JPH084406B2 - 草刈機における走行レバー装置 - Google Patents
草刈機における走行レバー装置Info
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- JPH084406B2 JPH084406B2 JP11410993A JP11410993A JPH084406B2 JP H084406 B2 JPH084406 B2 JP H084406B2 JP 11410993 A JP11410993 A JP 11410993A JP 11410993 A JP11410993 A JP 11410993A JP H084406 B2 JPH084406 B2 JP H084406B2
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- Harvester Elements (AREA)
- Guiding Agricultural Machines (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、機体の後部に装着され
た運転席ユニットに乗り込んでいる運転者が片手でレバ
ー軸を操作して、機体の前後進、及び旋回、並びに刈取
ユニットの昇降を行う構成の草刈機における走行レバー
装置に関するものである。
た運転席ユニットに乗り込んでいる運転者が片手でレバ
ー軸を操作して、機体の前後進、及び旋回、並びに刈取
ユニットの昇降を行う構成の草刈機における走行レバー
装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】最初に、本発明の実施例を示す図1及び
図9を参照にして、本発明の実施の対象となっている草
刈機の概略について説明する。機体1の左右両端部には
それぞれゴムクローラ2が装着され、各ゴムクローラ2
が油圧により駆動されて周回走行することにより、機体
1は、前後進したり、旋回したりする。また、機体1の
前部には、刈取ユニット3が油圧シリンダ4の作用によ
って昇降可能に装着されている。機体1の後端には、運
転者Mが乗り込んで立った姿勢で運転操作を行うための
運転席ユニット5が突出して設けられ、この運転席ユニ
ット5の上端部には、運転者Mの胴部を入り込ませて保
護するための安全用の保護アーム6が取付けられてい
る。機体1の後部であって、前記運転席ユニット5の前
方には、左右のゴムクローラ2の走行を司る走行レバー
装置L’(図9を参照)が設けられ、機体1におけるこ
の走行レバー装置L’が設けられている部分には、運転
者Mの非操作側の手で握って運転姿勢を安定させるため
の補助ハンドル7が設けられている。
図9を参照にして、本発明の実施の対象となっている草
刈機の概略について説明する。機体1の左右両端部には
それぞれゴムクローラ2が装着され、各ゴムクローラ2
が油圧により駆動されて周回走行することにより、機体
1は、前後進したり、旋回したりする。また、機体1の
前部には、刈取ユニット3が油圧シリンダ4の作用によ
って昇降可能に装着されている。機体1の後端には、運
転者Mが乗り込んで立った姿勢で運転操作を行うための
運転席ユニット5が突出して設けられ、この運転席ユニ
ット5の上端部には、運転者Mの胴部を入り込ませて保
護するための安全用の保護アーム6が取付けられてい
る。機体1の後部であって、前記運転席ユニット5の前
方には、左右のゴムクローラ2の走行を司る走行レバー
装置L’(図9を参照)が設けられ、機体1におけるこ
の走行レバー装置L’が設けられている部分には、運転
者Mの非操作側の手で握って運転姿勢を安定させるため
の補助ハンドル7が設けられている。
【0003】この草刈機は、堤防の法面などの傾斜地に
生えている草木類を等高線に沿って刈り取ることが多
く、この場合には傾斜面に沿って機体が傾斜するため
に、運転席ユニット5に乗り込んでいる運転者Mは、一
方の手で前記補助ハンドル7を握って、その運転姿勢を
安定化させると共に、他方の手で走行レバー装置L’を
操作することになる。このため、走行レバー装置L’
は、レバー軸を1本化して、そのハンドルを握ったまま
で、このハンドルを握っている手の指先で刈高調整がで
きるように、刈高調整スイッチと走行レバー軸とを一体
