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JPH0799756B2 - 集積回路チップの欠陥検出方法および欠陥検出装置 - Google Patents
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JPH0799756B2 - 集積回路チップの欠陥検出方法および欠陥検出装置 - Google Patents

集積回路チップの欠陥検出方法および欠陥検出装置

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JPH0799756B2
JPH0799756B2 JP58209244A JP20924483A JPH0799756B2 JP H0799756 B2 JPH0799756 B2 JP H0799756B2 JP 58209244 A JP58209244 A JP 58209244A JP 20924483 A JP20924483 A JP 20924483A JP H0799756 B2 JPH0799756 B2 JP H0799756B2
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ring oscillator
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、大規模集積(LSI)回路チップおよび超大規
模集積(VLSI)回路チップ等の集積回路チップの欠陥検
出方法および欠陥検出装置に関し、特に、コンプリメン
タリ金属酸化物半導体(CMOS)論理回路を用いるLSI回
路チップおよびVLSI回路チップ等の集積回路チップの欠
陥検出方法および欠陥検出装置に関する。更に特に、本
発明は、特定の組の複合試験回路を含むCMOS LSI回路
チップおよびVLSI回路チップ等の集積回路チップの欠陥
検出方法および欠陥検出装置に関し、複合試験回路は、
チップを機能的に試験するために用いられる他に、集積
回路パッケージにおける実相以前にチップ上の回路の電
気的遅延を試験するために用いられる。更に特に、本発
明は、内部遅延試験機能を有するCMOS LSI回路チップ
およびVLSI回路チップ等の集積回路チップの欠陥検出方
法および欠陥検出装置に関する。
集積回路チップはウエハ上に形成される。ウエハは純粋
なシリコンの薄片で、LSI及びVLSI回路に対してはその
直径は通常4インチで、該ウエハ上にチップのアレイが
作られる。ウエハはチップ間の未使用のチャネルに沿っ
てスクライブされ、チップがウエハから切断される。こ
れらのチップは次に試験のために集積回路パッケージに
実装され、試験に合格すると使用される。
ウエハ上で適切に動作するチップのパーセンテージ、す
なわち歩留りは非常に低いことが多い。LSI及びVLSIの
製法においては、製造工程が複雑なため歩留りは10%程
度である。チップの実装はかなりの製造コストを要する
ので、欠陥チップの実装を行わないようにウエハから切
り離される前に十分にチップを試験することが望まし
い。
集積回路を十分に試験するために必要な試験には通常
は、次の3種類が考えられる。すなわち、(1)全ての
回路が要求に従って動作するか否かを示す機能試験と、
(2)チップの入出力回路が正しい電気的特性を有する
か否かを示すパラメトリック試験と、及び(3)回路が
必要な速度で動作するか否かを示す遅延試験とである。
本発明はCMOS LSI又はVLSIチップ等の集積回路チップが
今だウエハの一部である時すなわちウエハから切り離さ
れていない状態にあるとき上記(3)の試験を簡単に行
う集積回路チップの欠陥検出方法および欠陥検出装置を
提供するものである。
CMOS LSI又はVLSIチップの遅延試験は以下に記載の理由
のためにこれまで可能ではなかった。しかしながら、遅
延試験が非LSI又は非VLSI集積回路技術に関係する場合
