JPH0813166B2 - 変電所用の運転支援装置 - Google Patents
変電所用の運転支援装置Info
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- JPH0813166B2 JPH0813166B2 JP4068793A JP6879392A JPH0813166B2 JP H0813166 B2 JPH0813166 B2 JP H0813166B2 JP 4068793 A JP4068793 A JP 4068793A JP 6879392 A JP6879392 A JP 6879392A JP H0813166 B2 JPH0813166 B2 JP H0813166B2
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Landscapes
- Supply And Distribution Of Alternating Current (AREA)
- Alarm Systems (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば電力供給系統の
要である一次変電所(以下、変電所と称す)の運転にお
いて、事故や障害が発生した場合の対応処理について運
転員にその応急的な復旧処置方法などをガイドして支援
するようになされた変電所用の運転支援装置に関するも
のである。
要である一次変電所(以下、変電所と称す)の運転にお
いて、事故や障害が発生した場合の対応処理について運
転員にその応急的な復旧処置方法などをガイドして支援
するようになされた変電所用の運転支援装置に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】従来から一般的に知られている変電所用
の運転支援装置は、図6の概念図で示すように、事故・
障害が発生した場合、知識ベース30がルール、フレー
ムなどの推論エンジン31に直結された単一の推論部3
2で全ての推論を実行し、その推論結果としてのガイド
内容をCRT33画面に表示するなどの出力形態が採ら
れていた。そのために、上記知識ベース30の知識が科
学技術計算向きの言語、すなわち、表1に例示するよう
な「FORTRAN」で表現されていた。
の運転支援装置は、図6の概念図で示すように、事故・
障害が発生した場合、知識ベース30がルール、フレー
ムなどの推論エンジン31に直結された単一の推論部3
2で全ての推論を実行し、その推論結果としてのガイド
内容をCRT33画面に表示するなどの出力形態が採ら
れていた。そのために、上記知識ベース30の知識が科
学技術計算向きの言語、すなわち、表1に例示するよう
な「FORTRAN」で表現されていた。
【0003】
【表1】
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記のような従来の運
転支援装置によると、知識ベース30の表現内容が計算
機技術者でなければ解読することが困難であり、現場に
常駐している運転員や保守員(以下、ドメインエキスパ
ートDEと称する)では、その内容を理解できなかった
り、理解できるにしても膨大な時間がかかり、知識ベー
ス30の知識の誤りを発見することができないために、
装置全体としての信頼性も低いものであった。また、電
力設備の構成や定格が変更されたり、応急処置の方法に
変更があった場合には、計算機技術者が変電所などの現
場に出向くか、あるいは装置の一部を工場などに持ち帰
って知識ベース30の知識を変更するといった面倒な操
作が必要であった。
転支援装置によると、知識ベース30の表現内容が計算
機技術者でなければ解読することが困難であり、現場に
常駐している運転員や保守員(以下、ドメインエキスパ
ートDEと称する)では、その内容を理解できなかった
り、理解できるにしても膨大な時間がかかり、知識ベー
ス30の知識の誤りを発見することができないために、
装置全体としての信頼性も低いものであった。また、電
力設備の構成や定格が変更されたり、応急処置の方法に
変更があった場合には、計算機技術者が変電所などの現
場に出向くか、あるいは装置の一部を工場などに持ち帰
って知識ベース30の知識を変更するといった面倒な操
作が必要であった。
