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JPH084776B2 - コンデンサー表面のエポキシ樹脂による被覆法 - Google Patents
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JPH084776B2 - コンデンサー表面のエポキシ樹脂による被覆法 - Google Patents

コンデンサー表面のエポキシ樹脂による被覆法

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Publication number
JPH084776B2
JPH084776B2 JP4311828A JP31182892A JPH084776B2 JP H084776 B2 JPH084776 B2 JP H084776B2 JP 4311828 A JP4311828 A JP 4311828A JP 31182892 A JP31182892 A JP 31182892A JP H084776 B2 JPH084776 B2 JP H084776B2
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JP
Japan
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epoxy resin
capacitor
weight
lead wire
perfluoroalkyl group
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JP4311828A
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種臣 副井
正義 新庄
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Daikin Industries Ltd
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Daikin Industries Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、コンデンサー表面のエ
ポキシ樹脂による被覆法に関する。
【0002】
【従来の技術】エポキシ樹脂は、セラミックコンデンサ
ー、ケミカルコンデンサーなどの防湿保護材料として多
く用いられているが、かかる防湿保護材料によるコンデ
ンサー表面の被覆は、防湿剤中にコンデンサーを浸し、
引き上げた後、硬化させて行われる。ところが、被覆の
際にエポキシ樹脂がコンデンサー本体に付属するリード
線に付着することがあるが、この様なコンデンサーをた
とえばプリント基板に装着しようとすれば、リード線に
付着したエポキシ樹脂が障害となってうまく配線ができ
ないという不都合が起ることがある。エポキシ樹脂は、
接着剤として多用されていることが示す様に、リード線
に対する接着力が強く、一度付着すると簡単にはずすこ
とができない。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来、リード線へのエ
ポキシ樹脂の付着を防止する目的で、シリコーン油のエ
マルジョンなどが用いられてきたが、エポキシ樹脂の付
着防止性、いわゆる液切り性が不充分で、満足な効果が
得られなかった。また、効果を上げる為、シリコーン油
の濃度を高くしてリード線に付着させると、シリコーン
油の葡匐性によりリード線に薄膜が形成され、シリコー
ン油の高い絶縁性のゆえにコンデンサーのリード線と他
の導線の接続部分に電気の導通不良が起り、組立てた装
置が作動不良を起すという欠点があった。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、コンデン
サー製造に伴うこの様な問題に着目し、コンデンサー製
造時にエポキシ樹脂がリード線に付着する事を防止する
方法や付着防止剤、また、たとえ付着しても指先などで
容易にエポキシ樹脂が離脱できるようにする離型剤を兼
ねた付着防止剤について研究を重ねた結果、炭素数4〜
21のパーフルオロアルキル基を含む重合可能な化合物
の単独重合体または10重量%までの他の重合可能な化
合物との共重合体が付着防止剤として極めて有効である
ことを見い出し本発明を完成した。
【0005】すなわち、本発明の要旨は、炭素数4〜2
1のパーフルオロアルキル基を含む重合し得る化合物か
ら構成される単独重合体あるいは炭素数4〜21のパー
フルオロアルキル基を含む重合し得る化合物90重量%
以上およびこれと共重合可能な化合物10重量%以下か
