JPH0829779B2 - 開缶容易なパーシャルイージーオープン缶蓋 - Google Patents
開缶容易なパーシャルイージーオープン缶蓋Info
- Publication number
- JPH0829779B2 JPH0829779B2 JP61295364A JP29536486A JPH0829779B2 JP H0829779 B2 JPH0829779 B2 JP H0829779B2 JP 61295364 A JP61295364 A JP 61295364A JP 29536486 A JP29536486 A JP 29536486A JP H0829779 B2 JPH0829779 B2 JP H0829779B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- opening piece
- opening
- lid
- easy
- score
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Containers Opened By Tearing Frangible Portions (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、開口片の初期の開口及び引裂きを円滑に行
うことができる部分開口蓋(以下、単にイージーオープ
ン缶蓋と称する)に関する。
うことができる部分開口蓋(以下、単にイージーオープ
ン缶蓋と称する)に関する。
本発明は、その中の特にパーシャルイージーオープン
缶蓋に関するものである。
缶蓋に関するものである。
イージーオープン缶蓋は、罐切り等の道具を必要とす
ることなく、指先の引張り力によって缶蓋を開けること
ができるものである。この利点を活用して、現在では食
料缶,炭酸飲料缶,ビール缶等の幅広い用途に使用され
ている。
ることなく、指先の引張り力によって缶蓋を開けること
ができるものである。この利点を活用して、現在では食
料缶,炭酸飲料缶,ビール缶等の幅広い用途に使用され
ている。
このイージーオープン缶蓋の開缶性を改善するため、
缶蓋に関する種々の提案がこれまで行われている。たと
えば、缶蓋に刻設された主スコアーと該主スコアーに近
接した補助スコアーを設けたイージーオープン缶蓋が特
開昭58−149251号公報で提案されている。
缶蓋に関する種々の提案がこれまで行われている。たと
えば、缶蓋に刻設された主スコアーと該主スコアーに近
接した補助スコアーを設けたイージーオープン缶蓋が特
開昭58−149251号公報で提案されている。
このように、補助スコアーを設けることによって、開
缶性に一定の向上がみられる。
缶性に一定の向上がみられる。
このイージーオープン缶蓋を開口するに必要な力は、
主として開口開始時の初期開缶力,開口片を引き裂く力
及び開口片を缶蓋から分離するときの力に分けられる。
そして、開缶性を向上するには、まずこれらの力を低減
する必要がある。これに加えて、これらの力を平滑化し
たとき、一定の力で安定して開缶を行うことが可能とな
り、最高度の開缶性が得られる。これらの力のうち、開
口片を引き裂くときに要する力が大きい場合、その大き
い力をかけた状態で開口片を分離することになる。その
結果、イージーオープン缶全体に衝撃,振動等の不測の
動きが伝わり、内容物がこぼれだすことにもなる。
主として開口開始時の初期開缶力,開口片を引き裂く力
及び開口片を缶蓋から分離するときの力に分けられる。
そして、開缶性を向上するには、まずこれらの力を低減
する必要がある。これに加えて、これらの力を平滑化し
たとき、一定の力で安定して開缶を行うことが可能とな
り、最高度の開缶性が得られる。これらの力のうち、開
口片を引き裂くときに要する力が大きい場合、その大き
い力をかけた状態で開口片を分離することになる。その
結果、イージーオープン缶全体に衝撃,振動等の不測の
動きが伝わり、内容物がこぼれだすことにもなる。
本発明者等は、この開口片を引き裂くときに要する力
を小さくするため、機械加工部を設けることにより、開
口片の曲げ剛性を低下させ開缶性を向上させたイージー
オープン缶蓋を開発し、これを特願昭61−206432号とし
て出願した。これにより、開缶に必要な力が小さくな
り、開缶が容易となる。この機械加工部は、開口片の長
手方向中心線を通るように設けられているが、機械加工
による曲げ剛性の低下が過度になり過ぎると、開口片を
引き裂く際にその機械加工部で開口片が鋭角的に折れ曲
がるおそれがある。
を小さくするため、機械加工部を設けることにより、開
口片の曲げ剛性を低下させ開缶性を向上させたイージー
オープン缶蓋を開発し、これを特願昭61−206432号とし
て出願した。これにより、開缶に必要な力が小さくな
り、開缶が容易となる。この機械加工部は、開口片の長
手方向中心線を通るように設けられているが、機械加工
による曲げ剛性の低下が過度になり過ぎると、開口片を
引き裂く際にその機械加工部で開口片が鋭角的に折れ曲
がるおそれがある。
そこで、本発明は、この機械加工部を設けることを更
に発展させて、開口片の引裂きに必要な力を軽減すると
共に、引裂き時に開口片が鋭角的に折れ曲がることを防
止し、イージーオープン缶の開缶を容易にすることを目
的とする。
に発展させて、開口片の引裂きに必要な力を軽減すると
共に、引裂き時に開口片が鋭角的に折れ曲がることを防
止し、イージーオープン缶の開缶を容易にすることを目
的とする。
本発明のパーシャルイージーオープン缶蓋は、その目
的を達成するために、固着部を介して引張り摘み片が設
けられた開口片を取り囲むようにスコアーを設け、前記
開口片の引裂き方向に交叉する方向に沿って且つ前記開
口片の長手方向中心線に交叉しない複数の機械加工部を
前記開口片に設けて開口片の剛性を低下させたことを特
徴とする。
的を達成するために、固着部を介して引張り摘み片が設
けられた開口片を取り囲むようにスコアーを設け、前記
開口片の引裂き方向に交叉する方向に沿って且つ前記開
口片の長手方向中心線に交叉しない複数の機械加工部を
前記開口片に設けて開口片の剛性を低下させたことを特
徴とする。
なお、ここでいう機械加工部としては、直線状,曲線
状,V字状又は逆V字状のスコアー,薄肉部,波状部又は
ビードのいずれであっても良い。
状,V字状又は逆V字状のスコアー,薄肉部,波状部又は
ビードのいずれであっても良い。
この機械加工部に加え、引張り摘み片の固着部の頂点
と開口片の頂点部のスコアーとの距離を0.4mm以下とす
るとき、開缶性が更に向上し、特に小さな初期開缶力で
開口片を引き裂くことが可能となる。
と開口片の頂点部のスコアーとの距離を0.4mm以下とす
るとき、開缶性が更に向上し、特に小さな初期開缶力で
開口片を引き裂くことが可能となる。
以下、図面を参照しながら、実施例により本発明の特
徴を具体的に説明する。
徴を具体的に説明する。
第1図は、本実施例のパーシャルイージーオープン缶
蓋を示す。
蓋を示す。
このパーシャルイージーオープン缶蓋1にはスコアー
2が刻設されており、このスコアー2で囲まれた部分が
開口片3となる。この開口片3の一部には突起がプレス
成形され、その突起に引張り摘み片4の孔部を嵌め込ん
だ後で、突起をかしめることにより引張り摘み片4を取
り付けた固着部5を形成している。このようにして設け
られた引張り摘み片4を引き起こして引っ張るとき、開
口片3の固着部5側頂点3aが開口開始点となり、開口片
3は順次スコアー2に沿って蓋本体から引き裂かれる。
2が刻設されており、このスコアー2で囲まれた部分が
開口片3となる。この開口片3の一部には突起がプレス
成形され、その突起に引張り摘み片4の孔部を嵌め込ん
だ後で、突起をかしめることにより引張り摘み片4を取
り付けた固着部5を形成している。このようにして設け
られた引張り摘み片4を引き起こして引っ張るとき、開
口片3の固着部5側頂点3aが開口開始点となり、開口片
3は順次スコアー2に沿って蓋本体から引き裂かれる。
なお、スコアー2に沿って補助スコアー7を非開孔側
の缶蓋1本体に設けることもできる。この補助スコアー
7としては、V字型,V字型,溝型等の各種断面形状を採
用することができる。
の缶蓋1本体に設けることもできる。この補助スコアー
7としては、V字型,V字型,溝型等の各種断面形状を採
用することができる。
このとき、本実施例にあっては、開口片3の引裂き方
向6に交叉する方向に沿って、複数の機械加工部8を設
けている。この機械加工部8は、図示するように、開口
片3の長手方向中心線X−Xに交叉しないように形成さ
れる。
向6に交叉する方向に沿って、複数の機械加工部8を設
けている。この機械加工部8は、図示するように、開口
片3の長手方向中心線X−Xに交叉しないように形成さ
れる。
第1図の例では、この機械加工部8を引裂き方向6に
対して直角に設けている。しかし、これに拘束されるこ
となく、種々の形態で機械加工部8を設けることができ
る。たとえば、第2図は、その例を示すものである。
対して直角に設けている。しかし、これに拘束されるこ
となく、種々の形態で機械加工部8を設けることができ
る。たとえば、第2図は、その例を示すものである。
第2図は、この機械加工部8についての数列を平面図
で示したものである。すなわち、同図(a)の例では機
械加工部8を開口片3の長手方向中心線X−Xに対して
鋭角に形成しており、同図(b)の例では機械加工部8
を開口片3の長手方向中心線X−Xに対して鋭角に形成
しており、同図(c)の例では機械加工部8を開口片3
の頂点3aに向かって曲がった円周又は曲線に形成してい
る。
で示したものである。すなわち、同図(a)の例では機
械加工部8を開口片3の長手方向中心線X−Xに対して
鋭角に形成しており、同図(b)の例では機械加工部8
を開口片3の長手方向中心線X−Xに対して鋭角に形成
しており、同図(c)の例では機械加工部8を開口片3
の頂点3aに向かって曲がった円周又は曲線に形成してい
る。
また、第3図は、この機械加工部8の断面形状につい
ての数例を示すものである。同図(a)の例ではV字型
の溝を設け、同図(b)の例では薄肉部8bを設け、同図
(c),(d)の例ではそれぞれ角張った或いは湾曲し
た波状部を設けている。また、これらの機械加工部8
は、内方又は外方に突出するビードとして形成しても良
い。また、第3図で示したもの以外に、開口片3の曲げ
剛性を低下させる各種の断面形状のものを採用すること
ができる。
ての数例を示すものである。同図(a)の例ではV字型
の溝を設け、同図(b)の例では薄肉部8bを設け、同図
(c),(d)の例ではそれぞれ角張った或いは湾曲し
た波状部を設けている。また、これらの機械加工部8
は、内方又は外方に突出するビードとして形成しても良
い。また、第3図で示したもの以外に、開口片3の曲げ
剛性を低下させる各種の断面形状のものを採用すること
ができる。
この機械加工部8により、開口片3の引裂き方向6に
関する曲げ剛性が低下する。したがって、開口片3を引
裂き方向6に沿って引き裂くとき、X−X軸方向に沿っ
て開口片3が簡単に曲がるようになる。一方、開口開始
時には開口片3の変形を容易にする。これにより、開口
開始時の変形を開口片3の頂点3aから固着部5の周りの
スコアー2に集中させる。その結果、開口初期の開口力
を低減するのみならず、開口片3をスコアー2に沿って
引き裂くことが容易となる。そして、この引裂きに必要
な力が小さくてすむので、開口片3を蓋本体から分離す
るときに過大な力が加わることも防止される。また、機
械加工部8が開口片3の長手方向中心線X−Xを横切る
ことがないので、引裂きに際して開口片3が機械加工部
8で鋭角的に折れ曲がることがない。そのため、円滑な
引裂きが継続される。
関する曲げ剛性が低下する。したがって、開口片3を引
裂き方向6に沿って引き裂くとき、X−X軸方向に沿っ
て開口片3が簡単に曲がるようになる。一方、開口開始
時には開口片3の変形を容易にする。これにより、開口
開始時の変形を開口片3の頂点3aから固着部5の周りの
スコアー2に集中させる。その結果、開口初期の開口力
を低減するのみならず、開口片3をスコアー2に沿って
引き裂くことが容易となる。そして、この引裂きに必要
な力が小さくてすむので、開口片3を蓋本体から分離す
るときに過大な力が加わることも防止される。また、機
械加工部8が開口片3の長手方向中心線X−Xを横切る
ことがないので、引裂きに際して開口片3が機械加工部
8で鋭角的に折れ曲がることがない。そのため、円滑な
引裂きが継続される。
開口片3に複数設けた機械加工部8の相互ピッチl
(第2図参照)は、2〜5mmとすることが好ましい。す
なわち、この相互ピッチlをこの範囲に維持するとき、
一つの機械加工部8により曲げ剛性が低下した開口片3
の部分と他の機械加工部8によるそれとが連続するよう
になり、機械加工による引裂き力低下効果が確実とな
る。この相互ピッチが5mmを越えるとき、引裂き方向6
に沿って引裂き力が大きく変動することになり、安定し
た力で引裂きを行うことができなくなる。また、相互ピ
ッチlが2mm未満のとき、開口片3の腰が必要以上に弱
くなり、場合によっては開口片3が部分的にちぎれるこ
とにもなる。
(第2図参照)は、2〜5mmとすることが好ましい。す
なわち、この相互ピッチlをこの範囲に維持するとき、
一つの機械加工部8により曲げ剛性が低下した開口片3
の部分と他の機械加工部8によるそれとが連続するよう
になり、機械加工による引裂き力低下効果が確実とな
る。この相互ピッチが5mmを越えるとき、引裂き方向6
に沿って引裂き力が大きく変動することになり、安定し
た力で引裂きを行うことができなくなる。また、相互ピ
ッチlが2mm未満のとき、開口片3の腰が必要以上に弱
くなり、場合によっては開口片3が部分的にちぎれるこ
とにもなる。
また、第2図(a)及び(b)にそれぞれ示したよう
に開口片3の長手方向中心線X−Xに対して傾斜する機
械加工部8を設ける場合、その機械加工部8の方向がX
−X軸の法線となす角度θを45度以下とすることが好ま
しい。この角度θが45度を越える場合、X−X軸方向に
沿って開口片3が曲がることを容易にする剛性の低下に
与える機械加工部8の影響が小さくなる。
に開口片3の長手方向中心線X−Xに対して傾斜する機
械加工部8を設ける場合、その機械加工部8の方向がX
−X軸の法線となす角度θを45度以下とすることが好ま
しい。この角度θが45度を越える場合、X−X軸方向に
沿って開口片3が曲がることを容易にする剛性の低下に
与える機械加工部8の影響が小さくなる。
なお、第1図〜第3図に示した例に限らず、複数の機
械加工により曲げ剛性を低下させる加工法も、本発明に
包含される。
械加工により曲げ剛性を低下させる加工法も、本発明に
包含される。
第4図は、このようにして引裂き方向6に沿って開口
片3の剛性を低下させたものに、更に開缶開始時に必要
な力を下げる手段を付加したものである。また、第5図
は、その例における開口片3の頂点3a周辺に示す断面図
である。本例にあっては、固着部5の頂点5aと開口片3a
の頂点3aとの間の距離aを0.4mm以下、好ましくは0.3mm
以下としている。
片3の剛性を低下させたものに、更に開缶開始時に必要
な力を下げる手段を付加したものである。また、第5図
は、その例における開口片3の頂点3a周辺に示す断面図
である。本例にあっては、固着部5の頂点5aと開口片3a
の頂点3aとの間の距離aを0.4mm以下、好ましくは0.3mm
以下としている。
第6図は、この距離aが初期開缶力に与える影響を示
している。なお、本例においては、板厚が0.25mmでテン
パー度T−4のブリキ材を使用している。この図から明
らかなように、初期開缶力は、距離a=0.4mmを境とし
て低下し始め、0.3mm以下ではほぼ一定の減少傾向にあ
る。このように開缶力に急激な低下がみられるのは、剛
性の高い固着部5の影響が開口片の頂点3a部分に伝わ
り、応力の集中がより局部的になるものと考えられる。
している。なお、本例においては、板厚が0.25mmでテン
パー度T−4のブリキ材を使用している。この図から明
らかなように、初期開缶力は、距離a=0.4mmを境とし
て低下し始め、0.3mm以下ではほぼ一定の減少傾向にあ
る。このように開缶力に急激な低下がみられるのは、剛
性の高い固着部5の影響が開口片の頂点3a部分に伝わ
り、応力の集中がより局部的になるものと考えられる。
そのため、小さな力で開缶開始を行うことができ、こ
れが前述の機械加工部8による効果と相俟って開缶開始
から引裂きまでの工程を円滑に行うことが可能となる。
更には、開口片3を蓋本体から分離する際、開口片3に
過大な力が加えられることも防止されるので、その反動
によってイージーオープン缶本体に与えられる振動,衝
撃等も小さなものとなる。
れが前述の機械加工部8による効果と相俟って開缶開始
から引裂きまでの工程を円滑に行うことが可能となる。
更には、開口片3を蓋本体から分離する際、開口片3に
過大な力が加えられることも防止されるので、その反動
によってイージーオープン缶本体に与えられる振動,衝
撃等も小さなものとなる。
次いで、試験材として板厚0.23mmでテンパー度T−4
のブリキ材を用いてパーシャルイージーオープン缶蓋を
製作したとき、開口片の形状が与える効果の相違に付い
て具体的に説明する。開口片の形状としては、第7図
(a)〜(c)に示す3種を採用した。同図(a)は、
機械加工を施していない従来の開口片であり、スコアー
2に沿って補助スコアー7が刻設されている。同図
(b)は、本発明による複数の機械加工部8を開口片3
に設けたものであり、この機械加工部8が開口片3の長
手方向中心線X−Xの法線となる角度θを30度にとって
いる。また、同図(c)は、本発明による長手方向中心
線X−Xと直角な複数の機械加工部8を開口片3に設け
たものである。なお、同図(b)及び(c)における機
械加工部8の相互ピッチlは約2.5mmであり、その断面
形状は第3図(a)に示したV字溝とした。
のブリキ材を用いてパーシャルイージーオープン缶蓋を
製作したとき、開口片の形状が与える効果の相違に付い
て具体的に説明する。開口片の形状としては、第7図
(a)〜(c)に示す3種を採用した。同図(a)は、
機械加工を施していない従来の開口片であり、スコアー
2に沿って補助スコアー7が刻設されている。同図
(b)は、本発明による複数の機械加工部8を開口片3
に設けたものであり、この機械加工部8が開口片3の長
手方向中心線X−Xの法線となる角度θを30度にとって
いる。また、同図(c)は、本発明による長手方向中心
線X−Xと直角な複数の機械加工部8を開口片3に設け
たものである。なお、同図(b)及び(c)における機
械加工部8の相互ピッチlは約2.5mmであり、その断面
形状は第3図(a)に示したV字溝とした。
これらパーシャルイージーオープン缶蓋を開缶したと
きの初期開缶力(ポップ値:FP)及び引裂き力(ティア
ー値:FT)を測定した。その結果を、第1表に示す。第
1表において、No.1〜No.3は、固着部5の頂点5aと開口
片3の頂点3aとの間の距離aを0.4mmとし、No.4は距離
aを0.2mmとした。従来の開口片No.1と本発明により曲
げ剛性を低下させた開口片No.2及びNo.3の対比から明ら
かなように、本発明による場合にはポップ値及びティア
ー値が小さくなっていることが判る。また、距離aを0.
2mmとして開口片No.4にあっては、ポップ値が更に小さ
くなっていることが判る。
きの初期開缶力(ポップ値:FP)及び引裂き力(ティア
ー値:FT)を測定した。その結果を、第1表に示す。第
1表において、No.1〜No.3は、固着部5の頂点5aと開口
片3の頂点3aとの間の距離aを0.4mmとし、No.4は距離
aを0.2mmとした。従来の開口片No.1と本発明により曲
げ剛性を低下させた開口片No.2及びNo.3の対比から明ら
かなように、本発明による場合にはポップ値及びティア
ー値が小さくなっていることが判る。また、距離aを0.
2mmとして開口片No.4にあっては、ポップ値が更に小さ
くなっていることが判る。
パーシャルイージーオープン缶蓋1の材料としては、
ブリキ材或いはアルミ板が通常使用される。しかしこれ
に拘束されることなく、次に挙げるような材料を使用す
ることができる。
ブリキ材或いはアルミ板が通常使用される。しかしこれ
に拘束されることなく、次に挙げるような材料を使用す
ることができる。
(1) 鉄及び鉄合金或いはアルミニウム及びアルミニ
ウム合金に代表される非鉄金属材料 (2) 前記(1)の金属材料にメッキ或いは塗装等の
表面処理を施した金属材料 (3) 前記(1)及び/又は(2)の金属材料に樹脂
等の有機材料を層状に接合した複合金属材料 (4) 前記(1)及び/又は(2)の異種の金属材料
どうしを層状に接合した複合金属材料 また、前掲(3)及び(4)のような材料を使用する
とき、その一層を開孔し、これを多層を積層することに
より、第1図〜第3図で示したように機械加工部8を設
けることもできる。
ウム合金に代表される非鉄金属材料 (2) 前記(1)の金属材料にメッキ或いは塗装等の
表面処理を施した金属材料 (3) 前記(1)及び/又は(2)の金属材料に樹脂
等の有機材料を層状に接合した複合金属材料 (4) 前記(1)及び/又は(2)の異種の金属材料
どうしを層状に接合した複合金属材料 また、前掲(3)及び(4)のような材料を使用する
とき、その一層を開孔し、これを多層を積層することに
より、第1図〜第3図で示したように機械加工部8を設
けることもできる。
以上に説明したように、本発明のパーシャルイージー
オープン缶蓋においては、開口片の曲げ剛性が機械加工
部により低下されているので、小さな力で開口片を蓋本
体から引き裂くことができる。また、その機械加工部
は、開口片の長手方向中心線を交叉するものではないた
め、引裂き時に開口片が鋭角的に折れ曲がることもな
い。そのため、パーシャルイージーオープン缶蓋の開缶
性が優れたものとなる。
オープン缶蓋においては、開口片の曲げ剛性が機械加工
部により低下されているので、小さな力で開口片を蓋本
体から引き裂くことができる。また、その機械加工部
は、開口片の長手方向中心線を交叉するものではないた
め、引裂き時に開口片が鋭角的に折れ曲がることもな
い。そのため、パーシャルイージーオープン缶蓋の開缶
性が優れたものとなる。
第1図は本発明実施例のパーシャルイージーオープン缶
蓋を示す平面図であり、第2図はその缶蓋の開口片に設
けられた機械加工部の数例を平面図で示し、第3図は同
じくその機械加工部の数例を断面図で示し、第4図は初
期開缶力を下げるための手段を付加した例を示し、第5
図は第4図に示した距離aを説明する図である。また、
第6図は、固着部の頂点と開口片の頂点との距離が初期
開缶力に与える影響を示し、第7図は本発明の一実施例
においての開口片を示す図である。
蓋を示す平面図であり、第2図はその缶蓋の開口片に設
けられた機械加工部の数例を平面図で示し、第3図は同
じくその機械加工部の数例を断面図で示し、第4図は初
期開缶力を下げるための手段を付加した例を示し、第5
図は第4図に示した距離aを説明する図である。また、
第6図は、固着部の頂点と開口片の頂点との距離が初期
開缶力に与える影響を示し、第7図は本発明の一実施例
においての開口片を示す図である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 実開 昭53−33550(JP,U) 実開 昭58−109922(JP,U) 実開 昭54−157(JP,U)
Claims (3)
- 【請求項1】固着部を介して引張り摘み片が設けられた
開口片を取り囲むようにスコアーを設け、前記開口片の
引裂き方向に交叉する方向に沿って且つ前記開口片の長
手方向中心線に交叉しない複数の機械加工部を前記開口
片に設けて開口片の剛性を低下させたことを特徴とする
開缶容易なパーシャルイージーオープン缶蓋。 - 【請求項2】機械加工部が直線状,曲線状,V字状又は逆
V字状のスコアー,薄肉部,波状部又はビードであるこ
とを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の開缶容易な
パーシャルイージーオープン缶蓋。 - 【請求項3】引張り摘み片の固着部の頂点と開口片の頂
点部のスコアーとの距離を0.4mm以下としたことを特徴
とする特許請求の範囲第1項記載の開缶容易なパーシャ
ルイージーオープン缶蓋。
Priority Applications (9)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP61295364A JPH0829779B2 (ja) | 1986-12-10 | 1986-12-10 | 開缶容易なパーシャルイージーオープン缶蓋 |
| MYPI87001059A MY102138A (en) | 1986-09-02 | 1987-07-18 | Easily openable easy open end |
| KR1019870007981A KR930012212B1 (ko) | 1986-09-02 | 1987-07-22 | 캔의 용이 개봉 단부 |
| CN86107457A CN1007231B (zh) | 1986-09-02 | 1987-07-31 | 可易于开启的易开端壁 |
| EP87306802A EP0262767B1 (en) | 1986-09-02 | 1987-07-31 | Easily openable easy open end |
