JPH0821436B2 - 蓄電池における電解液の比重、液面高さ及び液温測定装置 - Google Patents
蓄電池における電解液の比重、液面高さ及び液温測定装置Info
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Description
電解液の比重、液面高さ及び液温測定装置に関し、特
に、鉛蓄電池のごとき蓄電池における電解液の比重、液
面高さ及び液温測定装置に関する。
る電解液の比重、液面高さ及び液温を遠隔計測する装置
は、比重計、液面計及び温度計から構成されている。こ
れら比重計、液面計及び温度計は、夫々、センサ部と信
号変換部とを有している。従来、上述した遠隔計測装置
は、比重計、液面計については、各々のセンサ部が差圧
管で構成されていた。又、各々の信号変換部について
は、水柱マノメータで構成されているものも見受けられ
た。上記各々のセンサ部からは、空気圧(差圧)が出力
として得られるようになっており、又、上記各々の信号
変換部では、上記各々のセンサ部からの出力としての空
気圧(差圧)が目盛り等で示されるが、これら各値は、
オペレータの目視による直読によってサンプリングされ
ていた。一方、上述した遠隔計測装置の温度計について
は、そのセンサ部が白金測温抵抗体で構成されており、
又、その信号変換部については、広角度抵抗指示計で構
成されていた。上記センサ部からは、電解液温度に見合
った大きさの電気抵抗値が出力として得られるようにな
っており、又、上記信号変換部では、上記電気抵抗値が
指示されることとなるが、該指示値についても上述した
比重計や液面計におけると同様に、オペレータの目視に
よる直読によってサンプリングされていた。
とき構成の従来の遠隔計測装置においては、比重計の差
圧管及び液面計の差圧管の夫々に対して空気配管が必要
であり、又、温度計には配線が必要である。そのうえ、
上記各空気配管に対しては夫々に空気源を必要とし、
又、温度計に対しては電源も必要であることから、部品
点数が多いという欠点がある。
については、大型で重量がある、構造が複雑で各種トラ
ブル発生の原因になり易い、信号変換部に取付けられた
換算尺の操作が煩雑である、という欠点がある。そのう
え、上記差圧値を所謂手計算によって求めていたために
非常な手数がかかり、場合によっては計算ミスが生ずる
おそれもあった。
合を解消することを目的として、上記従来の遠隔計測装
置に関して種々の改良を施した提案がなされるに至っ
た。
々具備するセンサ部については従来と同様に差圧管で構
成し、他方夫々の信号変換部については、電子式差圧計
で構成して、センサ部において検知された差圧を、該差
圧に見合った大きさの電気信号として信号変換部から出
力するように構成したものである。温度計は、センサ部
については従来と同様に白金測温抵抗体で構成され、
又、その信号変換部については、ブリッジ回路で構成さ
れていて、センサ部からは液温に応じた電気抵抗値が出
力として得られ、又、信号変換部からは電気信号が出力
される。
サ部については、光学式(光屈折式)センサで構成し、
比重計が具備する信号変換部については、感光素子(光
量検出を行なう)で構成し、センサ部において検知され
た光信号を、該光信号に見合った大きさの電気信号とし
て信号変換部から出力するように構成している。又、上
記改良提案において、液面計が具備するセンサ部につい
ては、上記比重計のセンサ部と同様に光学式(光屈折
式)センサで構成し、液面計が具備する信号変換部につ
いても、上記比重計の信号変換部と同様に感光素子(光
量検出を行なう)で構成し、センサ部において検知され
た空気圧(差圧)を示す光信号を、該光信号に見合った
大きさの電気信号として信号変換部から出力するように
構成している。温度計は、センサ部については測温抵抗
体又はサーミスタで構成され、又、その信号変換部につ
いては、前記と同様に、ブリッジ回路で構成されてい
て、夫々上記と同様に液温に応じた電気抵抗値、電気信
号が出力となる。
れについても、以下に記載するごとき欠点や不具合があ
った。即ち、第1の改良提案については、センサ部に従
来と同様な差圧管が採用されているために、既述のよう
に、比重計の差圧管及び液面計の差圧管の夫々に対して
空気配管が必要であり、又、温度計には配線が必要であ
り、更に、上記各空気配管に対しては夫々に空気源を必
要とし、又、温度計に対しては電源も必要であることか
ら、部品点数が多くなるという欠点を解消することがで
きない。又、信号変換部に電子式差圧計を採用している
ので、小型化、軽量化を図ることが可能であるという利
点はあるものの、上記電子式差圧計が具備する圧力トラ
ンスデューサは、ボンディングによって結線されている
箇所や、ポリエステル,シリコン,ガラス,エポキシ接
着剤等が採用されている箇所等、腐食性気体や腐食性液
体等に対して脆弱な部分が多いために、硫酸等の腐食性
液体が電解液として用いられている蓄電池には使用する
ことができないという問題がある。一方、第2の改良提
案については、蓄電池上部の部位の電解液の比重しか測
定できない、電解液中に浮遊している各種の不純物が光
学式センサの鏡面に付着して該鏡面を汚すことによって
測定誤差が生ずるので、鏡面を頻繁に清掃する必要があ
る、そのため、長期間に亘る使用には適さない、防爆構
造化を図ることが困難である、等の不具合がある。
2つの改良提案に係るいずれの装置も、蓄電池内の電解
液の比重,液面高さ及び温度を測定するには依然として
改良の余地が残されていた。
れたもので、その目的は、腐食性気体や腐食性液体が使
用されている環境下において適用可能であり、構造の簡
単化と小型化,軽量化,防爆構造化を図ることが出来、
測定誤差が小さく且つメインテナンスの容易な蓄電池に
おける電解液の比重、液面高さ及び液温測定装置を提供