【0005】本発明は上記のような実情に鑑みてなされ
たもので、知識ベースの内容の理解が容易で、知識ベー
スの知識の変更や保守をDE自身にて実現することがで
きるとともに、事故や障害が発生した場合の対応処理単
位をDEが認識し、実際に行なう処理単位に近いものと
して、各処理に要求される機能、性能を満足する処理を
実行できて、装置全体としての信頼性の向上を達成する
ことができる変電所用の運転支援装置を提供することを
目的としている。
たもので、知識ベースの内容の理解が容易で、知識ベー
スの知識の変更や保守をDE自身にて実現することがで
きるとともに、事故や障害が発生した場合の対応処理単
位をDEが認識し、実際に行なう処理単位に近いものと
して、各処理に要求される機能、性能を満足する処理を
実行できて、装置全体としての信頼性の向上を達成する
ことができる変電所用の運転支援装置を提供することを
目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明に係る変電所用の運転支援装置は、変電所の
系統情報を取り込み、その取り込んだ系統情報に事故・
障害情報が含まれているとき、その情報をもとに応急処
置に必要な推論を実行する推論部と、この推論部での推
論結果を運転員にガイドするために出力するヒューマン
・インターフェイス装置とを備えている変電所用の運転
支援装置であって、上記推論部が、事故・障害情報の入
力にともない推論の流れをコントロールする1つの推論
エンジンと、事故・障害の対応処理の分析により事故箇
所判定、異常状態監視、関係箇所連絡、現場巡視および
系統操作の5種類の仕事別に分類され、それら分類され
た仕事別に専用の知識表現で構築された知識ベースを用
いて推論する5つの推論エンジンとを備えているもので
ある。
め、本発明に係る変電所用の運転支援装置は、変電所の
系統情報を取り込み、その取り込んだ系統情報に事故・
障害情報が含まれているとき、その情報をもとに応急処
置に必要な推論を実行する推論部と、この推論部での推
論結果を運転員にガイドするために出力するヒューマン
・インターフェイス装置とを備えている変電所用の運転
支援装置であって、上記推論部が、事故・障害情報の入
力にともない推論の流れをコントロールする1つの推論
エンジンと、事故・障害の対応処理の分析により事故箇
所判定、異常状態監視、関係箇所連絡、現場巡視および
系統操作の5種類の仕事別に分類され、それら分類され
た仕事別に専用の知識表現で構築された知識ベースを用
いて推論する5つの推論エンジンとを備えているもので
ある。
【0007】上記構成の変電所用の運転支援装置におい
て、上記仕事は、事故・障害の原因を究明する診断型の
事故箇所判定、異常状態監視、関係箇所連絡、現場巡視
と、不具合の状況からその不具合を解決する手順を作る
計画型の系統操作との2つに大別され、事故・障害の対
応処理の進度に応じて、そのうちのいずれか一つの推論
エンジンで推論を実行するようになされている。
て、上記仕事は、事故・障害の原因を究明する診断型の
事故箇所判定、異常状態監視、関係箇所連絡、現場巡視
と、不具合の状況からその不具合を解決する手順を作る
計画型の系統操作との2つに大別され、事故・障害の対
応処理の進度に応じて、そのうちのいずれか一つの推論
エンジンで推論を実行するようになされている。
【0008】また、上記計画型の系統操作の仕事は、応
急復旧の目標系統案の作成、処理順序の作成および操作
順序の作成を含む種類別に詳細化されたものである。
急復旧の目標系統案の作成、処理順序の作成および操作
順序の作成を含む種類別に詳細化されたものである。
【0009】
【作用】上記構成の本発明の変電所用の運転支援装置に
よれば、取り込んだ変電所の系統情報に事故・障害情報
が含まれているとき、その情報をもとにして推論部が応
急処置に必要な推論を実行し、その推論結果としてのガ
イド内容が、例えばCRT画面上表示などの形でヒュー
マン・インターフェイス装置に出力されるので、運転員
はその出力を見ながら、種々の状況を考慮した上で、操
作の内容・目的、目標系統の把握、関係部署との協議、
巡視指示などの応急処置を講ずることが可能である。
よれば、取り込んだ変電所の系統情報に事故・障害情報
が含まれているとき、その情報をもとにして推論部が応
急処置に必要な推論を実行し、その推論結果としてのガ
