JPH0810194B2 - 脱穀処理穀粒の検査装置 - Google Patents
脱穀処理穀粒の検査装置Info
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- JPH0810194B2 JPH0810194B2 JP20106789A JP20106789A JPH0810194B2 JP H0810194 B2 JPH0810194 B2 JP H0810194B2 JP 20106789 A JP20106789 A JP 20106789A JP 20106789 A JP20106789 A JP 20106789A JP H0810194 B2 JPH0810194 B2 JP H0810194B2
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Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、脱穀処理後の穀粒を撮像する撮像手段と、
その撮像手段の撮像情報に基づいて前記穀粒に対応する
領域を抽出する画像処理手段と、抽出された領域の情報
に基づいて小枝梗の有無を判別する判別手段とを備えた
脱穀処理穀粒の検査装置に関する。
その撮像手段の撮像情報に基づいて前記穀粒に対応する
領域を抽出する画像処理手段と、抽出された領域の情報
に基づいて小枝梗の有無を判別する判別手段とを備えた
脱穀処理穀粒の検査装置に関する。
脱穀処理後の穀粒に小枝梗付きのものが含まれている
と、例えば乾燥機で乾燥させる際に小枝梗で穀粒を傷め
る等の不都合が生じる虞れがあることから、小枝梗付き
穀粒の混入率をチェックするために、脱穀装置の性能試
験が行われている。ちなみに、脱穀処理が不十分な場合
には小枝梗付きとなる。そして、小枝梗付きの混入率は
3%以下にすることが望まれている。そこで、脱穀処理
が適正通りに行われているか否かをチェックするため
に、脱穀処理後の穀粒から4000粒乃至5000粒程度のサン
プルを取り出して、それらサンプルの小枝梗の有無を一
粒毎に判別する必要がある。
と、例えば乾燥機で乾燥させる際に小枝梗で穀粒を傷め
る等の不都合が生じる虞れがあることから、小枝梗付き
穀粒の混入率をチェックするために、脱穀装置の性能試
験が行われている。ちなみに、脱穀処理が不十分な場合
には小枝梗付きとなる。そして、小枝梗付きの混入率は
3%以下にすることが望まれている。そこで、脱穀処理
が適正通りに行われているか否かをチェックするため
に、脱穀処理後の穀粒から4000粒乃至5000粒程度のサン
プルを取り出して、それらサンプルの小枝梗の有無を一
粒毎に判別する必要がある。
但し、小さな穀粒を人手で一粒毎にチェックすると検
査に時間がかかると共に、作業員の熟練度によって検査
精度にばらつきが生じる虞れがあることから、自動的に
検査できるようにすることが望まれている。
査に時間がかかると共に、作業員の熟練度によって検査
精度にばらつきが生じる虞れがあることから、自動的に
検査できるようにすることが望まれている。
ところで、穀粒に小枝梗が付いていると、その小枝梗
分だけ穀粒を撮像した面積が大になることから、従来で
は、画像処理を利用して抽出した穀粒に対応する領域の
面積の大小に基づいて、小枝梗の有無を判別する手段が
提案されている(例えば、本出願人が先に提案した特願
平1−125662号参照)。
分だけ穀粒を撮像した面積が大になることから、従来で
は、画像処理を利用して抽出した穀粒に対応する領域の
面積の大小に基づいて、小枝梗の有無を判別する手段が
提案されている(例えば、本出願人が先に提案した特願
平1−125662号参照)。
しかしながら、穀粒の大きさには個体差があり、正確
な判別を行うためには小枝梗の長さを判別できるように
することが望まれる。
な判別を行うためには小枝梗の長さを判別できるように
することが望まれる。
但し、小枝梗が長い場合には小枝梗が湾曲した状態で
撮像される状態となることがある。湾曲した小枝梗の長
さを正確に判別するためには、画像処理が複雑になって
処理時間が長くなる不利がある。勿論、処理時間を短く
するために画像処理を簡素化すると、誤判別する虞れが
増大する。
撮像される状態となることがある。湾曲した小枝梗の長
さを正確に判別するためには、画像処理が複雑になって
処理時間が長くなる不利がある。勿論、処理時間を短く
するために画像処理を簡素化すると、誤判別する虞れが
増大する。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであって、
その目的は、小枝梗付きの判別精度を低下させることな
く、その判別に要する処理時間の短縮を図ることにあ
る。
その目的は、小枝梗付きの判別精度を低下させることな
く、その判別に要する処理時間の短縮を図ることにあ
る。
本発明による脱穀処理穀粒の検査装置は、脱穀処理後
の穀粒を撮像する撮像手段と、その撮像手段の撮像情報
に基づいて前記穀粒に対応する領域を抽出する画像処理
手段と、抽出された領域の情報に基づいて小枝梗の有無
を判別する判別手段とを備えたものであって、その特徴
構成は以下の通りである。
の穀粒を撮像する撮像手段と、その撮像手段の撮像情報
に基づいて前記穀粒に対応する領域を抽出する画像処理
手段と、抽出された領域の情報に基づいて小枝梗の有無
を判別する判別手段とを備えたものであって、その特徴
構成は以下の通りである。
すなわち、前記領域から小枝梗のみに対応する小枝梗
領域を抽出する小枝梗抽出手段と、その小枝梗抽出手段
の情報に基づいて前記小枝梗の長さを判別する長さ判別
手段とが設けられ、前記判別手段は、前記領域の面積が
設定値より大なる場合、及び、前記長さ判別手段によっ
て判別された小枝梗の長さが設定値より大である場合
に、小枝梗有りと判別するように構成されている点にあ
る。
領域を抽出する小枝梗抽出手段と、その小枝梗抽出手段
の情報に基づいて前記小枝梗の長さを判別する長さ判別
手段とが設けられ、前記判別手段は、前記領域の面積が
設定値より大なる場合、及び、前記長さ判別手段によっ
て判別された小枝梗の長さが設定値より大である場合
に、小枝梗有りと判別するように構成されている点にあ
る。
小枝梗が湾曲するような長い場合には、穀粒が小さい
場合であっても、抽出した穀粒に対応する領域の大きさ
は、小枝梗が短い場合及び小枝梗が付いていない場合よ
