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JPH08208B2 - 湿式分級装置 - Google Patents
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JPH08208B2 - 湿式分級装置 - Google Patents

湿式分級装置

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JPH08208B2
JPH08208B2 JP32721993A JP32721993A JPH08208B2 JP H08208 B2 JPH08208 B2 JP H08208B2 JP 32721993 A JP32721993 A JP 32721993A JP 32721993 A JP32721993 A JP 32721993A JP H08208 B2 JPH08208 B2 JP H08208B2
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JP
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fluidized bed
tank
horizontal
liquid
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俊彦 成田
直義 二宮
正俊 有田
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Japan Tobacco Inc
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  • Separation Of Solids By Using Liquids Or Pneumatic Power (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、スラリ中に含まれる粉
粒体を、大粒,中粒,小粒,微粒などの多区分に分級す
る湿式分級装置の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】スラリ中に含まれる粉粒体を、大粒,中
粒,小粒,微粒などの多区分に分級する湿式分級装置に
関しては、特開平4−11959号(特公平5−587
79号)公報に記載の技術などがある。同技術によれ
ば、図8に示すように、湿式分級装置の分級槽1内部
は、底部に開口2を有する隔壁3で仕切られ、隔壁3の
一方に一次分級槽4,他方に二次分級槽5が形成され
る。
【0003】一次分級槽4には、図7において上部の上
流(図7において右側)端にノズル6が設けられ、下流
端には、ノズル6とほぼ同一高さの溢流液出口7が設け
られる。ノズル6は、分級液入口6aから流入する分級
液とスラリ入口6bから流入するスラリとをそれぞれ単
独に供給するノズルであり、ノズル6の出口に設けられ
た水平流ガイド8に案内されて水平整流となって溢流液
出口7へ流れる。一次分級槽4内は、ノズル6と溢流液
出口7とを結ぶ高さより低い二個の仕切り板9,10に
より、沈澱室11,12,13に区分される。
【0004】二次分級槽5の底部には、スラリ流れ方向
に沿って、各沈澱室11,12,13に相対するホッパ
14,15,16が配設され、ホッパ14,15,16
はそれぞれ挿入管17,18,19により流動層カラム
20,21,22に接続し、流動層カラム20,21,
22の下端には分級液入口23を有する整流器24が設
けられる。
【0005】流動層カラム20の上端には、ホッパ15
の上に開口する屈曲管25が設けられ、流動層カラム2
1の上端には、ホッパ16の上に開口する屈曲管26が
設けられ、流動層カラム22の上端には、二次分級槽5
の下部の下流側壁27に設けられた調整弁28付きの出
口管29に開口する屈曲管30が設けられる。流動層カ
ラム20,21,22には、それぞれ高さ方向に配設さ
れた三個の採取管31が設けられ、各採取管31に開閉
弁32が設けられる。
【0006】この湿式分級装置による分級を簡単に説明
すると、分級液入口6a,23から分級槽1に分級液を
供給していくと、溢流液出口7から分級液が溢流し始め
るが、調整弁28により液面をノズル6の上端の高さに
保つ。この状態でスラリ入口6bから粉粒体を含むスラ
リを供給すると、溢流液出口7に向かう水平流が形成さ
れ、粉粒体は粒径に応じて沈澱室11,12,13に分
かれて沈降するので、一次分級槽4内は大粒,中粒,小
