JPH0815654B2 - 連続鋳造機における滓取り装置 - Google Patents
連続鋳造機における滓取り装置Info
- Publication number
- JPH0815654B2 JPH0815654B2 JP61259815A JP25981586A JPH0815654B2 JP H0815654 B2 JPH0815654 B2 JP H0815654B2 JP 61259815 A JP61259815 A JP 61259815A JP 25981586 A JP25981586 A JP 25981586A JP H0815654 B2 JPH0815654 B2 JP H0815654B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- slag
- mold
- molten metal
- removing device
- continuous casting
- Prior art date
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- Expired - Lifetime
Links
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B22—CASTING; POWDER METALLURGY
- B22D—CASTING OF METALS; CASTING OF OTHER SUBSTANCES BY THE SAME PROCESSES OR DEVICES
- B22D43/00—Mechanical cleaning, e.g. skimming of molten metals
- B22D43/005—Removing slag from a molten metal surface
- B22D43/007—Removing slag from a molten metal surface by using scrapers
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Casting Support Devices, Ladles, And Melt Control Thereby (AREA)
- Furnace Charging Or Discharging (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 この発明は鉛その他の低融点非鉄金属あるいはそれら
の合金の鋳造に係わり、鋳型内に注湯された溶融金属の
湯面に浮遊する滓を除去するための滓取り装置に関する
ものである。
の合金の鋳造に係わり、鋳型内に注湯された溶融金属の
湯面に浮遊する滓を除去するための滓取り装置に関する
ものである。
「従来の技術」 鋳型を並べて連続的に移送しつつその内部に溶融金属
たとえば鉛を注湯してインゴットを連続的に製造するよ
うにした連続鋳造機においては、鋳型に溶融金属を注湯
した際にその湯面に金属酸化物の滓が浮遊してくるの
で、良好な製品を得るためにその滓を除去するようにし
ている。従来においてはそのような滓の除去作業は、油
圧シリンダの先端金具にスクレーパを取り付けたかき寄
せ装置を用い、スクレーパによって滓を鋳型の片端から
中央部にかき寄せ、そのかき寄せた滓を作業者が網杓で
すくい取ることによって行うことが一般的である。
たとえば鉛を注湯してインゴットを連続的に製造するよ
うにした連続鋳造機においては、鋳型に溶融金属を注湯
した際にその湯面に金属酸化物の滓が浮遊してくるの
で、良好な製品を得るためにその滓を除去するようにし
ている。従来においてはそのような滓の除去作業は、油
圧シリンダの先端金具にスクレーパを取り付けたかき寄
せ装置を用い、スクレーパによって滓を鋳型の片端から
中央部にかき寄せ、そのかき寄せた滓を作業者が網杓で
すくい取ることによって行うことが一般的である。
「発明が解決しようとする問題点」 ところが、上記のような除去作業は悪環境下で行わざ
るを得ないから作業者に大きな負担がかかり、したがっ
て従来においては15分程度で作業者を交代させねばなら
ず、作業能率が良くないものであった。
るを得ないから作業者に大きな負担がかかり、したがっ
て従来においては15分程度で作業者を交代させねばなら
ず、作業能率が良くないものであった。
また、上記のスクレーパを用いる場合、スクレーパを
高速で動かすと滓が逃げてしまうのであまり高速運転が
できず、この点においても作業能率が良くないものであ
ったし、また、大きな滓がスクレーパにはさみ込まれる
とかき寄せた小さな滓が逃げてしまうので除去効率も充
分ではなかった。
高速で動かすと滓が逃げてしまうのであまり高速運転が
