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JPH0832041B2 - ハイブリツト・コ−デイツク方式 - Google Patents
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JPH0832041B2 - ハイブリツト・コ−デイツク方式 - Google Patents

ハイブリツト・コ−デイツク方式

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JPH0832041B2
JPH0832041B2 JP62097251A JP9725187A JPH0832041B2 JP H0832041 B2 JPH0832041 B2 JP H0832041B2 JP 62097251 A JP62097251 A JP 62097251A JP 9725187 A JP9725187 A JP 9725187A JP H0832041 B2 JPH0832041 B2 JP H0832041B2
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  • Multimedia (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
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Description

【発明の詳細な説明】 発明の関連する技術分野 本発明は、ハイブリツト符号器とハイブリツト復号器
とを用いたデータ信号のハイブリツト・コーデイツク方
式であつて、ハイブリツト符号器においてはビデオ画像
のデータが同じ大きさのデータブロツクに分割されてお
り、各データブロツクが先行するビデオ画像の相応する
データブロツクと減算器により比較され、先行するビデ
オ画像の相応するデータブロツクは画像メモリから取出
され、減算器により得られた差ブロツクが第1の演算ユ
ニツトを通過し、該第1の演算ユニツトが差ブロツクを
マトリツクス変換し、この変換は、帰還結合路において
逆マトリツクスで第2の演算ユニツトによつて再び解消
せしめられ、再生された差ブロツクが加算器の第1入力
側に供給され、該加算器の第2入力側にはその間に画像
メモリからのデータブロツクが供給され、加算器の出力
側は画像メモリのデータ入力側に接続されており、さら
にハイブリツト復号器においては、前記第1の演算ユニ
ツトから送出されて変換された差ブロツクが別の第2の
演算ユニツトに供給され、該別の第2の演算ユニツトは
ハイブリツト符号器の第2の演算ユニツトと同じ機能を
有し、該同じ機能の別の第2の演算ユニツトの出力側が
別の加算器の一方の入力側に接続されており、該別の加
算器の他方の入力側は、ハイブリツト符号器の画像メモ
リと同じ機能の別の画像メモリの出力側に接続されてお
り、前記別の加算器の出力側が前記別の画像メモリの入
力側に接続されているハイブリツト・コーデイツク方式
に関する。
従来の技術 上記形式のハイブリツト符号器は、COSTグループの議
事録(Draft version Document Sim85/78 Report COST
211〜Simulation Subgroup Meeting Stockholm,10〜1
1、Dezember 1985)に記載されている。この公知のハイ
ブリツト符号器の原理回路図を第1図に示す。この図示
の符号器の主な目的は、ビデオデータ源から到来するビ
デオデータを可及的僅かな情報損失で、可及的僅かなビ
ツトレートを有する信号に符号変換することにある。こ
の過程において2つの符号化原理が用いられる−それ故
ハイブリツト符号器と呼ばれる。即ちそれらの原理と
は: フレーム間原理−ここでは時間順次のビデオ画像(これ
はここではフレームおよびフイールドなどの部分画像を
示している)間の相関性が利用される−とフレーム間原
理−ここでは1つのビデオ画像中のビデオデータの相関
性が利用される−とである。
本来の符号化過程の前にデータの前処理が必要であ
る。この前処理は第1図のハイブリツト符号器では機能
ユニツトPP(preprocessing)で行なわれる。データは
ブロツクの形で符号器に転送される。このようなビデオ
