JPH0817166B2 - 超薄膜soi基板の製造方法及び製造装置 - Google Patents
超薄膜soi基板の製造方法及び製造装置Info
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- JPH0817166B2 JPH0817166B2 JP3124779A JP12477991A JPH0817166B2 JP H0817166 B2 JPH0817166 B2 JP H0817166B2 JP 3124779 A JP3124779 A JP 3124779A JP 12477991 A JP12477991 A JP 12477991A JP H0817166 B2 JPH0817166 B2 JP H0817166B2
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- H10P90/19—Preparing inhomogeneous wafers
- H10P90/1904—Preparing vertically inhomogeneous wafers
- H10P90/1906—Preparing SOI wafers
- H10P90/1914—Preparing SOI wafers using bonding
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- G01B—MEASURING LENGTH, THICKNESS OR SIMILAR LINEAR DIMENSIONS; MEASURING ANGLES; MEASURING AREAS; MEASURING IRREGULARITIES OF SURFACES OR CONTOURS
- G01B11/00—Measuring arrangements characterised by the use of optical techniques
- G01B11/02—Measuring arrangements characterised by the use of optical techniques for measuring length, width or thickness
- G01B11/06—Measuring arrangements characterised by the use of optical techniques for measuring length, width or thickness for measuring thickness ; e.g. of sheet material
- G01B11/0616—Measuring arrangements characterised by the use of optical techniques for measuring length, width or thickness for measuring thickness ; e.g. of sheet material of coating
- G01B11/0683—Measuring arrangements characterised by the use of optical techniques for measuring length, width or thickness for measuring thickness ; e.g. of sheet material of coating measurement during deposition or removal of the layer
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- H10P50/24—Dry etching; Plasma etching; Reactive-ion etching of semiconductor materials
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- H10W10/10—Isolation regions comprising dielectric materials
- H10W10/181—Semiconductor-on-insulator [SOI] isolation regions, e.g. buried oxide regions of SOI wafers
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- Physics & Mathematics (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Drying Of Semiconductors (AREA)
- Testing Or Measuring Of Semiconductors Or The Like (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、SOI(Silic
on On Insulator)基板における単結晶
超薄膜層の製造方法に関し、さらに詳しくは、誘電体基
板上に接合された単結晶シリコン層の超薄膜化のための
薄膜化方法および膜厚制御方法に係わるものである。
on On Insulator)基板における単結晶
超薄膜層の製造方法に関し、さらに詳しくは、誘電体基
板上に接合された単結晶シリコン層の超薄膜化のための
薄膜化方法および膜厚制御方法に係わるものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の誘電体基板上の単結晶シ
リコン超薄膜を得る手法として次の各手法が提案されて
いる。第1の手法は、誘電体結晶、例えば、単結晶サフ
ァイア基板上に単結晶シリコン薄膜をエピタキシャル成
長させる、いわゆるSOS(Silicon On S
apphire)法である。
リコン超薄膜を得る手法として次の各手法が提案されて
いる。第1の手法は、誘電体結晶、例えば、単結晶サフ
ァイア基板上に単結晶シリコン薄膜をエピタキシャル成
長させる、いわゆるSOS(Silicon On S
apphire)法である。
【0003】第2の手法は、イオンインプラ装置を用
い、単結晶シリコン基板に酸素イオンを打ち込んだ後、
これをアニール処理することにより、当該単結晶シリコ
ン基板での特定深さの部分に対して酸化膜層を形成させ
る、 いわゆる,SIMOX(Separation b
y IMplantation Oxygen)法であ
る。
い、単結晶シリコン基板に酸素イオンを打ち込んだ後、
これをアニール処理することにより、当該単結晶シリコ
ン基板での特定深さの部分に対して酸化膜層を形成させ
る、 いわゆる,SIMOX(Separation b
y IMplantation Oxygen)法であ
る。
【0004】第3の手法は単結晶シリコン基板の表面に
熱酸化膜を形成させ、かつ当該熱酸化膜上に多結晶状,
もしくはアモルファス状のシリコン膜を被着させた後
に、当該シリコン膜に対して電子線,あるいはレーザー
光線などのエネルギービームを線状に照射させ、かつ当
該照射方向を順次直角方向に走査させて、核単結晶シリ
コン層を融解・凝固させることで、当該シリコン膜を基
板表面の全体に亘って単結晶化させる、いわゆるZMR
(Zone Melt Recrystallizat
ion)法である。これらの手法は、誘電体上の単結晶
シリコン薄膜を得る方法として有用なものであるが、と