することにある。
に、本発明は、蓄電池内部の電解液に浸漬することによ
って電解液の比重及び液面高さを求めるための差圧値信
号と、前記電解液の液温値信号とを夫々出力する検出部
と、前記検出部から出力された前記各信号を入力して、
所定の信号処理を施す信号処理部とを備え、前記検出部
は、前記電解液内における所定深さ間隔を置いた任意の
2点間の差圧を検出して該検出した差圧と対応する電気
信号を出力する第1の差圧検出手段と、前記電解液中に
没した位置における圧力と蓄電池内部における該位置か
ら所定高さ離れた電解液外の位置における気体圧力との
差圧を検出して該検出した差圧と対応する電気信号を出
力する第2の差圧検出手段と、前記電解液の液温を検出
して該検出した液温と対応する電気信号を出力する液温
検出手段と、から成り、前記第1の差圧検出手段は、一
方の端部と他方の端部との間が折曲部位を介して連通し
ている中空通路であって、両端部が夫々略渦巻き状に形
成されているとともに、一方の端部から折曲部位までの
距離と他方の端部から折曲部位までの距離とを所定長さ
相違させて形成されている中空通路を画成する中空通路
画成部材と、この中空通路画成部材に取付けられ、中空
通路の両端部に夫々印加される圧力の差圧に応じた電気
信号を出力する圧力/電気信号変換部と、を有してお
り、前記第2の差圧検出手段は、一方の端部と他方の端
部との間が折曲部位を介して連通しているとともに、一
方の端部から折曲部位までの距離と他方の端部から折曲
部位までの距離とを所定長さ相違させて形成されている
中空通路であって、少なくとも折曲部位までの距離の長
い方の端部は略渦巻き状に形成されている中空通路を画
成する中空通路画成部材と、この中空通路画成部材に取
付けられ、中空通路の両端部に夫々印加される電解液中
の圧力と蓄電池内部の気体圧力との差圧に応じた電気信
号を出力する圧力/電気信号変換部と、を有しており、
前記液温検出手段は、前記第1の差圧検出手段が具備す
る中空通路画成部材、又は前記第2の差圧検出手段が具
備する中空通路画成部材のいずれかの、差圧測定時に常
時液中に浸漬する部位に取付け固定されている構成とし
た。
の差圧検出手段の中空通路画成部材が浸漬されることに
よって、電解液は該部材によって画成されている中空通
路の両端部の渦巻き状に形成されている部位へと浸入す
る。この電解液の浸入は、中空通路の渦巻き状に形成さ
れている部位の途中までであり、該中空通路の各々の立
上りの部位までは浸入しない。上記中空通路の両端部を
夫々渦巻き状に形成することによって、気体の膨張/収
縮による電解液の上昇等を防ぐとともに、該中空通路の
端部から折曲部位までの距離の長い方の部分と、該中空
通路の端部から折曲部位までの距離の短い方の部分との
間において、電解液の前述した浸入に起因して生ずる中
空通路内の気体の圧縮差を機構的に補償している。上記
中空通路の両端部には、夫々前記浸入した電解液によ
り、中空通路内に異なった大きさの気圧が印加されるこ
ととなる。
圧差が、上記中空通路における端部から折曲部位までの
距離の長い方の部分と距離の短い方の部分との間の電解
液中の差圧として、第1の差圧検出手段の圧力/電気信
号変換部に印加され、圧力/電気信号変換部から、該差
圧に見合った大きさの電気信号が信号処理部に出力され
る。
出手段が具備する中空通路画成部材の端部から折曲部位
までの距離の長い方の部分が浸漬されることによって、
電解液は該部材によって画成される中空通路の、電解液
中に浸漬された方の端部の渦巻き状に形成されている部
位へと浸入する。この電解液の浸入についても、上記と
同様に、渦巻き状に形成されている部位の途中までであ
り、該中空通路部材の、電解液中に浸漬されている側の
部分の立上りの部位までは浸入しない。上記中空通路の
電解液中に浸漬されていない側の部分には、蓄電池内部
の気体圧力が印加されることとなる。上記中空通路の両
端部には、前記浸入した電解液によって生じた気体圧力
と、蓄電池内部の気体圧力とが夫々印加されることとな
る。このようにして、上記中空通路内に生じた気圧差
が、電解液中の圧力と蓄電池内部の気体の圧力との間の
差圧として、第2の差圧検出手段の圧力/電気信号変換
部に印加され、圧力/電気信号変換部から、該差圧に見
合った大きさの電気信号が信号処理部に出力されること
となる。
段から電気信号が出力されると、信号処理部は、これら
電気信号を入力する。そして、信号処理部は、液温検出
手段から出力された液温検出信号をも入力し、予め設定
されたアルゴリズムに従って所定の信号処理を実行する
こととなる。
説明する。
おける電解液の比重、液面高さ及び液温測定装置の全体
構成を示した図である。本発明の一実施例に従う上記測
定装置は、図5を参照して明らかなように、蓄電池1の
内部に貯留されている電解液3に浸漬された検出部、即
ち、センサ部5と、該センサ部5と複数本の信号伝送線
路7を介して接続されている信号処理部9とによって構
成されている。なお、図5において、符号11は、蓄電
池1内部に充満した気体を外部へと排出するための排気
栓である。本実施例に従うセンサ部5と信号処理部9と
は、共に本質安全防爆回路が採用されており、水素ガス
の爆発に対する安全性の確保が図られている。
おける電解液の比重、液面高さ及び液温測定装置が具備
するセンサ部5の構造を示した図である。図1におい
て、ケーシング13は、全体として略円筒形状を呈する
ように形成されており、その下端が開口していて、蓄電
池1内部の電解液3が浸入可能となっている。一方、前
記ケーシング13の上部には、該ケーシング13の外径
よりも大径に形成された段付きの鍔部15が設けられて
いる。この段付きの鍔部15には、図のごとく断面形状
が略凸型の液型RTVゴム部材19が嵌合されている。
この段付きの鍔部15の下側の段の外周面には、全周に
