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JPH0818652B2 - 物品の昇降搬送ユニット - Google Patents
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JPH0818652B2 - 物品の昇降搬送ユニット - Google Patents

物品の昇降搬送ユニット

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JPH0818652B2
JPH0818652B2 JP4325387A JP32538792A JPH0818652B2 JP H0818652 B2 JPH0818652 B2 JP H0818652B2 JP 4325387 A JP4325387 A JP 4325387A JP 32538792 A JP32538792 A JP 32538792A JP H0818652 B2 JPH0818652 B2 JP H0818652B2
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pallet
conveyors
rollers
rotating
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広 中山
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株式会社ムラオ・アンド・カンパニー
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Publication date
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、多種類の物品を多段
に分類してストックし、任意に搬出入するためのストッ
クコンベヤラインなどを構築する際に有用な物品の昇降
搬送ユニットに関する。
【0002】
【従来の技術】多種類の物品を多段に積層してストック
し、任意に搬出入することができるストックコンベヤラ
インが知られている。
【0003】このものは、たとえば、いわゆるアキュム
レート動作が可能な複数のストック用のコンベヤを多段
に配設し、各段のコンベヤに対し、種類ごとに分類して
物品を搬入するための上昇搬送ユニットと、各コンベヤ
から種類ごとに物品を搬出するための下降搬送ユニット
とを組み合わせてなる。ここで、上昇搬送ユニットは、
たとえば、斜行して上昇するコンベヤや、シリンダなど
によって作動するリフト装置であり、また、下降搬送ユ
ニットは、斜行して下降するコンベヤやトレイの他、リ
フト装置であってもよく、いずれも、取り扱う物品の形
状や、大きさ、重量等により、適宜の形式を選択すれば
よい。なお、一般に、斜行するコンベヤやトレイは、そ
の始端と終端とを固定して配設する必要があるから、各
段のコンベヤごとに設置する必要があるが、リフト装置
は、各段のコンベヤの高さ位置に合わせて停止させるこ
とができるから、搬入用と搬出用とに各1基のみを設置
すれば足りる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】かかる従来技術による
ときは、斜行するコンベヤやトレイは、その傾斜角度を
大きくすることに限界があるから、全体として大きな設
置床面積を必要とし、また、リフト装置は、コンベヤと
の間において物品を連続的に移載させることができない
ため、搬送処理に過大な時間を要するという問題が避け
られなかった。
【0005】そこで、この発明の目的は、かかる従来技
術の問題に鑑み、第1コンベヤ、第2コンベヤと、ガイ
ド部材を伴う回転円板とを組み合わせることによって、
過大な設置床面積を必要とせず、しかも、短時間で連続
的な搬送処理を実現することができる物品の昇降搬送ユ
ニットを提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成するた
めのこの発明の構成は、パレットを水平搬送するアキュ
ムレート動作可能な第1コンベヤと、第1コンベヤの上
部に配設する前後各一対の回転円板と、回転円板の前方
に配設し、退避位置に退避可能なガイド部材と、回転円
板の後方側を一端とし、第1コンベヤと逆方向にパレッ
トを水平搬送するアキュムレート動作可能な第2コンベ
ヤとを備えてなり、回転円板は、パレットに付設する前
