JPH0811792B2 - 泥水工法用ポリマ−泥水 - Google Patents
泥水工法用ポリマ−泥水Info
- Publication number
- JPH0811792B2 JPH0811792B2 JP61134634A JP13463486A JPH0811792B2 JP H0811792 B2 JPH0811792 B2 JP H0811792B2 JP 61134634 A JP61134634 A JP 61134634A JP 13463486 A JP13463486 A JP 13463486A JP H0811792 B2 JPH0811792 B2 JP H0811792B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- muddy water
- polymer
- mud
- water
- bentonite
- Prior art date
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- Expired - Lifetime
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- Bulkheads Adapted To Foundation Construction (AREA)
- Curing Cements, Concrete, And Artificial Stone (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、大深度地中連続壁工法、泥水シールド工
法、場所打ち杭工法などの泥水工法に用いられるポリマ
ー泥水に関する。
法、場所打ち杭工法などの泥水工法に用いられるポリマ
ー泥水に関する。
従来より、大深度地中連続壁工法、泥水シールド工
法、場所打ち杭工法などにおいては、竪杭や大口径場所
打ち杭の掘削孔に比重が大きく粘性の高い液を張って掘
削壁面の崩壊を防ぐ泥水工法が用いられている。この泥
水工法に用いられる比重が大きく粘性の高い液は、一般
に地盤安定液あるいは泥水と呼ばれるものであって、掘
削壁面の安定の他に掘削土砂を保持し運搬する機能をも
有している。このような泥水としては、膨潤性粘土のベ
ントナイトを主材とするベントナイト泥水や、水溶性高
分子を主材とするポリマー泥水などが広く用いられてい
る。
法、場所打ち杭工法などにおいては、竪杭や大口径場所
打ち杭の掘削孔に比重が大きく粘性の高い液を張って掘
削壁面の崩壊を防ぐ泥水工法が用いられている。この泥
水工法に用いられる比重が大きく粘性の高い液は、一般
に地盤安定液あるいは泥水と呼ばれるものであって、掘
削壁面の安定の他に掘削土砂を保持し運搬する機能をも
有している。このような泥水としては、膨潤性粘土のベ
ントナイトを主材とするベントナイト泥水や、水溶性高
分子を主材とするポリマー泥水などが広く用いられてい
る。
ここで、ベントナイト泥水は、水に250メッシュ程度
のベントナイトを4〜10重量%程度の濃度で懸濁させ、
さらに粘性および造壁性を改良するためのカルボキシメ
チルセルロース(CMC)などの増粘剤や、セメント成分
あるいは塩分による劣化を防止するためのポリリン酸ソ
ーダ、リグニンスルホン酸ソーダ、フミン酸ソーダ等の
分散剤などを添加して作泥したものである。
のベントナイトを4〜10重量%程度の濃度で懸濁させ、
さらに粘性および造壁性を改良するためのカルボキシメ
チルセルロース(CMC)などの増粘剤や、セメント成分
あるいは塩分による劣化を防止するためのポリリン酸ソ
ーダ、リグニンスルホン酸ソーダ、フミン酸ソーダ等の
分散剤などを添加して作泥したものである。
また、ポリマー泥水は、水に重合度600〜1500程度のC
MCを0.5%程度溶解させ、さらに防腐剤を0.03〜0.05重
量%程度、分散剤を0.1重量%程度、ベントナイトを1
〜2重量%程度配合し作泥したものであって、耐セメン
ト性、耐海水性に優れたものである。
MCを0.5%程度溶解させ、さらに防腐剤を0.03〜0.05重
量%程度、分散剤を0.1重量%程度、ベントナイトを1
〜2重量%程度配合し作泥したものであって、耐セメン
ト性、耐海水性に優れたものである。
ところで、上記のベントナイト泥水では、コンクリー
ト打設時のセメントやソイルセメント工法における改良
地盤中のセメントの影響、さらには海水の影響などによ
り劣化し、これにより比重および粘性の上昇、マッドフ
ィルム形成性の悪化、ベントナイトの凝集分離などを生
じて掘削壁面の崩壊を招くという恐れがあった。
ト打設時のセメントやソイルセメント工法における改良
地盤中のセメントの影響、さらには海水の影響などによ
り劣化し、これにより比重および粘性の上昇、マッドフ
ィルム形成性の悪化、ベントナイトの凝集分離などを生
じて掘削壁面の崩壊を招くという恐れがあった。
また、上記のポリマー泥水では、CMCが腐敗して分子
切断を起こし、これにより経時的に粘性低下を起こして
使用に適さなくなるという問題があり、さらにこのポリ