できず、この点においても作業能率が良くないものであ
ったし、また、大きな滓がスクレーパにはさみ込まれる
とかき寄せた小さな滓が逃げてしまうので除去効率も充
分ではなかった。
この発明は上記の事情に鑑み、鋳型内の湯面に浮遊す
る滓を自動的にかつ連続的に、さらに高速度で能率良く
除去することの可能な滓取り装置を提供することを目的
としている。
る滓を自動的にかつ連続的に、さらに高速度で能率良く
除去することの可能な滓取り装置を提供することを目的
としている。
「問題点を解決するための手段」 上記目的を達成するための本発明は、鋳型を互いに平
行に並べて連続的に移送しつつその内部に、注湯装置に
より溶融金属を注湯してインゴットを連続的に鋳造する
ようにした連続鋳造機において用いられ、前記鋳型内に
注湯された溶融金属の湯面に浮遊する滓を除去するため
の滓取り装置であって、 前記鋳型の移送方向に沿って往復移動する台車と、そ
の台車を往復移動させる駆動源と、その台車上に設けら
れた滓取り装置本体とからなり、前記滓取り装置本体
は、前記鋳型内に注湯された溶融金属の湯面に浮遊して
いる滓をすくい取る網状体と、その網状体を前記鋳型の
長さ方向に沿う水平方向に移動させる水平方向駆動機構
と、その網状体を上下方向に移動させる上下方向駆動機
構と、その網状体を前記鋳型の長さ方向の鉛直面内にお
いて回動させる回動駆動機構と、その網状体に振動を与
えることにより網状体に付着した滓をふるい落とす振動
機構とを具備してなることを特徴とするものである。
行に並べて連続的に移送しつつその内部に、注湯装置に
より溶融金属を注湯してインゴットを連続的に鋳造する
ようにした連続鋳造機において用いられ、前記鋳型内に
注湯された溶融金属の湯面に浮遊する滓を除去するため
の滓取り装置であって、 前記鋳型の移送方向に沿って往復移動する台車と、そ
の台車を往復移動させる駆動源と、その台車上に設けら
れた滓取り装置本体とからなり、前記滓取り装置本体
は、前記鋳型内に注湯された溶融金属の湯面に浮遊して
いる滓をすくい取る網状体と、その網状体を前記鋳型の
長さ方向に沿う水平方向に移動させる水平方向駆動機構
と、その網状体を上下方向に移動させる上下方向駆動機
構と、その網状体を前記鋳型の長さ方向の鉛直面内にお
いて回動させる回動駆動機構と、その網状体に振動を与
えることにより網状体に付着した滓をふるい落とす振動
機構とを具備してなることを特徴とするものである。
「作用」 この発明の滓取り装置は、連続的に移送される鋳型に
同調させて台車を移動させ、その間に網状体を鋳型の一
端側から他端側に向かって水平方向に移動させ、その網
状体によって湯面に浮遊している滓をすくい取る。そし
て、滓をすくい取った後に網状体を鋳型の上方から退避
させ、振動機構によって網状体を振動させることによっ
て滓を網状体からふるい落とす。
同調させて台車を移動させ、その間に網状体を鋳型の一
端側から他端側に向かって水平方向に移動させ、その網
状体によって湯面に浮遊している滓をすくい取る。そし
て、滓をすくい取った後に網状体を鋳型の上方から退避
させ、振動機構によって網状体を振動させることによっ
て滓を網状体からふるい落とす。
「実施例」 以下、この発明を鉛連続鋳造機に適用した場合の一実
施例を第1図ないし第5図を参照して説明する。
施例を第1図ないし第5図を参照して説明する。
第1図ないし第3図はこの実施例の滓取り装置の概略
構成を示す図であり、図中符号1は台車、2は滓取り装
置本体、3は注湯装置であって、この実施例の装置にお
いては共通の台車1上に滓取り装置本体2と注湯装置3
をともに備え、第3図に示すように台車1の下方を通過
してレール4上を図示y方向(第3図において右から左
に向かって、第1図において上から下に向かって)に連
続的に移送される鋳型5に対して、注湯装置3によって
一定量(たとえば50Kg)の溶融鉛を注湯するとともに、
滓取り装置本体2によって鋳型5から滓を除去するよう
に構成されている。
構成を示す図であり、図中符号1は台車、2は滓取り装
置本体、3は注湯装置であって、この実施例の装置にお
いては共通の台車1上に滓取り装置本体2と注湯装置3
をともに備え、第3図に示すように台車1の下方を通過
してレール4上を図示y方向(第3図において右から左
に向かって、第1図において上から下に向かって)に連
続的に移送される鋳型5に対して、注湯装置3によって
一定量(たとえば50Kg)の溶融鉛を注湯するとともに、
滓取り装置本体2によって鋳型5から滓を除去するよう
に構成されている。
台車1は、鉄骨によって組まれたフレーム6の下部に
車輪7を取り付けた構成とされており、この台車1は油
圧シリンダ8(駆動源)を駆動することによってレール
9上をy方向に沿って往復移動すなわち鋳型5の移送方
向前方に前進するとともに逆方向に後退するようになっ