亘り、例えば雌ねじ部15aが形成されている。上記雌
ねじ部15aは、センサ部5を、例えば蓄電池1の電池
槽の注液口にねじ込み固定することによって、上記セン
サ部5を、蓄電池1内部に取付固定するに際して用いら
れる。従って、上記電池槽の内壁面には、前記雌ねじ部
15aに対応して雄ねじ部が形成されている。なお、前
記段付きの鍔部15の下側の段の外周面に、雌ねじ部で
はなくて雄ねじ部が形成されている場合には、前記注液
口の内壁面には、当然に雌ねじ部が形成されることとな
る。前記段付きの鍔部15の上部には、外径が前記ケー
シング13の外径よりもやや大径で密閉された円筒形状
の室17が形成されている。この室17の内部の前記液
型RTVゴム部材19の上部には、圧力/電気信号変換
部、即ち、後述する比重用圧力トランスデューサ23
a,及び液面用圧力トランスデューサ25aから夫々出
力された電気信号を所定の増幅度で増幅する増幅器21
a,21bと、液温検知手段,即ち、IC温度センサ3
1から夫々出力された電気信号を所定の増幅度で増幅す
る増幅器21cとが設けられている。又、上記室17内
には、前記増幅器21a,21b,21cによって夫々
増幅された3種類の電気信号を、夫々前記信号処理部9
に伝送するための複数本の信号伝送線路7が臨まされて
いる。上述したケーシング13を始めとする鍔部15や
液型RTVゴム部材19等の各部材は、硫酸等の腐食性
液体に対して充分な耐腐食性を有する材料にて構成され
ているものとする。
は、第1の差圧検出手段、即ち、比重センサ23を支持
するための管状支持部材27と、第2の差圧検出手段、
即ち、液面センサ25を支持するための管状支持部材2
9とが夫々貫入されている。これら各管状支持部材2
7,29の内部には、比重用圧力トランスデューサ23
aから出力された電気信号を対応する増幅器21aに伝
送する信号伝送線路、液面用圧力トランスデューサ25
aから出力された電気信号を対応する増幅器21bに伝
送する信号伝送線路及びIC温度センサ31から出力さ
れた電気信号を対応する増幅器21cに伝送する信号伝
送線路が布設されている。
なように、比重用圧力トランスデューサ23aと、中空
通路画成部材、即ち、一方の端部と他方の端部との間が
折曲部位を介して連通している中空通路が形成された棒
状樹脂部材23bとから成っている。比重センサ23の
棒状樹脂部材23bは、図2を参照して明らかなよう
に、全体として略J字形状に折曲げられており、その一
端部から折曲部位までの間の長さと、その他端部から折
曲部位までの間の長さとが異なるように構成されてい
る。即ち、上記棒状樹脂部材23bは、その一端部から
折曲部位までの間の長さと、その他端部から折曲部位ま
での間の長さとの差分値が所定値(H)に成るように設
定されているものとする。そして、前記棒状樹脂部材2
3bの両端部は、図3にて示すごとき渦巻き形状を呈す
るように加工されている。上記棒状樹脂部材23bの両
端部が渦巻き状に形成されていなければ、気体の膨張/
収縮によって前述した所定値Hが変動する不具合や、電
解液3が棒状樹脂部材23bの中空通路の立上り部へと
上昇する不具合が生ずることとなるが、前記棒状樹脂部
材23bの両端部が夫々渦巻き形状を呈するように構成
されているので、蓄電池1内部に貯留されている電解液
3は、ケーシング13の下端部から棒状樹脂部材23b
の中空通路の両端部の渦巻き状に形成されている部位の
途中までしか浸入せず(図3参照)、然も、前記Hの値
も変動しない。即ち、上記棒状樹脂部材23bの両端部
が渦巻き状に形成されていることにより、棒状樹脂部材
23bの中空通路内に存在する空気等の気体の膨張/収
縮による前記所定値Hの変動の防止及び電解液3の棒状
樹脂部材23bの中空通路の立上り部への上昇を防止す
ることができる。又、該棒状樹脂部材23bの端部から
折曲部位までの距離の長い方の部分と、該棒状樹脂部材
23bの端部から折曲部位までの距離の短い方の部分と
の間において、電解液3の前述した浸入に起因して生ず
る棒状樹脂部材23bの中空通路内の気体の圧縮差を機
構的に補償している。このように、棒状樹脂部材23b
の両端部が夫々渦巻き状に形成されていることにより、
棒状樹脂部材23bの両端部から該棒状樹脂部材23b
の中空通路内に浸入した電解液3が、棒状樹脂部材23
bの中空通路の立上り部に向って上昇しないために、棒
状樹脂部材23b中の適宜箇所に前記中空通路に臨ませ
て組込まれている比重用圧力トランスデューサ23a
が、電解液3の直接的、間接的な影響を受けて腐食する
おそれはない。なお、前記棒状樹脂部材23bの中空通
路内に、非腐食性気体として、例えば窒素ガスのごとき
を封入すれば、上記比重用圧力トランスデューサ23a
が、電解液3の直接的、間接的な影響により腐食する不
具合を、更に確実に防止することができる。この場合、
上記比重センサ23を始め、後述する液面センサ25や
IC温度センサ31の不使用時には、封入した窒素ガス
が前記棒状樹脂部材23bの中空通路から外部へ漏出し
ないようにするために、センサ部5自体を倒立状態にし
ておくことが必要となる。
は、既述のように、前記棒状樹脂部材23b中の適宜箇
所に前記中空通路に臨ませて組込まれた状態で設けられ
ている。前記比重用圧力トランスデューサ23aには、
例えば、ピエゾ抵抗効果を利用した拡散形半導体素子が
採用されている。このピエゾ抵抗効果を利用した拡散形
半導体素子は、従来より用いられているベローズや金属
ダイヤフラムを使用した機械式のものと比較して信頼性
が高く、然も数mm角の単結晶シリコン感圧素子を使用
しているために極めて小型、軽量であり、又、精密温度
補償抵抗を内蔵しているために高精度な出力が得られる
という特徴がある。
は、前記棒状樹脂部材23bの中空通路の両端部に前述
したごとき態様で浸入した電解液3に起因して各々の端