粒の粒子群に区分され、微粒子は溢流液出口7から回収
することができる。
【0007】一次分級槽4内で区分された各粒子は、開
口2からホッパ14,15,16に案内され、挿入管1
7,18,19から流動層カラム20,21,22に入
る。整流器24を通過して上昇する分級液は流動カラム
20で早く、小さい粒子が上昇するが、流動カラム22
では遅く、微粒子が上昇する。そして、各流動層カラム
20,21,22内には上下方向に粒子径に応じた流動
層を形成するので、採取管31から粒径に応じた粒子を
捕集することができる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】上記の湿式分級装置に
は、次のような課題が残されていた。 (1) 供給するスラリの流量が変動すると液面が変動し、
適格な水平流が保持できず分級性能に悪影響を及ぼすの
で、その都度調整弁28を操作しなければならず、人的
或いは動力的負担,及び設備的負担が増加し、設備費や
運転コストが増加する。
【0009】(2) 原料スラリの濃度が濃い場合や、粉粒
体も粒度が小さいので水平流の速度を低下させる必要の
ある場合には、分級液に対する原料スラリの相対量が多
くなり、ノズル内において分級液の上部からスラリが合
流するときに、水平流に乱れを生じるので、分級性能に
悪影響を及ぼす問題があった。
【0010】(3) 流動層カラム内の分級液の流速が、流
動層カラムの断面方向において均一ではなく偏りが生じ
ると、小粒が沈降したり大粒が上昇して、分級性能に悪
影響を及ぼす問題があった。本発明はかかる課題を解決
することを目的としており、スラリ中に含まれる粉粒体
が連続的,効率的に精度よく分級され、しかも、液面制
御に要する人的,動力的負担,設備的負担を軽減するこ
とができる湿式分級装置を提供するものである。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の分級装置においては、分級槽内を、底部に
開口を有する隔壁で区切り、該隔壁の一方を一次分級槽
とし、上記隔壁の他方を二次分級槽とし、上記一次分級
槽の上部の上流端に、粉粒体を含む原料スラリと水平流
の流量調整用の分級液とを混合させる合流管と、該合流
管に接続し内部に流体均一化用の屈曲管路を形成したノ
ズルを設け、上記一次分級槽の上部の下流端には流量制
御弁付き水平流流出口を設け、上記ノズルと上記水平流
流出口との間に上記ノズルと上記水平流流出口とを結ぶ
高さより低い仕切り板で仕切られた複数の沈澱室を設
け、上記二次分級槽には、一次分級槽との反対側の槽壁
面全体に、一次分級槽の供給ノズルの上端と同じ高さの
水平開口を設け、該水平開口の外側に、溢流液排出用の
樋を設け、二次分級槽の下部の下流端に調整弁付き出口
管を設け、その底部には複数のホッパーを設け、該各ホ
ッパーの最下端には送入管の一端を接続し、該送入管の
他端は流動層カラムに接続し、該流動層カラムの下端に
は多孔性板を介入した整流器を設け、該整流器の下端に
は分級液入口を設け、上記流動層カラムの上端には上記
二次分級槽底部の各ホッパーより下流側に開口し、さら
に各流動層カラムには複数の採取管を設けた。
【0012】上記多孔性板は、平板に一定の大きさと配
列で孔を設け上記整流部の入口側に設けられる第一分散
板と、畳織り金網より成り上記整流器の出口側に設けら
れる第二分散板により構成するとよい。
【0013】
【作用】上記のように構成された湿式分級装置のノズル
及び分級液入口から分級槽内に分級液を供給していく
と、調整弁付きの出口管と水平流流出口から分級液が流
れ始めるが、出口管の調整弁と水平流流出口の流量制御
弁により分級液の流出量を押さえ、二次分級槽の水平開
口からも溢出させる。水平開口は、一次分級槽のノズル
の上端と同じ高さに設けてあるので、液面はノズル上端
と同じ高さに保たれる。
【0014】水平開口の面積が小さいと溢出する分級液
は水平開口に集中し、分級槽内に水平開口に集束する偏
流が生じ、この偏流に微粒が同伴されて分級精度や粉粒
体の回収率に悪影響を及ぼすが、本発明の水平開口は二
次分級槽の壁面全体に設けてあるので、上記の影響はご
く僅かなものになる。
【0015】ノズルでは、合流管で合流した原料スラリ
と分級液には、流れに対して直角な面内では濃度むらと
流速むらが生じているが、屈曲管路を通過するときに粉
粒体の濃度と流速が均一化される。スラリ流量の変動
は、水平開口からの溢出量の変動となり、ノズルから水
平流流出口へ向かう液面が常に水平整流に形成される。
【0016】スラリ内の粉粒体は水平方向の速度と粉粒
