JPH0829930B2 - クロロポリシランの製造方法 - Google Patents
クロロポリシランの製造方法Info
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- JPH0829930B2 JPH0829930B2 JP4223688A JP4223688A JPH0829930B2 JP H0829930 B2 JPH0829930 B2 JP H0829930B2 JP 4223688 A JP4223688 A JP 4223688A JP 4223688 A JP4223688 A JP 4223688A JP H0829930 B2 JPH0829930 B2 JP H0829930B2
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- JP
- Japan
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- silicon
- chloropolysilane
- copper
- gas
- chlorine
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Classifications
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C01—INORGANIC CHEMISTRY
- C01B—NON-METALLIC ELEMENTS; COMPOUNDS THEREOF; METALLOIDS OR COMPOUNDS THEREOF NOT COVERED BY SUBCLASS C01C
- C01B33/00—Silicon; Compounds thereof
- C01B33/08—Compounds containing halogen
- C01B33/107—Halogenated silanes
Landscapes
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Organic Chemistry (AREA)
- Inorganic Chemistry (AREA)
- Silicon Compounds (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明はシリコンを塩素化してヘキサクロルジシラン
(SiCl6以下6CSと略記),オクタクロルトリシラン(Si
Cl8以下8CSと略記)などのクロロポリシラン(SinCl
2n+2,n≧2)を効率よく製造する方法に関する。
(SiCl6以下6CSと略記),オクタクロルトリシラン(Si
Cl8以下8CSと略記)などのクロロポリシラン(SinCl
2n+2,n≧2)を効率よく製造する方法に関する。
[従来技術と問題点] 従来、クロロポリシランは、カルシウムシリコン、マ
グネシウムシリコン、あるいはフェロシリコン等の珪化
物粒子を加熱して塩素ガスを送り込み、これらを塩素化
することによって製造されている。
グネシウムシリコン、あるいはフェロシリコン等の珪化
物粒子を加熱して塩素ガスを送り込み、これらを塩素化
することによって製造されている。
ところが、上記珪化物粒子を塩素化する方法によって
クロロポリシランを製造する場合、塩化カルシウム、塩
化マグネシウム等の固体副生物が生成し、これが装置を
閉塞する問題等があり、商用製造方法として固体副生物
の発生しない方法が望まれている。
クロロポリシランを製造する場合、塩化カルシウム、塩
化マグネシウム等の固体副生物が生成し、これが装置を
閉塞する問題等があり、商用製造方法として固体副生物
の発生しない方法が望まれている。
また、金属シリコン粒子に塩素ガスを通じ、シリコン
の塩素化によりクロロポリシランを製造する方法も知ら
れている。この反応では固体の副生物の発生は認められ
ないが、上記珪化物合金を用いた方法に比べクロロポリ
シラン生成率がシリコン原子基準で1%未満と著しく低
い問題がある。
の塩素化によりクロロポリシランを製造する方法も知ら
れている。この反応では固体の副生物の発生は認められ
ないが、上記珪化物合金を用いた方法に比べクロロポリ
シラン生成率がシリコン原子基準で1%未満と著しく低
い問題がある。
何れにしても、従来の方法において主に生成するのは
SiCl4でありクロロポリシラン(SiCl6SiCl8)はSiCl4に
伴って副生するものを利用しているに過ぎない。
SiCl4でありクロロポリシラン(SiCl6SiCl8)はSiCl4に
伴って副生するものを利用しているに過ぎない。
[問題解決の手段] 本出願人は、シリコン粒子を塩素化してクロロポリシ
ランを製造する方法について、その改善を試み、シリコ
ン粒子に触媒として銅ないし銅化合物を添加することに
より、SiCl4の生成を抑制し、クロロポリシランの収率
を高めた製造方法を達成し、これを先に出願した(特開
昭63−233007号) 本発明は、上記製造方法を一層改良したものであり、
本発明においては、シリコン粒子層を流動状態に保って
塩素ガスを接触させることにより、クロロポリシランの
収率を更に高めた。
ランを製造する方法について、その改善を試み、シリコ
ン粒子に触媒として銅ないし銅化合物を添加することに
より、SiCl4の生成を抑制し、クロロポリシランの収率
を高めた製造方法を達成し、これを先に出願した(特開
昭63−233007号) 本発明は、上記製造方法を一層改良したものであり、
本発明においては、シリコン粒子層を流動状態に保って
塩素ガスを接触させることにより、クロロポリシランの
収率を更に高めた。
[発明の構成] 本発明によれば、銅または銅化合物を添加したシリコ
ン粒子層を流動状態に保ち、240〜350℃の温度下で該シ
リコン粒子層に塩素ガスを通じてクロロポリシランを製
造する方法が提供される。
ン粒子層を流動状態に保ち、240〜350℃の温度下で該シ
リコン粒子層に塩素ガスを通じてクロロポリシランを製
造する方法が提供される。
本発明方法において用いるシリコン粒子の平均粒径は
50μm以上2mm以下が望ましい。シリコン粒子の平均粒
径が2mmより大きいと好適な流動状態を保つことが困難
となり好ましくなく、50μmより小さいと反応中に粉塵
が発生し、やはり好ましくない。
50μm以上2mm以下が望ましい。シリコン粒子の平均粒
径が2mmより大きいと好適な流動状態を保つことが困難
となり好ましくなく、50μmより小さいと反応中に粉塵
が発生し、やはり好ましくない。
半導体用シリコンの製造に用いられるクロロポリシラ
ンを製造するには純度97%以上のシリコン粒子を用いる
のが好ましい。
ンを製造するには純度97%以上のシリコン粒子を用いる
のが好ましい。
シリコン粒子に添加される銅ないし銅化合物(銅系触
媒)として、塩化第一銅CuCl,塩化第二銅CuCl2が好適に
用いられる。また酸化第一銅CuO、酸化第二銅CuOを用い
てもよい。該銅系触媒の添加量は銅換算でシリコン粒子
に対し0.1〜20重量%が好ましい。該添加量が0.1重量%
より少ないとクロロポリシラン生成率を向上する効果が
認められず、他方該添加量が20重量%を超えるとシリコ
ン粒子の量が相対的に減少しクロロポリシランの生成率
が低下する。
媒)として、塩化第一銅CuCl,塩化第二銅CuCl2が好適に
用いられる。また酸化第一銅CuO、酸化第二銅CuOを用い
てもよい。該銅系触媒の添加量は銅換算でシリコン粒子
に対し0.1〜20重量%が好ましい。該添加量が0.1重量%
より少ないとクロロポリシラン生成率を向上する効果が
認められず、他方該添加量が20重量%を超えるとシリコ
ン粒子の量が相対的に減少しクロロポリシランの生成率
が低下する。
以上述べた点は、特願昭62−65770号(特開昭63−233
007号)の製造方法と共通する。本発明は上記銅ないし
銅化合物を添加したシリコン粒子層を流動化状態に保っ
て、240〜350℃の温度下で塩素ガスを接触させることを
特徴とする。流動化手段としては、通常の流動層装置を
用いることができる。
007号)の製造方法と共通する。本発明は上記銅ないし
銅化合物を添加したシリコン粒子層を流動化状態に保っ
て、240〜350℃の温度下で塩素ガスを接触させることを
特徴とする。流動化手段としては、通常の流動層装置を
用いることができる。
反応容器に予め充填したシリコン粒子層を流動化する
ため、稀釈ガスが用いられる。稀釈ガスは原料の塩素ガ
スと混合して用いてもよく、あるいは、稀釈ガスにより
シリコン粒子層を流動化した後に別途塩素ガスを供給し
てもよい。稀釈ガスとして、塩素と反応しない窒素、ア
ルゴン、ヘリウムの不活性ガスが用いられる。いずれの
不活性ガスを用いてもクロロポリシランの生成率は大差
ない。
ため、稀釈ガスが用いられる。稀釈ガスは原料の塩素ガ
スと混合して用いてもよく、あるいは、稀釈ガスにより
シリコン粒子層を流動化した後に別途塩素ガスを供給し
てもよい。稀釈ガスとして、塩素と反応しない窒素、ア
ルゴン、ヘリウムの不活性ガスが用いられる。いずれの
不活性ガスを用いてもクロロポリシランの生成率は大差
ない。
塩素の稀釈ガスに対するモル比は1/40〜1が好まし
い。該モル比が1/40より少ないと、全塩化ケイ素量が減
少し、しかも全塩化ケイ素のうち4CS(SiCl4)の割合が
