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JPH0824752B2 - パチンコ機における識別情報の決定方法 - Google Patents
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JPH0824752B2 - パチンコ機における識別情報の決定方法 - Google Patents

パチンコ機における識別情報の決定方法

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JPH0824752B2
JPH0824752B2 JP5249729A JP24972993A JPH0824752B2 JP H0824752 B2 JPH0824752 B2 JP H0824752B2 JP 5249729 A JP5249729 A JP 5249729A JP 24972993 A JP24972993 A JP 24972993A JP H0824752 B2 JPH0824752 B2 JP H0824752B2
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display device
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big hit
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JP5249729A
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健吉 中島
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Heiwa Corp
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Publication date
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、可変表示装置が停止
表示する図柄の表示態様に基づいて、変動入賞装置を遊
技者に不利な第1状態から遊技者に有利な第2状態に変
換可能なパチンコ機における識別情報の決定方法に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】遊技者が弾発した打球が流下する遊技部
に、複数の図柄を可変表示可能な可変表示装置と、この
可変表示装置の可変表示を開始させる始動手段と、可変
表示装置が停止表示する図柄の表示態様に基づいて、遊
技者に不利な第1状態と遊技者に有利な第2状態とに変
換可能な変動入賞装置とを少なくとも備えるパチンコ機
が種々提案されている。そして、この種のパチンコ機に
おける可変表示装置が停止表示する図柄は、一般に、遊
技者が操作する図柄停止スイッチを操作した時点や、予
め定めたタイマー手段によって基準時から所定時間が経
過した時点で、可変表示装置が表示する図柄に基づく識
別情報を判定することにより決定している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】そこで、従来の図柄の
決定方法では、遊技者が図柄の変化を読み取ったり予測
して操作スイッチを操作することによって大当りが多発
する一方、各台が有する性質によって大当りになり易い
台が出現している。従って、従来の識別情報の決定方法
では、遊技者の技量やパチンコ機の性質によって利益が
偏るし、遊技店が損害を被ることがある。一方、大当り
が出易すくなるように不正に改造することも可能であっ
た。本発明は上記に鑑み提案されたもので、可変表示装
置が可変表示する図柄をランダムに決定する識別情報の
決定方法を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は上記に鑑み提案