化し、これによって機体の走行と刈高調整との異なる2
つの操作を片手で同時に行えるように設計されている。
即ち、図9に示されるように、従来の走行レバー装置
L’は、ほぼU字形をしたハンドル31の握り部31a
が水平となるようにして、このハンドル31の一端部を
レバー軸32の上端部に固設すると共に、ハンドル31
の握り部31aを握った手の中指で操作可能なように、
このレバー軸32の上端部に刈高調整スイッチ33を取
付けた構造であった。このように、ハンドル31の握り
部31aを握った手の中指により刈高調整スイッチ33
を操作可能なように設計してあるのは、以下の理由によ
る。即ち、傾斜地、及び平地のいずれの場合において
も、刈取中において運転者は、直前に刈り取った部分と
の刈り合わせ、障害物などを確認するために、運転席ユ
ニット5において左右に移動した状態で運転操作を行わ
ざるを得ない場合があって、この場合には移動した側と
反対の手で走行レバー装置を操作せざるを得ず、これに
対処して左右のいずれの手の中指でも刈高調整スイッチ
33の操作をできるようにするためである。
生えている草木類を等高線に沿って刈り取ることが多
く、この場合には傾斜面に沿って機体が傾斜するため
に、運転席ユニット5に乗り込んでいる運転者Mは、一
方の手で前記補助ハンドル7を握って、その運転姿勢を
安定化させると共に、他方の手で走行レバー装置L’を
操作することになる。このため、走行レバー装置L’
は、レバー軸を1本化して、そのハンドルを握ったまま
で、このハンドルを握っている手の指先で刈高調整がで
きるように、刈高調整スイッチと走行レバー軸とを一体
化し、これによって機体の走行と刈高調整との異なる2
つの操作を片手で同時に行えるように設計されている。
即ち、図9に示されるように、従来の走行レバー装置
L’は、ほぼU字形をしたハンドル31の握り部31a
が水平となるようにして、このハンドル31の一端部を
レバー軸32の上端部に固設すると共に、ハンドル31
の握り部31aを握った手の中指で操作可能なように、
このレバー軸32の上端部に刈高調整スイッチ33を取
付けた構造であった。このように、ハンドル31の握り
部31aを握った手の中指により刈高調整スイッチ33
を操作可能なように設計してあるのは、以下の理由によ
る。即ち、傾斜地、及び平地のいずれの場合において
も、刈取中において運転者は、直前に刈り取った部分と
の刈り合わせ、障害物などを確認するために、運転席ユ
ニット5において左右に移動した状態で運転操作を行わ
ざるを得ない場合があって、この場合には移動した側と
反対の手で走行レバー装置を操作せざるを得ず、これに
対処して左右のいずれの手の中指でも刈高調整スイッチ
33の操作をできるようにするためである。
【0004】しかし、従来の走行レバー装置L’は、中
指によって刈高調整スイッチ33を矢印R,R’方向に
倒して操作する構造であったために、その微調整が難し
いのに加えて、ハンドル31の握り部31aが水平(横
向き)となっていたために、レバー軸32そのものを矢
印Q,Q’の方向に回動させて行う旋回操作は行い易い
が、操作頻度の高い前進の場合は、操作しずらかった
(前進及び後進の操作は、レバー軸32を矢印P,P’
で示されるように前後動させて行うために、ハンドルの
握り部が縦向きになっている方が、その操作を行い易
い)。
指によって刈高調整スイッチ33を矢印R,R’方向に
倒して操作する構造であったために、その微調整が難し
いのに加えて、ハンドル31の握り部31aが水平(横
向き)となっていたために、レバー軸32そのものを矢
印Q,Q’の方向に回動させて行う旋回操作は行い易い
が、操作頻度の高い前進の場合は、操作しずらかった
(前進及び後進の操作は、レバー軸32を矢印P,P’
で示されるように前後動させて行うために、ハンドルの
握り部が縦向きになっている方が、その操作を行い易
い)。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記した従
来の草刈機の走行レバー装置の欠点に鑑み、左右のいず
れの手による操作の場合にも、その親指で刈高調整スイ
ッチを操作できるようにすると共に、機体の前後進及び
旋回の各操作に応じてハンドルの位置を縦横自在に変更
できるようにして、草刈機における機体の前後進、及び
旋回、並びに刈高調整の各操作を行い易くすることを課
題としてなされたものである。
来の草刈機の走行レバー装置の欠点に鑑み、左右のいず
れの手による操作の場合にも、その親指で刈高調整スイ
ッチを操作できるようにすると共に、機体の前後進及び
旋回の各操作に応じてハンドルの位置を縦横自在に変更
できるようにして、草刈機における機体の前後進、及び
旋回、並びに刈高調整の各操作を行い易くすることを課
題としてなされたものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】この課題を解決するため
に本発明の採用した手段は、機体の前部に刈取ユニット
が装着され、運転者が立った姿勢で乗り込むための運転
席ユニットが該機体の後部に装着され、機体における該
運転席ユニットの直前の部分にレバー軸が設けられて、
該運転席ユニットに乗り込んでいる運転者が片手により
該レバー軸を操作する構成の草刈機において、該レバー
軸の上端部に位置決め基板を一体にして取付け、ほぼコ
の字形をしたハンドルにおける握り部と相対向する部分
を支軸を介して前記位置決め基板に回動可能に装着し、
前記刈取ユニットを昇降させるための刈高調整スイッチ
を該ハンドルにおける握り部の自由端部と相対向する部
分に取付けて、前記支軸を中心にしてハンドルを回動さ
せて、固定位置変更手段によって該ハンドルを位置決め
基板の3つの異なる位置に解除可能に固定することによ
り、互いに反転位置にある2つの横向き位置と、この2
つの横向き位置のいずれに対してもほぼ直交する縦向き
位置との3つの位置において位置決め基板に対してハン
ドルを固定可能にしたことである。
に本発明の採用した手段は、機体の前部に刈取ユニット
が装着され、運転者が立った姿勢で乗り込むための運転
席ユニットが該機体の後部に装着され、機体における該
運転席ユニットの直前の部分にレバー軸が設けられて、
該運転席ユニットに乗り込んでいる運転者が片手により
該レバー軸を操作する構成の草刈機において、該レバー
軸の上端部に位置決め基板を一体にして取付け、ほぼコ
の字形をしたハンドルにおける握り部と相対向する部分
を支軸を介して前記位置決め基板に回動可能に装着し、
前記刈取ユニットを昇降させるための刈高調整スイッチ
を該ハンドルにおける握り部の自由端部と相対向する部
分に取付けて、前記支軸を中心にしてハンドルを回動さ
せて、固定位置変更手段によって該ハンドルを位置決め
基板の3つの異なる位置に解除可能に固定することによ
り、互いに反転位置にある2つの横向き位置と、この2
つの横向き位置のいずれに対してもほぼ直交する縦向き
位置との3つの位置において位置決め基板に対してハン
ドルを固定可能にしたことである。
【0007】
【発明の作用】運転者が機体の巾方向の中央部に位置し
ている通常の運転姿勢の場合には、ハンドルを縦向き位
置にして、その握り部を一方の手で握って、レバー軸を
前後動させて前進及び後進の速度調整を行うと共に、ハ
ンドルの握り部を握った手の親指によって、その直前に
配置されている刈高調整スイッチを操作して、刈取ユニ
ットを昇降させ、これにより刈高調整を行う。この通常
の運転姿勢において、刈り合せ、障害物などの確認のた
めに運転者が左右に移動する場合には、位置決め基板に
対するハンドルの固定を解除させて、ハンドルをいずれ
かの方向に90°回動させて横向き位置に変更させて、
固定し直す。この状態においては、移動した側と反対側
の手によってハンドルの握り部を無理のない自然な姿勢
で握ることができて、その手によってレバー軸の操作を
行うと共に、その手の親指の直前の部分に刈高調整スイ
ッチが配置されているため、この親指によって該スイッ
チを操作して刈高調整を容易に行える。また、運転者が
左側端から右側端に移動する場合には、横向き位置とな
っているハンドルを180°反転させればよく、更に通
常の運転姿勢において、機体を旋回させる場合には、そ
の操作を行い易くするためにハンドルを横向き位置にさ
せればよい。
ている通常の運転姿勢の場合には、ハンドルを縦向き位
置にして、その握り部を一方の手で握って、レバー軸を
前後動させて前進及び後進の速度調整を行うと共に、ハ
ンドルの握り部を握った手の親指によって、その直前に
配置されている刈高調整スイッチを操作して、刈取ユニ
ットを昇降させ、これにより刈高調整を行う。この通常