データブロツクは、1つのビデオ画像の所定の複数の画
点のデータを含んでおり、これらデータは2次の数値マ
トリツクスの元素として把握される(ここで用いられて
いる数値マトリツクスと関連する概念の意味は、Wigne
r,E.P.:Group Theory;Academic Press New York and Lo
ndon 1959,第1〜30ページを参照のこと)。例えば1つ
のビデオ画像の最初の8つの走査線の最初の8つの画点
のクロミナンス値から1つのデータブロツクを形成する
ことができる。機能ユニツトPPにより各ビデオ画像が同
じ大きさのデータブロツクに分割される。分解規約は各
データブロツクへの識別符号の割当ても含んでいる。先
に一例として説明したデータブロツクが例えばb11で表
示ないし識別されることにする。順次連続するビデオ画
像の、同じ識別符号を有する各データブロツクは、ここ
では互いに対応するデータブロツクであることが表わさ
れる。
順次連続するビデオ画像の、同様の符号を有するデー
タブロツクも、その情報内容が最大の一致度を有すると
いうことを意味する。この意味で、互いに対応するデー
タブロツクは所謂ブロツク・マツチングを行うハイブリ
ツト符号器において重要な役割をはたす。しかしこのよ
うなハイブリツト符号器の変形例については、ここでは
詳細に説明しない。
データブロツク、例えばデータブロツクb11が減算器S
Rの一方の入力側に転送される際、先行するビデオ画像
の対応するデータブロツク−例えばb 11で示されるデー
タブロツク−が同時に画像メモリBSから減算器SRの他方
の入力側に送出される。減算器SRは両ブロツク間の差
を、2つのマトリツクス間の差として形成し(Wigner
1.c.,第7ページ参照)、この差ブロツクがひきつづい
ての演算処理にかけられる。
第1の演算ユニツトFは、各差ブロツクに対してマト
リツクス変換としての相似変換を行う(Wigner 1.c.,第
9ページ参照)。aがユニツトFの変換マトリツクスの
ためのシンボルで且つd11が差ブロツクのマトリツクス
に対するシンボルであるものとすると、ユニツトFの出
力側には変換後にブロツクD11=a-1d11aが生じ、その際
a-1はaに対する逆マトリツクスを意味する。ユニツト
Fによる変換は音響信号伝送の場合のフーリエ変換にほ
ぼ相応し(正確にいえば特別な平面的フーリエ変換であ
り)、ブロツクD11は大抵ブロツクb11より僅かな2進桁
数を用いて符号化することができる。
次に、変換された信号が量子化装置Qを通過し、量子
化回路はデータ量を更に低減する。全信号を一定のビツ
トレートで受信機に伝送することができるようにするた
めに、バツフアメモリPが設けられている。マルチプレ
クサMUXはバツフアメモリPから読出された有効信号を
制御情報と共にフレーム化し、この制御情報はこの場合
殊に受信側の量子化装置の調整に用いられる(ここでは
適応量子化装置のことを指す)。量子化の後、信号は帰
還接続路を介してハイブリツト符号器の入力側に帰還接
続される。先ず量子化装置Qにより変化せしめられたブ
ロツクD11が図示されていない再生ユニツトにより、丸
め誤差を度外視して元のブロツクD11に一致する程度に
再生される。すると、この変化されたブロツクは第2の
演算ユニツトIFにより変換マトリツクスa-1で再び差ブ
ロツクd11に(やはり丸め誤差を度外視して)逆変換さ
れる。加算器ARはこの差ブロツクd11に(画像メモリBS
の出力側ASが加算器ARの入力側と接続されているが故
に)データブロツクb 11を加算する。このデータブロツ
クは、減算器SRにおいて差ブロツクd11を形成するのに
用いられたものである。有限の伝送時間により場合によ
り生ずる遅延は、遅延素子またはクロツクシフト素子
(いずれも第1図には図示せず)のいずれかによつて補
償される。
容易に確認できるように、加算器ARの出力側には、ち
ようど機能ユニツトPPを介して供給されるビデオ画像の
データブロツクb11が(丸め誤差は度外視する)現われ
る。このデータブロツクは画像メモリBSの入力側Eを介
してこの画像メモリに読込まれ且つそこでデータブロツ
b 11の役割を引き受けこのデータブロツクは今や消去
される。
発明が解決しようとする問題点 以上の公知のハイブリツト符号器では、ビツトレート
低減が量子化装置Qの構成に決定的に依存する。量子化