ている。この台車1の往復移動のストロークは、並べら
れた鋳型5の相互間隔(たとえば50Kgインゴット用鋳型
の場合において約200mm)にほぼ等しくなるように設定
されており、またその移動速度は前進時において鋳型5
の移送速度に同調できるようにされている。
車輪7を取り付けた構成とされており、この台車1は油
圧シリンダ8(駆動源)を駆動することによってレール
9上をy方向に沿って往復移動すなわち鋳型5の移送方
向前方に前進するとともに逆方向に後退するようになっ
ている。この台車1の往復移動のストロークは、並べら
れた鋳型5の相互間隔(たとえば50Kgインゴット用鋳型
の場合において約200mm)にほぼ等しくなるように設定
されており、またその移動速度は前進時において鋳型5
の移送速度に同調できるようにされている。
上記の台車1上に設けられている前記注湯装置3につ
いて説明すると、この注湯装置3は溶融鉛を貯留するタ
ンク10と2つの定量フィーダ11により構成されている。
タンク10には図示しない供給源から溶融鉛が常時送り込
まれるとともに、そのタンク10からはオーバーフロー管
12を通して溶融鉛が床面に設けられている返樋13に流出
し、その返樋13からは破線矢印で示すように溶融鉛が供
給源に戻るようにされている。すなわち溶融鉛は常に上
記の経路を通って循環するようにされていて、これによ
り溶融鉛の温度がタンク10内で低下してしまうことを防
止するようになっている。
いて説明すると、この注湯装置3は溶融鉛を貯留するタ
ンク10と2つの定量フィーダ11により構成されている。
タンク10には図示しない供給源から溶融鉛が常時送り込
まれるとともに、そのタンク10からはオーバーフロー管
12を通して溶融鉛が床面に設けられている返樋13に流出
し、その返樋13からは破線矢印で示すように溶融鉛が供
給源に戻るようにされている。すなわち溶融鉛は常に上
記の経路を通って循環するようにされていて、これによ
り溶融鉛の温度がタンク10内で低下してしまうことを防
止するようになっている。
そして、このタンク10の底面には底抜シリンダ14が取
り付けられていて、このシリンダ14を開くことによって
上記の定量フィーダ11に溶融鉛が一定量ずつ間欠的に注
湯されるようになっている。これらの定量フィーダ11は
鋳型5に対して溶融鉛を注湯するための容器であって、
それぞれ両端部を軸15によって回転自在にフレーム6に
支持されており、油圧シリンダ16を作動させることによ
って定量フィーダ11は軸を中心として同時に回転できる
ようにされている。そして、これらの定量フィーダ11を
第3図に二点鎖線で示すように回転させて転倒させるこ
とによって、定量フィーダ11内の溶融鉛をそれらの斜め
下方に位置している2つの鋳型5内に同時に流し込むよ
うにされている。
り付けられていて、このシリンダ14を開くことによって
上記の定量フィーダ11に溶融鉛が一定量ずつ間欠的に注
湯されるようになっている。これらの定量フィーダ11は
鋳型5に対して溶融鉛を注湯するための容器であって、
それぞれ両端部を軸15によって回転自在にフレーム6に
支持されており、油圧シリンダ16を作動させることによ
って定量フィーダ11は軸を中心として同時に回転できる
ようにされている。そして、これらの定量フィーダ11を
第3図に二点鎖線で示すように回転させて転倒させるこ
とによって、定量フィーダ11内の溶融鉛をそれらの斜め
下方に位置している2つの鋳型5内に同時に流し込むよ
うにされている。
次に、前記滓取り装置本体2について説明する。この
滓取り装置本体2は、上記定量フィーダ11によって鋳型
5内に注湯された溶融鉛の湯面に浮遊する滓をすくい取
るパンチングメタル20と、そのパンチングメタル20を図
示x方向すなわち鋳型5の長さ方向に沿う水平方向に沿
って移動させるための水平方向駆動機構21と、パンチン
グメタル20を図示z方向すなわち上下方向に移動させる
ための上下方向駆動機構22と、パンチングメタル20を鋳
型5の長さ方向の鉛直面内において回動させる回動駆動
機構23と、パンチングメタル20に振動を与えるための振
動機構24とを主な構成要素としている。
滓取り装置本体2は、上記定量フィーダ11によって鋳型
5内に注湯された溶融鉛の湯面に浮遊する滓をすくい取
るパンチングメタル20と、そのパンチングメタル20を図
示x方向すなわち鋳型5の長さ方向に沿う水平方向に沿
って移動させるための水平方向駆動機構21と、パンチン
グメタル20を図示z方向すなわち上下方向に移動させる
ための上下方向駆動機構22と、パンチングメタル20を鋳
型5の長さ方向の鉛直面内において回動させる回動駆動
機構23と、パンチングメタル20に振動を与えるための振
動機構24とを主な構成要素としている。
