JPH0823232B2 - 自走式立体駐車場 - Google Patents
自走式立体駐車場Info
- Publication number
- JPH0823232B2 JPH0823232B2 JP5334692A JP33469293A JPH0823232B2 JP H0823232 B2 JPH0823232 B2 JP H0823232B2 JP 5334692 A JP5334692 A JP 5334692A JP 33469293 A JP33469293 A JP 33469293A JP H0823232 B2 JPH0823232 B2 JP H0823232B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- parking
- road
- floor
- vehicle
- descending
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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Landscapes
- Road Signs Or Road Markings (AREA)
- Road Paving Structures (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複数階の各階に複数の
駐車区画を備え、車両が自ら走行して各階を昇降するこ
とにより、任意の駐車区画に駐車可能な自走式立体駐車
場に関する。
駐車区画を備え、車両が自ら走行して各階を昇降するこ
とにより、任意の駐車区画に駐車可能な自走式立体駐車
場に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、この種の自走式立体駐車場
(以下、単に駐車場と称する)としては様々なものが提
案されているが、本願出願人は、特に運転時の危険性の
低減や駐車効率の向上等を目的として、特開昭61−2
04476号に開示されるような駐車場を提案してい
る。この駐車場は、図9の斜視図及びその平面を表わす
図10に示すように、各階が螺旋状に連続して形成され
ており、駐車場内部をほぼ矩形に大きく旋回する上昇用
車路P3と、上昇用車路P3の内方を小さく旋回する下
降用車路P5とを備えている。この上昇用車路P3及び
下降用車路P5の一部は重合されて(即ち隣合わせに)
設けられており、車2台分が通過可能な二重通路P7と
されている。そして、図10に示すように、各階には、
複数の駐車区画Sが並設された駐車エリアが設けられて
おり、これらの駐車エリアは、下降用車路P5の内側に
設けられた第1の駐車エリアP9と、上昇用車路P3と
下降用車路P5との間に設けられた第2の駐車エリアP
11と、上昇用車路P3の外側に設けられた第3の駐車
エリアP13とから構成されている。
(以下、単に駐車場と称する)としては様々なものが提
案されているが、本願出願人は、特に運転時の危険性の
低減や駐車効率の向上等を目的として、特開昭61−2
04476号に開示されるような駐車場を提案してい
る。この駐車場は、図9の斜視図及びその平面を表わす
図10に示すように、各階が螺旋状に連続して形成され
ており、駐車場内部をほぼ矩形に大きく旋回する上昇用
車路P3と、上昇用車路P3の内方を小さく旋回する下
降用車路P5とを備えている。この上昇用車路P3及び
下降用車路P5の一部は重合されて(即ち隣合わせに)
設けられており、車2台分が通過可能な二重通路P7と
されている。そして、図10に示すように、各階には、
複数の駐車区画Sが並設された駐車エリアが設けられて
おり、これらの駐車エリアは、下降用車路P5の内側に
設けられた第1の駐車エリアP9と、上昇用車路P3と
下降用車路P5との間に設けられた第2の駐車エリアP
11と、上昇用車路P3の外側に設けられた第3の駐車
エリアP13とから構成されている。
【0003】そして、このような駐車場においては、駐
車場内部を大きく旋回する上昇用車路P3が平坦又は緩
勾配となるため、空いている駐車区画Sを探しながら、
ゆっくり効率よく上昇でき、運転時の危険性を少なくで
きるとともに、下降用車路P5が短く形成されるため、
駐車場を素早く出ることができるという利点がある。ま
た、上昇用車路P3と下降用車路P5とのコーナー部が
重合しないので、比較的危険性が高いコーナー部を楽に
走行できるという利点がある。更には、上昇用車路P3
及び下降用車路P5内側に第1及び第2の駐車エリアP
9,P11を、上昇用車路P3の外側に第3の駐車エリ
アP13を効率よく配置しているので、敷地面積当りの
車の収容効率(駐車効率)が高くなるという利点があ
る。
車場内部を大きく旋回する上昇用車路P3が平坦又は緩
勾配となるため、空いている駐車区画Sを探しながら、
ゆっくり効率よく上昇でき、運転時の危険性を少なくで
きるとともに、下降用車路P5が短く形成されるため、
駐車場を素早く出ることができるという利点がある。ま
た、上昇用車路P3と下降用車路P5とのコーナー部が
重合しないので、比較的危険性が高いコーナー部を楽に
走行できるという利点がある。更には、上昇用車路P3
及び下降用車路P5内側に第1及び第2の駐車エリアP
9,P11を、上昇用車路P3の外側に第3の駐車エリ
アP13を効率よく配置しているので、敷地面積当りの
車の収容効率(駐車効率)が高くなるという利点があ
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の駐車場においては、以下に述べるような問題が残さ
れていた。即ち、敷地の面積や形状に応じて駐車場を拡
大するにあたって、駐車場の寸法L1(図10参照)を
大きくする場合は、第1及び第2の駐車エリアP9,P
11の駐車区画Sの数を駐車場の拡大方向に向けて増や
すことによって、駐車効率を低下させずに駐車場を拡大
することができるが、駐車場の寸法L2を大きくする場
合、即ち駐車場を上記二重通路P7における車両進行方
向と直角な方向に拡大する場合は、第1及び第2の駐車
エリアP9,P11の駐車区画Sの数を増やすことがで
きないので、無駄なスペースが生じて駐車効率が低下し