イド内容が、例えばCRT画面上表示などの形でヒュー
マン・インターフェイス装置に出力されるので、運転員
はその出力を見ながら、種々の状況を考慮した上で、操
作の内容・目的、目標系統の把握、関係部署との協議、
巡視指示などの応急処置を講ずることが可能である。
【0010】ところで、本発明では、上記のような推論
の実行にあたって、事故・障害の対応処理の分析により
事故箇所判定、異常状態監視、関係箇所連絡、現場巡視
および系統操作の5種類の仕事別に分類され、それら仕
事別に専用の知識表現で構築された知識ベースを用いて
5つの推論エンジンが所定の推論を実行するので、上記
知識ベースの内容を計算機技術者でないDEにおいても
容易に理解し判読可能な知識表現を採用することが可能
であり、これによって、電力設備の構成や定格の変更に
対応する知識ベースの知識の変更、さらには保守をDE
自身にて実現することができ、かつ、知識ベースの知識
の誤りなども発見しやすくなる。加えて、事故・障害が
発生した場合の処理単位を上述の5種類の仕事別といっ
たように、DEが認識し、実際に行なう処理に近い単位
とし、かつ、分類された仕事別に 対応して処理速度重
視、保守性重視などの異なったタイプの推論エンジンを
用いて各処理に要求される機能、性能を満足させること
が可能であり、装置全体としての信頼性が向上する。
の実行にあたって、事故・障害の対応処理の分析により
事故箇所判定、異常状態監視、関係箇所連絡、現場巡視
および系統操作の5種類の仕事別に分類され、それら仕
事別に専用の知識表現で構築された知識ベースを用いて
5つの推論エンジンが所定の推論を実行するので、上記
知識ベースの内容を計算機技術者でないDEにおいても
容易に理解し判読可能な知識表現を採用することが可能
であり、これによって、電力設備の構成や定格の変更に
対応する知識ベースの知識の変更、さらには保守をDE
自身にて実現することができ、かつ、知識ベースの知識
の誤りなども発見しやすくなる。加えて、事故・障害が
発生した場合の処理単位を上述の5種類の仕事別といっ
たように、DEが認識し、実際に行なう処理に近い単位
とし、かつ、分類された仕事別に 対応して処理速度重
視、保守性重視などの異なったタイプの推論エンジンを
用いて各処理に要求される機能、性能を満足させること
が可能であり、装置全体としての信頼性が向上する。
【0011】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説
明する。図1は変電所用の運転支援システムの全体概略
構成図であり、同システムは、基本的に運転支援システ
ムの中核となる推論サブシステム部(以下、IFSと称
す)1を設置した変電所S/Sと、運転員Maに対して
支援内容を表示しガイドするヒューマン・インターフェ
イス・サブシステム(以下、HIS−Cと称す)2を備
えた制御所C/Cとの間を、例えば既設の予備通信回線
を使用したモデム伝送装置(MODEM)3により接続
して、上記制御所C/Cの運転員Maおよび変電所S/
Sの運転員、つまり、保守員Mbをガイドで支援するよ
うに構成されている。
明する。図1は変電所用の運転支援システムの全体概略
構成図であり、同システムは、基本的に運転支援システ
ムの中核となる推論サブシステム部(以下、IFSと称
す)1を設置した変電所S/Sと、運転員Maに対して
支援内容を表示しガイドするヒューマン・インターフェ
イス・サブシステム(以下、HIS−Cと称す)2を備
えた制御所C/Cとの間を、例えば既設の予備通信回線
を使用したモデム伝送装置(MODEM)3により接続
して、上記制御所C/Cの運転員Maおよび変電所S/
Sの運転員、つまり、保守員Mbをガイドで支援するよ
うに構成されている。
【0012】上記変電所S/S側では、送電系統4(図
2参照)や変電所の機器5(図2参照)などで事故・障
害が発生して配電盤6が状変した場合、その状変情報を
中継盤(以下、JSBと称す)7およびオンライン情報
入力部(以下、OISと称す)8を通じて上記IFS1
が取り込み、その取り込んだオンライン情報に事故・障
害情報が含まれているとき、その情報をもとに応急処置
に必要な推論を実行し、その結果を保守員Mbにガイド
するためにヒューマン・インターフェイス・サブシステ
ム(以下、HIS−Sと称す)9および事故・障害ガイ