もに、単結晶シリコン薄膜に多量の結晶欠陥を含むとい
う欠点を有している(T.D.Stanley and
P.K.Vasudev,Solid State T
echnology,Nov.1990,p58)。
熱酸化膜を形成させ、かつ当該熱酸化膜上に多結晶状,
もしくはアモルファス状のシリコン膜を被着させた後
に、当該シリコン膜に対して電子線,あるいはレーザー
光線などのエネルギービームを線状に照射させ、かつ当
該照射方向を順次直角方向に走査させて、核単結晶シリ
コン層を融解・凝固させることで、当該シリコン膜を基
板表面の全体に亘って単結晶化させる、いわゆるZMR
(Zone Melt Recrystallizat
ion)法である。これらの手法は、誘電体上の単結晶
シリコン薄膜を得る方法として有用なものであるが、と
もに、単結晶シリコン薄膜に多量の結晶欠陥を含むとい
う欠点を有している(T.D.Stanley and
P.K.Vasudev,Solid State T
echnology,Nov.1990,p58)。
【0005】一方、第4の手法として接合SOI法があ
る。この接合SOI構造の基板は、2枚の単結晶シリコ
ン基板を用い、その少なくとも一方を酸化処理すること
で、当該酸化処理した基板の表面に酸化膜を形成してお
き、まず、これらの各単結晶シリコン基板のそれぞれ
を、少なくとも一方に形成されている酸化膜が中間層に
なるようにして重ね合わせた後、両者を所定温度に加熱
して接合させ、次いで、上層側の基板を研磨加工するこ
とにより薄膜化させたものである。この手法では単結晶
シリコン薄膜は元来単結晶シリコン基板を研磨により薄
膜化したものであるから、結晶性は薄膜前基板と同等で
あり、他の3手法よりも極めて優れている。但し、現状
ではこの手法により1μm 以下の均一な厚さを有する薄
膜を得るのは研磨精度上困難が多い。
る。この接合SOI構造の基板は、2枚の単結晶シリコ
ン基板を用い、その少なくとも一方を酸化処理すること
で、当該酸化処理した基板の表面に酸化膜を形成してお
き、まず、これらの各単結晶シリコン基板のそれぞれ
を、少なくとも一方に形成されている酸化膜が中間層に
なるようにして重ね合わせた後、両者を所定温度に加熱
して接合させ、次いで、上層側の基板を研磨加工するこ
とにより薄膜化させたものである。この手法では単結晶
シリコン薄膜は元来単結晶シリコン基板を研磨により薄
膜化したものであるから、結晶性は薄膜前基板と同等で
あり、他の3手法よりも極めて優れている。但し、現状
ではこの手法により1μm 以下の均一な厚さを有する薄
膜を得るのは研磨精度上困難が多い。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】微細高速CMOS I
C 用として単結晶シリコン薄層厚500nm以下の極
薄SOI構造が注目を浴びている。特に1G DRAM
用としては、単結晶シリコン薄層厚100nmの超極薄
SOI構造が必要とされている。このような超極薄膜で
はその厚さのバラツキが、平均膜厚に対して±10%以
内の高精度に制御形成されていることなど要求される。
なぜならば、超極薄膜単結晶シリコン層でのバラツキ
は、とりもなおさず同層内に形成される各素子の電気的
特性にバラツキをもたらすという重大な影響があるから
である。
C 用として単結晶シリコン薄層厚500nm以下の極
薄SOI構造が注目を浴びている。特に1G DRAM
用としては、単結晶シリコン薄層厚100nmの超極薄
SOI構造が必要とされている。このような超極薄膜で
はその厚さのバラツキが、平均膜厚に対して±10%以
内の高精度に制御形成されていることなど要求される。
なぜならば、超極薄膜単結晶シリコン層でのバラツキ
は、とりもなおさず同層内に形成される各素子の電気的
特性にバラツキをもたらすという重大な影響があるから
である。
【0007】しかし、接合SOI構造の単結晶シリコン
薄膜の厚さバラツキは、現行の研磨精度では150mm
φウェ−ハにおいてせいぜい±0. 3μmであり、将来
的の技術改良によっても±0. 1μmレベル程度までし
か改善されると予想されていない。現行の研磨レベルで
は、例えば、当該SOI構造シリコン基板における単結
晶薄膜層の平均層厚が0.50μmであるとすれば、そ
の最厚部においては、おおよそ0.80μm程度の膜
厚,最薄部においては、おおよそ0.20μm程度の膜
厚となると考えなければならず、これらの差,0.60
μmは、ここでの平均的な膜厚以上になる。また、平均
膜厚が0.30μm以下の単結晶シリコン薄膜を有する
SOI構造基板を製造しようとすると、その研磨加工中
に当該単結晶薄膜の一部が完全に失われることにすらな
りかねないのである。
薄膜の厚さバラツキは、現行の研磨精度では150mm
φウェ−ハにおいてせいぜい±0. 3μmであり、将来
的の技術改良によっても±0. 1μmレベル程度までし
か改善されると予想されていない。現行の研磨レベルで
は、例えば、当該SOI構造シリコン基板における単結
晶薄膜層の平均層厚が0.50μmであるとすれば、そ
の最厚部においては、おおよそ0.80μm程度の膜
厚,最薄部においては、おおよそ0.20μm程度の膜
厚となると考えなければならず、これらの差,0.60
μmは、ここでの平均的な膜厚以上になる。また、平均
膜厚が0.30μm以下の単結晶シリコン薄膜を有する
SOI構造基板を製造しようとすると、その研磨加工中
に当該単結晶薄膜の一部が完全に失われることにすらな
りかねないのである。
【0008】そこで我々は前回、紫外光により励起され
た化学的気相腐食作用を利用した接合SOI構造の単結
晶シリコン薄膜の厚さの均一化方法を出願した。その出
願では、接合SOI薄膜表面を予め仮想的に分割して所
定の微小区画を設定すると共に、化学的気相腐食前にお
いて各微小区画毎に単結晶シリコン薄膜厚を測定してお
き、この状態において、腐食反応ガスとしての弗素系,
または塩素系のガス雰囲気下で、当該各微小区画毎に、
化学的気相腐食終了後の単結晶シリコン薄膜厚がすべて
の微小区画において一定となるように調節された照射量
のランプもしくはエキシマレーザーを光源とする紫外光
を照射して、この紫外光により、弗素,または、塩素分
子,もしくはその化合物を分解させ、シリコンに対して
化学的気層腐食作用を有する弗素,または塩素ラジカ
ル,もしくはこれらの原子を含む分子の活性種を発生さ
せて、単結晶シリコン層の化学的気相腐食反応による薄
膜化を行わせ、当該薄膜厚のバラツキを高精度に制御し
得るようにした。実際の単結晶シリコン層の薄膜均一化
では、微小区画毎の薄膜厚測定と化学的気相腐食反応を
複数回にわたって繰り返して行なうことにより、より均
一な厚さを有する薄膜を得ることができる。
た化学的気相腐食作用を利用した接合SOI構造の単結
晶シリコン薄膜の厚さの均一化方法を出願した。その出
願では、接合SOI薄膜表面を予め仮想的に分割して所
定の微小区画を設定すると共に、化学的気相腐食前にお
いて各微小区画毎に単結晶シリコン薄膜厚を測定してお
き、この状態において、腐食反応ガスとしての弗素系,
または塩素系のガス雰囲気下で、当該各微小区画毎に、
化学的気相腐食終了後の単結晶シリコン薄膜厚がすべて
の微小区画において一定となるように調節された照射量
のランプもしくはエキシマレーザーを光源とする紫外光
を照射して、この紫外光により、弗素,または、塩素分
子,もしくはその化合物を分解させ、シリコンに対して
化学的気層腐食作用を有する弗素,または塩素ラジカ
ル,もしくはこれらの原子を含む分子の活性種を発生さ