てしまい、敷地を有効利用することができないという問
題があった。また、下降用車路P5は1階分あたり二重
通路P7をなす2枚の平面部分と、昇降用の傾斜平面と
の計4枚の平面状部材からできている。このため、傾斜
平面から二重通路P7に降りる際、及び二重通路P7か
ら傾斜平面に降りる際に車体が揺れる。一般に、下降用
車路P5を走行して駐車場から出る際には、何度もこの
2種類の平面の継ぎ目をまたいで走行することになるた
め、かなり車体が揺れることになり、乗り心地が悪い。
低速にて下降すれば、この乗り心地の悪さを緩和するこ
とができるが、これでは、上記の「駐車場を素早く出ら
れる」という利点を損ねてしまう。
来の駐車場においては、以下に述べるような問題が残さ
れていた。即ち、敷地の面積や形状に応じて駐車場を拡
大するにあたって、駐車場の寸法L1(図10参照)を
大きくする場合は、第1及び第2の駐車エリアP9,P
11の駐車区画Sの数を駐車場の拡大方向に向けて増や
すことによって、駐車効率を低下させずに駐車場を拡大
することができるが、駐車場の寸法L2を大きくする場
合、即ち駐車場を上記二重通路P7における車両進行方
向と直角な方向に拡大する場合は、第1及び第2の駐車
エリアP9,P11の駐車区画Sの数を増やすことがで
きないので、無駄なスペースが生じて駐車効率が低下し
てしまい、敷地を有効利用することができないという問
題があった。また、下降用車路P5は1階分あたり二重
通路P7をなす2枚の平面部分と、昇降用の傾斜平面と
の計4枚の平面状部材からできている。このため、傾斜
平面から二重通路P7に降りる際、及び二重通路P7か
ら傾斜平面に降りる際に車体が揺れる。一般に、下降用
車路P5を走行して駐車場から出る際には、何度もこの
2種類の平面の継ぎ目をまたいで走行することになるた
め、かなり車体が揺れることになり、乗り心地が悪い。
低速にて下降すれば、この乗り心地の悪さを緩和するこ
とができるが、これでは、上記の「駐車場を素早く出ら
れる」という利点を損ねてしまう。
【0005】本発明は、こうした問題に鑑みなされたも
のであり、車両運転時の危険性が少ない等の長所を有
し、しかも敷地の面積や形状に応じて駐車場を大きくし
た場合でも、駐車効率が低下することがなく、敷地を有
効利用することができ、その上、駐車を終えた際には素
早く且つ乗り心地を良好に保ちつつ、出ることのできる
自走式立体駐車場を提供することを目的とする。
のであり、車両運転時の危険性が少ない等の長所を有
し、しかも敷地の面積や形状に応じて駐車場を大きくし
た場合でも、駐車効率が低下することがなく、敷地を有
効利用することができ、その上、駐車を終えた際には素
早く且つ乗り心地を良好に保ちつつ、出ることのできる
自走式立体駐車場を提供することを目的とする。
【0006】即ち、上記問題を解決するためになされた
本発明は、ほぼ矩形に旋回走行することにより1周で1
階分の高さを昇降して複数層の各階へ連続状に通じる走
行用車路を基準階に2車路設け、その一方の走行用車路
は、駐車場内部を大きく旋回する上昇用車路とし、他方
の走行用車路は、該上昇用車路の内方を小さく旋回する
下降用車路とし、該上昇用及び該下降用車路の一部を各
階において重合させるとともに、前記下降用車路の内側
に並設された駐車区画群からなる第1の駐車エリアと、
前記上昇用車路と前記下降用車路との間に並設された駐
車区画群からなる第2の駐車エリアと、前記上昇用車路
の外側に並設された駐車区画群からなる第3の駐車エリ
アと、を備えた自走式立体駐車場であって、前記下降用
車路は、略全域に渡って高度が変化される様に形成さ
れ、且つ前記上昇用車路に重合された箇所は、前記旋回
時に内側となる側が外側となる側よりも大きく高度が変
化されるように形成され、該重合された箇所以外の箇所
は、傾斜平面状に形成されてなり、且つ前記第1の駐車
エリア及び第2の駐車エリアにおける各駐車区画を、前
記上昇用車路と前記下降用車路との重合部分における車
両進行方向に対して直角な方向に沿って車両の幅方向に
並設してなること、を特徴とする自走式立体駐車場を要
旨としている。
本発明は、ほぼ矩形に旋回走行することにより1周で1
階分の高さを昇降して複数層の各階へ連続状に通じる走
行用車路を基準階に2車路設け、その一方の走行用車路
は、駐車場内部を大きく旋回する上昇用車路とし、他方
の走行用車路は、該上昇用車路の内方を小さく旋回する
下降用車路とし、該上昇用及び該下降用車路の一部を各
階において重合させるとともに、前記下降用車路の内側
に並設された駐車区画群からなる第1の駐車エリアと、
前記上昇用車路と前記下降用車路との間に並設された駐
車区画群からなる第2の駐車エリアと、前記上昇用車路
の外側に並設された駐車区画群からなる第3の駐車エリ
アと、を備えた自走式立体駐車場であって、前記下降用
車路は、略全域に渡って高度が変化される様に形成さ
れ、且つ前記上昇用車路に重合された箇所は、前記旋回
時に内側となる側が外側となる側よりも大きく高度が変
化されるように形成され、該重合された箇所以外の箇所
は、傾斜平面状に形成されてなり、且つ前記第1の駐車
エリア及び第2の駐車エリアにおける各駐車区画を、前
記上昇用車路と前記下降用車路との重合部分における車
両進行方向に対して直角な方向に沿って車両の幅方向に
並設してなること、を特徴とする自走式立体駐車場を要
旨としている。
【0007】ここで、前記各駐車区画を車両の幅方向に
並設するとあるのは、各駐車区画の車幅方向と、前記重
合部分における車両進行方向に対して直角な方向とを一
致させるようにして、各駐車区画を車幅方向に並べて配
置するということである。
並設するとあるのは、各駐車区画の車幅方向と、前記重
合部分における車両進行方向に対して直角な方向とを一
致させるようにして、各駐車区画を車幅方向に並べて配
置するということである。
【0008】
【作用】以上のように構成された本発明の自走式立体駐
車場において、車両を駐車する場合には、駐車場内部を
大きく旋回する上昇用車路に沿って車両を走行させれ
ば、各階を順次上っていくことができる。そして、その
途中で、各階の駐車エリア内に空いている所望の駐車区
画を見つけたら、その駐車区画に車両を駐車する。一