の運転姿勢において、刈り合せ、障害物などの確認のた
めに運転者が左右に移動する場合には、位置決め基板に
対するハンドルの固定を解除させて、ハンドルをいずれ
かの方向に90°回動させて横向き位置に変更させて、
固定し直す。この状態においては、移動した側と反対側
の手によってハンドルの握り部を無理のない自然な姿勢
で握ることができて、その手によってレバー軸の操作を
行うと共に、その手の親指の直前の部分に刈高調整スイ
ッチが配置されているため、この親指によって該スイッ
チを操作して刈高調整を容易に行える。また、運転者が
左側端から右側端に移動する場合には、横向き位置とな
っているハンドルを180°反転させればよく、更に通
常の運転姿勢において、機体を旋回させる場合には、そ
の操作を行い易くするためにハンドルを横向き位置にさ
せればよい。
【0008】
【実施例】以下、実施例を挙げて本発明を更に詳細に説
明する。なお、「従来の技術」の項目で説明した部分と
同一部分には同一符号を付し、重複説明を避けて本発明
の特徴的部分についてのみ説明する。図1は、本発明に
係る走行レバー装置Lを装着した草刈機の側面図であ
り、図2は、この走行レバー装置Lの部分の一部を破断
した平面図であり、図3は、図2のX−X線断面図であ
り、図4は、ハンドル11を縦向きにした状態の走行レ
バー装置Lの斜視図であり、図5は、同じく横向きにし
た状態の斜視図である。各図において、ハンドル11
は、ほぼコの字形をしていて、その握り部11aと相対
向する平行部11bが支軸12を介して位置決め基板1
3に回動可能に装着されている。即ち、この支軸12の
一端部は、ハンドル11の平行部11bに溶接により固
着されていると共に、位置決め基板13に支持筒14が
貫通して溶接により固着され、この支持筒14に支軸1
2が挿通されて、該支軸12の先端部に形成された雄ね
じ部(図示せず)にナット18が螺合され、これにより
支軸12及び支持筒14を介して位置決め基板13にハ
ンドル11が回動可能に装着されている。この位置決め
基板13は、三角形状をしていて、レバー軸19の上端
部に傾斜姿勢で固着されている。なお、図2において、
15,17は、それぞれハンドル11の平行部11bと
支持筒14の端面との間、及び支持筒14の端面とナッ
ト18との間に介装されたスラストワッシャーを示す。
明する。なお、「従来の技術」の項目で説明した部分と
同一部分には同一符号を付し、重複説明を避けて本発明
の特徴的部分についてのみ説明する。図1は、本発明に
係る走行レバー装置Lを装着した草刈機の側面図であ
り、図2は、この走行レバー装置Lの部分の一部を破断
した平面図であり、図3は、図2のX−X線断面図であ
り、図4は、ハンドル11を縦向きにした状態の走行レ
バー装置Lの斜視図であり、図5は、同じく横向きにし
た状態の斜視図である。各図において、ハンドル11
は、ほぼコの字形をしていて、その握り部11aと相対
向する平行部11bが支軸12を介して位置決め基板1
3に回動可能に装着されている。即ち、この支軸12の
一端部は、ハンドル11の平行部11bに溶接により固
着されていると共に、位置決め基板13に支持筒14が
貫通して溶接により固着され、この支持筒14に支軸1
2が挿通されて、該支軸12の先端部に形成された雄ね
じ部(図示せず)にナット18が螺合され、これにより
支軸12及び支持筒14を介して位置決め基板13にハ
ンドル11が回動可能に装着されている。この位置決め
基板13は、三角形状をしていて、レバー軸19の上端
部に傾斜姿勢で固着されている。なお、図2において、
15,17は、それぞれハンドル11の平行部11bと
支持筒14の端面との間、及び支持筒14の端面とナッ
ト18との間に介装されたスラストワッシャーを示す。
【0009】この位置決め基板13には、支軸12を中
心とする同一円周上に3つの嵌合穴21a,21b,21c
が設けられている。この3つの嵌合穴21a,21b,21
c は、相隣接するものどうしが形成する中心角が90°
となるように配置形成されている。ハンドル11の平行
部11bには、前記位置決め基板13に対して垂直とな
ってガイド筒22が固着され、このガイド筒22に嵌合
ロッド23が出入り可能に挿入されている。この嵌合ロ
ッド23の先端部は、他部よりも大径の嵌合部23aと
なっていて、この嵌合部23aの端面と前記ガイド筒2
2の端面との間に圧縮スプリング24が弾装されて、嵌
合ロッド23を突出方向に付勢させている。嵌合ロッド
23の先端の嵌合部23aは、前記位置決め基板13に
設けられた各嵌合穴21a,21b,21c に脱出可能に嵌
合される。嵌合ロッド23の後端部には、固定解除レバ
ー25が軸直角方向に取付けられていて、この固定解除
レバー25は、ガイド筒22の後端部に形成した長穴2
2aに入り込んでいる。この固定解除レバー25が、長
穴22aの形成端に当接することにより、嵌合ロッド2
3の突出端が定められる。また、ハンドル11の平行部
11bの端部、即ちハンドル11の握り部11aを一方
の手で握った場合に、その親指が位置する部分には、刈
高調整スイッチ26が取付けられている。また、上記し
た3つの嵌合穴21a,21b,21c のうち両端に位置す
る2つの嵌合穴21a,21c の下方の部分には、ハンド
ル11の回動時において嵌合ロッド23の先端部を当接
させて、これを超えるハンドル11の回動を阻止するた
めのストッパー板27がそれぞれ配置されて、位置決め
基板13に取付けられている。
心とする同一円周上に3つの嵌合穴21a,21b,21c
が設けられている。この3つの嵌合穴21a,21b,21
c は、相隣接するものどうしが形成する中心角が90°
となるように配置形成されている。ハンドル11の平行
部11bには、前記位置決め基板13に対して垂直とな
ってガイド筒22が固着され、このガイド筒22に嵌合
ロッド23が出入り可能に挿入されている。この嵌合ロ
ッド23の先端部は、他部よりも大径の嵌合部23aと
なっていて、この嵌合部23aの端面と前記ガイド筒2
2の端面との間に圧縮スプリング24が弾装されて、嵌
合ロッド23を突出方向に付勢させている。嵌合ロッド
23の先端の嵌合部23aは、前記位置決め基板13に
設けられた各嵌合穴21a,21b,21c に脱出可能に嵌
合される。嵌合ロッド23の後端部には、固定解除レバ
ー25が軸直角方向に取付けられていて、この固定解除
レバー25は、ガイド筒22の後端部に形成した長穴2
2aに入り込んでいる。この固定解除レバー25が、長
穴22aの形成端に当接することにより、嵌合ロッド2
3の突出端が定められる。また、ハンドル11の平行部
11bの端部、即ちハンドル11の握り部11aを一方
の手で握った場合に、その親指が位置する部分には、刈
高調整スイッチ26が取付けられている。また、上記し
た3つの嵌合穴21a,21b,21c のうち両端に位置す
る2つの嵌合穴21a,21c の下方の部分には、ハンド
ル11の回動時において嵌合ロッド23の先端部を当接
させて、これを超えるハンドル11の回動を阻止するた
めのストッパー板27がそれぞれ配置されて、位置決め
基板13に取付けられている。
【0010】図4及び図6に示される状態は、運転者M
が運転席ユニット5の中央部に位置していると共に、ハ
ンドル11は縦向きになっていて、運転者Mは、左手で
補助ハンドル7を握ると同時に、右手でハンドル11の
握り部11aを握っていて、レバー軸19を矢印P,
P’の方向に前後動させて行う機体1の前進速度の調整
が行い易い姿勢になっている。また、ハンドル11の握
り部11aを握っている手の親指の近傍に刈高調整スイ
ッチ26が位置しているために、その親指によって刈高
調整スイッチ26を矢印R,R’の方向に傾斜させるこ
とによって、刈取ユニット3を昇降させて刈高を容易に
調整できる。
が運転席ユニット5の中央部に位置していると共に、ハ
ンドル11は縦向きになっていて、運転者Mは、左手で
補助ハンドル7を握ると同時に、右手でハンドル11の
握り部11aを握っていて、レバー軸19を矢印P,
P’の方向に前後動させて行う機体1の前進速度の調整
が行い易い姿勢になっている。また、ハンドル11の握
り部11aを握っている手の親指の近傍に刈高調整スイ
ッチ26が位置しているために、その親指によって刈高
調整スイッチ26を矢印R,R’の方向に傾斜させるこ
とによって、刈取ユニット3を昇降させて刈高を容易に
調整できる。
【0011】上記の状態において、刈り合せ、障害物な
どの確認のために運転者Mが右側に移動する場合には、
図5及び図7に示されるように、左手によりハンドル1
1を握り替えて、このハンドル11の握り部11aとほ
ぼ平行になっている固定解除レバー25を所定量だけ握
り込むと、位置決め基板13に設けられた嵌合穴21b
から嵌合ロッド23の嵌合部23aが抜け出し、このま
まの状態でハンドル11を時計方向にほぼ90°回動さ
せて、握り込んでいる固定解除レバー25を開放する
と、圧縮スプリング24の復元力によって、嵌合ロッド
23の嵌合部23aが位置決め基板13の嵌合穴21a
に入り込んで嵌合される。これにより、ハンドル11の
握り部11aは、ほぼ水平となって、左手首を捩じるこ
とのない自然な姿勢でハンドル11の握り部11aを左
手で握ると共に、右手で補助ハンドル7を握って、運転
姿勢を安定化させる。この状態においても、刈高調整ス
イッチ26は、ハンドル11を握っている左手の親指の
近傍に位置しているので、右側に寄った姿勢において
も、刈取ユニット3の昇降操作を容易に行える。
どの確認のために運転者Mが右側に移動する場合には、
図5及び図7に示されるように、左手によりハンドル1
1を握り替えて、このハンドル11の握り部11aとほ
ぼ平行になっている固定解除レバー25を所定量だけ握
り込むと、位置決め基板13に設けられた嵌合穴21b
から嵌合ロッド23の嵌合部23aが抜け出し、このま
まの状態でハンドル11を時計方向にほぼ90°回動さ
せて、握り込んでいる固定解除レバー25を開放する
と、圧縮スプリング24の復元力によって、嵌合ロッド
23の嵌合部23aが位置決め基板13の嵌合穴21a
に入り込んで嵌合される。これにより、ハンドル11の
握り部11aは、ほぼ水平となって、左手首を捩じるこ
とのない自然な姿勢でハンドル11の握り部11aを左
手で握ると共に、右手で補助ハンドル7を握って、運転
姿勢を安定化させる。この状態においても、刈高調整ス
イッチ26は、ハンドル11を握っている左手の親指の
近傍に位置しているので、右側に寄った姿勢において
も、刈取ユニット3の昇降操作を容易に行える。
【0012】更に、運転者Mが右側に寄っている上記状
態において、図8に示されるように左側に寄る場合に
は、ハンドル11を右手で握り替え、このハンドル11
を握っている手によって固定解除レバー25を所定量だ
け握り込んだ後に、ハンドル11を180°反転させて
固定解除レバー25を開放させると、嵌合ロッド23の
嵌合部が別の嵌合穴21cに入り込んで嵌合される。こ
れにより、左手で補助ハンドル7を握って運転姿勢を安
定化させると共に、右手首を捩じることなく、右手の最
も自然な姿勢でハンドル11を握ることができる。この
場合においても、ハンドル11を握っている右手の親指
の近傍に刈高調整スイッチ26が位置しているために、
ハンドル11を握ったままで、刈高の調整を容易に行え
る。
態において、図8に示されるように左側に寄る場合に
は、ハンドル11を右手で握り替え、このハンドル11
を握っている手によって固定解除レバー25を所定量だ
け握り込んだ後に、ハンドル11を180°反転させて
固定解除レバー25を開放させると、嵌合ロッド23の
嵌合部が別の嵌合穴21cに入り込んで嵌合される。こ
れにより、左手で補助ハンドル7を握って運転姿勢を安
定化させると共に、右手首を捩じることなく、右手の最
も自然な姿勢でハンドル11を握ることができる。この
場合においても、ハンドル11を握っている右手の親指
の近傍に刈高調整スイッチ26が位置しているために、
ハンドル11を握ったままで、刈高の調整を容易に行え
る。
【0013】また、図4に示されるように、ハンドル1
1を縦向きに位置させた状態において、機体1を旋回さ
せる場合には、上記したようにしてハンドル11をいず
れかの方向に90°回動させて、図5に示されるような
横向きに位置させて、レバー軸19を矢印Q,Q’の方
向に回動させると、その操作を行い易い。
1を縦向きに位置させた状態において、機体1を旋回さ
せる場合には、上記したようにしてハンドル11をいず
れかの方向に90°回動させて、図5に示されるような
横向きに位置させて、レバー軸19を矢印Q,Q’の方
向に回動させると、その操作を行い易い。
【0014】なお、上記実施例では、位置決め基板13
に対してハンドル11の固定位置を変更するための固定
位置変更手段は、この位置決め基板13における前記支
軸12を中心とする同一円周上に相隣接するものどうし
の中心角をほぼ90°にして設けられた3つの嵌合穴2