におけるその発展をレビューすることは本発明の利点を
理解する上に有用である。
試験チップがウエハの一部である時、これはチップの入
出力(I/O)パッドに信号を与え、それから信号を読取
る方法を必要とする。この要求を満たすために多くのプ
ローブ機構が開発されている。プローブは機械的なアー
ムであり、導電性であり、I/Oパッドと電気的に接触す
る微細点をその一端に有し、他端はテスタの電子回路に
配線される。被試チップのI/Oパッドの数と同じ数のプ
ローブを有するプローブシステムが製造されている。プ
ローブの接触端部は、チップがプローブの下に配置され
る時テスタからの電気信号がプローブ点を下げ、I/Oパ
ッドと接触させるようにI/Oパッドと同じパターンで配
列される。
全てのI/Oパッドとの接触がなされ、試験パターンが入
力パッドに印加され得る時、クロック信号が必要に応じ
て、テスタにより生成され、適当な入力パッドに送られ
る。チップ上の回路の入力信号に対する応答が次に出力
パットに接続されたプローブを通してテスタにより読取
られ得る。テスタはチップから読取られた出力パターン
を入力パターンに基づいて期待されるパターンと比較
し、チップが正しく機能しているか否かを決定すること
が出来る。従って、プローブシステムは今だウエハの一
部である試験チップの機能試験要件を満足する。
プローブシステムは又特定の試験チップを用いることに
より遅延測定にも利用される。これらの試験チップは所
望の機能チップのアレイ内の特定の位置に配置され、そ
れによりそうでない場合は付加的な機能チップのために
用いられ得るウエハ上の上部空間を利用する。試験チッ
プは小数のI/Oパッドを有し、他のチップの機能試験の
ために用いられるプローブ機構とは異なるプローブ機構
を用いて遅延試験が行われる。試験チップ上のI/Oパッ
ドの数が少ないために、遅延テスタ上のプローブアーム
は非常に小形に出来る。従ってプローブアームのインダ
クタンスは遅延試験の結果に悪影響を与えない。試験チ
ップを配置することはその分機能チップの配置可能数を
減少させることになるので、各ウエハ上に用いられる試
験チップの数は最小とされる。
試験チップを遅延試験した結果(この結果は25%程度変
動する)によりウエハ全体を廃棄する場合もある。遅延
試験の結果ウエハを廃棄する必要がない場合には、機能
試験に合格した全ての機能チップは別々に実装された後
遅延試験を受ける。以下に説明するように、集積回路技
術が進展するにつれ、これらの試験チップの使用は実際
的ではなくなって来た。
1970年代初期にはウエハの直径は通常2インチで、チッ
プ上のライン幅(最小寸法)は通常7ミクロンであっ
た。マスク(ウエハ製造工程の各ステップには異なるマ
スクが必要である。)の大きさは通常は1:1であり、こ
れは密着工程を用いてウエハ上のレジストを露出させる
ために用いられた。元の設計は手動又は自動化した方法
を用いて行われ、100:1〜500:1のように実際の大きさよ
りはるかに大きかった、これは写真縮小法により通常1
0:1の大きさのレチクルに縮小された。このレチクル
は、次にこれをマスク上にそのパターンを露出すると1:
1の大きさに縮小するステップアンドレピートカメラに
そう入された。試験チップパターンが与えられるべきマ
スク位置はとばされた。チップパターンの全てがマスク
上に露出された時、試験チップレチクルがステップアン
ドレピートカメラに挿入され、カメラはブランク位置で
試験チップパターンを露光した。
1970年代の中頃まではウエハは通常3インチの直径を有
し、チップ上の線幅は通常4ミクロンであった。電子ビ
ーム方式により試験チップと共に1:1の大きさのマスク
が作られ、1:1投影調整方式によりウエハ上に露光され
た。
1980年まではウエハの直径は通常4インチで、チップ上
の線幅は通常2ミクロンであった。投影調整方式は要求
精度をもはや満足させられなかった。用いられる寸法が
小さいため、レチクルは電子ビーム方式を用いて10:1の
大きさで作られた。マスクは用いられず、むしろレチク