体の沈降速度との合成により二次元運動で沈降し、粒の
大きい粉粒体は上流側の仕切り板によって遮られ、隔壁
の開口を通過して上流側のホッパに捕集される。粒の小
さい粉粒体は下流側の仕切り板によって遮られ、隔壁の
開口を通過して下流側のホッパに捕集される。
【0017】分級液入口から整流器を通過して流動層カ
ラム内を上昇する分級液は、整流器の多孔性板によって
流動層カラムの断面における流速が均一化される。従っ
て、ホッパに捕集された粉粒体は、送入管を経由して流
動層カラムに流入し、粉粒体の粒の大きさにもとづく沈
降速度と、多孔性板を通過して流動層カラムの断面方向
に対して均一な速度に整流化されて上昇する分級液速度
との関係から、粒の大きさに応じた粉粒体群が流動層カ
ラムの上下方向に配列される。従って、各採取管から各
サイズ毎の粉粒体を分級して採取することができる。
【0018】小粒の粉粒体が大粒の流動層カラムに流入
した場合には、流動層カラムの上端の開口から下流側の
ホッパに送られ、下流側のホッパから送入管を経由して
下流側の流動層カラムに送られる。
【0019】
【実施例】本発明の実施例について図面を参照して説明
すると、図1は湿式分級装置の正面図、図2は図1の側
面図、図3は図1の平面図である。なお、本発明は、従
来の湿式分級装置の改良であり、従来の湿式分級装置と
同一部品については同一符号を付してその詳細説明を省
略する。分級槽35の内部は、従来と同様に、底部に開
口2を有する隔壁3によって、一次分級槽36と二次分
級槽37に仕切られる。
【0020】二次分級槽37には、隔壁3の反対側の槽
壁38全体に、後述するノズル41の上端と同じ高さを
有する水平開口39が設けられ、この槽壁の外側に溢流
液排出用の樋40が設けられる。一次分級槽36には上
流端(図1において右側端)の上部にノズル41が設け
られ、上流端(図1において右側端)には、ノズル41
とほぼ同一高さの位置に流量制御弁42付きの水平流流
出口43が設けられる。
【0021】ノズル41は、粉流体を含む原料スラリが
流入するスラリ入口44aと流量調整用の分級液が流入
する分級液入口44bを有する合流管44と、合流管4
4に接続し内部で直角に4回屈曲する屈曲管路45と有
し、出口に水平流ガイド8が設けられる。従って、スラ
リ入口44aから流入したスラリと、分級液入口44b
から流入した分級液は、合流管44内で混合され、屈曲
管路45内で4回屈曲する間に、各部分のスラリ濃度や
流速が均一化され、水平流ガイド8に案内されて水平の
整流状態となって水平流流出口43へ流れる。
【0022】一次分級槽36の内壁面には、ノズル41
と水平流流出口43とを結ぶ高さより低い2個の仕切り
板9,10により、ノズル41より水平流流出口43に
向けて順に沈澱室11,12,13に区分され、ノズル
41に近い側の仕切り板9は、仕切り板10よりも低い
ことは従来例と同様である。二次分級槽37に底部に
は、各沈澱室11,12,13にほぼ相対するホッパ1
4,15,16が配設される。
【0023】樋40の底は傾斜面に形成され、傾斜面の
下位側の端部に、水平開口39からの溢流液を排出する
ための溢流液出口46が設けられる。ホッパ14の下端
には送入管17の一端が接続され、送入管17の他端は
流動層カラム20に接続し、ホッパ15の下端は送入管
18を介して流動層カラム21に接続し、ホッパ16の
下端は送入管19を介して流動層カラム22に接続する
ことは従来例と同様である。
【0024】各流動層カラム20,21,22の下端に
は分級液入口23と整流器47が取り付けられる。整流
器47は、図4に示すように、筒状体47aの下端部及
び上端部に入口側フランジ47b及び出口側フランジ4
7cが設けられ、入口側フランジ47bと分級液入口2
3のフランジ23aとの間に第一分散板48が挿入さ
れ、出口側フランジ47cと流動層カラム20,21,
22の下端フランジ49との間に第二分散板50が挿入
される。
【0025】第一分散板48は、平板に一定の大きさの
孔51を一定の間隔で配列したもので(図5の要部平面
図参照)、分級液入口23に流入した分級液を各孔51
からほぼ均等に噴出することにより、整流器47の断面
における各位置の流速のむらを減少する。第二分散板5
0は、畳織り金網より成り、小さな多数の孔がほぼ等間
隔に形成されているので(図6の要部縦断面図参照)、
流速むらが減少した分級液の流れを整流にするものであ
る。
【0026】流動層カラム20の上端には、ホッパ15
に開口する屈曲管25が設けられ、流動層カラム21の
上端には、ホッパ16に開口する屈曲管26が設けら