されたもので、遊技者が弾発した打球が流下する遊技部
に、複数の図柄を可変表示可能な可変表示装置と、この
可変表示装置の変動表示を開始させる始動手段と、可変
表示装置が停止表示する図柄の表示態様に基づいて、遊
技者に不利な第1状態と遊技者に有利な第2状態とに変
換可能な変動入賞装置とを少なくとも備えるパチンコ機
において、上記変動入賞装置を第1状態から第2状態に
変換可能な識別情報の決定方法であって、始動手段に打
球が入賞した時点で、第2大当り決定用乱数列より第2
大当り決定用乱数を取得すると共にその数値を記憶し、
可変表示装置が図柄の変動表示を開始した時又は変動表
示を開始したのち所定時間が経過した時、第1大当り決
定用乱数列より第1大当り決定用乱数を取得し、第1大
当り決定用乱数と第2大当り決定用乱数とにより、識別
情報を決定することを特徴とする。
【0005】
【作用】第1大当り決定用乱数列及び第2大当り決定用
乱数列から、異る時点における乱数を夫々取得し、これ
らの数値の組合せによって識別情報を決定するので、識
別情報をランダムに決定することができ、パチンコ遊技
における大当りをランダムに出現させることができる。
【0006】
【実施例】以下、本発明を図面の実施例について説明す
る。パチンコ機1の概略は、図1で示すように、外枠2
の一側に内枠3をヒンジにより開閉可能に蝶着すると共
に、上記内枠3に開設した窓部に金枠4を設け、窓部の
上方部分には遊技盤5を後方から臨ませ、窓部の下方部
分には遊技球を入れておく上受皿6を有する上受皿セッ
トを設け、また内枠3の下方部分には発射杆(図示せ
ず)を回転駆動して球を遊技盤5の表面の遊技部5′内
へ打ち込むためのグリップ7と上受皿6から溢れた球を
貯留する下受皿8等が配設された下受皿セット等を設け
てなる。
【0007】また、上記遊技盤5のガイドレール9で囲
まれた上記遊技部5′には、可変表示装置10と、複数
の始動口11…と、遊技者にとって不利にゲームが展開
する第1状態と遊技者にとって有利にゲームが展開する
第2状態とに変換可能な変動入賞装置12と、アウト口
13等とが配設され、更に上記可変表示装置10の下縁
付近の側方には一般入賞口14と、風車15と、図示し
ていない多数の障害釘が配設されている。そして、遊技
者が発射した球が変動入賞装置12や一般入賞口14な
どに入賞したときには賞球排出装置(図示せず)によっ
て所定数の賞球が上受皿6へ排出され、いずれにも入賞
しなかった球はアウト口13に回収されるように構成さ
れている。
【0008】上記変動入賞装置12の概略は、遊技盤5
に取り付ける取付基板16に大入賞口17となる開口部
18を開設し、この開口部18の上方に球の流入を阻止
する障害部材19を突設すると共に、上記大入賞口17
と遊技部5′とを画成可能な可動部材20を設け、また
開口部18の下縁に球受枠21を突設して開口部18の
周囲を囲繞するように構成してある。そして、上記可動
部材20の上縁は、遊技者に不利な第1状態においては
障害部材19の下方に位置し、遊技者に有利な第2状態
においては障害部材19の上方に位置するように設定し
てある。
【0009】上記変動入賞装置12を具体的に説明する
と、図示の実施例によれば、ほゞ平板状の取付基板16
に大入賞口17となる開口部18を開設する。この開口
部18の下方には、開口部18の下縁に向う緩い下り傾
斜を設けた球受部22と該球受部22の左右の側縁から
斜め上方に向かって延出する案内側部23とを有する球
受枠21を突設する。尚、この球受枠21の内部にはラ
ンプ24を収設して装飾効果を高める。
【0010】また、上記開口部18の上縁には障害部材
19を突設する。この障害部材19は、図示の実施例に
よれば、後述する駆動機構によって開放可能に構成して
あり、障害部材19の内部には継続入賞口25を設けて
継続スイッチ26を臨ませる。即ち、上記障害部材19
は一対の小翼片27を取付基板16に回動可能に軸着し
てなり、小翼片27を外向きに回動させた開放状態で