後各一対の制御用ローラが同時に嵌合する切欠きを有す
るとともに、互いに同期して第1コンベヤ、第2コンベ
ヤの進行方向に回転し、ガイド部材は、作動位置におい
て、制御用ローラが切欠きから脱落することを防止する
ことをその要旨とする。
【0007】
【作用】かかる発明の構成によるときは、回転円板は、
パレットに付設する前後各一対の制御用ローラが同時に
嵌合する切欠きを有し、互いに同期して回転するから、
それぞれの切欠きに制御用ローラを嵌合させることによ
り、パレットの水平姿勢を保ちながら、第1コンベヤ上
のパレットを上方に搬送して第2コンベヤ上に移載する
ことができ、また、第2コンベヤ上のパレットを下方に
搬送して第1コンベヤ上に移載することができる。ただ
し、ガイド部材は、作動位置において、このようにして
上方または下方に搬送中のパレットに対し、制御用ロー
ラが切欠きから脱落することを防止するから、パレット
は、安定に上昇または下降させることができる。
【0008】なお、ガイド部材は、それを退避位置に退
避させることにより、回転円板の切欠きに制御用ローラ
が嵌合しても、制御用ローラが直ちに切欠きから脱落し
てしまい、このときの回転円板は、パレットを上方に搬
送することができなくなってしまう。すなわち、ガイド
部材は、回転円板を介してパレットを上方に搬送するか
否かを任意に切り換えることができる。
【0009】
【実施例】以下、図面を以って実施例を説明する。
【0010】物品の昇降搬送ユニットは、パレットPを
水平搬送する第1コンベヤ11、11、第2コンベヤ1
2、12と、前後各一対の回転円板13、13、14、
14と、ガイド部材15、15とを主要部材としてなる
(図1)。
【0011】パレットPは、任意の物品Bを積載するた
めのパレット板P1 に対し、搬送用ローラP2 、P2
…、制御用ローラP3 、P3 …、ガイドローラP4 、P
4 、補助ローラP5 、P5 をパレット板P1 の左右に突
出して軸着してなる(図2)。搬送用ローラP2 、P2
…は、パレット板P1 の左右に等ピッチに突設する3本
の軸に対し、各2個ずつが回動自在に装着されている。
なお、各搬送用ローラP2 は、鍔付きローラとなってい
る。また、制御用ローラP3 、P3 …は、中間を除く前
後の各軸に対し、外側の搬送用ローラP2 の外側に隣接
して前後各一対が軸着されている。さらに、ガイドロー
ラP4 、P4 、補助ローラP5 、P5 は、それぞれ、パ
レット板P1 の異なる対角線上の軸の先端部に軸着され
ている。ただし、各ガイドローラP4 は、制御用ローラ
P3 の外側に隣接して軸着されており、補助ローラP5
は、制御用ローラP3 からやや離して軸着されている。
【0012】また、パネル板P1 の前後両端面には、そ
れぞれクッション材P6 、P6 が付設されている。
【0013】第1コンベヤ11、11は、それぞれ、ス
プロケット11aに対し、無端のチェーン11bを巻き
掛けてなる(図1)。チェーン11b、11bは、パレ
ットPの各外側の搬送用ローラP2 、P2 …に対応して
互いに平行に配設されており、図示しない駆動モータに
より、スプロケット11a、11aを連結する共通の駆
動軸11cを回転することによって、図1の矢印K1 、
K1 方向に走行するものとする。すなわち、第1コンベ
ヤ11、11は、各外側の搬送用ローラP2 、P2 …を
介してパレットPを支承し、パレットPを矢印K1 、K
1 方向に水平搬送することができる。
【0014】回転円板13、13、14、14は、第1
コンベヤ11、11の上方に配設されている(図1、図
3)。回転円板13、13、14、14は、パレットP
の制御用ローラP3 、P3 …に対応するようにして、左
右の前方の回転円板13、13、左右の後方の回転円板
14、14が、それぞれ互いに対向して配設されてい
る。各回転円板13、14は、それぞれ、制御用ローラ
P3 が嵌合する切欠き13a、14aを有し、また、両
者の軸間距離は、前後の制御用ローラP3 、P3と同一
ピッチになっている。回転円板13、14は、互いに同
期して第1コンベヤ11、11の進行方向に駆動されて
いる(図1、図3の矢印K3 、K3 方向)。なお、後方
の回転円板14は、切欠き14aの回転方向前方側の半
径がやや短く形成されている。
【0015】そこで、回転円板13、13、14、14
は、それぞれの切欠き13a、14aに対し、第1コン
