JPH0832660B2 - 光学活性なエステル誘導体およびその製造法 - Google Patents
光学活性なエステル誘導体およびその製造法Info
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- JPH0832660B2 JPH0832660B2 JP63135270A JP13527088A JPH0832660B2 JP H0832660 B2 JPH0832660 B2 JP H0832660B2 JP 63135270 A JP63135270 A JP 63135270A JP 13527088 A JP13527088 A JP 13527088A JP H0832660 B2 JPH0832660 B2 JP H0832660B2
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Description
【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明は、有機電子材料たとえば液晶材料特に画像表
示の応答性にすぐれた液晶材料として有用な光学活性な
エステル誘導体およびその製造法に関するものである。
示の応答性にすぐれた液晶材料として有用な光学活性な
エステル誘導体およびその製造法に関するものである。
〈従来の技術〉 従来から液晶の構成要素として種々の化合物が開発さ
れているが、コア部(すなわち、フェニル基またはビフ
ェニル基などの中核となる部分)に直結した不斉炭素原
子を有する化合物は極めて少なく、しかも該化合物の中
でも特定の構造を有し、本発明者らが見出した新規な化
合物である光学活性なエステル誘導体は強誘電性液晶化
合物または/および強誘電性液晶組成物として利用でき
るが、該光学活性なエステル誘導体およびその工業的有
利でかつ新規な製法は従来知られていない。
れているが、コア部(すなわち、フェニル基またはビフ
ェニル基などの中核となる部分)に直結した不斉炭素原
子を有する化合物は極めて少なく、しかも該化合物の中
でも特定の構造を有し、本発明者らが見出した新規な化
合物である光学活性なエステル誘導体は強誘電性液晶化
合物または/および強誘電性液晶組成物として利用でき
るが、該光学活性なエステル誘導体およびその工業的有
利でかつ新規な製法は従来知られていない。
〈発明が解決しようとする課題〉 本発明は、このように強誘電性液晶化合物または/お
よび強誘電性液晶組成物として有用な光学活性なエステ
ル誘導体およびその新規な製造法を提供するものであ
る。
よび強誘電性液晶組成物として有用な光学活性なエステ
ル誘導体およびその新規な製造法を提供するものであ
る。
〈課題を解決するための手段〉 本発明は一般式(II) (式中、Aは炭素数3〜20のアルキル基またはアルコキ
シル基を、lは1または2を示す) で示されるフェノール類と、一般式(III) (式中、Rは炭素数1〜20のハロゲン原子で置換されて
いてもよいアルキル基またはアルキルオキシアルキル基
を、R′は水酸基またはハロゲン原子を示す。mは1ま
たは2であり、*印は不斉炭素原子であることを示
す。) で示される光学活性カルボン酸類を反応させることを特
徴とする 一般式(I) (式中、A,R,l,mおよび*印は前記と同じ意味を有す
る) で示される光学活性なエステル誘導体およびその製造法
である。
シル基を、lは1または2を示す) で示されるフェノール類と、一般式(III) (式中、Rは炭素数1〜20のハロゲン原子で置換されて
いてもよいアルキル基またはアルキルオキシアルキル基
を、R′は水酸基またはハロゲン原子を示す。mは1ま
たは2であり、*印は不斉炭素原子であることを示
す。) で示される光学活性カルボン酸類を反応させることを特
徴とする 一般式(I) (式中、A,R,l,mおよび*印は前記と同じ意味を有す
る) で示される光学活性なエステル誘導体およびその製造法
である。
本発明で使用される一方の原料のフェノール類(II)
は、その多くが公知化合物であり、文献記載の方法に準
じて製造することができる。
は、その多くが公知化合物であり、文献記載の方法に準
じて製造することができる。
かかるフェノール類(II)としては、4−アルコキシ
フェノール、4−アルキルフェノール、4′−アルコキ
シ−4−ヒドロキシビフェニル、4′−アルキル−4−
ヒドロキシビフェニルが挙げられ、これらは金属フェノ
ラートとして使用することもできる。
フェノール、4−アルキルフェノール、4′−アルコキ
シ−4−ヒドロキシビフェニル、4′−アルキル−4−
ヒドロキシビフェニルが挙げられ、これらは金属フェノ
ラートとして使用することもできる。
ここで、上記のアルキルあるいはアルコキシを形成す
るアルキルとして、具体的にはプロピル、ブチル、ペン
チル、ヘキシル、ヘプチル、オクチル、ノニル、デシ
ル、ウンデシル、ドデシル、トリデシル、テトラデシ
ル、ペンタデシル、ヘキサデシル、ヘプタデシル、オク
タデシル、ノナデシル、エイコシルが挙げられる。
るアルキルとして、具体的にはプロピル、ブチル、ペン
チル、ヘキシル、ヘプチル、オクチル、ノニル、デシ
ル、ウンデシル、ドデシル、トリデシル、テトラデシ
ル、ペンタデシル、ヘキサデシル、ヘプタデシル、オク
タデシル、ノナデシル、エイコシルが挙げられる。
この反応における他方の原料である不斉炭素原子を含
んだ光学活性カルボン酸類(III)は、新規化合物であ
るが、たとえばアセチル安息香酸ベンジルエステルもし
くは4−アセチル−4′−ベンジルオキシカルボニルビ
フェニルを水素化ホウ素ナトリウムにて還元してアセチ
ル基をα−ヒドロキシエチル基としたのち、アセチルク
ロリド−ピリジンにて酢酸エステルとし、次いでこの酢
酸エステルをエステラーゼたとえばリパーゼを用いて不
斉水解して光学活性なα−ヒドロキシエチル基としたの
ち、脂肪族カルボン酸もしくはその誘導体を用いてエス
テル化し、最後にパラジウム系触媒の存在下に、水素添
加して脱ベンジル化することにより製造することができ
る。
んだ光学活性カルボン酸類(III)は、新規化合物であ
るが、たとえばアセチル安息香酸ベンジルエステルもし
くは4−アセチル−4′−ベンジルオキシカルボニルビ
フェニルを水素化ホウ素ナトリウムにて還元してアセチ
ル基をα−ヒドロキシエチル基としたのち、アセチルク
ロリド−ピリジンにて酢酸エステルとし、次いでこの酢
酸エステルをエステラーゼたとえばリパーゼを用いて不
斉水解して光学活性なα−ヒドロキシエチル基としたの
ち、脂肪族カルボン酸もしくはその誘導体を用いてエス
テル化し、最後にパラジウム系触媒の存在下に、水素添
加して脱ベンジル化することにより製造することができ
る。
このような光学活性カルボン酸類としては4−(1−
アルキルカルボニルオキシエチル)安息香酸、4′−
(1−アルキルカルボニルオキシエチル)−4−ビフェ
ニルカルボン酸、4−(1−アルコキシアルキルカルボ
ニルオキシエチル)安息香酸、4′−(1−アルコキシ
アルキルカルボニルオキシエチル)−4−ビフェニルカ
ルボン酸などが例示され、これらは酸ハライド(たとえ
ば酸クロライド、酸ブロマイド)として使用することも
できる。
アルキルカルボニルオキシエチル)安息香酸、4′−
(1−アルキルカルボニルオキシエチル)−4−ビフェ
ニルカルボン酸、4−(1−アルコキシアルキルカルボ
ニルオキシエチル)安息香酸、4′−(1−アルコキシ
アルキルカルボニルオキシエチル)−4−ビフェニルカ
ルボン酸などが例示され、これらは酸ハライド(たとえ
ば酸クロライド、酸ブロマイド)として使用することも
できる。
ここで、上記のアルキルカルボニルもしくはアルコキ
シアルキルカルボニルとは前記一般式(III)における
−CO−Rに相当し、その置換基Rとして具体的にはメチ
ル、エチル、プロピル、ブチル、ペンチル、ヘキシル、
ヘプチル、オクチル、ノニル、デシル、ウンデシル、ド
デシル、トリデシル、テトラデシル、ペンタデシル、ヘ
キサデシル、ヘプタデシル、オクタデシル、ノナデシ
ル、エイコシル、1−メチルエチル、2−メチルブチ
ル、2,3−ジメチルブチル、2,3,3−トリメチルブチル、
2−メチルペンチル、3−メチルペンチル、2,3−ジメ
チルペンチル、2,4−ジメチルペンチル、2,3,3,4−テト
ラメチルペンチル、2−メチルヘキシル、3−メチルヘ
キシル、4−メチルヘキシル、2,5−ジメチルヘキシ
ル、2−メチルヘプチル、2−メチルオクチル、2−ト
リハロメチルペンチル、2−トリハロメチルヘキシル、
2−トリハロメチルヘプチル、2−ハロプロピル、3−
ハロ−2−メチルプロピル、2,3−ジハロプロピル、2
−ハロブチル、3−ハロブチル、2,3−ジハロブチル、
2,4−ジハロブチル、3,4−ジハロブチル、2−ハロ−3
−メチルブチル、2−ハロ−3,3−ジメチルブチル、2
−ハロペンチル、3−ハロペンチル、4−ハロペンチ
ル、2,4−ジハロペンチル、2,5−ジハロペンチル、2−
ハロ−3−メチルペンチル、2−ハロ−4−メチルペン
チル、2−ハロ−3−モノハロメチル−4−メチルペン
チル、2−ハロヘキシル、3−ハロヘキシル、4−ハロ
ヘキシル、5−ハロヘキシル、2−ハロヘプチル、2−
ハロオクチル(但し上記アルキル基中ハロとは、フッ
素、塩素、臭素又はヨウ素を表す)、メトキシメチル、
メトキシエチル、メトキシプロピル、メトキシブチル、
メトキシペンチル、メトキシヘキシル、メトキシヘプチ
ル、メトキシオクチル、メトキシノニル、メトキシデシ
ル、エトキシメチル、エトキシエチル、エトキシプロピ
ル、エトキシブチル、エトキシペンチル、エトキシヘキ
シル、エトキシヘプチル、エトキシオクチル、エトキシ
ノニル、エトキシデシル、プロポキシメチル、プロポキ
シエチル、プロポキシプロピル、プロポキシブチル、プ
ロポキシペンチル、プロポキシヘキシル、プロポキシオ
クチル、プロポキシデシル、ブトキシメチル、ブトキシ
エチル、ブトキシプロピル、ブトキシブチル、ブトキシ
ペンチル、ブトキシヘキシル、ブトキシヘプチル、ブト
キシノニル、ペンチルオキシメチル、ペンチルオキシエ
チル、ペンチルオキシプロピル、ペンチルオキシブチ
ル、ペンチルオキシペンチル、ペンチルオキシオクチ
ル、ペンチルオキシデシル、ヘキシルオキシメチル、ヘ
キシルオキシエチル、ヘキシルオキシプロピル、ヘキシ
ルオキシブチル、ヘキシルオキシペンチル、ヘキシルオ
キシヘキシル、ヘキシルオキシオクチル、ヘキシルオキ
シノニル、ヘキシルオキシデシル、ヘプチルオキシメチ
ル、ヘプチルオキシエチル、ヘプチルオキシプロピル、
ヘプチルオキシペンチル、オクチルオキシメチル、オク
チルオキシエチル、デシルオキシメチル、デシルオキシ
エチル、デシルオキシプロピルなどがあげられる。
シアルキルカルボニルとは前記一般式(III)における
−CO−Rに相当し、その置換基Rとして具体的にはメチ
ル、エチル、プロピル、ブチル、ペンチル、ヘキシル、
ヘプチル、オクチル、ノニル、デシル、ウンデシル、ド
デシル、トリデシル、テトラデシル、ペンタデシル、ヘ
キサデシル、ヘプタデシル、オクタデシル、ノナデシ
ル、エイコシル、1−メチルエチル、2−メチルブチ
ル、2,3−ジメチルブチル、2,3,3−トリメチルブチル、
2−メチルペンチル、3−メチルペンチル、2,3−ジメ
チルペンチル、2,4−ジメチルペンチル、2,3,3,4−テト
ラメチルペンチル、2−メチルヘキシル、3−メチルヘ
キシル、4−メチルヘキシル、2,5−ジメチルヘキシ
ル、2−メチルヘプチル、2−メチルオクチル、2−ト
リハロメチルペンチル、2−トリハロメチルヘキシル、
2−トリハロメチルヘプチル、2−ハロプロピル、3−
ハロ−2−メチルプロピル、2,3−ジハロプロピル、2
−ハロブチル、3−ハロブチル、2,3−ジハロブチル、
2,4−ジハロブチル、3,4−ジハロブチル、2−ハロ−3
−メチルブチル、2−ハロ−3,3−ジメチルブチル、2
−ハロペンチル、3−ハロペンチル、4−ハロペンチ
ル、2,4−ジハロペンチル、2,5−ジハロペンチル、2−
ハロ−3−メチルペンチル、2−ハロ−4−メチルペン
チル、2−ハロ−3−モノハロメチル−4−メチルペン
チル、2−ハロヘキシル、3−ハロヘキシル、4−ハロ
ヘキシル、5−ハロヘキシル、2−ハロヘプチル、2−
ハロオクチル(但し上記アルキル基中ハロとは、フッ
素、塩素、臭素又はヨウ素を表す)、メトキシメチル、
メトキシエチル、メトキシプロピル、メトキシブチル、
メトキシペンチル、メトキシヘキシル、メトキシヘプチ
ル、メトキシオクチル、メトキシノニル、メトキシデシ
ル、エトキシメチル、エトキシエチル、エトキシプロピ
ル、エトキシブチル、エトキシペンチル、エトキシヘキ
シル、エトキシヘプチル、エトキシオクチル、エトキシ
ノニル、エトキシデシル、プロポキシメチル、プロポキ
シエチル、プロポキシプロピル、プロポキシブチル、プ
ロポキシペンチル、プロポキシヘキシル、プロポキシオ
クチル、プロポキシデシル、ブトキシメチル、ブトキシ
エチル、ブトキシプロピル、ブトキシブチル、ブトキシ
ペンチル、ブトキシヘキシル、ブトキシヘプチル、ブト
キシノニル、ペンチルオキシメチル、ペンチルオキシエ
チル、ペンチルオキシプロピル、ペンチルオキシブチ
ル、ペンチルオキシペンチル、ペンチルオキシオクチ
ル、ペンチルオキシデシル、ヘキシルオキシメチル、ヘ
キシルオキシエチル、ヘキシルオキシプロピル、ヘキシ
ルオキシブチル、ヘキシルオキシペンチル、ヘキシルオ
キシヘキシル、ヘキシルオキシオクチル、ヘキシルオキ
シノニル、ヘキシルオキシデシル、ヘプチルオキシメチ
ル、ヘプチルオキシエチル、ヘプチルオキシプロピル、
ヘプチルオキシペンチル、オクチルオキシメチル、オク
チルオキシエチル、デシルオキシメチル、デシルオキシ
エチル、デシルオキシプロピルなどがあげられる。
尚、これらのハロゲン原子で置換されていてもよいア
ルキル基もしくはアルコキシアルキル基は光学活性基で
あってもよい。
ルキル基もしくはアルコキシアルキル基は光学活性基で
あってもよい。
これらの光学活性基を有する光学活性カルボン酸のう
ちのあるものは、対応するアルコールの酸化、アミノ酸
の還元的脱アミノ化により得られる。またあるものは天
然に存在するか、又は分割により得られる次のような光
学活性アミノ酸及び光学活性オキシ酸から誘導すること
ができる。
ちのあるものは、対応するアルコールの酸化、アミノ酸
の還元的脱アミノ化により得られる。またあるものは天
然に存在するか、又は分割により得られる次のような光
学活性アミノ酸及び光学活性オキシ酸から誘導すること
ができる。
アラニン、バリン、ロイシン、イソロイシン、フェニ
ルアラニン、セリン、スレオニン、アロスレオニン、ホ
モセリン、アロイソロイシン、tert−ロイシン、2−ア
ミノ酪酸、ノルバリン、ノルロイシン、オルニチン、リ
ジン、ヒドロキシリジン、フェニルグリシン、トリフル
オロアラニン、アスパラギン酸、グルタミン酸、乳酸、
マンデル酸、トロパ酸、3−ヒドロキシ酪酸、リンゴ
酸、酒石酸、イソプロピルリンゴ酸等。
ルアラニン、セリン、スレオニン、アロスレオニン、ホ
モセリン、アロイソロイシン、tert−ロイシン、2−ア
ミノ酪酸、ノルバリン、ノルロイシン、オルニチン、リ
ジン、ヒドロキシリジン、フェニルグリシン、トリフル
オロアラニン、アスパラギン酸、グルタミン酸、乳酸、
マンデル酸、トロパ酸、3−ヒドロキシ酪酸、リンゴ
酸、酒石酸、イソプロピルリンゴ酸等。
フェノール類(II)と光学活性カルボン酸類(III)
との反応は、通常のエステル化法を適用することがで
き、溶媒の存在下あるいは非存在下に、触媒を用いて反
応させることにより行うことができる。
との反応は、通常のエステル化法を適用することがで
き、溶媒の存在下あるいは非存在下に、触媒を用いて反
応させることにより行うことができる。
この反応において溶媒を使用する場合、その溶媒とし
てはたとえばテトラヒドロフラン、エチルエーテル、ア
セトン、メチルエチルケトン、トルエン、ベンゼン、ク
ロルベンゼン、ジクロルメタン、ジクロルエタン、クロ
ロホルム、四塩化炭素、ジメチルホルムアミド、ヘキサ
ンまたはピリジン等の脂肪族もしくは芳香族炭化水素、
エーテル、ハロゲン化炭化水素、有機アミン等の反応に
不活性な溶媒の単独または混合物があげられる。その使
用量については特に制限なく使用することができる。
てはたとえばテトラヒドロフラン、エチルエーテル、ア
セトン、メチルエチルケトン、トルエン、ベンゼン、ク
ロルベンゼン、ジクロルメタン、ジクロルエタン、クロ
ロホルム、四塩化炭素、ジメチルホルムアミド、ヘキサ
ンまたはピリジン等の脂肪族もしくは芳香族炭化水素、
エーテル、ハロゲン化炭化水素、有機アミン等の反応に
不活性な溶媒の単独または混合物があげられる。その使
用量については特に制限なく使用することができる。
この反応において、光学活性カルボン酸類(III)は
高価であるため、これらの相手原料であるフェノール類
(II)をこれらに対して過剰量用いて反応を行うことが
好ましく、通常1〜4当量倍、好ましくは1〜2当量倍
用いられる。
高価であるため、これらの相手原料であるフェノール類
(II)をこれらに対して過剰量用いて反応を行うことが
好ましく、通常1〜4当量倍、好ましくは1〜2当量倍
用いられる。
触媒としては、たとえばジメチルアミノピリジン、ト
リエチルアミン、トリ−n−ブチルアミン、ピリジン、
ピコリン、リジン、イミダゾール、炭酸ナトリウム、ナ
トリウムメチラート、炭酸水素カリウム等の有機あるい
は無機塩基性物質があげられる。
リエチルアミン、トリ−n−ブチルアミン、ピリジン、
ピコリン、リジン、イミダゾール、炭酸ナトリウム、ナ
トリウムメチラート、炭酸水素カリウム等の有機あるい
は無機塩基性物質があげられる。
また、トルエンスルホン酸、メタンスルホン酸、硫酸
などの有機酸あるいは無機酸を触媒として用いることも
できる。
などの有機酸あるいは無機酸を触媒として用いることも
できる。
触媒の使用量は使用する各反応原料の種類と使用する
触媒の組合せ等によっても異なり、必ずしも特定できな
いが、たとえば酸ハライドを使用する場合には当該酸ハ
ライドに対して1当量倍以上の塩基性物質が使用され
る。
触媒の組合せ等によっても異なり、必ずしも特定できな
いが、たとえば酸ハライドを使用する場合には当該酸ハ
ライドに対して1当量倍以上の塩基性物質が使用され
る。
さらには、一般式(III)で示される光学活性カルボ
ン酸類が光学活性カルボン酸である場合に、N,N′−ジ
シクロヘキシルカルボジイミド、N−シクロヘキシル−
N′−(4−ジエチルアミノ)シクロヘキシルカルボジ
イミドなどのカルボジイミドが縮合剤として好ましく使
用され必要により4−ピロリジノピリジン、ピリジン、
トリエチルアミン等の有機塩基を併用することもでき
る。
ン酸類が光学活性カルボン酸である場合に、N,N′−ジ
シクロヘキシルカルボジイミド、N−シクロヘキシル−
N′−(4−ジエチルアミノ)シクロヘキシルカルボジ
イミドなどのカルボジイミドが縮合剤として好ましく使
用され必要により4−ピロリジノピリジン、ピリジン、
トリエチルアミン等の有機塩基を併用することもでき
る。
この場合の縮合剤の使用量は光学活性カルボン酸に対
して通常1〜1.2当量倍であり、有機塩基を併用する場
合、有機塩基の使用量は縮合剤に対して0.01〜0.2当量
倍である。
して通常1〜1.2当量倍であり、有機塩基を併用する場
合、有機塩基の使用量は縮合剤に対して0.01〜0.2当量
倍である。
フェノール類(II)と光学活性カルボン酸類(III)
との反応における反応温度は通常−30℃〜100℃である
が、好ましくは−25℃〜80℃である。
との反応における反応温度は通常−30℃〜100℃である
が、好ましくは−25℃〜80℃である。
反応時間は特に制限されない。
反応終了後、通常の分離手段、たとえば抽出、分液、
濃縮等により反応混合物から目的とする一般式(I)で
示される光学活性なエステル誘導体を単離することがで
き、必要によりカラムクロマトグラフィー、再結晶など
で精製することができる。
濃縮等により反応混合物から目的とする一般式(I)で
示される光学活性なエステル誘導体を単離することがで
き、必要によりカラムクロマトグラフィー、再結晶など
で精製することができる。
かくして得られる光学活性なエステル誘導体として、
具体的には以下の化合物が例示される。
具体的には以下の化合物が例示される。
4−〔1−アルキル(炭素数1〜20の)カルボニルオ
キシエチル〕安息香酸4−〔アルキル(炭素数3〜20
の)〕フェニルエステル、4−〔1−アルキル(炭素数
1〜20の)カルボニルオキシエチル〕安息香酸4−〔ア
ルキル(炭素数3〜20の)オキシ〕フェニルエステル、
4−〔1−アルキル(炭素数1〜20の)カルボニルオキ
シエチル〕安息香酸4′−〔アルキル(炭素数3〜20
の)〕ビフェニルエステル、4−〔1−アルキル(炭素
数1〜20の)カルボニルオキシエチル〕安息香酸4′−
〔アルキル(炭素数3〜20の)オキシ〕ビフェニルエス
テル、4−{4−〔1−アルキル(炭素数1〜20の)カ
ルボニルオキシエチル〕}安息香酸〔4−〔アルキル
(炭素数3〜20の)〕フェニルエステル、4−{4−
〔1−アルキル(炭素数1〜20の)カルボニルオキシエ
チル〕フェニル}安息香酸〔4−アルキル(炭素数3〜
20の)オキシ〕フェニルエステル、4−{4−〔1−ア
ルキル(炭素数1〜20の)カルボニルオキシエチル〕フ
ェニル}安息香酸〔4′−アルキル(炭素数3〜20
の)〕ビフェニリルエステル、4−{4−〔1−アルキ
ル(炭素数1〜20の)カルボニルオキシエチル〕フェニ
ル}安息香酸〔4′−アルキル(炭素数3〜20の)オキ
シ〕ビフェニリルエステル。
キシエチル〕安息香酸4−〔アルキル(炭素数3〜20
の)〕フェニルエステル、4−〔1−アルキル(炭素数
1〜20の)カルボニルオキシエチル〕安息香酸4−〔ア
ルキル(炭素数3〜20の)オキシ〕フェニルエステル、
4−〔1−アルキル(炭素数1〜20の)カルボニルオキ
シエチル〕安息香酸4′−〔アルキル(炭素数3〜20
の)〕ビフェニルエステル、4−〔1−アルキル(炭素
数1〜20の)カルボニルオキシエチル〕安息香酸4′−
〔アルキル(炭素数3〜20の)オキシ〕ビフェニルエス
テル、4−{4−〔1−アルキル(炭素数1〜20の)カ
ルボニルオキシエチル〕}安息香酸〔4−〔アルキル
(炭素数3〜20の)〕フェニルエステル、4−{4−
〔1−アルキル(炭素数1〜20の)カルボニルオキシエ
チル〕フェニル}安息香酸〔4−アルキル(炭素数3〜
20の)オキシ〕フェニルエステル、4−{4−〔1−ア
ルキル(炭素数1〜20の)カルボニルオキシエチル〕フ
ェニル}安息香酸〔4′−アルキル(炭素数3〜20
の)〕ビフェニリルエステル、4−{4−〔1−アルキ
ル(炭素数1〜20の)カルボニルオキシエチル〕フェニ
ル}安息香酸〔4′−アルキル(炭素数3〜20の)オキ
シ〕ビフェニリルエステル。
以上例示のアルキル(炭素数1〜20の)はハロゲン原
子で置換されていてもよく、これらのハロゲン原子で置
換されていてもよいアルキルは分岐したアルキルでもよ
い。
子で置換されていてもよく、これらのハロゲン原子で置
換されていてもよいアルキルは分岐したアルキルでもよ
い。
また、これらのアルキルは光学活性アルキルであって
もよい。
もよい。
さらに以下に例示するアルキルオキシアルキルカルボ
ニルオキシエチルフェニル(またはビフェニリル)ベン
ゾエートもまたあげられる。
ニルオキシエチルフェニル(またはビフェニリル)ベン
ゾエートもまたあげられる。
4−〔1−アルキルオキシアルキル(炭素数1〜20
の)カルボニルオキシエチル〕安息香酸4−〔アルキル
(炭素数3〜20の)〕フェニルエステル、4−〔1−ア
ルキルオキシアルキル(炭素数1〜20の)カルボニルオ
キシエチル〕安息香酸4−〔アルキル(炭素数3〜20
の)オキシ〕フェニルエステル、4−〔1−アルキルオ
キシアルキル(炭素数1〜20の)カルボニルオキシエチ
ル〕安息香酸4′−〔アルキル(炭素数3〜20の)〕ビ
フェニリルエステル、4−〔1−アルキルオキシアルキ
ル(炭素数1〜20の)カルボニルオキシエチル〕安息香
酸4′−〔アルキル(炭素数3〜20の)オキシ〕ビフェ
ニリルエステル、4−{4−〔1−アルキルオキシアル
キル(炭素数1〜20の)のカルボニルオキシエチル〕}
安息香酸〔4−〔アルキル(炭素数3〜20の)〕フェニ
ルエステル、4−{4−〔1−アルキルオキシアルキル
(炭素数1〜20の)カルボニルオキシエチル〕フェニ
ル}安息香酸〔4−アルキル(炭素数3〜20の)オキ
シ〕フェニルエステル、4−{4−〔1−アルキルオキ
シアルキル(炭素数1〜20の)カルボニルオキシエチ
ル〕フェニル}安息香酸〔4′−アルキル(炭素数3〜
20の)〕ビフェニリルエステル、4−{4−〔1−アル
キルオキシアルキル(炭素数1〜20の)カルボニルオキ
シエチル〕フェニル}安息香酸〔4′−アルキル(炭素
数3〜20の)オキシ〕ビフェニリルエステル。以上のア
ルキルオキシアルキルカルボニルオキシエチルフェニル
(またはビフェニリル)ベンゾエートのアルキルオキシ
アルキル(炭素数1〜20の)はハロゲン原子で置換され
ていてもよく、これらのハロゲン原子で置換されていて
もよいアルキルオキシアルキルは分岐したアルキルオキ