せて、単結晶シリコン層の化学的気相腐食反応による薄
膜化を行わせ、当該薄膜厚のバラツキを高精度に制御し
得るようにした。実際の単結晶シリコン層の薄膜均一化
では、微小区画毎の薄膜厚測定と化学的気相腐食反応を
複数回にわたって繰り返して行なうことにより、より均
一な厚さを有する薄膜を得ることができる。
【0009】ところで単結晶シリコン膜の膜厚測定方法
は大別して2通りある。第1の方法はウェ−ハを化学的
気相腐食反応容器内より取り出して測定する方法であ
る。この方法では酸化シリコン膜上の単結晶シリコン膜
厚測定器のほとんどあらゆるものが使用でき、また基板
上の多点測定において測定位置を変更させるのに測定器
を移動させるか、または基板を自身を動かすかの自由度
があり、さらに測定点1点当りの測定速度は1秒を下回
るものも実用化されつつあるなど、汎用性・高速測定に
おいて利点がある。しかし基板を化学的気相腐食反応容
器から取り出すために、容器内の置換等を行なわなけれ
ばならず時間がかかる欠点がある。
は大別して2通りある。第1の方法はウェ−ハを化学的
気相腐食反応容器内より取り出して測定する方法であ
る。この方法では酸化シリコン膜上の単結晶シリコン膜
厚測定器のほとんどあらゆるものが使用でき、また基板
上の多点測定において測定位置を変更させるのに測定器
を移動させるか、または基板を自身を動かすかの自由度
があり、さらに測定点1点当りの測定速度は1秒を下回
るものも実用化されつつあるなど、汎用性・高速測定に
おいて利点がある。しかし基板を化学的気相腐食反応容
器から取り出すために、容器内の置換等を行なわなけれ
ばならず時間がかかる欠点がある。
【0010】第2の方法は基板を化学的気相腐食反応容
器内に置いたまま単結晶シリコン膜の膜厚を測定するも
のである。この方法では基板を容器から取り出さず測定
できる利点はあるが、反面、測定器を反応器外部に置く
と測定距離が長くなり、また測定位置の変更のための測
定器の移動もしくは基板の移動と伴って測定誤差を生む
原因となる。さらに基板移動機構を容器内に置くか、あ
るいは測定器ごと容器内に収納すると装置が大きく複雑
なものになってしまう欠点がある。
器内に置いたまま単結晶シリコン膜の膜厚を測定するも
のである。この方法では基板を容器から取り出さず測定
できる利点はあるが、反面、測定器を反応器外部に置く
と測定距離が長くなり、また測定位置の変更のための測
定器の移動もしくは基板の移動と伴って測定誤差を生む
原因となる。さらに基板移動機構を容器内に置くか、あ
るいは測定器ごと容器内に収納すると装置が大きく複雑
なものになってしまう欠点がある。
【0011】本発明は上記の問題を解決しようとするも
のでその目的は、接合SOI薄膜の紫外線により励起さ
れた化学的気相腐食反応により薄膜均一化を行う上で、
単結晶シリコン薄膜厚測定の度毎に基板を化学的気相腐
食反応容器より取り出すことなく、かつ単結晶シリコン
薄膜厚測定位置変更のための機構を反応容器内外に設置
することなく、効率的で簡便な膜厚測定を行い、その結
果当該薄膜厚のバラツキを高精度に制御し得るようにす
る方法及び装置を提供することにある。
のでその目的は、接合SOI薄膜の紫外線により励起さ
れた化学的気相腐食反応により薄膜均一化を行う上で、
単結晶シリコン薄膜厚測定の度毎に基板を化学的気相腐
食反応容器より取り出すことなく、かつ単結晶シリコン
薄膜厚測定位置変更のための機構を反応容器内外に設置
することなく、効率的で簡便な膜厚測定を行い、その結
果当該薄膜厚のバラツキを高精度に制御し得るようにす
る方法及び装置を提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、本発明の誘電体基板上に接合された単結晶シリコン
超薄膜を有する超薄膜SOI基板の製造方法は、誘電体
基板上に接合された単結晶シリコン超薄膜を有する超薄
膜SOI基板の製造方法であって、予め薄膜化されたS
OI基板の単結晶薄膜に可視光を照射した際に当該薄膜
の厚さ分布に対応して出現する干渉縞群を観察しなが
ら、前記干渉縞群のうち最大膜厚に対応する干渉縞に囲
まれた領域のみを選択的に、紫外光により励起された化
学的気相腐食作用により、当該干渉縞が消滅するまで薄
膜化を行わせ、次いで前記干渉縞消滅後に新たに最大膜
厚に対応するようになった干渉縞に囲まれた領域に関し
ても同様に当該干渉縞が消滅するまで選択的薄膜化を行
わせ、この操作を順次、基板上の薄膜に干渉縞がすべて
無くなるまで繰返すことにより、当該基板上の薄膜を超
薄膜化すると共に薄膜厚のバラツキを高精度に制御し得
るようにしたことを特徴とする。
に、本発明の誘電体基板上に接合された単結晶シリコン
超薄膜を有する超薄膜SOI基板の製造方法は、誘電体
基板上に接合された単結晶シリコン超薄膜を有する超薄
膜SOI基板の製造方法であって、予め薄膜化されたS
OI基板の単結晶薄膜に可視光を照射した際に当該薄膜
の厚さ分布に対応して出現する干渉縞群を観察しなが
ら、前記干渉縞群のうち最大膜厚に対応する干渉縞に囲
まれた領域のみを選択的に、紫外光により励起された化
学的気相腐食作用により、当該干渉縞が消滅するまで薄
膜化を行わせ、次いで前記干渉縞消滅後に新たに最大膜
厚に対応するようになった干渉縞に囲まれた領域に関し
ても同様に当該干渉縞が消滅するまで選択的薄膜化を行
わせ、この操作を順次、基板上の薄膜に干渉縞がすべて
無くなるまで繰返すことにより、当該基板上の薄膜を超
薄膜化すると共に薄膜厚のバラツキを高精度に制御し得
るようにしたことを特徴とする。
【0013】また、本発明の製造装置は、可視光照射手
段と、該可視光照射手段から予め薄膜化されたSOI基
板の単結晶薄膜に可視光を照射した際に当該薄膜の厚さ
分布に対応して出現するする干渉縞群を観察するための
干渉縞群観察手段と、紫外光の光源と、紫外光の光路を
照射位置に応じて変動させる光路変動手段と、紫外光の
光束を絞り込むための光学レンズ系と、該干渉縞群のう
ち最大膜厚に対応する干渉縞に囲まれた領域を選択する
と共に光路変動手段と光学レンズ系を制御して、紫外光
の光束の照射位置を変化させる制御手段と、紫外光によ
り励起され化学的気相腐食作用をなす化学種を供給する
供給手段とを備えたことを特徴とする。
段と、該可視光照射手段から予め薄膜化されたSOI基
板の単結晶薄膜に可視光を照射した際に当該薄膜の厚さ
分布に対応して出現するする干渉縞群を観察するための
干渉縞群観察手段と、紫外光の光源と、紫外光の光路を
照射位置に応じて変動させる光路変動手段と、紫外光の
光束を絞り込むための光学レンズ系と、該干渉縞群のう
ち最大膜厚に対応する干渉縞に囲まれた領域を選択する
と共に光路変動手段と光学レンズ系を制御して、紫外光
の光束の照射位置を変化させる制御手段と、紫外光によ
り励起され化学的気相腐食作用をなす化学種を供給する
供給手段とを備えたことを特徴とする。
【0014】次に、本発明を詳しく説明する。実際の接
合SOI基板に可視光を照射すると、その単結晶シリコ
ン薄膜厚のバラツキに応じて暗線部と明線部からなる光
学的干渉縞群が発生する。以下本発明では便宜上単に暗
線部を干渉縞と呼び、暗線部からなる模様を干渉縞群と
呼ぶことにする。この干渉縞群そのものは単結晶シリコ
ン薄膜の厚さバラツキのよい指標となる。相隣合う2本
の干渉縞が示す単結晶シリコン薄膜厚の差は、照射する
光の波長により異なっており、例えば、波長440nm
の青色光を用いると約45nm、波長640nmの赤色
光を用いると約80nmとなる。前記干渉縞群のうち最