方、駐車場を出る場合には、上昇用車路の内側に設けら
れた下降用車路に沿って車両を走行させれば、各階を順
次下っていくことができる。
車場において、車両を駐車する場合には、駐車場内部を
大きく旋回する上昇用車路に沿って車両を走行させれ
ば、各階を順次上っていくことができる。そして、その
途中で、各階の駐車エリア内に空いている所望の駐車区
画を見つけたら、その駐車区画に車両を駐車する。一
方、駐車場を出る場合には、上昇用車路の内側に設けら
れた下降用車路に沿って車両を走行させれば、各階を順
次下っていくことができる。
【0009】ここで、本発明の自走式立体駐車場におい
ては、駐車場内部を大きく旋回する上昇用車路を平坦又
は緩勾配とすることができるので、空いている駐車区画
を探しながら、ゆっくり効率よく上昇することができ、
運転時の危険性を少なくできる。また、下降用車路が上
昇用車路の内側に短く形成されるため、駐車場を素早く
出ることができ、更に、上昇用車路と下降用車路とのコ
ーナー部が重合しないので、運転操作の未熟な者でも、
比較的危険性が高いコーナー部を安全に走行できる。ま
た、上昇用車路と下降用車路の内側に第1及び第2の駐
車エリアを、上昇用車路の外側に第3の駐車エリアを効
率よく配置することにより、駐車効率を高めることがで
きる。
ては、駐車場内部を大きく旋回する上昇用車路を平坦又
は緩勾配とすることができるので、空いている駐車区画
を探しながら、ゆっくり効率よく上昇することができ、
運転時の危険性を少なくできる。また、下降用車路が上
昇用車路の内側に短く形成されるため、駐車場を素早く
出ることができ、更に、上昇用車路と下降用車路とのコ
ーナー部が重合しないので、運転操作の未熟な者でも、
比較的危険性が高いコーナー部を安全に走行できる。ま
た、上昇用車路と下降用車路の内側に第1及び第2の駐
車エリアを、上昇用車路の外側に第3の駐車エリアを効
率よく配置することにより、駐車効率を高めることがで
きる。
【0010】そして、特に、本発明の自走式立体駐車場
においては、第1の駐車エリア及び第2の駐車エリアに
おける各駐車区画が、上昇用車路と下降用車路との重合
部分における車両進行方向に対して直角な方向に沿って
車両の幅方向に並設されているので、駐車場をこの重合
部分の車両進行方向に対して直角な方向に大きくする場
合、これに応じて、第1及び第2の駐車エリアの駐車区
画の数を駐車場の拡大方向に増やすことができる。した
がって、駐車場内に無駄なスペースが生じず、駐車効率
が低下することがないので、敷地の有効利用を図ること
ができる。また、下降用車路側の第2の駐車エリア及び
第1の駐車エリアを上記のように設けるには、下降用車
路は、少なくとも上昇用車路に重合されていない箇所
は、緩斜面になっていなければならない。この点、本発
明の自走式立体駐車場においては、下降用車路は、その
略全域に渡って高度が変化され、つまり丁度一周して1
階分、高さが変化する様に緩やかに形成されている。こ
のため、上記のような方向にて下降用車路側の第2の駐
車エリア及び第1の駐車エリアを配置することができ
る。そして更に、上昇用車路に重合された箇所は、旋回
時に内側となる側が外側となる側よりも大きく高度が変
化されるように形成されており、一方、重合された箇所
以外の箇所(上昇用車路に重合されていない箇所)は、
傾斜平面状に形成されている。したがい、上昇用車路と
重合されていない箇所から重合されている箇所へ下降す
る際には、車体が大きく揺れることがなく、またこの逆
に、重合されている箇所から重合されていない箇所へ下
降する際にも揺れない。このため、下降の際にも車体が
揺れないほど減速する必要がなく、下降用車路を走行し
て、当該駐車場から速やかに出られ、下降中は良好な乗
り心地となる。
においては、第1の駐車エリア及び第2の駐車エリアに
おける各駐車区画が、上昇用車路と下降用車路との重合
部分における車両進行方向に対して直角な方向に沿って
車両の幅方向に並設されているので、駐車場をこの重合
部分の車両進行方向に対して直角な方向に大きくする場
合、これに応じて、第1及び第2の駐車エリアの駐車区
画の数を駐車場の拡大方向に増やすことができる。した
がって、駐車場内に無駄なスペースが生じず、駐車効率
が低下することがないので、敷地の有効利用を図ること
ができる。また、下降用車路側の第2の駐車エリア及び
第1の駐車エリアを上記のように設けるには、下降用車
路は、少なくとも上昇用車路に重合されていない箇所
は、緩斜面になっていなければならない。この点、本発
明の自走式立体駐車場においては、下降用車路は、その
略全域に渡って高度が変化され、つまり丁度一周して1
階分、高さが変化する様に緩やかに形成されている。こ
のため、上記のような方向にて下降用車路側の第2の駐
車エリア及び第1の駐車エリアを配置することができ
る。そして更に、上昇用車路に重合された箇所は、旋回
時に内側となる側が外側となる側よりも大きく高度が変
化されるように形成されており、一方、重合された箇所
以外の箇所(上昇用車路に重合されていない箇所)は、
傾斜平面状に形成されている。したがい、上昇用車路と
重合されていない箇所から重合されている箇所へ下降す
る際には、車体が大きく揺れることがなく、またこの逆
に、重合されている箇所から重合されていない箇所へ下
降する際にも揺れない。このため、下降の際にも車体が
揺れないほど減速する必要がなく、下降用車路を走行し
て、当該駐車場から速やかに出られ、下降中は良好な乗
り心地となる。
【0011】
【実施例】以下に本発明の実施例を図面と共に説明す
る。まず、本発明の第1実施例について説明する。ここ
で、図1は、第1実施例の自走式立体駐車場における1
階以外の各階を表わす斜視図、図2は、その平面図、図
3は、その床面の勾配を示す平面図、図4は、1階の平
面図である。尚、図3は、図2の平面図において、勾配
を有する床面上に傾斜を示すための線Cを書き加えたも
のであり、この線Cの幅が同一の場合には等勾配であ
り、線Cの幅が異なる場合には不等勾配であることを示
す。
る。まず、本発明の第1実施例について説明する。ここ
で、図1は、第1実施例の自走式立体駐車場における1
階以外の各階を表わす斜視図、図2は、その平面図、図