ベヤ11、11を介して搬送されて来るパレットPの前
後の制御ローラP3 、P3 が同時に嵌合することができ
る(図3、図4)。
【0016】左右の各回転円板13、14は、それぞれ
独立の軸13b、14bを有する。各軸13b、14b
には、プーリ13c、14cが固定され、プーリ13
c、14cには、タイミングベルト16が巻き掛けられ
ている。また、片側の軸13b、14bには、別のプー
リ13d、14dが固定され、プーリ13d、14dに
は、別のベルト17が巻き掛けられている。ただし、ベ
ルト17は、パレットPの片側の補助ローラP5 に対応
して配設されている。なお、ベルト17の反対側には、
前方の回転円板13から後方の回転円板14にかけて固
定のガイド18が配設されており、ガイド18は、パレ
ットPの片側のガイドローラP4 に対応するものとす
る。
【0017】第2コンベヤ12、12は、後方の回転円
板14、14を一端として配設されている(図1、図
4)。すなわち、第2コンベヤ12、12は、それぞ
れ、回転円板14を固定する軸14bに対してプーリ1
2aを固定し、プーリ12aに対し、チェーン12bを
巻き掛けてなる。チェーン12b、12bは、パレット
Pの内側の搬送用ローラP2 、P2 …に対応して平行に
配設されているものとし、図示しない駆動モータによ
り、図1、図4の矢印K2 、K2 方向に走行することが
できる。すなわち、第2コンベヤ12、12は、パレッ
トPを、第1コンベヤ11、11と逆方向に水平搬送す
る。なお、第2コンベヤ12、12のチェーン12b、
12bは、図示しないテンションローラにより、その下
側部分が第1コンベヤ11、11より十分に高く屈曲さ
れている。
【0018】ガイド部材15、15は、前方の回転円板
13、13の前方に配設されている。ガイド部材15、
15は、パレットPの内側の搬送用ローラP2 、P2 …
に対応して配設されており、その内周は、前方の回転円
板13、13と同心円を描くように、ほぼ半月形に形成
されている。また、各ガイド部材15は、上方の軸15
aを介し、上方に開くようにして退避位置(図4の二点
鎖線)に退避させることができる。
【0019】そこで、ガイド部材15、15が作動位置
(図4の実線)にある場合を考える。このときのガイド
部材15、15は、パレットPの前後の制御用ローラP
3 、P3 …が回転円板13、13、14、14の切欠き
13a、13a、14a、14aに嵌合すると、パレッ
トPの前方の搬送ローラP2 、P2 を内周に沿って案内
することにより、制御用ローラP3 、P3 …が切欠き1
3a、13a、14a、14aから脱落することを防止
することができる。すなわち、このときの回転円板1
3、13、14、14は、図4の矢印K3 、K3 方向に
同期して回転することにより、第1コンベヤ11、11
上のパレットPを上方に水平姿勢を保ちながら搬送する
ことができる。
【0020】また、ガイド部材15、15が退避位置に
あるときは、制御用ローラP3 、P3 …は、一旦切欠き
13a、13a、14a、14aに嵌合しても、回転円
板13、13、14、14が回転することにより直ちに
脱落してしまい、第1コンベヤ11、11上のパレット
Pは、回転円板13、13、14、14の下部をくぐり
抜けるようにして、前方に排出されてしまう。すなわ
ち、ガイド部材15、15は、作動位置と退避位置とを
とることにより、回転円板13、13、14、14がパ
レットPを上方に搬送するか否かを切り換えることがで
きる。
【0021】なお、このようにして上方に搬送されたパ
レットPは、回転円板13、13、14、14の上方に
おいて進行方向が反対となり(図5)、前方の搬送用ロ
ーラP2 、P2 が第2コンベヤ12、12のチェーン1
2b、12bに乗り上げることによって、前方の制御用
ローラP3 、P3 が回転円板14、14の切欠き14
a、14aから抜け出すことができる。また、このと
き、後方の補助ローラP5がベルト17の後部に乗り上
げ(図1)、後方のガイドローラP4 がガイド18の後
部に乗り上げることにより、後方の制御ローラP3 、P
3 も回転円板13、13の切欠き13a、13aから抜
け出すことができる。そこで、パレットPは、以後、前
方側が第2コンベヤ12、12によって牽引され、後方
側がベルト17によって押されることによって前進し
(図6)、後方の制御用ローラP3 、P3 が回転円板1
4、14の切欠き14a、14aに対して一旦嵌合した
