JPH0823554B2 - クロマトグラフ/質量分析計用データ処理装置 - Google Patents
クロマトグラフ/質量分析計用データ処理装置Info
- Publication number
- JPH0823554B2 JPH0823554B2 JP3336753A JP33675391A JPH0823554B2 JP H0823554 B2 JPH0823554 B2 JP H0823554B2 JP 3336753 A JP3336753 A JP 3336753A JP 33675391 A JP33675391 A JP 33675391A JP H0823554 B2 JPH0823554 B2 JP H0823554B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- mass
- peak
- mass number
- chromatogram
- database
- Prior art date
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、クロマトグラフ/質
量分析計を利用している工業、薬品、医療などの分野に
関する。
量分析計を利用している工業、薬品、医療などの分野に
関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、ガスクロマトグラフ/質量分析
計で未知試料を分析する場合、出現したクロマトグラム
上の各ピークがどのような化合物であるかを同定した
り、ピークが単一成分によるものか複数成分が混在した
不分離ピークなのかを判別したい場合がある。かかる場
合、当該ピークに固有な質量数をマススペクトル上で選
び出して、質量数別のクロマトグラム(以下、マスクロ
マトグラム(MC)という)と、もとのクロマトグラム
(以下、トータルイオンクロマトグラム(TIC)とい
う)とを一緒に画面表示またはプリントアウトして比較
・解析を行なっている。
計で未知試料を分析する場合、出現したクロマトグラム
上の各ピークがどのような化合物であるかを同定した
り、ピークが単一成分によるものか複数成分が混在した
不分離ピークなのかを判別したい場合がある。かかる場
合、当該ピークに固有な質量数をマススペクトル上で選
び出して、質量数別のクロマトグラム(以下、マスクロ
マトグラム(MC)という)と、もとのクロマトグラム
(以下、トータルイオンクロマトグラム(TIC)とい
う)とを一緒に画面表示またはプリントアウトして比較
・解析を行なっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記した目的の為にマ
スクロマトグラムを表示させる場合、各ピークに「特有
の質量数」(つまり、他のピークのマススペクトルには
出現しないような質量数)について、マスクロマトグラ
ムを描かせることが重要である。しかし、従来の装置で
は、各ピークに「特有の質量数」を自動的に選びだす手
段がなく、従って、専ら、オペレータの知識と経験に基
づいて各ピーク毎に「特有と思われる質量数」を選びだ
して、マスクロマトグラムを描かせており、「特有の質
量数」の選択に客観性がなく、かつ手順の実行に長時間
を要するという問題点があった。
スクロマトグラムを表示させる場合、各ピークに「特有
の質量数」(つまり、他のピークのマススペクトルには
出現しないような質量数)について、マスクロマトグラ
ムを描かせることが重要である。しかし、従来の装置で
は、各ピークに「特有の質量数」を自動的に選びだす手
段がなく、従って、専ら、オペレータの知識と経験に基
づいて各ピーク毎に「特有と思われる質量数」を選びだ
して、マスクロマトグラムを描かせており、「特有の質
量数」の選択に客観性がなく、かつ手順の実行に長時間
を要するという問題点があった。
【0004】この発明は、この問題点に着目してなされ
たものであって、各ピークに「特有と思われる質量数」
を自動的に選出して、その質量数についてのマスクロマ
トグラムを表示させるクロマトグラフ/質量分析計用デ
ータ処理装置を提供することを目的とする。
たものであって、各ピークに「特有と思われる質量数」
を自動的に選出して、その質量数についてのマスクロマ
トグラムを表示させるクロマトグラフ/質量分析計用デ
ータ処理装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成する
為、この発明に係るクロマトグラフ/質量分析計用デー
タ処理装置は、化合物のマススペクトルを多数種類登
録しているデータベースを検索して、出現頻度の低い質
量数の順に各質量数を順位付けして、その順位を各質量
数に対応させて記憶しておく質量数データベース作成手
段と、クロマトグラム上の各ピークについて、当該ピ
ークのマススペクトルを呼び出す呼び出し手段と、呼