ルがダイレクトステップオンウエハ(DSW)方式を利用
してウエハレジスト上に露出された。DSW方式では露出
に際しての許容差が非常に小さいためそのようなチップ
レチクルを試験チップレチクルに置き代えることは許さ
れなかった。従ってVLSI技術が出現するまでは試験チッ
プはもはや実際には用いられなかった。
LSI及びVLSI技術における正常チップに対する遅延試験
は主として次の2つの理由からこれまで実際には用いら
れなかった。すなわち、(1)回路の遅延時間が減少し
た。(2)LSI及びVLSI技術が進展するにつれてI/Oパッ
ドの数が増大した。
回路の遅延時間の減少は、入力パルスの印加と出力パル
スの検出との間の時間が小さくなることを意味し、従っ
て測定結果が意味のあるものならばその時間測定はより
正確でなければならない。チップの回路密度やI/Oパッ
ドの数が増してもチップの大きさは同じ割合では増加し
なかった。実際には、チップ上のI/Oパッドの数が増加
するにつれて、パッドはより小さく、より近接させなけ
ればならなかった。
テスタに配線されるプローブアームの端面は接触端面よ
り大きい。従って、チップの各辺に沿うプローブアーム
の列は「扇」を形成し、プローブ端面では狭く、テスク
に配線される端面では広くなっている。各辺に沿ってI/
Oパッド及びプローブアームを有するチップは通常は正
方形なので、I/Oパッドの数が増加するにつれ、4つの
「扇」はプローブアームのテスタ端部でより広くなるた
めにプローブアームの長さは増加しなければならない。
このプローブアーム長の増加により遅延試験に用いられ
る試験回路に意味のあるインダクタンスが付加される。
上記のように、LSI又はVLSI技術に固有の回路遅延時間
の減少は遅延試験を行う時より正確な測定を必要とす
る。このことは、生成され、測定される信号の立上がり
及び立下がり時間は測定される遅延時間に比べて小さく
なければならないことを意味する。更に、入力信号のス
イッチング点に対する出力信号のスイッチング点はより
正確に測定されなければならない。しかしながら、より
長いプローブアームのインダクタンスは遅延試験に用い
られる信号を歪ませ、立上がり又は立下がり時間を長く
する。従って、例え遅延時間を測定出来ても、最初の入
力回路のスイッチング時点と最後の出力回路のスイッチ
ング時点との時間差は満足な結果を与える程十分正確に
は決定され得ない。従って、LSI及びVLSIチップは、今
だウエハの一部である間に、機能的に試験されるが、さ
らに、チップが集積回路パッケージに実装された後正確
な遅延試験が実施されなければならない。
本発明は、CMOS LSI及びVLSIチップ等の集積回路チップ
が今だウエハの一部である時のそれらの遅延試験を行う
集積回路チップの欠陥検出方法および欠陥検出装置に関
する問題を解決しようとするものである。これにより、
遅延要件を満足し得ないチップの実装の問題が回避され
る。本発明は以下に説明するCMOS技術の2つの利点を利
用して前記の問題点を解決しようとするものである。
CMOS LSI及びVLSI回路技術は製造工程の変動には充分な
許容幅を有するが、工程の欠陥に対する許容幅は非常に
狭い。幾何学的な形状が微細であるために、線の分解能
が低いマスクあるいはレジスト内に生じたピンホールな
どの欠陥は通常大きな損傷をもたらす。すなわち、欠陥
を伴って製造された回路はその機能を果さず、チップが
今だウエハの一部である階段で機能試験により検出され
る。ドーピングレベル、温度、拡散時間などの工程の変
動は、通常、機能はするが満足な結果を得るには動作の
遅過ぎる回路をもたらす。定常状態試験である機能試験
は工程変動により惹起される遅延欠陥を通常は検出しな
い。
CMOS LSI及びVLSI回路技術の他の特性としては、工程変
動が回路の遅延特性を劣化させる場合はウエハ上の単一
チップ全体も劣化し、全ての回路がほぼ同様に劣化され
ることが考えられる。従って、CMOS LSI又はVLSIチップ