高膜厚に対応する縞(以下最高次干渉縞と呼ぶ)に囲ま
れた領域のみに紫外光を照射することにより、選択的に
当該領域にのみ化学的気相腐食を行うことができる。こ
の領域に紫外光を単位面積あたりの照射量が均一になる
ように照射すると当該領域が均一に腐食され、その結
果、最高次干渉縞が若干量内側に移行する。この操作を
繰返すと最高次干渉縞に囲まれた領域が消滅し、腐食反
応開始前に最高次干渉縞に囲まれていた領域はすべて次
最高次干渉縞に囲まれた領域の一部となる。次いで次最
高次干渉縞に囲まれた領域に関し同様に選択的に化学的
気相腐食作用を行い、次最高次干渉縞を消滅させる。こ
れらの操作を基板上に干渉縞が無くなるまで繰返すこと
により、当該基板上の薄膜厚さのバラツキを干渉縞間隔
以下となるように制御し得る。より厳密に言えば、上記
方法では基板全面が1つの明線部となり、また明線部
は、通常干渉縞間隔の約2/3〜3/4であるから、薄
膜厚さのバラツキは干渉縞間隔の2/3〜3/4とな
る。このバラツキは波長440nmの青色光を用いると
±15〜17nmに相当する。
合SOI基板に可視光を照射すると、その単結晶シリコ
ン薄膜厚のバラツキに応じて暗線部と明線部からなる光
学的干渉縞群が発生する。以下本発明では便宜上単に暗
線部を干渉縞と呼び、暗線部からなる模様を干渉縞群と
呼ぶことにする。この干渉縞群そのものは単結晶シリコ
ン薄膜の厚さバラツキのよい指標となる。相隣合う2本
の干渉縞が示す単結晶シリコン薄膜厚の差は、照射する
光の波長により異なっており、例えば、波長440nm
の青色光を用いると約45nm、波長640nmの赤色
光を用いると約80nmとなる。前記干渉縞群のうち最
高膜厚に対応する縞(以下最高次干渉縞と呼ぶ)に囲ま
れた領域のみに紫外光を照射することにより、選択的に
当該領域にのみ化学的気相腐食を行うことができる。こ
の領域に紫外光を単位面積あたりの照射量が均一になる
ように照射すると当該領域が均一に腐食され、その結
果、最高次干渉縞が若干量内側に移行する。この操作を
繰返すと最高次干渉縞に囲まれた領域が消滅し、腐食反
応開始前に最高次干渉縞に囲まれていた領域はすべて次
最高次干渉縞に囲まれた領域の一部となる。次いで次最
高次干渉縞に囲まれた領域に関し同様に選択的に化学的
気相腐食作用を行い、次最高次干渉縞を消滅させる。こ
れらの操作を基板上に干渉縞が無くなるまで繰返すこと
により、当該基板上の薄膜厚さのバラツキを干渉縞間隔
以下となるように制御し得る。より厳密に言えば、上記
方法では基板全面が1つの明線部となり、また明線部
は、通常干渉縞間隔の約2/3〜3/4であるから、薄
膜厚さのバラツキは干渉縞間隔の2/3〜3/4とな
る。このバラツキは波長440nmの青色光を用いると
±15〜17nmに相当する。
【0015】上記方法を発展させ、さらにバラツキを小
さくするには少なくとも2つの方法が考えられる。1つ
は基板全面が1つの明線部となった後、さらに基板全面
を均一に化学的気相腐食させ干渉縞、すなわち暗線部を
発生させ、明線部領域のみを選択的に化学的気相腐食さ
せ基板全面を暗線部とする方法である。この際の薄膜厚
さのバラツキは、波長 440nmの青色光を用いると
±6〜8nmに相当する。もう1つの方法は基板全面が
1つの明線部となった後、照射光の波長を僅かに変化さ
せ、基板上に暗線部を故意に発生させるものである。波
長微変化により基板全面が1つの暗線部となれば、この
際の薄膜厚さのバラツキは波長440nm付近の青色光
を用いた場合は前記とほぼ等しく約±6〜8nmに相当
する。もし照射光波長の微変化により基板面すべてを1
つの暗線部とすることができずに暗線部と明線部が共存
すれば、照射光波長を暗線部を明線部に対して膜厚が厚
くなるよう調整し、暗線部領域のみを選択的に化学的気
相腐食させこの部分の薄膜化を行うことにより暗線部を
消滅させる。これらの操作を照射光波長の微変化により
基板面すべてが1つの暗線部となるまで続ける。この結
果、薄膜厚さのバラツキは波長440nm付近の青色光
を用いた場合は前記とほぼ等しく約±6〜8nmに相当
する。
さくするには少なくとも2つの方法が考えられる。1つ
は基板全面が1つの明線部となった後、さらに基板全面
を均一に化学的気相腐食させ干渉縞、すなわち暗線部を
発生させ、明線部領域のみを選択的に化学的気相腐食さ
せ基板全面を暗線部とする方法である。この際の薄膜厚
さのバラツキは、波長 440nmの青色光を用いると
±6〜8nmに相当する。もう1つの方法は基板全面が
1つの明線部となった後、照射光の波長を僅かに変化さ
せ、基板上に暗線部を故意に発生させるものである。波
長微変化により基板全面が1つの暗線部となれば、この
際の薄膜厚さのバラツキは波長440nm付近の青色光
を用いた場合は前記とほぼ等しく約±6〜8nmに相当
する。もし照射光波長の微変化により基板面すべてを1
つの暗線部とすることができずに暗線部と明線部が共存
すれば、照射光波長を暗線部を明線部に対して膜厚が厚
くなるよう調整し、暗線部領域のみを選択的に化学的気
相腐食させこの部分の薄膜化を行うことにより暗線部を
消滅させる。これらの操作を照射光波長の微変化により
基板面すべてが1つの暗線部となるまで続ける。この結
果、薄膜厚さのバラツキは波長440nm付近の青色光
を用いた場合は前記とほぼ等しく約±6〜8nmに相当
する。
【0016】逆に単結晶シリコン薄膜厚さのバラツキ許
容値が大きければ、例えば、もし膜厚バラツキ許容値が
n本の干渉縞が示す薄膜厚差よりも大であるならば、最
高n本の干渉縞が残った時点で化学的気相腐食作用を停
止し終了してもよい。
容値が大きければ、例えば、もし膜厚バラツキ許容値が
n本の干渉縞が示す薄膜厚差よりも大であるならば、最
高n本の干渉縞が残った時点で化学的気相腐食作用を停
止し終了してもよい。
【0017】さて、腐食作用開始基板は、SOI構造の
接合シリコン基板で、その単結晶シリコン層を研磨によ
り膜厚分布を高精度に均一にしたものを用いることが望
ましい。例えば、単結晶シリコン層厚さが0.10±
0.01μmの極超薄膜化されたSOIを得るために
は、出発基板として現行の研磨精度で最もよく、かつそ
の最薄部の厚さが目標厚さよりも大きい0.40±0.
30μmの超薄膜化されたSOI構造の接合基板を用い
るとよい。出発基板として液相もしくは気相での腐食作
用により薄膜化された接合基板も使用することはできる
が、現行での膜厚分布精度は研磨よりも劣るので、その
ぶん本発明による化学的気相腐食反応による薄膜化に要
する時間が長くなる欠点がある。
接合シリコン基板で、その単結晶シリコン層を研磨によ
り膜厚分布を高精度に均一にしたものを用いることが望
ましい。例えば、単結晶シリコン層厚さが0.10±
0.01μmの極超薄膜化されたSOIを得るために
は、出発基板として現行の研磨精度で最もよく、かつそ
の最薄部の厚さが目標厚さよりも大きい0.40±0.
30μmの超薄膜化されたSOI構造の接合基板を用い
るとよい。出発基板として液相もしくは気相での腐食作
用により薄膜化された接合基板も使用することはできる
が、現行での膜厚分布精度は研磨よりも劣るので、その
ぶん本発明による化学的気相腐食反応による薄膜化に要
する時間が長くなる欠点がある。
【0018】また、単結晶シリコン層厚さが0.10±
0.01μmの極超薄膜化されたSOIを得るために、
出発基板として0.45±0.30μmもしくはそれよ
りも中央値の大きい超薄膜化されたSOI構造の接合基
板を用いることもできる。この場合は膜厚バラツキを本
出願の化学的気相腐食作用により±0.01μmとした
