JPH0824946B2 - 加工部材の抽出ピッチ制御方法 - Google Patents
加工部材の抽出ピッチ制御方法Info
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- JPH0824946B2 JPH0824946B2 JP60261688A JP26168885A JPH0824946B2 JP H0824946 B2 JPH0824946 B2 JP H0824946B2 JP 60261688 A JP60261688 A JP 60261688A JP 26168885 A JP26168885 A JP 26168885A JP H0824946 B2 JPH0824946 B2 JP H0824946B2
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- extraction
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-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B21—MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
- B21B—ROLLING OF METAL
- B21B37/00—Control devices or methods specially adapted for metal-rolling mills or the work produced thereby
- B21B37/005—Control of time interval or spacing between workpieces
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Control Of Metal Rolling (AREA)
- Registering Or Overturning Sheets (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明は、加工部材の抽出ピッチ制御方法に関し、
特に圧延機における搬送ラインでの圧延効率を高める搬
送ラインへの圧延材の抽出ピッチを決定する方法に関す
るものである。
特に圧延機における搬送ラインでの圧延効率を高める搬
送ラインへの圧延材の抽出ピッチを決定する方法に関す
るものである。
[従来の技術] この種の従来装置としては、例えば特開昭55−97808
号公報に提案されているので、これを第4図、第5図及
び第6図に基づいて説明する。第5図は熱間圧延機(ホ
ットスプリングミル)の搬送ラインの一例を示す概念図
で、(1a),(1b),(1c),(1d),(1e)は搬送ラ
イン(2)における各処理工程を流れる圧延材、(3)
は第1ないし第4加熱炉(3a)〜(3d)からなる加熱
炉、(4)は圧延材(1a)表面に付着した酸化物を除去
するエッジャーで、このエッジャー(4)は加熱炉
(3)の下流側に配設されている。(5),(6),
(7),(8)はエッジャー(4)によって処理された
圧延材(1b)を順次粗圧延する第1ないし第4粗圧延
機、(9)は第4粗圧延機(8)を流下した圧延材(1
c)の先端、尾端に発生する不整部を切断するクロップ
シャー、(10),(11),(12),(13),(14),
(15)はクロップシャー(9)によって先端、尾端の整
えられた粗圧延材を仕上げ圧延する第1ないし第6仕上
げ圧延機、(16)は仕上げ圧延された圧延材(1e)を製
品コイルとして巻取る巻取機である。
号公報に提案されているので、これを第4図、第5図及
び第6図に基づいて説明する。第5図は熱間圧延機(ホ
ットスプリングミル)の搬送ラインの一例を示す概念図
で、(1a),(1b),(1c),(1d),(1e)は搬送ラ
イン(2)における各処理工程を流れる圧延材、(3)
は第1ないし第4加熱炉(3a)〜(3d)からなる加熱
炉、(4)は圧延材(1a)表面に付着した酸化物を除去
するエッジャーで、このエッジャー(4)は加熱炉
(3)の下流側に配設されている。(5),(6),
(7),(8)はエッジャー(4)によって処理された
圧延材(1b)を順次粗圧延する第1ないし第4粗圧延
機、(9)は第4粗圧延機(8)を流下した圧延材(1
c)の先端、尾端に発生する不整部を切断するクロップ
シャー、(10),(11),(12),(13),(14),
(15)はクロップシャー(9)によって先端、尾端の整
えられた粗圧延材を仕上げ圧延する第1ないし第6仕上
げ圧延機、(16)は仕上げ圧延された圧延材(1e)を製
品コイルとして巻取る巻取機である。
然して、以上の構成を有する搬送ライン(2)の各処
理行程における圧延材を先ず加熱炉(3)から間欠的に
抽出する。この圧延材の抽出タイミングを制御する従来
の抽出ピッチ制御装置の制御系をブロック図として示し
たものが第4図である。第4図において、(21)は、
粗、仕上圧延機設定計算機能、プラント定数テーブルに
基づいて加熱炉(3)から抽出される予定の圧延材(こ
れを「後続材」と呼ぶ)についての圧延スケジュール、
搬送設備の速度、加減速率などをペーシングスケジュー
ラ(22)に設定する設定器で、このペーシングスケジュ
ーラ(22)は設定器(21)からの情報に基づき、後続材
の先端Xの搬送時間と、後続材の直前に抽出された圧延
材(これを「先行材」と呼ぶ)の尾端Yの搬送時間を予
測するようになされている。つまり、第5図に示した、
抽出〜エッジャー(4)、エッジャー(4)〜粗第1圧
延機(5)、粗圧延機間、粗最終圧延機(8)〜クロッ
プシャー(9)、クロップシャー(9)〜仕上第1圧延
機(10)、仕上第1圧延機(10)〜仕上最終圧延機(1
5)、仕上最終圧延機(15)〜巻取機(16)の各工程を
通過するに所用する搬送時間を、ペーシングスケジュー
ラ(22)への各設定により各設備への搬送スケジュール
を計算し予測する。これらの計算の基準となるポイント
は、予め搬送ライン(2)の加工設備及び巻取機(16)
等の作動する設備に設けられている。
理行程における圧延材を先ず加熱炉(3)から間欠的に
抽出する。この圧延材の抽出タイミングを制御する従来
の抽出ピッチ制御装置の制御系をブロック図として示し
たものが第4図である。第4図において、(21)は、