3は、その床面の勾配を示す平面図、図4は、1階の平
面図である。尚、図3は、図2の平面図において、勾配
を有する床面上に傾斜を示すための線Cを書き加えたも
のであり、この線Cの幅が同一の場合には等勾配であ
り、線Cの幅が異なる場合には不等勾配であることを示
す。
【0012】第1実施例の自走式立体駐車場(以下、単
に駐車場と称する)は、複数階建(例えば5階建程度)
で建設されており、図1に示すように、各階の床面が螺
旋状に連続して形成されている。この床面上には、車両
が矢印(UPと記された実線の矢印)で示すように略矩
形に右回りに1周分旋回走行して1階分の高さを上昇す
る上昇用車路14と、矢印(DNと記された破線の矢
印)で示すように上昇用車路14の内方を小さく左回り
に1周分旋回走行して1階分の高さを下降する下降用車
路16とが設けられている。そして、図2に示すよう
に、両車路14,16の周囲には、複数の駐車区画Sが
並設された駐車エリアが設けられており、この駐車エリ
アは、下降用車路16の内側に設けられた第1の駐車エ
リア18と、上昇用車路14と下降用車路16との間に
設けられた左右一対の第2の駐車エリア20と、上昇用
車路14の外側周囲に設けられた第3の駐車エリア2
2,24,26とからなる。尚、図2〜図4において、
黒丸で表されているのは各階を支持している柱28であ
る。
に駐車場と称する)は、複数階建(例えば5階建程度)
で建設されており、図1に示すように、各階の床面が螺
旋状に連続して形成されている。この床面上には、車両
が矢印(UPと記された実線の矢印)で示すように略矩
形に右回りに1周分旋回走行して1階分の高さを上昇す
る上昇用車路14と、矢印(DNと記された破線の矢
印)で示すように上昇用車路14の内方を小さく左回り
に1周分旋回走行して1階分の高さを下降する下降用車
路16とが設けられている。そして、図2に示すよう
に、両車路14,16の周囲には、複数の駐車区画Sが
並設された駐車エリアが設けられており、この駐車エリ
アは、下降用車路16の内側に設けられた第1の駐車エ
リア18と、上昇用車路14と下降用車路16との間に
設けられた左右一対の第2の駐車エリア20と、上昇用
車路14の外側周囲に設けられた第3の駐車エリア2
2,24,26とからなる。尚、図2〜図4において、
黒丸で表されているのは各階を支持している柱28であ
る。
【0013】次に、上述の駐車場の各部構成をより詳細
に説明する。図1に示すように、駐車場の各階の床面
は、上記両車路14,16の一部及び第2の駐車エリア
20が各々設けられる一対の傾斜平面部31,31と、
この2つの傾斜平面部31,31を接続して螺旋状の車
路を形成する一対の傾斜曲面部33,33と、各傾斜平
面部31の内側辺縁31aより延び出した上記第1の駐
車エリア18と、傾斜平面部31の外側辺縁31b,3
1c及び傾斜曲面部33の外側辺縁33aより延び出し
た(上昇用車路14の外側に設けられる)上記第3の駐
車エリア22,24,26とから構成されている。尚、
傾斜平面部31と傾斜曲面部33との境界は、図1及び
図2において一点鎖線で示す35の箇所であり、車両に
下降用車路16を走行させると、傾斜平面部31,31
に形成された直線部を抜ける地点となっている。換言す
ると、下降用車路16を走行する車両は、コーナリング
をしながら傾斜曲面33,33に進行するというより
は、コーナリングを始めると同時に、傾斜曲面33,3
3に入りこむようにされている。
に説明する。図1に示すように、駐車場の各階の床面
は、上記両車路14,16の一部及び第2の駐車エリア
20が各々設けられる一対の傾斜平面部31,31と、
この2つの傾斜平面部31,31を接続して螺旋状の車
路を形成する一対の傾斜曲面部33,33と、各傾斜平
面部31の内側辺縁31aより延び出した上記第1の駐
車エリア18と、傾斜平面部31の外側辺縁31b,3
1c及び傾斜曲面部33の外側辺縁33aより延び出し
た(上昇用車路14の外側に設けられる)上記第3の駐
車エリア22,24,26とから構成されている。尚、
傾斜平面部31と傾斜曲面部33との境界は、図1及び
図2において一点鎖線で示す35の箇所であり、車両に
下降用車路16を走行させると、傾斜平面部31,31
に形成された直線部を抜ける地点となっている。換言す
ると、下降用車路16を走行する車両は、コーナリング
をしながら傾斜曲面33,33に進行するというより
は、コーナリングを始めると同時に、傾斜曲面33,3
3に入りこむようにされている。
【0014】ここで、傾斜平面部31は、その内側辺縁
31a及びこれに平行な外側辺縁31cが2.4%の勾
配を有するとともに、これに直角な外側辺縁31bが水
平であり、等勾配を有する傾斜平面状の部分として形成
されている。この傾斜平面部31の上には、その外側辺
縁31b,31cに沿って上述の上昇用車路14が設け
られるとともに、内側辺縁31aに沿って下降用車路1
6が設けられている。そして、この上昇用車路14と下
降用車路16との間には、後に詳述する第2の駐車エリ
ア20が設けられている。
31a及びこれに平行な外側辺縁31cが2.4%の勾
配を有するとともに、これに直角な外側辺縁31bが水
平であり、等勾配を有する傾斜平面状の部分として形成
されている。この傾斜平面部31の上には、その外側辺
縁31b,31cに沿って上述の上昇用車路14が設け
られるとともに、内側辺縁31aに沿って下降用車路1
6が設けられている。そして、この上昇用車路14と下
降用車路16との間には、後に詳述する第2の駐車エリ
ア20が設けられている。
【0015】傾斜曲面部33は、その外側辺縁33aの
勾配が2.4%であり、内側辺縁33bの勾配が10.
5%である。つまり、傾斜曲面部33は、外側辺縁33
aと内側辺縁33bとで傾斜が異なる不等勾配を有する
傾斜曲面状の部分である。そして、この傾斜曲面部33
の上には、その外側辺縁33aに沿って上昇用車路14
が設けられるとともに、内側辺縁33bに沿って下降用
車路16が設けられており、この傾斜曲面部33の中央
部分は、上昇用車路14と下降用車路16とが平行に重
合された(隣合わせに設けられた)二重通路37となっ
ている。
勾配が2.4%であり、内側辺縁33bの勾配が10.