び出されたマススペクトルについて、そのスペクトルを
構成している各質量数を前記質量数データベースと照合
して、前記出現頻度順位に基づいて当該ピークに特有の
質量数を決定する特有質量数決定手段と、決定された
特有の質量数について、マスクロマトグラムを表示する
マスクロマトグラム作成手段とを特徴的に備えている。
為、この発明に係るクロマトグラフ/質量分析計用デー
タ処理装置は、化合物のマススペクトルを多数種類登
録しているデータベースを検索して、出現頻度の低い質
量数の順に各質量数を順位付けして、その順位を各質量
数に対応させて記憶しておく質量数データベース作成手
段と、クロマトグラム上の各ピークについて、当該ピ
ークのマススペクトルを呼び出す呼び出し手段と、呼
び出されたマススペクトルについて、そのスペクトルを
構成している各質量数を前記質量数データベースと照合
して、前記出現頻度順位に基づいて当該ピークに特有の
質量数を決定する特有質量数決定手段と、決定された
特有の質量数について、マスクロマトグラムを表示する
マスクロマトグラム作成手段とを特徴的に備えている。
【0006】
【作用】 質量数データベース作成手段は、化合物のマススペク
トルを多数種類登録しているマススペクトルデータベー
スを検索して、そのデータベース中で出現頻度の低い質
量数の順に各質量数を順位付けする。そして、その出現
頻度順位を、各質量数に対応させて質量数データベース
に記憶する。
トルを多数種類登録しているマススペクトルデータベー
スを検索して、そのデータベース中で出現頻度の低い質
量数の順に各質量数を順位付けする。そして、その出現
頻度順位を、各質量数に対応させて質量数データベース
に記憶する。
【0007】なお、出現頻度が低い質量数ほど、クロマ
トグラムのピークを同定などをする場合に有効である。
また、この質量数データベースの作成は、クロマトグラ
フ/質量分析計用データ処理装置を動作させる以前に行
われ、クロマトグラフ/質量分析計用データ処理装置の
動作中、必要に応じて、この質量数データベースが参照
される。
トグラムのピークを同定などをする場合に有効である。
また、この質量数データベースの作成は、クロマトグラ
フ/質量分析計用データ処理装置を動作させる以前に行
われ、クロマトグラフ/質量分析計用データ処理装置の
動作中、必要に応じて、この質量数データベースが参照
される。
【0008】呼び出し手段は、クロマトグラフ/質量
分析計用データ処理装置の動作が開始されマススペクト
ルデータが得られた後に作用して、クロマトグラムの各
ピークについて、当該ピークのマススペクトルを呼び出
す。 特有質量数決定手段は、呼び出されたマススペクトル
について、そのスペクトルを構成している各質量数を、
前記質量数データベースのデータと照合して、質量数デ
ータベースに記憶されている質量数の出現頻度の順位に
基づいて、当該ピークに特有の質量数を決定する。つま
り、「各ピークに特有の質量数」の選択は自動的に行わ
れ、かつ選択法には客観性がある。
分析計用データ処理装置の動作が開始されマススペクト
ルデータが得られた後に作用して、クロマトグラムの各
ピークについて、当該ピークのマススペクトルを呼び出
す。 特有質量数決定手段は、呼び出されたマススペクトル
について、そのスペクトルを構成している各質量数を、
前記質量数データベースのデータと照合して、質量数デ
ータベースに記憶されている質量数の出現頻度の順位に
基づいて、当該ピークに特有の質量数を決定する。つま
り、「各ピークに特有の質量数」の選択は自動的に行わ
れ、かつ選択法には客観性がある。
【0009】マスクロマトグラム作成手段は、特有質
量数決定手段によって決定された特有の質量数につい
て、マスクロマトグラムを表示する。
量数決定手段によって決定された特有の質量数につい
て、マスクロマトグラムを表示する。
【0010】
【実施例】以下、実施例に基づいて、この発明を更に詳
細に説明する。図1は、この発明の一実施例であるクロ
マトグラフ/質量分析計用データ処理装置のブロック図
を図示したものである。この装置は、ガスクロマトグラ
フ質量分析計(GC/MS)1と、このガスクロマトグ
ラフ質量分析計1よりのデータに基づいて未知試料の分
析処理等を行うコンピュータ2と、ガスクロマトグラフ
質量分析計1とコンピュータ2とを接続するインタフェ
ース(I/F)3と、クロマトグラムなどを表示するデ
ィスプレイ4,プリンタ5とで構成されている。
細に説明する。図1は、この発明の一実施例であるクロ
マトグラフ/質量分析計用データ処理装置のブロック図
を図示したものである。この装置は、ガスクロマトグラ
フ質量分析計(GC/MS)1と、このガスクロマトグ
ラフ質量分析計1よりのデータに基づいて未知試料の分
析処理等を行うコンピュータ2と、ガスクロマトグラフ
質量分析計1とコンピュータ2とを接続するインタフェ