上、最終的に全体が第2コンベヤ12、12上に進出す
ることができる。
【0022】すなわち、回転円板13、13、14、1
4は、ガイド部材15、15が作動位置にあることを条
件にして、第1コンベヤ11、11を介して図1の矢印
K1、K1 方向に搬送されて来たパレットPを、水平姿
勢を保ちながら上方に搬送し、第2コンベヤ12、12
上に排出することができる。また、第2コンベヤ12、
12は、以後、パレットPを矢印K2 、K2 方向に搬送
する。
【0023】なお、後方の制御用ローラP3 、P3 が切
欠き14a、14aに対応する時点において(図6)、
後方のガイドローラP4 は、ガイド18の前端から外
れ、したがって、パレットPの後方側は、ガイドローラ
P4 側が下がるようにして捻じれるおそれがある(同図
の二点鎖線)。しかし、このとき、中間の搬送用ローラ
P2 、P2 が既に第2コンベヤ12、12上に乗り上げ
ており(同図の実線)、したがって、このときのパレッ
トPは、過大な捻れ歪みを生じるおそれがない。
【0024】また、図5において、回転円板13、14
の上方には、長い補助ガイド19が配設されている。た
だし、補助ガイド19は、パレットPの各外側の搬送用
ローラP2 、P2 …に対応して左右一対が配設されてい
るものとする。そこで、補助ガイド19は、パレットP
の後方側がガイド部材15、15から抜けた後、パレッ
トPが上方に跳ね、制御用ローラP3 、P3 …が不用意
に切欠き13a、13a、14a、14aから抜け出る
ことを防止する。
【0025】以上の説明において、パレットPに軸着す
る搬送用ローラP2 、P2 …、制御用ローラP3 、P3
…、ガイドローラP4 、P4 、補助ローラP5 、P5
は、すべて回転自在となっている。そこで、第1コンベ
ヤ11、11、第2コンベヤ12、12は、それぞれ、
搬送中のパレットPが停止しても支障なく走行すること
ができ、いわゆるアキュムレート動作が可能である。し
たがって、回転円板13、13、14、14の回転速度
と、第1コンベヤ11、11、第2コンベヤ12、12
の走行速度とは、ほぼ同一速度とすることが好ましい
が、必ずしも厳密な同期関係を保つ必要はない。パレッ
トPは、制御用ローラP3 、P3 …が切欠き13a、1
3a、14a、14aに嵌合するに際し、第1コンベヤ
11、11上や、第2コンベヤ12、12上、ベルト1
7、ガイド18上において、任意に停止して待機するこ
とができるからである。
【0026】また、第1コンベヤ11、11、第2コン
ベヤ12、12、回転円板13、13、14、14の回
転方向を逆転すれば、回転円板13、13、14、14
は、全く同様にして、第2コンベヤ12、12を介して
搬送されて来るパレットPを下方に搬送し、第1コンベ
ヤ11、11上に排出することができる。ただし、この
ときのガイド部材15、15は、作動位置におくものと
する。
【0027】さらに、ベルト17は、図5のようにパレ
ットPの制御ローラP3 、P3 …が切欠き13a、13
a、14a、14aから抜け出た後、パレットPを回転
円板14に向けて押し出し、パレットPを前進させるた
めのものである(図1)。そこで、ベルト17は、たと
えば、パレット板P1 を直接押し出すようなシリンダ機
構やカム機構等であってもよく、その場合は、パレット
Pの補助ローラP5 、P5 を省略することができる。
【0028】また、ガイド18は、単にパレットPの後
方側を一時的に下方から支え、パレットPの過大な歪み
を防止するためのものである。そこで、ガイド18は、
たとえば、後方の搬送ローラP2 、P2 …のうち、左右
の一対を一時的に下方から支持する可動ガイドに代えて
もよく、そのときは、ガイドローラP4 、P4 も省略可
能である。さらに、ガイド部材15、15は、内側の搬
送ローラP2 、P2 に対応させるに代えて、制御ローラ
P3 、P3 に対応させてもよい。中間部の搬送用ローラ
P2 、P2 …も、同様に、その作用は極めて一時的であ
るから、たとえば適当な可動形のガイドを介し、ガイド
18を実質的にパレットPの進行方向前方側に延長する
ことにより、それらを省略することができる。
【0029】
【応用例】かかる物品の昇降搬送ユニットは、共通のフ
レーム上に相対向して2組を配設することができる(図
7)。ここでは、第1コンベヤ11、11、第2コンベ
ヤ12、12を駆動するための駆動モータM1 、M2 も
併せ図示されており、駆動モータM1 は、チェーン11
