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JPH0813874B2 - 新規共重合体 - Google Patents
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JPH0813874B2 - 新規共重合体 - Google Patents

新規共重合体

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JPH0813874B2
JPH0813874B2 JP61239762A JP23976286A JPH0813874B2 JP H0813874 B2 JPH0813874 B2 JP H0813874B2 JP 61239762 A JP61239762 A JP 61239762A JP 23976286 A JP23976286 A JP 23976286A JP H0813874 B2 JPH0813874 B2 JP H0813874B2
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benzyl
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malide
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、生体内分解吸収性高分子として、医薬及び
医療の分野での用途が大いに期待できる新規な共重合体
とその製法に関する。
〔発明の背景〕
ドラグ デリバリー システムの高分子キャリアーと
して生体内分解吸収性高分子が近年脚光を浴びている。
その代表的なものとしてポリグリコール酸、ポリ乳酸、
ポリ−β−ヒドロキシブチレート等が挙げられるが、こ
れらのポリエステルはいずれも修飾可能な官能基を有し
ていないために、共有結合により新たな機能を付与する
ことはできず、利用範囲が限られている。
一方、プロテアーゼ・インヒビターとして青かび中よ
り発見されたポリ−α−リンゴ酸(分子量約5,000)は
側鎖にカルボキシル基をもつポリラクチド類であるの
で、ポリグリコール酸やポリ乳酸の誘導体に相当し、医
薬及び医療分野で広範囲な利用が期待できる、化学修飾
可能なポリラクチド型生体内分解吸収性ポリエステルと
見ることができる。即ち、リンゴ酸ポリマーは側鎖カル
ボキシル基を化学修飾することにより新たな機能を付与
することができる生体内吸収性ポリマーとして注目すべ
き高分子材料と言える。
そこで、このリンゴ酸ポリマーの合成法についての研
究が、Lenz及びVert〔A.C.S.Polymer Preprints,20(1),
608(1979);米国特許第4,265,247号明細書(198
1)〕,中島及び本発明者ら〔Reports of The Faculty
Engineering Tottori University,8,124(1977)〕及び
本発明者〔高分子加工,34,382(1985)〕等によってな
されているが、これまでに得られたリンゴ酸ポリマーは
その分子量が小さくいずれも103のオーダーであり、分
子量の点で必ずしも満足すべき結果が得られていない。
〔発明の目的〕
本発明は上記した如き状況に鑑みなされたもので、分
子内に化学修飾可能なカルボキシル基を有し、且つ高分
子量の生体内分解吸収性高分子を提供することを目的と
する。
〔発明の構成〕
本発明は、(1)一般式[I] (式中、m及びnは夫々独立して2以上の整数を表
す。) で示され、分子量が11,000〜37,000である、α−リンゴ
酸と乳酸との共重合体、及び(2)マライドジベンジル
エステルとL−ラクチドとを開環共重合させ、然る後、
脱ベンジル保護することにより製造することを特徴とす
る、一般式[I] (式中、m及びnは前記に同じ。) で示され、分子量が11,000〜37,000である、α−リンゴ
酸と乳酸との共重合体の製造法、の発明である。
本発明の共重合体は、例えば、β−ベンジル−L−リ
ンゴ酸の環状二量体であるマライドジベンジルエステル と、L−乳酸の環状二量体であるL−ラクチド とを開環共重合させ、得られたβ−ベンジルマレート・
乳酸共重合体を、接触還元して脱ベンジル保護すること
により容易に得ることができる。
マライドジベンジルエステルとL−ラクチドとの開環
共重合は、通常、有機錫系触媒の存在下で行われる。有
機錫系触媒としては、例えばオクチル酸錫、ジラウリル
酸ジ−n−ブチル錫、テトラフェニル錫等が挙げられる
が、これらに限定されるものではない。重合温度は特に
限定されるものではないが通常150〜300℃であり、重合
時間は重合温度その他の反応条件や目的とする共重合体
の物性等を考慮して適宜定められる。重合の方法自体は
自体公知の重合方法に準じてこれを行えば足りる。反応
後は反応混合物を要すればこれを溶解し得る適当な溶媒
に溶解し、通常、無水酢酸で処理して重合体末端を保護
した後、常法によりこれを例えば目的物を溶解しない溶
媒中に注入するなどして結晶化させ、単離すればよい。
得られた共重合体中のβ−ベンジルマレートのモル分率
は重合温度、重合時間及び原料として用いるマライドジ
ベンジルエステルのモル分率等によって異なるが、用い
るマライドジベンジルエステルのモル分率が0.3〜0.5程
度、重合温度180〜200℃程度、重合時間24〜48時間程度
の場合、得られた共重合体中のβ−ベンジルマレートの
モル分率は、通常5〜25%(0.05〜0.25)程度である。
マライドジベンジルエステルの使用割合を増やせば、一
般に、得られる共重合体中のβ−ベンジルマレートのモ
ル分率も増大するが、それに伴い共重合体の分子量も低
下する傾向があるので、マライドジベンジルエステルの
使用割合をどの程度にするかは、目的により自ら異な
り、特に限定されない。
β−ベンジルマレート・乳酸共重合体の脱ベンジル保
護は、通常、パラジウム・カーボン、白金黒、ラネーニ
ッケル等を触媒とした接触還元により行われる。反応温
度は通常室温であり、溶媒としては通常酢酸エチルが用
いられるが特にこれに限定されない。反応後は常法によ
り触媒を除き、溶媒を留去して、目的とするα−リンゴ
酸・乳酸共重合体を得る。得られた共重合体中のα−リ
ンゴ酸のモル分率(n/m+n)は、脱ベンジル保護処理
前のβ−ベンジルマレートのモル分率が通常5〜25%
(0.05〜0.25)程度であることから、必然的に5〜25%
(0.05〜0.25)程度となる。
本発明の製造法に於て用いられるマライドジベンジル
エステルは、β−ベンジルマレートを酸化亜鉛、酸化ア
ンチモン等の触媒の存在下、減圧加熱(例えば、10〜30
mmHg、100〜200℃)して脱水縮合させることにより容易
に得られる。生成物の単離は、反応混合物を高温、高真
空(例えば、180〜220℃、0.1〜1mmHg)にすることによ
り、昇華法で分取してもよいし、また、常法により触媒
を除去した後、反応液を液体クロマトグラフィーにかけ
ることによって分取してもよい。
β−ベンジルマレートは、L−リンゴ酸又はL−アス
パラギン酸を出発物質として、通常、下記又はの合
成経路に従い合成される。
本発明の製造法に於て用いられるマライドジベンジル
エステルは上記いずれの合成経路により合成されたβ−
ベンジルマレートから得られたマライドジベンジルエス
テルでも、また、上記,以外の方法により合成した
β−ベンジルマレートから得られたマライドジベンジル
エステルでも、いずれにてもよいことは言うまでもな
い。
本発明の製造法によれば、通常、分子量10,000以上の
本発明共重合体が容易に且つ、効果的に得られる。
以下に、実施例及び参考例を示すが、本発明はこれら
実施例、参考例により何ら制約を受けるものではない。
〔実施例〕
参考例1.β−ベンジル−L−マレートの合成 (1)L−リンゴ酸クロラリドの合成 L−リンゴ酸13.4g(0.1モル)と抱水クロラール16.5
g(0.1モル)を混合し、これに濃硫酸25mlを攪拌下徐々
に加えた。混合溶液は均一溶液となった後、ただちに固