りも大幅に大となる。
場合であっても、抽出した穀粒に対応する領域の大きさ
は、小枝梗が短い場合及び小枝梗が付いていない場合よ
りも大幅に大となる。
そこで、抽出された領域の面積が設定値より大なる場
合には、小枝梗の長さを判別することなく小枝梗付きと
判別させるようにしても、小枝梗が付いていないものを
小枝梗付きと誤判別する虞れはない。
合には、小枝梗の長さを判別することなく小枝梗付きと
判別させるようにしても、小枝梗が付いていないものを
小枝梗付きと誤判別する虞れはない。
但し、穀粒の大きさには個体差があることから、抽出
された領域の面積が設定値より小である場合には、小枝
梗のみに対応する小枝梗領域の長さを判別させることに
なるが、その長さ判別のための画像処理としては、湾曲
した長い小枝梗に対する長さ判別に誤りを生じてもよい
ため、比較的短い小枝梗の長さを正確に求めることがで
きる、処理時間の短い簡素な処理を用いることができ
る。その結果、全体としての処理時間は、穀粒全部に対
して小枝梗の長さを正確に求める画像処理を用いる場合
よりも短縮できる。
された領域の面積が設定値より小である場合には、小枝
梗のみに対応する小枝梗領域の長さを判別させることに
なるが、その長さ判別のための画像処理としては、湾曲
した長い小枝梗に対する長さ判別に誤りを生じてもよい
ため、比較的短い小枝梗の長さを正確に求めることがで
きる、処理時間の短い簡素な処理を用いることができ
る。その結果、全体としての処理時間は、穀粒全部に対
して小枝梗の長さを正確に求める画像処理を用いる場合
よりも短縮できる。
もって、小枝梗付きの判別精度を低下させることな
く、その判別に要する処理時間の短縮を図ることができ
るに至った。
く、その判別に要する処理時間の短縮を図ることができ
るに至った。
以下、本発明を、脱穀処理後の籾の検査装置に適用し
た場合における実施例を図面に基づいて説明する。
た場合における実施例を図面に基づいて説明する。
脱穀処理後後の穀粒としての籾に、玄米や小枝梗付き
のものが含まれていると、乾燥機で乾燥させる際に、胴
割れの発生率が高くなったり穀粒の傷みが多くなる不利
があることから、本検査装置は、脱穀装置の性能試験と
して、脱穀処理後の籾に対する玄米や小枝梗の混入率を
チェックする検査を行う際に用いられることになる。
のものが含まれていると、乾燥機で乾燥させる際に、胴
割れの発生率が高くなったり穀粒の傷みが多くなる不利
があることから、本検査装置は、脱穀装置の性能試験と
して、脱穀処理後の籾に対する玄米や小枝梗の混入率を
チェックする検査を行う際に用いられることになる。
ちなみに、脱穀処理が過剰になると脱ぷされて玄米と
なり、不十分であると小枝梗付きの籾となる。そして、
玄米の混入率は0.5%以下、小枝梗付きの混入率は3%
以下にすることが望まれている。そこで、脱穀処理が適
正通りに行われているか否かをチェックするために、脱
穀処理後の穀粒から4000粒乃至5000粒程度のサンプルを
取り出して、それらサンプルが、籾、玄米、小枝梗付き
の何れであるかを一粒毎に判別することになる。
なり、不十分であると小枝梗付きの籾となる。そして、
玄米の混入率は0.5%以下、小枝梗付きの混入率は3%
以下にすることが望まれている。そこで、脱穀処理が適
正通りに行われているか否かをチェックするために、脱
穀処理後の穀粒から4000粒乃至5000粒程度のサンプルを
取り出して、それらサンプルが、籾、玄米、小枝梗付き
の何れであるかを一粒毎に判別することになる。
第10図及び第11図に示すように、脱穀処理穀粒の検査
装置は、穀粒供給手段としての振動式の穀粒供給装置
(1)と、その穀粒供給装置(1)の搬送終端部から落
下供給される穀粒を搬送する穀粒搬送手段としてのベル
ト式のコンベヤ(2)と、そのコンベヤ(2)で搬送さ
れる穀粒を上方から繰り返し撮像する撮像手段としての
二次元イメージセンサー(3)と、前記供給装置(1)
及び前記コンベヤ(2)の作動を制御すると共に、前記
イメージセンサー(3)の撮像情報に基づいて不良物を
判別するマイクロコンピュータ利用の制御装置(4)と
からなる。
装置は、穀粒供給手段としての振動式の穀粒供給装置
(1)と、その穀粒供給装置(1)の搬送終端部から落
下供給される穀粒を搬送する穀粒搬送手段としてのベル
ト式のコンベヤ(2)と、そのコンベヤ(2)で搬送さ
れる穀粒を上方から繰り返し撮像する撮像手段としての
二次元イメージセンサー(3)と、前記供給装置(1)
及び前記コンベヤ(2)の作動を制御すると共に、前記
イメージセンサー(3)の撮像情報に基づいて不良物を
判別するマイクロコンピュータ利用の制御装置(4)と
からなる。
尚、詳しくは後述するが、前記制御装置(4)を利用
して、前記イメージセンサー(3)の撮像情報をその明
るさの値に基づいて2値化して穀粒(A)に対応する領
域(X)(第3図参照)を抽出する画像処理手段(10
0)、抽出した領域(X)の情報に基づいて小枝梗のみ
に対応する小枝梗領域(Xb)を抽出する小枝梗抽出手段
(102)、その小枝梗抽出手段(102)の情報に基づいて
前記小枝梗の長さを判別する長さ判別手段(103)、及
び、それら各手段の情報に基づいて小枝梗の有無を判別
する判別手段(101)の夫々が構成されることになる。
して、前記イメージセンサー(3)の撮像情報をその明
るさの値に基づいて2値化して穀粒(A)に対応する領
域(X)(第3図参照)を抽出する画像処理手段(10
0)、抽出した領域(X)の情報に基づいて小枝梗のみ
に対応する小枝梗領域(Xb)を抽出する小枝梗抽出手段
(102)、その小枝梗抽出手段(102)の情報に基づいて
前記小枝梗の長さを判別する長さ判別手段(103)、及
び、それら各手段の情報に基づいて小枝梗の有無を判別
する判別手段(101)の夫々が構成されることになる。
ところで、前記コンベヤ(2)の搬送面は、反射光の
影響を防止するために黒色に塗装され、前記イメージセ
ンサー(3)の撮像範囲は、設定明るさとなるように照
明装置(5)で照明されるようになっている。又、前記
イメージセンサー(3)は、その撮像視野(B)内に穀
粒(A)が位置する状態を捉えられるようにするため
に、前記コンベヤ(2)の搬送速度よりも速い周期で繰
り返し撮像処理されるように構成されている。
影響を防止するために黒色に塗装され、前記イメージセ
ンサー(3)の撮像範囲は、設定明るさとなるように照