dを介し、第1コンベヤ11、11の進行方向前方側の
共通の駆動軸11cに連結されている。また、駆動モー
タM2 は、第2コンベヤ12、12の進行方向前方側に
おいて、チェーン12cを介し、共通の駆動軸12dに
連結されている。ただし、駆動軸12dは、一対のチェ
ーン12e、12eを介し、後方の回転円板14、14
の軸14b、14bに連結されているものとする。な
お、軸14b、14bには、第2コンベヤ12、12の
スプロケット12a、12aが固定されている。
【0030】また、各後方の回転円板14、14の後方
には、第1コンベヤ11、11、第2コンベヤ12、1
2上のパレットPを停止させるためのストッパ21、2
1が配設されている。なお、図7において、左右の回転
円板14、14の間隔は十分に長く、この間には、図示
に拘らず、複数のパレットP、P…が第1コンベヤ1
1、11、第2コンベヤ12、12上に停留することが
できるものとする。
【0031】左右の昇降搬送ユニットでは、ベルト1
7、17、ガイド18、18が互いに逆方向に取り付け
られている(図8、図9)。ただし、図8、図9には、
軸15aを介してガイド部材15、15を駆動するシリ
ンダ15bの他、各部材を組み付けるためのフレームの
側板F、Fも併せ図示されている。また、図8、図9に
は、それぞれ、パレットPが、回転円板13、13、1
4、14の中間部下方に位置する場合、中間部上方に位
置する場合が図示されている。
【0032】いま、図7において、右側の昇降搬送ユニ
ットのガイド部材15、15を退避位置に退避させた
上、第1コンベヤ11、11の上流端において物品Bを
積載したパレットPを外部から搬入すると(同図の矢印
A1 )、パレットPは、第1コンベヤ11、11によ
り、右側の昇降搬送ユニットの下をくぐり抜けるように
して同図の矢印K1 方向に水平搬送することができる。
また、このとき、左側の昇降搬送ユニットの上流側に配
設されているストッパ21を作動させれば、第1コンベ
ヤ11、11上には、複数のパレットP、P…を停留さ
せることができる。
【0033】そこで、左側の昇降搬送ユニットのガイド
部材15、15を退避位置に退避させた上、ストッパ2
1を解放すれば、第1コンベヤ11、11上のパレット
P、P…は、第1コンベヤ11、11の下流端に排出す
ることができる(同図の矢印A2 )。一方、このとき、
ガイド部材15、15を作動位置に駆動すれば、左側の
昇降搬送ユニットは、第1コンベヤ11、11を介して
搬送されるパレットP、P…を順次上方に搬送し、第2
コンベヤ12、12上に排出することができる。すなわ
ち、このとき、右側の昇降搬送ユニットの上流側のスト
ッパ21を作動させておけば、パレットP、P…は、第
2コンベヤ12、12上に停留させることができる。
【0034】したがって、いま、パレットP、P…上の
物品B、B…が2種類あるものとし、一方の種類に対し
ては、左側の昇降搬送ユニットのガイド部材15、15
を退避位置にし、他方の種類に対しては、それを作動位
置にすることにより、前者は、第1コンベヤ11、11
の下流端から外部に排出し、後者は、第2コンベヤ1
2、12上から、外部に排出することができる(同図の
矢印A3 )。
【0035】また、物品Bが1種類のみであり、パレッ
トP、P…を同図の矢印A1 に従って搬入し、矢印A2
に従って排出するとき、左右の昇降搬送ユニットは、そ
れぞれのガイド部材15、15を作動位置にすることに
より、パレットP、P…を順次上方または下方に搬送す
ることができるから、このシステムは、第1コンベヤ1
1、11のみならず、第2コンベヤ12、12をパレッ
トP、P…のストックコンベヤとして利用することがで
き、第1コンベヤ11、11のみからなる単純なストッ
クコンベヤラインに比し、おおむね2倍のパレットP、
P…をストックすることができる。
【0036】複数の昇降搬送ユニットは、コンベヤ3
1、32…を介し、上下に積層するようにして配設する
ことができる(図10)。
【0037】各コンベヤ31、32…は、上下に積層し
て配設されており、同図の矢印K31、K32…方向に交互
に逆方向に走行している。また、各コンベヤ32、33
…は、交互に長さが異なり、各昇降搬送ユニットは、各
コンベヤ32、33…の各上流端に配設されている。
【0038】いま、図10の矢印B1 に従ってコンベヤ
31の上流端に搬入されたパレットPは、コンベヤ32