1a,21b,21c と、該各嵌合穴21a,21b,21cに
対して脱出可能に嵌合されるようにハンドル11に設け
られた嵌合ロッド23とで構成されて、この嵌合ロッド
23の上端部に固定解除レバー25をハンドル11の握
り部11aとほぼ平行にして取付け、ハンドル11を握
っている手により固定解除レバー25を握り込んだ後
に、このハンドル11を所定位置まで回動させて、握り
込んでいる固定解除レバー25を開放することにより、
ハンドル11の固定位置の変更の操作を瞬時に行えるよ
うにしてあるが、位置決め基板13に対してハンドル1
1の固定位置を変更するための手段は、これに限定され
るものではない。
に対してハンドル11の固定位置を変更するための固定
位置変更手段は、この位置決め基板13における前記支
軸12を中心とする同一円周上に相隣接するものどうし
の中心角をほぼ90°にして設けられた3つの嵌合穴2
1a,21b,21c と、該各嵌合穴21a,21b,21cに
対して脱出可能に嵌合されるようにハンドル11に設け
られた嵌合ロッド23とで構成されて、この嵌合ロッド
23の上端部に固定解除レバー25をハンドル11の握
り部11aとほぼ平行にして取付け、ハンドル11を握
っている手により固定解除レバー25を握り込んだ後
に、このハンドル11を所定位置まで回動させて、握り
込んでいる固定解除レバー25を開放することにより、
ハンドル11の固定位置の変更の操作を瞬時に行えるよ
うにしてあるが、位置決め基板13に対してハンドル1
1の固定位置を変更するための手段は、これに限定され
るものではない。
【0015】
【発明の効果】本発明は、草刈機の走行レバー装置にお
いて、レバー軸の上端部に位置決め基板を一体に取付
け、該位置決め基板に支軸を介してハンドルを回動可能
に装着して、互いに反転位置にある2つの横向き位置
と、この2つの横向き位置のいずれに対しても直交する
縦向き位置との3つの位置において位置決め基板に対し
てハンドルが固定可能な構造になっているので、以下の
ような諸効果が奏される。(1)運転席ユニットにおけ
る運転者の位置に応じてハンドルを回動させて、上記し
た3つの固定位置の間においてハンドルの位置を瞬時に
変更することができて、運転者の位置に対応した最も自
然な姿勢でハンドルを握って、レバー軸の前後動及び回
動の諸操作を行える。(2)ハンドルの握り部に対する
刈高調整スイッチの位置は不変になっていて、微妙な調
整が可能なハンドルを握っている手の親指によって刈高
調整スイッチの操作を行えるために、刈高調整を正確に
行える。
いて、レバー軸の上端部に位置決め基板を一体に取付
け、該位置決め基板に支軸を介してハンドルを回動可能
に装着して、互いに反転位置にある2つの横向き位置
と、この2つの横向き位置のいずれに対しても直交する
縦向き位置との3つの位置において位置決め基板に対し
てハンドルが固定可能な構造になっているので、以下の
ような諸効果が奏される。(1)運転席ユニットにおけ
る運転者の位置に応じてハンドルを回動させて、上記し
た3つの固定位置の間においてハンドルの位置を瞬時に
変更することができて、運転者の位置に対応した最も自
然な姿勢でハンドルを握って、レバー軸の前後動及び回
動の諸操作を行える。(2)ハンドルの握り部に対する
刈高調整スイッチの位置は不変になっていて、微妙な調
整が可能なハンドルを握っている手の親指によって刈高
調整スイッチの操作を行えるために、刈高調整を正確に
行える。
【図1】本発明に係る走行レバー装置Lを装着した草刈
機の側面図である。
機の側面図である。
【図2】走行レバー装置Lの部分の一部を破断した平面
図である。
図である。
【図3】図2のX−X線断面図である。
【図4】ハンドル11を縦向きにした状態の走行レバー
装置Lの斜視図である。
装置Lの斜視図である。
【図5】同じく横向きにした状態の斜視図である。
【図6】運転者Mが運転席ユニット5の中央部に位置し
て運転している状態の部分平面図である。
て運転している状態の部分平面図である。
【図7】運転者Mが運転席ユニット5の右側に寄って運
転している状態の部分平面図である。
転している状態の部分平面図である。
【図8】運転者Mが運転席ユニット5の左側に寄って運
転している状態の部分平面図である。
転している状態の部分平面図である。