部から異なった大きさの気圧が印加されると、これら両
気圧間の差圧に見合った大きさの電気信号を発生させ、
該発生させた電気信号を、前記信号処理部9に出力する
ようになっている。
3と同様な構成となっている。即ち、液面センサ25
は、液面用圧力トランスデューサ25aと、中空通路画
成部材、即ち、一方の端部と他方の端部との間が折曲部
位を介して連通している中空通路が形成された棒状樹脂
部材25bとから成っている。液面センサ25の棒状樹
脂部材25bも、図2を参照して明らかなように、全体
として略J字形状に折曲げられており、その一端部から
折曲部位までの間の長さと、その他端部から折曲部位ま
での間の長さとが異なるように構成されている。即ち、
上記棒状樹脂部材25bは、その一端部から折曲部位ま
での間の長さと、その他端部から折曲部位までの間の長
さとの差分値が所定値(H’)になるように設計されて
いるものとする。そして、前記棒状樹脂部材25bの、
折曲部位までの間の長さが長い方の部分の端部について
は、図3にて示すごとき渦巻き形状を呈するように加工
されている。このように、前記棒状樹脂部材25bの、
折曲部位までの間の長さが長い方の部分の端部を、渦巻
き形状を呈するように構成した理由については、比重セ
ンサ23に係る説明の箇所にて述べたので、該箇所を参
照されたい。本実施例では、棒状樹脂部材25bの、折
曲部位までの間の長さが長い方の部分の端部についての
み、図3にて示すごとき渦巻き形状を呈するように構成
することとしたが、棒状樹脂部材25bの、折曲部位ま
での間の長さが短い方の部分の端部についても、上記と
同様な渦巻き形状を呈するように構成することとしても
勿論差支えない。
れている電解液3の液面高さを検知するために設けられ
たものであるから、前掲の比重センサ23とは異なっ
て、棒状樹脂部材25bの、折曲部位までの間の長さが
長い方の部分の端部(即ち、渦巻き形状を呈する部分)
のみが電解液3中に浸漬され、折曲部位までの間の長さ
が短い方の部分の端部については、蓄電池1内の電解液
3外に露出した状態におかれることとなる。然しなが
ら、棒状樹脂部材25bの、電解液3中に浸漬される方
の端部は、既述のように、渦巻き状に形成されているこ
とにより、棒状樹脂部材25bの中空通路内に存在する
空気等の膨張/収縮に起因して該端部から中空通路内に
浸入した電解液3が棒状樹脂部材25bの中空通路の立
上り部に向って上昇したり、前記Hの値が変動したりし
ないために、棒状樹脂部材25b中の適宜箇所に前記中
空通路に臨ませて組込まれている液面用圧力トランスデ
ューサ25aが電解液3の直接的、間接的な影響を受け
て腐食するおそれはない。なお、比重センサ23におけ
ると同様に、前記棒状樹脂部材25bの中空通路内に、
非腐食性気体として、例えば窒素ガスのごときを封入す
れば、上記液面用圧力トランスデューサ25aが電解液
3の直接的、間接的な影響により腐食する不具合を、更
に確実に防止することができる。封入した窒素ガスが前
記棒状樹脂部材25bの中空通路から外部へ漏出しない
ようにするためには、前述したように、センサ部5自体
を倒立状態にしておくことが必要となる。
は、既述のように、前記棒状樹脂部材25b中の適宜箇
所に前記中空通路に臨ませて組込まれた状態で設けられ
ている。前記液面用圧力トランスデューサ25aには、
前記比重用圧力トランスデューサ25aにおけると同様
に、例えば、ピエゾ抵抗効果を利用した拡散形半導体素
子が採用されている。この拡散形半導体素子について
は、既に詳述したのでその説明は省略する。
は、前記棒状樹脂部材25bの、電解液3中に浸漬され
ている方の端部から前記中空通路に前述した如き態様で
浸入した電解液3に起因して印加された気圧と、前記棒
状樹脂部材25bの、蓄電池1内の電解液3外に露出し
た状態におかれている方の端部から前記中空通路を介し
て印加された気圧との間の差圧に見合った大きさの電気
信号を発生させ、該発生させた電気信号を、前記信号処
理部9に出力するようになっている。
面センサ25が具備する棒状樹脂部材25bの、電解液
3中に浸漬される部位、即ち、棒状樹脂部材25b中
の、折曲部位までの間の長さが長い方の部分の端部近傍
に組込まれている。IC温度センサ31は、電解液3の
液温を検知するために設けられているものであるから、
棒状樹脂部材25b中の電解液3外に露出している部位
に設けたのでは液温測定ができないからである。前記I
C温度センサ31には、極めて小型、軽量な数ミリ角の
半導体素子が使用されいる。前記IC温度センサ31
は、検知した電解液3の液温に見合った大きさの電気信
号を発生させ、該発生させた電気信号を前記信号処理部
9に出力するようになっている。
を、液面センサ25の棒状樹脂部材25b中に前記のご
とき態様で組込むこととしたが、比重センサ23の棒状
樹脂部材23b中の適宜箇所に組込むこととしても差支
えない。
いても、当然に、硫酸等の腐食性液体に対して耐腐食性
を有する材料によって構成されているものである。上記
構成のセンサ部5は、既述のように、電池槽の注液口に
ねじ込み固定されることによって、図4にて示すよう
に、蓄電池1内部の電極板2の横に、略垂直状態で設置
される。上記内容から明らかなように、本実施例におい
ては、比重センサ23については、比重用圧力トランス
デューサ23aと棒状樹脂部材23bとによって構成
し、液面センサ25については、液面用圧力トランスデ
ューサ25aと棒状樹脂部材25bとによって構成する
こととしたが、比重センサ23の棒状樹脂部材23b及
び液面センサ25の棒状樹脂部材25bに代えて、樹脂
加工によって既述のごとき態様の中空通路が形成された
部材を採用することとし、これら各部材に、前記の比重
用圧力トランスデューサ23a,液面用圧力トランスデ
ューサ25aを夫々取付けることとしても差支えない。