化した。一夜放置後、氷水中に投入し別、水洗、乾燥
して粗晶を得た。これをトルエンから2度再結晶してL
−リンゴ酸クロラリドの無色針状結晶を得た。
収率 61.5%。融点 139.1〜140.0℃。
〔α〕▲25 D▼=+85.6°(C=2.50,ベンゼン)。
1H-NMR(CDCl3)δppm:3.0(d,2H,CH2),4.8(t,1H,C
H),5.8(s,1H,CCl3-CH),8.8(broad,1H,COOH)。
IR(KBr)νcm-1:1680(C=O),1440,1390(CH2),
1300(CCl3),1210(エステル)。
(2)L−リンゴ酸クロラリドベンジルエステルの合成 L−リンゴ酸クロラリド10g(38ミリモル)とベンジ
ルアルコール4.7ml(45.6ミリモル)を脱水アセトン200
mlに溶解し、攪拌しながら氷冷した。その溶液にジシク
ロヘキシルカルボジイミド(DCC)9.4g(45.6ミリモ
ル)を溶かしたアセトン溶液を滴下した。1時間氷浴中
で攪拌後、さらに室温で3日間攪拌を行った。反応混合
物を氷冷後、過することにより反応中に生じたジシク
ロヘキシルウレア(DCU)を除去し、その液を中圧液
体クロマトグラフィーにかけて単離(展開溶媒:n−ヘキ
サン/酢酸エチル=3/1容積比)し、パウダー状のL−
リンゴ酸クロラリドベンジルエステルを得た。
収率 16.5%。融点 163.6〜165.1℃。
Rf:0.35(n−ヘキサン/酢酸エチル=3/1容積比)。
〔α〕▲25 D▼=+25.7°(C=1.0,クロロホル
ム)。
1H-NMR(CDCl3)δppm:3.0(d,2H,CH2),4.8(t,1H,C
H),5.1(s,2H,C6H5CH2 ),5.7(s,1H,CCl3-CH),7.3(b
road,5H,C6H5)。
IR(KBr)νcm-1:1720(C=O),1450,1400(CH2),
1300(CCl3),1170(エステル),740,700(フェニ
ル)。
(3)β−ベンジル−L−マレートの合成 L−リンゴ酸クロラリドベンジルエステル0.45gを1N
−塩酸15mlとアセトン15mlとの混合溶液中に入れ室温で
5日間攪拌反応させた。反応溶液からアセトンを留去
し、n−ヘキサンを用いて抽出した。この有機層を中圧
液体クロマトグラフィーにより分取(展開溶媒n−ヘキ
サン/酢酸エチル=3/1容積比)し、シロップ状のβ−
ベンジル−L−マレートを得た。
収率 63.4%。〔α〕▲25 D▼=−8.6°(C=1.0,メ
タノール)。
1H-NMR(CD3COCD3)δppm:2.9(d,2H,CH2),4.7(t,1
H,CH),5.1(s,2H,C6H5CH2 ),6.7(broad,2H,OH,COO
H),7.3(broad,5H,C6H5)。
IR(KBr)νcm-1:1720(C=O),1500(フェニル),
1450,1380(CH2),1240,1170(エステル),740,700(フ
ェニル)。
参考例2.β−ベンジル−L−マレートの合成 (1)β−ベンジル−L−アスパルテートの合成 L−アスパラギン酸10.1g(75.1ミリモル)に80%硫
酸10.1g(82.5ミリモル)とベンジルアルコール23.9ml
(231ミリモル)を加え、70℃で攪拌した。約30分後に
均一溶液となったが、さらに同温度で2時間攪拌した。
反応後同温度で2時間減圧濃縮して水分を除いた後、反
応混合物を炭酸水素ナトリウム14gを含む冷水50ml中に
投入し、充分攪拌した。これに、エーテル30mlを加えて
さらに攪拌した後結晶を取し、粗製物を冷水で洗浄、
乾燥後、これを15倍量の水で再結晶してβ−ベンジル−
L−アスパルテートの針状結晶を得た。
収率 43.4%。融点 216.3〜217.2℃。
〔α〕▲25 D▼=+28.4°(C=0.50,1N−塩酸)。
1H-NMR(D2O)δppm:3.1(d,2H,CH2),4.1(t,1H,C
H),5.2(s,2H,C6H5CH2 ),7.4(broad,5H,C6H5)。
IR(KBr)νcm-1:3400(NH2),1730(C=O),1500
(フェニル),1400(CH2),1220,1160(エステル),74
0,700(フェニル)。
(2)β−ベンジル−L−マレートの合成 β−ベンジル−L−アスパルテート5g(22.4ミリモ
ル)を0℃で1N−硫酸67.5ml(33.6ミリモル)に溶解し
た。これに亜硝酸ナトリウム2.4g(33.6ミリモル)の水
溶液を同温度で1時間かけて滴下した後、3時間攪拌し
た。反応溶液にさらに亜硝酸ナトリウム0.47g(6.7ミリ
モル)を加え、室温で一昼夜放置した後、エーテルで抽
出することにより粗シロップを得た。これをメタノール
中で活性炭処理してβ−ベンジル−L−マレートの無色
透明シロップを得た。
収率 94.7%。
1H-NMR及びIRは参考例1で得られたものと一致した。
参考例3.マライドジベンジルエステルの合成 酸化亜鉛0.12gの存在下、β−ベンジル−L−マレー
ト5.9gを20mmHg,140℃で10時間減圧加熱することによ
り、脱水縮合させた。反応後酸化亜鉛を去し液を中
圧液体クロマトグラフィーにかけることにより目的物を
分取した(展開溶媒:n−ヘキサン/酢酸エチル=3/1容
積比)。これを酢酸エチルで3回再結晶することによ
り、環状二量体マライドジベンジルエステルの無色針状
結晶を得た。
収率 17%。 融点 85.6〜86.4℃。
Rf:0.59(n−ヘキサン/酢酸エチル=3/1容積比)。
〔α〕▲25 D▼:−0.80°(C=2.00,メタノール)。
元素分析値:C22H20O8 計算値(%) C:64.07,H:4.89 実測値(%) C:63.92,H:4.92。
質量分析法:m/e412(M+)。
1H-NMR(CD3COCD3)δppm:3.2(d,2H,CH2),5.2(s,2
H,C6H5CH2 ),6.8(t,1H,CH),7.3(broad,5H,C6H5)。
IR(KBr)νcm-1:1760〜1740(エステル,C=O),150
0(フェニル),1460,1380(CH2),1290,1260,1230,1150
(エステル),750,700(フェニル)。
参考例4.マライドジベンジルエステルの合成 β−ベンジル−L−マレート11.9gとSb2O30.012gを20
mmHg,180℃で4時間減圧加熱することにより、脱水縮合
を行った。反応後は参考例3と同様に処理して参考例3
と同品質のマライドジベンジルエステルを得た。
収率 6%。
実施例1.α−リンゴ酸・乳酸共重合体の合成 (1)β−ベンジルマレート・乳酸共重合体の合成重合
管内をジクロロジメチルシランを用いてシラン化させ、
乾燥トルエンにより洗浄した後、120℃の乾燥器内で使
用直前まで十分に乾燥させた。この重合管中にマライド
ジベンジルエステル1.18g(2.9ミリモル),L−ラクチド
1.02g(7.1ミリモル)及び0.03モル%のオクチル酸スズ
のトルエン溶液を加え、十分に窒素置換を行った後、室
温〜50℃で減圧下にトルエンを完全に除去して封管し
た。これを180℃で48時間加熱することにより、開環共
重合させた。反応後、反応混合物を乾燥アセトン20mlに
溶かし、無水酢酸で処理して重合体末端を保護した後、
攪拌しながら600mlのメタノール中に一滴ずつ落とし、
重合体の白色沈澱を得た。
重合率 29%。1H-NMR或はβ−ベンジルマレートのモ
ル吸光係数 から算出される共重合体中のβ−ベンジルマレートのモ
ル分率は14%であった。GPC 4.21×104
1H-NMR(DMSO-d6)δppm:1.3(d,3H,CH3),3.1(d,2
H,CH2),5.1(s,2H,C6H5CH2 ),5.2(t,1H,CH-CH3),6.7
〜6.9(t,1H,CHCH2CO),7.3(broad,5H,C6H5)。
IR(KBr)νcm-1:1740(エステル,C=O),1580,1500
(フェニル),1450,1380(CH2),1250,1180(エステ
ル),750,700(フェニル)。
(2)α−リンゴ酸・乳酸共重合体の合成 (1)で得たβ−ベンジルマレート・乳酸共重合体0.