パンチングメタル20は第4図に示すように先端部が円
弧状とされたステンレス板に多数の小孔が設けられたも
ので、その幅寸法は鋳型5の内法幅寸法よりわずかに小
さくされている。このパンチングメタル20はT字状のホ
ルダー25の先端部に2枚取り付けられ、それらの心々間
隔は鋳型5の相互間隔に等しくされていて、これらのパ
ンチングメタル20によって2つの鋳型5から同時に滓を
すくい取ることができるようにされている。
弧状とされたステンレス板に多数の小孔が設けられたも
ので、その幅寸法は鋳型5の内法幅寸法よりわずかに小
さくされている。このパンチングメタル20はT字状のホ
ルダー25の先端部に2枚取り付けられ、それらの心々間
隔は鋳型5の相互間隔に等しくされていて、これらのパ
ンチングメタル20によって2つの鋳型5から同時に滓を
すくい取ることができるようにされている。
パンチングメタル20が取り付けられているホルダー25
の基端は、第2図に示すようにクランク部材26の一端部
に固定され、このクランク部材26はその中間部を上下方
向に延びている上下方向駆動機構22の昇降軸27(第1図
参照)の下端にピン28によって回動自在に軸支されてい
る。その昇降軸27はケーシング29内において図示しない
リニアガードおよびボールネジ機構によって上下方向に
昇降できるようにされている。また、このケーシング29
は水平方向駆動機構21の駆動部30に連結されていて、こ
の水平方向駆動機構21によって上下方向駆動機構22はx
方向に移動できるようになっている。
の基端は、第2図に示すようにクランク部材26の一端部
に固定され、このクランク部材26はその中間部を上下方
向に延びている上下方向駆動機構22の昇降軸27(第1図
参照)の下端にピン28によって回動自在に軸支されてい
る。その昇降軸27はケーシング29内において図示しない
リニアガードおよびボールネジ機構によって上下方向に
昇降できるようにされている。また、このケーシング29
は水平方向駆動機構21の駆動部30に連結されていて、こ
の水平方向駆動機構21によって上下方向駆動機構22はx
方向に移動できるようになっている。
その水平方向駆動機構21は、前記台車1の前方部に設
けられた架台31に支持されて水平に延びており、その内
部に収納されている図示しないDCサーボモータおよびボ
ールネジ機構によって、上記上下方向駆動機構22が取り
付けられている駆動部30をx方向に移動させるように構
成され、その駆動部30の両側には蛇腹32が取り付けられ
ている。符号33,34は支持フレームである。
けられた架台31に支持されて水平に延びており、その内
部に収納されている図示しないDCサーボモータおよびボ
ールネジ機構によって、上記上下方向駆動機構22が取り
付けられている駆動部30をx方向に移動させるように構
成され、その駆動部30の両側には蛇腹32が取り付けられ
ている。符号33,34は支持フレームである。
さらに上記のパンチングメタル20は回動駆動機構23に
よって上記ピン28を中心として鉛直面内において回転で
きるようにされている。回動駆動機構23は上記クランク
部材26、ロッド35、ケーシング36内に収納されている回
転円盤37(第1図、第3図参照)、および図示しないス
テッピングモータとウォームギアとにより構成されてい
て、昇降軸27とともに昇降できるようになっている。そ
してクランク部材26の先端部にはロッド35の下端部がピ
ン38により連結され、このロッド35の上端部は回転円盤
37の周縁部にピン39により連結され、回転円盤37はステ
ッピングモータおよびウォームギアによって軸40を中心
として鉛直面内において回転できるようになっている。
これにより、ステッピングモータを駆動して回転円盤37
を回転させるとロッド35が昇降し、これに伴いクランク
部材26の先端部が上下方向に移動し、したがってクラン
ク部材26の後端部に取り付けられているパンチングメタ
ル20は第2図中の矢印で示すようにピン28を中心として
回転するようになっている。
よって上記ピン28を中心として鉛直面内において回転で
きるようにされている。回動駆動機構23は上記クランク
部材26、ロッド35、ケーシング36内に収納されている回
転円盤37(第1図、第3図参照)、および図示しないス
テッピングモータとウォームギアとにより構成されてい
て、昇降軸27とともに昇降できるようになっている。そ
してクランク部材26の先端部にはロッド35の下端部がピ
ン38により連結され、このロッド35の上端部は回転円盤
37の周縁部にピン39により連結され、回転円盤37はステ
ッピングモータおよびウォームギアによって軸40を中心
として鉛直面内において回転できるようになっている。
これにより、ステッピングモータを駆動して回転円盤37
