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JPH0818964B2 - 化粧料 - Google Patents
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JPH0818964B2 - 化粧料 - Google Patents

化粧料

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JPH0818964B2
JPH0818964B2 JP1089215A JP8921589A JPH0818964B2 JP H0818964 B2 JPH0818964 B2 JP H0818964B2 JP 1089215 A JP1089215 A JP 1089215A JP 8921589 A JP8921589 A JP 8921589A JP H0818964 B2 JPH0818964 B2 JP H0818964B2
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rice bran
brown sugar
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present
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泉 有地
Original Assignee
株式会社大阪薬品研究所
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、使用後の肌にしっとりとした感じや、つや
つやした感じ、つるつるした感じなど保湿感や美肌感を
いちじるしく増すことのできる化粧料に関する。
米ぬかは、玄米をついて白米をとるときにとれる果
皮、種皮、胚芽、糊粉などの混合物である。そしてその
なかに蛋白質を約15%、脂肪を約15%も含むとともに、
炭水化物や、ビタミンB1、Eなどの各種ビタミン類やミ
ネラル分を多量に持った栄養源である。我が国では古く
から、ぬか袋などの化粧料として皮膚や髪の美容に用い
られてきた。その美容効果は長い間、ぬかに含まれるヌ
カ油(トリテルペンアルコールのフールラ酸エステル
類)やビタミンEや、脂肪酸、高級アルコールといった
油に溶ける成分がもたらすものと考えられていた。
しかし本発明者は、ぬか袋が美容に利用されるのは必
ず水や湯にとかして用いられることに着目して鋭意研究
の結果、米ぬかに存在する水に溶けやすい多糖類が美容
作用をもつものであることを突き止め、さらにこれに黒
砂糖中の色素成分を抽出して加えることにより、相乗的
にその美容効果を高めることができることを見出しこの
発明に至った。
本発明の米ぬか抽出物は1種以上の多糖類(オリザブ
ラン)であり、例えば以下の方法で得られる。米ぬかに
水3倍重量を加え、3日間冷浸、この操作を3回繰り返
し、抽出液を濾過し、水を留去する。得られた蒸発エキ
スを同量の水にとかし、これに低級アルコール(エタノ
ール)をエキスの4倍重量添加する。析出した沈殿を濾
取し、低級アルコールでよく洗浄し低温で乾燥して製す
る。水抽出は、加熱抽出によってもよい。又、低級アル
コールを添加するかわりに、硫酸銅、酢酸銅等の水可溶
の銅塩類の水溶液を添加して、多糖類と銅との結合体を
作り、その沈殿物を濾取し、薄い鉱酸水溶液中に懸濁せ
しめ、よく洗って銅を溶出せしめ結合体より銅をはず
し、遊離した成分をよく低級アルコールで洗浄し、乾燥
して製してもよい。
得られた米ぬか抽出物は、淡褐色〜白色で水に溶け易
く、アルコール、エーテル、ベンゼン、クロロホルム、
酢酸エチールに溶けにくい。又、本品を液体クロマトグ
ラフ法によって分析するとき、C.H.N.Oよりなる分子量
が夫々異なる4種の多糖類オリザブランA、B、C、D
の少なくとも1種類以上を含む。
また、粗糖いわゆる黒砂糖をそのまま添加した化粧
料、例えば黒砂糖石鹸が皮膚を白くするといわれ、古く
から用いられてきた。本発明者らはこの黒砂糖中の色素
成分(特定オリゴ等を含むフェニールグルコース類)が
肌に対する保湿効果や美肌効果をもっていることを発見
し、しかも、その作用効果は、米ぬか抽出物と併せ配合
することによって、より増強されることを見出した。こ
の発明による黒砂糖抽出物は、実質的に純粋な黒砂糖色
素成分即ち特定オリゴ糖を含むフェニールグルコース類
である。
この色素成分は例えば次の方法で抽出される。
粗糖を水に溶解し、吸着剤で処理する。吸着剤とし
ては巨大網状構造で多孔質の架橋されたポリスチレン系
樹脂吸着剤、例えばアンバーライトXAD−2(ローム・
アンド・ハース社製)、セルバクロムXAD−タイプ2
(セルバ社製)などの使用が好ましい。
吸着剤を水洗して砂糖分を除き、色素成分だけが吸
着されている状態にする。
吸着剤からの色素成分の脱離は、アルコール濃度20
%以上の含水アルコールによって行なうのが望ましい。
具体的には例えば約20%〜30%エタノールでの大半の色
素成分を溶離し、その後約95%エタノールで完全溶離せ
しめる。
溶離液を底圧下で蒸発乾固する。
上記〜の操作により、色素成分を抽出しうる。抽
出された色素成分は、実質的に純粋なもので砂糖分を含
んでいない。従って化粧料を構成する場合に砂糖分とは
全く独立に任意の配合量で基剤に配合できる。即ちこの
発明の化粧料は、砂糖分による弊害を何ら受けないで色
素成分による高水準の美容効果を肌に付与しうるもので
ある。
この化粧料の剤型は、化粧水、ローション、クリー
ム、パックなど皮膚化粧料、シャンプー、リンス、ヘヤ
ートニック、トリートメント、ヘヤークリームなどの毛