| MX007543A MX170453B (es) | 1986-09-02 | 1987-07-31 | Extremo destapador de facil abertura |
| DE8787306802T DE3779240D1 (de) | 1986-09-02 | 1987-07-31 | Leicht zu oeffnender deckel. |
| SG794/92A SG79492G (en) | 1986-09-02 | 1992-08-07 | Easily openable easy open end |
| HK843/92A HK84392A (en) | 1986-09-02 | 1992-10-29 | Easily openable easy open end |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP61295364A JPH0829779B2 (ja) | 1986-12-10 | 1986-12-10 | 開缶容易なパーシャルイージーオープン缶蓋 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS63152541A JPS63152541A (ja) | 1988-06-25 |
| JPH0829779B2 true JPH0829779B2 (ja) | 1996-03-27 |
Family
ID=17819667
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP61295364A Expired - Lifetime JPH0829779B2 (ja) | 1986-09-02 | 1986-12-10 | 開缶容易なパーシャルイージーオープン缶蓋 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0829779B2 (ja) |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5333550U (ja) * | 1976-08-30 | 1978-03-24 | ||
| JPS58109922U (ja) * | 1982-11-10 | 1983-07-27 | 東洋製罐株式会社 | 容易開口缶の蓋体 |
-
1986
- 1986-12-10 JP JP61295364A patent/JPH0829779B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS63152541A (ja) | 1988-06-25 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US4530631A (en) | Pull tab for easy open can end-method of manufacture thereof | |
| KR890009488A (ko) | 음료용기의 캡과 그 제조방법 | |
| NL8400872A (nl) | Verbeterde treklip voor een gemakkelijk te openen blikeinde en een werkwijze voor de vervaardiging daarvan. | |
| JPH06179445A (ja) | 容易開口罐蓋 | |
| JPH05178345A (ja) | 開口容易な缶蓋 | |
| JPS5820649A (ja) | 簡易開放型容器の蓋体 | |
| EP0262767B1 (en) | Easily openable easy open end | |
| JPH0829779B2 (ja) | 開缶容易なパーシャルイージーオープン缶蓋 | |
| US4915246A (en) | Non-vent type fully openable easy-opening end | |
| EP0261776B1 (en) | Easy open end | |
| JP2556502B2 (ja) | 開缶性の優れたイ−ジ−オ−プン缶蓋 | |
| JPH0829780B2 (ja) | 開缶性の優れたパーシャルイ−ジ−オ−プン缶蓋 | |
| JPH0360737B2 (ja) | ||
| JPH0348035Y2 (ja) | ||
| JPH0579582B2 (ja) | ||
| JPS63281953A (ja) | 開缶性の優れたイ−ジ−オ−プン缶蓋 | |
| JPS6382947A (ja) | 開缶特性の優れたイ−ジ−オ−プン缶蓋 | |
| JPS6382949A (ja) | 開缶特性の優れたイ−ジ−オ−プン缶蓋 | |
| JPH0335705Y2 (ja) | ||
| JP2609258B2 (ja) | ノンベントタイプのフルイージーオープン缶蓋 | |
| JPH01182249A (ja) | 開缶性の優れたフルイージーオープン缶蓋 | |
| JPH0329669B2 (ja) | ||
| JP2539913Y2 (ja) | 缶 蓋 | |
| JPS6246419B2 (ja) | ||
| JPS61152552A (ja) | 金属製容器の蓋 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| EXPY | Cancellation because of completion of term |