又、本実施例においては、比重用圧力トランスデューサ
23a、液面用圧力トランスデューサ25aの各々を、
夫々の棒状樹脂部材23b,25bの電解液3が浸漬し
得る部位に取付けることとしたが、前記各棒状樹脂部材
23b,25bよりも延長の長い部材を使用する等、適
宜な対策を講ずることによって、前記各トランスデュー
サ23a,25aを、電解液3の浸入するおそれのない
室17内に設置することとしても差支えない。
おける電解液の比重、液面高さ及び液温測定装置が具備
する信号処理部9の回路構成を示したブロック図であ
る。本発明の一実施例に従う信号処理部9は、図6を参
照して明らかなように、比重値演算手段、液面高さ演算
手段及び比重値換算手段としての機能を果たす演算処理
部51を始め、入力ポート39、出力ポート43、RO
M/RAMメモリ(以下、単に「メモリ」と称する)4
1、A/D変換器34,36,38及び表示手段たる比
重表示部45、液面表示部47、液温表示部49を備え
た構成となっている。信号処理部9を構成している上記
各部につき、更に詳述すれば以下のようである。
を介して比重センサ23から出力される電気信号を、A
/D変換器3は、増幅器21bを介して液面センサ25
から出力される電気信号を、A/D変換器38は、増幅
器21cを介してIC温度センサ31から出力される電
気信号を、夫々入力して、これら入力した各々の電気信
号をアナログ/ディジタル変換した後、入力ポート39
を介して演算処理部51に出力するようになっている。
示部49には、例えば、LED(発光ダイオード)素子
から成る複数桁の7セグメントが採用されている。これ
ら各々の表示部45,47及び49は、演算処理部51
の制御下で、演算処理部51から出力ポート43を介し
て与えられた表示指令信号に基づいて、所定の表示動作
を実行するようになっている。
て本発明の一実施例に従う装置を駆動、制御するのに必
要な種々の指令信号を出力するためのキーを始め、テン
キー等が備えられている。キーボード33に備えられて
いるキー群には、例えば、比重用圧力トランスデューサ
23aに関して、電解液3の比重1.00のときの差圧
値P1e及び電解液の比重1,30のときの差圧値P3
e(いずれの差圧値も、電解液3中における2点間の高
さがHで一定であるときの差圧値である)を、メモリ4
1の記憶領域に登録するに際して使用するキー群があ
る。キーボード33に備えられているキー群には、又、
液面用圧力トランスデューサ25aに関して、電解液3
の比重1.00のときの差圧値P1e1 とP1e2 ,電
解液の比重1.30のときの差圧値P3e1 とP3e2
(いずれの差圧値も、電解液3中に存在する点での液圧
と、該点から一定高さH’だけ上方の点であって蓄電池
1内における電解液3の液面より上方の点での気圧との
間の差圧値である)を、メモリ41の記憶領域に登録す
るに際して使用するキー群もある。キーボード33から
出力された各種指令信号は、入力ポート39を介して演
算処理部51に与えられ、演算処理部51において所定
の演算処理が施されることとなる。
し、又、必要データを記憶する。メモリ41が記憶して
いるプログラムとしては、例えば、図9のフローチャー
トに具現されているごときものが挙げられる。又、後に
詳述する電解液3の比重ρを算出するための式、電解液
3の液面高さhを算出するための式、電解液3の比重
を、電解液3の液温が20℃のときの比重G20に換算
するための式、電解液3の比重を、電解液3の液面が正
規液面であるときの比重Gbに換算するための式及び電
解液3の比重を、電解液3の液温が20℃で且つ電解液
3の液面が正規液面であるときの比重G20bに換算す
るための式も、メモリ41内に格納されている。又、前
述した棒状樹脂部材23bにおける両端部間の長さの差
分値であるHや、前記棒状樹脂部材25bにおける両端
部間の長さの差分値であるH’,或いは蓄電池1内部に
おける電解液3の正規液面高さを示す値b等も、前記メ
モリ41内に格納されている。更には、前述した各々の
キー群が、オペレータ等によって押圧操作されたことに
起因して、演算処理部51から前掲のごとき差圧値デー
タが与えられたときには、メモリ41は、これら各差圧
値データを所定記憶領域に格納するととなる。メモリ4
1は、又、演算処理部51からのデータ読出要求に応じ
て、該データ読出要求に対応するデータを、演算処理部
51に対して与える。
等、一連の演算処理を行なうことによって、入力ポート
39,出力ポート43、メモリ41、比重表示部45、
液面表示部47、液温表示部49をその制御下におく。
演算処理部51は、メモリ41に格納されている前記各
種データ等に基づき、以下のような演算処理動作を実行
する。 (ア)比重センサ23から上述した信号伝送経路を通し
て与えられた信号(ディジタル信号)Pを入力して、メ
モリ41に記憶されている電解液3の比重ρを求める式
ρ=P/Hを用いてρを求める。ここで、Pは、前記比
重センサ23を構成する棒状樹脂部材23bの両端部に
夫々印加される圧力P2 ,P1 (図7参照)の差圧であ
り、Hは、前述したように、上記両端部間の長さの差分
である。 (イ)液面センサ25から上述した信号伝送経路を通し
て与えられた信号(ディジタル信号)P’を入力して、
該P’と、(ア)で求めた電解液3の比重ρと、メモリ
41に記憶されている電解液3の液面高さhを求める式
h=P’/ρを用いてhを求める。ここで、P’は、前
記液面センサ25を構成する棒状樹脂部材25bの両端
部に夫々印加される圧力P4 ,P3 (図8参照)の差圧
である。既述の説明と図8とを参照すれば明らかなよう
に、前記棒状樹脂部材25bの圧力P4 が印加される方
の端部は、電解液3の液面から深さhの位置にて電解液
3中に浸漬された状態にあり、この位置における圧力を