が今だウエハの一部である時に該チップに対して意味の
ある遅延測定をなし得る場合、そのチップ上の全回路の
遅延に関する信頼度の高い決定がなされ得る。本発明は
かかる遅延試験を可能ならしめるものである。
本発明の目的はチップの周辺にシフトレジスタからなる
試験回路を有するCMOS LSI又はVLSI集積回路を用いるこ
とにより達成される。シフトレジスタはチップのI/Oパ
ッドのそれぞれに物理的に対応する段、又は記憶場所を
有する。シフトレジスタは、普通は、チップを機能的に
試験するテスタにより用いられる。この試験方法は1981
年12月21日付出願の米国特許出願第332,866号明細書に
記載されている。
テスタからシフトレジスタに信号を1回反転させてゲー
トする付加回路が用いられる。全ての段のシフトレジス
タは開放され、従って信号はシフトレジストを通過し、
出力に現われる。シフトレジスタをこのように動作させ
る時、これはリング発振器と呼ばれる。リング発振器の
各段は信号を2回反転させ、従って、前記の付加回路の
1回反転と合せて、出力に現われる信号はテスタが初め
に送出したものを反転させたものになる。付加回路はこ
の出力信号を、検出用テスタ、及び再びリング発振器を
循環するようにインバータにゲートする。リング発振器
内の回路の数によって分割されるリング発振器の全ての
段を介する信号の経過時間は、チップ上の任意の回路を
介する信号遅延時間の測定値となる。というのは、プロ
セス変動はチップ上の全ての回路に等しく影響するから
である。それゆえ、チップ上の単一の回路を介する信号
の遅延時間はリング発振器内の多数の所定数の回路を介
する信号の遅延時間を測定することによって決定するこ
とができる。
以下に本発明の一実施例を図面を参照して説明する。し
かしながら、実施例は本発明の基本的概念を説明するた
めのものであって、本発明を限定するものではない。本
発明は特許請求の範囲の記載により最良に定められるも
のである。
第1図からわかるように、本発明はI/Oドライバ16によ
り一連のI/Oパッドに接続された内部回路12を含む集積
回路10の一部で与えられる。本実施例の集積回路はCMOS
VLSIを用い、256個のI/Oパッド14を有する。DI,A,B,C,
D,E及びDOとラベルされた7個のI/Oパッド14がテスタの
入出力制御及びクロック制御回路18に接続される。各パ
ッド14(上記の試験パッド及び接地と電源結線に用いら
れるパッドを例外として)に接続された段を有するシフ
トレジスタ20がチップ10の周囲に形成される。シフトレ
ジスタは1981年12月21日付出願の米国特許出願第332,86
6号明細書に記載されたようにチップを機能的に試験す
るために通常は用いられる。しかしながら、本発明にお
いてはシフトレジスタは遅延時間を測定する時のリング
発振器として用いられる。その動作は全て入出力制御及
びクロック制御回路18により制御される。
第2図及び3図は各パッド用のシフトレジスタ段及びI/
O回路をそれぞれ示す。第2図はシフトレジスタ段で、
それが入力パッドに関係した時の構成を示し、又、第3
図はシフトレジスタ段が出力パッドに関係する時の構成
を示す。各シフトレジスタ段は4個のインバータ44〜50
と6個の転送ゲートT1〜T6を有する。本実施例において
はシフトレジスタはリング発振器として用いられる。本
実施例においては、転送ゲートT1,T3及びT5は制御信号
によってオンされる。これにより、リング発振器の第1
段に入力された信号が最終段の出力に転送されることが
可能になる。各段は2個のインバータを有し、従ってリ
ング発振器の出力は入力と同じ極性である。信号はリン
グ発振器の各段で5回の回路遅延を受ける。すなわち、
3個の転送ゲートと2個のインバータのそれぞれで回路
遅延を受ける。
第4図が示すように、クロック信号A,B,C,D及びEの入
力パッドはそれぞれ入力バッファ22に接続される。入力
バッファ22は入力パッドを介してクロック信号を受け、