明装置(5)で照明されるようになっている。又、前記
イメージセンサー(3)は、その撮像視野(B)内に穀
粒(A)が位置する状態を捉えられるようにするため
に、前記コンベヤ(2)の搬送速度よりも速い周期で繰
り返し撮像処理されるように構成されている。
但し、前記制御装置(4)は、前記イメージセンサー
(3)の撮像周期毎に、その撮像情報を取り込んで、穀
粒(A)が前記撮像視野(B)内にあるか否かを判別
し、穀粒(A)がある場合には、取り込んだ画像情報の
処理を自動的に開始するように構成されている。
(3)の撮像周期毎に、その撮像情報を取り込んで、穀
粒(A)が前記撮像視野(B)内にあるか否かを判別
し、穀粒(A)がある場合には、取り込んだ画像情報の
処理を自動的に開始するように構成されている。
尚、前記イメージセンサー(3)は、撮像情報の明る
さに対応する輝度信号(Y)以外にも、三原色成分に対
応する赤色信号(R)、緑色信号(G)、及び、青色信
号(B)の夫々を出力できるように、カラー式に構成さ
れている。但し、画像処理については後述する。
さに対応する輝度信号(Y)以外にも、三原色成分に対
応する赤色信号(R)、緑色信号(G)、及び、青色信
号(B)の夫々を出力できるように、カラー式に構成さ
れている。但し、画像処理については後述する。
前記穀粒(A)の有無判別について説明すれば、前記
撮像視野(B)の背景となる前記コンベヤ(2)の搬送
面が黒色であることから、前記撮像視野(B)内に穀粒
(A)が無い場合には、前記撮像情報の明るさは低い状
態となり、穀粒(A)が撮像視野(B)内に入ると、前
記明るさが大となる。
撮像視野(B)の背景となる前記コンベヤ(2)の搬送
面が黒色であることから、前記撮像視野(B)内に穀粒
(A)が無い場合には、前記撮像情報の明るさは低い状
態となり、穀粒(A)が撮像視野(B)内に入ると、前
記明るさが大となる。
そこで、前記撮像情報に基づいて明るさが設定閾値よ
りも大となるものが存在すると判別した場合には、穀粒
(A)が撮像視野(B)の端から中央近傍まで移動する
に要する設定時間が経過するに伴って、前記撮像情報を
取り込んで画像処理を開始させるようにしてある。
りも大となるものが存在すると判別した場合には、穀粒
(A)が撮像視野(B)の端から中央近傍まで移動する
に要する設定時間が経過するに伴って、前記撮像情報を
取り込んで画像処理を開始させるようにしてある。
従って、前記コンベヤ(2)で搬送される穀粒(A)
は、搬送方向に沿って一列状に整列した状態で、且つ、
搬送方向に沿って一粒毎に間隔を隔てる状態となるよう
にする必要がある。
は、搬送方向に沿って一列状に整列した状態で、且つ、
搬送方向に沿って一粒毎に間隔を隔てる状態となるよう
にする必要がある。
そこで、前記振動式の供給装置(1)は、いわゆる振
動式のパーツフィーダー等と同様の構造を用いることに
よって、供給された穀粒群をその搬送終端部に至る間に
一列状に整列させて前記搬送終端部から、前記コンベヤ
(2)の搬送始端部に落下供給するように構成され、落
下供給される穀粒を一粒毎に分離させるために、前記コ
ンベヤ(2)の搬送速度を前記供給装置(1)の供給速
度よりも大に設定してある。つまり、前記コンベヤ
(2)で搬送される穀粒の間隔は、前記コンベヤ(2)
の搬送速度と前記供給装置(1)の供給速度との差に対
応した間隔となるようにしているのである。
動式のパーツフィーダー等と同様の構造を用いることに
よって、供給された穀粒群をその搬送終端部に至る間に
一列状に整列させて前記搬送終端部から、前記コンベヤ
(2)の搬送始端部に落下供給するように構成され、落
下供給される穀粒を一粒毎に分離させるために、前記コ
ンベヤ(2)の搬送速度を前記供給装置(1)の供給速
度よりも大に設定してある。つまり、前記コンベヤ
(2)で搬送される穀粒の間隔は、前記コンベヤ(2)
の搬送速度と前記供給装置(1)の供給速度との差に対
応した間隔となるようにしているのである。
第10図及び第11図に示すように、前記振動式の供給装
置(1)は、全体が略円筒状に形成された本体部(6)
と、その本体部(6)を円周方向に沿って微振動状態に
駆動する駆動部(7)とからなる。
置(1)は、全体が略円筒状に形成された本体部(6)
と、その本体部(6)を円周方向に沿って微振動状態に
駆動する駆動部(7)とからなる。
第12図及び第13図に示すように、前記本体部(6)
は、その底面から中央部から内周壁部に向かって下方に
傾斜し、且つ、上端部が開放された円筒状の容器に形成
されている。
は、その底面から中央部から内周壁部に向かって下方に
傾斜し、且つ、上端部が開放された円筒状の容器に形成
されている。
前記本体部(6)の内周壁部には、下方の底面から上
方の開口に向かって立ち上がる螺線状の棚部(8)が形
成され、その螺線状の棚部(8)の上端から前記コンベ
ヤ(2)の搬送始端部の上方箇所に連なる搬送終端部に
至る部分には、V字状の案内溝(9)が形成されてい
る。尚、このV字状の案内溝(9)は、前記搬送終端部
に向かって段階的に幅が大から小へ且つ深さが大から小
へと変化するように形成されている。
方の開口に向かって立ち上がる螺線状の棚部(8)が形
成され、その螺線状の棚部(8)の上端から前記コンベ
ヤ(2)の搬送始端部の上方箇所に連なる搬送終端部に
至る部分には、V字状の案内溝(9)が形成されてい
る。尚、このV字状の案内溝(9)は、前記搬送終端部
に向かって段階的に幅が大から小へ且つ深さが大から小
へと変化するように形成されている。
つまり、前記本体部(6)は、前記駆動部(7)によ
って微振動を与えられることにより、その内部に投入さ
れた穀粒(A)を、内周壁部に沿って前記螺線状の棚部
(8)に沿って下方から上方に向かって揚送して、その
螺線状の棚部(8)に引き続く前記V字状の案内溝
(9)に沿って搬送させることにより、搬送下手側ほど
その幅が狭くなると共に深さが浅くなる前記V字状の案
内溝(9)の形状変化と前記本体部(6)の振動とを利
用して、供給された穀粒群を搬送終端部に至る間に一列
状に整列させるようにしているのである。
って微振動を与えられることにより、その内部に投入さ
れた穀粒(A)を、内周壁部に沿って前記螺線状の棚部
(8)に沿って下方から上方に向かって揚送して、その
螺線状の棚部(8)に引き続く前記V字状の案内溝
(9)に沿って搬送させることにより、搬送下手側ほど
その幅が狭くなると共に深さが浅くなる前記V字状の案