5%である。つまり、傾斜曲面部33は、外側辺縁33
aと内側辺縁33bとで傾斜が異なる不等勾配を有する
傾斜曲面状の部分である。そして、この傾斜曲面部33
の上には、その外側辺縁33aに沿って上昇用車路14
が設けられるとともに、内側辺縁33bに沿って下降用
車路16が設けられており、この傾斜曲面部33の中央
部分は、上昇用車路14と下降用車路16とが平行に重
合された(隣合わせに設けられた)二重通路37となっ
ている。
【0016】第1の駐車エリア18は、上記傾斜平面部
31の内側辺縁31aより螺旋の中心方向に向けて同一
平面上に延び出した傾斜平面状の部分である。図2に示
すように、この第1の駐車エリア18には、両車路1
4,16の重合部分である傾斜曲面部33の二重通路3
7における車両進行方向と直角な方向に沿って、車両の
幅方向に8個の駐車区画Sが並設されている。即ち、各
駐車区画Sの車幅方向(図2に矢印Aで示す方向)を内
側辺縁31aの方向に一致させるようにして、計8個の
駐車区画Sが傾斜平面部31の内側辺縁31aに沿って
並設されている。したがって、各階においては、計8個
の駐車区画Sを有する第1の駐車エリア18が2列分だ
け設けられることになる。
31の内側辺縁31aより螺旋の中心方向に向けて同一
平面上に延び出した傾斜平面状の部分である。図2に示
すように、この第1の駐車エリア18には、両車路1
4,16の重合部分である傾斜曲面部33の二重通路3
7における車両進行方向と直角な方向に沿って、車両の
幅方向に8個の駐車区画Sが並設されている。即ち、各
駐車区画Sの車幅方向(図2に矢印Aで示す方向)を内
側辺縁31aの方向に一致させるようにして、計8個の
駐車区画Sが傾斜平面部31の内側辺縁31aに沿って
並設されている。したがって、各階においては、計8個
の駐車区画Sを有する第1の駐車エリア18が2列分だ
け設けられることになる。
【0017】第2の駐車エリア20は、上述の傾斜平面
部31の上昇用車路14と下降用車路16との間に設け
られており、第1の駐車エリア18と同様に、傾斜曲面
部33の二重通路37における車両進行方向と直角な方
向に沿って、車両の幅方向に10個の駐車区画Sが2列
分だけ並設されている。したがって、各階においては、
2つの第2の駐車エリア20(各々には計20個の駐車
区画Sが設けられる)が、第1の駐車エリア18の左右
に設けられることになる。
部31の上昇用車路14と下降用車路16との間に設け
られており、第1の駐車エリア18と同様に、傾斜曲面
部33の二重通路37における車両進行方向と直角な方
向に沿って、車両の幅方向に10個の駐車区画Sが2列
分だけ並設されている。したがって、各階においては、
2つの第2の駐車エリア20(各々には計20個の駐車
区画Sが設けられる)が、第1の駐車エリア18の左右
に設けられることになる。
【0018】また、第3の駐車エリア22,24,26
は、各々上述の傾斜平面部31の外側辺縁31b,31
c及び傾斜曲面部33の外側辺縁33aより外側に延び
出した平面部として形成されている。この第3の駐車エ
リア22,24,26には、上昇用車路14における車
両進行方向に沿って(即ち駐車場の側壁に沿って)、車
両の幅方向に計76個の駐車区画Sが並設されている。
は、各々上述の傾斜平面部31の外側辺縁31b,31
c及び傾斜曲面部33の外側辺縁33aより外側に延び
出した平面部として形成されている。この第3の駐車エ
リア22,24,26には、上昇用車路14における車
両進行方向に沿って(即ち駐車場の側壁に沿って)、車
両の幅方向に計76個の駐車区画Sが並設されている。
【0019】尚、図3等に示すように、上記第3の駐車
エリア22,26には、駐車車両の車長方向、即ち上記
二重通路37における車両進行方向と直角な方向には勾
配が付与されていない。したがって、駐車車両が車長方
向に傾くことがないので、車両が勝手に動き出すことが
ない。また、傾斜平面部31と同一平面上に設けられる
第1〜第3の駐車エリア18,20,24についても、
各駐車区画Sは車幅方向に傾斜しているが、車長方向に
は傾斜していないので、駐車車両が車長方向に傾いて勝
手に動きだすことがない。
エリア22,26には、駐車車両の車長方向、即ち上記
二重通路37における車両進行方向と直角な方向には勾
配が付与されていない。したがって、駐車車両が車長方
向に傾くことがないので、車両が勝手に動き出すことが
ない。また、傾斜平面部31と同一平面上に設けられる
第1〜第3の駐車エリア18,20,24についても、
各駐車区画Sは車幅方向に傾斜しているが、車長方向に
は傾斜していないので、駐車車両が車長方向に傾いて勝
手に動きだすことがない。
【0020】次に、本実施例の駐車場における1階は、
図4に示すように、車両が出入りするための入口41及
び出口43が設けられている点以外は上述した1階以外
の各階の構成とほぼ同様である。そして、上述のように
構成された第1実施例の駐車場において、車両を駐車す
る場合には、図4に示した1階の入口41から駐車場内
に進入し、上昇用車路14に沿って車両を右回りに旋回
走行させれば、各階を順次上っていくことができる。そ
して、その途中で、各階に設けられた第2及び第3の駐
車エリア20,22,24,26の内、上昇用車路14
に面した駐車区画Sに空きを見つけたら、その駐車区画
Sに駐車する。一方、駐車場の外に出る場合や、下降用
車路16に面した駐車区画Sに駐車する場合は、図2に
矢印(破線)で示す45の部分にて右に曲がり、下降用
車路16に移って車両を左回りに旋回走行させれば、下
降用車路16に面した駐車区画Sに駐車できるととも
に、各階を順次下って1階の出口43から駐車場の外へ
出ることができる。
図4に示すように、車両が出入りするための入口41及
び出口43が設けられている点以外は上述した1階以外
の各階の構成とほぼ同様である。そして、上述のように
構成された第1実施例の駐車場において、車両を駐車す
る場合には、図4に示した1階の入口41から駐車場内
に進入し、上昇用車路14に沿って車両を右回りに旋回
走行させれば、各階を順次上っていくことができる。そ
して、その途中で、各階に設けられた第2及び第3の駐
車エリア20,22,24,26の内、上昇用車路14
に面した駐車区画Sに空きを見つけたら、その駐車区画
Sに駐車する。一方、駐車場の外に出る場合や、下降用
車路16に面した駐車区画Sに駐車する場合は、図2に
矢印(破線)で示す45の部分にて右に曲がり、下降用
車路16に移って車両を左回りに旋回走行させれば、下
降用車路16に面した駐車区画Sに駐車できるととも
に、各階を順次下って1階の出口43から駐車場の外へ
出ることができる。
【0021】以上詳述したように、第1実施例の駐車場
においては、駐車場内を大きく旋回走行する上昇用車路
14が平坦路又は2.4%程度の緩勾配であるため、上
昇中に安全かつ確実に各駐車エリア18〜26の空きを
捜すことができ、また、下降用車路16が上昇用車路1
4の内側に短く形成されているので、時間をかけること
なく駐車場から退場することができるという効果があ
る。そして、上昇用車路14と下降用車路16とが第2
の駐車エリア20を隔てて離れており、上昇用車路14
と下降用車路16とのコーナー部が重合していないの
で、運転操作の未熟な者でも、比較的危険性が高いコー
ナー部を安全に走行できるという効果がある。更には、
上昇用車路14及び下降用車路16の内側に第1及び第
2の駐車エリア18,20を、上昇用車路14の外側に
第3の駐車エリア22,24,26を効率よく配置して