を回転させるとロッド35が昇降し、これに伴いクランク
部材26の先端部が上下方向に移動し、したがってクラン
ク部材26の後端部に取り付けられているパンチングメタ
ル20は第2図中の矢印で示すようにピン28を中心として
回転するようになっている。
また、前記の返樋13の上方には振動機構24が備えられ
ている。この振動機構24は、エアシリンダ43のロッドの
先端にT字状のバー44が取り付けられたもので、エアシ
リンダ43を駆動してバー44をパンチングメタル20に接触
させることによってパンチングメタル20に振動を与え、
これによりパンチングメタル20に付着した滓をふるい落
とすためのものである。
ている。この振動機構24は、エアシリンダ43のロッドの
先端にT字状のバー44が取り付けられたもので、エアシ
リンダ43を駆動してバー44をパンチングメタル20に接触
させることによってパンチングメタル20に振動を与え、
これによりパンチングメタル20に付着した滓をふるい落
とすためのものである。
以上で述べたようにパンチングメタル20はx方向、z
方向に沿って自由に移動できるとともに、ピン28を中心
として回転できるようにされており、また、その移動速
度や回転速度も自由に設定できるようになっており、そ
のパンチングメタル20の移動および回転は図示しないマ
イクロコンピュータによって制御されるようになってい
る。そして、この実施例の装置においては、パンチング
メタル20の先端が第5図に二点鎖線で示す軌跡を描いて
移動するように予め設定されている。すなわち、パンチ
ングメタル20は鋳型5の一端側上方の原点位置Sから、
まずx方向前方に移動しつつ下降し、その後湯面に対し
てわずかに傾斜する角度まで回転してその先端部を湯面
下に位置させ、その状態のまま前進して滓をすくい、鋳
型5の他端側において上昇し、返樋13の上方に移動しつ
つ逆方向に回転して再び鉛直となり、そこで下降してパ
ンチングメタル20を返樋13内の溶融鉛に浸した後、再び
上昇して原点位置Sに戻るような順序で移動するように
設定されている。すなわち、返樋13の一部は、滓をすく
う動作を終えたパンチングメタル20の下方に位置してい
る。滓をすくい取った直後のパンチングメタル20を返樋
13内の溶融金属に浸漬させた後、パンチングメタル20を
振動させて滓をふるい落とすことにより、パンチングメ
タル20に付着した滓が冷却により固着することなく完全
にふるい落とすことができる。なお、上記のような設定
を行うには、予めティーチング運転を行ってマイクロコ
ンピュータに移動順序およびその速度を記憶させれば良
く、そのためのリモートコントロールボックスをマイク
ロコンピュータに備えておくことが望ましい。
方向に沿って自由に移動できるとともに、ピン28を中心
として回転できるようにされており、また、その移動速
度や回転速度も自由に設定できるようになっており、そ
のパンチングメタル20の移動および回転は図示しないマ
イクロコンピュータによって制御されるようになってい
る。そして、この実施例の装置においては、パンチング
メタル20の先端が第5図に二点鎖線で示す軌跡を描いて
移動するように予め設定されている。すなわち、パンチ
ングメタル20は鋳型5の一端側上方の原点位置Sから、
まずx方向前方に移動しつつ下降し、その後湯面に対し
てわずかに傾斜する角度まで回転してその先端部を湯面
下に位置させ、その状態のまま前進して滓をすくい、鋳
型5の他端側において上昇し、返樋13の上方に移動しつ
つ逆方向に回転して再び鉛直となり、そこで下降してパ
ンチングメタル20を返樋13内の溶融鉛に浸した後、再び
上昇して原点位置Sに戻るような順序で移動するように
設定されている。すなわち、返樋13の一部は、滓をすく
う動作を終えたパンチングメタル20の下方に位置してい
る。滓をすくい取った直後のパンチングメタル20を返樋
13内の溶融金属に浸漬させた後、パンチングメタル20を
振動させて滓をふるい落とすことにより、パンチングメ
タル20に付着した滓が冷却により固着することなく完全
にふるい落とすことができる。なお、上記のような設定
を行うには、予めティーチング運転を行ってマイクロコ
ンピュータに移動順序およびその速度を記憶させれば良
く、そのためのリモートコントロールボックスをマイク
ロコンピュータに備えておくことが望ましい。
以上でこの装置の構成を説明したが、次にその動作を
説明する。
説明する。
まず、所定のタイミングで油圧シリンダ8を作動させ
て台車1のy方向前方への移動を開始させ、その移動速
度を鋳型5の移送速度と同調させる。そして、台車1を
前進させつつ定量フィーダ11を転倒させて溶融鉛を2つ
の鋳型5内に流し込むとともに、それと同時にパンチン
グメタル20を上述したように移動および回転させること
によって既に溶融鉛が注湯されている先行する2つの鋳
型5からの滓のすくい取りを行う。以上の動作を鋳型5
が一つ分移送される間、すなわち鋳型5が約200mm前方
に移送される間に行う。
て台車1のy方向前方への移動を開始させ、その移動速
度を鋳型5の移送速度と同調させる。そして、台車1を
前進させつつ定量フィーダ11を転倒させて溶融鉛を2つ
の鋳型5内に流し込むとともに、それと同時にパンチン
グメタル20を上述したように移動および回転させること
によって既に溶融鉛が注湯されている先行する2つの鋳
型5からの滓のすくい取りを行う。以上の動作を鋳型5
が一つ分移送される間、すなわち鋳型5が約200mm前方
に移送される間に行う。
それから台車1を元の位置に後退させるが、台車1が
後退する間に定量フィーダ11を復帰させ底抜シリンダ14
を開いてタンク11から再び溶融鉛を注湯するとともに、
パンチングメタル20からの滓落とし動作を行う。すなわ
ち上述したようにパンチングメタル20を返樋13内の溶融
鉛に浸して固着した滓を溶かし、パンチングメタル20を
上昇させた後に振動機構24のバー44を接触させてパンチ
ングメタル20を振動させることによってその滓を落下さ
せた後、原点位置Sに戻す。以上の動作を鋳型5がさら
に一つ分移送される間に行う。すなわち台車1の前進、
後退の一往復を鋳型5が2つ分移送される間に行う。こ
うすることにより、台車1が元の位置に戻ったときには
定量フィーダ11の下方にはすでに次の2つの鋳型5が移
送されてきているので、以後、上記の手順を繰り返す。
後退する間に定量フィーダ11を復帰させ底抜シリンダ14
を開いてタンク11から再び溶融鉛を注湯するとともに、
パンチングメタル20からの滓落とし動作を行う。すなわ
ち上述したようにパンチングメタル20を返樋13内の溶融
鉛に浸して固着した滓を溶かし、パンチングメタル20を
上昇させた後に振動機構24のバー44を接触させてパンチ
ングメタル20を振動させることによってその滓を落下さ
せた後、原点位置Sに戻す。以上の動作を鋳型5がさら
に一つ分移送される間に行う。すなわち台車1の前進、
後退の一往復を鋳型5が2つ分移送される間に行う。こ
うすることにより、台車1が元の位置に戻ったときには
定量フィーダ11の下方にはすでに次の2つの鋳型5が移
送されてきているので、以後、上記の手順を繰り返す。
なお、パンチングメタル20の移動、回転の動作は上述
したようにマイクロコンピュータによって制御するよう
にしたが、台車1の前進後退のタイミンク、振動機構24
を作動させるタイミング、底抜シリンダ14の開閉のタイ
ミング等は、適宜位置にリミットスイッチを設けて機械
的に行うようにすれば良い。
したようにマイクロコンピュータによって制御するよう
にしたが、台車1の前進後退のタイミンク、振動機構24
を作動させるタイミング、底抜シリンダ14の開閉のタイ
ミング等は、適宜位置にリミットスイッチを設けて機械
的に行うようにすれば良い。
以上で説明したようにこの装置によれば、連続的に移
送されてくる鋳型5に対して溶融鉛を自動的に注湯でき
るとともに、その直後に鋳型5からの滓除去を自動的に
行うことができ、しかもすくい取った滓を振動機構24に
よって自動的にはらい落とすことができるので、従来に
おいては作業員が行っていた滓取り作業をこの装置によ
って自動的にかつ連続的に行うことができ、したがって
作業員の負担を軽減させることができるともに作業能率
を格段に向上させることができる。
送されてくる鋳型5に対して溶融鉛を自動的に注湯でき
るとともに、その直後に鋳型5からの滓除去を自動的に
行うことができ、しかもすくい取った滓を振動機構24に
よって自動的にはらい落とすことができるので、従来に
おいては作業員が行っていた滓取り作業をこの装置によ
って自動的にかつ連続的に行うことができ、したがって
作業員の負担を軽減させることができるともに作業能率
を格段に向上させることができる。
また、パンチングメタル20を高速で移動させても滓が
逃げることがないから、パンチングメタル20を充分に高
速で移動させることができ、しかも、2つの鋳型5に対
して同時に注湯するとともに2つの鋳型5からの滓除去
を同時に行うようにしたから、この点においても従来の
スクレーパを用いる場合に比して作業能率が向上すると
ともに、除去効率にも優れている。
逃げることがないから、パンチングメタル20を充分に高
速で移動させることができ、しかも、2つの鋳型5に対
して同時に注湯するとともに2つの鋳型5からの滓除去
を同時に行うようにしたから、この点においても従来の
スクレーパを用いる場合に比して作業能率が向上すると
ともに、除去効率にも優れている。
なお、運転開始時等において定量フィーダ11や鋳型5
が定温になっていると、鋳型5に注湯された溶融鉛が冷