内溝(9)の形状変化と前記本体部(6)の振動とを利
用して、供給された穀粒群を搬送終端部に至る間に一列
状に整列させるようにしているのである。
尚、前記V字状の案内溝(9)からオーバーフローし
た穀粒(A)は、前記V字状の案内溝(9)の搬送終端
部下方に形成された穀粒回収用の開口部(10)から前記
本体部(6)の内底面に回収されて再搬送されるように
なっている。
た穀粒(A)は、前記V字状の案内溝(9)の搬送終端
部下方に形成された穀粒回収用の開口部(10)から前記
本体部(6)の内底面に回収されて再搬送されるように
なっている。
第14図及び第15図に示すように、前記供給装置(1)
の搬送終端部となる前記V字状の案内溝(9)の終端部
には、このV字状の案内溝(9)から落下する穀粒
(A)を受け取って前記コンベヤ(2)の搬送面の始端
部に案内するV字状の案内溝(11)が形成された案内体
としての中継部材(12)が、その案内面となる前記V字
状の案内溝(11)を前記コンベヤ(2)の搬送面に向け
て傾斜させた姿勢で設けられている。
の搬送終端部となる前記V字状の案内溝(9)の終端部
には、このV字状の案内溝(9)から落下する穀粒
(A)を受け取って前記コンベヤ(2)の搬送面の始端
部に案内するV字状の案内溝(11)が形成された案内体
としての中継部材(12)が、その案内面となる前記V字
状の案内溝(11)を前記コンベヤ(2)の搬送面に向け
て傾斜させた姿勢で設けられている。
そして、前記中継部材(12)の搬送終端と前記コンベ
ヤ(2)の搬送面との間となる箇所に、前記中継部材
(12)から落下する穀粒(A)の有無を検出する反射式
の光センサー(13)を設けてあり、この光センサー(1
3)が落下する穀粒(A)を検出するに伴って、前記供
給装置(1)の振動を設定時間の間、弱くするように制
御させるようにして、複数個の穀粒(A)が同時に前記
コンベヤ(2)に供給されることがないようにしている
のである。そして、前記コンベヤ(2)の搬送速度を、
前記供給装置(1)の供給速度よりも大に設定すること
により、一列状に整列された穀粒(A)が、前記コンベ
ヤ(2)の搬送方向に沿って一粒毎に間隔を隔てる状態
で搬送されるようにしているのである。
ヤ(2)の搬送面との間となる箇所に、前記中継部材
(12)から落下する穀粒(A)の有無を検出する反射式
の光センサー(13)を設けてあり、この光センサー(1
3)が落下する穀粒(A)を検出するに伴って、前記供
給装置(1)の振動を設定時間の間、弱くするように制
御させるようにして、複数個の穀粒(A)が同時に前記
コンベヤ(2)に供給されることがないようにしている
のである。そして、前記コンベヤ(2)の搬送速度を、
前記供給装置(1)の供給速度よりも大に設定すること
により、一列状に整列された穀粒(A)が、前記コンベ
ヤ(2)の搬送方向に沿って一粒毎に間隔を隔てる状態
で搬送されるようにしているのである。
又、前記供給装置(1)から供給される穀粒(A)に
塵や埃が混入していると、誤判別する虞れがあるので、
穀粒(A)に混入している塵や埃を自動的に取り除くこ
とができるようにしてある。
塵や埃が混入していると、誤判別する虞れがあるので、
穀粒(A)に混入している塵や埃を自動的に取り除くこ
とができるようにしてある。
説明を加えれば、前記供給装置(1)のV字状の案内
溝(9)の終端部を、搬送方向に向かって下方に傾斜さ
せる状態でその深さが漸次深くなるように形成し、且
つ、前記V字状の案内溝(9)の終端部と前記中継部材
(12)の始端部との間に、穀粒(A)の幅よりも小さい
間隔(K)を設けるようにしてある。つまり、前記V字
状の案内溝(9)で搬送される塵や埃は、前記間隔
(K)を通って落下して排除され、穀粒(A)のみが前
記中継部材(12)に受け渡されるようにしてある。
溝(9)の終端部を、搬送方向に向かって下方に傾斜さ
せる状態でその深さが漸次深くなるように形成し、且
つ、前記V字状の案内溝(9)の終端部と前記中継部材
(12)の始端部との間に、穀粒(A)の幅よりも小さい
間隔(K)を設けるようにしてある。つまり、前記V字
状の案内溝(9)で搬送される塵や埃は、前記間隔
(K)を通って落下して排除され、穀粒(A)のみが前
記中継部材(12)に受け渡されるようにしてある。
又、誤って前記中継部材(12)に塵や埃が受け渡され
た場合にも、その塵や埃が前記コンベヤ(2)に落下す
るのを防止するために、前記中継部材(12)に形成され
る前記V字状の案内溝(11)の底に、塵や埃を落下除去
させるためのスリット状開口部(14)が形成され、その
開口部(14)の下側面に、落下する塵や埃を前記コンベ
ヤ(2)の横側方に向けて案内する板状部材(15)が設
けられている。
た場合にも、その塵や埃が前記コンベヤ(2)に落下す
るのを防止するために、前記中継部材(12)に形成され
る前記V字状の案内溝(11)の底に、塵や埃を落下除去
させるためのスリット状開口部(14)が形成され、その
開口部(14)の下側面に、落下する塵や埃を前記コンベ
ヤ(2)の横側方に向けて案内する板状部材(15)が設
けられている。
前記駆動部(7)について説明すれば、詳述はしない
が、駆動周波数に比例した振動数で且つ駆動電力に比例
した大きさの振幅で、前記本体部(6)を加振するよう
になっている。つまり、前記供給装置(1)の穀粒供給
速度は、その駆動周波数又は駆動電力が大なるほど大と
なるように構成されているのである。従って、前記光セ
ンサー(13)が穀粒(A)の落下を検出した場合には、
前記駆動周波数又は駆動電力を小側に変更して、その供
給速度を変更させることになる。
が、駆動周波数に比例した振動数で且つ駆動電力に比例
した大きさの振幅で、前記本体部(6)を加振するよう
になっている。つまり、前記供給装置(1)の穀粒供給
速度は、その駆動周波数又は駆動電力が大なるほど大と
なるように構成されているのである。従って、前記光セ
ンサー(13)が穀粒(A)の落下を検出した場合には、
前記駆動周波数又は駆動電力を小側に変更して、その供
給速度を変更させることになる。
尚、第10図中、(16)は前記コンベヤ(2)の駆動用
電動モータ、(17)は前記コンベヤ(2)の搬送始端部
に供給される穀粒(A)が前記コンベヤ(2)の横外方
に落下しないように案内するガイド部材であって、前記
コンベヤ(2)の搬送始端部の左右両側箇所に設けられ
ている。
