JPH0818988B2 - 経口用セフアロスポリン組成物 - Google Patents
経口用セフアロスポリン組成物Info
- Publication number
- JPH0818988B2 JPH0818988B2 JP61311456A JP31145686A JPH0818988B2 JP H0818988 B2 JPH0818988 B2 JP H0818988B2 JP 61311456 A JP61311456 A JP 61311456A JP 31145686 A JP31145686 A JP 31145686A JP H0818988 B2 JPH0818988 B2 JP H0818988B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- hydrochloride
- composition
- oral
- present
- glutamic acid
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- Cephalosporin Compounds (AREA)
- Medicinal Preparation (AREA)
- Pharmaceuticals Containing Other Organic And Inorganic Compounds (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は経口用セファロスポリン組成物に関する。
さらに詳しくは、ピバロイルオキシメチル7β−
[(Z)−2−(2−アミノチアゾール−4−イル)−
2−メトキシイミノアセトアミド]−3−[(5−メチ
ル−2H−テトラゾール−2−イル)メチル]−3−セフ
ェム−4−カルボキシレート(以下、T−2588と称す
る。)またはその塩酸塩およびグルタミン酸・塩酸塩を
含有し、炭素数2〜6の有機カルボン酸を含有しない経
口用セファロスポリン組成物に関する。
[(Z)−2−(2−アミノチアゾール−4−イル)−
2−メトキシイミノアセトアミド]−3−[(5−メチ
ル−2H−テトラゾール−2−イル)メチル]−3−セフ
ェム−4−カルボキシレート(以下、T−2588と称す
る。)またはその塩酸塩およびグルタミン酸・塩酸塩を
含有し、炭素数2〜6の有機カルボン酸を含有しない経
口用セファロスポリン組成物に関する。
[従来の技術] T−2588またはその塩酸塩はすみやかに消化管から吸
収され、かつ吸収後直ちに生体内酵素により4位カルボ
キシル基のエステルが加水分解され、対応する有機カル
ボン酸化合物、即ち、7β−[(Z)−2−(2−アミ
ノチアゾール−4−イル)−2−メトキシイミノアセト
アミド]−3−[(5−メチル−2H−テトラゾール−2
−イル)メチル]−3−セフェム−4−カルボン酸(以
下、T−2525と称する。)が生成する。このT−2525
は、グラム陽性菌、グラム陰性菌に対し、幅広い抗菌ス
ペクトルを有する極めてすぐれた化合物である(特公昭
60−52755号)が、T−2588またはその塩酸塩とグルタ
ミン酸・塩酸塩を含有する経口用セファロスポリン組成
物は全く知られていない。
収され、かつ吸収後直ちに生体内酵素により4位カルボ
キシル基のエステルが加水分解され、対応する有機カル
ボン酸化合物、即ち、7β−[(Z)−2−(2−アミ
ノチアゾール−4−イル)−2−メトキシイミノアセト
アミド]−3−[(5−メチル−2H−テトラゾール−2
−イル)メチル]−3−セフェム−4−カルボン酸(以
下、T−2525と称する。)が生成する。このT−2525
は、グラム陽性菌、グラム陰性菌に対し、幅広い抗菌ス
ペクトルを有する極めてすぐれた化合物である(特公昭
60−52755号)が、T−2588またはその塩酸塩とグルタ
ミン酸・塩酸塩を含有する経口用セファロスポリン組成
物は全く知られていない。
[発明が解決しようとする問題点] その後の研究により、T−2588またはその塩酸塩の経
口吸収は食事の影響を受け、特に絶食時は食後時に比べ
吸収率が低下することが明らかとなった[ケモセラピー
(CHEMOTHERAPY)、第34巻、S−2、第134頁〜149頁、
1986年]。
口吸収は食事の影響を受け、特に絶食時は食後時に比べ
吸収率が低下することが明らかとなった[ケモセラピー
(CHEMOTHERAPY)、第34巻、S−2、第134頁〜149頁、
1986年]。
[問題点を解決するための手段] 本発明者らは、上記問題点を解決すべく鋭意研究を行
った結果、T−2588またはその塩酸塩とグルタミン酸・
塩酸塩を含有する経口用セファロスポリン組成物が絶食
時も食後時とほぼ同時に吸収を示すことを見出し、本発
明を完成した。
った結果、T−2588またはその塩酸塩とグルタミン酸・
塩酸塩を含有する経口用セファロスポリン組成物が絶食
時も食後時とほぼ同時に吸収を示すことを見出し、本発
明を完成した。
すなわち、本発明は(A)ピバロイルオキシメチル7
β−[(Z)−2−(2−アミノチアゾール−4−イ
ル)−2−メトキシイミノアセトアミド]−3−[(5
−メチル−2H−テトラゾール−2−イル)メチル]−3
−セフェム−4−カルボキシレートまたはその塩酸塩お
よび(B)グルタミン酸・塩酸塩を含有し、(C)炭素
数2〜6の有機カルボン酸を含有しない経口用セファロ
スポリン組成物を提供するものである。
β−[(Z)−2−(2−アミノチアゾール−4−イ
ル)−2−メトキシイミノアセトアミド]−3−[(5
−メチル−2H−テトラゾール−2−イル)メチル]−3
−セフェム−4−カルボキシレートまたはその塩酸塩お
よび(B)グルタミン酸・塩酸塩を含有し、(C)炭素
数2〜6の有機カルボン酸を含有しない経口用セファロ
スポリン組成物を提供するものである。
なお、本発明組成物は、食事などを取ることのできな
い重症患者に対してもその効果が期待できる極めて有用
性の高いものである。
い重症患者に対してもその効果が期待できる極めて有用
性の高いものである。
以下、本発明を詳細に説明する。
本発明の(B)成分として用いられるグルタミン酸・
塩酸塩としては、L−グルタミン酸・塩酸塩が好まし
い。
塩酸塩としては、L−グルタミン酸・塩酸塩が好まし
い。
グルタミン酸・塩酸塩の配合量は、通常、T−2588ま
たはその塩酸塩に対して0.8倍量以上、特に1.0〜1.5倍
重量が好ましい。
たはその塩酸塩に対して0.8倍量以上、特に1.0〜1.5倍
重量が好ましい。
本発明組成物は、T−2588またはその塩酸塩とグルタ
ミン酸・塩酸塩を均一に混合することによって得ること
ができる。
ミン酸・塩酸塩を均一に混合することによって得ること
ができる。
本願発明の経口用セファロスポリン組成物は、炭素数
2〜6の有機カルボン酸を含有しないものである。
2〜6の有機カルボン酸を含有しないものである。
本発明組成物は、経口投与剤として通常知られている
錠剤、カプセル剤、顆粒剤、丸剤、細粒剤、散剤又はシ
ロップ剤などの剤形に製剤化して使用する、製剤化にあ
たっては、賦形剤、界面活性剤、増量剤、崩壊剤、滑沢
剤、および結合剤などの通常使用される添加剤を適宜加
えることもできる。
錠剤、カプセル剤、顆粒剤、丸剤、細粒剤、散剤又はシ
ロップ剤などの剤形に製剤化して使用する、製剤化にあ
たっては、賦形剤、界面活性剤、増量剤、崩壊剤、滑沢
剤、および結合剤などの通常使用される添加剤を適宜加
えることもできる。
また、本発明組成物の投与方法、投与量および投与回
数は患者の症状に応じて適宜選択することができ、通常
成人に対しては経口投与によりT−2525換算100〜1200m
g/日を1〜数回に分割して投与すればよい。
数は患者の症状に応じて適宜選択することができ、通常
成人に対しては経口投与によりT−2525換算100〜1200m
g/日を1〜数回に分割して投与すればよい。
[発明の効果] つぎに、本発明組成物の経口投与による尿中回収率を
示す。
示す。
1.尿中回収率 実施例1および2の本発明組成物並びに参考例1およ
び2の経口用セファロスポリン組成物を人に絶食時およ
び食後30分に経口投与した場合のT−2525の0〜8時間
の尿中回収率を表−1に示す。
び2の経口用セファロスポリン組成物を人に絶食時およ
び食後30分に経口投与した場合のT−2525の0〜8時間
の尿中回収率を表−1に示す。
定量方法:高速液体クロマトグラフィー (HPLC)法 カラム:ヌクレオジル(Nucleosil)10C18 [ケムコ社製] 測定波長:254nm 移動相:1モル酢酸−酢酸ナトリウム緩衝液(pH5)100ml
およびアセトニトリル100mlに水を加え、1000mlとした
液 表−1から明らかなように、本発明組成物は絶食時、
食後時を問わず良好な吸収を示すものである。