髪化粧料、その他浴用剤、石鹸など何れであってもよ
い。
この発明の化粧料に用いる化粧用基剤は、当該分野で
公知のものを使用すればよい。
またこの発明の化粧料に香料、酸化防止剤、防腐剤、
界面活性剤等の各種添加剤を必要に応じて適宜加えてよ
い。
本発明による米ぬか抽出物と黒砂糖抽出物の配合量
は、化粧料中米ぬか抽出物0.0001〜10.0重量%好ましく
は0.01〜10重量%、黒砂糖抽出物0.001〜3重量%好ま
しくは0.01〜1重量%、双方の組み合わせ配合量は、米
ぬかエキス0.01〜10重量%と黒砂糖抽出物0.01〜0.5重
量%の範囲で組み合わせ処方するのがのぞましい。
本発明の実施例を次に示す。
尚、実施例とともに比較例を示すことによってこの発
明の効果をより明白にすることとする。
(化粧水) 実施例1:本発明の構成必須成分である米ぬか抽出物と黒
砂糖抽出物とを配合した化粧水 米ぬか抽出物 0.5% 黒砂糖抽出物 0.1 グリセリン 5.0 プロピレングリコール 4.0 オレイルアルコール 0.1 ポリオキシエチレンソルビタンモノラウリン酸エステル
1.5 ポリオキシエチレンラウリルエーテル 0.5 エタノール 10.0 香 料 0.1 染 料 適量 防腐剤・紫外線吸収剤 適量 精製水 78.2 比較例1:米ぬか抽出物を配合し、黒砂糖抽出物は配合し
ない化粧水 米ぬか抽出物 0.5% グリセリン 5.0 プロピレングリコール 4.0 オレイルアルコール 0.1 ポリオキシエチレンソルビタンモノラウリン酸エステル
1.5 ポリオキシエチレンラウリルエーテル 0.5 エタノール 10.0 香 料 0.1 染 料 適量 防腐剤・紫外線吸収剤 適量 精製水 78.3 比較例2:黒砂糖抽出物を配合し、米ぬか抽出物は配合し
ない化粧水 黒砂糖抽出物 0.1% グリセリン 5.0 プロピレングリコール 4.0 オレイルアルコール 0.1 ポリオキシエチレンソルビタンモノラウリン酸エステル
1.5 ポリオキシエチレンラウリルエーテル 0.5 エタノール 10.0 香 料 0.1 染 料 適量 防腐剤・紫外線吸収剤 適量 精製水 78.7 (クリーム) 実施例2:本発明の構成必須成分である米ぬか抽出物と黒
砂糖抽出物とを配合してなるクリーム 米ぬか抽出物 0.5% 黒砂糖抽出物 0.1 ステアリン酸 10.0 ステアリルアルコール 4.0 ステアリン酸ブチル 8.0 モノステアリン酸グリセリン 2.0 香 料 1.0 防腐剤 適量 プロピレングリコール 10.0 水酸化カリウム 0.4 精製水 64.0 比較例3:米ぬか抽出物を配合し、黒砂糖抽出物は配合し
ないクリーム 米ぬか抽出物 0.5% ステアリン酸 10.0 ステアリルアルコール 4.0 ステアリン酸ブチル 8.0 モノステアリン酸グリセリン 2.0 香 料 1.0 防腐剤 適量 プロピレングリコール 10.0 水酸化カリウム 0.4 精製水 64.1 比較例4:黒砂糖抽出物を配合し、米ぬか抽出物は配合し
ないクリーム 黒砂糖抽出物 0.1% ステアリン酸 10.0 ステアリルアルコール 4.0 ステアリン酸ブチル 8.0 モノステアリン酸グリセリン 2.0 香 料 1.0 防腐剤 適量 プロピレングリコール 10.0 水酸化カリウム 0.4 精製水 64.5 (浴用剤) 実施例3:本発明の米ぬか抽出物と黒砂糖抽出物とを配合
してなる浴用剤 米ぬか抽出物 5.0% 黒砂糖抽出物 0.1 乾燥硫酸ナトリウム 60.0 炭酸水素ナトリウム 29.0 塩化ナトリウム 4.0 色 素 0.9 香 料 1.0 比較例5:米ぬか抽出物を配合し、黒砂糖抽出物は配合し
ない浴用剤 米ぬか抽出物 5.0% 乾燥硫酸ナトリウム 60.0 炭酸水素ナトリウム 29.0 塩化ナトリウム 4.0 色 素 1.0 香 料 1.0 比較例6:黒砂糖抽出物を配合し、米ぬか抽出物は配合し
ない浴用剤 黒砂糖抽出物 0.1 乾燥硫酸ナトリウム 65.0 炭酸水素ナトリウム 29.0 塩化ナトリウム 4.0 色 素 0.9 香 料 1.0 以上の本発明による実施例1,2,3,および比較例1,2,3,
4,5,6,の夫々について20才から40才までの女性20名ずつ
に使用してもらい、使用後の感じをを聞いた結果を次に
示す。
以上の実施例、及びその比較例による使用結果から、
本発明による米ぬか抽出物と黒砂糖抽出物を併せ配合し
た化粧水、クリーム、浴用剤などの化粧料は、それらを
別々に配合した化粧料より、使用後の保湿感や美肌感に
おいてより優れていることが明らかである。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】米ぬかより抽出した多糖類(米ぬか抽出
    物)と黒砂糖から抽出した実質的に純粋な色素成分(黒
    砂糖抽出物)とを含有することを特徴とする化粧料。
  2. 【請求項2】米ぬかより抽出した多糖類(米ぬか抽出
    物)を少なくとも0.0001重量%、黒砂糖から抽出した実
    質的に純粋な色素成分(黒砂糖抽出物)を少なくとも0.
    001重量%配合されてなる特許請求の範囲第1項記載の
    化粧料。
  3. 【請求項3】米ぬかより抽出した多糖類(米ぬか抽出
    物)を0.01〜10重量%、黒砂糖から抽出した実質的に純
    粋な色素成分(黒砂糖抽出物)を0.01〜0.5重量%配合
    されてなる特許請求の範囲第1項の記載の化粧料。
JP1089215A 1989-04-06 1989-04-06 化粧料 Expired - Lifetime JPH0818964B2 (ja)

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