周期を大きくすると、確かにビツトレート低減にもつな
がるが、高い量子化誤差による極めて大きな障害(ノイ
ズ)によつて画像品質が低下する。これは例えば画面に
市松模様として生じ、このような市松模様はビデオ画像
をブロツクに分割したことに起因する。または絶えず交
替する構造(パターン)が現われては消えるという現象
(Artefakte)が生じ、これが再生すべき画像の完全な
歪(位置ずれ)をまねくことがある。
量子化誤差を少なくとも障害の出易い信号成分におい
て低減するために、例えば適応量子化装置、つまりビデ
オ信号によりその特性曲線が変化させられる量子化装置
が用いられる。従つてコストが殊に量子化装置の状態に
関する付加的情報を受信機に伝送しなければならないの
で著しく高くなる。
本発明の目的は、冒頭に述べた形式のハイブリツト符
号器において、量子化誤差に起因する障害をともなうこ
となく伝送ビツトレートを低下させることができるよう
にすることにある。
問題点を解決するための手段 この目的は本発明によれば、冒頭に述べた形式のハイ
ブリツト符号器において、第1の演算増幅器に第3の演
算増幅器が後置接続されており、第1の演算ユニツトの
変換されたブロツクを用いて第3の演算増幅器が低域通
過特性を有するマトリツクス演算を行い、さらに画像メ
モリの出力側と加算器の第2入力側との間に第4の演算
ユニツトが挿入接続されており、該第4の演算ユニツト
を用いて、第1の演算ユニツトと第3の演算ユニツトと
第2の演算ユニツトとで順次行なわれるマトリツクス演
算と同様の作用が行なわれるようにすることによつて解
決される。
本発明の有利な実施例ならびに本発明の別の解決法
が、特許請求の範囲第2項〜第10項に記載されている。
本発明は、−音響の場合と同様に−帯域幅の制限され
た信号が僅かなビツトレートで所定のチヤネルを介して
伝送できるという認識から出発している。ビデオ信号の
周波数帯域幅の切断は画面上にボケとして現われる。し
かしそのようなボケないし不鮮明さは上記の量子化誤差
による障害に比べれば障害の程度が僅かである。
実施例 次に本発明の実施例を図面を用いて詳細に説明する。
第1図は公知のハイブリツト符号器のブロツク回路図
であり、先に既に詳細に説明したので、ここでは改めて
説明しない。
第2図の本発明の装置の第1の実施例は、第1図の装
置とは2つの演算ユニツト、即ちTおよびFTIが付加さ
れている点においてのみ異なつている。その他のユニツ
トには第1図と同じ記号が用いられている。演算ユニツ
トTは演算ユニツトFと量子化装置Qとの間に設けられ
ており、演算ユニツトFTIは画像メモリBSの出力信号を
後述のように変形し、加算器ARの1つの入力側に転送す
る。
以下の説明を判かり易くするために、データブロツク
b11が減算器SRに機能ユニツトPPを介して供給され、そ
の間同時に画像メモリBSの出力側Aにデータブロツクb
11が現われるものと仮定する。減算器SRはそのとき差ブ
ロツクd11=b11b 11を形成し、これがユニツトFによ
りブロツクD11=a-1d11aに変換される。マトリツクスh
が配属されているユニツトTは、そこからブロツクhta
-1d11ahを形成し、その際htはhに対して転置されたマ
トリツクスを意味する(Wigner 1.c.,第23ページ参
照)。マトリツクスhを用いて、低域通過特性を有する
マトリツクス演算が行なわれる。この点については後に
詳述する。場合により生じる量子化誤差(丸め誤差)を
度外視して、最終的に現われたブロツクが演算ユニツト
IFに達し、この演算ユニツトは、ユニツトFでの変換に
対して逆の変換作用を行う。これはブロツクahta-1d11a
ha-1がユニツトIFの出力側に現われることを意味する。
ユニツトFTI(その所属のマトリツクスをとりあえずw
と称する)ゆえに、ユニツトIFの出力側のブロツクに、
ブロツクwt b 11wが加算器ARにより加算され、w=aha-1
と選定すると、加算器ARの出力側にブロツクahta-1 b 11a
ha-1が加わる。容易に証明できるように、wをこのよう
に選定すると、演算ユニツトFTIがブロツクに及ぼす作
用は、ユニツトF,T,IFで順次に行なわれる演算と同じ作
用を有する。その際、マトリツクスaは直交マトリツク
スである(Wigner 1.c.,第24ページ参照)。
これまでに示した式の意味は自明である。即ち:マト