ドの推論サブシステム(以下、HIS−T/Sと称す)
10にそれぞれ出力するように構成されている。
2参照)や変電所の機器5(図2参照)などで事故・障
害が発生して配電盤6が状変した場合、その状変情報を
中継盤(以下、JSBと称す)7およびオンライン情報
入力部(以下、OISと称す)8を通じて上記IFS1
が取り込み、その取り込んだオンライン情報に事故・障
害情報が含まれているとき、その情報をもとに応急処置
に必要な推論を実行し、その結果を保守員Mbにガイド
するためにヒューマン・インターフェイス・サブシステ
ム(以下、HIS−Sと称す)9および事故・障害ガイ
ドの推論サブシステム(以下、HIS−T/Sと称す)
10にそれぞれ出力するように構成されている。
【0013】上記HIS−S9は、事故ガイドをカラー
グラフィックおよびキャラクター表示するCRTディス
プレイ11,12と、事故ガイドを印字出力するイメー
ジプリンタ13と、事故・障害ガイドをカラーハードコ
ピーするハードコピープリンタ14とにより構成されて
いる。また、上記HIS−T/S10は、障害ガイドを
カラーグラフィック表示するCRTディスプレイ15
と、障害ガイドを印字出力するイメージプリンタ16
と、上記ハードコピープリンタ14とにより構成されて
いる。
グラフィックおよびキャラクター表示するCRTディス
プレイ11,12と、事故ガイドを印字出力するイメー
ジプリンタ13と、事故・障害ガイドをカラーハードコ
ピーするハードコピープリンタ14とにより構成されて
いる。また、上記HIS−T/S10は、障害ガイドを
カラーグラフィック表示するCRTディスプレイ15
と、障害ガイドを印字出力するイメージプリンタ16
と、上記ハードコピープリンタ14とにより構成されて
いる。
【0014】一方、上記制御所C/C側には、現場機器
データを収集するためのノートパソコン17と結合可能
で、その結合状態において上記ノートパソコン17の収
集データの障害ガイドを推論する障害ガイド推論サブシ
ステム(以下、HIS−T/Cと称す)18が設けられ
ている。このHIS−T/C18は、障害ガイドをカラ
ーグラフィック表示するCRTディスプレイ19と、障
害ガイドを印字出力するイメージプリンタ20と、ハー
ドコピープリンタ21とにより構成されている。また、
上記HIS−C2は、事故ガイドをカラーグラフィック
およびキャラクター表示するCRTディスプレイ22,
23と、事故ガイドを印字出力するイメージプリンタ2
4と、上記ハードコピープリンタ21とにより構成され
ている。
データを収集するためのノートパソコン17と結合可能
で、その結合状態において上記ノートパソコン17の収
集データの障害ガイドを推論する障害ガイド推論サブシ
ステム(以下、HIS−T/Cと称す)18が設けられ
ている。このHIS−T/C18は、障害ガイドをカラ
ーグラフィック表示するCRTディスプレイ19と、障
害ガイドを印字出力するイメージプリンタ20と、ハー
ドコピープリンタ21とにより構成されている。また、
上記HIS−C2は、事故ガイドをカラーグラフィック
およびキャラクター表示するCRTディスプレイ22,
23と、事故ガイドを印字出力するイメージプリンタ2
4と、上記ハードコピープリンタ21とにより構成され
ている。
【0015】図2は、変電所S/S側における事故ガイ
ド機能推論部である上記IFS1の概略構成図であり、
このIFS1には、上記OIS8を通じて取り込まれた
オンライン情報により実際の運転に必要な推論を実行す
るためのデータコントロール部(以下、DCBと称す)
25と推論部(以下、IFBと称す)26およびフレー
ム構造の知識ベース・データベース27とを有してお
り、図3に示すように、専用シェルの推論構造に構成さ
れている。
ド機能推論部である上記IFS1の概略構成図であり、
このIFS1には、上記OIS8を通じて取り込まれた
オンライン情報により実際の運転に必要な推論を実行す
るためのデータコントロール部(以下、DCBと称す)
25と推論部(以下、IFBと称す)26およびフレー
ム構造の知識ベース・データベース27とを有してお
り、図3に示すように、専用シェルの推論構造に構成さ
れている。
【0016】上記IFB26は、6つの推論モジュール
から実現されている。すなわち、図4のモジュール動作