電動モータ、(17)は前記コンベヤ(2)の搬送始端部
に供給される穀粒(A)が前記コンベヤ(2)の横外方
に落下しないように案内するガイド部材であって、前記
コンベヤ(2)の搬送始端部の左右両側箇所に設けられ
ている。
以下、画像処理について説明する。
前述の如く、穀粒(A)が前記イメージセンサー
(3)の撮像視野(B)内に位置する状態となったこと
を判別するに伴って、先ず、前記輝度信号(Y)の値に
基づいて、取り込まれた画像情報が一画面当たり32×32
画素の密度で2値化画像情報に変換されて、穀粒(A)
に対応する領域(X)が抽出されるようになっている
(第3図参照)。
(3)の撮像視野(B)内に位置する状態となったこと
を判別するに伴って、先ず、前記輝度信号(Y)の値に
基づいて、取り込まれた画像情報が一画面当たり32×32
画素の密度で2値化画像情報に変換されて、穀粒(A)
に対応する領域(X)が抽出されるようになっている
(第3図参照)。
但し、小枝梗は穀粒(A)よりも大幅に狭いことか
ら、第6図に示すように、合焦状態で撮像させると、撮
像情報を32×32画素で比較的粗く量子化しているため
に、画像処理における量子化誤差のために、抽出した領
域(X)が穀粒(A)に対応する穀粒領域(Xa)と小枝
梗に対応する小枝梗領域(Xb)とに分断されて、判別を
誤る虞れがある。
ら、第6図に示すように、合焦状態で撮像させると、撮
像情報を32×32画素で比較的粗く量子化しているため
に、画像処理における量子化誤差のために、抽出した領
域(X)が穀粒(A)に対応する穀粒領域(Xa)と小枝
梗に対応する小枝梗領域(Xb)とに分断されて、判別を
誤る虞れがある。
そこで、前記イメージセンサー(3)を、わざと非合
焦状態で撮像させることにより、第7図に示すように、
穀粒や小枝梗に対応する画像信号成分を膨張させて、量
子化誤差が生じ難くなるようにしてある。
焦状態で撮像させることにより、第7図に示すように、
穀粒や小枝梗に対応する画像信号成分を膨張させて、量
子化誤差が生じ難くなるようにしてある。
つまり、前記輝度信号(Y)の値に基づいて、取り込
んだ撮像情報を一画面当たり32×32画素の密度で2値化
画像情報に変換して、穀粒(A)に対応する領域(X)
を抽出する処理が画像処理手段(100)に対応すること
になる。
んだ撮像情報を一画面当たり32×32画素の密度で2値化
画像情報に変換して、穀粒(A)に対応する領域(X)
を抽出する処理が画像処理手段(100)に対応すること
になる。
次に、穀粒(A)が玄米、籾、小枝梗付きの何れであ
るかを判別するための画像処理について説明する。
るかを判別するための画像処理について説明する。
前述の如く、脱穀処理が不十分であると小枝梗が付い
た状態となる。その結果、前記抽出された領域(X)
は、小枝梗に対応する小枝梗領域(Xb)の面積分だけ小
枝梗が付いていない場合よりも大になる。逆に、脱穀処
理が過剰であると穀粒(A)が脱ぷされて玄米になって
いるために、脱ぷされていない籾よりもその大きさが小
となる。
た状態となる。その結果、前記抽出された領域(X)
は、小枝梗に対応する小枝梗領域(Xb)の面積分だけ小
枝梗が付いていない場合よりも大になる。逆に、脱穀処
理が過剰であると穀粒(A)が脱ぷされて玄米になって
いるために、脱ぷされていない籾よりもその大きさが小
となる。
そこで、基本的には、前記領域(X)の面積が適正通
りに脱穀処理された小枝梗が付いていない籾である場合
の大きさよりも大である場合には、小枝梗付きであると
判別させるようにしてある。尚、前記領域(X)の大き
さは、その領域(X)に属する画素数に比例するので、
画素数が大なるほど面積が大であると判別させるように
してある。
りに脱穀処理された小枝梗が付いていない籾である場合
の大きさよりも大である場合には、小枝梗付きであると
判別させるようにしてある。尚、前記領域(X)の大き
さは、その領域(X)に属する画素数に比例するので、
画素数が大なるほど面積が大であると判別させるように
してある。
但し、穀粒(A)の大きさは、同一種類であっても個
体差のためにばらつくので、前記領域(X)の大きさの
みから籾であるか玄米であるかを判別させると判別が不
正確になる虞れがある。
体差のためにばらつくので、前記領域(X)の大きさの
みから籾であるか玄米であるかを判別させると判別が不
正確になる虞れがある。
そこで、前記イメージセンサー(3)から出力される
色信号の情報を用いて、籾と玄米とを識別させるように
してある。
色信号の情報を用いて、籾と玄米とを識別させるように
してある。
説明を加えれば、穀粒(A)が籾である場合と玄米で
ある場合との色の差について着目すると、玄米は、脱ぷ
されているために、籾よりも白く見えることになる。
ある場合との色の差について着目すると、玄米は、脱ぷ
されているために、籾よりも白く見えることになる。
そこで、前記三原色成分の分布状態を比較すると、第
8図に示すように、赤色信号(R)の値は籾である場合
と玄米である場合とで大差がない状態となるが、青色信
号(B)の値は、玄米のほうが籾よりも大幅に大とな
る。尚、図示を省略するが、緑色信号(G)の値も前記
赤色信号(R)と同様に籾と玄米とで大差がない状態と
なるので、前記赤色信号(R)の代わりに緑色信号
(G)を用いてもよい。
8図に示すように、赤色信号(R)の値は籾である場合
と玄米である場合とで大差がない状態となるが、青色信
号(B)の値は、玄米のほうが籾よりも大幅に大とな
る。尚、図示を省略するが、緑色信号(G)の値も前記
赤色信号(R)と同様に籾と玄米とで大差がない状態と
なるので、前記赤色信号(R)の代わりに緑色信号
(G)を用いてもよい。
従って、前記領域(X)に属する画素の赤色信号
(R)から前記青色信号(B)を減算した値がノイズ除
去のための設定値よりも大となる領域を抽出すると、そ
の面積は、個体差に拘わらず籾である場合には玄米であ
る場合よりも大幅に大となり、籾であるか玄米であるか
を略100%の確率で判別できる(第9図参照)。
(R)から前記青色信号(B)を減算した値がノイズ除
去のための設定値よりも大となる領域を抽出すると、そ
の面積は、個体差に拘わらず籾である場合には玄米であ
る場合よりも大幅に大となり、籾であるか玄米であるか
を略100%の確率で判別できる(第9図参照)。
つまり、前記赤色信号(R)から前記青色信号(B)
を減算した値がノイズ除去のための設定値よりも大とな