マー泥水中に加重剤として加えたベントナイトが上記の
ベントナイト泥水の場合と同様に劣化して凝週分離を起
こし、このためポリマー泥水の比重が軽くなり掘削壁面
の崩壊を招くという恐れがあった。
切断を起こし、これにより経時的に粘性低下を起こして
使用に適さなくなるという問題があり、さらにこのポリ
マー泥水中に加重剤として加えたベントナイトが上記の
ベントナイト泥水の場合と同様に劣化して凝週分離を起
こし、このためポリマー泥水の比重が軽くなり掘削壁面
の崩壊を招くという恐れがあった。
そこでこの発明では、水に重合度100未満のCMCを重量
濃度0.8%以下に配合し、これに現場採取土砂などを添
加してポリマー泥水を調整することにより上記の問題点
を解決した。
濃度0.8%以下に配合し、これに現場採取土砂などを添
加してポリマー泥水を調整することにより上記の問題点
を解決した。
ここでCMCは、重合度が大きくなるにつれてこれを溶
解した水溶液の粘性を増す性質を有しており、このため
重合度が高いCMCにあっては、腐敗して分子切断を生じ
た際に重合度が低下し、これに伴って上記水溶液の粘性
を低下させる。そして、このような腐敗による粘性の低
下は、重合度が100を越えた場合に大きく、また100以下
ではその低下が極めて小さい。したがって、この発明の
ポリマー泥水に用いるCMCには、重合度が100未満で好ま
しくは80以下のものを用いる。
解した水溶液の粘性を増す性質を有しており、このため
重合度が高いCMCにあっては、腐敗して分子切断を生じ
た際に重合度が低下し、これに伴って上記水溶液の粘性
を低下させる。そして、このような腐敗による粘性の低
下は、重合度が100を越えた場合に大きく、また100以下
ではその低下が極めて小さい。したがって、この発明の
ポリマー泥水に用いるCMCには、重合度が100未満で好ま
しくは80以下のものを用いる。
また、上記のポリマー泥水にあっては、その作泥に用
いるCMC水溶液の濃度が0.8%を越えるとその粘度が高く
なり過ぎて工事用のポリマー泥水に適さなくなる。した
がって、このポリマー泥水に用いるCMC水溶液には、そ
の濃度が0.8重量%で好ましくは0.2〜0.6重量%のもの
を用いる。
いるCMC水溶液の濃度が0.8%を越えるとその粘度が高く
なり過ぎて工事用のポリマー泥水に適さなくなる。した
がって、このポリマー泥水に用いるCMC水溶液には、そ
の濃度が0.8重量%で好ましくは0.2〜0.6重量%のもの
を用いる。
さらに、このポリマー泥水にあっては、比重を高くす
るのにベントナイトやその他の加重剤を添加することな
く、掘削時の土砂の混入で十分に比重調整を行うことが
可能であり、例えば従来の泥水でスライムとして沈降し
て工事に支障をきたした膨潤性の低いカオリナイトなど
でも十分に上記ポリマー泥水中に懸濁させることができ
るようになっている。
るのにベントナイトやその他の加重剤を添加することな
く、掘削時の土砂の混入で十分に比重調整を行うことが
可能であり、例えば従来の泥水でスライムとして沈降し
て工事に支障をきたした膨潤性の低いカオリナイトなど
でも十分に上記ポリマー泥水中に懸濁させることができ
るようになっている。
このようなポリマー泥水にあっては、CMCの腐敗によ
る粘性低下がほとんど無く、したがってポリマー泥水の
再調整などが容易であるため工事を円滑に進めさせるこ
とができる。また、従来のポリマー泥水と異なり防腐剤
を添加しないため、その廃棄泥水の化学的酸素要求量が
低く、したがってその廃棄処理が容易なことから廃棄処
理コストの低減を図ることができる。さらに、ベントナ
イトを配合しないことなどから耐セメント性および耐海
水性に優れたものを得ることができる。さらにまた、防
腐剤および分散剤を添加していないことなどから、従来
のポリマー泥水に比べてそのコストを半分程度に低減す
ることができる。
る粘性低下がほとんど無く、したがってポリマー泥水の
再調整などが容易であるため工事を円滑に進めさせるこ
とができる。また、従来のポリマー泥水と異なり防腐剤
を添加しないため、その廃棄泥水の化学的酸素要求量が
低く、したがってその廃棄処理が容易なことから廃棄処
理コストの低減を図ることができる。さらに、ベントナ
イトを配合しないことなどから耐セメント性および耐海
水性に優れたものを得ることができる。さらにまた、防
腐剤および分散剤を添加していないことなどから、従来
のポリマー泥水に比べてそのコストを半分程度に低減す
ることができる。
以下、この発明を実施例によりさらに具体的に説明す
る。
る。
この実験で作製したポリマー泥水は、清水に平均重合
度80のCMCを0.6重量%添加し、次いでこれに掘削現場で
の採取土砂を27重量%添加し、その後ミキサーにて攪拌
混合したものである。
度80のCMCを0.6重量%添加し、次いでこれに掘削現場で
の採取土砂を27重量%添加し、その後ミキサーにて攪拌
混合したものである。
このようにして作製したポリマー泥水の初期の性状を
下記の表に示した。
下記の表に示した。
また、このポリマー泥水および平均重合度約100のCMC