ら構成される共重合体の何れか一種の重合体をコンデン
サーのリード線に少なくとも末端を含むように塗布し、
次いでコンデンサー本体およびリード線の塗布された部
分の一部または全部をエポキシ樹脂に浸し、最後にエポ
キシ樹脂を硬化させることを特徴とするコンデンサー表
面のエポキシ樹脂による被覆方法に存する。
【0006】本発明の付着防止剤を基体、たとえば金属
線に塗布するときは、その基体にはエポキシ樹脂が付着
せず、たとえ付着しても指先で簡単にはずすことができ
る。また、その基体、たとえばその金属線は、他の金属
とハンダなどで接続する場合にもハンダ付特性に何ら悪
影響を与えず、さらに電気の導電不良を起すこともな
い。本発明において用いられる炭素数4〜21のパーフ
ルオロアルキル基を含む重合し得る化合物には、炭素数
4〜21のパーフルオロアルキル基を有する各種の化合
物が包含される。
【0007】具体的には、たとえば式:
【化1】
【化2】
【化3】
【化4】 [式中、Rfは炭素数4〜21のパーフルオロアルキル
基;Rは水素または炭素数1〜10のアルキル基;R'
は炭素数1〜10のアルキレン基;R"は水素またはメ
チル基;R'"は炭素数1〜17のアルキル基;nは1〜
10の整数を表わす。]で示されるような一端に炭素数
4〜21のパーフルオロアルキル基を有し、かつ他端に
炭素−炭素二重結合を有する化合物が挙げられる。
【0008】上記化合物と共重合可能な化合物としては
種々のものがあるが、その主なものとして、(1)アクリ
ル酸、メタクリル酸およびこれらのメチル、エチル、ブ
チル、イソブチル、プロピル、2−エチルヘキシル、ヘ
キシル、デシル、ラウリル、ステアリル、β−ヒドロキ
シエチル、グリシジルエステル類、(2)酢酸、プロピオ
ン酸、カプリル酸、ラウリル酸、ステアリン酸などの脂
肪酸のビニルエステル類、(3)スチレン、α−メチルス
チレン、p−メチルスチレンなどのスチレン系化合物、
(4)フッ化ビニル、塩化ビニル、臭化ビニル、フッ化ビ
ニリデン、塩化ビニリデンなどのハロゲン化ビニルまた
はビニリデン化合物類、(5)ヘプタン酸アリル、カプリ
ル酸アリル、カプロン酸アリルなどの脂肪酸のアリルエ
ステル類、(6)ビニルメチルケトン、ビニルエチルケト
ンなどのビニルアルキルケトン、(7)N−メチルアクリ
ルアミド、N−メチロールメタクリルアミド、アクリル
酸グリシジル、メタクリル酸グリシジルなどのアクリル
アミド類および(8)2,3−ジクロロ−1,3−ブタジエ
ン、イソプレンなどのジエン類を例示できる。これらの
中で、共重合のしやすさから特に好ましいのは、アクリ
ル酸エステル類、メタクリル酸エステル類およびスチレ
ン系化合物である。
【0009】パーフルオロアルキル基を含む重合し得る
化合物およびこれと共重合可能な化合物の重合体におけ
る割合は、前者が100〜90重量%および後者が0〜
10重量%が好ましい。付着防止性能は、他の共重合可
能な化合物が少し存在するのが最もよく、この量を増加
させるに従い性能が低下する。本発明に用いる重合体を
製造するための重合反応の方式は任意に選択でき、塊状
重合、溶液重合、懸濁重合、乳化重合、放射線重合など
各種重合方式のいずれも採用できる。
【0010】たとえば、共重合しようとする化合物の混
合物を適当な有機溶媒に溶解し、重合開始源(使用する
有機溶媒に可溶の過酸化物、アゾ化合物または電離性放
射線など)の作用により溶液重合させる。あるいは、共
重合しようとする化合物の混合物を界面活性剤の存在下
に水に乳化させ、過酸化物、アゾ化合物または電離性放
射線などの重合開始源の作用により乳化重合させる。界
面活性剤としては陰イオン性、陽イオン性または非イオ
ン性の各種のものが使用される。
【0011】本発明の付着防止剤は、本発明に用いる重
合体0.2〜3重量%、好ましくは0.5〜1.5重量%
を有機溶媒に溶解し、または適当な乳化剤と共に水中に
分散した組成物に調製して使用される。
【0012】適当な溶媒としては、トリクロルトリフル
オロエタン、テトラクロルジフルオロエタン、メタキシ
レンヘキサフルオライドなどのフッ素系溶媒が用いられ
る。乳化剤としては、陰イオン性、陽イオン性または非
イオン性の各種のものが使用でき、特に好適なものは陽
イオン性および非イオン性のものである。望ましい陰イ
オン性乳化剤は、炭素数16〜18の硫酸化アルケニル
アセテートのナトリウム塩、ナトリウムオレエート、硫
酸化メチルオレエートのナトリウム塩、炭素数8〜10
のアンモニウムω−H−ポリフルオロアルカノエート、
アンモニウムパーフルオロアルカノエート、炭素数10
〜18のアルキルナトリウムサルフェート、炭素数12
〜18のナトリウムアルキルベンゼンスルホネート、お