概要図で示すように、事故時の対応処理の順序について
の知識を持ち、後述する他の5つの推論モジュール動
作、つまり、推論の流れをコントロールする「推論コン
トロール」と、「事故箇所判定」、「異常状態監視」、
「関係箇所連絡」、「現場巡視」、「系統操作」といっ
た事故時対応処理のフェーズ別(仕事別)に分類され、
それらは変電所の設備構成についての知識ベース・デー
タベース27を用いて推論する5つの推論モジュールと
して実現されており、これら6つの各推論モジュールは
それぞれ、図5の概念図で示すように、推論の流れをコ
ントロールする推論エンジンE1とこれに対応する知識
ベースD1、および上記5つの推論モジュール動作を行
なうための5つの推論エンジンE2〜E6とこれらにそ
れぞれ対応する知識ベースD2〜D6とから構成されて
いる。
から実現されている。すなわち、図4のモジュール動作
概要図で示すように、事故時の対応処理の順序について
の知識を持ち、後述する他の5つの推論モジュール動
作、つまり、推論の流れをコントロールする「推論コン
トロール」と、「事故箇所判定」、「異常状態監視」、
「関係箇所連絡」、「現場巡視」、「系統操作」といっ
た事故時対応処理のフェーズ別(仕事別)に分類され、
それらは変電所の設備構成についての知識ベース・デー
タベース27を用いて推論する5つの推論モジュールと
して実現されており、これら6つの各推論モジュールは
それぞれ、図5の概念図で示すように、推論の流れをコ
ントロールする推論エンジンE1とこれに対応する知識
ベースD1、および上記5つの推論モジュール動作を行
なうための5つの推論エンジンE2〜E6とこれらにそ
れぞれ対応する知識ベースD2〜D6とから構成されて
いる。
【0017】上記フェーズは、事故状況からその原因を
究明する診断型の事故箇所判定、異常状態監視、関係箇
所連絡、現場巡視と、不具合の状況からその不具合を解
決する手順を作る計画型の系統操作との2つに大別さ
れ、前者の診断型は、前処理+条件判断、系統探索処
理、データベース検索、集合演算に詳細化でき、後者の
計画型の系統操作の仕事は、応急復旧の目標系統案作
成、処理順序の作成および操作順序の作成に詳細化で
き、それら詳細化した仕事の種類別に専用の知識表現形
式を準備して、事故・障害の対応処理の進度に応じて、
その専用知識表現を上記した各推論エンジンE1〜E6
で解釈させるように推論を実行すればよい。ここで、計
画型の系統操作の一つである操作順序の作成例を説明す
ると、この場合の推論コントロールは、フェーズとプロ
セスとを表2に示すような形の表として、表の見方さえ
分かれば「FORTRAN」を知らなくても内容が理解
できる表現形態とし、また、操作順序についても、知識
を一般化して表3に示すような形の表として、表の見方
さえ分かれば「FORTRAN」を知らなくても内容が
理解できる表現形態とした。
究明する診断型の事故箇所判定、異常状態監視、関係箇
所連絡、現場巡視と、不具合の状況からその不具合を解
決する手順を作る計画型の系統操作との2つに大別さ
れ、前者の診断型は、前処理+条件判断、系統探索処
理、データベース検索、集合演算に詳細化でき、後者の
計画型の系統操作の仕事は、応急復旧の目標系統案作
成、処理順序の作成および操作順序の作成に詳細化で
き、それら詳細化した仕事の種類別に専用の知識表現形
式を準備して、事故・障害の対応処理の進度に応じて、
その専用知識表現を上記した各推論エンジンE1〜E6
で解釈させるように推論を実行すればよい。ここで、計
画型の系統操作の一つである操作順序の作成例を説明す
ると、この場合の推論コントロールは、フェーズとプロ
セスとを表2に示すような形の表として、表の見方さえ
分かれば「FORTRAN」を知らなくても内容が理解
できる表現形態とし、また、操作順序についても、知識
を一般化して表3に示すような形の表として、表の見方
さえ分かれば「FORTRAN」を知らなくても内容が
理解できる表現形態とした。
【0018】
【表2】
【0019】
【表3】
【0020】上記変電所S/S側のIFS1におけるI
FB26での上記6つの推論モジュールの推論結果は、
上記HIS−S9にそれぞれ図2に示す形態(CRT表
示およびプリントアウト)で出力されるとともに、上記
MODEM3を通じて制御所C/C側にも伝送されて、
上記HIS−T/S10にそれぞれの形態で出力され