れ、流動層カラム22の上端には、二次分級層37の下
流側側壁27に設けられた調整弁28付きの出口管29
に開口する屈曲管30が設けられる。流動層カラム2
0,21,22にはそれぞれ上下方向に3個の採取管3
1が設けられ各採取管31には開閉弁32が設けられる
ことは従来例と同様である(図1,図2参照)。
【0027】上記のように構成された湿式分級装置の作
用を説明する。ノズル41の分級液入口44b及び各流
動層カラム20,21,22の下方の分級液入口23か
ら分級槽35内に分級液を供給していくと、調整弁28
付きの出口管29と水平流流出口43から分級液が流れ
始めるが、出口管29の調整弁28と水平流流出口43
の流量制御弁42により分級液の流出量を押さえ、二次
分級槽37の水平開口39からも溢出させる。水平開口
39は、一次分級槽36のノズル41の上端と同じ高さ
に設けてあるので、液面はノズル41の上端と同じ高さ
に保たれる。
【0028】水平開口39の面積が小さいと溢出する分
級液は水平開口39に集中し、分級槽35内に水平開口
39に集束する偏流が生じ、この偏流に微粒が同伴され
て分級精度や粉粒体の回収率に悪影響を及ぼすが、本発
明の水平開口39は二次分級槽37の槽壁38上端の全
体に設けてあるので、上記の影響はごく僅かなものにな
る。
【0029】ノズル41では、合流管44で合流した原
料スラリと分級液には、流れに対して直角な面内では濃
度むらと流速むらが生じているが、屈曲管路45を通過
するときに4回にわたって直角に屈曲して流れるので、
粉粒体の濃度と流速が均一化される。スラリ流量の変動
は、水平開口39からの溢出量の変動となり、ノズル4
1から水平流流出口43へ向かう液面が常に水平整流に
形成される。
【0030】スラリ内の粉粒体は水平方向の速度と粉粒
体の沈降速度との合成により二次元運動で沈降し、粒の
大きい粉粒体は上流側の仕切り板9によって遮られ、隔
壁3の開口2を通過して上流側のホッパ14に捕集され
る。粒の小さい粉粒体は下流側の仕切り板10によって
遮られ、隔壁3の開口2を通過して下流側のホッパ15
に捕集される。更に粒の小さい粉粒体は、仕切り板10
を通過した後に下降し、最下流のホッパ16に捕集され
る。
【0031】分級液入口23から整流器47を通過して
流動層カラム20,21,22内を上昇する分級液は、
整流器47の多孔性板(第一分散板48と第二分散板5
0)によって流動層カラム20,21,22の断面にお
ける流速が均一化され、整流となって上昇する。従っ
て、ホッパ14に捕集された粉粒体は、送入管17を経
由して流動層カラム20に流入し、粉粒体の粒の大きさ
にもとづく沈降速度と、多孔性板を通過して流動層カラ
ム20内を整流化されて上昇する分級液速度との関係か
ら、粒の大きさに応じた粉粒体群が流動層カラム20の
上下方向に配列される。
【0032】同様にして、ホッパ15に捕集された粉粒
体は、粒の大きさに応じて流動層カラム21内に上下方
向に配列され、ホッパ16に捕集された粉粒体は、粒の
大きさに応じて流動層カラム22内に上下方向に配列さ
れる。従って、各採取管31から各サイズ毎の粉粒体を
分級して採取することができる。
【0033】小粒の粉粒体が流動層カラム20に流入し
た場合には、流動層カラム20の上端の開口から屈曲管
25を経由してホッパ15に送られ、ホッパ15から流
動層カラム21に送られる。更に小粒の粉粒体が流動層
カラム21に流入した場合には、屈曲管26,ホッパ1
6を経由して、流動層カラム22に送られ、微細な粉粒
体が流動層カラム22に流入した場合には、屈曲管30
を経由して、出口管29から捕集されるが、必要ならば
最終の流動層カラム22の上昇流速を調整し、水平流流
出口43から流出する微粒子群の粒径範囲に適合させる
こともできる。
【0034】本実施例では流動層カラムの数(或いは沈
澱室の数)を3個としたが、3個以上に増加することは
可能であり、1個の流動層カラムに3個の採取管31を
設けたが、3個以上に増加することも可能であり、これ
らの増加により更に細かな分級をすることができる。
【0035】次に示す表1は本発明の湿式分級装置と従
来の湿式分級装置との比較の一例である。分級液に飽和
食塩水を用い、粉粒体試料に平均粒径(対数正規確率分
布の50%径)407μm、偏差(対数正規確率分布の
84%径−50%径)121μmの市販の食塩を用いて
原料スラリーの供給量を400リットル/hr、水平流
の分級液量を1.1 m3 /hr、上昇流の分級液流量を流
動層カラム20,21,22の順に1.0 m3 /hr、0.