よびナトリウムアルキルナフタレンスルホネート等であ
る。また望ましい陽イオン性のものは、(ドデシルメチ
ルベンジル)トリメチルアンモニウムクロリド、ベンジ
ルドデシルジメチルアンモニウムクロリド、N−[2−
(ジエチルアミノ)エチル]−オレアミド塩酸塩、ドデシ
ルトリメチルアンモニウムアセテート、トリメチルテト
ラデシルアンモニウムクロリド、ヘキサデシルトリメチ
ルアンモニウムクロリド、およびトリメチルオクタデシ
ルアンモニウムクロリド等を包含する。また望ましい非
イオン性乳化剤は、エチレンオキシドとヘキシルフェノ
ール、イソオクチルフェノール、ヘキサデカノール、オ
レイン酸、炭素数12〜16のアルカンチオール、炭素
数12〜18のアルキルアミン等との縮合生成物を包含
する。
【0013】基体に付着防止性を付与するには、防止剤
組成物に、基体、たとえばコンデンサーのリード線を浸
漬して風乾するだけで充分である。この風乾の容易さお
よび液のなじみやすさから組成物として溶液型を用いる
のが好ましい。次に、実施例および比較例を示し、本発
明を更に具体的に説明する。なお、各例中、部または%
とあるのは、特記しない限り重量部または重量%を表わ
す。
【0014】実施例1
【化5】 (n=3,4,5の化合物の重量比4:2:1の混合物)32
g、2−エチルヘキシルメタクリレート0.8gおよびグ
リシジルメタクリレート0.8gをアセトン23g、テト
ラクロルジフルオロエタン128g、トリクロルトリフ
ルオロエタン50gの混合溶媒に溶解させ、300mlの
4つ口フラスコに入れ、内部の空気を窒素ガスで置換し
た後、t−ブチルパーオキシピバレート3gのパラフィン
70%溶液を滴加し、55℃で7時間重合反応を行う。
次いでt−ブチルパーオキシピバレート3gの溶液を滴加
し、さらに同じ温度で7時間重合を続ける。この重合反
応により重合体14.2%を含む溶液230gが得られ
た。
【0015】実施例2
【化6】 30g、乳化剤(ジメチルオクタデシルアミン・酢酸塩)
1.5g、アセトン15gおよび水165gを300mlの4
つ口フラスコに入れ、攪拌しながら内部の空気を窒素ガ
スで置換し、水浴上で加熱する。内部の温度が55℃に
なった時、アゾビスイソブチロアミジン塩酸塩0.2gの
水10g溶液を滴加し、内部温度を60℃に保って2時
間重合反応を続けて
【化7】 の単独重合体14%を含む乳化分散液210gを得た。
次の実施例3〜8で用いられる重合体は、実施例1また
は2で得られたもの、あるいは実施例1、2と同様の手
順で製造したものである。
【0016】実施例3〜8および比較例1〜5 コンデンサー用リード線7cmのうち端から2cmの部分を
第1表に示す各付着防止剤組成物に浸漬し、常温で溶媒
または水がなくなるまで乾燥する。このリード線の付着
防止剤を塗布した端から5cmをコンデンサー用エポキシ
樹脂組成物中につけて引き上げた後、10分間常温で放
置し、次いで120℃で1時間恒温槽内で硬化を行う。
以上の処理を行った各リード線表面の付着防止剤塗布部
分を観察し、エポキシ樹脂が表面に付着しているか否か
を下記の判定基準に従って目視判定した。結果を第1表
に示す。
【0017】判定基準 ◎ 付着防止剤塗布部分にはまったくエポキシ樹脂が付
着していない。 ○ 付着防止剤塗布部分に微少量のエポキシ樹脂が付着
しているが指先でさわるだけで直ちに取れる。 △ 付着防止剤塗布部分にエポキシ樹脂がまだらに付着
しており指先でなんとか取れる。 × 付着防止剤の効果がまったくなく、塗布しない部分
と同様にエポキシ樹脂が付着している。
【0018】
【表1】

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 炭素数4〜21のパーフルオロアルキル
    基を含む重合し得る化合物から構成される単独重合体あ
    るいは炭素数4〜21のパーフルオロアルキル基を含む
    重合し得る化合物90重量%以上およびこれと共重合可
    能な化合物10重量%以下から構成される共重合体の何
    れか一種の重合体をコンデンサーのリード線に少なくと
    も末端を含むように塗布し、次いでコンデンサー本体お
    よびリード線の塗布された部分の一部または全部をエポ
    キシ樹脂に浸し、最後にエポキシ樹脂を硬化させること
    を特徴とするコンデンサー表面のエポキシ樹脂による被
    覆方法。
JP4311828A 1989-11-10 1992-11-20 コンデンサー表面のエポキシ樹脂による被覆法 Expired - Lifetime JPH084776B2 (ja)

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