リツクスhを用いて、ユニツトFにより変換されたブロ
ツクの低域濾波が行なわれ、マトリツクスwを用いて同
じ濾波が変換されていないブロツクに対して行なわれ
る。つまりユニツトTおよびFTIによる低域濾波は種々
異なる「空間」において行なわれ、すなわちユニツトFT
Iによりベクトル等軌跡空間(ないしベクトル等軌跡特
性領域若しくは時間領域)における低域濾波が行なわ
れ、ユニツトTにより周波数空間(ないし周波数領域な
いしウエーブナンバー特性領域)における低域濾波が行
なわれる。音響的アナロジーでいえば、これは周波数領
域における信号変形(例えば低域濾波)およびその時間
領域における表示(畳み込み積分としての表示)に該当
する。この異なる「空間」故に、変換マトリツクスも上
述のようにユニツトTおよびFTIに対して異なつてお
り、その結果異なるマトリツクスを算定し且つ記憶しな
ければならない。
低域濾波されたブロツクは、画像メモリBSに読込ま
れ、つまり不鮮明な画像が記憶されて伝送される。この
画像のボケは、量子化誤差を抑圧するためにはやむをえ
ない代償である。
マトリツクスhによる低域濾波に関連する遮断周波数
が十分低ければ、量子化装置Qは例えば非適合形量子化
装置であつてもよいし、またはビツトレートが十分僅か
なときは全く省いてもよい。
以下の説明においては、演算ユニツトFがマトリツク
スaを用いて余弦変換(例えばPratt,W.K.:Digital Ima
ge Processing;John Wiley & Sons 1978年,第242〜24
7ページ参照)を行なうものと仮定する。つまりマトリ
ツクスaは当業者には詳細に亘つて公知である。この特
殊なケースについては、hに対して極めて簡単なマトリ
ツクス、つまり対角マトリツクス(Wigner 1.c.,s.8参
照)が提示される。ブロツクのベクトル等軌跡特性領域
(音響学上の時間領域に該当する)における濾波を行う
フイルタマトリツクスは、公式上は次の補助(サブ)マ
トリツクスmと同じ構造を有する。即ち: マトリツクスmの第2行からは3つの元素、即ちここで
は1,0,1が次の行ごとに右側に1つの位置づつシフトさ
れている。行のその他の元素はすべてゼロである。最初
の行の最初の2つの元素と最後の行の最後の2つの元素
は1から成り、最初の行と最後の行のその他の元素はや
はりすべてゼロから成る。マトリツクスmの行数は(列
数と一致しており)処理すべきブロツクの行数ないし列
数と同じ大きさである。
マトリツクスwとして を選定し、単位マトリツクスとしてIを用いると、1>
k≧0.5に対してフイルタマトリツクスのクラス(種
別)全体が低域通過特性を有するようになる。kが小さ
くなるにつれ、低域濾波の際の遮断周波数も低くなる。
wの各べき乗はやはり低域通過特性を有する1つのマト
リツクスを生ずる。
上記のwとhとの間の関係をhに従つて解くと、マト
リツクスaが上記の前提を満たす限りにおいてh=a-1w
aに対して対角マトリツクスが生ずる。wの各べき乗は
やはり対角線マトリツクスhに導びかれる。
低域濾波は、マトリツクスhおよびwを信号に依存し
て変えることにより容易にすることができ、つまり濾波
がアダプテイブに行なわれる。しかし、このとき復号化
のために付加的情報を受信機に伝送しなければならな
い。この付加的情報の伝送は例えば、ユニツトTがマル
チプレクサMUXに接続されていることにより表わされて
いる。同様の接続が、低域通過特性を有する別のユニツ
トとマルチプレクサMUXとの間にも生じるが、図示して
いない。例えば低域通過作用を有するユニツトの遮断周
波数の調整はバツフアメモリPの充填状態と所謂偏位ベ
クトルとに依存する。この偏位ベクトルは、撮影される
対象の運動により生ずる連続するビデオ画像間の差を示
す大きさであり、やはり画像メモリBSにより検出される
(これをユニツトPPと画像メモリBSとの接続により示
す)。バツフアメモリPの充填状態に関するデータはや
はり秩序正しい復号化のために受信機に伝送される。
第2図のハイブリツト符号器の変形例を第3図に示
す。この変形実施例では減算器SRの出力側で先ず低域通
過特性を有するマトリツクス変換が演算ユニツトFTI′
により行なわれ、次に差ブロツクの周波数(ウエイブナ
ンバ)領域への変換がユニツトFで行なわれる。減算器
SRの出力側の演算ユニツトFTI′はベクトル等の軌跡空