粗、仕上圧延機設定計算機能、プラント定数テーブルに
基づいて加熱炉(3)から抽出される予定の圧延材(こ
れを「後続材」と呼ぶ)についての圧延スケジュール、
搬送設備の速度、加減速率などをペーシングスケジュー
ラ(22)に設定する設定器で、このペーシングスケジュ
ーラ(22)は設定器(21)からの情報に基づき、後続材
の先端Xの搬送時間と、後続材の直前に抽出された圧延
材(これを「先行材」と呼ぶ)の尾端Yの搬送時間を予
測するようになされている。つまり、第5図に示した、
抽出〜エッジャー(4)、エッジャー(4)〜粗第1圧
延機(5)、粗圧延機間、粗最終圧延機(8)〜クロッ
プシャー(9)、クロップシャー(9)〜仕上第1圧延
機(10)、仕上第1圧延機(10)〜仕上最終圧延機(1
5)、仕上最終圧延機(15)〜巻取機(16)の各工程を
通過するに所用する搬送時間を、ペーシングスケジュー
ラ(22)への各設定により各設備への搬送スケジュール
を計算し予測する。これらの計算の基準となるポイント
は、予め搬送ライン(2)の加工設備及び巻取機(16)
等の作動する設備に設けられている。
(23)は制約条件であるギャップタイムとクリアラン
スタイムを設定する制約条件設定器である。ここで、ギ
ャップタイムとは、搬送ライン(2)のあるポイントに
おける先行材の尾端Yの通過時から後続材の先端Xの到
達時までの所用する時間間隔を示す。クリアランスタイ
ムとは、搬送ライン(2)のあるポイントにおける先行
材の尾端Yと後続材の先端Xとの距離間隔であるクリア
ランスを時間換算したものである。これらの、基準とな
るポイントは上述したように、搬送ライン(2)に存在
するエッジャー(4)、粗圧延機(5)〜(8)、クロ
ップシャー(9)、仕上圧延機(10)〜(15)、巻取機
(16)等の設備に設けられ、言換えれば位置センサーの
ある設備の位置、つまり搬送ライン(2)に設けられ必
然的に位置が決められる。また、ギャップタイムとクリ
アランスタイムタイムのどちらを使用しても制約条件と
することができるが、搬送ライン(2)に存在する加工
設備等によりこれらは選択される。例えば、仕上第1圧
延機(10)においては、制約条件としてギャップタイム
が用いられることが多い。これらの制約条件であるギャ
ップタイム及びクリアランスタイムΔTGiを搬送ライン
(2)の複数のポイントについて設定し、最適抽出ピッ
チを決定する。
スタイムを設定する制約条件設定器である。ここで、ギ
ャップタイムとは、搬送ライン(2)のあるポイントに
おける先行材の尾端Yの通過時から後続材の先端Xの到
達時までの所用する時間間隔を示す。クリアランスタイ
ムとは、搬送ライン(2)のあるポイントにおける先行
材の尾端Yと後続材の先端Xとの距離間隔であるクリア
ランスを時間換算したものである。これらの、基準とな
るポイントは上述したように、搬送ライン(2)に存在
するエッジャー(4)、粗圧延機(5)〜(8)、クロ
ップシャー(9)、仕上圧延機(10)〜(15)、巻取機
(16)等の設備に設けられ、言換えれば位置センサーの
ある設備の位置、つまり搬送ライン(2)に設けられ必
然的に位置が決められる。また、ギャップタイムとクリ
アランスタイムタイムのどちらを使用しても制約条件と
することができるが、搬送ライン(2)に存在する加工
設備等によりこれらは選択される。例えば、仕上第1圧
延機(10)においては、制約条件としてギャップタイム
が用いられることが多い。これらの制約条件であるギャ
ップタイム及びクリアランスタイムΔTGiを搬送ライン
(2)の複数のポイントについて設定し、最適抽出ピッ
チを決定する。
(24)は最適抽出ピッチ決定器で、第6図の後続材と
先行材の搬送ライン(2)上での位置と時間の関係を示
す図を用いて説明する。ペーシングスケジューラ(22)
で計算した先行材の尾端YのポイントQi(Piと同じ位
置)までの搬送時間TQi及び後続材の先端XのポイントP
iまでの搬送時間TPiと、制約条件設定器(23)で設定し
た搬送ライン(2)の各ポイントにおけるギャップタイ
ム又はクリアランスタイムΔTGiを満足する最小の抽出
ピッチPITiを求め、これらの各ポイントにおける抽出PI
Tiの最大値を取ることによりすべての制約条件を満たす
最小の抽出ピッチ、すなわち最適抽出ピッチを求める。
先行材の搬送ライン(2)上での位置と時間の関係を示
す図を用いて説明する。ペーシングスケジューラ(22)
で計算した先行材の尾端YのポイントQi(Piと同じ位
置)までの搬送時間TQi及び後続材の先端XのポイントP
iまでの搬送時間TPiと、制約条件設定器(23)で設定し
た搬送ライン(2)の各ポイントにおけるギャップタイ
ム又はクリアランスタイムΔTGiを満足する最小の抽出
ピッチPITiを求め、これらの各ポイントにおける抽出PI
Tiの最大値を取ることによりすべての制約条件を満たす
最小の抽出ピッチ、すなわち最適抽出ピッチを求める。
[発明が解決しようとする問題点] 従来の抽出ピッチ制御方法は以上のように構成されて
いるので、以下に示す問題点があった。
いるので、以下に示す問題点があった。
(1).搬送ラインは巻取機を複数備えた設備であっ
て、単一の第1巻取機のみを使用して連続的に巻取りを
行わない場合には、巻取機(16)に係わる制約条件は単
一機による巻取りの場合と比較して緩和されたものとな
る。例えば、第1巻取機を単一で使用したとき、第1巻
取機による圧延材の巻取り完了後に、この製品コイルを
取はずしてから次の圧延材の巻取りの準備をする。一
方、第1巻取機及び第2巻取機を2台使用したとき、第
1巻取機による圧延材の巻取り完了後に、第2巻取機に
よる圧延材の巻取り中に第1巻取機の製品コイルを取は
ずして次の圧延材の巻取りの準備をすることが可能とな
ることである。
て、単一の第1巻取機のみを使用して連続的に巻取りを
行わない場合には、巻取機(16)に係わる制約条件は単
一機による巻取りの場合と比較して緩和されたものとな
る。例えば、第1巻取機を単一で使用したとき、第1巻
取機による圧延材の巻取り完了後に、この製品コイルを
取はずしてから次の圧延材の巻取りの準備をする。一
方、第1巻取機及び第2巻取機を2台使用したとき、第
1巻取機による圧延材の巻取り完了後に、第2巻取機に
よる圧延材の巻取り中に第1巻取機の製品コイルを取は
ずして次の圧延材の巻取りの準備をすることが可能とな
ることである。