シアルキルでもよい。
の)カルボニルオキシエチル〕安息香酸4−〔アルキル
(炭素数3〜20の)〕フェニルエステル、4−〔1−ア
ルキルオキシアルキル(炭素数1〜20の)カルボニルオ
キシエチル〕安息香酸4−〔アルキル(炭素数3〜20
の)オキシ〕フェニルエステル、4−〔1−アルキルオ
キシアルキル(炭素数1〜20の)カルボニルオキシエチ
ル〕安息香酸4′−〔アルキル(炭素数3〜20の)〕ビ
フェニリルエステル、4−〔1−アルキルオキシアルキ
ル(炭素数1〜20の)カルボニルオキシエチル〕安息香
酸4′−〔アルキル(炭素数3〜20の)オキシ〕ビフェ
ニリルエステル、4−{4−〔1−アルキルオキシアル
キル(炭素数1〜20の)のカルボニルオキシエチル〕}
安息香酸〔4−〔アルキル(炭素数3〜20の)〕フェニ
ルエステル、4−{4−〔1−アルキルオキシアルキル
(炭素数1〜20の)カルボニルオキシエチル〕フェニ
ル}安息香酸〔4−アルキル(炭素数3〜20の)オキ
シ〕フェニルエステル、4−{4−〔1−アルキルオキ
シアルキル(炭素数1〜20の)カルボニルオキシエチ
ル〕フェニル}安息香酸〔4′−アルキル(炭素数3〜
20の)〕ビフェニリルエステル、4−{4−〔1−アル
キルオキシアルキル(炭素数1〜20の)カルボニルオキ
シエチル〕フェニル}安息香酸〔4′−アルキル(炭素
数3〜20の)オキシ〕ビフェニリルエステル。以上のア
ルキルオキシアルキルカルボニルオキシエチルフェニル
(またはビフェニリル)ベンゾエートのアルキルオキシ
アルキル(炭素数1〜20の)はハロゲン原子で置換され
ていてもよく、これらのハロゲン原子で置換されていて
もよいアルキルオキシアルキルは分岐したアルキルオキ
シアルキルでもよい。
また、これらのアルキルオキシアルキルは光学活性な
アルキルオキシアルキルであってもよい。
アルキルオキシアルキルであってもよい。
尚、前記例示において、アルキル(炭素数1〜20の)
カルボニルオキシもしくはアルキルオキシアルキル(炭
素数1〜20の)カルボニルオキシのアルキルあるいはア
ルキルオキシアルキルは先に例示したものなどがあげら
れる。
カルボニルオキシもしくはアルキルオキシアルキル(炭
素数1〜20の)カルボニルオキシのアルキルあるいはア
ルキルオキシアルキルは先に例示したものなどがあげら
れる。
〈発明の効果〉 かくして、本発明の方法によれば、光スイッチング素
子または液晶素子材料等として利用され、非常に有用な
光学活性なエステル誘導体が工業的有利に製造される。
子または液晶素子材料等として利用され、非常に有用な
光学活性なエステル誘導体が工業的有利に製造される。
〈実施例〉 以下、実施例により本発明を説明する。
実施例1 (+)−4−(1−ブチリルオキシエチル)安息香酸
2.36g(10ミリモル)とオキサリルクロリドより調製し
た酸クロリドを、4′−オクチルオキシ−4−ヒドロキ
シビフェニル3.58g(12ミリモル)、ピリジン10gおよび
ジクロルエタン30gからなる溶液中に室温にて加える。
同温度にて5時間撹拌ののち、さらに50℃にて3時間撹
拌する。反応終了後、ジクロルエタン30gを加え、水、1
N−塩酸水、2%炭酸ナトリウム、水にて順次洗浄す
る。ジクロルエタン層を減圧下に濃縮して溶媒を留去、
得られた白色個体をシリカゲルカラムクロマトグラフィ
ーで精製して(+)−4−(1−ブチリルオキシエチ
ル)安息香酸4′−(オクチルオキシ)−4−ビフェニ
リルエステル4.8g(収率93%)を得た。
2.36g(10ミリモル)とオキサリルクロリドより調製し
た酸クロリドを、4′−オクチルオキシ−4−ヒドロキ
シビフェニル3.58g(12ミリモル)、ピリジン10gおよび
ジクロルエタン30gからなる溶液中に室温にて加える。
同温度にて5時間撹拌ののち、さらに50℃にて3時間撹
拌する。反応終了後、ジクロルエタン30gを加え、水、1
N−塩酸水、2%炭酸ナトリウム、水にて順次洗浄す
る。ジクロルエタン層を減圧下に濃縮して溶媒を留去、
得られた白色個体をシリカゲルカラムクロマトグラフィ
ーで精製して(+)−4−(1−ブチリルオキシエチ
ル)安息香酸4′−(オクチルオキシ)−4−ビフェニ
リルエステル4.8g(収率93%)を得た。
更なる精製はエタノールからの再結晶によった。
旋光度▲〔α〕20 D▼+60°(c=1,CHCl3) 実施例2 (+)−4−(1−ブチリルオキシエチル)安息香酸
にかえて(+)−4−(1−ヘキサノイルオキシエチ
ル)安息香酸2.6gを使用する以外は実施例1と同様に反
応、後処理、精製して(+)−4−(1−ヘキサノイル
オキシエチル)安息香酸4′−(オクチルオキシ)−4
−ビフェニリルエステル5.28g(収率94%)を得た。
にかえて(+)−4−(1−ヘキサノイルオキシエチ
ル)安息香酸2.6gを使用する以外は実施例1と同様に反
応、後処理、精製して(+)−4−(1−ヘキサノイル
オキシエチル)安息香酸4′−(オクチルオキシ)−4
−ビフェニリルエステル5.28g(収率94%)を得た。