示している。一方、前記棒状樹脂部材25bの圧力P3
が印加される方の端部は、既述のように、前記電解液3
中に浸漬されている方の端部からH’上方の位置にて電
解液3外に露出された状態にある。電解液3の正規液面
高さbは既知数であり、且つ、センサ部5の蓄電池1に
対する取付位置が固定されているわけだから、上記式に
より、電解液3の液面高さhを算出することは可能であ
る。 (ウ)IC温度センサ31から上述した信号伝送経路を
通して与えられた信号(ディジタル信号)tを入力す
る。このtが(ア)において電解液3の比重ρを求めた
とき及び(イ)において電解液3の液面高さhを求めた
ときの電解液3の液温t〔℃〕と認識する。即ち、
(ア)において求めた電解液3の比重ρを、液温t
〔℃〕における電解液3の比重Gtと認識し、該Gt
と、メモリ41に記憶されている、電解液3の比重を、
電解液3の液温が20℃のときの比重G20に換算する
ための式 G20=Gt+0.0007(t−20)
を用いてG20を求める。(エ)(ア)で求めた電解液
3の比重ρは、(イ)で求めた電解液3の液面高さhに
おける電解液3の比重であって、電解液3の液面が正規
液面であるときの比重ではない。そこで、(ア)で求め
た電解液3の比重ρと、(イ)で求めた電解液3の液面
高さhと、メモリ41に記憶されている、電解液3の液
面が正規液面であるときの比重Gbに換算するための式
Gb=GL+C(b−L)の式とを用いてGbを求め
る。ここで、bは、電解液3の正規液面高さを示してい
る。又、Lは、(イ)で求めた電解液3の液面高さhに
対応するものであり、GLは、(ア)で求めた電解液3
の比重ρ及び(ウ)のGtとに対応するもので、液面高
さLのときの電解液3の比重を示している。更に、C
は、測定した液面を正規液面に換算するに際して必要と
される液面換算係数である。(オ)(ウ)でG20の
値、即ち、液温20℃のときの電解液3の比重を求め、
(エ)でGbの値、即ち、液面高さLのときの電解液3
の比重を求めた後、メモリ41に記憶されている、電解
液3の液温20℃で且つ電解液3の液面が正規液面であ
るときの比重G20bに換算するための式 G20b=
Gt+0.0007(t−20)+C(b−L) を用
いてG20bを求める。 Gt+0.0007(t−2
0) は、(ウ)で求められているから既知数であり、
又、C(b−L)は、(エ)で演算されているのでやは
り既知数である。
20℃で且つ正規液面であるときの比重に換算する理由
は、電解液3の比重は液温及び液面高さによって変化す
るため、電解液比重を比較する場合には、(ア)で求め
た電解液比重ρを液温20℃で且つ正規液面のときの電
解液比重G20bに換算する必要があるからである。 (カ)(オ)において求めたG20bに関し、必要に応
じて温度ドリフト補正を行なう。即ち、IC温度センサ
31から出力された液温検出値tと、メモリ41内に予
め登録されている前掲の差圧値データP1e,P3e,
P1e1 ,P1e2 ,P3e1 ,P3e2 等に基づき、
所定の演算処理を行なうことによって、前記(オ)で求
めたG20bの値を補正する。 (キ)上記のようにして求めたG20bの値を始め、h
の値及びtの値を、夫々対応する前述した各表示部4
5,47,49に対して表示出力する。なお、前述した
蓄電池1が複数個設置されており、且つこれら複数個の
蓄電池1の各々に対応して前記センサ部5と同一構成の
センサ部が、蓄電池1の内部に夫々設置されている場合
には、信号処理部9のA/D変換器34の入力側と、各
センサ部5の増幅器21aの出力側との間、A/D変換
器36の入力側と、各センサ部5の増幅器21bの出力
側との間、及びA/D変換器38の入力側と、各センサ
部5の増幅器21cの出力側との間に、夫々マルチプレ
クサを設けることとなる。上記のような態様で各センサ
部5の比重センサ23,液面センサ25,IC温度セン
サ31に対応して夫々マルチプレクサを設け、これら各
マルチプレクサを演算処理部51が制御することによっ
て、演算処理部51は、各々のセンサ部5の比重センサ
23,液面センサ25,IC温度センサ31から出力さ
れる電気信号を、時分割的に選択入力することが可能と
なる。
て示したフローチャートを参照しながら説明する。オペ
レータが本発明に従う測定装置の駆動電源を投入するこ
とによって信号処理部9を構成する各部は動作可能な状
態となる。
ューサ23aに関して、電解液3の比重1.00のとき
の差圧値P1e及び電解液3の比重1.30のときの差
圧値P3eが、メモリ41内に登録されているか否かを
チェックする(ステップS1)。これとともに、演算処
理部51は、液面用圧力トランスデューサ25aに関し
て、電解液3の比重1.00のときの差圧値P1e1 と
P1e2 ,電解液3の比重1.30のときの差圧値P3
e1 とP3e2 が、メモリ41内に登録されているか否
かをもチェックする(ステップS2 )。ステップS1 及
びステップS2における上記チェックの結果、上述した
各データがメモリ41内に登録されていなければ、演算
処理部51は、ステップS3 以降の処理動作には移行し
ない。ステップS1 ,ステップS2 における上記データ
は、比重センサ23,液面センサ25の圧力ー出力電圧
特性に生じた温度ドリフトによって、既述のG20bの
値に誤差が生じた場合に、これを補正するに際して用い
るものである。ステップS1 ,ステップS2 に係るデー
タは、オペレータが前述した各キー群を操作することに
よって、メモリ41内への登録,抹消が自在となってい
る。
記チェックの結果、上述した各データがメモリ41内に
登録されていれば、演算処理部51は、ステップS3 以
降の処理動作に移行することとなる。演算処理部51
は、前述したように、比重用圧力トランスデューサ23
aから出力された差圧値Pを読込み(ステップS3 )、