このとき、第1巻取機での巻取り完了から巻取りの準
備ができるまでの準備時間を考慮する必要がある。つま
り、制約条件として、後続材と先行材との関係のみでは
なく、この場合、後続材の前々回に搬送ライン上に抽出
された圧延材と後続材との関係を考えねばならず、従来
の抽出ピッチ制御方法は充分なものとは言い難いもので
あった。
備ができるまでの準備時間を考慮する必要がある。つま
り、制約条件として、後続材と先行材との関係のみでは
なく、この場合、後続材の前々回に搬送ライン上に抽出
された圧延材と後続材との関係を考えねばならず、従来
の抽出ピッチ制御方法は充分なものとは言い難いもので
あった。
(2).従来の抽出方法においては、圧延材の搬送時間
の予測を前述のように、制約条件を考慮する搬送ライン
の同一のポイントを基準として、制約条件を満足する搬
送時間として求めていた。このとき、制約条件は直接デ
ィジタル制御(DDC)が実現するローカルなシーケンサ
を用いたテーブル制御であるところの進入条件制御(例
えば、圧延機に進入する際に圧延機の設定変更時間を考
慮すること)、オシレーション制御(例えば、圧延材が
圧延機の手前に速く来すぎたときに、圧延機の設定がで
きるまで圧延機の手前で往復運動させ待機させるこ
と)、非常停止制御を考慮し、このDDCのチェックにか
かわらず圧延材が円滑に搬送される抽出ピッチを決定し
なければならない。このDDCにけるチェックをするポイ
ントとしては、先行材及び後続材とも同じ位置にしてい
るので、抽出ピッチが短く円滑な制御をする際には、ポ
イント位置での先行材と後続材の位置関係に支障をきた
すことがある。これらから、正確な搬送スケジュールを
考慮するとき、従来の抽出ピッチ制御方法は充分なもの
とは言い難いものであった。
の予測を前述のように、制約条件を考慮する搬送ライン
の同一のポイントを基準として、制約条件を満足する搬
送時間として求めていた。このとき、制約条件は直接デ
ィジタル制御(DDC)が実現するローカルなシーケンサ
を用いたテーブル制御であるところの進入条件制御(例
えば、圧延機に進入する際に圧延機の設定変更時間を考
慮すること)、オシレーション制御(例えば、圧延材が
圧延機の手前に速く来すぎたときに、圧延機の設定がで
きるまで圧延機の手前で往復運動させ待機させるこ
と)、非常停止制御を考慮し、このDDCのチェックにか
かわらず圧延材が円滑に搬送される抽出ピッチを決定し
なければならない。このDDCにけるチェックをするポイ
ントとしては、先行材及び後続材とも同じ位置にしてい
るので、抽出ピッチが短く円滑な制御をする際には、ポ
イント位置での先行材と後続材の位置関係に支障をきた
すことがある。これらから、正確な搬送スケジュールを
考慮するとき、従来の抽出ピッチ制御方法は充分なもの
とは言い難いものであった。
この発明は上述の問題を解決するためになされたもの
で、搬送ラインの様々なポイントにおいて種々の形態で
存在する圧延材の搬送上の制約条件を考慮する。しかも
巻取機が複数台稼働している設備においても、最大圧延
能率でしかも正確な抽出ピッチを決定することのできる
抽出ピッチ制御方法を得ることを目的としている。
で、搬送ラインの様々なポイントにおいて種々の形態で
存在する圧延材の搬送上の制約条件を考慮する。しかも
巻取機が複数台稼働している設備においても、最大圧延
能率でしかも正確な抽出ピッチを決定することのできる
抽出ピッチ制御方法を得ることを目的としている。
[問題を解決するための手段] この発明に係る抽出ピッチ制御方法は、第1のポイン
トに先行材の尾端が到達する到達時間と、搬送ラインの
第1のポイントより上流側の第2のポイントに後続材の
先端が到達する到達時間と、第1及び第2のポイントを
一組として、第1のポイントにおける先行材の尾端と第
2のポイントにおける後続材の先端の間に必要な制約条
件とから、後続材の抽出ピッチ抽出ピッチを計算により
求めるようするものである。
トに先行材の尾端が到達する到達時間と、搬送ラインの
第1のポイントより上流側の第2のポイントに後続材の
先端が到達する到達時間と、第1及び第2のポイントを
一組として、第1のポイントにおける先行材の尾端と第
2のポイントにおける後続材の先端の間に必要な制約条
件とから、後続材の抽出ピッチ抽出ピッチを計算により
求めるようするものである。
[作用] この発明の抽出ピッチ制御方法によれば、第1及び第
2のポイントの間に所定の距離間隔があり、先行材の尾
端と後続材の先端の間に空間的な余裕が生じる。
2のポイントの間に所定の距離間隔があり、先行材の尾
端と後続材の先端の間に空間的な余裕が生じる。
[実施例] 以下、実施例では搬送ラインとして圧延ライン
(2)、加工部材として圧延材、圧延ライン(2)上に
先行材の直後に抽出される予定の圧延材を後続材、後続
材の先端をX、既に圧延ライン(2)上に抽出された圧
延材を先行材、先行材の尾端をY、先行材のうち後続材
の直前に抽出された圧延材を第1の先行材、先行材のう
ち第1の先行材の直前に抽出された圧延材を第2の先行
材、基準時刻として各圧延材の抽出開始時刻、各圧延材
が抽出開始位置からポイントまでに搬送される時間を到
達時間、第1のポイントとしてQi、第2のポイントとし
てPi、交互に作業する設備として複数(2台)の巻取機
を例にとり説明する。
(2)、加工部材として圧延材、圧延ライン(2)上に
先行材の直後に抽出される予定の圧延材を後続材、後続
材の先端をX、既に圧延ライン(2)上に抽出された圧
延材を先行材、先行材の尾端をY、先行材のうち後続材
の直前に抽出された圧延材を第1の先行材、先行材のう
ち第1の先行材の直前に抽出された圧延材を第2の先行
材、基準時刻として各圧延材の抽出開始時刻、各圧延材
が抽出開始位置からポイントまでに搬送される時間を到
達時間、第1のポイントとしてQi、第2のポイントとし
てPi、交互に作業する設備として複数(2台)の巻取機
を例にとり説明する。
この発明を抽出ピッチ制御方法のブロック構成を示す
第1図に基づいて説明する。第1図において、(31)は
設定器(34)により粗、仕上圧延機設定計算機能、プラ
ント定数テーブルに基づいて後続材についての圧延スケ
ジュール、搬送設備の速度、加減速率、巻取機(16)の
設定計算値などを付与され、先行材の尾端Y及び後続材
の先端Xの位置,速度,加速度および各圧延材の抽出開
始時を基準として抽出開始から巻取り完了までの搬送時
間を計算する搬送スケジューラ、(32)は搬送スケジュ
ーラ(31)の計算結果の入力によってその搬送スケジュ
ールを圧延材毎に順次記憶する搬送スケジュール記憶
器、(33)は搬送スケジューラ(31)の各計算結果、搬
送スケジュール記憶器(32)の各記憶値、及び制約条件
設定器(35)の設定した制約条件から、制約条件を決定
する基準となる第1のポイントQiに先行材の尾端Y、第
2のポイントPiに後続材の先端Xがそれぞれ到達する時
間を計算する到達所要時間計算器、(36)は各ポイント
の組ごとに計算された抽出ピッチから、後続材の最適な
抽出ピッチを決定する即ち計算された抽出ピッチから最
大のものを選択する最適抽出ピッチ決定器である。ここ
で得られた最適抽出ピッチは、後続材の抽出ピッチの最
小時間のものである。
第1図に基づいて説明する。第1図において、(31)は
設定器(34)により粗、仕上圧延機設定計算機能、プラ
ント定数テーブルに基づいて後続材についての圧延スケ
ジュール、搬送設備の速度、加減速率、巻取機(16)の
設定計算値などを付与され、先行材の尾端Y及び後続材
の先端Xの位置,速度,加速度および各圧延材の抽出開
始時を基準として抽出開始から巻取り完了までの搬送時
間を計算する搬送スケジューラ、(32)は搬送スケジュ
ーラ(31)の計算結果の入力によってその搬送スケジュ
ールを圧延材毎に順次記憶する搬送スケジュール記憶
器、(33)は搬送スケジューラ(31)の各計算結果、搬
送スケジュール記憶器(32)の各記憶値、及び制約条件
設定器(35)の設定した制約条件から、制約条件を決定
する基準となる第1のポイントQiに先行材の尾端Y、第
2のポイントPiに後続材の先端Xがそれぞれ到達する時
間を計算する到達所要時間計算器、(36)は各ポイント
の組ごとに計算された抽出ピッチから、後続材の最適な
抽出ピッチを決定する即ち計算された抽出ピッチから最
大のものを選択する最適抽出ピッチ決定器である。ここ
で得られた最適抽出ピッチは、後続材の抽出ピッチの最
小時間のものである。
後続材の圧延ライン(2)上での搬送スケジュール
は、抽出開始から巻取り完了までの搬送時間を、後続材
の先端Xの位置、速度、加速度と抽出開始時を基準とし
て計算したものである。この計算は、後続材の先端Xの
加速度と板厚が一定の区間を1つのブロックとして、加
速度あるいは板厚が変化する毎に新たなブロックをつぎ
足して順次行われる。また、先行材の尾端Yについても
同様に計算をする。ここで、ブロック開始点での位置、
速度、加速度及び抽出開始位置からの到達時間を求め
る。たとえば抽出開始時から抽出完了後搬送が始るまで
が第1のブロックであり、このブロック開始位置での後
続材は、先端Xの位置は圧延ライン(2)上の抽出位
置、先端Xの速度はO、先端Xの加速度もO(一定)で
あり、抽出開始からの時間は抽出開始時が基準時刻であ
るのでOである。以後、設定器(34)による設定値に従
って巻取り完了まで計算が行われる。以上のように計算
された圧延材についての搬送スケジュールは、搬送スケ
ジュール記憶器(32)に記憶される。
は、抽出開始から巻取り完了までの搬送時間を、後続材
の先端Xの位置、速度、加速度と抽出開始時を基準とし
て計算したものである。この計算は、後続材の先端Xの
加速度と板厚が一定の区間を1つのブロックとして、加
速度あるいは板厚が変化する毎に新たなブロックをつぎ
足して順次行われる。また、先行材の尾端Yについても
同様に計算をする。ここで、ブロック開始点での位置、
速度、加速度及び抽出開始位置からの到達時間を求め
る。たとえば抽出開始時から抽出完了後搬送が始るまで
が第1のブロックであり、このブロック開始位置での後
続材は、先端Xの位置は圧延ライン(2)上の抽出位
置、先端Xの速度はO、先端Xの加速度もO(一定)で
あり、抽出開始からの時間は抽出開始時が基準時刻であ
るのでOである。以後、設定器(34)による設定値に従
って巻取り完了まで計算が行われる。以上のように計算
された圧延材についての搬送スケジュールは、搬送スケ
ジュール記憶器(32)に記憶される。
次に、制約条件設定器(35)が後続材と先行材との間
に成立すべき制約条件を設定する。例えば、板厚を制御
するための圧延ロール間隔の設定は圧延材の材質や板厚
の目標値によって異なる。第1の先行材の尾端Yが圧延
機から抜けて、後続材の圧延を開始するに当っては、圧
延ロール間隔の設定を変更する必要がある。この設定変
更に要する準備時間が経過する前に後続材が圧延ロール
にかみ込んでしまうと、後続材は目標の板厚に圧延され
なくなってしまうので、最低限設定変更に要する時間間
隔を先行材の尾端Yと後続材の先端Xとの間に持たせる
必要がある。この条件は2つの圧延材において、DDCの
搬送シーケンス制御のポイントでの進入条件、オシレー
ション条件や圧延条件等によって定められる。また、後
述するが、2台の巻取機が稼働する場合には、第2の先
行材と後続材の間に成立すべき制約条件も考慮する必要
がある。つまり、制約条件とは、先行材の尾端Yがある
ポイントQiを通過してから、後続材の先端Xがポイント
Piを通過するまでに最小限必要時間ΔTGiであり、これ
を余裕時間と言う。
に成立すべき制約条件を設定する。例えば、板厚を制御
するための圧延ロール間隔の設定は圧延材の材質や板厚
の目標値によって異なる。第1の先行材の尾端Yが圧延
機から抜けて、後続材の圧延を開始するに当っては、圧
延ロール間隔の設定を変更する必要がある。この設定変
更に要する準備時間が経過する前に後続材が圧延ロール
にかみ込んでしまうと、後続材は目標の板厚に圧延され
なくなってしまうので、最低限設定変更に要する時間間
隔を先行材の尾端Yと後続材の先端Xとの間に持たせる
必要がある。この条件は2つの圧延材において、DDCの
搬送シーケンス制御のポイントでの進入条件、オシレー
ション条件や圧延条件等によって定められる。また、後
述するが、2台の巻取機が稼働する場合には、第2の先
行材と後続材の間に成立すべき制約条件も考慮する必要
がある。つまり、制約条件とは、先行材の尾端Yがある
ポイントQiを通過してから、後続材の先端Xがポイント
Piを通過するまでに最小限必要時間ΔTGiであり、これ
を余裕時間と言う。
ここで、ポイントとは圧延ライン(2)に設けられた
位置センサー等のある位置(圧延機、巻取機、DDCの搬
送シーケンス制御に必要な位置、オシレーション制御に
必要な位置等)に設定され、各ポイントは圧延ライン
(2)と圧延条件等が決れば一義的に定るものである。
つまり、どのブロック内にどのポイントが存在するかと
いうことも定る。そして、設備のある各ブロックに1つ
または複数のポイントが設定されているので、ポイント
PiとポイントQiを基準として、設備のある全てのブロッ
クについて、各設備に進入する制約条件を上記のように
洗い出して選定する。
位置センサー等のある位置(圧延機、巻取機、DDCの搬
送シーケンス制御に必要な位置、オシレーション制御に
必要な位置等)に設定され、各ポイントは圧延ライン
(2)と圧延条件等が決れば一義的に定るものである。
つまり、どのブロック内にどのポイントが存在するかと
いうことも定る。そして、設備のある各ブロックに1つ
または複数のポイントが設定されているので、ポイント
PiとポイントQiを基準として、設備のある全てのブロッ
クについて、各設備に進入する制約条件を上記のように
洗い出して選定する。
また、粗第1スタンド(5)において、粗第1スタン
ド(5)を含むブロック内にあるポイントQi、ポイント
Qiから一定距離上流側のポイントPiにおいて連続する2
つの圧延材(後続材と第1の先行材)を例にとると、第
1の先行材の尾端Yが粗第1スタンド(5)を抜けたポ
イントQiのとき、後続材の先端Xは粗第1スタンド
(5)より一定距離上流側のポイントPiに位置しておく
ことが制約条件となる。このようなポイントPiは圧延ラ
イン(2)に必ず存在し、上述したように圧延ライン
(2)の設備位置が決定されると一義的に定る。
ド(5)を含むブロック内にあるポイントQi、ポイント
Qiから一定距離上流側のポイントPiにおいて連続する2
つの圧延材(後続材と第1の先行材)を例にとると、第
1の先行材の尾端Yが粗第1スタンド(5)を抜けたポ
イントQiのとき、後続材の先端Xは粗第1スタンド
(5)より一定距離上流側のポイントPiに位置しておく
ことが制約条件となる。このようなポイントPiは圧延ラ
イン(2)に必ず存在し、上述したように圧延ライン
(2)の設備位置が決定されると一義的に定る。
制約条件設定器(35)が設定する制約条件の基準とな
るポイントPi,Qiの組において、第1の先行材の尾端Y
が第1の先行材の抽出時を基準としてポイントQiに到達
するのに要する到達時間TQiと、後続材の抽出時を基準
として後続材の先端XがポイントPiに到達するのに要す
る到達時間TPiを到達所要時間計算機(33)が計算す
る。
るポイントPi,Qiの組において、第1の先行材の尾端Y
が第1の先行材の抽出時を基準としてポイントQiに到達
するのに要する到達時間TQiと、後続材の抽出時を基準
として後続材の先端XがポイントPiに到達するのに要す
る到達時間TPiを到達所要時間計算機(33)が計算す
る。
ここで、抽出ピッチPITiの求め方について、ポイント
Pi,Qiの組における2つの圧延材(後続材と第1の先行
材)の圧延ライン上での位置と時間の関係を示す第2図
を基いて説明する。第2図からも明らかなように、ポイ
ントPi,Qiの組における後続材の抽出ピッチをPITi、ポ
イントPi,Qiの組における制約条件をΔTGi、第1の先
行材の尾端YがポイントQiに到達する到達時間をTQi、
後続材の先端XがポイントPiに到達する到達時間をTPi
とすれば、 PITi+TPi=TQi+ΔTGi …(1) となり、制約条件ΔTGiは上述したように、到達時間T
Qi,到達時間TPiは以下説明するようにように求められ
るので、抽出ピッチをPITiを求めることができる。
Pi,Qiの組における2つの圧延材(後続材と第1の先行
材)の圧延ライン上での位置と時間の関係を示す第2図
を基いて説明する。第2図からも明らかなように、ポイ
ントPi,Qiの組における後続材の抽出ピッチをPITi、ポ
イントPi,Qiの組における制約条件をΔTGi、第1の先
行材の尾端YがポイントQiに到達する到達時間をTQi、
後続材の先端XがポイントPiに到達する到達時間をTPi
とすれば、 PITi+TPi=TQi+ΔTGi …(1) となり、制約条件ΔTGiは上述したように、到達時間T
Qi,到達時間TPiは以下説明するようにように求められ
るので、抽出ピッチをPITiを求めることができる。
今、後続材の先端XがポイントPiを通過する時刻(到
達時間TPi)の計算を例にとって説明する。圧延ライン
(2)上のポイントPiの位置をXPiとするとき、制約条
件によって決る2つの圧延材の搬送スケジュールを搬送
スケジュール記憶器(32)から読出し、この位置XPiを
含むブロックkを取出す。つまり、第kブロックのでの
ブロック開始点の位置をXHkとしたとき、求めるブロッ
クkは、 XHk≦XP1<XHk+1 …(2) なるブロックである。この際、粗圧延機の可逆圧延など
(2)式が、あるポイントの組Pi,Qiに対して複数のブ
ロックで成立するときは、例えばkの小さい方からの検
索によって最終的なラストパスを見つける。
達時間TPi)の計算を例にとって説明する。圧延ライン
(2)上のポイントPiの位置をXPiとするとき、制約条
件によって決る2つの圧延材の搬送スケジュールを搬送
スケジュール記憶器(32)から読出し、この位置XPiを
含むブロックkを取出す。つまり、第kブロックのでの
ブロック開始点の位置をXHkとしたとき、求めるブロッ
クkは、 XHk≦XP1<XHk+1 …(2) なるブロックである。この際、粗圧延機の可逆圧延など
(2)式が、あるポイントの組Pi,Qiに対して複数のブ
ロックで成立するときは、例えばkの小さい方からの検
索によって最終的なラストパスを見つける。
ところで、本実施例の場合には、ブロックkの開始点
の圧延ライン(2)上の位置XHk、後続材の先端Xの速
度、加速度、及びブロックkの開始点までの後続材の先
端Xの到達時間Tkは、搬送スケジュール(31)により与
えられる。このブロックk内のポイントPiでの後続材の
先端Xの速度、加速度、及びポイントPiまでの到達時間
TPiは与えられておらず、ブロックkの開始点でのパラ
メータ(ブロックkの開始点の圧延ライン(2)上の位
置XHk、後続材の先端Xの速度、加速度、及びブロック
kの開始点までの後続材の先端Xの到達時間Tk)を基に
求める必要がある。ここで、ブロックk内は加速度が一
定であるので、ブロックkの開始点でのパラメータによ
り、簡単にブロックkの開始点からポイントPiまでの到
達時間Δtを求めることができる。この到達時間Δtと
抽出時からブロックkの開始点までの到達時間Tkから、
ポイントPiまでの到達時間TPiは、 TPi=Tk+Δt …(3) と求められる。
の圧延ライン(2)上の位置XHk、後続材の先端Xの速
度、加速度、及びブロックkの開始点までの後続材の先
端Xの到達時間Tkは、搬送スケジュール(31)により与
えられる。このブロックk内のポイントPiでの後続材の
先端Xの速度、加速度、及びポイントPiまでの到達時間
TPiは与えられておらず、ブロックkの開始点でのパラ
メータ(ブロックkの開始点の圧延ライン(2)上の位
置XHk、後続材の先端Xの速度、加速度、及びブロック
kの開始点までの後続材の先端Xの到達時間Tk)を基に
求める必要がある。ここで、ブロックk内は加速度が一
定であるので、ブロックkの開始点でのパラメータによ
り、簡単にブロックkの開始点からポイントPiまでの到
達時間Δtを求めることができる。この到達時間Δtと
抽出時からブロックkの開始点までの到達時間Tkから、
ポイントPiまでの到達時間TPiは、 TPi=Tk+Δt …(3) と求められる。
到達時間Tiは搬送スケジューラ(31)により求められ
るので、ブロックkの開始点からポイントPiまでの到達
時間Δtの求め方について説明する。
るので、ブロックkの開始点からポイントPiまでの到達
時間Δtの求め方について説明する。
一方、運動方程式の基本式として、 L=VS+(1/2)at2 …(a) がある。
ここで、VSは初期速度、aは加速度、tは時間、Lは
距離である。
距離である。
そして、上記(a)式をtについて二次方程式を解く
と、 となる。
と、 となる。
そこで、前述の搬送スケジューラ(31)の計算によっ
てブロックナンバーkが求められると、各ブロックk内
は等加速運動となっているので、ブロックkの開始点で
の先端速度VHk、ブロックkの開始点での先端加速度a
Hk、ブロックkの開始点からポイントPiまで距離(XPi
−XHk)を用いて、上記(a′)式を応用することによ
り、 の式により、ブロックkの開始点からポイントPiまでの
到着時間Δtを求めることができる。(4)式におい
て、根号の前の正負記号はVHk>Oあるいは(VHk=Oか
つAHk>O)のとき加算(+)とし、VHk<Oあるいは
(VHk=OかつAHk>O)のとき減算(−)とする。
てブロックナンバーkが求められると、各ブロックk内
は等加速運動となっているので、ブロックkの開始点で
の先端速度VHk、ブロックkの開始点での先端加速度a
Hk、ブロックkの開始点からポイントPiまで距離(XPi
−XHk)を用いて、上記(a′)式を応用することによ
り、 の式により、ブロックkの開始点からポイントPiまでの
到着時間Δtを求めることができる。(4)式におい
て、根号の前の正負記号はVHk>Oあるいは(VHk=Oか
つAHk>O)のとき加算(+)とし、VHk<Oあるいは
(VHk=OかつAHk>O)のとき減算(−)とする。
なお、AHk=Oの場合は、等速運動であるから L=Δt×VHk …(b) ここで、Lはブロックkの開始点からポイントPiまで
の距離で、 L=XPi−XHkであるから、 を用いてブロックkの開始点からポイントPiに到達する
到着時間Δtを求めることができる。
の距離で、 L=XPi−XHkであるから、 を用いてブロックkの開始点からポイントPiに到達する
到着時間Δtを求めることができる。
なお、(4)式、及び(4′)式において、速度V
Hk、加速度AHkは、加速炉(3)からの巻取機(16)の
方向を正とする。
Hk、加速度AHkは、加速炉(3)からの巻取機(16)の
方向を正とする。
このように、ブロックkの開始点からからポイントPi
までの到着時間は上記(4)式あるいは(4′)式より
Δtと計算されるので、後続材の抽出時から後続材の先
端XがポイントPiに到達する到達時間TPiを求めること
ができる。
までの到着時間は上記(4)式あるいは(4′)式より
Δtと計算されるので、後続材の抽出時から後続材の先
端XがポイントPiに到達する到達時間TPiを求めること
ができる。
以上のように、制約条件設定の基準となるポイントPi
への後続材の先端Xの到達所要時間TPiと、これと同様
にポイントQiへの先行材の尾端Yの到達所要時間TQiと
が求められると、従来技術と同様に最適抽出ピッチ決定
器(36)では次のように最適抽出ピッチを求める。
への後続材の先端Xの到達所要時間TPiと、これと同様
にポイントQiへの先行材の尾端Yの到達所要時間TQiと
が求められると、従来技術と同様に最適抽出ピッチ決定
器(36)では次のように最適抽出ピッチを求める。
圧延ライン(2)での各設備に進入条件等を考慮した
制約条件のn個のうち、第i番目の制約条件では、先行
材の尾端YがポイントQiを通過してから余裕時間ΔTGi
以上経過した後、後続材の先端XがポイントPiを通過せ
ねばならない。各制約条件毎に言換えれば各ポイントの
Pi,Qiの組毎に、これを満たす最小抽出ピッチPITiは、
(1)式により求めることができる。
制約条件のn個のうち、第i番目の制約条件では、先行
材の尾端YがポイントQiを通過してから余裕時間ΔTGi
以上経過した後、後続材の先端XがポイントPiを通過せ
ねばならない。各制約条件毎に言換えれば各ポイントの
Pi,Qiの組毎に、これを満たす最小抽出ピッチPITiは、
(1)式により求めることができる。
ここで、n組のポイントPi,Qiの組において求められ
るn個の抽出ピッチは(PIT1,PIT2,PIT3,・・,P
ITi,・・,PITn)中の最大値が、全てのポイントPi,Q
iの組に対する制約条件を満足する抽出ピッチPITOPTと
なるので(5)式が導出される。
るn個の抽出ピッチは(PIT1,PIT2,PIT3,・・,P
ITi,・・,PITn)中の最大値が、全てのポイントPi,Q
iの組に対する制約条件を満足する抽出ピッチPITOPTと
なるので(5)式が導出される。
ここで、 とはmax(PIT1,PIT2,PIT3,・・,PITi,・・,P
ITn)のことを意味し、n個のPITi,の最大値を求める
ことに対応している。
ITn)のことを意味し、n個のPITi,の最大値を求める
ことに対応している。
以上のように、ポイントPi,Qiの配置位置が異なるた
め、ポイントPi,Qiの間に一定の距離間隔があり、搬送
スケジュールにより圧延制御されている圧延材が搬送ス
ケジュールから外れたとき、例えば、2つの圧延材が接
近しすぎたときにも、この距離間隔があることと後続材
を事前のポイントでチェックする構成であるので、2つ
の圧延材の衝突、設定変更前の加工設備への進入、必要
以上のオシレーションを防止することができる。したが
って、円滑かつ効率の良い圧延制御が可能となる。
め、ポイントPi,Qiの間に一定の距離間隔があり、搬送
スケジュールにより圧延制御されている圧延材が搬送ス
ケジュールから外れたとき、例えば、2つの圧延材が接
近しすぎたときにも、この距離間隔があることと後続材
を事前のポイントでチェックする構成であるので、2つ
の圧延材の衝突、設定変更前の加工設備への進入、必要
以上のオシレーションを防止することができる。したが
って、円滑かつ効率の良い圧延制御が可能となる。
なお、第1の先行材の尾端YがポイントをQi、後続材
の先端XがポイントをPiの通過時における制約条件(余
裕時間)として求める制御方法について説明したが、第
1の先行材の尾端YがポイントQiの通過時と、後続材の
先端XがポイントPiの通過時からポイントQiの通過時に
換算して、制約条件(いわゆるギャップタイム及びクリ
アランスタイム)として求める方法であってもよい。
の先端XがポイントをPiの通過時における制約条件(余
裕時間)として求める制御方法について説明したが、第
1の先行材の尾端YがポイントQiの通過時と、後続材の
先端XがポイントPiの通過時からポイントQiの通過時に
換算して、制約条件(いわゆるギャップタイム及びクリ
アランスタイム)として求める方法であってもよい。
次に、第1巻取機と第2巻取機の2台の巻取機が交互
に稼働している場合について説明する。ポイントPi,Qi
の組における2つの圧延材(後続材と第2の先行材)の
圧延ライン上での位置と時間の関係を示す第3図を基
に、上述したポイントPi,Qiの組における2つの圧延材
(後続材と第1の先行材)の場合と同様に説明する。第
3図において、右上がりの直線は図中上から後続材の尾
端、後続材の先端X、第1の先行材の尾端、第1の先行
材の先端、第2の先行材の尾端Y、第2の先行材の先端
の位置と時間の関係を示している。
に稼働している場合について説明する。ポイントPi,Qi
の組における2つの圧延材(後続材と第2の先行材)の
圧延ライン上での位置と時間の関係を示す第3図を基
に、上述したポイントPi,Qiの組における2つの圧延材
(後続材と第1の先行材)の場合と同様に説明する。第
3図において、右上がりの直線は図中上から後続材の尾
端、後続材の先端X、第1の先行材の尾端、第1の先行
材の先端、第2の先行材の尾端Y、第2の先行材の先端
の位置と時間の関係を示している。
第1巻取機及び第2巻取機を2台使用したとき、第1
巻取機による圧延材の巻取り完了後に、第2巻取機によ
る圧延材の巻取り中に第1巻取機の製品コイルを取り外
して次の圧延材の巻取りの準備をすることが可能とな
る。この第1巻取機の巻取り完了から次の圧延材を巻き
取るまでに必要な準備時間が、いわゆる余裕時間であり
制約条件となり、第2の先行材の尾端YがポイントQiを
通過するとき後続材の先端XがポイントPiを通過する時
間である。
巻取機による圧延材の巻取り完了後に、第2巻取機によ
る圧延材の巻取り中に第1巻取機の製品コイルを取り外
して次の圧延材の巻取りの準備をすることが可能とな
る。この第1巻取機の巻取り完了から次の圧延材を巻き
取るまでに必要な準備時間が、いわゆる余裕時間であり
制約条件となり、第2の先行材の尾端YがポイントQiを
通過するとき後続材の先端XがポイントPiを通過する時
間である。
ここで、ポイントPi,Qiの組における第1の先行材に
対する後続材の抽出ピッチをPITi、第1の先行材の第2
の先行材に対する抽出ピッチをPIT、ポイントPi,Qiの
組における第2の先行材に対する後続材の制約条件をΔ
TGi、第2の先行材の尾端YがポイントQiに到達する到
達時間をTQi、後続材の先端XがポイントPiに到達する
到達時間をTPiとすれば、 PIT+PITi+TPi=TRi+ΔTGi …(6) となり、制約条件ΔTGi、到達時間TPi、到達時間TQi、
第1の先行材の第2の先行材に対する抽出ピッチはPIT
は上述したように求められるので、後続材の抽出ピッチ
をPITiを求めることができる。この後続材と第2の先行
材により求められた後続材の抽出ピッチと、上述した方
法により求められる後続材と第1の先行材により求めら
れた後続材の抽出ピッチを、最適抽出ピッチ決定器(3
6)により比較し最大のものを後続材の抽出ピッチとす
る。
対する後続材の抽出ピッチをPITi、第1の先行材の第2
の先行材に対する抽出ピッチをPIT、ポイントPi,Qiの
組における第2の先行材に対する後続材の制約条件をΔ
TGi、第2の先行材の尾端YがポイントQiに到達する到
達時間をTQi、後続材の先端XがポイントPiに到達する
到達時間をTPiとすれば、 PIT+PITi+TPi=TRi+ΔTGi …(6) となり、制約条件ΔTGi、到達時間TPi、到達時間TQi、
第1の先行材の第2の先行材に対する抽出ピッチはPIT
は上述したように求められるので、後続材の抽出ピッチ
をPITiを求めることができる。この後続材と第2の先行
材により求められた後続材の抽出ピッチと、上述した方
法により求められる後続材と第1の先行材により求めら
れた後続材の抽出ピッチを、最適抽出ピッチ決定器(3
6)により比較し最大のものを後続材の抽出ピッチとす
る。
このとき、第2の先行材に対する第1の先行材の抽出
ピッチをPITを、上述のように異なる2つのポイントに
よる制約条件により求める場合について示しているが、
この抽出ピッチをPITの求め方については従来と同様な
方法でも良く、また圧延ラインの抽出ピッチ実績値によ
り決めても良い。
ピッチをPITを、上述のように異なる2つのポイントに
よる制約条件により求める場合について示しているが、
この抽出ピッチをPITの求め方については従来と同様な
方法でも良く、また圧延ラインの抽出ピッチ実績値によ
り決めても良い。
以上のことから、複数の巻取機(16)が作動する場合
にも、最適な抽出ピッチを得ることが可能となり、円滑
な圧延制御をすることが可能となる。
にも、最適な抽出ピッチを得ることが可能となり、円滑