の上流端の昇降搬送ユニットにより、そのガイド部材1
5を作動位置におくときに上方に搬送され、コンベヤ3
2上に排出することができる。また、当該昇降搬送ユニ
ットのガイド部材15を退避位置におくときは、矢印B
2 に従って、コンベヤ31の下流端から外部に搬出する
ことができる。
【0039】一方、コンベヤ32上に排出されたパレッ
トPは、コンベヤ33の上流端の昇降搬送ユニットのガ
イド部材15を作動位置におくことにより、上方に搬送
され、コンベヤ33上に排出することができる。そこ
で、このパレットPは、コンベヤ34の上流端の昇降搬
送ユニットにより、そのガイド部材15を作動位置にお
くときは、上方に搬送してコンベヤ34上に排出するこ
とができ、ガイド部材15を退避位置におくときは、矢
印B3 に従ってコンベヤ33の下流端から搬出すること
ができる。さらに、以下同様にして、コンベヤ34上の
パレットPは、コンベヤ35上に排出され、最終的に、
矢印B4 に従ってコンベヤ35の下流端から外部に搬出
することができる。
【0040】すなわち、このシステムは、物品Bの種類
により、コンベヤ32、34の各上流端の昇降搬送ユニ
ットのガイド部材15、15を切り換えることによっ
て、パレットPを図10の矢印B2 、B3 、B4 に分類
して搬出させることが可能である。なお、ここでも、コ
ンベヤ31、32…の各長さを適当に長くし、図示しな
いストッパを併用することによって、多数のパレット
P、P…をストックすることが可能である。また、この
システムは、コンベヤ31、32…の積層段数を任意に
増減することができる。
【0041】ここで、コンベヤi(i=32、33…)
の各上流端の昇降搬送ユニットに着目すると、コンベヤ
(i−1)が第1コンベヤ11、11に対応し、コンベ
ヤiが第2コンベヤ12、12に対応していることは明
らかである。さらに、このようにして上下に積層して配
設する場合、補助ガイド19、19は、最上段の昇降搬
送ユニット(たとえば、図10において、コンベヤ35
の上流端の昇降搬送ユニット)に対してのみ付設すれば
足りる。
【0042】第1、第2の応用例を組み合わせ、さらに
大規模なストックコンベヤラインを形成することも可能
である(図11)。
【0043】矢印K41方向に走行する長いコンベヤ41
の両端部に昇降搬送ユニットを配設するとともに、コン
ベヤ41の下方に、逆方向(同図の矢印K47方向)に走
行する長いコンベヤ47を設ける。また、コンベヤ41
の上方には、短い逆方向に走行する両端部のコンベヤ5
1、52…、61、62…と、同方向に走行する中間的
な長さのコンベヤ42、43…とを交互に積層して配設
した上、各コンベヤ42、43…の両端部の他、コンベ
ヤ51、52…の各上流端、コンベヤ61、62…の各
下流端に昇降搬送ユニットを配設する。なお、コンベヤ
i(i=41、42…、51、52…、61、62…)
の走行方向は、それぞれ図11の矢印Ki 方向とする。
【0044】矢印C1 に従ってコンベヤ41の上流端に
ある空のパレットPに物品Bを積載すると、このパレッ
トPは、コンベヤ51の上流端の昇降搬送ユニットのガ
イド部材15を退避位置と作動位置とに切り換えること
により、コンベヤ41の中間部に排出してそこにストッ
クするか、上方に搬送した上、コンベヤ51と、コンベ
ヤ41の上流端の昇降搬送ユニットとを介し、コンベヤ
42の上流端に排出するかを選択することができる。た
だし、コンベヤ41の上流端のストッパ21は、物品B
の積載の便宜のために設けてあり、コンベヤ41、42
…の中間部のストッパ21、21…は、それぞれ、パレ
ットPを停止させる停止位置におくものとする。
【0045】一方、コンベヤ42の上流端に排出された
パレットPは、次いで、コンベヤ52の上流端の昇降搬
送ユニットのガイド部材15を切り換えることにより、
コンベヤ42の中間部に排出してそこにストックする
か、上方に搬送した上、コンベヤ52と、コンベヤ43
の上流端の昇降搬送ユニットとを介し、コンベヤ43の
上流端に排出するかを選択することができる。以下同様
にして、矢印C1 に従って搬入されるパレットP、P…
は、コンベヤ51、52…の各上流端の昇降搬送ユニッ
トのガイド部材15、15…を切り換えることにより、
たとえば物品Bの種類ごとに選別して、コンベヤ41、
42…の各中間部にストックすることができる。
【0046】次いで、たとえば、コンベヤ44上のパレ
ットPを搬出するときは、コンベヤ44の中間部のスト