メモリ41から前記ρ=P/Hの式,Hの値を夫々読出
して、電解液3の比重ρを計算する(ステップS4 )。
ステップS4 で算出したρの値は、演算処理部51によ
りメモリ41の所定記憶領域に一時的に格納される(ス
テップS5 )。ステップS3 からステップS5 に至る一
連の処理動作が終了すると、ステップS5に移行する。
即ち、演算処理部51は、前述したごとき態様で、液面
用圧力トランスデューサ25aから出力された差圧値
P’を読込み(ステップS6 )、メモリ41から前記h
=P’/ρの式と、ステップS5 で格納したρの値とを
読出し(ステップS7 )、電解液3の液面高さhを演算
する(ステップS8 )。ステップS8 で算出したhの値
は、演算処理部51によりメモリ41の所定記憶領域に
一時的に格納される(ステップS9 )。ステップS9 に
おいて、前記hの値をメモリ41内の所定記憶領域に格
納すると、演算処理部51は、IC温度センサ31から
出力された液温検出値tを読込み、メモリ41内の所定
記憶領域に一時的に格納する(ステップS10)。
と、ステップS10で読込んだ液温検出値tと、メモリ4
1内に記憶されている、電解液3の液温が20℃のとき
の比重G20に換算するための式 G20=Gt+0,
0007(t−20)とを用いて、電解液3の液温が2
0℃のときの比重G20を計算する。上記換算式を構成
する各項の詳細については、既に説明したので記載しな
い(ステップS11)。ステップS11における計算が終了
すると、演算処理部51は、ステップS4 で求めた電解
液3の比重ρと、ステップS8 で求めた電解液3の液面
高さhと、メモリ41内に記憶されている、電解液3の
液面が正規液面であるときの比重Gbに換算するための
式 Gb=GL+C(b−L) とを用いてGbを求め
る。上記換算式を構成する各項の詳細についても既に説
明したので記載しない(ステップS 12)。ステップ
S11,ステップS12にて夫々記載した計算が終了する
と、演算処理部51は、メモリ41内に記憶されてい
る、液温20℃で且つ正規液面であるときの電解液3の
比重G20bに換算するための式 G20b=Gt+
0,0007(t−20)+C(b−L) を用いて、
上記比重G20bを計算する(ステップS13)。ステッ
プS13において求めたG20bについては、必要に応じ
て既述のような温度ドリフト補正が行なわれる(ステッ
プS14)。ステップS14において温度ドリフト補正が行
なわれた後のG20bの値は、比重表示部45に、ステ
ップS9 でメモリ41内に一時的に記憶されている電解
液3の液面高さhの値は、液面表示部47に、ステップ
S10で読込んだ電解液3の液温検出値tの値は、液温表
示部49に、演算処理部51により夫々表示出力される
(ステップS15)。
動作が終了することで、演算処理部51による一連の演
算処理動作が終了することとなる。
検出部を、電解液内における所定深さ間隔を置いた任意
の2点間の差圧を検出して該検出した差圧と対応する電
気信号を出力する第1の差圧検出手段と、電解液中に没
した位置における圧力と蓄電池内部における該位置から
所定高さ離れた電解液外の位置における気体圧力との差
圧を検出して該検出した差圧と対応する電気信号を出力
する第2の差圧検出手段と、電解液の液温を検出して該
検出した液温と対応する電気信号を出力する液温検出手
段と、で構成し、前記第1の差圧検出手段は、一方の端
部と他方の端部との間が折曲部位を介して連通している
中空通路であって、両端部が夫々略渦巻き状に形成され
ているとともに、一方の端部から折曲部位までの距離と
他方の端部から折曲部位までの距離とを所定長さ相違さ
せて形成されている中空通路を画成する中空通路画成部
材と、この中空通路画成部材に取付けられ、中空通路の
両端部に夫々印加される圧力の差圧に応じた電気信号を
出力する圧力/電気信号変換部と、を有しており、前記
第2の差圧検出手段は、一方の端部と他方の端部との間
が折曲部位を介して連通しているとともに、一方の端部
から折曲部位までの距離と他方の端部から折曲部位まで
の距離とを所定長さ相違させて形成されている中空通路
であって、少なくとも折曲部位までの距離の長い方の端
部は略渦巻き状に形成されている中空通路を画成する中
空通路画成部材と、この中空通路画成部材に取付けら
れ、中空通路の両端部に夫々印加される電解液中の圧力
と蓄電池内部の気体圧力との差圧に応じた電気信号を出
力する圧力/電気信号変換部と、を有しており、前記液
温検出手段は、前記第1の差圧検出手段が具備する中空
通路画成部材、又は前記第2の差圧検出手段が具備する
中空通路画成部材のいずれかの、差圧測定時に常時液中
に浸漬する部位に取付固定されている構成としたので、
腐食性気体や腐食性液体が使用されている環境下におい
て適用可能であり、構造の簡単化と小型化、軽量化、防
爆構造化を図ることが出来、測定誤差が小さく且つメイ
ンテナンスの容易な蓄電池における電解液の比重、液面
高さ及び液温測定装置を提供することができる。
の比重、液面高さ及び液温測定装置が具備するセンサ部
の構造を示した切断断面図。
ンサの説明図。
ンサの説明図。
取付状態を示した説明図。
の比重、液面高さ及び液温測定装置の全体構成を示した
図。
を示したブロック図。
を示した説明図。
原理を示した説明図。
を示すフローチャート。
Claims (3)
- 【請求項1】 蓄電池内部の電解液に浸漬することによ
って電解液の比重及び液面高さを求めるための差圧値信
号と、前記電解液の液温値信号とを夫々出力する検出部
と、 前記検出部から出力された前記各信号を入力して、所定
の信号処理を施す信号処理部とを備え、 前記検出部は、 前記電解液内における所定深さ間隔を置いた任意の2点
間の差圧を検出して該検出した差圧と対応する電気信号
を出力する第1の差圧検出手段と、 前記電解液中に没した位置における圧力と蓄電池内部に
おける該位置から所定高さ離れた電解液外の位置におけ
る気体圧力との差圧を検出して該検出した差圧と対応す
る電気信号を出力する第2の差圧検出手段と、 前記電解液の液温を検出して該検出した液温と対応する
電気信号を出力する液温検出手段と、 から成り、 前記第1の差圧検出手段は、 一方の端部と他方の端部との間が折曲部位を介して連通
している中空通路であって、両端部が夫々略渦巻き状に
形成されているとともに、一方の端部から折曲部位まで
の距離と他方の端部から折曲部位までの距離とを所定長
さ相違させて形成されている中空通路を画成する中空通
路画成部材と、 この中空通路画成部材に取付けられ、中空通路の両端部
に夫々印加される圧力の差圧に応じた電気信号を出力す
る圧力/電気信号変換部と、 を有しており、 前記第2の差圧検出手段は、 一方の端部と他方の端部との間が折曲部位を介して連通
しているとともに、一方の端部から折曲部位までの距離
と他方の端部から折曲部位までの距離とを所定長さ相違
させて形成されている中空通路であって、少なくとも折
曲部位までの距離の長い方の端部は略渦巻き状に形成さ
れている中空通路を画成する中空通路画成部材と、 この中空通路画成部材に取付けられ、中空通路の両端部
に夫々印加される電解液中の圧力と蓄電池内部の気体圧
力との差圧に応じた電気信号を出力する圧力/電気信号
変換部と、 を有しており、 前記液温検出手段は、 前記第1の差圧検出手段が具備する中空通路画成部材、
又は前記第2の差圧検出手段が具備する中空通路画成部
材のいずれかの、差圧測定時に常時液中に浸漬する部位
に取付け固定されていることを特徴とする蓄電池におけ
る電解液の比重、液面高さ及び液温測定装置。 - 【請求項2】 請求項1記載の蓄電池における電解液の
比重、液面高さ及び液温測定装置において、 前記各々の中空通路画成部材によって夫々画成される中
空通路には、空気又は窒素ガスが封入されていることを
特徴とする蓄電池における電解液の比重、液面高さ及び
液温測定装置。 - 【請求項3】 請求項1又は請求項2記載の蓄電池にお
ける電解液の比重、液面高さ及び液温測定装置におい
て、 前記信号処理部は、 第1の差圧検出手段から出力された差圧値を示す電気信
号及び予め設定されている前記2点間の距離データを入
力して、所定の演算式により電解液の比重値を演算する
比重演算手段と、 前記演算された電解液の比重値及び第2の差圧検出手段
から出力された差圧値を入力して、所定の演算式により
電解液の液面高さ値を演算する液面高さ演算手段と、 前記演算された電解液の比重値及び前記演算された電解
液の液面高さ値を入力して、所定の演算式により前記比
重値を所定電解液温度で且つ所定液面高さでの比重値に
換算する比重値換算手段と、 前記液温検出手段から出力された液温値と、液面高さ演
算手段から出力された液面高さ値と、比重値換算手段か
ら出力された比重値とを夫々入力して各別に表示する表
示手段と、 を有することを特徴とする蓄電池における電解液の比
重、液面高さ及び液温測定装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4257602A JPH0821436B2 (ja) | 1992-09-02 | 1992-09-02 | 蓄電池における電解液の比重、液面高さ及び液温測定装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4257602A JPH0821436B2 (ja) | 1992-09-02 | 1992-09-02 | 蓄電池における電解液の比重、液面高さ及び液温測定装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06290818A JPH06290818A (ja) | 1994-10-18 |
| JPH0821436B2 true JPH0821436B2 (ja) | 1996-03-04 |
Family
ID=17308550
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4257602A Expired - Fee Related JPH0821436B2 (ja) | 1992-09-02 | 1992-09-02 | 蓄電池における電解液の比重、液面高さ及び液温測定装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0821436B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP4493489B2 (ja) * | 2004-12-28 | 2010-06-30 | 古河電池株式会社 | 蓄電池用電解液比重判別装置 |
| JP4670459B2 (ja) * | 2005-04-27 | 2011-04-13 | 株式会社デンソー | バッテリ容量センサ |
| KR101426859B1 (ko) * | 2011-12-29 | 2014-08-07 | (주)블루스웰 | 배터리 밀폐장치 |
-
1992
- 1992-09-02 JP JP4257602A patent/JPH0821436B2/ja not_active Expired - Fee Related
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| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH06290818A (ja) | 1994-10-18 |
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