間における低域通過作用を行い、これは画像メモリBSか
らのデータブロツクを変換して加算器ARに供給する第2
のユニツトFTIと全く同じ作用である。この実施例は、
2つの同じユニツトFTIおよびFTI′をハイブリツト符号
器に用いることができ、従つて例えば単に1つの変換マ
トリツクスを記憶しさえすればよいことである。
別の、ただし図示していない変形実施例によつても同
じ利点が得られる。その実施例とは、即ち、第2図の回
路においてデータブロツクのフーリエ変換を行う演算ユ
ニツトFをユニツトPPに直接後置接続する、即ち減算器
SRに既に変換されたブロツクを供給することにある。こ
うすれば、ユニツトFTIの代りにもう1つのユニツトT
を設けるとよく、ユニツトIFは省略できる。このように
してループにおいては周波数(ウエーブナンバー特性)
空間における信号のみ処理される。
第4図の実施例によれば、ビデオ信号のブロツクの低
域濾波がユニツトT1により、減算器SRによる差形成の前
に行なわれる。画像メモリBSの出力側には直接別のユニ
ツトT2が後置接続されている。両ユニツトT1およびT2は
ベクトル等の軌跡空間における低域濾波を行い、つま
り、公式上は上記のマトリツクスwまたはこのマトリツ
クスのべき乗に一致する。
ユニツトT1およびT2の遮断周波数の調整または制御
は、2つの低域フイルタを用いた別の実施例でもそうで
あるように先ず、互いに対応するデータブロツクが同じ
濾波作用を受けるように行なわれ、つまり両低域フイル
タユニツトでは遮断周波数が等しい。
第4図の実施例では、伝送される画像の品質を、伝送
ビツトレートを高めることなく更に改善でき、これは、
ユニツトT1の低域通過作用がユニツトT2の低域通過作用
より僅かなときに達成できる。“低域通過作用が僅か”
とは、例えば遮断周波数が高いということを意味する。
ユニツトの低域通過作用は、遮断周波数が無限に大きい
ときにゼロになる。ユニツトT1およびT2の遮断周波数を
例えば偏位ベクトルにより制御する場合も、ユニツトT1
の遮断周波数はユニツトT2の遮断周波数よりも常に大き
く選ぶべきである。
ユニツトT1およびT2をこのように選定すれば、両ユニ
ツトを同じ定数にした場合に比べて画像品質が改善され
ることを証明するために、先ず両ユニツトT1およびT2が
低域濾波作用を有しない、即ち無限に大きい遮断周波数
を有するものと仮定する。以下の論証にとつて、次のよ
うな経験的に得られた事実が重要な意味をもつ。即ち: ユニツトPPから到来したデータブロツクを用いて上述の
特殊な平面的フーリエ変換を行い且つ同じ変換を画像メ
モリBSから到来したデータブロツクでも行うと、高い周
波数(ウエイブナンバーないし波数といつた方がよい)
および互いに相応するデータブロツクに属する係数間に
極く僅かな相関性しか生じないことが確認される。つま
りユニツトPPから到来するブロツクの高周波成分は、統
計上はデータブロツクの高周波成分に依存しない。しか
し減算器SRが両ブロツクの差を形成し且つ差ブロツクが
ユニツトFによりフーリエ変換されるので、差ブロツク
の高周波成分に対しては、加数の統計上の非関連性故
に、ブロツクの1つ1つだけの高周波成分に対してより
も大きな値が生じる。
従つて画像メモリBSから到来したブロツクの高周波成
分は、有限の遮断周波数を有するユニツトT2により減衰
される。これにより受信機側での画像品質が改善され
る。というのは、送信側での符号化にとつて不適当な画
像成分がもはや用いられていないからである。これによ
り殊に差ブロツクの符号化にとつて必要なビツトの数が
僅かになる。
符号化すべき信号の帯域制限はこれに無関係に演算ユ
ニツトT1により行なわれる。この帯域制限は、低域フイ
ルタのように作用するユニツトT1の遮断周波数がユニツ
トT2の遮断周波数を上回るように行なわなければならな
い。ユニツトPPから到来したブロツクの帯域制限は、障
害となる量子化雑音を低減する代わりに画像鮮明度を低
下させる。しかし後者による障害の方が程度が軽い。
ユニツトT2の低域通過特性はユニツトPPから到来した
ブロツクの係数と画像メモリBSから到来したブロツクの
係数との間の相関性の程度とユニツトT1の低域通過特性
とから決められる。
受信機側では復号化のためにブロツクがハイブリツト
復号器による復号化の場合同様に変形され、詳しくは、
本発明によるハイブリツト復号器の実施例は、本質的に