る。また、フレーム構造からなる上記知識ベース27
は、マクロ系統知識ベース27a、主回路知識ベース2
7b、設備知識ベース27c、設備室知識ベース27
d、リレー知識ベース27e、連絡知識ベース27fと
で構成されている。
FB26での上記6つの推論モジュールの推論結果は、
上記HIS−S9にそれぞれ図2に示す形態(CRT表
示およびプリントアウト)で出力されるとともに、上記
MODEM3を通じて制御所C/C側にも伝送されて、
上記HIS−T/S10にそれぞれの形態で出力され
る。また、フレーム構造からなる上記知識ベース27
は、マクロ系統知識ベース27a、主回路知識ベース2
7b、設備知識ベース27c、設備室知識ベース27
d、リレー知識ベース27e、連絡知識ベース27fと
で構成されている。
【0021】上記構成のIFB26における6つの推論
モジュールは、図4中にそれぞれ表記した通りである。
これらの概要を説明すると、「推論コントロール」は、
事故情報・推論結果の入力にともない事故の状況、推論
結果に応じて対応する機能モジュールを起動して推論処
理を実行するものであり、「事故箇所判定」は、系統情
報の入力にともない事故箇所を判定するとともに、リレ
ーの誤動作およびCBの不動作を判定するものであり、
「異常状態監視」は、系統情報の入力にともなう異常状
態を監視し、異常状態の発生をコントロールモジュール
に伝達するものであり、「関係箇所連絡」は、事故情報
・推論結果の入力にともない連絡事項をフォーマットに
出力し、そのフォーマットが埋まった状態でDCB25
に帳票の出力指示を出力するものであり、「現場巡視」
は事故情報・事故区間の入力にともない巡視箇所を判定
するとともに、安全処置のための巡視方法および詳細巡
視項目を作成するものであり、また、「系統操作」は、
異常状態の入力にともないその異常状態を解消するため
の操作手順を作成するとともに、目標系統の入力にとも
ない応急復旧の目標とする系統案を作成し出力し、かつ
その目標系統から操作手順を作成するものである。
モジュールは、図4中にそれぞれ表記した通りである。
これらの概要を説明すると、「推論コントロール」は、
事故情報・推論結果の入力にともない事故の状況、推論
結果に応じて対応する機能モジュールを起動して推論処
理を実行するものであり、「事故箇所判定」は、系統情
報の入力にともない事故箇所を判定するとともに、リレ
ーの誤動作およびCBの不動作を判定するものであり、
「異常状態監視」は、系統情報の入力にともなう異常状
態を監視し、異常状態の発生をコントロールモジュール
に伝達するものであり、「関係箇所連絡」は、事故情報
・推論結果の入力にともない連絡事項をフォーマットに
出力し、そのフォーマットが埋まった状態でDCB25
に帳票の出力指示を出力するものであり、「現場巡視」
は事故情報・事故区間の入力にともない巡視箇所を判定
するとともに、安全処置のための巡視方法および詳細巡
視項目を作成するものであり、また、「系統操作」は、
異常状態の入力にともないその異常状態を解消するため
の操作手順を作成するとともに、目標系統の入力にとも
ない応急復旧の目標とする系統案を作成し出力し、かつ
その目標系統から操作手順を作成するものである。
【0022】なお、上記実施例では、変電所構内で重故
障が発生した場合の応急復旧処置方法をガイドする機能
として、事故ガイド機能の推論について説明したが、変
電所で軽故障が発生した場合にその障害発生箇所の探索
および応急処置方法をガイドする障害ガイド機能の推論
にも適用可能である。
障が発生した場合の応急復旧処置方法をガイドする機能
として、事故ガイド機能の推論について説明したが、変
電所で軽故障が発生した場合にその障害発生箇所の探索
および応急処置方法をガイドする障害ガイド機能の推論
にも適用可能である。
【0023】
【発明の効果】以上述べたように、本発明によれば、取
り込んだ変電所の系統情報に事故・障害情報が含まれて
いるとき、その情報をもとにして推論部が応急処置に必
要な推論を実行し、その推論結果としてのガイド内容
が、例えばCRT画面上表示などの形でヒューマン・イ
ンターフェイス装置に出力されるが、このような推論の
実行にあたって、事故・障害の対応処理の分析により事
故箇所判定、異常状態監視、関係箇所連絡、現場巡視お