いるので、敷地面積当りの車の収容効率(駐車効率)が
高くなるという利点がある。
においては、駐車場内を大きく旋回走行する上昇用車路
14が平坦路又は2.4%程度の緩勾配であるため、上
昇中に安全かつ確実に各駐車エリア18〜26の空きを
捜すことができ、また、下降用車路16が上昇用車路1
4の内側に短く形成されているので、時間をかけること
なく駐車場から退場することができるという効果があ
る。そして、上昇用車路14と下降用車路16とが第2
の駐車エリア20を隔てて離れており、上昇用車路14
と下降用車路16とのコーナー部が重合していないの
で、運転操作の未熟な者でも、比較的危険性が高いコー
ナー部を安全に走行できるという効果がある。更には、
上昇用車路14及び下降用車路16の内側に第1及び第
2の駐車エリア18,20を、上昇用車路14の外側に
第3の駐車エリア22,24,26を効率よく配置して
いるので、敷地面積当りの車の収容効率(駐車効率)が
高くなるという利点がある。
【0022】そして特に、第1実施例の駐車場において
は、第1及び第2の駐車エリア18,20の各駐車区画
Sを、両車路14,16の重合部分である二重通路37
における車両進行方向と直角な方向に沿って車両の幅方
向に並設しているので、敷地の面積や形状に応じて駐車
場の寸法L(図2参照)を大きくする場合、即ち駐車場
をこの二重通路37における車両進行方向と直角な方向
に拡大する場合、寸法Lの増加に応じて、第1及び第2
の駐車エリア18,20に並設されている駐車区画Sの
数を駐車場の拡大方向に向けて増やすことができるの
で、駐車場内に無駄なスペースが生じない。したがっ
て、駐車効率を低下させることなく寸法Lを大きくして
駐車場を拡大することが可能となり、敷地の効率的な利
用を図ることができるという顕著な効果がある。
は、第1及び第2の駐車エリア18,20の各駐車区画
Sを、両車路14,16の重合部分である二重通路37
における車両進行方向と直角な方向に沿って車両の幅方
向に並設しているので、敷地の面積や形状に応じて駐車
場の寸法L(図2参照)を大きくする場合、即ち駐車場
をこの二重通路37における車両進行方向と直角な方向
に拡大する場合、寸法Lの増加に応じて、第1及び第2
の駐車エリア18,20に並設されている駐車区画Sの
数を駐車場の拡大方向に向けて増やすことができるの
で、駐車場内に無駄なスペースが生じない。したがっ
て、駐車効率を低下させることなく寸法Lを大きくして
駐車場を拡大することが可能となり、敷地の効率的な利
用を図ることができるという顕著な効果がある。
【0023】また、第1実施例の駐車場においては、上
昇用車路14を走行している際に、下降用車路16に面
した内側の駐車区画Sを見渡して空きを確認することが
でき、空いている駐車区画Sを見つけた場合は、上述の
矢印で示す45の部分を曲がることによって、速やかに
下降用車路16に移って駐車区画Sに駐車することがで
きるという利点がある。尚、下降用車路16側の第2の
駐車エリア20及び第1の駐車エリア18を上記のよう
に設けるには、下降用車路16は、緩斜面になっていな
ければならない。この点、第1実施例の駐車場において
は、下降用車路16は、その略全域に渡って高度が変化
され、つまり丁度一周して1階分、高さが変化する様に
緩やかに形成されている。このため、上記のような方向
にて下降用車路側の第2の駐車エリア及び第1の駐車エ
リアを配置することができる。そして更に、下降用車両
16は、傾斜曲面部33,33と、傾斜平面部31,3
1との上に形成され、且つこれらの境目は、下降用車両
16のカーブの部分がほぼ全て、傾斜曲面部33,33
となるようにされている。従い、下降用車両16を走行
しても、車体が大きく揺れることがない。このため、下
降の際にも車体が揺れないほど減速する必要がなく、下
降用車路16を走行して、当該駐車場から速やかに出ら
れ、下降中は良好な乗り心地を得ることができる。
昇用車路14を走行している際に、下降用車路16に面
した内側の駐車区画Sを見渡して空きを確認することが
でき、空いている駐車区画Sを見つけた場合は、上述の
矢印で示す45の部分を曲がることによって、速やかに
下降用車路16に移って駐車区画Sに駐車することがで
きるという利点がある。尚、下降用車路16側の第2の
駐車エリア20及び第1の駐車エリア18を上記のよう
に設けるには、下降用車路16は、緩斜面になっていな
ければならない。この点、第1実施例の駐車場において
は、下降用車路16は、その略全域に渡って高度が変化
され、つまり丁度一周して1階分、高さが変化する様に
緩やかに形成されている。このため、上記のような方向
にて下降用車路側の第2の駐車エリア及び第1の駐車エ
リアを配置することができる。そして更に、下降用車両
16は、傾斜曲面部33,33と、傾斜平面部31,3
1との上に形成され、且つこれらの境目は、下降用車両
16のカーブの部分がほぼ全て、傾斜曲面部33,33
となるようにされている。従い、下降用車両16を走行
しても、車体が大きく揺れることがない。このため、下
降の際にも車体が揺れないほど減速する必要がなく、下
降用車路16を走行して、当該駐車場から速やかに出ら
れ、下降中は良好な乗り心地を得ることができる。
【0024】次に、本発明の第2実施例について説明す
る。ここで、図5は、第2実施例の自走式立体駐車場に
おける1階以外の各階を表わす平面図、図6は、その斜
視図である。尚、図5には、第1実施例の図3と同様
に、勾配を有する床面上に傾斜を示すための線Cが書き
加えられている。
る。ここで、図5は、第2実施例の自走式立体駐車場に
おける1階以外の各階を表わす平面図、図6は、その斜
視図である。尚、図5には、第1実施例の図3と同様
に、勾配を有する床面上に傾斜を示すための線Cが書き
加えられている。
【0025】図5に示すように、第2実施例の駐車場
は、走行用車路及び駐車エリアの平面配置については第
1実施例と同様であるが、床面の傾斜の付け方が第1実
施例と異なっている。この第2実施例においては、右回
りに大きく旋回する上昇用車路54と、左回りに小さく
旋回する下降用車路56と、下降用車路56の内側に設
けられた第1の駐車エリア58と、両車路54,56の
間に設けられた左右一対の第2の駐車エリア60と、上
昇用車路54の外側周囲に設けられた第3の駐車エリア
62,64とを備えており、これらの平面配置は第1実
施例と同様である。
は、走行用車路及び駐車エリアの平面配置については第
1実施例と同様であるが、床面の傾斜の付け方が第1実
施例と異なっている。この第2実施例においては、右回
りに大きく旋回する上昇用車路54と、左回りに小さく
旋回する下降用車路56と、下降用車路56の内側に設
けられた第1の駐車エリア58と、両車路54,56の
間に設けられた左右一対の第2の駐車エリア60と、上
昇用車路54の外側周囲に設けられた第3の駐車エリア
62,64とを備えており、これらの平面配置は第1実
施例と同様である。
【0026】そして、第2実施例においては、第1実施
例と異なり、上昇用車路54の(図5における)上下方
向に進行する部分54aと、この部分54aに隣接する
第2駐車エリア60の外側列60a及び第3の駐車エリ
ア62とが、勾配を有さない平坦部68(図5において
線Cが書き込まれていない部分)の上に設けられてい
る。また、下降用車路56の上下方向に進行する部分5
6aと、この部分56aに隣接する第1の駐車エリア5
8及び第2の駐車エリア60の内側列60bとが、2.
4%の勾配を有する傾斜平面部72の上に形成されてい
る。更に、両車路54,56の内、左右方向(二重通路
66における進行方向)に進行する部分54b,56b
は、不等勾配を有する傾斜曲面部74の上に形成されて
いる。この傾斜曲面部74は、図6に示すように、2点
鎖線76で示す部分にて、上述の平坦部68及び傾斜平
面部72と接続されており、その外側辺縁74aには、
傾斜平面状の第3の駐車エリア64が接続されている。
尚、傾斜曲面部74の外側辺縁74aの勾配は2.7%
であり、内側辺縁74bの勾配は10.5%である。
例と異なり、上昇用車路54の(図5における)上下方
向に進行する部分54aと、この部分54aに隣接する
第2駐車エリア60の外側列60a及び第3の駐車エリ
ア62とが、勾配を有さない平坦部68(図5において
線Cが書き込まれていない部分)の上に設けられてい
る。また、下降用車路56の上下方向に進行する部分5
6aと、この部分56aに隣接する第1の駐車エリア5
8及び第2の駐車エリア60の内側列60bとが、2.
4%の勾配を有する傾斜平面部72の上に形成されてい
る。更に、両車路54,56の内、左右方向(二重通路
66における進行方向)に進行する部分54b,56b
は、不等勾配を有する傾斜曲面部74の上に形成されて
いる。この傾斜曲面部74は、図6に示すように、2点
鎖線76で示す部分にて、上述の平坦部68及び傾斜平
面部72と接続されており、その外側辺縁74aには、
傾斜平面状の第3の駐車エリア64が接続されている。
尚、傾斜曲面部74の外側辺縁74aの勾配は2.7%
であり、内側辺縁74bの勾配は10.5%である。
【0027】そして、このように床面の傾斜の付け方が
異なる第2実施例においても、第1実施例と同様な効果
を奏する。次に、本発明の第3実施例について説明す
る。ここで、図7は、第3実施例の自走式立体駐車場に
おける1階以外の各階を表わす(床面の勾配を示す線C
を書き加えた)平面図である。
異なる第2実施例においても、第1実施例と同様な効果
を奏する。次に、本発明の第3実施例について説明す
る。ここで、図7は、第3実施例の自走式立体駐車場に
おける1階以外の各階を表わす(床面の勾配を示す線C
を書き加えた)平面図である。
【0028】第3実施例は、第2実施例の駐車場におい
て、床面の傾斜の付け方を一部変更したものである。即
ち、第3実施例においては、平坦部80の形状が第2実
施例のものと異なっており、黒丸で示す8本の柱81a
〜81hにて囲まれた部分が平坦部80とされている。
また、不等勾配を有する傾斜曲面部84の形状も第2実
施例と異なっており、柱81a,81h,81i,81
jにて囲まれた平面視台形状の部分が傾斜曲面部84と
なっている。尚、傾斜曲面部84の外側辺縁84aの勾
配は2.7%であり、内側辺縁84bの勾配は10.5
%である。
て、床面の傾斜の付け方を一部変更したものである。即
ち、第3実施例においては、平坦部80の形状が第2実
施例のものと異なっており、黒丸で示す8本の柱81a
〜81hにて囲まれた部分が平坦部80とされている。
また、不等勾配を有する傾斜曲面部84の形状も第2実
施例と異なっており、柱81a,81h,81i,81
jにて囲まれた平面視台形状の部分が傾斜曲面部84と
なっている。尚、傾斜曲面部84の外側辺縁84aの勾
配は2.7%であり、内側辺縁84bの勾配は10.5
%である。
【0029】そして、このような第3実施例において
も、第1及び第2実施例と同様な効果を奏する。以上実
施例について説明したが、本発明は上記実施例に限定さ
れるものではなく、種々の態様で実施し得ることは勿論
である。
も、第1及び第2実施例と同様な効果を奏する。以上実
施例について説明したが、本発明は上記実施例に限定さ
れるものではなく、種々の態様で実施し得ることは勿論
である。
【0030】例えば、図8に示すように、第1〜第3の
駐車エリア18〜26の各駐車区画Sを、車両の進行方
向(矢印Bで示す)に対して斜めに設けてもよい。この
ようにすれば、斜め駐車が可能となり、駐車の際に車両
を90度ターンさせて駐車する(直角駐車する)必要が
なくなるので、駐車が非常に楽になるという利点があ
る。
駐車エリア18〜26の各駐車区画Sを、車両の進行方
向(矢印Bで示す)に対して斜めに設けてもよい。この
ようにすれば、斜め駐車が可能となり、駐車の際に車両
を90度ターンさせて駐車する(直角駐車する)必要が
なくなるので、駐車が非常に楽になるという利点があ
る。
【0031】また、駐車場の1階に設けられる入口41
及び出口43の数や位置については特に限定はなく、必
要に応じてその位置を変更したり数を増やすこともでき
る。
及び出口43の数や位置については特に限定はなく、必
要に応じてその位置を変更したり数を増やすこともでき
る。
【0032】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明の自走式立
体駐車場によれば、車両運転時の危険性が少ない等の長
所を有するとともに、第1の駐車エリア及び第2の駐車
エリアにおける各駐車区画を、上昇用車路と下降用車路
との重合部分における車両進行方向に対して直角な方向
に沿って車両の幅方向に並設しているので、土地の面積
や形状に応じて、駐車場をこの重合部分における車両進
行方向に対して直角な方向に大きくする場合でも、第1
及び第2の駐車エリアの駐車区画の数を増やすことによ
って、駐車効率を低下させずに、敷地を有効利用するこ
とができるという顕著な効果を奏する。そして更に、下
降用車路の、上昇用車路に重合された箇所は、旋回時に
内側となる側が外側となる側よりも大きく高度が変化さ
れるように形成されており、一方、重合された箇所以外
の箇所は、傾斜平面状に形成されているので、上昇用車
路と重合されていない箇所から重合されている箇所へ下
降する際には、車体が大きく揺れることがない。またこ
の逆に、重合されている箇所から重合されていない箇所
へ下降する際にも揺れない。このため、下降の際に、車
体が揺れないように減速する必要がなく、下降用車路を
走行して、当該駐車場から速やかに出られる。しかも、
下降中は車両が大きく揺れないため、良好な乗り心地が
得られる。
体駐車場によれば、車両運転時の危険性が少ない等の長
所を有するとともに、第1の駐車エリア及び第2の駐車