62gを5mlの酢酸エチルに溶解し、これにパラジウム・カ
ーボン(5%)0.18gを加えた後、水素ガスを通じて室
温で接触還元を行った。12時間後に脱ベンジル化反応が
完全に終了した。反応溶液を過してパラジウム・カー
ボンを除いた後、減圧下で液を濃縮することにより、
吸湿性パウダー状の目的物を定量的に得た。
なお、脱ベンジル反応が完全に進行したことは、生成
ポリマーの1H-NMRの7.3ppm(C6H5)の吸収の消失によっ
て確認した。
1H-NMR(DMSO-d6)δppm:1.3(d,3H,CH3),3.0(d,2
H,CH2),5.2(t,1H,CH-CH3),5.5(t,1H,CHCH2CO)。
IR(KBr)νcm-1:3400(OH),1750〜1700(エステ
ル,カルボン酸,C=O),1450,1380(CH2),1250,1150
(エステル),1100(OH)。
溶解性:ジオキサン,アセトニトリル,クロロホル
ム,塩化メチレン,トルエン(高温),テトラヒドロフ
ラン(THF)に可溶。
GPC(THF;RI)分子量=36300,分散度=2.2。
実施例2.α−リンゴ酸・乳酸共重合体の合成 (1)β−ベンジルマレート・乳酸共重合体の合成 0.12モル%のオクチル酸スズの存在下、マライドジベ
ンジルエステル1.18g(2.9ミリモル)とL−ラクチド0.
42g(2.9ミリモル)の開環共重合を180℃で48時間行っ
た。反応後は実施例1の(1)と同様に処理して目的物
を定量的に得た。
重合率 18%。
β−ベンジルマレートのモル分率 21%。GPC 1.42×104
(2)α−リンゴ酸・乳酸共重合体の合成 (1)で得たβ−ベンジルマレート・乳酸共重合体0.
62gを用い実施例1の(2)と全く同様に反応、処理し
て、α−リンゴ酸・乳酸共重合体のパウダーを定量的に
得た。
GPC(THF;RI)分子量=11600,分散度=3.1。
1H-NMR,IR,溶解性等の物性は実施例1と同じ。
実施例3.β−ベンジルマレート・乳酸共重合体の合成 0.04モル%のジラウリル酸ジ−n−ブチルスズの存在
下、マライドジベンジルエステル1.18g(2.9ミリモル)
とL−ラクチド1.02g(7.1ミリモル)の開環共重合を20
0℃で48時間行った。反応後は実施例1の(1)と同様
に処理して目的物を得た。
重合率 23%。
β−ベンジルマレートのモル分率 13%。
実施例4.β−ベンジルマレート・乳酸共重合体の合成 0.02モル%のテトラフェニルスズの存在下、マライド
ジベンジルエステル1.18g(2.9ミリモル)とL−ラクチ
ド1.02g(7.1ミリモル)の開環共重合を180℃で24時間
行った。反応後は実施例1の(1)と同様に処理して目
的物を得た。
重合率 9%。
β−ベンジルマレートのモル分率 8%。
〔発明の効果〕
以上述べた如く、本発明は新規な共重合体とその製法
を提供するものであり、本発明の共重合体は、分子内に
化学修飾可能なカルボキシル基を有し、且つ高分子量で
ある為、生体内分散吸収性高分子として医薬及び医療分
野での広範な用途が期待できるものである点に顕著な効
果を奏するものである。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】一般式[I] (式中、m及びnは夫々独立して2以上の整数を表
    す。) で示され、分子量が11,000〜37,000である、α−リンゴ
    酸と乳酸との共重合体。
  2. 【請求項2】α−リンゴ酸のモル分率(n/m+n)が0.0
    5〜0.25である特許請求の範囲第1項記載の共重合体。
  3. 【請求項3】マライドジベンジルエステルとL−ラクチ
    ドとを開環共重合させ、然る後、脱ベンジル保護するこ
    とにより製造することを特徴とする、一般式[I] (式中、m及びnは前記に同じ。) で示され、分子量が11,000〜37,000である、α−リンゴ
    酸と乳酸との共重合体の製造法。
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