【図9】従来の走行レバー装置L’の概略平面図であ
る。
る。
L:走行レバー装置 M:運転者 1:機体 3:刈取ユニット 5:運転席ユニット 11:ハンドル 11a:ハンドルの握り部 12:支軸 13:位置決め基板 19:レバー軸 21a,21b,21c :嵌合穴(固定位置変更手段) 23:嵌合ロッド(固定位置変更手段) 25:固定解除レバー(固定位置変更手段) 26:刈高調整スイッチ
Claims (2)
- 【請求項1】 機体の前部に刈取ユニットが装着され、
運転者が立った姿勢で乗り込むための運転席ユニットが
該機体の後部に装着され、機体における該運転席ユニッ
トの直前の部分にレバー軸が設けられて、該運転席ユニ
ットに乗り込んでいる運転者が片手により該レバー軸を
操作する構成の草刈機において、該レバー軸の上端部に
位置決め基板を一体にして取付け、ほぼコの字形をした
ハンドルにおける握り部と相対向する部分を支軸を介し
て前記位置決め基板に回動可能に装着し、前記刈取ユニ
ットを昇降させるための刈高調整スイッチを該ハンドル
における握り部の自由端部と相対向する部分に取付け
て、前記支軸を中心にしてハンドルを回動させて、固定
位置変更手段によって該ハンドルを位置決め基板の3つ
の異なる位置に解除可能に固定することにより、互いに
反転位置にある2つの横向き位置と、この2つの横向き
位置のいずれに対してもほぼ直交する縦向き位置との3
つの位置において位置決め基板に対してハンドルが固定
可能になっていることを特徴とする草刈機における走行
レバー装置。 - 【請求項2】 前記固定位置変更手段は、前記位置決め
基板における前記支軸を中心とする同一円周上に相隣接
するものどうしの中心角をほぼ90°にして設けられた
3つの嵌合穴と、該各嵌合穴に対して脱出可能に嵌合さ
れ、しかも嵌合方向に付勢されるように前記ハンドルに
設けられた嵌合ロッドとから成り、該嵌合ロッドの上端
部に固定解除レバーをハンドルの握り部とほぼ平行にし
て取付けたことを特徴とする請求項1に記載の草刈機に
おける走行レバー装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11410993A JPH084406B2 (ja) | 1993-04-15 | 1993-04-15 | 草刈機における走行レバー装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11410993A JPH084406B2 (ja) | 1993-04-15 | 1993-04-15 | 草刈機における走行レバー装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06303806A JPH06303806A (ja) | 1994-11-01 |
| JPH084406B2 true JPH084406B2 (ja) | 1996-01-24 |
Family
ID=14629357
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11410993A Expired - Fee Related JPH084406B2 (ja) | 1993-04-15 | 1993-04-15 | 草刈機における走行レバー装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH084406B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP4874737B2 (ja) * | 2006-08-09 | 2012-02-15 | 株式会社共栄社 | 多連ロータリーモアにおけるモアユニットの連結リンク装置 |
-
1993
- 1993-04-15 JP JP11410993A patent/JPH084406B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH06303806A (ja) | 1994-11-01 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
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