材の相手部
材として働く。そのため、断熱サッシであっても二重シ
ールを図ることができ、シール性を十分なものとするこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る断熱サッシを室内側か
ら視た図。
【図2】図1の[B]−[B]線に沿う断面図。
【図3】図1の[C]−[C]線に沿う断面図。
【図4】図1の[D]−[D]線に沿う断面図。
【図5】図1の[E]−[E]線に沿う断面図。
【図6】障子閉鎖時に内障子が位置する下枠の断面図で
あり、水密装置を示すための図。
【図7】障子閉鎖時に内障子が位置する下枠の部位の平
面図。
【図8】本実施例の水密装置に係る下枠の部分切欠斜視
図である。
【符号の説明】
11 上枠(枠材) 11a 上枠外部材 11b 上枠内部材 12 下枠(枠材) 12a 下枠外部材 12b 下枠内部材 13 左縦枠(枠材) 13a 左縦枠外部材 13b 左縦枠内部材 14 右縦枠(枠材) 14a 右縦枠外部材 14b 右縦枠内部材 33 断熱ブリッジ 42 外障子の上桟のシール材 46 上枠カバー材(カバー材) 55 上枠カバー材の垂下部(シール座部) 63 断熱ブリッジ 75 下枠カバー材(カバー材) 102 断熱ブリッジ 105 左縦枠カバー材(カバー材) 121 断熱ブリッジ 125 右縦枠カバー材(カバー材) 129 左縦枠カバー材の第2延在部(シール座部) 130 (縦框の)シール材

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】枠材が外部材と内部材とからなり、これら
    外部材と内部材との間に断熱ブリッジが介在され、内部
    材の外部露出部位及び断熱ブリッジを覆う合成樹脂製の
    カバー材が外部材から内部材にわたり設けられた断熱サ
    ッシにおいて、 上記カバー材が内部材に非面接触の状態で当接されてい
    ることを特徴とする断熱サッシ。
  2. 【請求項2】縦枠が外部材と内部材とからなり、これら
    外部材と内部材との間に断熱ブリッジが介在され、内部
    材の外部露出部位及び断熱ブリッジを覆う合成樹脂製の
    縦枠カバー材が外部材から内部材にわたり設けられた断
    熱サッシにおいて、 上記縦枠カバー材に、障子の縦框に設けられたシール材
    が当接するシール座部が一体に形成されていることを特
    徴とする断熱サッシ。
  3. 【請求項3】上枠が外部材と内部材とからなり、これら
    外部材と内部材との間に断熱ブリッジが介在され、内部
    材の外部露出部位及び断熱ブリッジを覆う合成樹脂製の
    上枠カバー材が外部材から内部材にわたり設けられた断
    熱サッシにおいて、 上記上枠カバー材の断熱ブリッジの下方に当たる部位
    に、外障子の上桟に設けられたシール材が当接するシー
    ル座部が一体に形成されていることを特徴とする断熱サ
    ッシ。
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