エリアにおける各駐車区画を、上昇用車路と下降用車路
との重合部分における車両進行方向に対して直角な方向
に沿って車両の幅方向に並設しているので、土地の面積
や形状に応じて、駐車場をこの重合部分における車両進
行方向に対して直角な方向に大きくする場合でも、第1
及び第2の駐車エリアの駐車区画の数を増やすことによ
って、駐車効率を低下させずに、敷地を有効利用するこ
とができるという顕著な効果を奏する。そして更に、下
降用車路の、上昇用車路に重合された箇所は、旋回時に
内側となる側が外側となる側よりも大きく高度が変化さ
れるように形成されており、一方、重合された箇所以外
の箇所は、傾斜平面状に形成されているので、上昇用車
路と重合されていない箇所から重合されている箇所へ下
降する際には、車体が大きく揺れることがない。またこ
の逆に、重合されている箇所から重合されていない箇所
へ下降する際にも揺れない。このため、下降の際に、車
体が揺れないように減速する必要がなく、下降用車路を
走行して、当該駐車場から速やかに出られる。しかも、
下降中は車両が大きく揺れないため、良好な乗り心地が
得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施例の自走式立体駐車場における1階以
外の各階を表わす斜視図である。
外の各階を表わす斜視図である。
【図2】第1実施例の自走式立体駐車場における1階以
外の各階の平面図である。
外の各階の平面図である。
【図3】第1実施例の自走式立体駐車場における1階以
外の各階の床面の傾斜を示す平面図である。
外の各階の床面の傾斜を示す平面図である。
【図4】第1実施例の自走式立体駐車場における1階の
平面図である。
平面図である。
【図5】第2実施例の自走式立体駐車場における1階以
外の各階の床面の傾斜を示す平面図である。
外の各階の床面の傾斜を示す平面図である。
【図6】第2実施例の自走式立体駐車場における1階以
外の各階を表わす斜視図である。
外の各階を表わす斜視図である。
【図7】第3実施例の自走式立体駐車場における1階以
外の各階の床面の傾斜を示す平面図である。
外の各階の床面の傾斜を示す平面図である。
【図8】他の実施例の駐車区画の配置を示す平面図であ
る。
る。
【図9】本出願人が提案した従来の自走式立体駐車場に
おける基準階の斜視図である。
おける基準階の斜視図である。
【図10】本出願人が提案した従来の自走式立体駐車場
における基準階の平面図である。
における基準階の平面図である。
14…上昇用車路 16…下降用車路 18…
第1の駐車エリア 20…第2の駐車エリア 22,24,26…
第3の駐車エリア 37…二重通路 S…駐車区画
第1の駐車エリア 20…第2の駐車エリア 22,24,26…
第3の駐車エリア 37…二重通路 S…駐車区画
Claims (1)
- 【請求項1】 ほぼ矩形に旋回走行することにより1周
で1階分の高さを昇降して複数層の各階へ連続状に通じ
る走行用車路を基準階に2車路設け、 その一方の走行用車路は、駐車場内部を大きく旋回する
上昇用車路とし、他方の走行用車路は、該上昇用車路の
内方を小さく旋回する下降用車路とし、 該上昇用及び該下降用車路の一部を各階において重合さ
せるとともに、 前記下降用車路の内側に並設された駐車区画群からなる
第1の駐車エリアと、 前記上昇用車路と前記下降用車路との間に並設された駐
車区画群からなる第2の駐車エリアと、 前記上昇用車路の外側に並設された駐車区画群からなる
第3の駐車エリアと、 を備えた自走式立体駐車場であって、前記下降用車路は、略全域に渡って高度が変化される様
に形成され、且つ前記上昇用車路に重合された箇所は、
前記旋回時に内側となる側が外側となる側よりも大きく
高度が変化されるように形成され、該重合された箇所以
外の箇所は、傾斜平面状に形成されてなり、且つ 前記第1の駐車エリア及び第2の駐車エリアにおける各
駐車区画を、前記上昇用車路と前記下降用車路との重合
部分における車両進行方向に対して直角な方向に沿って
車両の幅方向に並設してなること、 を特徴とする自走式立体駐車場。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5334692A JPH0823232B2 (ja) | 1993-12-28 | 1993-12-28 | 自走式立体駐車場 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5334692A JPH0823232B2 (ja) | 1993-12-28 | 1993-12-28 | 自走式立体駐車場 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07189521A JPH07189521A (ja) | 1995-07-28 |
| JPH0823232B2 true JPH0823232B2 (ja) | 1996-03-06 |
Family
ID=18280161
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5334692A Expired - Lifetime JPH0823232B2 (ja) | 1993-12-28 | 1993-12-28 | 自走式立体駐車場 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0823232B2 (ja) |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP3054952B2 (ja) * | 1990-07-11 | 2000-06-19 | 本田技研工業株式会社 | 自動走行装置 |
| JPH0553914A (ja) * | 1991-08-26 | 1993-03-05 | Oki Electric Ind Co Ltd | デイスクキヤツシユ方式 |
-
1993
- 1993-12-28 JP JP5334692A patent/JPH0823232B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH07189521A (ja) | 1995-07-28 |
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