それぞれのクロック信号に対し相補のの二つの信号を出
力する。第5図は入力バッファ22の1つの回路として信
号Aに用いられるものの回路を示す。抵抗器56及びダイ
オード58及び59は入力保護回路を構成する。相補の二つ
の信号A,はインバータ52及び54により与えられ。論理
信号として高レベルの時に真である他の2つの信号B,C
に対する入力バッファとしては第5図のものと同等の回
路を用いる。論理信号として低レベルの時に真である2
つの信号D及びEに対する入力バッファとしては出力信
号の極性が反転されることを除いて第5図のものと同等
の回路を用いる。第6図はNANDゲート60〜78及びインバ
ータ80〜106からなるデコーダを示す。このデコーダは
入力バッファA〜Eからの相補的クロック信号をデコー
ドし、信号AE,BE,CE,DE,R及びそれらの相補信号を生成
する。
以下の説明では電圧レベルが低い時に真である論理信号
を示すためにアステリスクすなわちを用いる。例え
ば、信号Rは高レベルの時に真であり、信号Rは低レ
ベルの時に真である。用いられるアステリスクは回路図
の信号名上のバーと同等の意味を有する。多くの信号名
は個々の信号名の組合わせなので、例えば、信号AEは2
つの信号A及びEの論理積(AND)の結果であるので、
あいまいさを避けるためにアステリスクと共にかっこす
なわち( )が用いられることがある。従って、(AE)
は信号A及びEが共に低い時に真である信号AEを意味
し、一方(A)Eは信号Aが低くEが高い時に真であ
る信号を意味する。
第7図に示されるように、出力バッファ116はインバー
タ114及びAND−OR−INVERTゲート112により駆動され
る。ゲート112はDOI及びDOEのいずれかを入力として選
択する。DOIは内部回路12の一部として作られたチップ1
0の内部シフトレジスタからのデータ出力信号である。D
OEは外部シフトレジスタ20からのデータ出力信号であ
る。転送ゲートT3及びT4と2つのインバータ108および1
10は外部シフトレジスタの最終段のスレーブラッチであ
る。本実施例では、これはリング発振器の出力である。
信号Eが真の時はDOEが出力バッファに対して選択さ
れ、信号Eが偽の時はDOIが選択される。AND−OR−INVE
RTゲート112の出力SO(シフトアウト)はインバータ114
により反転され、出力バッファ及び入力選択回路に進
む。AND−OR−INVERTゲート120は(DI)又はSOのいず
れかを選択するために用いられる。(DI)はテスタか
らのデータ入力信号であり、SOは出力選択回路からのデ
ータ出力信号である。2個の転送ゲートT1及びT2とイン
バータ122及び124は外部シフトレジスタの初段のマスタ
ラッチである。
信号Rが真の時はSOが入力として選択され、信号Rが偽
の時は(DI)が選択される。第6図に示される3入力
NANDゲート78及びインバータ90は信号Rの生成のため用
いられる。信号Rは信号A,B及びCが真の時は常に真で
ある。
第8図にタイミング図を示す。時刻t1でテスタは入力信
号A,B及びEを立ち上がらせる。第6図のクロックデコ
ーダ回路は第5図に示した入力バッファからの信号A〜
E及びそれらの相補信号をデコードし、3つの高レベル
信号AE,BE及びDEと1つの低レベル信号CEを生成する。
これら4つの信号は第2及び3図に示された転送ゲート
T1,T3及びT5をオンにし、転送ゲートT2及びT4をオフに
する。これはAND−OR−INVERTゲート120の出力における
信号(第7図に示される)がリング発振器を通過するこ
とを可能にする。信号Cは低レベルなので3入力NANDゲ
ート78(第6図)により信号Rが高レベルになり、信
号(DI)がリング発振器に対する入力として選択され
る。
AND−OR−INVERTゲート120により反転された信号(DI)
は、リング発振器を構成するシフトレジスタの各段を
順次シフトしていき、信号DOEとしてシフトレジスタの
最終段にあらわれる。信号Eは高レベルなので第7図に