ース(I/F)3と、クロマトグラムなどを表示するデ
ィスプレイ4,プリンタ5とで構成されている。
【0011】コンピュータ2には、図示しない記憶装置
が設けられており、予め、質量数データベースが作成さ
れている。質量数データベースとは、図3に例示するよ
うに、質量数(質量数1〜質量数n)毎に、その重要度
をワードデータとして記憶したものをいう。ここで、重
要度とは、クロマトグラムの各ピークを同定などする場
合の有効性を表す順位をいい、例えば、市販のマススペ
クトルデータベース(例えば、米国NIST発行のも
の)中を検索して、各質量数の出現頻度を求め、その頻
度の少ない順に順位付けしたものをいう。尚、独自に作
成したオリジナルのマススペクトルデータベースを基に
して、上記と同じ方法で質量数データベースを作成して
もよい。
が設けられており、予め、質量数データベースが作成さ
れている。質量数データベースとは、図3に例示するよ
うに、質量数(質量数1〜質量数n)毎に、その重要度
をワードデータとして記憶したものをいう。ここで、重
要度とは、クロマトグラムの各ピークを同定などする場
合の有効性を表す順位をいい、例えば、市販のマススペ
クトルデータベース(例えば、米国NIST発行のも
の)中を検索して、各質量数の出現頻度を求め、その頻
度の少ない順に順位付けしたものをいう。尚、独自に作
成したオリジナルのマススペクトルデータベースを基に
して、上記と同じ方法で質量数データベースを作成して
もよい。
【0012】図2は、上記の構成からなるクロマトグラ
フ/質量分析計用データ処理装置の動作手順を示すフロ
ーチャートである。以下、図2を参照しつつ説明する。
コンピュータ2は、測定されたトータルイオンクロマト
グラムより、全てのピークを検出して、各ピークの開始
点、ピークトップ、ピーク終了点のスキャンナンバーを
記憶する(ステップST(以下、STと略す)1)。
フ/質量分析計用データ処理装置の動作手順を示すフロ
ーチャートである。以下、図2を参照しつつ説明する。
コンピュータ2は、測定されたトータルイオンクロマト
グラムより、全てのピークを検出して、各ピークの開始
点、ピークトップ、ピーク終了点のスキャンナンバーを
記憶する(ステップST(以下、STと略す)1)。
【0013】次に、コンピュータ2は、ST1の処理で
検出された各ピークのマススペクトルを記憶装置(図示
しない)より呼び出す(ST2)。ここで、マススペク
トルとして、ピークトップのマススペクトル、ピー
ク開始点から終了点までの全てのマススペクトルを平均
化したマススペクトル、あるいは、これらのマススペ
クトルからピーク開始点のマススペクトルを差し引いて
バックグランド消去をしたマススペクトル、が任意に選
択できるようにしておく。
検出された各ピークのマススペクトルを記憶装置(図示
しない)より呼び出す(ST2)。ここで、マススペク
トルとして、ピークトップのマススペクトル、ピー
ク開始点から終了点までの全てのマススペクトルを平均
化したマススペクトル、あるいは、これらのマススペ
クトルからピーク開始点のマススペクトルを差し引いて
バックグランド消去をしたマススペクトル、が任意に選
択できるようにしておく。
【0014】ST2の処理によって、各ピークについて
のマススペクトルが呼び出されたら、その各マススペク
トルに現れて予め定められた値以上の相対強度をもつ全
ての質量数について、前記質量数データベースを検索し
て、各質量数の重要度を求め、最も重要度の高い(つま
り、出現頻度の低い)質量数を各ピーク毎に「特有の質
量数」として選択する(ST3)。尚、この「特有の質
量数」は複数個選択してもよい。
のマススペクトルが呼び出されたら、その各マススペク
トルに現れて予め定められた値以上の相対強度をもつ全
ての質量数について、前記質量数データベースを検索し
て、各質量数の重要度を求め、最も重要度の高い(つま
り、出現頻度の低い)質量数を各ピーク毎に「特有の質
量数」として選択する(ST3)。尚、この「特有の質
量数」は複数個選択してもよい。
【0015】続いて、コンピュータ2は、ST3の処理
で選択された質量数について、マスクロマトグラムを作
成して、ディスプレイ4等に表示する(ST4)。
で選択された質量数について、マスクロマトグラムを作
成して、ディスプレイ4等に表示する(ST4)。
【0016】
【発明の効果】以上説明したように、この発明に係るク
ロマトグラフ/質量分析計用データ処理装置は、予め各
質量数の重要性を求め、これを質量数データベースに記
憶しておくことによって、マスクロマトグラム作成時に
は自動的に「各ピークに特有の質量数」を決定してい
る。つまり、マスクロマトグラム作成時の質量数が高速
で自動的に決定され、しかも、常に同じ判断基準で決定
されるので、データ解析の時間短縮と高精度化を実現す
ることができる。