▲〔α〕20 D▼+57°(c=1,CHCl3) 実施例3 (+)−4−(1−ブチリルオキシエチル)安息香酸
にかえて(+)−4−(1−デカノイルオキシエチル)
安息香酸3.2gを使用する以外は実施例1と同様に反応、
後処理、精製して(+)−4−(1−デカノイルオキシ
エチル)安息香酸4′−(オクチルオキシ)−4−ビフ
ェニリルエステル5.75g(収率93%)を得た。
にかえて(+)−4−(1−デカノイルオキシエチル)
安息香酸3.2gを使用する以外は実施例1と同様に反応、
後処理、精製して(+)−4−(1−デカノイルオキシ
エチル)安息香酸4′−(オクチルオキシ)−4−ビフ
ェニリルエステル5.75g(収率93%)を得た。
▲〔α〕20 D▼+40°(c=1,CHCl3) 実施例4〜12 実施例1の方法に準じて表−1に示す化合物を得た。
それぞれの化合物について相転位温度を表−1に示す。
それぞれの化合物について相転位温度を表−1に示す。
尚、実施例1〜3で得た化合物についても、その相転
位温度を表−1に併せて示した。
位温度を表−1に併せて示した。
実施例13 (−)−4−(1−2(S)−メチルブチリルオキシ
エチル)安息香酸2.5g(10ミリモル)と4′−オクチル
オキシ−4−ヒドロキシビフェニル3.58g(12ミリモ
ル)を無水ジクロルメタン50mlに溶かし、これにジシク
ロヘキシルカルボジイミド2.47g(12ミリモル)と4−
ピロリジノピリジン0.08gを加え、室温で10時間撹拌す
る。
エチル)安息香酸2.5g(10ミリモル)と4′−オクチル
オキシ−4−ヒドロキシビフェニル3.58g(12ミリモ
ル)を無水ジクロルメタン50mlに溶かし、これにジシク
ロヘキシルカルボジイミド2.47g(12ミリモル)と4−
ピロリジノピリジン0.08gを加え、室温で10時間撹拌す
る。
反応終了後、生じた白色沈澱を濾別し、濾液を減圧下
に濃縮し、得られた濃縮残渣をシリカゲルカラムクロマ
トグラフィーで精製し、(−)−4−(1−2(S)−
メチルブチリルオキシエチル)安息香酸4−オクチルオ
キシビフェニリルエステル4.88g(収率92%)を得た。
に濃縮し、得られた濃縮残渣をシリカゲルカラムクロマ
トグラフィーで精製し、(−)−4−(1−2(S)−
メチルブチリルオキシエチル)安息香酸4−オクチルオ
キシビフェニリルエステル4.88g(収率92%)を得た。
▲〔α〕20 D▼−39.5°(c=1,CHCl3) 実施例14 (+)−4′−(1−ヘキサノイルオキシエチル)−
4−ビフェニルカルボン酸3.65g(10ミリモル)と4−
オクチルオキシフェノール2.27g(12ミリモル)を無水
ジクロルメタン50mlに溶かし、これにジシクロヘキシル
カルボジイミド3.09g(15ミリモル)と4−ピロリジノ
ピリジン0.1gを加え、室温で6時間撹拌を行う。
4−ビフェニルカルボン酸3.65g(10ミリモル)と4−
オクチルオキシフェノール2.27g(12ミリモル)を無水
ジクロルメタン50mlに溶かし、これにジシクロヘキシル
カルボジイミド3.09g(15ミリモル)と4−ピロリジノ
ピリジン0.1gを加え、室温で6時間撹拌を行う。
反応終了後、生じた白色沈澱を濾別し、有機層にジク
ロルメタン150gを加えた後、水、5%酢酸水、水、5%
重曹水、水により順次洗浄する。
ロルメタン150gを加えた後、水、5%酢酸水、水、5%
重曹水、水により順次洗浄する。
ジクロルメタン層を減圧下に濃縮し、得られた白色個
体残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーで精製し
て(+)−4′−(1−ヘキサノイルオキシエチル)−
4−ビフェニルカルボン酸4−オクチルオキシフェニル
エステル4.96g(収率92.5%)を得た。
体残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーで精製し
て(+)−4′−(1−ヘキサノイルオキシエチル)−
4−ビフェニルカルボン酸4−オクチルオキシフェニル
エステル4.96g(収率92.5%)を得た。
更なる精製はエタノールからの再結晶によった。
旋光度▲〔α〕20 D▼+55°(c=1,CHCl3) 実施例15〜24 実施例14の方法に準じて表−2に示す化合物を得た。
それぞれの化合物について相転位温度を表−2に示す。
それぞれの化合物について相転位温度を表−2に示す。
実施例25 (−)−4−(1−アセチルオキシエチル)安息香酸
2.08g(10ミリモル)とオキサリルクロリドより調製し
た酸クロリドを、4−(オクチルオキシ)フェノール2.
66g(12ミリモル)、ピリジン10gおよびトルエン30gか
らなる溶液中に室温にて加える。同温度にて1時間、40
〜50℃にて3時間撹拌する。反応終了後、実施例1に準
じて後処理、精製して(−)−4−(1−アセチルオキ
シエチル)安息香酸4−(オクチルオキシ)フェニルエ
ステル3.95g(収率96%)を得た。
2.08g(10ミリモル)とオキサリルクロリドより調製し
た酸クロリドを、4−(オクチルオキシ)フェノール2.