る領域の面積が、玄米と籾とを区別するための設定閾値
よりも大であるか否かを判別させることで、色情報の明
るさに対する正規化と、籾であるか玄米であるかの判別
とを同時的に行えるようにしているのである。
を減算した値がノイズ除去のための設定値よりも大とな
る領域の面積が、玄米と籾とを区別するための設定閾値
よりも大であるか否かを判別させることで、色情報の明
るさに対する正規化と、籾であるか玄米であるかの判別
とを同時的に行えるようにしているのである。
但し、画像処理の高速化を図るために、前記イメージ
センサー(3)の撮像情報を取り込む際に、前記輝度信
号(Y)の量子化に平行して、前記赤色信号(R)から
前記青色信号(B)を減算した値を、前記輝度信号
(Y)と同一画素密度で量子化して画像メモリー(図示
せず)に予め記憶させておくことになる。
センサー(3)の撮像情報を取り込む際に、前記輝度信
号(Y)の量子化に平行して、前記赤色信号(R)から
前記青色信号(B)を減算した値を、前記輝度信号
(Y)と同一画素密度で量子化して画像メモリー(図示
せず)に予め記憶させておくことになる。
そして、籾と判別された場合には、前記領域(X)か
ら小枝梗のみに対応する小枝梗領域(Xb)(第3図参
照)を再抽出して、その長さを求め、求めた長さが設定
値より長いものを小枝梗付きと判別させるようにしてあ
る。
ら小枝梗のみに対応する小枝梗領域(Xb)(第3図参
照)を再抽出して、その長さを求め、求めた長さが設定
値より長いものを小枝梗付きと判別させるようにしてあ
る。
次に、前記小枝梗領域(Xb)を抽出し、その長さを判
別するための処理について説明する。
別するための処理について説明する。
小枝梗は穀粒(A)の本体よりも大幅に狭いことか
ら、前記小枝梗領域(Xb)に属する画素数は、前記穀粒
領域(Xa)に属する画素数よりも小となる。
ら、前記小枝梗領域(Xb)に属する画素数は、前記穀粒
領域(Xa)に属する画素数よりも小となる。
従って、第3図に示すように、撮像視野(B)のx軸
及びy軸夫々において同一座標値となる画素の度数分布
を求めると、前記x軸及びy軸夫々において、前記穀粒
領域(Xa)の中心において画素数が略最大となり、且
つ、前記領域(X)の外端部方向に向かって画素数が漸
次減少する状態となり、且つ、小枝梗の長手方向に沿う
方向となる側の分布幅が大となる。
及びy軸夫々において同一座標値となる画素の度数分布
を求めると、前記x軸及びy軸夫々において、前記穀粒
領域(Xa)の中心において画素数が略最大となり、且
つ、前記領域(X)の外端部方向に向かって画素数が漸
次減少する状態となり、且つ、小枝梗の長手方向に沿う
方向となる側の分布幅が大となる。
そこで、前記x軸及びy軸夫々において同一座標値と
なる画素の度数分布の分布幅が大となる側において、籾
の大きさに対応する設定度数よりも大となる度数で、且
つ、その幅が最大となる座標の中心値を、前記穀粒領域
(Xa)の中心に対応する値として求めるようにしてあ
る。
なる画素の度数分布の分布幅が大となる側において、籾
の大きさに対応する設定度数よりも大となる度数で、且
つ、その幅が最大となる座標の中心値を、前記穀粒領域
(Xa)の中心に対応する値として求めるようにしてあ
る。
次に、前記穀粒領域(Xa)の中心から、距離が遠い側
となる分布外端部方向に向けて、前記小枝梗の幅に対応
して設定した設定度数よりも最初に小となる箇所を、前
記穀粒領域(Xa)と前記小枝梗領域(Xb)との境界
(a)として求めることになる。
となる分布外端部方向に向けて、前記小枝梗の幅に対応
して設定した設定度数よりも最初に小となる箇所を、前
記穀粒領域(Xa)と前記小枝梗領域(Xb)との境界
(a)として求めることになる。
ところで、小枝梗が極端に長い場合には、第5図に示
すように、その端部が湾曲している状態で撮像されるこ
とがある。このように、小枝梗の端部が湾曲している
と、その度数分布のみからでは、前記正しい境界(a)
と同一座標値となる偽境界(c)との区別が困難になる
ばかりか、度数分布において、前記穀粒領域(Xa)に重
なる小枝梗領域(Xb)の端(b)を見失う虞れがある。
すように、その端部が湾曲している状態で撮像されるこ
とがある。このように、小枝梗の端部が湾曲している
と、その度数分布のみからでは、前記正しい境界(a)
と同一座標値となる偽境界(c)との区別が困難になる
ばかりか、度数分布において、前記穀粒領域(Xa)に重
なる小枝梗領域(Xb)の端(b)を見失う虞れがある。
但し、求めたx軸及びy軸両方において、求めた境界
(a又はc)に対する画素の隣接状態をチェックすれ
ば、それが、正しい境界(a)であるか偽境界(c)で
あるかを判別させることは可能であるが、処理が複雑に
なり、処理時間が長くなって、穀粒(A)の搬送速度に
追従できなくなる虞れがある。
(a又はc)に対する画素の隣接状態をチェックすれ
ば、それが、正しい境界(a)であるか偽境界(c)で
あるかを判別させることは可能であるが、処理が複雑に
なり、処理時間が長くなって、穀粒(A)の搬送速度に
追従できなくなる虞れがある。
ところで、小枝梗の端部が湾曲するような長い場合に
は、前記輝度信号(Y)に基づいて抽出した領域(X)
の面積は、小枝梗が付いていない大きな籾である場合よ
りも更に大になっている。
は、前記輝度信号(Y)に基づいて抽出した領域(X)
の面積は、小枝梗が付いていない大きな籾である場合よ
りも更に大になっている。
そこで、前記輝度信号(Y)に基づいて抽出した領域
(X)の面積が、長い小枝梗が付いている場合における
設定値よりも大である場合には、小枝梗付きであると判
別することを条件として、小枝梗の長さ判別の処理の簡
素化を図り、処理全体の簡素化並びに高速化を図ること
ができるようにしているのである。
(X)の面積が、長い小枝梗が付いている場合における
設定値よりも大である場合には、小枝梗付きであると判
別することを条件として、小枝梗の長さ判別の処理の簡
素化を図り、処理全体の簡素化並びに高速化を図ること
ができるようにしているのである。
小枝梗の長さ判別について説明すると、前記小枝梗領
域(Xb)の始点を求めた後は、前記小枝梗領域(Xb)の
属する画素を、前記始点から離れる方向(小枝梗の長さ
方向)に向けて順次微分することにより一画素分の幅に
細線化して、その細線化した画素の画素数つまり長さを
求めるようにしてある。