よび系統操作の5種類の仕事別に分類し、それら分類さ
れた仕事別に専用の知識表現で構築された知識ベースを
用いて5つの推論エンジンが所定の推論を実行するの
で、表現の抽象度をあげて上記知識ベースの内容を計算
機技術者でないDEにおいても容易に理解し判読するこ
とが可能であり、したがって、電力設備の構成や定格の
変更、応急処置の方法の変更に対応する知識ベースの知
識の変更、さらには保守をDE自身にて容易に実現する
ことができ、かつ、知識ベースの知識の誤りなども発見
しやすい。加えて、事故・障害が発生した場合の処理単
位を上述の5種類の仕事別といったように、DEが認識
し、実際に行なう処理に近い単位とし、かつ、分類され
た仕事別に対応して処理速度重視、保守性重視などの異
なったタイプの推論エンジンを用いて各処理に要求され
る機能、性能を満足させることが可能であり、装置全体
としての信頼性を向上することができる。
り込んだ変電所の系統情報に事故・障害情報が含まれて
いるとき、その情報をもとにして推論部が応急処置に必
要な推論を実行し、その推論結果としてのガイド内容
が、例えばCRT画面上表示などの形でヒューマン・イ
ンターフェイス装置に出力されるが、このような推論の
実行にあたって、事故・障害の対応処理の分析により事
故箇所判定、異常状態監視、関係箇所連絡、現場巡視お
よび系統操作の5種類の仕事別に分類し、それら分類さ
れた仕事別に専用の知識表現で構築された知識ベースを
用いて5つの推論エンジンが所定の推論を実行するの
で、表現の抽象度をあげて上記知識ベースの内容を計算
機技術者でないDEにおいても容易に理解し判読するこ
とが可能であり、したがって、電力設備の構成や定格の
変更、応急処置の方法の変更に対応する知識ベースの知
識の変更、さらには保守をDE自身にて容易に実現する
ことができ、かつ、知識ベースの知識の誤りなども発見
しやすい。加えて、事故・障害が発生した場合の処理単
位を上述の5種類の仕事別といったように、DEが認識
し、実際に行なう処理に近い単位とし、かつ、分類され
た仕事別に対応して処理速度重視、保守性重視などの異
なったタイプの推論エンジンを用いて各処理に要求され
る機能、性能を満足させることが可能であり、装置全体
としての信頼性を向上することができる。
【図1】本発明による変電所用の運転支援システムの全
体概略構成図である。
体概略構成図である。
【図2】変電所における事故ガイド機能推論部である推
論サブシステムの概略構成図である。
論サブシステムの概略構成図である。
【図3】専用シェルの推論構造を示す図である。
【図4】機能モジュール動作の概要図である。
【図5】推論モジュールの概念図である。
【図6】従来の変電所用の運転支援装置による推論モジ
ュールの概念図である。
ュールの概念図である。
1 IFS(推論サブシステム) 7 JSB(中継盤) 8 OIS(オンライン情報入力部) 9 HIS−S(ヒューマン・インターフェイス装置) 26 IFB(推論部) 27(D1〜D6) 知識ベース E1〜E6 推論エンジン
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 尾上 晴紀 大阪府大阪市北区中之島3丁目3番22号 関西電力株式会社内 (72)発明者 松本 秀二 大阪府大阪市北区中之島3丁目3番22号 関西電力株式会社内 (72)発明者 山田 邦臣 大阪府摂津市千里丘3丁目14番40号 東光 精機株式会社内 (72)発明者 高岡 良行 大阪府摂津市千里丘3丁目14番40号 東光 精機株式会社内 (72)発明者 東山 典生 大阪府摂津市千里丘3丁目14番40号 東光 精機株式会社内 (72)発明者 仲井 隆博 大阪府摂津市千里丘3丁目14番40号 東光 精機株式会社内 (56)参考文献 「一次変電所運転支援システム」,人工 知能学会研究会資料,SIG−KBS− 9003−10(1990),水上 山田他,P.91 −100 「一次変電所運転支援専用シェル−推論 コアシステムの開発」,電気学会電力技術 研究会資料,PE−89−19(1989),沖 山田他,P.21−29
Claims (3)
- 【請求項1】 変電所の系統情報を取り込み、その取り
込んだ系統情報に事故・障害情報が含まれているとき、
その情報をもとに応急処置に必要な推論を実行する推論
部と、この推論部での推論結果を運転員にガイドするた