8 m3 /hr、0.6 m3 /hrの条件に設定して安定さ
せた状態から、原料スラリを500リットル/hrに増
加させ、各流動層カラム毎に下部の採取管31から粉流
体を捕集した。
【0036】なお、表1の重量は、各流動層カラムから
捕集した粉粒体の合計量に対する割合である。
【0037】
【表1】
【0038】表1の試験は従来の装置であり、原料ス
ラリの増加により液面が5mm上昇し、水平流の断面積
が広がったことにより流速が低下した。これに対して試
験は従来の装置と同一のノズルを装着し、水平開口3
9を備えた装置であり、水平開口39の溢流量の増加に
より液面が適正に調節されているため、従来型装置の試
験に比べて分級効果が増大し、小粒が第3の流動層カ
ラム22まで到達している。更に試験では、試験の
装置に本発明のノズルを装着したものであり、試験よ
りも更に分級効果が増している。
【0039】次に示す表2は、整流器47の第一分散板
48と第二分散板50の整流効果を示す一実施例であ
る。分級液に水を用いて流動層カラム20に2.0 m3
hrの流量を供給して上昇流を形成した状態で分級液に
赤色インクを混入させ、上昇流の状態を調査した結果で
あり、第一分散板48と第二分散板50を装着すること
により、整流効果が増している。
【0040】
【表2】
【0041】
【発明の効果】本発明は以上のように構成されているの
で、以下に記載されるような効果を奏する。 (1) 二次分級槽には、隔壁の反対側の槽壁全体に、ノズ
ルの上端と同一高さの水平開口を設けたので、適格な水
平流が保持され、分級性能が高まった。又、従来例のよ
うな調整弁の操作が不要となり、人的或いは動力的負
担,及び設備的負担が軽減した。
【0042】(2) 合流管に屈曲管路を接続したノズルに
より、原料スラリの濃度が濃い場合や、粉粒体も粒度に
合わせて水平流の速度を低下させる場合でも、スラリと
分級液が均一に混合され、且つ、整流化されるので、分
級性能が向上した。 (3) 流動層カラム内の分級液が整流となって上昇するの
で、流動層カラム内の粉粒体が粒の大きさに応じた位置
に正しく集まり、分級性能が向上した。
【図面の簡単な説明】
【図1】湿式分級装置の正面図である。
【図2】図1の側面図である。
【図3】図1の平面図である。
【図4】整流器の正面図である。
【図5】第一分散板の要部平面図である。
【図6】第二分散板の要部縦断面図である。
【図7】従来の湿式分級装置の正面図である。
【図8】図7の側面図である。
【符号の説明】
2 開口 3 隔壁 8 水平流ガイド 9,10, 仕切り板 11,12,13 沈澱室 14,15,16 ホッパ 17,18,19 送入管 20,21,22 流動層カラム 23 分級液入口 25,26,30 屈曲管 28 調整弁 29 出口管 31 採取管 32 開閉弁 35 分級槽 36 一次分級槽 37 二次分級槽 38 槽壁 39 水平開口 40 樋 41 ノズル 42 流量制御弁 43 水平流流出口 44 合流管 44a スラリ入口 44b 分級液入口 45 屈曲管路 46 溢流液出口 47 整流器 48 第一分散板 50 第二分散板
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭62−193661(JP,A) 特開 昭50−48556(JP,A) 特開 昭49−15060(JP,A) 特開 昭63−218264(JP,A) 実開 昭62−187647(JP,U) 特公 平5−58779(JP,B2)

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 分級槽内を、底部に開口を有する隔壁で
    区切り、該隔壁の一方を一次分級槽とし、上記隔壁の他
    方を二次分級槽とし、 上記一次分級槽の上部の上流端に、粉粒体を含む原料ス
    ラリと水平流の流量調整用の分級液とを混合させる合流
    管と、該合流管に接続し内部に流体均一化用の屈曲管路
    を形成したノズルを設け、 上記一次分級槽の上部の下流端には流量制御弁付き水平
    流流出口を設け、上記ノズルと上記水平流流出口との間
    に上記ノズルと上記水平流流出口とを結ぶ高さより低い
    仕切り板で仕切られた複数の沈澱室を設け、 上記二次分級槽には、一次分級槽との反対側の槽壁面全
    体に、一次分級槽の供給ノズルの上端と同じ高さの水平
    開口を設け、該水平開口の外側に、溢流液排出用の樋を
    設け、二次分級槽の下部の下流端に調整弁付き出口管を
    設け、その底部には複数のホッパーを設け、該各ホッパ
    ーの最下端には送入管の一端を接続し、該送入管の他端
    は流動層カラムに接続し、該流動層カラムの下端には多
    孔性板を介入した整流器を設け、該整流器の下端には分
    級液入口を設け、上記流動層カラムの上端には上記二次
    分級槽底部の各ホッパーより下流側に開口し、さらに各
    流動層カラムには複数の採取管を設けたことを特徴とす
    る湿式分級装置。
  2. 【請求項2】 上記多孔性板は、平板に一定の大きさと
    配列で孔を設け上記整流器の入口側に設けられる第一分
    散板と、畳織り金網より成り上記整流器の出口側に設け
    られる第二分散板により構成されることを特徴とする請
    求項1記載の湿式分級装置。
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