66g(12ミリモル)、ピリジン10gおよびトルエン30gか
らなる溶液中に室温にて加える。同温度にて1時間、40
〜50℃にて3時間撹拌する。反応終了後、実施例1に準
じて後処理、精製して(−)−4−(1−アセチルオキ
シエチル)安息香酸4−(オクチルオキシ)フェニルエ
ステル3.95g(収率96%)を得た。
旋光度▲〔α〕20 D▼−54°(c=1,CHCl3) 実施例26 (−)−4−(1−アセチルオキシエチル)安息香酸
にかえて(−)−4−(1−ヘキサノイルオキシエチ
ル)安息香酸2.6gを使用する以外は実施例25と同様に反
応、後処理、精製して(−)−p−(1−ヘキサノイル
オキシエチル)安息香酸4−(オクチルオキシ)フェニ
ルエステル4.43g(収率95.5%)を得た。
にかえて(−)−4−(1−ヘキサノイルオキシエチ
ル)安息香酸2.6gを使用する以外は実施例25と同様に反
応、後処理、精製して(−)−p−(1−ヘキサノイル
オキシエチル)安息香酸4−(オクチルオキシ)フェニ
ルエステル4.43g(収率95.5%)を得た。
旋光度▲〔α〕20 D▼−40°(c=1,CHCl3) 参考例1 表−3に光学活性なエステル誘導体の自発分極の測定
値を示す。
値を示す。
尚、測定値はいずれも▲S* c▼上限温度から10℃低い
温度における値である。
温度における値である。
参考例2 上記3種の液晶化合物を所定のモル比となるように加
熱溶融しながら混合して液晶組成物を作成した。
熱溶融しながら混合して液晶組成物を作成した。
得られた液晶組成物は38℃以下でカイラルスメクチッ
クC相(Sc*)を示し、25℃での自発分極は30nC/cm2で
あった。
クC相(Sc*)を示し、25℃での自発分極は30nC/cm2で
あった。
尚、上記2種の公知化合物の等モル混合物は35℃以下
でSc*相を示し、自発分極は4nC/cm2であった。
でSc*相を示し、自発分極は4nC/cm2であった。
酸化インジウム透明電極が設けられているガラス基盤
上にポリイミド系高分子膜を設け、一定方向にガーゼを
用いてラピングし、2枚の基板のラピング方向が平行に
なるようにガラスファイバー(径6μm)をスペーサー
として液晶セルを組立て、これに上記液晶組成物を真空
封入して液晶素子を得る。
上にポリイミド系高分子膜を設け、一定方向にガーゼを
用いてラピングし、2枚の基板のラピング方向が平行に
なるようにガラスファイバー(径6μm)をスペーサー
として液晶セルを組立て、これに上記液晶組成物を真空
封入して液晶素子を得る。
この液晶素子を2枚の直交する偏光子の間に設置し、
電界を印加した所、20Vの印加によって透過光強度の変
化が観測された。
電界を印加した所、20Vの印加によって透過光強度の変
化が観測された。
この時の透過光強度の変化から応答時間を求めると約
0.5msの値を示し、コントラストも1:20の値であった。
0.5msの値を示し、コントラストも1:20の値であった。
参考例3 本発明化合物No.2に代えて、それ単独ではSc*相を示
さなかった本発明の光学活性なエステル誘導体を使用す
る以外は参考例2と同様にして液晶組成物を作成し、そ
れぞれについて自発分極を測定した。結果を表−4に示
す。
さなかった本発明の光学活性なエステル誘導体を使用す
る以外は参考例2と同様にして液晶組成物を作成し、そ
れぞれについて自発分極を測定した。結果を表−4に示
す。
この結果、これらの本発明化合物はそれ自体ではSc*
相を示さなくとも、公知化合物と配合することにより自
発分極の拡大に有効であることがわかる。
相を示さなくとも、公知化合物と配合することにより自
発分極の拡大に有効であることがわかる。
Claims (2)
- 【請求項1】一般式 (式中、Aは炭素数3〜20のアルキル基またはアルコキ
シル基を、R″はハロゲン原子で置換された炭素数1〜
20のアルキル基またはハロゲン原子で置換されていても
よい炭素数1〜20のアルコキシアルキル基である。lお
よびmはそれぞれ1または2であり、*印は不斉炭素原
子であることを示す。) で示される光学活性なエステル誘導体。 - 【請求項2】一般式 (式中、Aは炭素数3〜20のアルキル基またはアルコキ
シル基を、lは1または2を示す) で示されるフェノール類と、一般式 (式中、Rは炭素数1〜20のハロゲン原子で置換されて
いてもよいアルキル基またはアルキルオキシアルキル基
を、R′は水酸基またはハロゲン原子を示す。mは1ま
たは2であり、*印は不斉炭素原子であることを示
す。) で示される光学活性カルボン酸類を反応させることを特
徴とする 一般式 (式中、A,R,l,mおよび*印は前記と同じ意味を有す
る。) で示される光学活性なエステル誘導体の製造法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP63135270A JPH0832660B2 (ja) | 1988-05-31 | 1988-05-31 | 光学活性なエステル誘導体およびその製造法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP63135270A JPH0832660B2 (ja) | 1988-05-31 | 1988-05-31 | 光学活性なエステル誘導体およびその製造法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH01305055A JPH01305055A (ja) | 1989-12-08 |
| JPH0832660B2 true JPH0832660B2 (ja) | 1996-03-29 |
Family
ID=15147776
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP63135270A Expired - Fee Related JPH0832660B2 (ja) | 1988-05-31 | 1988-05-31 | 光学活性なエステル誘導体およびその製造法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0832660B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP0806417B1 (en) * | 1988-09-22 | 2000-03-08 | Sumitomo Chemical Company, Limited | Novel optically active benzene derivatives, process for producing the same and liquid-crystalline composition containing said derivatives as liquid-crystalline compound and light switching elements |
-
1988
- 1988-05-31 JP JP63135270A patent/JPH0832660B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH01305055A (ja) | 1989-12-08 |
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|---|---|---|---|
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