却されて湯面が急速に固化してしまうことがあり、この
場合、すくい取りを行うパンチングメタル20の移動や回
転が阻害されてパンチングメタル20や各駆動機構21,22,
23に無理な力がかかり、故障の原因となる。このような
ことを防止するには、運転開始前に定量フィーダ11や鋳
型5を予熱して充分に高温にしておいて溶融鉛の急速な
固化を防止するとともに、パンチングメタル20に無理な
力が加わったときには速やかに移動、回転を停止する安
全機構を備えることが望ましい。
が定温になっていると、鋳型5に注湯された溶融鉛が冷
却されて湯面が急速に固化してしまうことがあり、この
場合、すくい取りを行うパンチングメタル20の移動や回
転が阻害されてパンチングメタル20や各駆動機構21,22,
23に無理な力がかかり、故障の原因となる。このような
ことを防止するには、運転開始前に定量フィーダ11や鋳
型5を予熱して充分に高温にしておいて溶融鉛の急速な
固化を防止するとともに、パンチングメタル20に無理な
力が加わったときには速やかに移動、回転を停止する安
全機構を備えることが望ましい。
また定量フィーダ11に10mm程度の幅のスリットを設
け、そのスリットを通して溶融鉛を鋳型5に注湯するよ
うにして、定量フィーダ11内において生成するドロスの
固形物が溶融鉛とともに鋳型5に流れ込むことを防止す
ることが望ましい。
け、そのスリットを通して溶融鉛を鋳型5に注湯するよ
うにして、定量フィーダ11内において生成するドロスの
固形物が溶融鉛とともに鋳型5に流れ込むことを防止す
ることが望ましい。
なお、上記実施例はこの発明を鉛インゴットを製造す
る鉛連続鋳造機に適用した場合のものであるが、鉛に限
らず他の低融点非鉄金属あるいはそれらの合金を鋳造す
る場合にも同様に適用することができることは勿論であ
る。また、上記実施例では網状体としてパンチングメタ
ルを用いたが、滓をすくい取ることができるものであれ
ばパンチングメタルに限らずたとえば金網を用いても良
い。
る鉛連続鋳造機に適用した場合のものであるが、鉛に限
らず他の低融点非鉄金属あるいはそれらの合金を鋳造す
る場合にも同様に適用することができることは勿論であ
る。また、上記実施例では網状体としてパンチングメタ
ルを用いたが、滓をすくい取ることができるものであれ
ばパンチングメタルに限らずたとえば金網を用いても良
い。
「発明の効果」 本発明は、以上説明したとおりに構成されているの
で、以下に記載するような効果を奏する。
で、以下に記載するような効果を奏する。
網状体を鋳型の長さ方向に沿って移動させることによ
り滓をすくい取るように構成したから、従来においては
作業員が行っていた滓取り作業を自動的かつ連続的に行
うことができ、したがって作業員の負担を軽減させるこ
とができるとともに作業能率を格段に向上させることが
できる。
り滓をすくい取るように構成したから、従来においては
作業員が行っていた滓取り作業を自動的かつ連続的に行
うことができ、したがって作業員の負担を軽減させるこ
とができるとともに作業能率を格段に向上させることが
できる。
また、人手によるすくい取りと同様な軌跡で網状体を
移動させることができるので、溶湯面のほぼ全域におい
て滓のすくい取り効率が向上し、これにより、鋳型の縁
に滓が付着せず、すくい取り効率の優れた網状体を用い
ることができる。
移動させることができるので、溶湯面のほぼ全域におい
て滓のすくい取り効率が向上し、これにより、鋳型の縁
に滓が付着せず、すくい取り効率の優れた網状体を用い
ることができる。
第1図ないし第5図はこの発明の実施例を示すもので、
第1図は平面図、第2図は正面図、第3図は側面図、第
4図はパンチングメタル(網状体)の形状を示す図、第
5図はパンチングメタルの動作を説明するための図であ
る。 1……台車、2……滓取り装置本体、5……鋳型、8…
…油圧シリンダ(駆動源)、20……パンチングメタル
(網状体)、21……水平方向駆動機構、22……上下方向
駆動機構、23……回動駆動機構、24……振動機構。
第1図は平面図、第2図は正面図、第3図は側面図、第
4図はパンチングメタル(網状体)の形状を示す図、第
5図はパンチングメタルの動作を説明するための図であ
る。 1……台車、2……滓取り装置本体、5……鋳型、8…
…油圧シリンダ(駆動源)、20……パンチングメタル
(網状体)、21……水平方向駆動機構、22……上下方向
駆動機構、23……回動駆動機構、24……振動機構。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 伊藤 肇 東京都千代田区大手町1丁目5番2号 三 菱金属株式会社内 (72)発明者 安部 誠一 東京都品川区西品川1丁目27番20号 三菱 金属株式会社東京製作所内 (56)参考文献 特開 昭58−32571(JP,A)