示された出力回路は信号SOとして信号DOEをテスタに通
過させる。テスタは、信号SOの到着を検出した後、信号
Cを立ち上がらせる。これは第8図の時刻t2で示され
る。時刻t1以前及び時刻t2の後におけるデータ入力信号
DIが網目模様で示されており、これは信号に対する注意
不要状態を示す。信号Cが高レベルになると、第6図の
3入力NANDゲート78は信号Rを高レベルに、信号R
低レベルにする。次に、AND−OR−INVERTゲートはリン
グ発振器に対する入力として(DI)に代えて信号SOを
選択する。信号AE,BE,CE及びDEは信号Cが高レベルにな
っても影響を受けず、従って転送ゲートT1,T3及びT5は
オンのままで、T2及びT4はオフのままになる。信号SOは
信号(DI)を反転したものなので(AND−OR−INVERT
ゲート120により反転される)、出力信号SOが再び入力
に印加される前に反転されるとリング発振器は方形波を
生成する。方形波の周期は、リング発振器での遅延時間
と入出力選択回路での遅延時間との和の二倍の時間に等
しい。テスタは第7図に示される出力回路を通しての信
号SOのそれぞれの変化を検知し、測定された時間を用い
てリング発振器に含まれる回路の全てに対する平均の回
路遅延時間を決定する。リング発振器はテスタがタイミ
ング信号A,B,C及びDを変えるまで発振する。
リング発振器はテスタがその遅延時間測定に用いる方形
波を生成する。チップが256個のI/Oパッドを有する場合
リング発振器及び付加回路は個々の回路遅延時間の1250
倍以上(2個のインバータと3個の転送ゲート、それぞ
れはシフトレジスタの1段当り1回路の遅延時間を有す
る)を有することになる。上記のように、CMOS技術にお
ける工程の変動は特徴的な時間遅延を生じる各形態の回
路欠陥についてチップ上の全ての回路に等しく影響する
ので、リング発振器は回路の遅延時間の特徴的な差を12
50倍以上にすることになり、従って測定が一層容易にな
る。リング発振器の方形波出力の立ち上がり、立下がり
部分はプローブのインダクタンスにより劣化され、従っ
て方形波はこれに重畳したリンギングにより台形状にな
る。しかしながら、波形は反復しており、波形の時間幅
を決定するためには、波形の立ち上がり、立ち下がり部
分の任意のレベルでカウンタをトリガしさえすればよ
い。リング発振器を通すと信号は反転するので、リング
発振器及び付加回路を通しての全遅延時間は波形周期の
半分である。
CMOS LSI及びVLSIチップがウエハの一部である場合リン
グ発振器はこれらのチップの遅延試験の問題を解決す
る。CMOS回路は直流を使用した場合電力消費が殆んどな
いので、チップが正常に用いられる限りリング発振器に
よるチップの電力消費はほとんど生じない。
リング発振器は、又、複数の形態の回路欠陥のうちのど
れがシステムに生じているかを検出するために、任意の
パッケージレベル、すなわち、集積回路パッケージレベ
ル、印刷配線板レベル、又はシステムレベルなどにおけ
る遅延試験にも使用され得る。CMOS回路は電圧や温度の
増加に非常に敏感である。すなわち、供給電圧の減少又
は周囲温度の増加によりCMOS回路の信号遅延時間は回路
欠陥の形態の関数として予測できる態様で増加する。し
たがってリング発振器は、チップ温度の増加をもたらす
不良ダイボンディングを検出するパッケージレベルで、
又は、チップを低電圧にする電力ピンのコールドソルダ
接合を検出する印刷配線板レベルで使用され得る。リン
グ発振器は又不良設計又は挿入フィルタにより生ずるホ
ットスポットを見出すための、又は不良設計、結線不
良、低い供給電源などにより惹起される低電圧の発生を
チェックするシステムレベルでも使用可能である。遅延
時間の変化はシステムにおける特定の回路欠陥に関連し
ておりかつ該回路欠陥はその回路欠陥の特徴的な時間遅
延を測定することによって検出できるので、チップに関
して測定された初めの遅延時間の記録は保守が可能であ
り、又、新たに測定された値の変化は回路欠陥を検出す