本発明のハイブリツト符号器の相応の変形実施例の一部
である。ハイブリツト復号器は相応のハイブリツト符号
器の帰還ループ内にあるすべてのユニツトを備えてい
る。例えば第2図の実施例の場合、ハイブリツト復号器
は入力バツフアメモリの他に、データブロツクのベクト
ル等軌跡空間への逆変換用のユニツトIFを有し、且つ加
算器ARと、画像メモリBSと濾波のための演算ユニツトFT
Iとを有する。これらすべてのユニツトは第2図のハイ
ブリツト符号器の相応のユニツトと同様にして相互に接
続されている。加算器ARの出力側は受信機側で同時にハ
イブリツト符号器の出力側になつている。この出力側に
生ずるブロツクな更に後処理され、これは実質的にブロ
ツク構造の解体を内容としており、これにより信号はモ
ニター上で一連のビデオ画像として可視にすることがで
きるようになる。
同様のことが、第3図および第4図の実施例のハイブ
リツト復号器にも当てはまる。
発明の効果 本発明の構成により、冒頭に述べた形式のハイブリツ
ト・コーデイツク方式において、量子化誤差に起因する
障害をともなうことなく伝送ビツトレートを低下させる
ことができるようになる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来技術によるハイブリツト符号器のブロツク
図、第2図,第3図および第4図は各々本発明によるハ
イブリツト・コーデイツク方式を用いるためのハイブリ
ツト符号器の実施例のブロツク図である。 PP……機能ユニツト,F,IF,T,FTI,T1,T2……演算ユニツ
ト、Q……量子化装置、BS……画像メモリ、P……バツ
フアメモリ、MUX……マルチプレクサ

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ハイブリツト符号器とハイブリツト復号器
    とを用いたデータ信号のハイブリツト・コーデイツク方
    式であつて、ハイブリツト符号器においてはビデオ画像
    のデータが同じ大きさのデータブロツクに分割されてお
    り、各データブロツクが先行するビデオ画像の相応する
    データブロツクと減算器により比較され、先行するビデ
    オ画像の相応するデータブロツクは画像メモリから取出
    され、減算器により得られた差ブロツクが第1の演算ユ
    ニツトを通過し、該第1の演算ユニツトが差ブロツクを
    マトリツクス変換し、この変換は、帰還結合路において
    逆マトリツクスで第2の演算ユニツトによつて再び解消
    せしめられ、再生された差ブロツクが加算器の第1入力
    側に供給され、該加算器の第2入力側にはその間に画像
    メモリからのデータブロツクが供給され、加算器の出力
    側は画像メモリのデータ入力側に接続されており、さら
    にハイブリツト復号器においては、前記第1の演算ユニ
    ツトから送出されて変換された差ブロツクが別の第2の
    演算ユニツトに供給され、該別の第2の演算ユニツトは
    ハイブリツト符号器の第2の演算ユニツト(IF)と同じ
    機能を有し、該同じ機能の別の第2の演算ユニツトの出
    力側が別の加算器の一方の入力側に接続されており、該
    別の加算器の他方の入力側は、ハイブリツト符号器の画
    像メモリ(BS)と同じ機能の別の画像メモリの出力側に
    接続されており、前記別の加算器の出力側が前記別の画
    像メモリの入力側に接続されているハイブリツト・コー
    デイツク方式において、ハイブリツト符号器の側で第1
    の演算ユニツト(F)に直列に第3の演算ユニツト(T;
    FTI;T1)が接続されており、該第3の演算ユニツトは低
    域通過特性を有するマトリツクス演算を行い、さらに各
    画像メモリ(BS)に直列に第4の演算ユニツト(FTI;T
    2)が接続されており、該第4の演算ユニツトは少なく
    とも低域通過特性を有するマトリツクス演算を行うこと
    を特徴とする、ハイブリツト・コーデイツク方式。
  2. 【請求項2】ハイブリツト符号器において、第1の演算
    増幅器(F)に第3の演算増幅器(T)が後置接続され
    ており、さらに画像メモリ(BS)の出力側(A)と加算
    器(AR)の第2入力側との間に第4の演算ユニツト(FT
    I)が挿入接続されており、該第4の演算ユニツトを用
    いて、第1の演算ユニツト(F)と第3の演算ユニツト
    (T)と第2の演算ユニツト(IF)とで順次行なわれる
    マトリツクス演算と同様の作用が行なわれる特許請求の
    範囲第1項記載のハイブリツト・コーデイツク方式。
  3. 【請求項3】第3の演算ユニツト(T)が低域通過特性
    を有するマトリツクス演算を行うのに用いるマトリツク
    スは、第1の演算ユニツト(F)のマトリツクス変換が
    余弦変換であるときに対角マトリツクスである特許請求
    の範囲第2項記載のハイブリツト・コーデイツク方式。
  4. 【請求項4】第3の演算増幅器(F)および第4の演算
    増幅器(FTI)のマトリツクスが適応形で可変である特
    許請求の範囲第2項記載のハイブリツト・コーデイツク
    方式。
  5. 【請求項5】ハイブリツト符号器において、減算器(S
    R)と第1の演算ユニツト(F)との間に第3の演算ユ
    ニツト(FTI)が挿入接続されており、該第3の演算ユ
    ニツトは各差ブロツクを用いて低域通過特性を有するマ
    トリツクス変換を行い、画像メモリ(BS)の出力側と加
    算器(AR)の第2入力側との間に第4の演算ユニツト
    (FTI)が挿入されており、該第4の演算ユニツトは前
    記の第3の演算ユニツト(FTI)と同一である特許請求
    の範囲第1項記載のハイブリツト・コーデイツク方式。
  6. 【請求項6】ハイブリツト符号器において、第3の演算
    ユニツト(T1)が減算器(SR)に前置接続されており、
    ビデオ画像の各データブロツクが減算器(SR)を用いた
    比較の前に、第3の演算ユニツト(T1)により低域通過
    特性を有するマトリツクス変換にかけられ、さらに画像
    メモリ(BS)の出力側(A)に直接的に、または画像メ
    モリ(BS)の入力側(E)に第4の演算ユニツト(T2)
    が設けられており、該第4の演算ユニツトも低域通過特
    性を有するマトリツクス変換を行う特許請求の範囲第1
    項記載のハイブリツト・コーデイツク方式。
  7. 【請求項7】ハイブリツト符号器において、低域通過特
    性を有する演算ユニツト(FTI,T1,T2)の動作がバツフ
    アメモリ(P)の充填状態または偏位ベクトルまたはこ
    れら両者に依存して変化する特許請求の範囲第1項記載
    のハイブリツト・コーデイツク方式。
  8. 【請求項8】減算器(SR)に前置接続された演算ユニツ
    ト(T1)の低域通過作用が、画像メモリ(BS)からのデ
    ータブロツクを濾波する演算ユニツト(T2)の低域通過
    作用よりも僅かである特許請求の範囲第6項記載のハイ
    ブリツト・コデイツク式。
  9. 【請求項9】ハイブリツト符号器とハイブリツト復号器
    とを用いたデータ信号のハイブリツト・コーデイツク方
    式であつて、ハイブリツト符号器においてはビデオ画像
    のデータが同じ大きさのデータブロツクに分割されてお
    り、各データブロツクが先行するビデオ画像の相応する
    データブロツクと減算器により比較され、先行するビデ
    オ画像の相応するデータブロツクは画像メモリから取出
    され、減算器により得られた差ブロツクが第1の演算ユ
    ニツトを通過し、該第1の演算ユニツトが差ブロツクを
    マトリツクス変換し、この変換は、帰還結合路において
    逆マトリツクスで第2の演算ユニツトによつて再び解消
    せしめられ、再生された差ブロツクが加算器の第1入力
    側に供給され、該加算器の第2入力側にはその間に画像
    メモリからのデータブロツクが供給され、加算器の出力
    側は画像メモリのデータ入力側に接続されており、さら
    にハイブリツト復号器においては、前記第1の演算ユニ
    ツトから送出されて変換された差ブロツクが別の第2の
    演算ユニツトに供給され、該別の第2の演算ユニツトは
    ハイブリツト符号器の第2の演算ユニツト(IF)と同じ
    機能を有し、該同じ機能の別の第2の演算ユニツトの出
    力側が別の加算器の一方の入力側に接続されており、該
    別の加算器の他方の入力側は、ハイブリツト符号器の画