を0.5重量%、ベントナイトを2重量%添加の従来例に
示したポリマー泥水にそれぞれ腐敗泥水を1重量%ずつ
添加し、30℃,80%RHにて放置したときのファンネル粘
度の経時変化を図面に示した。
を0.5重量%、ベントナイトを2重量%添加の従来例に
示したポリマー泥水にそれぞれ腐敗泥水を1重量%ずつ
添加し、30℃,80%RHにて放置したときのファンネル粘
度の経時変化を図面に示した。
この図面から明らかなように、従来のポリマー泥水で
は腐敗による経時的な粘性の低下が顕著であるにの対
し、この実験例におけるポリマー泥水ではその粘性の低
下が非常に少なくなっている。
は腐敗による経時的な粘性の低下が顕著であるにの対
し、この実験例におけるポリマー泥水ではその粘性の低
下が非常に少なくなっている。
以上に説明したように、この発明のポリマー泥水は、
重合度100未満のCMCを重量濃度0.8%以下に配合してな
る水溶液を用い、ベントナイトを添加せずに作泥したも
のであるから、CMCの腐敗による粘性低下がほとんど無
く、したがってポリマー泥水の再調整などが容易である
ため、工事を円滑に進めさせることができる。また、防
腐剤を添加しないことからその廃棄処理が容易であり、
したがって廃棄処理コストの低減を図ることができる。
さらに、防腐剤、分散剤、加重剤などの添加を必ずしも
必要とないため、ポリマー泥水自身のコストをも低減す
ることができる。
重合度100未満のCMCを重量濃度0.8%以下に配合してな
る水溶液を用い、ベントナイトを添加せずに作泥したも
のであるから、CMCの腐敗による粘性低下がほとんど無
く、したがってポリマー泥水の再調整などが容易である
ため、工事を円滑に進めさせることができる。また、防
腐剤を添加しないことからその廃棄処理が容易であり、
したがって廃棄処理コストの低減を図ることができる。
さらに、防腐剤、分散剤、加重剤などの添加を必ずしも
必要とないため、ポリマー泥水自身のコストをも低減す
ることができる。
図面は、この発明のポリマー泥水と従来のポリマー泥水
とのファンネル粘度の経時変化を示すグラフである。
とのファンネル粘度の経時変化を示すグラフである。
Claims (1)
- 【請求項1】重合度100未満のカルボキシメチルセルロ
ースを重量濃度0.8%以下に配合してなる水溶液を用
い、ベントナイトを添加せずに、作泥したことを特徴と
する泥水工法用ポリマー泥水。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP61134634A JPH0811792B2 (ja) | 1986-06-10 | 1986-06-10 | 泥水工法用ポリマ−泥水 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP61134634A JPH0811792B2 (ja) | 1986-06-10 | 1986-06-10 | 泥水工法用ポリマ−泥水 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS62290787A JPS62290787A (ja) | 1987-12-17 |
| JPH0811792B2 true JPH0811792B2 (ja) | 1996-02-07 |
Family
ID=15132957
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP61134634A Expired - Lifetime JPH0811792B2 (ja) | 1986-06-10 | 1986-06-10 | 泥水工法用ポリマ−泥水 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0811792B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP6690432B2 (ja) * | 2016-06-28 | 2020-04-28 | 株式会社大林組 | ポリマー系安定液の品質管理方法 |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS59189184A (ja) * | 1983-04-13 | 1984-10-26 | Sanyo Kokusaku Pulp Co Ltd | 劣化泥水の再生処理法 |
| JPS60208389A (ja) * | 1984-04-02 | 1985-10-19 | Nitto Chem Ind Co Ltd | 掘削流体組成物 |
-
1986
- 1986-06-10 JP JP61134634A patent/JPH0811792B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS62290787A (ja) | 1987-12-17 |
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