ッパ21を解放するとともに、コンベヤ64の下流端の
昇降搬送ユニットのガイド部材15を退避位置とする。
これにより、パレットPは、コンベヤ44の下流端の昇
降搬送ユニットを介して下方に搬送され、コンベヤ63
と、コンベヤ63の下流端の昇降搬送ユニットとを介し
てさらに下方に搬送され、以下同様にして、最終的にコ
ンベヤ41上に排出することができる。すなわち、コン
ベヤ44上のパレットPは、最終的にコンベヤ41の下
流端に排出され、矢印C2 に従って物品Bを搬出するこ
とができる。他のコンベヤ41、42…の中間部にスト
ックされているパレットPについても全く同様である。
なお、コンベヤ41の下流端には、物品Bの搬出の便宜
のために、別のストッパ21が配設されている。
【0047】一方、矢印C2 に従って物品Bを搬出した
後の空のパレットPは、コンベヤ41の下流端の昇降搬
送ユニットを介して下方に搬送し、コンベヤ47を介
し、コンベヤ41の上流端の昇降搬送ユニットに返送す
ることができるから、さらに当該昇降搬送ユニットによ
って上方に搬送した上、物品Bを積載して再使用すれば
よい。なお、矢印C1 、C2 に従って物品Bを搬入し、
搬出するために、コンベヤ41の両端には、適当な移載
装置を介して搬送用のコンベヤラインを接続することが
できる。
【0048】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、第1コンベヤと、切欠きを有する回転円板と、ガイ
ド部材と、第2コンベヤとを設けることによって、パレ
ットは、上方に搬送して第1コンベヤ上から第2コンベ
ヤ上に円滑に移載することができ、また、下方に搬送し
て逆に移載することができる上、ガイド部材により、こ
のような上方または下方への搬送の要否を任意に切り換
えることができるから、全体としてコンパクトであり、
過大な床面積を必要とせず、しかも、リフト装置と異な
り、何ら格別な待機時間を要することなく、短時間で連
続的な搬送処理を実現することができ、任意規模のスト
ックコンベヤラインを極めて容易に構築することができ
るという優れた効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 全体分解斜視説明図
【図2】 パレットの斜視説明図
【図3】 動作説明図(1)
【図4】 動作説明図(2)
【図5】 動作説明図(3)
【図6】 動作説明図(4)
【図7】 応用例を示す側面説明図(1)
【図8】 図7のX矢視相当図
【図9】 図7のY矢視相当図
【図10】 応用例を示す側面説明図(2)
【図11】 応用例を示す側面説明図(3)
【符号の説明】
P…パレット P3 …制御用ローラ 11…第1コンベヤ 12…第2コンベヤ 13、14…回転円板 13a、14a…切欠き 15…ガイド部材

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 パレットを水平搬送するアキュムレート
    動作可能な第1コンベヤと、該第1コンベヤの上部に配
    設する前後各一対の回転円板と、該回転円板の前方に配
    設し、退避位置に退避可能なガイド部材と、前記回転円
    板の後方側を一端とし、前記第1コンベヤと逆方向にパ
    レットを水平搬送するアキュムレート動作可能な第2コ
    ンベヤとを備えてなり、前記回転円板は、パレットに付
    設する前後各一対の制御用ローラが同時に嵌合する切欠
    きを有するとともに、互いに同期して前記第1コンベ
    ヤ、第2コンベヤの進行方向に回転し、前記ガイド部材
    は、作動位置において、制御用ローラが前記切欠きから
    脱落することを防止することを特徴とする物品の昇降搬
    送ユニット。
JP4325387A 1992-12-04 1992-12-04 物品の昇降搬送ユニット Expired - Lifetime JPH0818652B2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP5686273B2 (ja) * 2009-10-06 2015-03-18 株式会社石原技研 パレット作業台循環搬送装置
JP6241750B2 (ja) 2014-11-11 2017-12-06 株式会社ダイフク 台車式搬送装置
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