およびアセトニトリル100mlに水を加え、1000mlとした
液 表−1から明らかなように、本発明組成物は絶食時、
食後時を問わず良好な吸収を示すものである。
[実施例] 次に、本発明を実施例および参考例を挙げて説明する
が、本発明はこれに限定されるものではない。
が、本発明はこれに限定されるものではない。
実施例1 T−2588・塩酸塩26.3g、L−グルタミン酸・塩酸塩2
6.3g、コリドンCL[バスフ(BASF)社製]2.0g、アビセ
ルPH102(旭化成社製)6.44g、アドソリダ−101(無水
ケイ酸、フロイント社製)2.0g、ステアリン酸0.6gおよ
びステアリン酸マグネシウム1.2gを均一に混合し、常法
に従ってスラッグ打錠する。得られたスラッグ錠を粉砕
し、24メッシュスクリーンで篩過したのち、コリドンCL
2.0g、アドソリダ−101 4.0gおよびステアリン酸マグ
ネシウム1.2gを添加し、混合し、1錠当り720mg(T−2
525として200mg力価)に打錠する。
6.3g、コリドンCL[バスフ(BASF)社製]2.0g、アビセ
ルPH102(旭化成社製)6.44g、アドソリダ−101(無水
ケイ酸、フロイント社製)2.0g、ステアリン酸0.6gおよ
びステアリン酸マグネシウム1.2gを均一に混合し、常法
に従ってスラッグ打錠する。得られたスラッグ錠を粉砕
し、24メッシュスクリーンで篩過したのち、コリドンCL
2.0g、アドソリダ−101 4.0gおよびステアリン酸マグ
ネシウム1.2gを添加し、混合し、1錠当り720mg(T−2
525として200mg力価)に打錠する。
実施例2 T−2588・塩酸塩26.3g、L−グルタミン酸・塩酸塩3
9.4g、コリドンCL2.2g、アビセルPH102 6.58g、アドソ
リダ−101 3.60g、ステアリン酸0.66gおよびステアリ
ン酸マグネシウム1.32gを混合し、常法に従ってスラッ
グ打錠する。得られたスラッグ錠を粉砕し、24メッシュ
スクリーンで篩過したのちコリドンCL2.2g、アドソリダ
−101 6.58g、ステアリン酸マグネシウム1.32gを加
え、1錠896mg(T−2525として200mg力価)に打錠す
る。
9.4g、コリドンCL2.2g、アビセルPH102 6.58g、アドソ
リダ−101 3.60g、ステアリン酸0.66gおよびステアリ
ン酸マグネシウム1.32gを混合し、常法に従ってスラッ
グ打錠する。得られたスラッグ錠を粉砕し、24メッシュ
スクリーンで篩過したのちコリドンCL2.2g、アドソリダ
−101 6.58g、ステアリン酸マグネシウム1.32gを加
え、1錠896mg(T−2525として200mg力価)に打錠す
る。
参考例1 T−2588 124g、乳糖11g、結晶セルロース8g、カル
ボキシメチルセルロースカルシウム10gおよびトウモロ
コシデンプン38.5gを混合し、これに4%ヒドロキシプ
ロピルメチルセルロース水溶液75mlを加えて湿式造粒を
行う。乾燥後、粉砕して24メッシュスクリーンにて篩過
し、カルボキシメチルセルロースカルシウム4gおよびス
テアリン酸マグネシウム1.5gを加え、1錠当り200mg
(T−2525として100mg力価)に打錠する。得られた錠
剤にヒドロキシプロピルメチルセルロース50g、ポリエ
チレングリコール6000 3g、酸化チタン7gおよび精製水
570gからなるフィルム液を用いて、常法に従い1錠当り
6mgのコーティングを行いフィルムコーティング錠とす
る。
ボキシメチルセルロースカルシウム10gおよびトウモロ
コシデンプン38.5gを混合し、これに4%ヒドロキシプ
ロピルメチルセルロース水溶液75mlを加えて湿式造粒を
行う。乾燥後、粉砕して24メッシュスクリーンにて篩過
し、カルボキシメチルセルロースカルシウム4gおよびス
テアリン酸マグネシウム1.5gを加え、1錠当り200mg
(T−2525として100mg力価)に打錠する。得られた錠
剤にヒドロキシプロピルメチルセルロース50g、ポリエ
チレングリコール6000 3g、酸化チタン7gおよび精製水
570gからなるフィルム液を用いて、常法に従い1錠当り
6mgのコーティングを行いフィルムコーティング錠とす
る。
参考例2 T−2588・塩酸塩140g、結晶セルロース10gおよびト
ウモロコシデンプン39gを混合し、10%コリドン30(バ
スフ社製)水溶液50mlにて湿式造粒を行う。乾燥後、粉