域(Xb)の始点を求めた後は、前記小枝梗領域(Xb)の
属する画素を、前記始点から離れる方向(小枝梗の長さ
方向)に向けて順次微分することにより一画素分の幅に
細線化して、その細線化した画素の画素数つまり長さを
求めるようにしてある。
但し、第4図に示すように、抽出した画素が前記x軸
又はy軸に平行となる方向に隣接している場合には、単
位距離として一画素に対応する1を加算し、斜め方向に
隣接している場合には、単位距離として正方形の対角線
距離に相当する1.4を加算するようにしてある。つま
り、前記小枝梗領域(Xb)に属する画素が画像上におい
て斜め方向に隣接する場合には、縦方向や横方向に隣接
する場合よりも一画素当たりの長さを大にして小枝梗の
長さを判別させるようにすることで、小枝梗が曲がって
いる場合や、小枝梗が画像上において斜め方向に傾いて
撮像されている場合にも、その長さを正確に求めること
ができるようにしているのである。
又はy軸に平行となる方向に隣接している場合には、単
位距離として一画素に対応する1を加算し、斜め方向に
隣接している場合には、単位距離として正方形の対角線
距離に相当する1.4を加算するようにしてある。つま
り、前記小枝梗領域(Xb)に属する画素が画像上におい
て斜め方向に隣接する場合には、縦方向や横方向に隣接
する場合よりも一画素当たりの長さを大にして小枝梗の
長さを判別させるようにすることで、小枝梗が曲がって
いる場合や、小枝梗が画像上において斜め方向に傾いて
撮像されている場合にも、その長さを正確に求めること
ができるようにしているのである。
又、前記探索する座標方向に交差する方向に小枝梗が
曲がっていたり伸びている場合には、前記微分による細
線化処理によって前記小枝梗領域(Xb)に属する画素の
隣接が途切れたように判断される虞れがあるので、その
場合には、途切れた画素数の差分に対応する値(n)を
前記単位距離(1又は1.4)に加算させるようにしてあ
る。尚、前記微分による細線化処理や量子化誤差によっ
て前記小枝梗領域(Xb)に属する画素の隣接が途切れた
場合には、長さを求める際に、その途切れた画素間を直
線近似させるようにしてもよい。
曲がっていたり伸びている場合には、前記微分による細
線化処理によって前記小枝梗領域(Xb)に属する画素の
隣接が途切れたように判断される虞れがあるので、その
場合には、途切れた画素数の差分に対応する値(n)を
前記単位距離(1又は1.4)に加算させるようにしてあ
る。尚、前記微分による細線化処理や量子化誤差によっ
て前記小枝梗領域(Xb)に属する画素の隣接が途切れた
場合には、長さを求める際に、その途切れた画素間を直
線近似させるようにしてもよい。
求められた小枝梗の長さに基づいて、例えば、乾燥処
理に影響が出ない範囲となる8mm未満(画素数として15
ドット相当)である場合は、小枝梗無と判断させるよう
にしてある。
理に影響が出ない範囲となる8mm未満(画素数として15
ドット相当)である場合は、小枝梗無と判断させるよう
にしてある。
つまり、前記x軸及びy軸夫々で同一座標値となる画
素の度数分布に基づいて前記穀粒領域(Xa)と前記小枝
梗領域(Xb)との境界(a)を求める処理が、小枝梗抽
出手段(102)に対応し、抽出した小枝梗領域(Xb)を
細線化してその長さを画素数として求める処理が長さ判
別手段(103)に対応することになる。
素の度数分布に基づいて前記穀粒領域(Xa)と前記小枝
梗領域(Xb)との境界(a)を求める処理が、小枝梗抽
出手段(102)に対応し、抽出した小枝梗領域(Xb)を
細線化してその長さを画素数として求める処理が長さ判
別手段(103)に対応することになる。
次に、第2図に示すフローチャートに基づいて、前記
制御装置(4)の動作を説明する。
制御装置(4)の動作を説明する。
前記イメージセンサー(3)から出力される輝度信号
(Y)の値に基づいて、穀粒(A)が撮像視野(B)内
にあることを判別するに伴って、前記穀粒(A)と背景
とを分離するために、取り込まれた前記イメージセンサ
ー(3)の撮像情報が、設定画素密度で量子化されて、
穀粒(A)のみに対応する前記領域(X)が抽出される
ことになる(第3図参照)。
(Y)の値に基づいて、穀粒(A)が撮像視野(B)内
にあることを判別するに伴って、前記穀粒(A)と背景
とを分離するために、取り込まれた前記イメージセンサ
ー(3)の撮像情報が、設定画素密度で量子化されて、
穀粒(A)のみに対応する前記領域(X)が抽出される
ことになる(第3図参照)。
前記領域(X)を抽出した後は、塵等の異物による誤
判別を防止するために、先ず、前記領域(X)に属する
画素数が、穀粒(A)の大きさよりも大幅に小さい値に
設定した設定画素数(20ドットに設定してある)以下で
あるか否かを判別し、面積が前記設定画素数に対応する
値よりも小である場合には、撮像されたものが塵等の異
物であると判別して、処理対象から除くようにしてあ
る。
判別を防止するために、先ず、前記領域(X)に属する
画素数が、穀粒(A)の大きさよりも大幅に小さい値に
設定した設定画素数(20ドットに設定してある)以下で
あるか否かを判別し、面積が前記設定画素数に対応する
値よりも小である場合には、撮像されたものが塵等の異
物であると判別して、処理対象から除くようにしてあ
る。
塵等の異物を処理対象から除いた後は、前述の如く、
前記領域(X)に属する画素数が、小枝梗付きでない場
合の大きさよりも大なる値に設定した設定画素数(140
ドットに設定してある)以上であるか否かを判別し、設
定画素数以上である場合には、小枝梗付きであると判別
する。
前記領域(X)に属する画素数が、小枝梗付きでない場
合の大きさよりも大なる値に設定した設定画素数(140
ドットに設定してある)以上であるか否かを判別し、設
定画素数以上である場合には、小枝梗付きであると判別
する。
前記領域(X)の面積が前記設定画素数未満である場
合には、前記イメージセンサー(3)から出力される三
原色情報のうちの赤色信号(R)と青色信号(B)との
差の値に基づいて抽出した領域の面積が設定値(15ドッ
トに設定してある)以下であるか否かに基づいて、設定
値以下である場合を玄米と判別し、且つ、設定値より大
である場合を籾であると判別する。
合には、前記イメージセンサー(3)から出力される三
原色情報のうちの赤色信号(R)と青色信号(B)との
差の値に基づいて抽出した領域の面積が設定値(15ドッ