めに出力するヒューマン・インターフェイス装置とを備
えている変電所用の運転支援装置であって、上記推論部
が、事故・障害情報の入力にともない推論の流れをコン
トロールする1つの推論エンジンと、事故・障害の対応
処理の分析により事故箇所判定、異常状態監視、関係箇
所連絡、現場巡視および系統操作の5種類の仕事別に分
類され、それら分類された仕事別に専用の知識表現で構
築された知識ベースを用いて推論する5つの推論エンジ
ンとを備えていることを特徴とする変電所用の運転支援
装置。 - 【請求項2】 上記仕事は、事故・障害の原因を究明す
る診断型の事故箇所判定、異常状態監視、関係箇所連
絡、現場巡視と、不具合の状況からその不具合を解決す
る手順を作る計画型の系統操作との2つに大別され、事
故・障害の対応処理の進度に応じて、そのうちのいずれ
か一つの推論エンジンで推論を実行するようになしてい
る請求項1の変電所用の運転支援装置。 - 【請求項3】 上記計画型の系統操作の仕事は、応急復
旧の目標系統案の作成、処理順序の作成および操作順序
の作成を含む種類別に詳細化されたものである請求項2
の変電所用の運転支援装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4068793A JPH0813166B2 (ja) | 1992-03-26 | 1992-03-26 | 変電所用の運転支援装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4068793A JPH0813166B2 (ja) | 1992-03-26 | 1992-03-26 | 変電所用の運転支援装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05276664A JPH05276664A (ja) | 1993-10-22 |
| JPH0813166B2 true JPH0813166B2 (ja) | 1996-02-07 |
Family
ID=13383959
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4068793A Expired - Fee Related JPH0813166B2 (ja) | 1992-03-26 | 1992-03-26 | 変電所用の運転支援装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0813166B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN110646710A (zh) * | 2019-10-09 | 2020-01-03 | 广州供电局有限公司 | 电网故障智能诊断方法、装置、计算机设备和存储介质 |
-
1992
- 1992-03-26 JP JP4068793A patent/JPH0813166B2/ja not_active Expired - Fee Related
Non-Patent Citations (2)
| Title |
|---|
| 「一次変電所運転支援システム」,人工知能学会研究会資料,SIG−KBS−9003−10(1990),水上山田他,P.91−100 |
| 「一次変電所運転支援専用シェル−推論コアシステムの開発」,電気学会電力技術研究会資料,PE−89−19(1989),沖山田他,P.21−29 |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN110646710A (zh) * | 2019-10-09 | 2020-01-03 | 广州供电局有限公司 | 电网故障智能诊断方法、装置、计算机设备和存储介质 |
| CN110646710B (zh) * | 2019-10-09 | 2021-08-31 | 广东电网有限责任公司广州供电局 | 电网故障智能诊断方法、装置、计算机设备和存储介质 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH05276664A (ja) | 1993-10-22 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |