JPH0827080B2 - 空気調和装置の運転制御装置 - Google Patents
空気調和装置の運転制御装置Info
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- JPH0827080B2 JPH0827080B2 JP2214207A JP21420790A JPH0827080B2 JP H0827080 B2 JPH0827080 B2 JP H0827080B2 JP 2214207 A JP2214207 A JP 2214207A JP 21420790 A JP21420790 A JP 21420790A JP H0827080 B2 JPH0827080 B2 JP H0827080B2
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Description
【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、空気調和装置の運転制御装置に係り、特に
冷房運転時における室内熱交換器の露付防止対策に関す
る。
冷房運転時における室内熱交換器の露付防止対策に関す
る。
(従来の技術) 従来より、例えば実開平1−169751号公報に開示され
る如く、圧縮機、室外熱交換器、減圧弁及び室内熱交換
器を順次接続してなる冷媒回路を備えた空気調和装置に
おいて、室内熱交換器に結露が生じると、送風ファンの
風量を増大させることにより、冷媒との熱交換量を増大
させて、結露を防止しようとするもの、あるいは容量可
変形の圧縮機を備え、結露が生じたときには、圧縮機の
容量低減により結露を防止しようとするもの、さらに
は、結露が生じたときには露付防止ヒータを発熱させる
ことにより結露を防止しようとするものは公知の技術で
ある。
る如く、圧縮機、室外熱交換器、減圧弁及び室内熱交換
器を順次接続してなる冷媒回路を備えた空気調和装置に
おいて、室内熱交換器に結露が生じると、送風ファンの
風量を増大させることにより、冷媒との熱交換量を増大
させて、結露を防止しようとするもの、あるいは容量可
変形の圧縮機を備え、結露が生じたときには、圧縮機の
容量低減により結露を防止しようとするもの、さらに
は、結露が生じたときには露付防止ヒータを発熱させる
ことにより結露を防止しようとするものは公知の技術で
ある。
(発明が解決しようとする課題) しかしながら、上記従来のもののように、送風ファン
の風量を増大するようにした場合、ファンを常時使用し
ないような大容量に大きくする必要があり、コストの増
大を招く。また、露付防止のために容量可変形の圧縮機
を設けたり、露付防止ヒータを設けることも、結局、コ
ストの増大を招くことになる。
の風量を増大するようにした場合、ファンを常時使用し
ないような大容量に大きくする必要があり、コストの増
大を招く。また、露付防止のために容量可変形の圧縮機
を設けたり、露付防止ヒータを設けることも、結局、コ
ストの増大を招くことになる。
一方、室内熱交換器の断熱性をよくすることも考えら
れるが、そうすると設計上の制約を受けるという問題が
あった。
れるが、そうすると設計上の制約を受けるという問題が
あった。
本発明は斯かる点に鑑みてなされたものであり、その
目的は、吐出冷媒温度を最適値に制御することにより高
い冷凍効率を確保しながら、露付が生じ易いような条件
下では、冷媒の状態を制御して室内熱交換器の冷房能力
を低減させる手段を講ずることにより、コストの増大や
設計上の制約を招くことなく、露付を防止することにあ
る。
目的は、吐出冷媒温度を最適値に制御することにより高
い冷凍効率を確保しながら、露付が生じ易いような条件
下では、冷媒の状態を制御して室内熱交換器の冷房能力
を低減させる手段を講ずることにより、コストの増大や
設計上の制約を招くことなく、露付を防止することにあ
る。
(課題を解決するための手段) 上記目的を達成するため本発明の第1の解決手段は、
第1A図に示すように、圧縮機(1)、室外熱交換器
(3)、電動膨張弁(5)及び室内熱交換器(6)を順
次接続してなる冷媒回路(9)を備えた空気調和装置を
前提とする。
第1A図に示すように、圧縮機(1)、室外熱交換器
(3)、電動膨張弁(5)及び室内熱交換器(6)を順
次接続してなる冷媒回路(9)を備えた空気調和装置を
前提とする。
そして、空気調和装置の運転制御装置として、冷房運
転時、上記室内熱交換器(6)における冷媒の蒸発温度
を検出する蒸発温度検出手段(The)と、冷房運転時、
上記室外熱交換器(3)における冷媒の凝縮温度を検出
する凝縮温度検出手段(Thc)と、上記蒸発温度検出手
段(The)及び凝縮温度検出手段(Thc)の出力を受け、
そのときの冷媒の蒸発温度と凝縮温度との関数として最
適な冷凍効果を与える吐出冷媒温度の最適温度を演算す
る演算手段(51)と、吐出冷媒温度を検出する吐出温度
検出手段(Th2)と、該吐出温度検出手段(Th2)の出力
を受け、上記演算手段(51)で演算された最適温度を吐
出冷媒温度の制御目標値として上記電動膨張弁(5)の
開度を制御する開度制御手段(52)とを設けるものとす
る。さらに、上記開度制御手段(52)の開度制御におけ
る吐出冷媒の制御目標値を上記演算手段(51)で演算さ
れた最適温度よりも一定値だけ高い値に変更するよう外
部入力により設定する設定手段(Swa)を設ける構成と
したものである。
転時、上記室内熱交換器(6)における冷媒の蒸発温度
を検出する蒸発温度検出手段(The)と、冷房運転時、
上記室外熱交換器(3)における冷媒の凝縮温度を検出
する凝縮温度検出手段(Thc)と、上記蒸発温度検出手
段(The)及び凝縮温度検出手段(Thc)の出力を受け、
そのときの冷媒の蒸発温度と凝縮温度との関数として最
適な冷凍効果を与える吐出冷媒温度の最適温度を演算す
る演算手段(51)と、吐出冷媒温度を検出する吐出温度
検出手段(Th2)と、該吐出温度検出手段(Th2)の出力
を受け、上記演算手段(51)で演算された最適温度を吐
出冷媒温度の制御目標値として上記電動膨張弁(5)の
開度を制御する開度制御手段(52)とを設けるものとす
る。さらに、上記開度制御手段(52)の開度制御におけ
る吐出冷媒の制御目標値を上記演算手段(51)で演算さ
れた最適温度よりも一定値だけ高い値に変更するよう外
部入力により設定する設定手段(Swa)を設ける構成と
したものである。
第2の解決手段は、第1B図に示すように、上記第1の
解決手段の空気調和装置の運転制御装置に加えて、室内
熱交換器(6)の吸込空気の湿度を検出する湿度検出手
段(Hu)を設けるものとする。
解決手段の空気調和装置の運転制御装置に加えて、室内
熱交換器(6)の吸込空気の湿度を検出する湿度検出手
段(Hu)を設けるものとする。
そして、第1の解決手段における設定手段(Swa)に
代えて、上記湿度検出手段(Hu)の出力を受け、吸込空
気の湿度が所定値以上になると、上記開度制御手段(5
2)の開度制御における吐出冷媒の制御目標値を上記演
算手段(51)で演算された最適温度よりも一定値だけ高
い値に変更する変更手段(53)を設ける構成としたもの
である。
代えて、上記湿度検出手段(Hu)の出力を受け、吸込空
気の湿度が所定値以上になると、上記開度制御手段(5
2)の開度制御における吐出冷媒の制御目標値を上記演
算手段(51)で演算された最適温度よりも一定値だけ高
い値に変更する変更手段(53)を設ける構成としたもの
である。
(作用) 以上の構成により、請求項(1)の発明では、空気調
和装置の冷房運転時、演算手段(51)により、蒸発温度
検出手段(The)で検出される冷媒の蒸発温度と凝縮温
度検出手段(Thc)で検出される冷媒の凝縮温度とに応
じて、最適な冷凍効果を与える吐出冷媒温度の最適温度
が演算され、開度制御手段(52)により、吐出温度検出
手段(Th2)で検出される吐出冷媒温度が最適温度に収
束するよう電動膨張弁(5)の開度が制御されて、冷媒
状態が適正値に維持される。
和装置の冷房運転時、演算手段(51)により、蒸発温度
検出手段(The)で検出される冷媒の蒸発温度と凝縮温
度検出手段(Thc)で検出される冷媒の凝縮温度とに応
じて、最適な冷凍効果を与える吐出冷媒温度の最適温度
が演算され、開度制御手段(52)により、吐出温度検出
手段(Th2)で検出される吐出冷媒温度が最適温度に収
束するよう電動膨張弁(5)の開度が制御されて、冷媒
状態が適正値に維持される。
その場合、室内環境によっては、室内熱交換器(6)
の露付を嫌うことがある。一方、最適の冷凍効果を与え
る吐出冷媒温度つまり最適温度を与える吸入冷媒の状態
はある程度湿り気味となっているので、吸入ライン側に
ある室内熱交換器(6)において露付を生じることがあ
る。ここで、請求項(1)の発明では、設定手段(Sw
a)により、外部入力に応じて吐出冷媒の制御目標値が
最適温度よりも一定値だけ高い値に変更されると、吐出
冷媒温度の制御目標値に適合する吸入冷媒温度も高くな
り、それに応じて電動膨張弁(5)の開度が絞られて、
吸入冷媒の過熱度が高くなるように制御される。すなわ
ち、室内熱交換器(6)の出口側の冷媒状態が乾き側に
維持され、室内熱交換器(6)の能力が低減して露付が
防止される。したがって、設計上の制約やコストの増大
を招くことなく、ユーザの希望に応じて露付が防止され
ることになる。
の露付を嫌うことがある。一方、最適の冷凍効果を与え
る吐出冷媒温度つまり最適温度を与える吸入冷媒の状態
はある程度湿り気味となっているので、吸入ライン側に
ある室内熱交換器(6)において露付を生じることがあ
る。ここで、請求項(1)の発明では、設定手段(Sw
a)により、外部入力に応じて吐出冷媒の制御目標値が
最適温度よりも一定値だけ高い値に変更されると、吐出
冷媒温度の制御目標値に適合する吸入冷媒温度も高くな
り、それに応じて電動膨張弁(5)の開度が絞られて、
吸入冷媒の過熱度が高くなるように制御される。すなわ
ち、室内熱交換器(6)の出口側の冷媒状態が乾き側に
維持され、室内熱交換器(6)の能力が低減して露付が
防止される。したがって、設計上の制約やコストの増大
を招くことなく、ユーザの希望に応じて露付が防止され
ることになる。
請求項(2)の発明では、上記請求項(1)の発明に
おける設定手段(Swa)に代えて、変更手段(53)によ
り、湿度検出手段(Hu)で検出される吸込空気の湿度が
所定値よりも高くなると吐出冷媒温度の制御目標値が最
適温度よりも一定値だけ高い値に変更されるので、常時
は室内熱交換器(6)の能力を高く維持しながら、露付
が生じやすい条件下では、自動的に室内熱交換器(6)
の冷房能力が低減されて、露付が防止されることにな
る。
おける設定手段(Swa)に代えて、変更手段(53)によ
り、湿度検出手段(Hu)で検出される吸込空気の湿度が
所定値よりも高くなると吐出冷媒温度の制御目標値が最
適温度よりも一定値だけ高い値に変更されるので、常時
は室内熱交換器(6)の能力を高く維持しながら、露付
が生じやすい条件下では、自動的に室内熱交換器(6)
の冷房能力が低減されて、露付が防止されることにな
る。
(実施例) 以下、本発明の実施例について、図面に基づき説明す
る。
る。
まず、第1実施例について説明する。第2図は第2実
施例に係る空気調和装置の冷媒配管系統を示し、(1)
は圧縮機、(2)は冷房運転時には図中実線のごとく、
暖房運転時には図中破線のごとく切換わる四路切換弁、
(3)は冷房運転時には凝縮器として、暖房運転時には
蒸発器として機能する熱源側熱交換器である室外熱交換
器、(4)は液冷媒を貯留するためのレシーバ、(5)
は冷媒の減圧機能と冷媒流量の調節機能とを有する電動
膨張弁、(6)は室内に設置され、冷房運転時には蒸発
器として、暖房運転時には凝縮器として機能する利用側
熱交換器である室内熱交換器、(7)は圧縮機(1)の
吸入管に介設され、吸入冷媒中の液冷媒を除去するため
のアキュムレータである。
施例に係る空気調和装置の冷媒配管系統を示し、(1)
は圧縮機、(2)は冷房運転時には図中実線のごとく、
暖房運転時には図中破線のごとく切換わる四路切換弁、
(3)は冷房運転時には凝縮器として、暖房運転時には
蒸発器として機能する熱源側熱交換器である室外熱交換
器、(4)は液冷媒を貯留するためのレシーバ、(5)
は冷媒の減圧機能と冷媒流量の調節機能とを有する電動
膨張弁、(6)は室内に設置され、冷房運転時には蒸発
器として、暖房運転時には凝縮器として機能する利用側
熱交換器である室内熱交換器、(7)は圧縮機(1)の
吸入管に介設され、吸入冷媒中の液冷媒を除去するため
のアキュムレータである。
上記各機器(1)〜(7)は冷媒配管(8)により順
次接続され、冷媒の循環により熱移動を生ぜしめるよう
にした冷媒回路(9)が構成されている。
次接続され、冷媒の循環により熱移動を生ぜしめるよう
にした冷媒回路(9)が構成されている。
ここで、上記冷媒回路(9)の圧縮機(1)吐出側に
は、吐出冷媒中の油を回収するための油回収器(10)が
介設されていて、該油回収器(10)から圧縮機(1)−
アキュムレータ(7)間の吸入管まで、油回収器(10)
の油を圧縮機(1)の吸入側に戻すための油戻し通路
(11)が設けられている。そして、この油戻し通路(1
1)には、通路を開閉する開閉弁(12)が介設されてい
て、該開閉弁(12)は常時は閉じられている一方、圧縮
機(1)の起動時等には所定の制御により開けられて、
圧縮機(1)の吸入側に油回収器(10)の油及び吐出冷
媒の一部を戻すようになされている。
は、吐出冷媒中の油を回収するための油回収器(10)が
介設されていて、該油回収器(10)から圧縮機(1)−
アキュムレータ(7)間の吸入管まで、油回収器(10)
の油を圧縮機(1)の吸入側に戻すための油戻し通路
(11)が設けられている。そして、この油戻し通路(1
1)には、通路を開閉する開閉弁(12)が介設されてい
て、該開閉弁(12)は常時は閉じられている一方、圧縮
機(1)の起動時等には所定の制御により開けられて、
圧縮機(1)の吸入側に油回収器(10)の油及び吐出冷
媒の一部を戻すようになされている。
また、冷媒回路(9)の液管において、上記レシーバ
(4)と電動膨張弁(5)とは、電動膨張弁(5)がレ
シーバ(4)の下部つまり液部に連通するよう共通路
(8a)に直列に配置されており、共通路(8a)のレシー
バ(4)上部側の端部である点(P)と室外熱交換器
(3)との間は、レシーバ(4)側への冷媒の流通のみ
を許容する第1逆止弁(21)を介して第1流入路(8b)
により、上記共通路(8a)の点(P)と室内熱交換器
(6)との間はレシーバ(4)側への冷媒の流通のみを
許容する第2逆止弁(22)を介して第2流入路(8c)に
よりそれぞれ接続されている一方、共通路(8a)の上記
電動膨張弁(5)側の端部である点(Q)と上記第1逆
止弁(21)−室外熱交換器(3)間の点(S)とは第1
キャピラリチューブ(C1)を介して第1流出路(8d)に
より、共通路(8a)の上記点(Q)と上記第2逆止弁
(22)−室内熱交換器(6)間の点(R)とは第2キャ
ピラリチューブ(C2)を介して第2流出路(8e)により
それぞれ接続されている。
(4)と電動膨張弁(5)とは、電動膨張弁(5)がレ
シーバ(4)の下部つまり液部に連通するよう共通路
(8a)に直列に配置されており、共通路(8a)のレシー
バ(4)上部側の端部である点(P)と室外熱交換器
(3)との間は、レシーバ(4)側への冷媒の流通のみ
を許容する第1逆止弁(21)を介して第1流入路(8b)
により、上記共通路(8a)の点(P)と室内熱交換器
(6)との間はレシーバ(4)側への冷媒の流通のみを
許容する第2逆止弁(22)を介して第2流入路(8c)に
よりそれぞれ接続されている一方、共通路(8a)の上記
電動膨張弁(5)側の端部である点(Q)と上記第1逆
止弁(21)−室外熱交換器(3)間の点(S)とは第1
キャピラリチューブ(C1)を介して第1流出路(8d)に
より、共通路(8a)の上記点(Q)と上記第2逆止弁
(22)−室内熱交換器(6)間の点(R)とは第2キャ
ピラリチューブ(C2)を介して第2流出路(8e)により
それぞれ接続されている。
すなわち、冷房運転時には、室外熱交換器(3)で凝
縮液化された液冷媒が第1逆止弁(21)を経てレシーバ
(4)に貯溜され、電動膨張弁(5)及び第2キャピラ
リチューブ(C2)で減圧された後、室内熱交換器(6)
で蒸発して圧縮機(1)に戻る循環となる一方、暖房運
転時には、室内熱交換器(6)で凝縮液化された液冷媒
が第2逆止弁(22)を経てレシーバ(4)に貯溜され、
電動膨張弁(5)及び第1キャピラリチューブ(C1)で
減圧された後、室外熱交換器(3)で蒸発して圧縮機
(1)に戻る循環となるように構成されている。
縮液化された液冷媒が第1逆止弁(21)を経てレシーバ
(4)に貯溜され、電動膨張弁(5)及び第2キャピラ
リチューブ(C2)で減圧された後、室内熱交換器(6)
で蒸発して圧縮機(1)に戻る循環となる一方、暖房運
転時には、室内熱交換器(6)で凝縮液化された液冷媒
が第2逆止弁(22)を経てレシーバ(4)に貯溜され、
電動膨張弁(5)及び第1キャピラリチューブ(C1)で
減圧された後、室外熱交換器(3)で蒸発して圧縮機
(1)に戻る循環となるように構成されている。
なお、(8f)は、点(P)−点(S)間の第1流入路
(8b)において第1逆止弁(21)をバイパスして設けら
れた液封防止バイパス路であって、該液封防止バイパス
路(8f)には冷媒減圧用の第3キャピラリチューブ
(C3)が介設されている。
(8b)において第1逆止弁(21)をバイパスして設けら
れた液封防止バイパス路であって、該液封防止バイパス
路(8f)には冷媒減圧用の第3キャピラリチューブ
(C3)が介設されている。
また、空気調和装置には、センサ類が配置されてい
て、(Th2)は圧縮機(1)の吐出管に配置され、吐出
管温度T2を検出する吐出温度検出手段としての吐出管セ
ンサ、(Thc)は室外熱交換器(3)の液管に配置さ
れ、冷房運転時に冷媒の凝縮温度Tcを検出する凝縮温度
検出手段としての外熱交センサ、(Tha)は室外熱交換
器(3)の空気吸込口に配置され、外気温度を検出する
外気温センサ、(The)は室内熱交換器(6)の液管に
配置され、冷媒運転時に蒸発温度Teを検出する蒸発温度
検出手段としての内熱交センサ、(Thr)は室内熱交換
器(6)の空気吸込口に配置され、吸込空気温度Trを検
出する室内吸込センサであって、上記各センサは、空気
調和装置の運転を制御するためのコントローラ(図示せ
ず)に信号の入力可能に接続されており、該コントロー
ラにより、センサの信号に応じて各機器の運転を制御す
るようになされている。
て、(Th2)は圧縮機(1)の吐出管に配置され、吐出
管温度T2を検出する吐出温度検出手段としての吐出管セ
ンサ、(Thc)は室外熱交換器(3)の液管に配置さ
れ、冷房運転時に冷媒の凝縮温度Tcを検出する凝縮温度
検出手段としての外熱交センサ、(Tha)は室外熱交換
器(3)の空気吸込口に配置され、外気温度を検出する
外気温センサ、(The)は室内熱交換器(6)の液管に
配置され、冷媒運転時に蒸発温度Teを検出する蒸発温度
検出手段としての内熱交センサ、(Thr)は室内熱交換
器(6)の空気吸込口に配置され、吸込空気温度Trを検
出する室内吸込センサであって、上記各センサは、空気
調和装置の運転を制御するためのコントローラ(図示せ
ず)に信号の入力可能に接続されており、該コントロー
ラにより、センサの信号に応じて各機器の運転を制御す
るようになされている。
次に、上記コントローラの制御内容について、第3図
及び第4図に基づき説明する。
及び第4図に基づき説明する。
第3図は冷房運転時における冷凍効果EERを最大に維
持するためのEER制御の内容を示し、ステップS1で、上
記内熱交センサ(The)で検出される蒸発温度Te、外熱
交センサ(Thc)で検出される凝縮温度Tc及び吐出管セ
ンサ(Th2)で検出される吐出管温度T2をそれぞれ入力
し、ステップS2で、下記(1)式 Tk=4−1.13Te+1.72Tc (1) に基づき、最適な冷凍効果EERを与える吐出管温度であ
る最適温度Tkを算出する。
持するためのEER制御の内容を示し、ステップS1で、上
記内熱交センサ(The)で検出される蒸発温度Te、外熱
交センサ(Thc)で検出される凝縮温度Tc及び吐出管セ
ンサ(Th2)で検出される吐出管温度T2をそれぞれ入力
し、ステップS2で、下記(1)式 Tk=4−1.13Te+1.72Tc (1) に基づき、最適な冷凍効果EERを与える吐出管温度であ
る最適温度Tkを算出する。
次に、ステップS3で、式ΔT2=T2−Tkに基づき吐出管
温度T2と最適温度Tkとの温度差ΔT2を算出した後、ステ
ップS4で、|ΔT2|≦5か否か、つまり吐出管温度T2が
最適温度Tkの上下一定範囲内に収束したか否かを判別
し、収束するまでは、ステップS5に進んで、ΔT2が正か
否か、つまり吐出管温度T2が最適温度Tkよりも高いか否
かを判別し、吐出管温度T2の方が高ければステップS
6で、電動膨張弁(5)を中程度に開くよう制御する一
方、吐出管温度T2の方が低ければ、ステップS7で、電動
膨張弁(5)の開度を中程度に閉じるように制御する。
つまり、最適温度Tkを吐出管温度T2の制御目標値とし
て、電動膨張弁(5)の開度制御を行う。
温度T2と最適温度Tkとの温度差ΔT2を算出した後、ステ
ップS4で、|ΔT2|≦5か否か、つまり吐出管温度T2が
最適温度Tkの上下一定範囲内に収束したか否かを判別
し、収束するまでは、ステップS5に進んで、ΔT2が正か
否か、つまり吐出管温度T2が最適温度Tkよりも高いか否
かを判別し、吐出管温度T2の方が高ければステップS
6で、電動膨張弁(5)を中程度に開くよう制御する一
方、吐出管温度T2の方が低ければ、ステップS7で、電動
膨張弁(5)の開度を中程度に閉じるように制御する。
つまり、最適温度Tkを吐出管温度T2の制御目標値とし
て、電動膨張弁(5)の開度制御を行う。
一方、上記ステップS4の判別で、|ΔT2|≦5とな
り、吐出管温度T2が最適温度Tkの上下一定範囲内に収束
すると、ステップS8に移行して、下記のファジー制御を
実行する。
り、吐出管温度T2が最適温度Tkの上下一定範囲内に収束
すると、ステップS8に移行して、下記のファジー制御を
実行する。
すなわち、第4図に示すように、ステップR1で、P−
1=Pとして、電動膨張弁(5)の開度駆動パルスPの
更新を行った後(P−1は前回の駆動パルス)、ステッ
プR2で、異常時に「1」となる吐出管センサ異常フラグ
Ft2が「1」か否かを判別する。そして、吐出管センサ
(Th2)が異常でなければ、ユーザにより外部から切換
えられる露付防止切換スイッチ(Swa)の接続が露付防
止運転を行わない端子「0」側にあるときには、ステッ
プR3に進み、上記室内吸込センサ(Thr)で検出される
吸込空気温度Trと設定温度Trsとの差温ΔTr(但し、冷
房運転時にはΔTr=Tr−Trsである)が2.5deg以上か否
かを判別して、ΔTr≧2.5であれば、ステップR4に進ん
で、下記(2)式 P=3.2ΔT2 (2) に基づき、電動膨張弁(5)開度の駆動パルスPを演算
する一方、ΔTr≧2.5でなければ、つまり吸込空気温度T
rが設定温度Trsの上下所定範囲内に収束すると、ステッ
プR5に移行して、下記(3)式 P=3.2ΔT2+6.4ΔTr (3) に基づき電動膨張弁(5)開度の駆動パルスPを算出す
る。すなわち、上記(3)式では、吐出管温度T2−最適
温度Tkの温度差ΔT2と、吸込空気温度Tr−設定温度Trs
の差温ΔTrとに1対2の重み付けをした値に基づいて電
動膨張弁(5)の開度を制御する。
1=Pとして、電動膨張弁(5)の開度駆動パルスPの
更新を行った後(P−1は前回の駆動パルス)、ステッ
プR2で、異常時に「1」となる吐出管センサ異常フラグ
Ft2が「1」か否かを判別する。そして、吐出管センサ
(Th2)が異常でなければ、ユーザにより外部から切換
えられる露付防止切換スイッチ(Swa)の接続が露付防
止運転を行わない端子「0」側にあるときには、ステッ
プR3に進み、上記室内吸込センサ(Thr)で検出される
吸込空気温度Trと設定温度Trsとの差温ΔTr(但し、冷
房運転時にはΔTr=Tr−Trsである)が2.5deg以上か否
かを判別して、ΔTr≧2.5であれば、ステップR4に進ん
で、下記(2)式 P=3.2ΔT2 (2) に基づき、電動膨張弁(5)開度の駆動パルスPを演算
する一方、ΔTr≧2.5でなければ、つまり吸込空気温度T
rが設定温度Trsの上下所定範囲内に収束すると、ステッ
プR5に移行して、下記(3)式 P=3.2ΔT2+6.4ΔTr (3) に基づき電動膨張弁(5)開度の駆動パルスPを算出す
る。すなわち、上記(3)式では、吐出管温度T2−最適
温度Tkの温度差ΔT2と、吸込空気温度Tr−設定温度Trs
の差温ΔTrとに1対2の重み付けをした値に基づいて電
動膨張弁(5)の開度を制御する。
一方、露付防止切換スイッチ(Swa)の接続が露付防
止制御を行う端子「1」側に切換えられているときに
は、ステップR6に移行して、電動膨張弁(5)の開度P
を、下記(4)式 P=3.2(ΔT2−5) (4) に基づき演算する。つまり、吐出管温度T2の制御目標値
を最適温度Tkから一定値(5deg)だけ高い値にするよう
に切換える露付防止制御を行う。これは、第5図のモリ
エル線図に示すように、吸入冷媒と吐出冷媒の状態が最
適温度Tkに対応する状態(実線で示す状態)から右側の
破線に示す状態にずらせて、吸入冷媒の状態を気液境界
ラインから気相側の内部方向に変化させるつまり乾き状
態にさせるのである。
止制御を行う端子「1」側に切換えられているときに
は、ステップR6に移行して、電動膨張弁(5)の開度P
を、下記(4)式 P=3.2(ΔT2−5) (4) に基づき演算する。つまり、吐出管温度T2の制御目標値
を最適温度Tkから一定値(5deg)だけ高い値にするよう
に切換える露付防止制御を行う。これは、第5図のモリ
エル線図に示すように、吸入冷媒と吐出冷媒の状態が最
適温度Tkに対応する状態(実線で示す状態)から右側の
破線に示す状態にずらせて、吸入冷媒の状態を気液境界
ラインから気相側の内部方向に変化させるつまり乾き状
態にさせるのである。
なお、上記ステップR2の判別で、吐出管センサ(Th
2)が異常のときには、ステップR5に移行するようにな
されている。
2)が異常のときには、ステップR5に移行するようにな
されている。
次に、上記ステップR4,R5又はR6の制御を終了する
と、ステップR7に進んで、|P|≦5か否かを判別し、指
令される駆動パルスPが小さいときには、制御状態を変
更する必要性に乏しいと判断して、上記メインフローに
戻る一方、|P|≦5でなければ、ステップR8に進んで、
P>0か否かを判別する。そして、P>0で電動膨張弁
(5)の開度が増大させる指令であれば、ステップR11
で、P−1≦Pか否かつまり今回の駆動パルスPが前回
の駆動パルスP−1よりも大きいか否かを判別し、今回
の方が大きければ、ステップR12で、駆動指令値Pの通
りに電動膨張弁(5)の開度を開き、今回の駆動指令値
Pが前回の駆動指令値P−1以下であれば、そのままメ
インフローに戻る。
と、ステップR7に進んで、|P|≦5か否かを判別し、指
令される駆動パルスPが小さいときには、制御状態を変
更する必要性に乏しいと判断して、上記メインフローに
戻る一方、|P|≦5でなければ、ステップR8に進んで、
P>0か否かを判別する。そして、P>0で電動膨張弁
(5)の開度が増大させる指令であれば、ステップR11
で、P−1≦Pか否かつまり今回の駆動パルスPが前回
の駆動パルスP−1よりも大きいか否かを判別し、今回
の方が大きければ、ステップR12で、駆動指令値Pの通
りに電動膨張弁(5)の開度を開き、今回の駆動指令値
Pが前回の駆動指令値P−1以下であれば、そのままメ
インフローに戻る。
また上記ステップR8の判別で、P>0でないときに
は、ステップR9に移行して、前回の駆動指令P−1より
今回の駆動指令Pが小さければつまり電動膨張弁(5)
の開度変更量が今回の方が大きいときには、ステップR
10で、その駆動指令Pに応じて電動膨張弁(5)の開度
を閉じるよう制御する一方、今回の駆動指令Pによる変
更量が前回以下のときには、電動膨張弁(5)の開度変
更を行うことなく、メインフローに戻る。
は、ステップR9に移行して、前回の駆動指令P−1より
今回の駆動指令Pが小さければつまり電動膨張弁(5)
の開度変更量が今回の方が大きいときには、ステップR
10で、その駆動指令Pに応じて電動膨張弁(5)の開度
を閉じるよう制御する一方、今回の駆動指令Pによる変
更量が前回以下のときには、電動膨張弁(5)の開度変
更を行うことなく、メインフローに戻る。
上記フローにおいて、ステップS2の制御により、冷媒
の蒸発温度Teと凝縮温度Tcとの関数として最適な冷凍効
果を与える吐出管温度の最適温度Tkを演算する最適温度
演算手段(51)が構成され、ステップR8〜R12の制御に
より、吐出冷媒温度T2が上記最適温度演算手段(51)で
演算される最適温度Tkに収束するよう上記電動膨張弁
(5)の開度を制御する開度制御手段(52)が構成され
ている。
の蒸発温度Teと凝縮温度Tcとの関数として最適な冷凍効
果を与える吐出管温度の最適温度Tkを演算する最適温度
演算手段(51)が構成され、ステップR8〜R12の制御に
より、吐出冷媒温度T2が上記最適温度演算手段(51)で
演算される最適温度Tkに収束するよう上記電動膨張弁
(5)の開度を制御する開度制御手段(52)が構成され
ている。
また、上記露付防止切換スイッチ(Swa)は、開度制
御における吐出冷媒温度の制御目標値を上記最適温度演
算手段(51)で演算された最適温度Tkよりも一定値だけ
高い値に変更するように外部入力により設定する設定手
段としての機能を有するものである。
御における吐出冷媒温度の制御目標値を上記最適温度演
算手段(51)で演算された最適温度Tkよりも一定値だけ
高い値に変更するように外部入力により設定する設定手
段としての機能を有するものである。
したがって、上記実施例では、空気調和装置の運転
中、最適温度演算手段(51)により、内熱交センサ(蒸
発温度検出手段)(The)で検出される冷媒の蒸発温度T
eと外熱交センサ(凝縮温度検出手段)(Thc)で検出さ
れる冷媒の凝縮温度Tcとに応じて、上記(1)式に基づ
き最適な冷凍効果EERを与える吐出冷媒温度T2が算出さ
れる。
中、最適温度演算手段(51)により、内熱交センサ(蒸
発温度検出手段)(The)で検出される冷媒の蒸発温度T
eと外熱交センサ(凝縮温度検出手段)(Thc)で検出さ
れる冷媒の凝縮温度Tcとに応じて、上記(1)式に基づ
き最適な冷凍効果EERを与える吐出冷媒温度T2が算出さ
れる。
すなわち、第5図のモリエル線図に示すように、高圧
側圧力をHp、低圧側圧力をLpとし、圧縮機(1)におけ
るガス冷媒の入口温度をT1、出口温度をT2(つまり、吐
出管温度T2)とすると、ポリトロープ圧縮において、下
記(5)式 T2=T1(Hp/Lp)n-1/n (5) (但し、nはポリトロープ指数であって、圧縮機(1)
の形式、容積等で定まる)が成立するが、高圧側圧力値
Hpは凝縮温度Tc、低圧側圧力値Lpは蒸発温度Teでそれぞ
れ置き換えることができ、また、過熱度Shは湿り気味の
冷媒状態を与える2℃程度が最適と決定する(第5図参
照)ことにより、T2とT1との関係からT1は決定され、結
局、下記(6)式 T2=αTe+βTc+γ (6) の形で表されることになる。そして、本実施例では、実
験により、最適な冷凍効果EERを与える吐出管温度T2の
最適温度Tkは上記(1)式で表されるものとなる。
側圧力をHp、低圧側圧力をLpとし、圧縮機(1)におけ
るガス冷媒の入口温度をT1、出口温度をT2(つまり、吐
出管温度T2)とすると、ポリトロープ圧縮において、下
記(5)式 T2=T1(Hp/Lp)n-1/n (5) (但し、nはポリトロープ指数であって、圧縮機(1)
の形式、容積等で定まる)が成立するが、高圧側圧力値
Hpは凝縮温度Tc、低圧側圧力値Lpは蒸発温度Teでそれぞ
れ置き換えることができ、また、過熱度Shは湿り気味の
冷媒状態を与える2℃程度が最適と決定する(第5図参
照)ことにより、T2とT1との関係からT1は決定され、結
局、下記(6)式 T2=αTe+βTc+γ (6) の形で表されることになる。そして、本実施例では、実
験により、最適な冷凍効果EERを与える吐出管温度T2の
最適温度Tkは上記(1)式で表されるものとなる。
したがって、開度制御手段(52)により、吐出管温度
T2が最適温度Tkに収束するよう電動膨張弁(5)の開度
が制御されるので、圧縮機(1)の運転容量が固定され
ていても、冷媒回路(9)における冷媒状態が適度な範
囲に制御され、運転効率が高く維持されることになる。
T2が最適温度Tkに収束するよう電動膨張弁(5)の開度
が制御されるので、圧縮機(1)の運転容量が固定され
ていても、冷媒回路(9)における冷媒状態が適度な範
囲に制御され、運転効率が高く維持されることになる。
その場合、冷房運転中、蒸発器となる室内熱交換器
(6)に露付が生じることがあり、特に室内環境によっ
ては、設置している装置への悪影響等で露付を生じては
ならない場合がある。特に、冷媒状態が湿り気味のとき
に最適な冷凍効果を与えるので、本実施例のような制御
を行う場合には、露付を生じる蓋然性が高い。ここで、
従来のように、室内熱交換器(6)に断熱特性を持たせ
たり、吹出空気の風量を増大させることで、結露を防止
しようとすると、一部の必要性のために空気調和装置全
体の設計を変更しなければならず、設計上の制約やコス
トの増大を招くことになる。
(6)に露付が生じることがあり、特に室内環境によっ
ては、設置している装置への悪影響等で露付を生じては
ならない場合がある。特に、冷媒状態が湿り気味のとき
に最適な冷凍効果を与えるので、本実施例のような制御
を行う場合には、露付を生じる蓋然性が高い。ここで、
従来のように、室内熱交換器(6)に断熱特性を持たせ
たり、吹出空気の風量を増大させることで、結露を防止
しようとすると、一部の必要性のために空気調和装置全
体の設計を変更しなければならず、設計上の制約やコス
トの増大を招くことになる。
それに対し、第1実施例では、露付防止切換スイッチ
(設定手段)(Swa)の切換により、ユーザの必要に応
じて外部入力から吐出冷媒温度T2の制御目標値を最適温
度Tkよりも一定値だけ高い値にするよう変更される。つ
まり、第5図のモリエル線図に示すように、制御目標値
に相当する吸入冷媒と吐出冷媒の状態が、最適温度Tkに
相当するそれらの状態(実線で示す状態)から右側の破
線に示す状態にずれるので、吸入冷媒温度T1も高くな
る。これは吸入冷媒の状態が気液境界ラインから気相側
の内部方向に変化し、乾き状態になることを意味する。
したがって、吸入ラインに接続される室内熱交換器
(6)の出口の冷媒状態が乾き側に維持され、室内熱交
換器(6)の冷房能力が減少して、露付が防止されるこ
とになる。よって、設計上の制約やコストの増大を招く
ことなく、室内熱交換器(6)の露付を有効に防止する
ことができるのである。
(設定手段)(Swa)の切換により、ユーザの必要に応
じて外部入力から吐出冷媒温度T2の制御目標値を最適温
度Tkよりも一定値だけ高い値にするよう変更される。つ
まり、第5図のモリエル線図に示すように、制御目標値
に相当する吸入冷媒と吐出冷媒の状態が、最適温度Tkに
相当するそれらの状態(実線で示す状態)から右側の破
線に示す状態にずれるので、吸入冷媒温度T1も高くな
る。これは吸入冷媒の状態が気液境界ラインから気相側
の内部方向に変化し、乾き状態になることを意味する。
したがって、吸入ラインに接続される室内熱交換器
(6)の出口の冷媒状態が乾き側に維持され、室内熱交
換器(6)の冷房能力が減少して、露付が防止されるこ
とになる。よって、設計上の制約やコストの増大を招く
ことなく、室内熱交換器(6)の露付を有効に防止する
ことができるのである。
なお、上記第1実施例では、吐出管温度T2が最適温度
Tkの上下一定範囲内に収束した場合にのみ露付防止切換
スイッチ(Swa)の切換えにより制御目標値を最適温度T
kよりも一定値(5deg)だけ高い値にするようにした
が、本発明はかかる実施例に限定されるものではなく、
すべての場合について露付防止切換スイッチ(Swa)の
切り換えにより制御目標値を最適温度Tkよりも一定値だ
け高い値に変更可能に構成してもよい。
Tkの上下一定範囲内に収束した場合にのみ露付防止切換
スイッチ(Swa)の切換えにより制御目標値を最適温度T
kよりも一定値(5deg)だけ高い値にするようにした
が、本発明はかかる実施例に限定されるものではなく、
すべての場合について露付防止切換スイッチ(Swa)の
切り換えにより制御目標値を最適温度Tkよりも一定値だ
け高い値に変更可能に構成してもよい。
次に、第2実施例について説明する。
第6図は第2実施例に係る空気調和装置の冷媒配管系
統の構成を示し、上記第1実施例と同様の構成に加え
て、室内熱交換器(6)の吸込空気湿度Rhを検出する湿
度センサ(Hu)を備えている。
統の構成を示し、上記第1実施例と同様の構成に加え
て、室内熱交換器(6)の吸込空気湿度Rhを検出する湿
度センサ(Hu)を備えている。
そして、第7図はコントローラの制御内容を示し、ス
テップR21で、上記湿度センサ(Hu)で検出される吸込
空気湿度Rhの値を入力し、ステップR22及びR23で上記第
1実施例におけるステップR1及びR2と同様の制御を行
う。そして、ステップR23の判別で、吐出管センサ(Th
2)が異常でないときにはステップR24に進んで、ステッ
プR24で、上記湿度センサ(Hu)で検出した吸込空気湿
度Rhが80(%)よりも高いか否かを判別し、Rh>80
(%)でなければ、ステップR25〜R27で上記第1実施例
におけるステップR3〜R5と同様の制御を行う。
テップR21で、上記湿度センサ(Hu)で検出される吸込
空気湿度Rhの値を入力し、ステップR22及びR23で上記第
1実施例におけるステップR1及びR2と同様の制御を行
う。そして、ステップR23の判別で、吐出管センサ(Th
2)が異常でないときにはステップR24に進んで、ステッ
プR24で、上記湿度センサ(Hu)で検出した吸込空気湿
度Rhが80(%)よりも高いか否かを判別し、Rh>80
(%)でなければ、ステップR25〜R27で上記第1実施例
におけるステップR3〜R5と同様の制御を行う。
一方、上記ステップR24の判別で、Rh>80(%)にな
ると、ステップR28に移行し、電動膨張弁(5)の開度
Pの値を上記(4)式に基づき設定する。
ると、ステップR28に移行し、電動膨張弁(5)の開度
Pの値を上記(4)式に基づき設定する。
そして、以下、ステップR29〜R34で上記第1実施例に
おけるステップR7〜R12と同様の制御を行って制御を終
了する。
おけるステップR7〜R12と同様の制御を行って制御を終
了する。
上記フローにおいて、ステップR24からステップR28に
移行する制御により、吸込空気の湿度Rhが所定値(本実
施例では80%)よりも高くなると、開度制御における吐
出冷媒温度T2の制御目標値を上記最適温度演算手段(5
1)で演算される最適温度Tkの値よりも一定値(上記実
施例では5deg)だけ高い値にするよう変更する変更手段
(53)が構成されている。
移行する制御により、吸込空気の湿度Rhが所定値(本実
施例では80%)よりも高くなると、開度制御における吐
出冷媒温度T2の制御目標値を上記最適温度演算手段(5
1)で演算される最適温度Tkの値よりも一定値(上記実
施例では5deg)だけ高い値にするよう変更する変更手段
(53)が構成されている。
したがって、第2実施例では、吸込空気の湿度Rhを湿
度センサ(Hu)で検出し、吸込空気湿度Rhが所定値(上
記実施例では80%)よりも高くなると、開度制御におけ
る吐出管温度T2の制御目標値を最適温度Tkよりも一定値
(5deg)だけ高い値に変更するようにしているので、特
に、常時は通常の制御により室内熱交換器(6)の冷房
能力を維持しながら、露付の生じ易い条件下では、自動
的に室内熱交換器(6)の能力を低減して、露付を防止
することができる利点がある。
度センサ(Hu)で検出し、吸込空気湿度Rhが所定値(上
記実施例では80%)よりも高くなると、開度制御におけ
る吐出管温度T2の制御目標値を最適温度Tkよりも一定値
(5deg)だけ高い値に変更するようにしているので、特
に、常時は通常の制御により室内熱交換器(6)の冷房
能力を維持しながら、露付の生じ易い条件下では、自動
的に室内熱交換器(6)の能力を低減して、露付を防止
することができる利点がある。
(発明の効果) 以上説明したように、請求項(1)の発明によれば、
圧縮機、室外熱交換器、電動膨張弁及び室内熱交換器を
備えた冷凍装置において、冷房運転時、そのときの冷媒
の蒸発温度と凝縮温度に基づいて算出される最適温度を
吐出冷媒温度の制御目標値として電動膨張弁の開度を制
御することにより冷媒状態を適正に維持しながら、ユー
ザの選択に応じて外部入力により吐出冷媒温度の制御目
標値を最適温度よりも一定値だけ高い値に変更しうるよ
うにしたので、室内熱交換器出口側の冷媒状態を乾き側
に維持してその能力を低減することができ、よって、設
計上の制約やコストの増大を招くことなく、露付を嫌う
環境下における露付を有効に防止することができる。
圧縮機、室外熱交換器、電動膨張弁及び室内熱交換器を
備えた冷凍装置において、冷房運転時、そのときの冷媒
の蒸発温度と凝縮温度に基づいて算出される最適温度を
吐出冷媒温度の制御目標値として電動膨張弁の開度を制
御することにより冷媒状態を適正に維持しながら、ユー
ザの選択に応じて外部入力により吐出冷媒温度の制御目
標値を最適温度よりも一定値だけ高い値に変更しうるよ
うにしたので、室内熱交換器出口側の冷媒状態を乾き側
に維持してその能力を低減することができ、よって、設
計上の制約やコストの増大を招くことなく、露付を嫌う
環境下における露付を有効に防止することができる。
請求項(2)の発明によれば、圧縮機、室外熱交換
器、電動膨張弁及び室内熱交換器を備えた冷凍装置にお
いて、冷房運転時、そのときの冷媒の蒸発温度と凝縮温
度に基づいて算出される最適温度を吐出冷媒温度の制御
目標値として電動膨張弁の開度を制御することにより冷
媒状態を適正に維持しながら、吸込空気の湿度が所定値
よりも高くなると、吐出冷媒温度の制御目標値を最適温
度の値よりも一定値だけ高い値に変更するようにしたの
で、通常は室内熱交換器の能力を高く維持しながら、露
付を生じやすい条件下では、自動的に蒸発能力を低減し
て露付を防止することができる。
器、電動膨張弁及び室内熱交換器を備えた冷凍装置にお
いて、冷房運転時、そのときの冷媒の蒸発温度と凝縮温
度に基づいて算出される最適温度を吐出冷媒温度の制御
目標値として電動膨張弁の開度を制御することにより冷
媒状態を適正に維持しながら、吸込空気の湿度が所定値
よりも高くなると、吐出冷媒温度の制御目標値を最適温
度の値よりも一定値だけ高い値に変更するようにしたの
で、通常は室内熱交換器の能力を高く維持しながら、露
付を生じやすい条件下では、自動的に蒸発能力を低減し
て露付を防止することができる。
第1図は本発明の構成を示すブロック図である。第2図
〜第5図は本発明の第1実施例を示し、第2図は空気調
和装置の構成を示す冷媒配管系統図、第3図はコントロ
ーラの冷房運転時における電動膨張弁の開度制御のメイ
ンフローを示すフローチャート図、第4図は該第3図の
メインフローのうちファジー制御部分に係るサブフロー
を示すフローチャート図、第5図は吐出管温度の最適制
御の原理を説明するためのモリエル線図、第6図及び第
7図は第2実施例を示し、第6図は空気調和装置の構成
を示す冷媒配管系統図、第7図はコントローラによる電
動膨張弁の開度制御のサブフローの内容を示すフローチ
ャート図である。 1……圧縮機 3……室外熱交換器 5……電動膨張弁 6……室内熱交換器 9……冷媒回路 51……演算手段 52……開度制御手段 53……変更手段 Swa……露付防止切換スイッチ (設定手段) Hu……湿度センサ (湿度検出手段) Thc……外熱交センサ (凝縮温度検出手段) The……内熱交センサ (蒸発温度検出手段) Th2……吐出管センサ (吐出温度検出手段)
〜第5図は本発明の第1実施例を示し、第2図は空気調
和装置の構成を示す冷媒配管系統図、第3図はコントロ
ーラの冷房運転時における電動膨張弁の開度制御のメイ
ンフローを示すフローチャート図、第4図は該第3図の
メインフローのうちファジー制御部分に係るサブフロー
を示すフローチャート図、第5図は吐出管温度の最適制
御の原理を説明するためのモリエル線図、第6図及び第
7図は第2実施例を示し、第6図は空気調和装置の構成
を示す冷媒配管系統図、第7図はコントローラによる電
動膨張弁の開度制御のサブフローの内容を示すフローチ
ャート図である。 1……圧縮機 3……室外熱交換器 5……電動膨張弁 6……室内熱交換器 9……冷媒回路 51……演算手段 52……開度制御手段 53……変更手段 Swa……露付防止切換スイッチ (設定手段) Hu……湿度センサ (湿度検出手段) Thc……外熱交センサ (凝縮温度検出手段) The……内熱交センサ (蒸発温度検出手段) Th2……吐出管センサ (吐出温度検出手段)
Claims (2)
- 【請求項1】圧縮機(1)、室外熱交換器(3)、電動
膨張弁(5)及び室内熱交換器(6)を順次接続してな
る冷媒回路(9)を備えた空気調和装置において、 冷房運転時、上記室内熱交換器(6)における冷媒の蒸
発温度を検出する蒸発温度検出手段(The)と、冷房運
転時、上記室外熱交換器(3)における冷媒の凝縮温度
を検出する凝縮温度検出手段(Thc)と、上記蒸発温度
検出手段(The)及び凝縮温度検出手段(Thc)の出力を
受け、そのときの冷媒の蒸発温度と凝縮温度との関数と
して最適な冷凍効果を与える吐出冷媒温度の最適温度を
演算する演算手段(51)と、吐出冷媒温度を検出する吐
出温度検出手段(Th2)と、該吐出温度検出手段(Th2)
の出力を受け、上記演算手段(51)で演算された最適温
度を吐出冷媒温度の制御目標値として上記電動膨張弁
(5)の開度を制御する開度制御手段(52)とを備える
とともに、 上記開度制御手段(52)の開度制御における吐出冷媒の
制御目標値を上記演算手段(51)で演算された最適温度
よりも一定値だけ高い値に変更するよう外部入力により
設定する設定手段(Swa)を備えたことを特徴とする空
気調和装置の運転制御装置。 - 【請求項2】圧縮機(1)、室外熱交換器(3)、電動
膨張弁(5)及び室内熱交換器(6)を順次接続してな
る冷媒回路を備えた空気調和装置において、 冷房運転時、上記室内熱交換器(6)における冷媒の蒸
発温度を検出する蒸発温度検出手段(The)と、冷房運
転時、上記室外熱交換器(3)における冷媒の凝縮温度
を検出する凝縮温度検出手段(Thc)と、上記蒸発温度
検出手段(The)及び凝縮温度検出手段(Thc)の出力を
受け、そのときの冷媒の蒸発温度と凝縮温度との関数と
して最適な冷凍効果を与える吐出冷媒温度の最適温度を
演算する演算手段(51)と、吐出冷媒温度を検出する吐
出温度検出手段(Th2)と、該吐出温度検出手段(Th2)
の出力を受け、上記演算手段(51)で演算された最適温
度を吐出冷媒温度の制御目標値として上記電動膨張弁
(5)の開度を制御する開度制御手段(52)とを備える
とともに、 冷房運転時、上記室内熱交換器(6)の吸込空気の湿度
を検出する湿度検出手段(Hu)と、該湿度検出手段(H
u)の出力を受け、吸込空気の湿度が所定値以上になる
と、上記開度制御手段(52)の開度制御における吐出冷
媒の制御目標値を上記演算手段(51)で演算された最適
温度よりも一定値だけ高い値に変更する変更手段(53)
とを備えたことを特徴とする空気調和装置の運転制御装
置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2214207A JPH0827080B2 (ja) | 1990-08-10 | 1990-08-10 | 空気調和装置の運転制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2214207A JPH0827080B2 (ja) | 1990-08-10 | 1990-08-10 | 空気調和装置の運転制御装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0498049A JPH0498049A (ja) | 1992-03-30 |
| JPH0827080B2 true JPH0827080B2 (ja) | 1996-03-21 |
Family
ID=16652008
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2214207A Expired - Fee Related JPH0827080B2 (ja) | 1990-08-10 | 1990-08-10 | 空気調和装置の運転制御装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0827080B2 (ja) |
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1990
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