後、単結晶シリコン薄膜全面の熱酸化とそれに続いての
酸化膜除去、もしくは単結晶シリコン薄膜の全面ドライ
エッチにより薄膜全面にわたり均一に薄膜化して、最終
的に単結晶シリコン薄膜厚さを0.10±0.01μm
とすることもできる。
0.01μmの極超薄膜化されたSOIを得るために、
出発基板として0.45±0.30μmもしくはそれよ
りも中央値の大きい超薄膜化されたSOI構造の接合基
板を用いることもできる。この場合は膜厚バラツキを本
出願の化学的気相腐食作用により±0.01μmとした
後、単結晶シリコン薄膜全面の熱酸化とそれに続いての
酸化膜除去、もしくは単結晶シリコン薄膜の全面ドライ
エッチにより薄膜全面にわたり均一に薄膜化して、最終
的に単結晶シリコン薄膜厚さを0.10±0.01μm
とすることもできる。
【0019】
【作用】接合SOI薄膜に波長λの光を薄膜面法線に対
しθの角度で入射すると、一部の光は薄膜表面で反射
し、他の光は薄膜を透過し薄膜と接合酸化膜界面で反射
した後、薄膜外部に飛出す。薄膜厚をd、薄膜内部への
入射角をψとすると、初等光学より前記2光の光路差は
2dcosθとなる。また、n(λ)を真空中における
波長λの光に対するシリコン単結晶の屈折率とすると、
薄膜中における光の波長はλ/n(λ)となることか
ら、2光が干渉して明るくなる条件および暗くなる条件
は、 明るくなる条件(明線部): 2dcosψ =(m−1/2)・λ/n(λ) (式1) 暗くなる条件(暗線部) : 2dcosψ = m・λ/n(λ) (式2) となる。ここでmは任意の自然数である。また、明るく
なる条件で1/2を減ずるのは単結晶シリコン薄膜の表
面で反射する光はπだけ位相がずれるのに対し、薄膜と
結合酸化膜界面で反射した光は位相がずれないからであ
る。
しθの角度で入射すると、一部の光は薄膜表面で反射
し、他の光は薄膜を透過し薄膜と接合酸化膜界面で反射
した後、薄膜外部に飛出す。薄膜厚をd、薄膜内部への
入射角をψとすると、初等光学より前記2光の光路差は
2dcosθとなる。また、n(λ)を真空中における
波長λの光に対するシリコン単結晶の屈折率とすると、
薄膜中における光の波長はλ/n(λ)となることか
ら、2光が干渉して明るくなる条件および暗くなる条件
は、 明るくなる条件(明線部): 2dcosψ =(m−1/2)・λ/n(λ) (式1) 暗くなる条件(暗線部) : 2dcosψ = m・λ/n(λ) (式2) となる。ここでmは任意の自然数である。また、明るく
なる条件で1/2を減ずるのは単結晶シリコン薄膜の表
面で反射する光はπだけ位相がずれるのに対し、薄膜と
結合酸化膜界面で反射した光は位相がずれないからであ
る。
【0020】今、波長λの光を入射角θを0、すなわち
接合SOI薄膜に対し直角に薄膜全面に照射すると、ψ
=0となり、式2に従い、薄膜表面の結合酸化膜よりの
距離がλ/2n(λ)の倍数となる毎に暗線部、ここで
も以後暗線部を単に干渉縞と呼ぶことにする、が生成す
る。より厳密に言えば、結合酸化膜よりm・λ/2n
(λ)の距離となる仮想等高面を考えると、この仮想面
が薄膜表面と交わる箇所にm次干渉縞が発生することに
なる。膜厚の最高値、最低値をそれぞれhmax 、hmin
とし、また、mmax およびmmin を mmax < 2hmax ・n(λ)/λ < mmax +1 (式3) mmin −1 < 2hmin ・n(λ) /λ < mmin (式4) とすると、薄膜表面にはmmax 次からmmin 次までの
(mmax −mmin +1)種類の干渉縞群ができる。
接合SOI薄膜に対し直角に薄膜全面に照射すると、ψ
=0となり、式2に従い、薄膜表面の結合酸化膜よりの
距離がλ/2n(λ)の倍数となる毎に暗線部、ここで
も以後暗線部を単に干渉縞と呼ぶことにする、が生成す
る。より厳密に言えば、結合酸化膜よりm・λ/2n
(λ)の距離となる仮想等高面を考えると、この仮想面
が薄膜表面と交わる箇所にm次干渉縞が発生することに
なる。膜厚の最高値、最低値をそれぞれhmax 、hmin
とし、また、mmax およびmmin を mmax < 2hmax ・n(λ)/λ < mmax +1 (式3) mmin −1 < 2hmin ・n(λ) /λ < mmin (式4) とすると、薄膜表面にはmmax 次からmmin 次までの
(mmax −mmin +1)種類の干渉縞群ができる。
【0021】次に干渉縞群の内、最高次の干渉縞を見出
すためには、薄膜全面にわたって干渉縞の次数の高くな
る方向をも知る必要がある。すなわち、薄膜全面にわた
って干渉縞群の互に隣接する2本の干渉縞の内どちらが
より高次の干渉縞であるか識別する必要がある。この2
本の干渉縞次数の大小を判別するためには少なくとも2
通りの手段が考えられる。
すためには、薄膜全面にわたって干渉縞の次数の高くな
る方向をも知る必要がある。すなわち、薄膜全面にわた
って干渉縞群の互に隣接する2本の干渉縞の内どちらが
より高次の干渉縞であるか識別する必要がある。この2
本の干渉縞次数の大小を判別するためには少なくとも2
通りの手段が考えられる。
【0022】第1の手段は、干渉縞の両側の明るい部分
の最も輝度の高くなるところにおいてその輝度を比較観
察することである。この部分よりの反射光は一旦薄膜を
透過し結合界面によって反射する光とそれと同一位相を
有する接合SOI薄膜表面における反射光との合成光で
あるが、一旦薄膜に入射した可視光はシリコンにより吸
収されその強度はシリコン中を進む距離の増加に伴い指
数的に減少するので、その結果、薄膜が厚いほど上記合
成光の強度は弱くなる。従って、干渉縞両側の明るい部
分の輝度を比較することにより干渉縞のどちらの側が膜
厚が大であるかわかり、これより干渉縞の次数の高くな
る方向を知ることができる。
の最も輝度の高くなるところにおいてその輝度を比較観
察することである。この部分よりの反射光は一旦薄膜を
透過し結合界面によって反射する光とそれと同一位相を
有する接合SOI薄膜表面における反射光との合成光で
あるが、一旦薄膜に入射した可視光はシリコンにより吸
収されその強度はシリコン中を進む距離の増加に伴い指
数的に減少するので、その結果、薄膜が厚いほど上記合
成光の強度は弱くなる。従って、干渉縞両側の明るい部
分の輝度を比較することにより干渉縞のどちらの側が膜
厚が大であるかわかり、これより干渉縞の次数の高くな
る方向を知ることができる。
【0023】第2の手段は、異なる2波長の光を用い、
干渉縞群の移動を観察することである。今1つの入射波
長から干渉縞群を得る。次に入射波長をわずかに高波長
もしくは低波長側にシフトすると、それに伴い干渉縞群
は移動する。入射波長を高波長側にシフトした場合、干
渉縞は次数の大きくなる方向に移動する。逆に低波長側
にシフトすると干渉縞は次数の低くなる方向に移動す
る。従って、波長をシフトした場合の干渉縞群の移動よ
り干渉縞の次数の高くなる方向を知ることができる。
干渉縞群の移動を観察することである。今1つの入射波
長から干渉縞群を得る。次に入射波長をわずかに高波長
もしくは低波長側にシフトすると、それに伴い干渉縞群
は移動する。入射波長を高波長側にシフトした場合、干
渉縞は次数の大きくなる方向に移動する。逆に低波長側
にシフトすると干渉縞は次数の低くなる方向に移動す
る。従って、波長をシフトした場合の干渉縞群の移動よ
り干渉縞の次数の高くなる方向を知ることができる。
【0024】図1により化学的気相腐食反応に伴う干渉
縞一の移動を説明する。図1において、aは化学的気相