な圧延制御をすることが可能となる。
また、複数の巻取機(16)が作動しない場合には、第
1の先行材の第2の先行材に対する抽出ピッチPITを考
慮する必要がなく、(6)式は(1)式と同じとなるこ
とは明らかである。
1の先行材の第2の先行材に対する抽出ピッチPITを考
慮する必要がなく、(6)式は(1)式と同じとなるこ
とは明らかである。
なお上記実施例では、熱間圧延機(ホットストリップ
ミル)における抽出ピッチについて説明したが、この発
明にかかる制御装置はこれに限定されるものではなく、
圧延ライン上に加工部材を間欠的に抽出し、種々の加工
処理を行う装置に対しても適用できることは言うまでも
ない。
ミル)における抽出ピッチについて説明したが、この発
明にかかる制御装置はこれに限定されるものではなく、
圧延ライン上に加工部材を間欠的に抽出し、種々の加工
処理を行う装置に対しても適用できることは言うまでも
ない。
[発明の効果] 以上のようにこの発明によれば、第1及び第2のポイ
ントは所定の距離間隔を有しこのポイントにおいて算出
した抽出ピッチを使用することができるので、事前に2
つの加工部材の隔りがチェックでき、2つの加工部材の
必要以上の接近や衝突を回避することが可能となるとと
もに加工部材の円滑かつ効率的な搬送をもとらす。
ントは所定の距離間隔を有しこのポイントにおいて算出
した抽出ピッチを使用することができるので、事前に2
つの加工部材の隔りがチェックでき、2つの加工部材の
必要以上の接近や衝突を回避することが可能となるとと
もに加工部材の円滑かつ効率的な搬送をもとらす。
第1図はこの発明の一実施例による抽出ピッチ制御方法
を示すブロック図、第2図は加工部材の搬送ラインでの
位置と時間の関係を示す図、第3図は2台の巻取機が作
動するときの加工部材の搬送ラインでの位置と時間の関
係を示す図、第4図は従来の熱間圧延機の構成を示す概
念図、第5図は従来の抽出ピッチ制御方法を示す第1図
相当図である。第6図は従来の加工部材の搬送ラインで
の位置と時間の関係を示す第2図相当図である。 図において、 (31)は搬送スケジューラ、 (32)は搬送スケジュール記憶器、 (33)は到達所要時間計算器、 (34)は設定器、 (35)は制約条件設定器、 (36)は最適抽出ピッチ決定器である。 なお、各図中、同一符号は同一又は相当部分を示す。
を示すブロック図、第2図は加工部材の搬送ラインでの
位置と時間の関係を示す図、第3図は2台の巻取機が作
動するときの加工部材の搬送ラインでの位置と時間の関
係を示す図、第4図は従来の熱間圧延機の構成を示す概
念図、第5図は従来の抽出ピッチ制御方法を示す第1図
相当図である。第6図は従来の加工部材の搬送ラインで
の位置と時間の関係を示す第2図相当図である。 図において、 (31)は搬送スケジューラ、 (32)は搬送スケジュール記憶器、 (33)は到達所要時間計算器、 (34)は設定器、 (35)は制約条件設定器、 (36)は最適抽出ピッチ決定器である。 なお、各図中、同一符号は同一又は相当部分を示す。
Claims (1)
- 【請求項1】加工部材を搬送ライン上に間欠的に抽出し
て順次所定の加工を施す際における加工部材の抽出ピッ
チ制御方法において、 上記搬送ライン上に既に抽出された加工部材の1つを先
行材と称し、この先行材の尾端を検出する位置に設けら
れた第1のポイント、及び上記搬送ライン上に上記先行
材の直後に抽出される予定の加工部材を後続材と称し、
この後続材の先端を検出する位置に設けられた第2のポ
イントを有し、 上記第1のポイントにおける上記先行材の尾端、及び上
記第2のポイントにおける上記後続材の先端との間に必
要となる制約条件である時間間隔が設定された当該第1
及び第2ポイントを一組として、複数の組において、 上記先行材の尾端が抽出された位置から当該各組の第1
のポイントへ到達する到達時間と、上記後続材の先端が
抽出される位置から当該各組の第2のポイントへ到達す
る各到達時間と、上記各組における制約条件とから、上
記各組における上記後続材の抽出ピッチを計算により求
め、これらの抽出ピッチの内最大のものを上記後続材の
抽出ピッチとすること、 及び上記第2のポイントは上記第1のポイントより所定
の距離上流側にあることを特徴とする加工部材の抽出ピ
ッチ制御方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60261688A JPH0824946B2 (ja) | 1985-11-20 | 1985-11-20 | 加工部材の抽出ピッチ制御方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60261688A JPH0824946B2 (ja) | 1985-11-20 | 1985-11-20 | 加工部材の抽出ピッチ制御方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS62124006A JPS62124006A (ja) | 1987-06-05 |
| JPH0824946B2 true JPH0824946B2 (ja) | 1996-03-13 |
Family
ID=17365336
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP60261688A Expired - Fee Related JPH0824946B2 (ja) | 1985-11-20 | 1985-11-20 | 加工部材の抽出ピッチ制御方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0824946B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP7310772B2 (ja) * | 2020-09-29 | 2023-07-19 | Jfeスチール株式会社 | ミルペーシング制御方法 |
-
1985
- 1985-11-20 JP JP60261688A patent/JPH0824946B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS62124006A (ja) | 1987-06-05 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |