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JPH0830488B2 - 締結具とその製造方法 - Google Patents
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JPH0830488B2 - 締結具とその製造方法 - Google Patents

締結具とその製造方法

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JPH0830488B2
JPH0830488B2 JP62021829A JP2182987A JPH0830488B2 JP H0830488 B2 JPH0830488 B2 JP H0830488B2 JP 62021829 A JP62021829 A JP 62021829A JP 2182987 A JP2182987 A JP 2182987A JP H0830488 B2 JPH0830488 B2 JP H0830488B2
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JP
Japan
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rolling
shaft portion
die
small
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正豊 安藤
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Topura Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、例えば自動車等で外装用として用いる樹脂
製のバンパー、ウインドモール、フェンダーカバー、ラ
ジエターグリル等の部品を車体等の本体に取り付ける締
結具とその製造方法に関するものである。
(従来の技術) この種の締結構造は第10図で示すように、外装用の部
品101と一体成形された取付板102に設けられた一方が開
口する横長の嵌合溝103内に締結具104のクリップ部を圧
入状態で嵌め込み、該締結具のねじ軸部111にはゴム製
でリング状のシール材105を乾燥させて仮組みしたユニ
ットを用意し、これを本体106の取付孔に嵌挿させたの
ちに、ナット107を螺合させて締結を行うものである。
そして、前記の締結構造で使用される従来の締結具10
4としては、例えば第11図および第12図で示すものがあ
る。この締結具104は、回り止めさせるように方形にし
た頭部108と、該頭部108から所定間隔をおいて設けられ
た座金部109と、これら頭部108と座金部109間に設けら
れ前記嵌合溝103内に圧入される小径軸部110とでクリッ
プ部が構成され、該クリップ部に基部側が埋設されたね
じ軸部111の先端側は座金部109から突設されている。前
記構成による締結具104は、クリップ部が樹脂材で射出
成形されるが、その際に金属材で予め製作された前記ね
じ軸部111は基部側がクリップ部内に鋳込まれて一体化
される。
(発明が解決しようとする問題点) しかしながら、前記した従来形の締結具では次のよう
な問題点があった。
射出成形機の金型が複雑化し、設計および金型製作の
コストが高いので、製品単価も高くなる。
成形中にねじ軸部の先端側へ樹脂材が流出してねじ山
を潰したり、保持部分の中心からねじ軸部がずれたりし
て安定した品質のものが得にくいことや、多数個取りが
困難である等の品質や生産性に難点がある。
締結個所によって、部品と本体間の長さやねじ軸部の
長さが異なる各種の締結具が要求されるので、これに対
応するためには金型を共用化することができず、生産性
の低下やコスト高を招き、あえて共用化すると長さ調整
用のスペーサを介在させる等の余分な部品と工数の増加
となる。
ねじを製造する業者から樹脂加工する業者を経て組立
てする業者へと異なった業種間を経由する間の管理およ
び輸送費が増大する。
尚、本発明のようにねじ部品に座金を連結させるため
の関連技術としては、例えば特開昭48−102756号公報に
開示されたものなどがある。
しかし、同公報に開示されたワッシャー付きボルト
は、頭部とねじ軸部との間の軸部外周に環状突起を設
け、この環状突起がワッシャーを頭部の首下に係止させ
る抜け止め防止として機能するようにしたものであり、
頭部の座面から一定間隔を置いた位置で当該座面と平行
状に配設される態様で座金部を軸に固着させ、この座金
部が前記頭部および小径軸部と協働してクリップ部を形
成する前記小径軸部の先端側から半径方向へ突設され、
前記頭部および小径軸部と協働してクリップ部を形成す
るようにした本発明が対象とする締結具とは、その目的
並びに構成が著しく相違するものである。
また、その製造方法では、ねじ山の始端部に環状溝を
造成しながら母材肉を盛り上がらせて環状突起を造るた
めの平板をダイスの上面に設けている。
しかし、このような平板による環状突起の造成の場合
には、被転造軸に対して平板が常に一定の高さ位置のと
ころを圧接することになるので、塑性変形された母材が
上方にのみ移動するだけでなく下方にも移動してねじ山
の造成を損なう恐れがあると共に、平板による押圧力も
終始一定であるために、塑性変形がスムーズに行われな
かったり、所望に整形された環状突起が得られにくい。
(問題点を解決するための手段) 本発明による締結具は、頭部と、該頭部から一体に連
設された小径軸部と、該小径軸部から一体に連設されて
基端側に当該小径軸部より小径な非ねじ部を備えたねじ
軸部と、前記頭部の座面から一定間隔を置いた位置で当
該座面と平行状に前記小径軸部の先端側から半径方向へ
突設され、前記頭部および小径軸部と協働してクリップ
部を形成する座金部とを備え、前記座金部は前記非ねじ
部に嵌挿させて前記ねじ軸部のねじ山を転造する際に当
該非ねじ部を塑性変形させたカシメ部によって、前記小
径軸部と一体に固着されている。
本発明による締結具の製造方法では、頭部と、該頭部
から一体に連設された小径軸部とをヘッダーで被転造軸
に圧造加工する工程と、前記頭部および小径軸部と協働
してクリップ部を形成する座金部を前記小径軸部と隣接
する被転造軸に嵌挿させ、上端側の一部に塑性変形用の
チップを装着させた転造用ダイスを用いて、前記被転造
軸の先端側にねじ山を転造してねじ軸部を造成すると同
時に、基端側の非ねじ部を塑性変形させて前記座金部を
前記小径軸部に固着させるカシメ部を造成させる工程を
備え、前記塑性変形用のチップには、前記ダイスの上面
から垂直方向に対する厚みを次第に増加させて終端側で
はダイスの上面より僅かに突出する態様でテーパ面を形
成すると共に、転造面から水平方向に対する幅を次第に
増加させて終端側ではダイスの転造面より僅かに突出す
る態様でテーパ面を形成する転造初期部と、この転造初
期部の終端側に連続してダイスの上面および転造面より
僅かに突出する一定の厚みと幅で、当該ダイスと平行面
を形成する転造終端部を設けた。
(実施例) 以下に本発明の一実施例を図面に基づいて説明する。
締結具1は第1図および第2図で示すように、頭部2と
小径軸部3および座金部4からなるクリップ部と、ねじ
軸部5とで構成され、各部はいずれも金属材で形成され
ている。頭部2は、締結具1が前記外装用の部品101と
一体成形された取付板102に嵌着された際に、当該取付
板102の内面側にあって回り止め機能を有するように例
えば平行な両側面を備えた長円形状をしている。この頭
部2からは、前記嵌合溝103内に圧入される円柱状の小
径軸部3が一体に連設されている。また小径軸部3の一
方端部には、締結具1が取付板102に嵌着された際に当
該取付板102の外面側にあって、前記頭部2と協働して
取付板102を挾持すると共に、車体等の本体106の締付け
座面となる円板状の座金部4が固着されている。更にね
じ軸部5の先端には、前記本体106の取付孔に挿入し易
いよう小径の突入部6が形成されている。
上記の締結具1の製造に際しては、まず第3図で示す
ように被転造軸7の一方端側に突入部6を、他方端側に
頭部2および小径軸部3を各々ヘッダー加工で圧造す
る。この圧造品の被転造軸7には、座金部4を嵌挿して
小径軸部3に隣接配備させ、被転造軸7の基部を第5図
で示すように転造用ダイスで塑性変形させたカシメ部8
によって小径軸部3の端部に固着させると共に、被転造
軸7にねじ山を設けてねじ軸部5を成形させる。
転造用ダイスは第6図で示すように、通常のこの種ダ
イスと同様にねじ軸部5の転造溝が刻設された転造面9
を有する移動ダイス10と、同じく転造溝(図示せず)を
刻設した固定ダイス11とを備えており、両ダイス10,11
の上面12,13側にはカシメ部8を造成させるためのチッ
プ14,15が挿着されている。チップ12は第7図乃至第9
図で示すように、移動ダイス10の上面12および転造面9
と平行状に僅かに突出する態様で一定の厚みt2と巾d2
有する転造終端部14bと、移動ダイス10の上面12および
転造面9と一致する厚みt1と巾d1から次第に厚みおよび
巾を増加して転造終端部14bの厚みt2と巾d2に一致する
ように所定の傾斜角度θ1,θ2を有する転造初期部14a
とで構成されている。尚、固定ダイス11に装着されるチ
ップ15は上記のチップ14と同様の構成である。
従って、ダイス10,11を用いて前記した第4図の状態
のねじ部品を転造加工すると、チップ14,15で被転造軸
7は第5図で示すように塑性変形され、カシメ部8によ
って座金部4が小径軸部3の隣接端部に固着されると共
に、同時に転造面9等によってねじ軸部5が刻設され、
第1図で示す一体の締結具1が製造される。
(発明の効果) 本発明によると、圧造と簡単な転造用ダイスとによっ
てクリップ部とねじ山の加工を同時に通常のねじ部品と
同様に行うことができると共に、これらは同一の製造業
者によって製造された組立業者に納入することができる
ので、製作および管理コストを低減して安価に提供する
ことが可能となる。また、部品と本体間やねじ軸部の長
さが異なる各種の締結個所に対応する長さのものを安価
且つ容易に提供することが可能である。
さらに、転造ダイスに装着された塑性変形用チップ特
にテーパ面による転造初期部の形状によって、被転造軸
に対する押圧位置が順次上方へ移動されるので、塑性変
形された母材を下方から上方へ押し出すように作用する
と共に、その押圧力も順次増大されるように印可される
ので、無理なくスムーズに塑性変形が行われてカシメ部
の整形状態も安定し、強固なカシメ強度が期待できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例による締結具の正面図、第2図
は同側面図、第3図および第4図は同締結具の加工工程
における正面図、第5図は同締結具の要部拡大正面図、
第6図は同締結具の転造用ダイスの斜視図、第7図は同
ダイスに装着されるチップの平面図、第8図は同正面
図、第9図は同側面図、第10図は従来の締結具を用いた
締結構造の縦断面図、第11図は同締結具の一部を破断し
て示す正面図、第12図は同締結具の側面図である。 [符号の説明] 1……締結具、2……頭部 3……小径軸部、4……座金部 5……ねじ軸部、6……突入部 7……被転造軸、8……カシメ部 9……転造面、10……移動ダイス 11……固定ダイス 12,13……(ダイスの)上面 14,15……チップ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】頭部と、該頭部から一体に連設された小径
    軸部と、該小径軸部から一体に連設されて基端側に当該
    小径軸部より小径な非ねじ部を備えたねじ軸部と、前記
    頭部の座面から一定間隔を置いた位置で当該座面と平行
    状に前記小径軸部の先端側から半径方向へ突設され、前
    記頭部および小径軸部と協働してクリップ部を形成する
    座金部とを備え、前記座金部は前記非ねじ部に嵌挿させ
    て前記ねじ軸の部ねじ山を転造する際に当該非ねじ部を
    塑性変形させたカシメ部によって、前記小径軸部と一体
    に固着されていることを特徴とする締結具。
  2. 【請求項2】頭部と、該頭部から一体に連設された小径
    軸部とをヘッダーで被転造軸に圧造加工する工程と、前
    記頭部および小径軸部と協働してクリップ部を形成する
    座金部を前記小径軸部と隣接する被転造軸に嵌挿させ、
    上端側の一部に塑性変形用のチップを装着させた転造用
    ダイスを用いて、前記被転造軸の先端側にねじ山を転造
    してねじ軸部を造成すると同時に、基端側の非ねじ部を
    塑性変形させて前記座金部を前記小径軸部に固着させる
    カシメ部を造成させる工程を備え、前記塑性変形用のチ
    ップには、前記ダイスの上面から垂直方向に対する厚み
    を次第に増加させて終端側ではダイスの上面より僅かに
    突出する態様でテーパ面を形成すると共に、転造面から
    水平方向に対する幅を次第に増加させて終端側ではダイ
    スの転造面より僅かに突出する態様でテーパ面を形成す
    る転造初期部と、この転造初期部の終端側に連続してダ
    イスの上面および転造面より僅かに突出する一定の厚み
    と幅で、当該ダイスと平行面を形成する転造終端部を設
    けたことを特徴とする締結具の製造方法。
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