増加し、6CS,8CSの割合が低下するので大幅な収率の差
を招く。
い。該モル比が1/40より少ないと、全塩化ケイ素量が減
少し、しかも全塩化ケイ素のうち4CS(SiCl4)の割合が
増加し、6CS,8CSの割合が低下するので大幅な収率の差
を招く。
また上記モル比が1より大きいと、SiCl、SiClなど8C
Sより分子量の大きい高分子塩化ケイ素の生成割合が高
くなり、従って6CS,8CSを選択的に製造しようとする場
合には好ましくない。
Sより分子量の大きい高分子塩化ケイ素の生成割合が高
くなり、従って6CS,8CSを選択的に製造しようとする場
合には好ましくない。
反応温度は6CS,8CSの収率に敏感に影響する。反応温
度としては240〜350℃が好ましい。240℃より低いと、
該塩化反応は進行し難い。一方、反応温度が350℃より
高いと4CSだけが生成する。240〜350℃の範囲内では、
低温側では8CSの生成量が多く、高温側では6CSの生成量
が多い。従って、反応温度をコントロールすることによ
り6CS,8CSの収率を制限することが可能である。
度としては240〜350℃が好ましい。240℃より低いと、
該塩化反応は進行し難い。一方、反応温度が350℃より
高いと4CSだけが生成する。240〜350℃の範囲内では、
低温側では8CSの生成量が多く、高温側では6CSの生成量
が多い。従って、反応温度をコントロールすることによ
り6CS,8CSの収率を制限することが可能である。
尚、クロロポリシランの生成量は、反応容器の内部圧
力に依存しないが、該圧力が大気圧より低いと、容器内
に大気が進入する虞れがあるので、該内部圧力を大気圧
と同じかそれ以上に保つことが必要である。
力に依存しないが、該圧力が大気圧より低いと、容器内
に大気が進入する虞れがあるので、該内部圧力を大気圧
と同じかそれ以上に保つことが必要である。
[発明の効果] 本発明の方法は、流動層を利用するので気固相の混合
が激しく、供給した塩素は殆ど全量塩化反応に浪費され
る。従ってクロロポリシラン収率が極めて高い。また反
応温度を調整することにより6CS,8CSの効率を効果的に
制御することができる。
が激しく、供給した塩素は殆ど全量塩化反応に浪費され
る。従ってクロロポリシラン収率が極めて高い。また反
応温度を調整することにより6CS,8CSの効率を効果的に
制御することができる。
因に、上記反応において、銅とシリコンとは一時的に
結合して合金化し、この合金化部分が活性を有するので
塩素を結合し易く、塩素ガスと接触すると銅が分離して
塩素とシリコンが結合し、クロロポリシランを生成する
ものと考えられる。シリコン粒子が固定層の場合には、
銅とシリコンの接触が不充分であり、このためクロロポ
リシランの生成率が低いものと考えられる。
結合して合金化し、この合金化部分が活性を有するので
塩素を結合し易く、塩素ガスと接触すると銅が分離して
塩素とシリコンが結合し、クロロポリシランを生成する
ものと考えられる。シリコン粒子が固定層の場合には、
銅とシリコンの接触が不充分であり、このためクロロポ
リシランの生成率が低いものと考えられる。
本発明においてはシリコン粒子が流動状態に保たれる
ので、シリコンと銅との接触が活発でありクロロポリシ
ランの生成率が高い。
ので、シリコンと銅との接触が活発でありクロロポリシ
ランの生成率が高い。
[実施例および比較例] 本発明の実施および比較例の実施に用いた装置構成を
概略を図に示す。反応容器1の外周には加熱手段2が設
けられており、該加熱手段2には供給装置3から熱媒体
が供給される。反応容器1の頂部には貯槽4が接続して
おり、該貯槽4からシリコン粒子が銅、銅化合物と混合
して反応容器1へ供給される。反応容器1の底部には塩
素ガスおよび不活性ガスを供給する加熱供給装置5が接
続している。シリコン粒子層は不活性ガス及び塩素ガス
によって流動状態に保たれ、塩素ガスと接触してクロロ
ポリシランを生成する。生成したクロロポリシラン及び
未反応ガス等は排気管路6を通じて外部に導かれ、コー
ルドトラップ7,8によって捕集された後、分離される。
概略を図に示す。反応容器1の外周には加熱手段2が設
けられており、該加熱手段2には供給装置3から熱媒体
が供給される。反応容器1の頂部には貯槽4が接続して
おり、該貯槽4からシリコン粒子が銅、銅化合物と混合
して反応容器1へ供給される。反応容器1の底部には塩
素ガスおよび不活性ガスを供給する加熱供給装置5が接
続している。シリコン粒子層は不活性ガス及び塩素ガス
によって流動状態に保たれ、塩素ガスと接触してクロロ
ポリシランを生成する。生成したクロロポリシラン及び
未反応ガス等は排気管路6を通じて外部に導かれ、コー
ルドトラップ7,8によって捕集された後、分離される。
実施例 図示する装置を用い金属シリコンに対して0.5〜20%
の銅系触媒を含有する、60〜200メッシュの金属シリコ
ン約3000gを反応容器に充填し、塩素および、稀釈ガス
を反応容器下部より導入し、シリコン粒子層を流動化さ
せ、240〜350℃において塩化反応を約4時間行なった。
反応容器からの排出ガスは冷却捕集し、凝縮液をガスク
ロマトグラフで分析した。製造条件および結果を第1表
に示す。なお、金属シリコンに対する触媒の重量比は、
金属シリコン重量に対する各銅系触媒の銅換算重量の割
合である。
の銅系触媒を含有する、60〜200メッシュの金属シリコ
ン約3000gを反応容器に充填し、塩素および、稀釈ガス
を反応容器下部より導入し、シリコン粒子層を流動化さ
せ、240〜350℃において塩化反応を約4時間行なった。
反応容器からの排出ガスは冷却捕集し、凝縮液をガスク
ロマトグラフで分析した。製造条件および結果を第1表
に示す。なお、金属シリコンに対する触媒の重量比は、
金属シリコン重量に対する各銅系触媒の銅換算重量の割
合である。
比較例 実施例と同様の装置を用いシリコン充填方法銅系触媒
の量、塩素の稀釈ガスに対するモル比、反応温度、圧力
を本発明の範囲外に変化させた以外は実施例と同様に、
クロロポリシランの製造を試みた。この結果を第2表に
示す。
の量、塩素の稀釈ガスに対するモル比、反応温度、圧力
を本発明の範囲外に変化させた以外は実施例と同様に、
クロロポリシランの製造を試みた。この結果を第2表に
示す。
図は本発明の実施等に用いた装置構成の概略図である。 図中、1……反応容器、2……加熱手段 3……供給装置、4……貯槽 5……加熱供給装置、6……排気管路 7,8……トラップ
Claims (1)
- 【請求項1】銅または銅化合物を添加したシリコン粒子
層を流動状態に保ち、240〜350℃の温度下で該シリコン
粒子層に塩素ガスを通じてクロロポリシラン(SinCl
2n+2ただしn≧2)を製造する方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4223688A JPH0829930B2 (ja) | 1988-02-26 | 1988-02-26 | クロロポリシランの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4223688A JPH0829930B2 (ja) | 1988-02-26 | 1988-02-26 | クロロポリシランの製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH01219012A JPH01219012A (ja) | 1989-09-01 |
| JPH0829930B2 true JPH0829930B2 (ja) | 1996-03-27 |
Family
ID=12630393
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4223688A Expired - Lifetime JPH0829930B2 (ja) | 1988-02-26 | 1988-02-26 | クロロポリシランの製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0829930B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2012530668A (ja) * | 2009-06-26 | 2012-12-06 | ワッカー ケミー アクチエンゲゼルシャフト | オリゴハロゲンシランの製造方法 |
-
1988
- 1988-02-26 JP JP4223688A patent/JPH0829930B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2012530668A (ja) * | 2009-06-26 | 2012-12-06 | ワッカー ケミー アクチエンゲゼルシャフト | オリゴハロゲンシランの製造方法 |
| KR101389882B1 (ko) * | 2009-06-26 | 2014-04-29 | 와커 헤미 아게 | 올리고할로겐 실란의 제조 방법 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH01219012A (ja) | 1989-09-01 |
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