は、当該小翼片27の間を球が流下可能なようにほゞ球
1個分の間隔に設定してあり、この間隔が継続入賞口2
5となる。一方、小翼片27を閉じた状態では当該小翼
片27の上面部27′で球が横方向へ流下するように傾
斜状に形成してある。尚、上記継続スイッチ26は小翼
片27が開放した状態のときに流下する球を検出し、継
続スイッチ26を通過した球は開口部18の下縁に臨む
球受枠21に受け止められて開口部18即ち大入賞口1
7に流入する。
【0011】上記障害部材19と球受枠21との間に、
後述する駆動機構により可動する一対の可動部材20を
設ける。この可動部材20は、正面形状がほゞ楔形ない
し三角形状の底板20aの上縁部から障害部材19の傾
斜と同じ傾斜角度をもつ上縁片28が前向きに延出し、
底板20aの下縁部から球受枠21の案内側部23と同
じ傾斜をもつ下縁片29が前向きに延出し、上縁片28
と下縁片29は横位置の頂点で連続している。また、上
記底板20aの上記頂点の対辺にはテーパー面20bが
形成してある。尚、図2では、可動部材20の前面に添
設する可動部材用飾り板20′、及び継続入賞口25の
前面に添設する継続入賞口用飾り板25′が省略してあ
り、図中、28′及び29′は上縁片28及び下縁片2
9に沿って設けた可動部材用飾り板20′を取り付ける
ためのボス部である。
【0012】一方、取付基板16の背面側には適宜支柱
30や間隔保持用のボス31を突設し、該支柱30の後
端にリヤベース32を止着し、このリヤベース32によ
り前面が開放すると共に底部の一部が開口する大入賞口
17を形成するのである。そして、大入賞口17の下流
側開口部分には大入賞口に流入した球を検出する10カ
ウント検出器33を設ける。
【0013】上記した可動部材20を駆動する駆動機構
は、取付基板16に設けたボス31の後端に、周辺部に
取付孔34′を有する取付ベース34を、上記取付孔3
4′を通るネジにより止着し、この取付ベース34に設
けた駆動モータ35を駆動源とする。そして、取付基板
16には開口部18の肩付近からほゞ45度の傾斜角度
で延びるスライド口36を開設すると共と、このスライ
ド口36と平行にスライド軸37を取付基板16の背面
側に設け、このスライド軸37にはスライダー38を摺
動自在に挿着する。このスライダー38は取付基板16
の背面側に設けた案内リブ39に摺接する安定板40
と、該安定板40と直交方向に突出する連絡ボス(図示
せず)及びスライダーピン41を有している。そして、
上記連絡ボスを取付基板16のスライド口36を通して
可動部材20の背面側にビス20″で止着し、スライダ
ー38と可動部材20とを一体化する。また、取付基板
16の背面側には、弓型の長孔42を有するクランク部
材43を回動可能に枢着し、上記長孔42にスライダー
38のスライダーピン41を遊嵌する。
【0014】また、上記クランク部材43と取付基板1
6との間にコイルスプリング44を張設してクランク部
材43を下方に付勢する。即ち、スライダー38を介し
てクランク部材43と連絡した可動部材20を、開口部
18の周縁を閉止する方向へ、換言すると打球が入賞で
きない遊技者に不利な第1状態を維持するように付勢す
るのである。
【0015】上記クランク部材43の長さ方向の中程、
図示の実施例では長孔42の端部付近の背面側には、ク
ランクピン45を突設し、駆動機構を構成する上動カム
46に臨ませる。この上動カム46は駆動ギヤ47及び
従動ギヤ48の前面側に設けたほゞJ字状のカムであっ
て、両ギヤ47、48の回転に従って中心からの距離が
一旦増加し、この増加状態を所定の回転角度の間維持
し、所定回転角度を越えるとクランクピン45の当接が
外れるように構成してある。
【0016】駆動機構を構成する駆動ギヤ47は、周囲
に歯部47′を設けた歯車であって、駆動モータ35の
出力軸に止着する。また、従動ギヤ48は上記駆動ギヤ
47と同数の歯を有する歯車であって、駆動ギヤ47に