るために使用可能である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明のチップの概略的な上面平面図である。
第2図は入力パッド及び関連するラッチの概略図であ
る。第3図は出力パッド及び関連するラッチの概略図で
ある。第4図はクロック制御回路への相補的入力を与え
る場合の概略図である。第5図は第4図の入力バッファ
の概略図である。第6図はチップの試験を制御するタイ
ミング信号を生成するために用いられるクロック制御回
路の概略図である。第7図はチップの試験部分の出力及
び入力回路の概略図である。第8図はリング発振器の種
々の動作を示すタイミング図である。 10……集積回路、12……内部回路、14……I/Oパッド、1
6……I/Oドライバ、18……テスタの入出力制御及びクロ
ック制御回路、20……シフトレジスタ、40,42,44〜50,5
2,54,80〜106,108,110,114,122,124……インバータ、T1
〜T6……転送ゲート、AE,BE,DE……高レベル信号、CE…
…低レベル信号、▲▼,▲▼,▲▼……A
E,BE,DEの相補信号、A〜E……クロック信号、〜
……A〜Eに相補な信号、56……抵抗器、58,59……ダ
イオード、60〜78……NANDゲート、DOI,DOE……データ
出力信号、116……出力バッファ、118……入力バッフ
ァ、112,120……AND−OR−INVERTゲート。
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H01L 27/04

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】半導体ウエハ上の複数の集積回路チップに
    おける一つの集積回路チップとして形成され、前記一つ
    の集積回路チップはその上に一つのシフトレジスタ回路
    を有し、前記一つのシフトレジスタ回路は制御信号に応
    答して前記半導体ウエハ上の前記複数の集積回路チップ
    における他の集積回路チップ上のシフトレジスタ回路に
    選択的に接続されてリング発振器を形成する、前記一つ
    の集積回路チップの欠陥検出方法であって、 前記制御信号を前記複数のシフトレジスタ回路に供給し
    て前記リング発振器を形成するステップと、 前記複数の集積回路チップが今だ前記半導体ウエハの一
    部分である時前記リング発振器の発振周期を測定し記録
    するステップと、 前記リング発振器の測定された発振周期を用いて、前記
    一つの集積回路チップが今だ前記半導体ウエハの一部分
    である時、特徴的な時間遅延を生起する欠陥を示す有意
    的な時間遅延を検出するステップと、からなる、集積回
    路チップの欠陥検出方法。
  2. 【請求項2】半導体ウエハ上の複数の集積回路チップに
    おける一つとして形成された一つの集積回路チップの欠
    陥検出装置であって、 制御信号に応答して前記半導体ウエハ上の前記複数の集
    積回路チップにおける他の集積回路チップ上のシフトレ
    ジスタ回路に選択的に接続されてリング発振器を形成す
    る、前記一つの集積回路チップ上の一つのシフトレジス
    タ回路と、 前記制御信号を前記複数のシフトレジスタ回路に供給し
    て前記リング発振器を形成する手段と、 前記複数の集積回路チップが今だ前記半導体ウエハの一
    部分である時前記リング発振器の発振周期を測定し記録
    する手段と、 前記リング発振器の測定された発振周期を用いて、前記
    一つの集積回路チップが今だ前記半導体ウエハの一部分
    である時に、特徴的な時間遅延を生起する欠陥を示す有
    意的な時間遅延を検出する手段と、を具備してなる、集
    積回路チップの欠陥検出装置。
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