Claims (2)
- 【請求項1】鋳型を互いに平行に並べて連続的に移送し
つつその内部に、注湯装置により溶融金属を注湯してイ
ンゴットを連続的に鋳造するようにした連続鋳造機にお
いて用いられ、前記鋳型内に注湯された溶融金属の湯面
に浮遊する滓を除去するための滓取り装置であって、 前記鋳型の移送方向に沿って往復移動する台車と、その
台車を往復移動させる駆動源と、その台車上に設けられ
た滓取り装置本体とからなり、前記滓取り装置本体は、
前記鋳型内に注湯された溶融金属の湯面に浮遊している
滓をすくい取る網状体と、その網状体を前記鋳型の長さ
方向に沿う水平方向に移動させる水平方向駆動機構と、
その網状体を上下方向に移動させる上下方向駆動機構
と、その網状体を前記鋳型の長さ方向の鉛直面内におい
て回動させる回動駆動機構と、その網状体に振動を与え
ることにより網状体に付着した滓をふるい落とす振動機
構とを具備してなることを特徴とする連続鋳造機におけ
る滓取り装置。 - 【請求項2】前記注湯装置は、供給源から常時送り込ま
れる溶融金属を貯留するタンクと、このタンクからオー
バーフローした溶融金属を受け入れる返樋を備え、前記
返樋の一部は、前記滓をすくう動作を終えた前記網状体
の下方に位置している特許請求の範囲第1項に記載の連
続鋳造機における滓取り装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP61259815A JPH0815654B2 (ja) | 1986-10-31 | 1986-10-31 | 連続鋳造機における滓取り装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP61259815A JPH0815654B2 (ja) | 1986-10-31 | 1986-10-31 | 連続鋳造機における滓取り装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS63115668A JPS63115668A (ja) | 1988-05-20 |
| JPH0815654B2 true JPH0815654B2 (ja) | 1996-02-21 |
Family
ID=17339382
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP61259815A Expired - Lifetime JPH0815654B2 (ja) | 1986-10-31 | 1986-10-31 | 連続鋳造機における滓取り装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0815654B2 (ja) |
Families Citing this family (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN105945272B (zh) * | 2016-05-20 | 2018-05-04 | 江苏永钢集团有限公司 | 连铸中间罐溢流钢渣的收集装置 |
| CN107008891B (zh) * | 2017-05-16 | 2023-02-24 | 云南驰宏锌锗股份有限公司 | 一种高效铸锭除渣装置及使用方法 |
| CN108436072B (zh) * | 2018-04-18 | 2019-11-08 | 阿坝铝厂 | 一种铝锭铸造过程中氧化膜扒除装置 |
| CN113976861A (zh) * | 2021-10-25 | 2022-01-28 | 天能电池(芜湖)有限公司 | 一种免入槽式铸焊机 |
| CN116079041B (zh) * | 2023-02-07 | 2023-08-18 | 浙江玮宏金属制品有限公司 | 一种铝合金锭制备装置及方法 |
| CN117380948B (zh) * | 2023-12-11 | 2024-03-08 | 兴化市鹏鼎锌品厂 | 一种用于锌锭生产的加工设备 |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5832571A (ja) * | 1981-08-19 | 1983-02-25 | Sumitomo Alum Smelt Co Ltd | 連続自動滓取装置 |
-
1986
- 1986-10-31 JP JP61259815A patent/JPH0815654B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS63115668A (ja) | 1988-05-20 |
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