噛合することにより、駆動ギヤ47と反対方向に同速度
で回転する。尚、上記上動カム46は駆動ギヤ47及び
従動ギヤ48に左右対称に設けてある。
【0017】上記駆動ギヤ47と従動ギヤ48には位置
検出スイッチ用カム部49、50を夫々設ける。この位
置検出スイッチ用カム部49、50は、一部に切欠を有
する円筒形であって、切欠に位置検出用スイッチ51、
52の作動杆51′、52′が嵌入可能である。図示の
実施例によれば、駆動ギヤ47の位置検出スイッチ用カ
ム部49に閉止位置検出用スイッチ51の作動杆51′
が臨み、従動ギヤ48の位置検出スイッチ用カム部50
に開放位置検出用スイッチ52の作動杆52′が臨んで
いる。
【0018】上記のような駆動機構によれば、駆動モー
タ35が回転すると駆動ギヤ47及び従動ギヤ48が同
速度で回転し、所定の回転位置で上動カム46とクラン
クピン45とが当接する。そして、上動カム46に当接
したクランクピン45は、両ギヤ47、48の更なる回
転に伴なう上動カム46の回転によって押し上げられる
ので、クランク部材43が枢着軸43′を支点にして上
向きに回動する。クランク部材43が回動すると、この
クランク部材43の長孔42にスライダーピン41を遊
嵌させたスライダー38がスライド軸37に沿って上昇
する。従って、スライダー38と連絡した可動部材20
がスライド口36に沿って上昇し、障害部材19と球受
枠21との間が上向きに開放し、大入賞口17と遊技部
5′とが連通する。そして、従動ギヤ48に設けた位置
検出スイッチ用カム部50の切欠に開放位置検出用スイ
ッチ52の作動杆52′が嵌入して駆動モータ35が停
止し(図6)、可動部材20を開放状態に維持する(図
2実線の状態)。この状態で、遊技部5′を流下する球
が、障害部材19と可動部材20の内縁との間を流下
し、傾斜状の球受枠21の案内側部23にガイドされて
大入賞口17へ入賞する。このとき、可動部材20の上
縁が障害部材19の上縁よりも上方になるように設定し
てあるので、左右の可動部材20の間隔を入賞領域とし
て有効に活用することができ、障害部材19にぶつかっ
て跳ねる球も確実に取り込むことが可能である。
【0019】そして、所定の時間駆動モータ35を停止
させて第2状態を維持したのち、再び駆動モータ35を
回転させると上動カム46の端部からクランクピン45
が外れ、コイルスプリング44の付勢によりクランク部
材43が急激に戻り回動し、スライダー38を介して可
動部材20も急激に下降して大入賞口17を閉止し(図
2破線の状態)、駆動ギヤ47に設けた位置検出スイッ
チ用カム部49の切欠に閉止位置検出スイッチ51の作
動杆51′が嵌入すると駆動モータ35が停止する(図
5)。そして、所定時間が経過すると駆動モータ35が
再び回転して上記動作を繰り返す。尚、各位置検出スイ
ッチ51、52等の配線は、プリント配線基板PLにより
コネクタCNを介して電気的制御装置に接続してある。
【0020】そして、この実施例では、障害部材19も
可動するように構成しているので、この障害部材19の
駆動手段を上記駆動機構に並設してある。即ち、障害部
材19を構成する小翼片27の回動軸53にリンク片5
4を嵌着し、該リンク片54の外端部分にバネ55を懸
架し、該バネ55の他端を取付基板16に止着すること
により、小翼片27を閉じる方向に付勢する。また、上
記リンク片54の軸着側に係止段部56を設け、この係
止段部56にクランク部材43の基端側に設けた爪片5
7を係止可能とする。従って、クランク部材43が回動
すると爪片57が係止段部56に係止し、リンク片54
をバネ55の付勢に抗して回動させ、小翼片27を開放
する。尚、図示の実施例においては、クランク部材43
の回動に遅れてリンク片54が回動するように設定して
あり、可動部材20がスライドを開始してから小翼片2
7が開放する。従って、可動部材20が大入賞口17を
開放して球がある程度大入賞口17へ入賞してから障害
部材19を開放し、障害部材19の内部に設けた継続入
賞口25へ入賞するように設定することもできる。
【0021】一方、遊技部5′のほゞ中央に配設した可
変表示装置10は、図示の実施例によれば、複数の図柄
を表示可能な3桁の図柄表示装置を内蔵しており、図柄
表示装置として液晶表示装置(LCD)を使用してい
る。液晶表示装置は種々あるが、この実施例で用いるT
N(Twisted Nematic) 型の液晶表示装置は、2枚のガラ
ス間に2枚の透明電極間に分子配列が90度ねじれたネ
マチック液晶を封止し、上記電極間に電圧をかけたとき
に、分子の配列が変化することにより光の透過状態が変
換することを利用して偏光板と組み合せて数字等を表示
するようにしたものである(以下、これを液晶パネルと
いう)。また、この実施例の可変表示装置10では、上
記のような液晶パネルにおいて、セグメント配置を水平
方向に僅かに偏位させたものを作成し、これらのセグメ
ント配置がズレた液晶パネルを2枚重畳することにより
表示図柄に立体感が出るように構成してある。
【0022】即ち、可変表示装置10は、遊技盤5のほ
ゞ中央に開設した取付口58に後方から臨み、遊技盤5
の前面側には装飾板59を止着してあり、該装飾板59
に設けた窓部60から上記2枚の液晶パネル61,62
の各図柄を見ることができる。尚、装飾板59には天一
般入賞口59′が設けてある。
【0023】可変表示装置10は、箱状の第1シールド
ケース63a,第2シールドケース63bを有し、両シ
ールドケース63a,63bを接合することにより基板
収納空部を形成すると共に、当該シールドケース63を
遊技盤5の背面側に設けたセット板64にビス等で止着
する。上記シールドケース63内には回路基板64を設
け、該回路基板64にはLCDのドライバ65やバック
ライトとなる冷陰極管66、或いは該冷陰極管駆動用の
CCTインバータ67等を設け、該回路基板64と液晶
パネル61,62とを可撓性を有するフィルム基板68
で接続する。そして、冷陰極管66を反射処理を施した
半円筒形の反射ケース69内の奥部に位置させ、開口部
分には光拡散パネル70を設け、この光拡散パネル70
の前面に上記した2枚の液晶パネル61,62を位置さ
せる。このように構成すれば、光源とした冷陰極管66
が照射する光が液晶パネル61,62に万遍なく拡散し
て図柄の表示にムラが生じない。そして、上記反射ケー
ス69及び両液晶パネル61,62等を保護ケース71
で覆い、この保護ケース71の爪71′で前記回路基板
64を止着している。
【0024】また、この実施例の可変表示装置10で
は、前記したようにセグメント配置の異なる板厚2mm程
度の第1液晶パネル61と板厚2mm程度の第2液晶パネ
ル62を形成し、両液晶パネル61,62を板厚1mm程
度のスペーサ72を介在させることにより空隙を設けて
接着している。そしてまた、第1液晶パネル61の前面
側及び第2液晶パネル62の背面側に夫々偏光板73を
添着している。従って、各液晶パネル61,62におい
て、通電したセグメントと通電しないセグメントとで光
の透過性が変るので、光を通す部分と光を透さない部分
が生じ、両液晶パネル61,62を共に透過する部分ま
たは両液晶パネル61,62で共に遮蔽する部分、或い
は一方の液晶パネル61または液晶パネル62だけを透
過または遮蔽する部分が生じる。このため、表示図柄に
濃淡ないし色相の差が生じて表示図柄に立体感が出る。
【0025】更に、この実施例の可変表示装置10は、
図10及び図11のブロック図に示すように構成してあ
る。即ち、2枚の液晶パネル61、62は、LCDドラ
イバ65により、図示していない電気的制御装置が送出
する4ビットの図柄表示用データをデータ変換部74に
おいて51ビットのパラレルデータに変換し、このパラ
レルデータを表示用RAM75に一時記憶し、この表示
用RAM75に対応するセグメントドライバ76によ
り、第1液晶パネル61と第2液晶パネル62とを同時
に駆動している。尚、発振器77で発振させた高周波信