腐食前の膜面、bは化学的気相腐食前の最高干渉縞位
置、cは第1回化学的気相腐食反応後の膜面、dは第1
回化学的気相腐食後の最高次干渉縞位置、eは第2回化
学的気相腐食反応後の膜面、fは第2回化学的気相腐食
後の最高次干渉縞位置、gは最高次干渉縞消滅後の膜
面、hは最高干渉縞発生等高面、iは次最高次干渉縞発
生等高面を示す。接合SOI薄膜の最高次干渉縞に囲ま
れた領域のみに紫外線を単位面積あたりの照射量が均一
になるように照射すると、図1に示すように当該領域が
均一に腐食され( 第1回目の化学的気相腐食反応) 、そ
の結果、最高次干渉縞は内側に移行する。さらに移行後
の最高次干渉縞に囲まれた領域にのみ同様に紫外線を照
射し、第2回目の化学的気相腐食反応を起こすと干渉縞
はさらに内側に移行する。この操作を最高次干渉縞に囲
まれた領域が消滅するまで繰返すと、腐食反応開始前に
最高次干渉縞に囲まれていた領域はすべて次最高次干渉
縞に囲まれた領域となる。次いで次最高次干渉縞に囲ま
れた領域に関し同様に選択的に化学的気相腐食作用を行
う。これらの操作を基板上の干渉縞が無くなるまで繰返
すことにより、当該基板上の薄膜層厚のバラツキを干渉
縞間隔以下となるように制御し得る。
縞一の移動を説明する。図1において、aは化学的気相
腐食前の膜面、bは化学的気相腐食前の最高干渉縞位
置、cは第1回化学的気相腐食反応後の膜面、dは第1
回化学的気相腐食後の最高次干渉縞位置、eは第2回化
学的気相腐食反応後の膜面、fは第2回化学的気相腐食
後の最高次干渉縞位置、gは最高次干渉縞消滅後の膜
面、hは最高干渉縞発生等高面、iは次最高次干渉縞発
生等高面を示す。接合SOI薄膜の最高次干渉縞に囲ま
れた領域のみに紫外線を単位面積あたりの照射量が均一
になるように照射すると、図1に示すように当該領域が
均一に腐食され( 第1回目の化学的気相腐食反応) 、そ
の結果、最高次干渉縞は内側に移行する。さらに移行後
の最高次干渉縞に囲まれた領域にのみ同様に紫外線を照
射し、第2回目の化学的気相腐食反応を起こすと干渉縞
はさらに内側に移行する。この操作を最高次干渉縞に囲
まれた領域が消滅するまで繰返すと、腐食反応開始前に
最高次干渉縞に囲まれていた領域はすべて次最高次干渉
縞に囲まれた領域となる。次いで次最高次干渉縞に囲ま
れた領域に関し同様に選択的に化学的気相腐食作用を行
う。これらの操作を基板上の干渉縞が無くなるまで繰返
すことにより、当該基板上の薄膜層厚のバラツキを干渉
縞間隔以下となるように制御し得る。
【0025】ここで、ランプもしくはエキシマレーザー
より発せられる紫外光は、そのフォトンエネルギーによ
り弗素,または塩素分子、もしくはこれらの化合物の分
子の結合を解離し、ラジカル種を生成したり、分子の活
性化を促す。このような非定常状態にされたラジカル
種、分子は極めて反応性に富み、化学的気相腐食反応に
基づいたシリコン面の腐食が可能になる。これらのラジ
カル種および活性分子は紫外光束中においてのみ発生
し、その平均自由工程外ではエネルギーを失うため、シ
リコン基板上紫外光を照射した部分のみに選択的に腐食
反応が起る。しかしシリコン基板上の照射部の極く近傍
では微量の腐食反応が生じてしまうことは避けられな
い。このためかえって、一回当りの化学的気相腐食反応
でのエッチング代を十分小さくしておけば、紫外光照射
部( 化学的気相腐食反応実施部) とその近傍とは段差を
生じることなく滑らかに接続される利点が生ずる。数回
の化学的気相腐食反応により最高次の干渉縞が消滅した
際も、旧最高次干渉縞に囲まれた領域は次最高次干渉縞
に囲まれた領域内で滑らかに接続される。最後に、この
腐食反応は、高エネルギーの荷電粒子を用いるものでな
いために、例えば、反応性プラズマエッチングにおける
ような絶縁破壊などのダメージを結晶基板に与えること
がなく、薄膜層および基板に結晶性劣化などをほとんど
生じない。
より発せられる紫外光は、そのフォトンエネルギーによ
り弗素,または塩素分子、もしくはこれらの化合物の分
子の結合を解離し、ラジカル種を生成したり、分子の活
性化を促す。このような非定常状態にされたラジカル
種、分子は極めて反応性に富み、化学的気相腐食反応に
基づいたシリコン面の腐食が可能になる。これらのラジ
カル種および活性分子は紫外光束中においてのみ発生
し、その平均自由工程外ではエネルギーを失うため、シ
リコン基板上紫外光を照射した部分のみに選択的に腐食
反応が起る。しかしシリコン基板上の照射部の極く近傍
では微量の腐食反応が生じてしまうことは避けられな
い。このためかえって、一回当りの化学的気相腐食反応
でのエッチング代を十分小さくしておけば、紫外光照射
部( 化学的気相腐食反応実施部) とその近傍とは段差を
生じることなく滑らかに接続される利点が生ずる。数回
の化学的気相腐食反応により最高次の干渉縞が消滅した
際も、旧最高次干渉縞に囲まれた領域は次最高次干渉縞
に囲まれた領域内で滑らかに接続される。最後に、この
腐食反応は、高エネルギーの荷電粒子を用いるものでな
いために、例えば、反応性プラズマエッチングにおける
ような絶縁破壊などのダメージを結晶基板に与えること
がなく、薄膜層および基板に結晶性劣化などをほとんど
生じない。
【0026】
【実施例】以下、本発明に係わるSOI基板における超
薄膜SOI基板の製造方法及び製造装置の実施例につい
て詳細に説明する。
薄膜SOI基板の製造方法及び製造装置の実施例につい
て詳細に説明する。
【0027】図3に本発明を実現するための装置の概要
を示す。紫外光は光源1として500Wの水銀−キセノ
ンランプを用い、光学フィルターにより波長が200〜
320nmの紫外光のみをほぼ平行光に近い状態で電磁
式シャッターを介して取り出した後、X軸可動テーブル
2およびZ軸可動テーブル3上の光学ミラーにより光路
を任意に変え、また、Z軸可動テーブル上の光学レンズ
系4で光束をしぼり込み、基板モニーター装置5内の紫
外光反射鏡6により光路を直角下方に変え、試料チャン
バー7の石英窓8を通過して基板9に照射された。前記
光学レンズ系4は基板上の照射光束は直径5mmの円形
とするようされており、基板上の光束のエネルギーは3
00mW/cm2 であった。基板の化学的腐食反応進行
状況はハロゲンランプ10よりの光をモノクロメータ1
1を通して440nm±5nmとし、この可視光をハーフミ
ラー12で反射させ、紫外光反射鏡6を透過させ、試料
チャンバー7の石英製窓8を通過して基板9に照射した
後、反射した光を同じ復路で、ただし、ハーフミラー1
2は透過させて光学系13を用いて集光した後にCCD
カメラ14を用いて観察した。このCCDカメラのディ
スプレイ15には画像解析用のコンピュータ16が接続
されており、基板上の干渉縞(暗部)群の位置がメモリ
上に蓄えられるようになっている。また、このコンピュ
ータは前記干渉縞群位置と可視光をモノクロメータ11
により540nm±5nmもしくは640nm±5nm
に変更した際の干渉縞群位置を比較することにより、4
40nm±5nm可視光による干渉縞群の干渉縞の次数
の高くなる方向を計算し、メモリに蓄えるようになって
いる。
を示す。紫外光は光源1として500Wの水銀−キセノ
ンランプを用い、光学フィルターにより波長が200〜
320nmの紫外光のみをほぼ平行光に近い状態で電磁
式シャッターを介して取り出した後、X軸可動テーブル
2およびZ軸可動テーブル3上の光学ミラーにより光路
を任意に変え、また、Z軸可動テーブル上の光学レンズ
系4で光束をしぼり込み、基板モニーター装置5内の紫
外光反射鏡6により光路を直角下方に変え、試料チャン