砕して24メッシュスクリーンにて篩過し、エーシー・デ
ィアイ・ソル[Ac−Di−Sol(旭化成社製)]30gおよび
ステアリン酸マグネシウム6gを加え、1錠当たり230mg
(T−2525として100mg力価)に打錠する。
ウモロコシデンプン39gを混合し、10%コリドン30(バ
スフ社製)水溶液50mlにて湿式造粒を行う。乾燥後、粉
砕して24メッシュスクリーンにて篩過し、エーシー・デ
ィアイ・ソル[Ac−Di−Sol(旭化成社製)]30gおよび
ステアリン酸マグネシウム6gを加え、1錠当たり230mg
(T−2525として100mg力価)に打錠する。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭63−126824(JP,A) 特開 昭60−146825(JP,A) 特開 昭57−88126(JP,A) 特公 昭60−52755(JP,B2)
Claims (1)
- 【請求項1】(A)ピバロイルオキシメチル7β−
[(Z)−2−(2−アミノチアゾール−4−イル)−
2−メトキシイミノアセトアミド]−3−[(5−メチ
ル−2H−テトラゾール−2−イル)メチル]−3−セフ
ェム−4−カルボキシレートまたはその塩酸塩および
(B)グルタミン酸・塩酸塩を含有し、(C)炭素数2
〜6の有機カルボン酸を含有しない経口用セファロスポ
リン組成物。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP61311456A JPH0818988B2 (ja) | 1986-12-27 | 1986-12-27 | 経口用セフアロスポリン組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP61311456A JPH0818988B2 (ja) | 1986-12-27 | 1986-12-27 | 経口用セフアロスポリン組成物 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS63165321A JPS63165321A (ja) | 1988-07-08 |
| JPH0818988B2 true JPH0818988B2 (ja) | 1996-02-28 |
Family
ID=18017437
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP61311456A Expired - Lifetime JPH0818988B2 (ja) | 1986-12-27 | 1986-12-27 | 経口用セフアロスポリン組成物 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0818988B2 (ja) |
Family Cites Families (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5788126A (en) * | 1980-11-19 | 1982-06-01 | Kyoto Yakuhin Kogyo Kk | Agent for promoting peroral and transvaginal absorption and preparation containing the same |
| JPS6052755A (ja) * | 1983-08-31 | 1985-03-26 | Matsushita Electric Works Ltd | ガス検知素子の製法 |
| JPS60146825A (ja) * | 1984-01-10 | 1985-08-02 | Asahi Chem Ind Co Ltd | 経口医薬製剤 |
| JPH0818987B2 (ja) * | 1986-11-17 | 1996-02-28 | 富山化学工業株式会社 | 経口用セフアロスポリン組成物 |
-
1986
- 1986-12-27 JP JP61311456A patent/JPH0818988B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS63165321A (ja) | 1988-07-08 |
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