号をLCD駆動用タイミング発生回路78で所定の低周
波信号に変換して上記したセグメントドライバ76に供
給する。また、第1液晶パネル61と第2液晶パネル6
2のコモン信号は、上記LCD駆動用タイミング発生回
路78の低周波信号に基づいてコモンドライバ79によ
り生成され、両液晶パネル61,62に供給される。ま
た、図11のインターフェース回路80において、D0〜
D3は図柄データであり、RE及びWEはリードライト不能信
号、REDYはレディー出力信号、SEL1及びSEL2はコントラ
スト切換信号である。
【0026】従って、上記のような構成の可変表示装置
10において、第1液晶パネル61と第2液晶パネル6
2は、基本的に同一の図柄が表示されているのである
が、両液晶パネル61,62のセグメント配置を前記し
たようにズラしてあるので、両液晶パネル61,62を
重ねて見る場合には表示図柄に立体感が出る。
【0027】尚、図柄表示装置は、液晶表示装置ばかり
ではなく、識別情報として複数の図柄を表示可能であれ
ば、7セグメントの発光ダイオード(LED)からなる
所謂デジタル表示器や、LEDによるドットマトリクス
方式の表示装置、或いは機械的に図柄を表示可能な回転
ドラム式表示装置等を使用してもよい。
【0028】次に、上記のような変動入賞装置12と可
変表示装置10を有するパチンコ機1において識別情報
を決定し、この識別情報に基づいて行うパチンコ遊技を
説明する。
【0029】電源の投入により、図示していないCPU
構成の電気的制御装置は内蔵RAMのクリヤーや各部の
チェック等の初期設定を行ない、異常がなければ各図柄
表示装置が$マークを表示する。
【0030】そして、遊技者が発射した打球が遊技部
5′に始動手段として設けた何れかの始動口11…に流
入し、該始動口11…に設けた始動口スイッチ(図示せ
ず)がオンすると、電気的制御装置の指令により、各図
柄表示装置が変動表示を開始し、一定時間後停止する。
即ち、左図柄表示装置は表示図柄として$マーク及び1
〜9の数字を所定の移動時間で循環表示し、中図柄表示
装置は表示図柄として$マーク及び1〜9の数字並びに
F、H、J、P、Oの文字を所定の移動時間で循環表示
し、右図柄表示装置は$マーク及び1〜9の数字並びに
F、H、J、P文字を所定の移動時間で循環表示する。
尚、以下、上記$マーク及び数字並びに文字を単に図柄
という。
【0031】また、始動口スイッチがオンすると、電気
的制御装置は識別情報決定処理(大当り決定処理)を行
なう。識別情報決定処理は、電気的制御装置が一連の処
理を行ってから割込信号によってリセットされるまでの
プログラムの残り時間の間、第1大当り決定用乱数列
(0〜14)、第2大当り決定用乱数列(0〜14)、
当り数値選択用乱数列(0〜5)、当り図柄用乱数列
(0〜9)を、上記の順に1づつ加算処理を繰り返し、
上記始動口11…に球が流入した時点での当り数値選択
用乱数列の値を記憶し、該記憶値に対応する第1大当り
決定用乱数列の所定の数値を夫々当り数値とする。そし
て、球が始動口11…に流入した時点での第2大当り決
定用乱数列の数値と、図柄変動表示を開始してから所定
時間(例えば5秒)が経過した時点での第1大当り決定
用乱数列の数値に基づいて『大当り』または『外れ』の
識別情報の決定を行なう。尚、始動口11…へは最大4
個の入賞記憶が可能であり、記憶となる入賞があった時
点での第2大当り決定用乱数列の数値を記憶するが、当
り数値選択用乱数列の数値は記憶しない。従って、第1
大当り決定用乱数列の当り数値は変更ない。入賞記憶が
4個ある状態で更に始動口11…に入賞した場合には、
記憶の古い順に消して、新たな入賞があった時点での第
2大当り決定用乱数列の数値に更新する。
【0032】そして、第1大当り決定用乱数列の数値及
び第2大当り決定用乱数列の数値が所定の数値の場合に
『大当り』に対応する識別情報とする。例えば、始動口
11aへ入賞した時点での当り数値選択用乱数列の数値