バー7の石英窓8を通過して基板9に照射された。前記
光学レンズ系4は基板上の照射光束は直径5mmの円形
とするようされており、基板上の光束のエネルギーは3
00mW/cm2 であった。基板の化学的腐食反応進行
状況はハロゲンランプ10よりの光をモノクロメータ1
1を通して440nm±5nmとし、この可視光をハーフミ
ラー12で反射させ、紫外光反射鏡6を透過させ、試料
チャンバー7の石英製窓8を通過して基板9に照射した
後、反射した光を同じ復路で、ただし、ハーフミラー1
2は透過させて光学系13を用いて集光した後にCCD
カメラ14を用いて観察した。このCCDカメラのディ
スプレイ15には画像解析用のコンピュータ16が接続
されており、基板上の干渉縞(暗部)群の位置がメモリ
上に蓄えられるようになっている。また、このコンピュ
ータは前記干渉縞群位置と可視光をモノクロメータ11
により540nm±5nmもしくは640nm±5nm
に変更した際の干渉縞群位置を比較することにより、4
40nm±5nm可視光による干渉縞群の干渉縞の次数
の高くなる方向を計算し、メモリに蓄えるようになって
いる。
【0028】コンピュータ16はメモリに蓄えたデータ
より最高次干渉縞を判断し、当該縞領域により囲まれた
領域を選び出し、X軸可動テーブル2、Z軸可動テーブ
ル3および紫外線光源1の電磁式シャッターに指示を出
し、X−Z軸走査(基板上ではX−Y走査となる)によ
り、当該領域に紫外光束が均等に当るようにした。試料
チャンバー7はステンレススチール製で、これにNF3
ガス17をガス流量制御器18を用いて300cc/m
inに制御し流入させながら、チャンバー内圧力をコン
ダクタンスバルブ19とロータリーポンプ20の組合せ
で103 Paに保持した。基板9は抵抗加熱により15
0℃となるよう温調器10により温度制御された試料台
11に載せた。
より最高次干渉縞を判断し、当該縞領域により囲まれた
領域を選び出し、X軸可動テーブル2、Z軸可動テーブ
ル3および紫外線光源1の電磁式シャッターに指示を出
し、X−Z軸走査(基板上ではX−Y走査となる)によ
り、当該領域に紫外光束が均等に当るようにした。試料
チャンバー7はステンレススチール製で、これにNF3
ガス17をガス流量制御器18を用いて300cc/m
inに制御し流入させながら、チャンバー内圧力をコン
ダクタンスバルブ19とロータリーポンプ20の組合せ
で103 Paに保持した。基板9は抵抗加熱により15
0℃となるよう温調器10により温度制御された試料台
11に載せた。
【0029】基板9は150mmφ,n型<100>,
1 Ω で厚さ625μmシリコン単結晶基板に0. 60
μmの熱酸化膜を介して接合された150mmφ,n型
<100>,10Ωcmシリコン単結晶基板を研磨によ
り厚さが最薄部: 0. 366μm、最厚部: 1. 043
μmに薄膜化したものを用いた。化学的気相腐食反応開
始前の440nm±5nm可視光による干渉縞群を図2
に示す。相隣り合う2本の干渉縞は、約45nmの薄膜
厚さ差を表わす。化学的気相腐食反応は最高次干渉縞に
囲まれた領域より開始し、1回の当該領域の紫外線走査
により当該領域におけるシリコン単結晶薄膜を均一に9
nmづつ腐食除去した。コンピュータ16はディスプレ
イ15を通して、この9nmづつの腐食を行う毎に最高
次干渉縞の移動を確認し、次の化学的気相腐食は移動後
の当該干渉縞に囲まれた領域で起るように、紫外光走査
範囲を自動的に変更した。今回の最高次干渉縞は、実際
には2回の走査で消滅したので、コンピュータ16は、
自動的に次最高次の干渉縞を対象として選び、同様の指
示を行い、計5回の紫外線走査で次最高次の干渉縞を消
滅させた。この操作を繰返し、基板9上の干渉縞を全部
消滅させた(図4)。
1 Ω で厚さ625μmシリコン単結晶基板に0. 60
μmの熱酸化膜を介して接合された150mmφ,n型
<100>,10Ωcmシリコン単結晶基板を研磨によ
り厚さが最薄部: 0. 366μm、最厚部: 1. 043
μmに薄膜化したものを用いた。化学的気相腐食反応開
始前の440nm±5nm可視光による干渉縞群を図2
に示す。相隣り合う2本の干渉縞は、約45nmの薄膜
厚さ差を表わす。化学的気相腐食反応は最高次干渉縞に
囲まれた領域より開始し、1回の当該領域の紫外線走査
により当該領域におけるシリコン単結晶薄膜を均一に9
nmづつ腐食除去した。コンピュータ16はディスプレ
イ15を通して、この9nmづつの腐食を行う毎に最高
次干渉縞の移動を確認し、次の化学的気相腐食は移動後
の当該干渉縞に囲まれた領域で起るように、紫外光走査
範囲を自動的に変更した。今回の最高次干渉縞は、実際
には2回の走査で消滅したので、コンピュータ16は、
自動的に次最高次の干渉縞を対象として選び、同様の指
示を行い、計5回の紫外線走査で次最高次の干渉縞を消
滅させた。この操作を繰返し、基板9上の干渉縞を全部
消滅させた(図4)。
【0030】次に、照射光の波長をモノクロメータ11
をもちいて中心440μmより増加させると、基板上に
暗線部が発生し始め、中心波長を482μmとすると、
暗線部が膜厚の大きい部分に対応し、明線部はそれより
も膜厚の小さい部分に対応した。暗線部にのみ紫外線を
高速で走査しながら照射し、化学気相腐食作用により当
該領域におけるシリコン単結晶薄膜を均一に5nmづつ
腐食除去すると、暗線部領域は縮小した。もう1度この
操作行うと暗線部領域は消滅した。照射波長を中心46
9μmに変化させると、再び暗線部が現れ、暗線部は膜
厚の大きい部分に対応し、明線部はそれよりも膜厚の小
さい部分に対応した。この暗線部領域にも同様に紫外線
を高速で走査しながら照射し、化学気相腐食作用により
当該領域におけるシリコン単結晶薄膜を均一に5nmづ
つ腐食除去を計2回行うと暗線部領域は消滅した。照射
波長を中心457μmに変化させると、再び暗線部が現
れ、暗線部は膜厚の大きい部分に対応し、明線部はそれ
よりも膜厚の小さい部分に対応したが、明線部領域は僅
かであったのでここで化学的気相腐食作用による薄膜化
を終了し、チャンバー7内を真空に引いた後空気で置換
し、基板を取り出した。基板上シリコン単結晶薄膜の厚
さを測定したところ最薄部0.364μm,最厚部0.
378μm、すなわち0. 371μm±0. 007μm
であった。
をもちいて中心440μmより増加させると、基板上に
暗線部が発生し始め、中心波長を482μmとすると、
暗線部が膜厚の大きい部分に対応し、明線部はそれより
も膜厚の小さい部分に対応した。暗線部にのみ紫外線を
高速で走査しながら照射し、化学気相腐食作用により当
該領域におけるシリコン単結晶薄膜を均一に5nmづつ
腐食除去すると、暗線部領域は縮小した。もう1度この
操作行うと暗線部領域は消滅した。照射波長を中心46
9μmに変化させると、再び暗線部が現れ、暗線部は膜
厚の大きい部分に対応し、明線部はそれよりも膜厚の小
さい部分に対応した。この暗線部領域にも同様に紫外線
を高速で走査しながら照射し、化学気相腐食作用により
当該領域におけるシリコン単結晶薄膜を均一に5nmづ
つ腐食除去を計2回行うと暗線部領域は消滅した。照射
波長を中心457μmに変化させると、再び暗線部が現
れ、暗線部は膜厚の大きい部分に対応し、明線部はそれ
よりも膜厚の小さい部分に対応したが、明線部領域は僅
かであったのでここで化学的気相腐食作用による薄膜化
を終了し、チャンバー7内を真空に引いた後空気で置換
し、基板を取り出した。基板上シリコン単結晶薄膜の厚
さを測定したところ最薄部0.364μm,最厚部0.