    像メモリ(BS)と同じ機能の別の画像メモリの出力側に
    接続されており、前記別の加算器の出力側が前記別の画
    像メモリの入力側に接続されているハイブリツト・コー
    デツク方式にて、使用される前記ハイブリツド符号器に
    おいて第1の演算ユニツト(F)に直列に第3の演算ユ
    ニツト(T;FTI;T1)が接続されており、該第3の演算ユ
    ニツトは低域通過特性を有するマトリツクス演算を行
    い、さらに各画像メモリ(BS)に直列に第4の演算ユニ
    ツト(FT1;T2)が接続されており、該第4の演算ユニツ
    トは少くとも低域通過特性を有するマトリツクス演算を
    行うことを特徴とする、ハイブリツト・コーデイツク方
    式。
  10. 【請求項10】ハイブリツト符号器とハイブリツト復号
    器とを用いたデータ信号のハイブリツト・コーデイツク
    方式であつて、ハイブリツト符号器においてはビデオ画
    像のデータが同じ大きさのデータブロツクに分割されて
    おり、各データブロツクが先行するビデオ画像の相応す
    るデータブロツクと減算器により比較され、先行するビ
    デオ画像の相応するデータブロツクは画像メモリから取
    出され、減算器により得られた差ブロツクが第1の演算
    ユニツトを通過し、該第1の演算ユニツトが差ブロツク
    をマトリツクス変換し、この変換は、帰環結合路におい
    て逆マトリツクスで第2の演算ユニツトによつて再び解
    消せしめられ、再生された差ブロツクが加算器の第1入
    力側に供給され、該加算器の第2入力側にはその間に画
    像メモリからのデータブロツクが供給され、加算器の出
    力側は画像メモリのデータ入力側に接続されており、さ
    らにハイブリツト復号器においては、前記第1の演算ユ
    ニツトから送出されて変換された差ブロツクが別の第2
    の演算ユニツトに供給され、該別の第2の演算ユニツト
    はハイブリツト符号器の第2の演算ユニツト(IF)と同
    じ機能を有し、該同じ機能の別の第2の演算ユニツトの
    出力側が別の加算器の一方の入力側に接続されており、
    該別の加算器の他方の入力側は、ハイブリツト符号器の
    画像メモリ(BS)と同じ機能の別の画像メモリの出力側
    に接続されており、前記別の加算器の出力側が前記別の
    画像メモリの入力側に接続されているハイブリツト・コ
    ーデイツク方式にて、使用される前記ハイブリツト復号
    器において、前記符号器からのビデオ信号のデコーデイ
    ングのため別の画像メモリ(BS)に直列に別の第4の演
    算ユニツト(FT1;T2)が接続されており、該別の第4の
    演算ユニツトが少なくとも低域通過特性を有するマトリ
    ツクス演算を行う、ことを特徴とするハイブリツト・コ
    デイツク方式。
  11. 【請求項11】ハイブリツト復号器において、別の第4
    の演算ユニツトがハイブリツト符号器の第4の演算ユニ
    ツトと同じ機能であり、前記別の画像メモリ(BS)の出
    力側と前記別の加算器(AR)の他方の入力側との間に挿
    入接続されている特許請求の範囲第10項記載のハイブリ
    ツト・コーデイツク方式。
  12. 【請求項12】前記符号器から供給される信号の受信の
    ため前記画像メモリ(BS)の出力側(A)と加算器(A
    R)の他方の入力側との間に別の第4の演算ユニツトが
    設けられており、該別の第4の演算ユニツトは、ハイブ
    リツト符号器の画像メモリ(BS)の出力側と加算器との
    間に接続されている第4の演算ユニツトと同一である特
    許請求の範囲第10項記載のハイブリツト・コーデイツク
    方式。
  13. 【請求項13】前記の符号器から供給される信号の受信
    のため画像メモリ(BS)の出力側(A)と加算器(AR)
    の他方の入力側との間に第4の別の演算ユニツトが設け
    られており、該第4の別の演算ユニツトは、ハイブリツ
    ド符号と同じ機能を有する特許請求の範囲第10項記載の
    ハイブリツド・コーデイツク方式。
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