が『0』で、第1大当り決定用乱数列の数値が『0』で
且つ第2大当り決定用乱数列の数値が『0』の場合を
『大当り』の識別情報とする。そして、当り数値選択用
乱数列の数値に拘らず『大当り』となる確率が約1/2
00になるように設定する。尚、図柄表示装置が変動表
示を開始してから所定時間が経過した時点での当り図柄
用乱数列の数値に基づいて各図柄表示装置の停止図柄が
決定し、例えば当り図柄用乱数列の数値が『0』の時、
各図柄表示装置が$マークを表示して停止する。
【0033】第1大当り決定用乱数列、第2大当り決定
用乱数列の数値が所定の組み合せ以外の場合は『外れ』
の識別情報となる。しかし、第1大当り決定用乱数列の
みが当り数値であった場合には、左図柄表示装置と中図
柄表示装置が一致した図柄で停止する。この場合、図柄
が変動表示を開始してから所定時間が経過した時点での
当り図柄用乱数列の数値によって左図柄表示装置と中図
柄表示装置の停止図柄が決定し、同時点での第1外れ図
柄用乱数列(0〜12)の数値に基づく外れ右図柄テー
ブルの対応する図柄で右図柄表示装置が停止する。
【0034】また、第1大当り決定用乱数列の数値が所
定の数値でない場合、図柄が変動表示を開始してから所
定時間が経過した時点での第2外れ図柄乱数列群、即
ち、左図柄用第2外れ図柄乱数列(0〜9)、中図柄用
第2外れ図柄乱数列(0〜14)、右図柄用第2外れ図
柄乱数列(0〜14)に対応した図柄で各図柄表示装置
が停止する。尚、『大当り』の組み合せ及び左図柄と中
図柄が一致する組み合せは除く。
【0035】上記のようにして各図柄表示装置が停止
し、停止した図柄に基づく識別情報により約1秒後に役
の判定を行ない、各図柄表示装置が表示する図柄が揃っ
ている場合、即ち、『大当り』の識別情報が創出されて
いる場合には大入賞口17を開放する。大入賞口17の
開放は、駆動モータ35の駆動により行ない、可動部材
20が駆動機構により上昇すると共に、小翼片27が回
動して継続入賞口25を開放する。この開放状態は約1
8.5秒継続するが、所定時間が経過するか大入賞口1
7に10個の球が入賞すると再び駆動モータ35が回転
して上動カム46からクランクピン45が外れて可動部
材20が急激に戻りスライドして大入賞口17を閉止す
る。そして、上記開放中に継続入賞口25に球が流入し
て継続スイッチ26がオンすると、開放動作の終了後、
再び可動部材20の開放動作を再開し、最大10回まで
開放動作を繰り返すことができる。
【0036】また、傾斜を有する可動部材20の上縁片
28と、適宜配設する障害釘N…の配置によって、可動
部材20が可動した状態において、左右の可動部材20
の間の入賞領域を外れた位置を流下する球を、他の入賞
口へ誘導することも可能である。例えば、図12に示す
ような配置の遊技盤5の場合は、可動部材20が上昇し
た位置において左右の始動口11b、11cに誘導可能
となる。
【0037】図13ないし図14に上記した始動口と図
柄表示装置と可動部材(大入賞口)の関係を表わすタイ
ムチャートを示す。即ち、図13は、始動口11に打球
が入球して始動口スイッチがオンすると、当たり数値決
定用乱数値及び第2大当り決定用乱数値を取得し、約5
秒後、第1大当り決定用乱数値を取得して停止図柄を決
定する。そして、この停止図柄決定後、約50ミリ秒に
決定した停止図柄が巡って来るまでに必要な0ないし約
550ミリ秒を加えた時点で左図柄が停止することを表
し、左図柄が停止した後、約500ミリ秒に決定した停
止図柄が巡って来るまでに必要な0ないし約860ミリ
秒を加えた時点で中図柄が停止することを表し、中図柄
が停止した後、約500ミリ秒に決定した停止図柄が巡
って来るまでに必要な0ないし約800ミリ秒を加えた
時点で右図柄が停止することを表している。尚、左図柄
と中図柄とが一致した所謂リーチの場合には、括弧内に
示した時間を掛けてゆっくりと変化させて、遊技者の期
待感を高揚させる。そして、各図柄が停止後、約1秒後
に役の判定を行う。
【0038】以上、本発明を図面の実施例について説明
したが、本発明は上記した実施例に限定されるものでは
なく、特許請求の範囲に記載の構成を変更しない限り適
宜に実施できる。
【0039】
【発明の効果】以上要するに本発明は、遊技者が弾発し
た打球が流下する遊技部に、複数の図柄を可変表示可能
な可変表示装置と、この可変表示装置の変動表示を開始
させる始動手段と、可変表示装置が停止表示する図柄の
表示態様に基づいて、遊技者に不利な第1状態と遊技者
に有利な第2状態とに変換可能な変動入賞装置とを少な
くとも備えるパチンコ機において、上記変動入賞装置を
第1状態から第2状態に変換可能な識別情報の決定方法
であって、始動手段に打球が入賞した時点で、第2大当
り決定用乱数列より第2大当り決定用乱数を取得すると
共にその数値を記憶し、可変表示装置が図柄の変動表示
を開始した時又は変動表示を開始したのち所定時間が経
過した時、第1大当り決定用乱数列より第1大当り決定
用乱数を取得し、第1大当り決定用乱数と第2大当り決
定用乱数とにより、識別情報を決定するので、大当りと
なる識別情報をランダムに創出することができ、大当り
がランダムに出現する。従って、大当りがを遊技者の遊
技技術に左右されることなく出現し、誰でもパチンコ遊
技の興趣を公平に享受することができる。しかも、遊技
中の各時点において常に変化している複数の乱数列か
ら、各時点における数値を取得し、この数値の組合せに
よって識別情報を決定するので、識別情報がランダムに
変化するばかりではなく、特定の識別情報が出易くなる
ような不正な改造を行うことができない。
【図面の簡単な説明】
【図1】パチンコ機の正面図である。
【図2】飾り板を外した状態の変動入賞装置の正面図で
ある。
【図3】変動入賞装置の縦断面図である。
【図4】変動入賞装置の一部を欠截した背面図である。
【図5】可動部材が閉止した状態における駆動機構の説
明図である。
【図6】可動部材が開放した状態の駆動機構の説明図で
ある。
【図7】シールドケースを外した状態の可変表示装置の
要部正面図である。
【図8】シールドケースを外した状態の可変表示装置の
底面図である。
【図9】遊技盤に取り付けた状態を示す可変表示装置の
側面図である。
【図10】LCDドライバのブロック図である。
【図11】可変表示装置の回路系のブロック図である。
【図12】釘配置等を示す遊技盤の正面図である。
【図13】始動口と図柄表示装置の関係を示すタイムチ
ャートである。
【図14】図柄表示装置と大入賞口の関係を示すタイム
チャートである。
【符号の説明】
1 パチンコ機 5 遊技盤 10 可変表示装置 12 変動入賞装置 17 大入賞口 19 障害部材 20 可動部材

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 遊技者が弾発した打球が流下する遊技部
    に、複数の図柄を可変表示可能な可変表示装置と、この
    可変表示装置の変動表示を開始させる始動手段と、可変
    表示装置が停止表示する図柄の表示態様に基づいて、遊
    技者に不利な第1状態と遊技者に有利な第2状態とに変
    換可能な変動入賞装置とを少なくとも備えるパチンコ機
    において、 上記変動入賞装置を第1状態から第2状態に変換可能な
    識別情報の決定方法であって、始動手段に打球が入賞し
    た時点で、第2大当り決定用乱数列より第2大当り決定
    用乱数を取得すると共にその数値を記憶し、可変表示装
    置が図柄の変動表示を開始した時又は変動表示を開始し
    たのち所定時間が経過した時、第1大当り決定用乱数列
    より第1大当り決定用乱数を取得し、第1大当り決定用
    乱数と第2大当り決定用乱数とにより、識別情報を決定
    するパチンコ機における識別情報の決定方法。
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