378μm、すなわち0. 371μm±0. 007μm
であった。
【0031】また、この超薄膜化された薄膜を1100
℃でパイロジエニック酸化1時間により熱酸化膜を形成
した後、当該酸化膜を弗酸水溶液で除去すると0. 10
8μm±0. 008μmの超薄膜単結晶シリコン層を得
た。この結果、薄膜厚バラツキは目標の±10%以内と
なった。
℃でパイロジエニック酸化1時間により熱酸化膜を形成
した後、当該酸化膜を弗酸水溶液で除去すると0. 10
8μm±0. 008μmの超薄膜単結晶シリコン層を得
た。この結果、薄膜厚バラツキは目標の±10%以内と
なった。
【0032】
【発明の効果】以上の説明で明らかなように、本発明に
よれば、接合SOI薄膜の紫外線により励起された化学
気相腐食反応により薄膜均一化を行う上で単結晶シリコ
ン薄膜厚測定の度毎に基板を化学的腐食反応容器より取
り出すことなく、かつ単結晶シリコン薄膜厚測定位置変
更のための機構を反応容器内外に設置することなく、効
率的で簡便に膜厚測定を行い、その結果当該薄膜厚のバ
ラツキを高精度に制御することができる。
よれば、接合SOI薄膜の紫外線により励起された化学
気相腐食反応により薄膜均一化を行う上で単結晶シリコ
ン薄膜厚測定の度毎に基板を化学的腐食反応容器より取
り出すことなく、かつ単結晶シリコン薄膜厚測定位置変
更のための機構を反応容器内外に設置することなく、効
率的で簡便に膜厚測定を行い、その結果当該薄膜厚のバ
ラツキを高精度に制御することができる。
【図1】化学的気相腐食反応に伴う干渉縞位置の移動を
示す説明図である。
示す説明図である。
【図2】化学的気相腐食前の典型的干渉縞群を示すスケ
ッチ図である。
ッチ図である。
【図3】本発明に係る超薄膜SOI基板の製造装置を示
す概略構成図である。
す概略構成図である。
【図4】本発明を適用して得られるSOI超薄膜基板が
干渉縞を生じないことを示すスケッチ図である。
干渉縞を生じないことを示すスケッチ図である。
1 光源 2 可動テーブル 3 Z軸可動テーブル 4 光学レンズ系 5 基板モニター装置 6 紫外線反射装置 7 試料チャンバー 8 石英製窓 9 基板 10 ハロゲンランプ 11 モノクロメータ 12 ハーフミラー 13 光学系 14 CCDカメラ 15 ディスプレイ 16 コンピュータ 17 NF3 ガス 18 ガス流量制御器 19 ゲートバルブ 20 ロータリーポンプ 21 温調器 22 試料台 23 バルブ 24 ヘリウムガス 25 冷却水 26 圧力計 27 紫外反射鏡 A 紫外光 B 可視光
Claims (7)
- 【請求項1】 誘電体基板上に接合された単結晶シリコ
ン超薄膜を有する超薄膜SOI(Silicon On
Insulator)基板の製造方法であって、予め
薄膜化されたSOI基板の単結晶薄膜に可視光を照射し
た際に当該薄膜の厚さ分布に起因して出現する干渉縞群
を観察しながら、前記干渉縞群のうち最大膜厚に対応す
る干渉縞に囲まれた領域のみを選択的に、紫外光により
励起された化学的気相腐食作用により、当該干渉縞が消
滅するまで薄膜化を行わせ、次いで前記干渉縞消滅後に
新たに最大膜厚に対応するようになった干渉縞に囲まれ
た領域に関しても同様に当該干渉縞が消滅するまで選択
的薄膜化を行わせ、この操作を順次、基板上の薄膜に干
渉縞がすべて無くなるまで繰返すことにより、当該基板
上の薄膜を超薄膜化すると共に薄膜厚のバラツキを高精
度に制御し得るようにしたことを特徴とする超薄膜SO
I基板の製造方法。 - 【請求項2】 前記超薄膜化により異なる膜厚に対応す
る干渉縞を最大限5ケ残した状態ですべての薄膜化を完
了することを特徴とする請求項1記載の超薄膜SOI基
板の製造方法。 - 【請求項3】 前記予め薄膜化されたSOI基板とし
て、単結晶シリコン基板もしくは多結晶シリコン基板を
支持基板として用い、また結合基板として単結晶シリコ
ン基板を用い、支持基板および結合基板の両方、もしく
は少なくともその一方に熱酸化膜を形成し、当該熱酸化
膜を介して両基板を接合した後、当該結合基板の単結晶
シリコン基板を研磨、化学的液相腐食作用、化学的気相
腐食作用、もしくはこれらの組合せにて薄膜化したSO
I基板、または、支持基板として石英基板を用い、結合
基板として単結晶シリコン基板を用いて接合し、上記と
同様に結合基板を薄膜化して得られたSOI基板を使用
することを特徴とする請求項1記載の超薄膜SOI基板
の製造方法。 - 【請求項4】 前記紫外光により励起された化学的気相
腐食作用として、紫外光により弗素ラジカル、塩素ラジ
カル、もしくは弗素化合物ラジカル、塩素化合物ラジカ
ルを発生させ、当該ラジカルとシリコンとの反応によっ
て単結晶シリコン層を腐食せしめ、その結果、単結晶シ
リコン層の薄膜化を行うことを特徴とする請求項1記載
の超薄膜SOI基板の製造方法。 - 【請求項5】 誘電体基板上に接合された単結晶超薄膜
の製造装置であって、可視光照射手段と、該可視光照射
手段から予め薄膜化されたSOI基板の単結晶薄膜に可
視光を照射した際に当該薄膜の厚さ分布に起因して出現
する干渉縞群を観察するための干渉縞群観察手段と、紫
外光の光源と、紫外光の光路を照射位置に応じて変動さ
せる光路変動手段と、紫外光の光束を絞り込むための光
学レンズ系と、該干渉縞群のうち最大膜厚に対応する干
渉縞に囲まれた領域を選択すると共に光路変動手段と光
学レンズ系を制御して、紫外光の光束の照射位置を変化
させる制御手段と、紫外光により励起され化学的気相腐
食作用をなす化学種を供給する供給手段とを備えたこと
を特徴とする超薄膜SOI基板の製造装置。 - 【請求項6】 干渉縞(暗線)の両側の明線の最大輝度
を測定し、その輝度を比較することによって、最大次数
の干渉縞を同定して、該干渉縞群の最大膜厚さに対応す
る干渉縞に囲まれた領域を選択することを特徴とする請
求項5に記載の超薄膜SOI基板の製造装置。 - 【請求項7】 異なる2波長の光を用い、干渉縞の移動
する方向を光学的に検出測定して、該干渉縞野最大厚さ
に対応する干渉縞に囲まれた領域を選択することを特徴
とする請求項5に記載の超薄膜SOI基板の製造装置。
Priority Applications (5)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3124779A JPH0817166B2 (ja) | 1991-04-27 | 1991-04-27 | 超薄膜soi基板の製造方法及び製造装置 |
| EP92303630A EP0511777B1 (en) | 1991-04-27 | 1992-04-23 | Method and apparatus for the production of an extremely thin film layer of single crystalline silicon in a SOI substrate by an etching method controlled by interferometry |
| DE69200459T DE69200459T2 (de) | 1991-04-27 | 1992-04-23 | Verfahren und Vorrichtung zur Herstellung einer extrem dünnen monokristallinen Siliziumschicht bei einem SOI Substrat mittels einer durch Interferometrie kontrollierten Ätzmethode. |
| US07/873,751 US5427052A (en) | 1991-04-27 | 1992-04-27 | Method and apparatus for production of extremely thin SOI film substrate |
| US08/151,209 US5376215A (en) | 1991-04-27 | 1993-11-12 | Apparatus for production of extremely thin SOI film substrate |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3124779A JPH0817166B2 (ja) | 1991-04-27 | 1991-04-27 | 超薄膜soi基板の製造方法及び製造装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04328844A JPH04328844A (ja) | 1992-11-17 |
| JPH0817166B2 true JPH0817166B2 (ja) | 1996-02-21 |
Family
ID=14893912
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3124779A Expired - Lifetime JPH0817166B2 (ja) | 1991-04-27 | 1991-04-27 | 超薄膜soi基板の製造方法及び製造装置 |
Country Status (4)
| Country | Link |
|---|---|
| US (2) | US5427052A (ja) |
| EP (1) | EP0511777B1 (ja) |
| JP (1) | JPH0817166B2 (ja) |
| DE (1) | DE69200459T2 (ja) |
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| JPH06140365A (ja) * | 1992-10-23 | 1994-05-20 | Shin Etsu Handotai Co Ltd | Soi基板におけるsoi膜厚均一化方法 |
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- 1992-04-23 EP EP92303630A patent/EP0511777B1/en not_active Expired - Lifetime
- 1992-04-23 DE DE69200459T patent/DE69200459T2/de not_active Expired - Fee Related
- 1992-04-27 US US07/873,751 patent/US5427052A/en not_active Expired - Fee Related
-
1993
- 1993-11-12 US US08/151,209 patent/US5376215A/en not_active Expired - Fee Related
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