トに設定してある)以下であるか否かに基づいて、設定
値以下である場合を玄米と判別し、且つ、設定値より大
である場合を籾であると判別する。
そして、籾であると判別した場合には、次に、前述の
如く求めた小枝梗の長さが設定値(15ドット)以下であ
る場合には、小枝梗無と判別し、且つ、設定値より大で
ある場合を籾であると判別させることになる。
如く求めた小枝梗の長さが設定値(15ドット)以下であ
る場合には、小枝梗無と判別し、且つ、設定値より大で
ある場合を籾であると判別させることになる。
つまり、前記領域(X)の面積が設定値以上である場
合、及び、前記求めた小枝梗の長さが設定値より大であ
る場合に小枝梗付きと判別させる処理が判別手段(10
1)に対応することになる。
合、及び、前記求めた小枝梗の長さが設定値より大であ
る場合に小枝梗付きと判別させる処理が判別手段(10
1)に対応することになる。
尚、詳述はしないが、以上説明した処理は、撮像情報
に基づいて判別される穀粒(A)の有無等の情報に基づ
いて、処理したサンプル数が設定値に達するまで、自動
的に繰り返されることになる。
に基づいて判別される穀粒(A)の有無等の情報に基づ
いて、処理したサンプル数が設定値に達するまで、自動
的に繰り返されることになる。
上記実施例では、検査対象となる穀粒(A)を一粒毎
に間隔を隔てる状態で搬送させるために、搬送速度を異
ならせた振動式の供給装置(1)とベルト式のコンベヤ
(2)とを用いるようにした場合を例示したが、穀粒
(A)を一粒毎に撮像させるための手段等の具体構成は
各種変更できる。
に間隔を隔てる状態で搬送させるために、搬送速度を異
ならせた振動式の供給装置(1)とベルト式のコンベヤ
(2)とを用いるようにした場合を例示したが、穀粒
(A)を一粒毎に撮像させるための手段等の具体構成は
各種変更できる。
尚、特許請求の範囲の項に図面との対照を便利にする
為に符号を記すが、該記入により本発明は添付図面の構
造に限定されるものではない。
為に符号を記すが、該記入により本発明は添付図面の構
造に限定されるものではない。
図面は本発明に係る脱穀処理穀粒の検査装置の実施例を
示し、第1図は制御構成のブロック図、第2図は制御作
動のフローチャート、第3図乃至第9図は画像処理の説
明図、第10図は装置全体の概略平面図、第11図は装置全
体の概略側面図、第12図は第10図のII−II矢視図、第13
図は第10図のIII−III矢視図、第14図は供給装置の搬送
終端部の拡大斜視図、第15図は同拡大側面図である。 (3)……撮像手段、(X)……穀粒に対応する領域、
(Xb)……小枝梗領域、(100)……画像処理手段、(1
01)……判別手段、(102)……小枝梗抽出手段、(10
3)……長さ判別手段。
示し、第1図は制御構成のブロック図、第2図は制御作
動のフローチャート、第3図乃至第9図は画像処理の説
明図、第10図は装置全体の概略平面図、第11図は装置全
体の概略側面図、第12図は第10図のII−II矢視図、第13
図は第10図のIII−III矢視図、第14図は供給装置の搬送
終端部の拡大斜視図、第15図は同拡大側面図である。 (3)……撮像手段、(X)……穀粒に対応する領域、
(Xb)……小枝梗領域、(100)……画像処理手段、(1
01)……判別手段、(102)……小枝梗抽出手段、(10
3)……長さ判別手段。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 臼井 克也 大阪府堺市石津北町64番地 久保田鉄工株 式会社堺製造所内 (72)発明者 冨永 俊夫 大阪府堺市石津北町64番地 久保田鉄工株 式会社堺製造所内 (56)参考文献 特開 平2−302878(JP,A)
Claims (1)
- 【請求項1】脱穀処理後の穀粒を撮像する撮像手段
(3)と、その撮像手段(3)の撮像情報に基づいて前
記穀粒に対応する領域(X)を抽出する画像処理手段
(100)と、抽出された領域(X)の情報に基づいて小
枝梗の有無を判別する判別手段(101)とを備えた脱穀
処理穀粒の検査装置であって、前記領域(X)から小枝
梗のみに対応する小枝梗領域(Xb)を抽出する小枝梗抽
出手段(102)と、その小枝梗抽出手段(102)の情報に
基づいて前記小枝梗の長さを判別する長さ判別手段(10
3)とが設けられ、前記判別手段(101)は、前記領域
(X)の面積が設定値より大なる場合、及び、前記長さ
判別手段(103)によって判別された小枝梗の長さが設
定値より大である場合に、小枝梗有りと判別するように
構成されている脱穀処理穀粒の検査装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20106789A JPH0810194B2 (ja) | 1989-08-01 | 1989-08-01 | 脱穀処理穀粒の検査装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20106789A JPH0810194B2 (ja) | 1989-08-01 | 1989-08-01 | 脱穀処理穀粒の検査装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0363553A JPH0363553A (ja) | 1991-03-19 |
| JPH0810194B2 true JPH0810194B2 (ja) | 1996-01-31 |
Family
ID=16434836
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP20106789A Expired - Lifetime JPH0810194B2 (ja) | 1989-08-01 | 1989-08-01 | 脱穀処理穀粒の検査装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0810194B2 (ja) |
-
1989
- 1989-08-01 JP JP20106789A patent/JPH0810194B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0363553A (ja) | 1991-03-19 |
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