ロマトグラフ/質量分析計用データ処理装置は、予め各
質量数の重要性を求め、これを質量数データベースに記
憶しておくことによって、マスクロマトグラム作成時に
は自動的に「各ピークに特有の質量数」を決定してい
る。つまり、マスクロマトグラム作成時の質量数が高速
で自動的に決定され、しかも、常に同じ判断基準で決定
されるので、データ解析の時間短縮と高精度化を実現す
ることができる。
【図1】この発明の一実施例であるクロマトグラフ/質
量分析計用データ処理装置のブロック図である。
量分析計用データ処理装置のブロック図である。
【図2】図1の装置の動作を説明する為のフローチャー
トである。
トである。
【図3】質量数データベースのテータ構造を図示したも
のである。
のである。
ST2 呼び出し手段 ST3 特有質量数決定手段 ST4 マスクロマトグラム作成手段
Claims (1)
- 【請求項1】 化合物のマススペクトルを多数種類登録
しているデータベースを検索して、出現頻度の低い質量
数の順に各質量数を順位付けして、その順位を各質量数
に対応させて記憶しておく質量数データベース作成手段
と、 クロマトグラム上の各ピークについて、当該ピークのマ
ススペクトルを呼び出す呼び出し手段と、 呼び出されたマススペクトルについて、そのスペクトル
を構成している各質量数を前記質量数データベースと照
合して、前記出現頻度順位に基づいて当該ピークに特有
の質量数を決定する特有質量数決定手段と、 決定された特有の質量数について、マスクロマトグラム
を表示するマスクロマトグラム作成手段とを備えること
を特徴とするクロマトグラフ/質量分析計用データ処理
装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3336753A JPH0823554B2 (ja) | 1991-12-19 | 1991-12-19 | クロマトグラフ/質量分析計用データ処理装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3336753A JPH0823554B2 (ja) | 1991-12-19 | 1991-12-19 | クロマトグラフ/質量分析計用データ処理装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05164751A JPH05164751A (ja) | 1993-06-29 |
| JPH0823554B2 true JPH0823554B2 (ja) | 1996-03-06 |
Family
ID=18302403
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3336753A Expired - Fee Related JPH0823554B2 (ja) | 1991-12-19 | 1991-12-19 | クロマトグラフ/質量分析計用データ処理装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0823554B2 (ja) |
Families Citing this family (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP3766391B2 (ja) | 2003-02-27 | 2006-04-12 | 株式会社日立ハイテクノロジーズ | 質量分析スペクトルの解析システム |
| JP4058449B2 (ja) * | 2003-06-23 | 2008-03-12 | 株式会社日立ハイテクノロジーズ | 質量分析方法および質量分析装置 |
| JP2006184275A (ja) * | 2004-11-30 | 2006-07-13 | Jeol Ltd | 質量分析方法および質量分析装置 |
| JP2011237311A (ja) * | 2010-05-12 | 2011-11-24 | Shimadzu Corp | クロマトグラフ質量分析用データ処理装置 |
| JP6078973B2 (ja) * | 2012-04-03 | 2017-02-15 | 株式会社島津製作所 | 質量分析装置 |
| US10090139B2 (en) | 2014-10-15 | 2018-10-02 | Shimadzu Corporation | Mass analysis device |
-
1991
- 1991-12-19 JP JP3336753A patent/JPH0823554B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH05164751A (ja) | 1993-06-29 |
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