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JPH085178B2 - 付加印刷胴付輪転印刷機における胴切換装置 - Google Patents
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JPH085178B2 - 付加印刷胴付輪転印刷機における胴切換装置 - Google Patents

付加印刷胴付輪転印刷機における胴切換装置

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JPH085178B2
JPH085178B2 JP62126964A JP12696487A JPH085178B2 JP H085178 B2 JPH085178 B2 JP H085178B2 JP 62126964 A JP62126964 A JP 62126964A JP 12696487 A JP12696487 A JP 12696487A JP H085178 B2 JPH085178 B2 JP H085178B2
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明は、付加印刷胴付輪転印刷機、特に付加印刷
胴による印刷が選択的に料紙両面のいずれに対しても可
能である付加印刷胴付輪転印刷機の胴切換装置に関す
る。
[従来の技術] 従来の技術における付加印刷胴付輪転印刷機の胴切換
装置は、例えば、特開昭59−158257号公報に開示されて
いるように、夫々協働する版胴を伴って互に接離可能に
近接して並設された2本のブランケット胴を接離変位さ
せるブランケット胴のジャーナルに回転操作自在に取付
られた偏心スリーブと、リンク機構を介して偏心スリー
ブを回転駆動する流体圧シリンダとを備えている。
そうして、流体圧シリンダの駆動により、近接する2
つのブランケット胴を同時に同一の側に、しかも一方を
上向きに、他方を下向きに変位して、 (1)2つのブランケット胴が夫々協働する版胴に当接
すると共に相互に当接し、且つ変位方向側のブランケッ
ト胴が付加印刷胴に当接する位置 (2)版胴、ブランケット胴及び付加印刷胴が夫々個個
に離隔する位置 の2つの相互位置になるように各胴の接離関係を切換え
ている。
[発明が解決しようとする問題点] 前記の従来の技術における付加印刷胴付輪転印刷機の
胴切換装置は、上述の通り各胴の相互位置が大別して2
種類のみで、印刷を行なう場合には、前記の(1)の位
置関係となるように各胴の接離関係を切換え、紙通し等
の作業を行なう場合及び輪転印刷機を長時間停止する場
合には、前記の(2)の相互位置となるように各胴の接
離関係を切換えるしか、胴切換えの選択がなかった。
従って、付加印刷胴による印刷を行なわず、2つのブ
ランケット胴のみで印刷する場合でも、輪転印刷機の運
転中に付加印刷胴がブランケット胴と共に回転する不都
合がある。そうして、版胴、フランケット胴及び付加印
刷胴が、夫々個個に離隔する前記の(2)の相互位置に
なるように各胴の接離関係を切換えても、各胴の間隔が
十分にとれず、紙通し作業において、特に、紙通し後の
回転作動関係上、料紙が走行方向と逆方向に動く付加印
刷胴の周面とブランケット胴の周面との間を通過する場
合、料紙が僅かな波打ちにより付加印刷胴に接離したと
き、逆方向移動の周面による力を受けて破断されるとい
う不都合がある。
[問題点を解決するための手段] この発明による付加印刷胴付輪転印刷機における胴切
換装置は、夫々協働する版胴を伴っており互に接離変位
可能に近接して並設された2本のブランケット胴と前記
両ブランケット胴のいずれの一方にも接離変位可能にブ
ランケット胴に近接して設けられている付加印刷胴を備
えた付加印刷胴付輪転印刷機における、2本のブランケ
ット胴を変位させるように設けられ各ブランケット胴を
夫々に対応する版胴と接離させると共に、両ブランケッ
ト胴を接離させる第1変位駆動装置と、付加印刷胴を変
位させるように設けられ付加印刷胴を前記接離両状態に
おけるブランケット胴のいずれの一方に対しても接離さ
せる第2変位駆動装置とを備えており、必要に応じて、
第1変位駆動装置及び第2変位駆動装置のシーケンス作
動制御装置とを備えている。
そして、具体的な実施態様の一例としては、第1変位
駆動装置は、夫々のブランケット胴のジャーナルを回転
自在に取付けられると共にフレームに支持された偏心ス
リーブと、リンク機構を介して偏心スリーブをフレーム
に対して回転駆動する第1流体圧シリンダとから構成さ
れ;第2変位駆動装置が、付加印刷胴のジャーナルを回
転自在に取付けられると共に、フレームに支持された偏
心スリーブと、偏心スリーブ回転方向変更リンクを備え
たリンク機構を介して偏心スリーブをフレームに対して
回転駆動する第2流体圧シリンダとから構成されてお
り、第1流体圧シリンダ及び第2流体圧シリンダのシー
ケンス作動制御装置は、第1流体圧シリンダ及び第2流
体圧シリンダの作動により回路が切換えられる流体圧回
路である。
[作用] ブランケット胴用の第1変位駆動装置と付加印刷胴用
の第2変位駆動装置とが個別に作動され、ブランケット
胴の変位と付加印刷胴の変位とが組合わせて行なわれ、
全胴が個個に離隔した第1位置と、各ブランケット胴が
夫々の版胴から離隔し、且つブランケット胴間も離隔
し、付加印刷胴がいずれか一方のブランケット胴に当接
した第2位置と、各ブランケット胴が夫々の版胴と当接
し、且つブランケット胴間も当接し、付加印刷胴が両方
のブランケット胴から離隔した第3位置と、各ブランケ
ット胴が夫々の版胴と当接し、且つブランケット胴間も
当接し、付加印刷胴が一方のブランケット胴に当接した
第4位置との4種類の相互位置に選択的に切換えられ
る。
そうして、シーケンス作動制御装置の作動により両変
位駆動装置の所定の順序の作動が自動的に制御される。
[実 施 例] この発明の実施例を図面に従って説明する。
輪転印刷機において、第1図に示すように、図示しな
い対向フレーム間には、料紙の両面に印刷をするべく夫
々協働する版胴P1、P2を伴なってブランケット胴B1、B2
が対向して架設され、付加印刷胴Aも両ブランケット胴
B1、B2に近接して架設されている。それは、ブランケッ
ト胴B1、B2の夫々の両端のジャーナル1,1、2,2が偏心ス
リーブ3,3、4,4に回転自在に嵌合し、偏心スリーブ3,
3、4,4が更にフレームに回転操作自在に嵌合接着されて
おり、そうして、付加印刷胴Aの場合には、両端のジャ
ーナル5,5が内側偏心スリーブ6,6に回転自在に嵌合し、
内側偏スリーブ6,6が外側スリーブ7,7に、更に外側スリ
ーブ7,7がフレームに夫々回転操作自在に嵌合装着され
ているのである(第4図参照)。
又、対向フレーム間には、一端がフレーム外に突出し
ている2本の回転軸8、9が回転自在に架設されてお
り、更に固定軸10が双方のフレームの内面に設けられて
いる。
偏心スリーブ3及び偏心スリーブ4の端面には、夫々
連続腕11、12が固着されており、連結腕11と連結腕12と
は、連結点間距離を調節自在に連結杆13で連結されてい
る。具体的には、ブランケツト胴の回転軸線と平行な回
転軸線回りに回転自在に連結腕11、12に嵌挿された駒部
材14、15の一方に連結杆13の一端が回転自在に軸線方向
に拘束されて取付けられ、他の駒部材に、他端が螺合し
ている。その結果、連結腕の連結点間の長さ、即ち偏心
スリーブ3、4の相対回転位相は、連結杆13の回転操作
により調節自在であり、且つ一方の偏心スリーブ3の回
動により、他方の偏心スリーブ4は反対方向に略同回転
量の連動をする。
一方の偏心スリーブ3の端面には、連結腕11と並んで
回転腕16が固着され、他方、回転軸8には揺動腕17が固
着されている。回動腕16端と揺動腕17の揺動端とは、連
結点間距離を調節自在に連結杆18で連結されている。具
体的には、連結杆18の一端は、ブランケツト胴の回転軸
線と平行な回転軸線回りに回転自在に回動腕16端に枢着
され、連結杆18の他端部は、ブランケツト胴の回転軸線
と平行な回転軸線回りに回転自在に揺動腕17端部に嵌挿
された駒部材19に回転自在に軸線方向に拘束されて取付
けられたねじ結合の調節部材20となっている。その結
果、連結腕11と揺動腕17との連結点間の長さ、即ち相対
回動位相は、調節部材20の回転操作により調節自在であ
る。
フレーム外側において、回転軸8の突出端部には、駆
動腕21が固着され、駆動腕21の揺動端は第1空気圧シリ
ンダ22のピストン棒端に枢着されており、第1空気圧シ
リンダ22は、ブランケット23によつてブランケツト胴の
回転軸線と平行な揺動軸線回りに揺動自在にフレームに
取付けられている。
駆動腕21の回転軸固着部近くにはカム24が装着され、
駆動腕21と共に揺動するカム24に係合することにより切
換作動させるようにカム操作切換弁25が設けられてい
る。
内側偏心スリーブ6の端面にも回動腕26が固着されて
おり、他方、固定軸10には、歯車27と一体となって揺動
腕28が揺動自在に嵌着されている。歯車27は、回転軸9
に固着された扇形歯車29と噛合っており、回転腕26端と
揺動腕28の揺動端には、中間調節ねじ結合部をもつ長さ
が調節自在の連結杆30の両端が夫々枢着されており、中
間調整ねじ結合部を回転操作することにより、連結点間
距離を調節し得る。
フレーム外側において、回転軸9の突出端部には、揺
動方向可変駆動腕31が固着され、揺動方向可変駆動腕31
の広幅揺動端は第2空気圧シリンダ32のピストン棒端に
第5図に示すような機構で回動自在に取付けられてい
る。即ち、揺動方向可変駆動腕31の広幅揺動端には端縁
に沿って長溝孔33が穿設され、その長溝孔33内に長手方
向に納った移動ねじ杆34の両端は、長溝孔33の両端のば
か孔を貫通し突出し、ストッパ35、35′が設けられ、移
動ねじ杆34は、ストッパ35の回転操作で回転する。そう
して、長溝孔33内に遊隙をもって納っている移動駒36に
は、遊動ねじ杆34が螺合しており、且つ第2空気圧シリ
ンダ32のピストン棒端が枢着されている。従って、移動
ねじ杆34は、移動駒36が長溝孔33の両端に当接している
場合以外は、その軸線方向及び軸線垂直方向にばか孔及
びストッパが許す範囲で遊動可能である。
更に第2空気圧シリンダ32は、ブランケット37によつ
てブランケット胴の回転軸線と平行な揺動軸線回りに揺
動自在にフレーム外側に取付けられている。揺動方向可
変駆動腕31の回転軸固着部近くにはカム38が装着され、
揺動方向可変駆動腕31と共に揺動するカム38に係合する
ことにより切換作動させるようにカム操作切換弁39が設
けられている。
第1空気圧シリンダ22及び第2空気圧シリンダ32の作
動制御装置は、第2a乃至第2d図に示されているように既
述のカム操作切換弁25、39の他に空気圧操作切換弁40、
41、電磁切換弁42、43、44、45、急速排気弁46、47及び
シャトル弁48等を含む空気圧回路によって構成されてい
る。
付加印刷胴Aの外側偏心スリーブ7の端面には、回動
腕49が固着され、回動腕49端は、フレームに枢着され、
中間調節ねじ結合部をもつ長さ調節自在の印刷調整弁50
の先端に枢着されている。版胴P1、P2のジャーナルもス
リーブを介してフレームに装着されているが、一方の版
胴P2のスリーブは、偏心スリーブ51であり、付加印刷胴
Aの外側偏心スリーブ7と同様の回動腕52及印圧調整杆
53を備えている。
以上に述べた構成のうち、フレーム外側に装着された
部材及び空気圧シリンダの作動制御装置以外は、対向フ
レームの両フレームにおいて同じように設けられてい
る。
上記の付加印刷胴付輪転印刷機の胴切換装置の操作・
作用について述べる。
全版胴・ブランケット胴及び付加印刷胴の相互位置に
は、次の6位置があり、各胴のスリーブ作動機構及びそ
の制御装置の状態は、第2図及び第3図の各図に示され
ている。
(a)第1位置(第3a図) 第1・第2版胴、第1・第2ブランケット胴、及び付
加印刷胴が全て離隔している。
(b)第2位置(第3b(1)図) 付加印刷胴が第1ブランケット胴に当接しているのみ
で、他は全て離隔している。
(b′)第2′位置(第3b(2)図) 付加印刷胴が第2ブランケット胴に当接しているのみ
で、他は全て離隔している。
(c)第3位置(第3c図) 各版胴・ブランケット胴間及び両ブランケット胴間が
当接しており、付加印刷胴が両ブランケット胴から離隔
している。
(d)第4位置第3d(1)図) 各版胴・ブランケット胴間及び両ブランケット胴間が
当接しており、付加印刷胴が第1ブランケット胴にのみ
当接している。
(d′)第4′位置(第3d(2)図) 各版胴・ブランケット胴間及び両ブランケット胴間が
当接しており、付加印刷胴が第2ブランケット胴にのみ
当接している。
第1位置は、中立基準位置であり、操作盤のスイッチ
操作により全電磁切換弁42、43、44、45のソレノイド
は、消磁され、空気圧回路は、第2a図の状態になり、第
1空気圧シリンダ22のピストン棒は突出位置に、第2空
気圧シリンダ32は、没入位置になる。
紙通しを行なう場合、料紙が通る両ブランケット胴B1
・B2間及び一方のブランケット胴B1又はB2と付加印刷胴
Aとの間を離隔してあればよいが、特にブランケット胴
と一方の付加印刷胴との間は、第3a図の位置より更に拡
大するべく付加印刷胴Aを他方のブランケット胴に当接
させる位置に変位させる。即ち第2位置、又は第2′位
置にする。
その操作としては、先ず、遊動ねじ杆34のストッパ35
を手動操作して、遊動ねじ杆34を回動し、移動駒36を長
溝孔33のいずれか一方の端に当接させた位置にし、揺動
方向可変駆動腕31に固定する。
付加印刷胴Aをブランケット胴B1に当接させ、付加印
刷胴Aとブランケット胴B2との間を拡大する場合(第3b
(1)図参照)には、ストッパ35側の端(第1図におい
て上方端)に当接させる。そうして、付加印刷胴Aをブ
ランケット胴B2に当接させ、付加印刷胴Aとブランケッ
ト胴B1との間を拡大する場合(第3b(2)図参照)に
は、ストッパ35′側の端(第1図において下方端)に当
接させる。
この移動駒36の移動に際し、遊動ねじ杆34は、第2空
気圧シリンダ32のピストン棒の長を十分に吸収し得る程
度に遊動可能である。
中立基準位置の第1位置から紙通しの第2又は第2′
位置への切換えには、操作盤のスイッチ操作により電磁
切換弁42、45のソレノイドは消磁されたままで、電磁切
換弁43、44のソレノイドが励磁され、空気圧回路は、第
2b図の状態になり、第1空気圧シリンダ22及び第2空気
圧シリンダ32のピストン棒は共に突出位置になる。
第3b(1)図の場合には、揺動方向可変駆動腕31が反
時計方向に揺動され、扇形歯車29の反時計方向回動、歯
車27及び揺動腕28の時計方向回動、連結杆30の左行並び
に回動腕26の反時計方向回動を介して内側偏心スリーブ
6は、反時計方向に回転する。その結果、付加印刷胴A
のジャーナル5は、フレーム上、ブランケット胴B1のジ
ャーナル1に接近し、付加印刷胴Aは、ブランケット胴
B1に当接し、ブランケット胴B2とは更に離れる。第3b
(2)図の場合には、揺動方向可変駆動腕31が時計方向
に揺動され、扇形歯車29の時計方向回動、歯車27及び揺
動腕28の反時計方向回動、連結杆30の右行並びに回転腕
26の時計方向回動を介して内側偏心スリーブ6は、時計
方向に回転する。その結果、付加印刷胴Aのジャーナル
5は、フレーム上、ブラケット胴B2のジャーナル2に接
近し、付加印刷胴Aは、ブランケット胴B2に当接し、ブ
ランケット胴B1とは更に離れる。
上記の揺動方向可変駆動腕31のいずれかの方向の揺動
によりカム38は変位し、カム操作切換弁39が切換作動し
ても、第1空気圧シリンダ22への空気給排管路には影響
がなく、第1空気圧シリンダ22は、作動しないままであ
る(第2b図参照)。
2つのブランケット胴B1、B2間に料紙を通し、両面単
色刷り、所謂B−B印刷を行なう場合には、ブランケッ
ト胴B1とブランケット胴B2とを、料紙を挟んで当接させ
且つ各ブランケット胴B1,B2を夫々の版胴P1,P2に当接さ
せ、付加印刷胴Aは、両ブランケット胴B1、B2から離隔
させた位置にする。即ち、第3位置にする。
中立基準位置の第1位置からB−B印刷の第3位置へ
の切換えには、操作盤のスイッチ操作により電磁切換弁
42、43、44のソレノイドは消磁のままで、電磁切換弁45
のソレノイドが励磁され、空気圧回路は、第2c図の状態
になり、第2空気圧シリンダ32のピストン棒は没入位置
のままで、第1空気圧シリンダ22が没入位置になる。
すると、第3c図に示すように、駆動腕21が反時計方向
に回動され、回転軸8及び揺動腕17の反時計方向回動、
連結杆18を介しての連結腕11の時計方向回動及び連結杆
13を介しての連結腕12の反時計方向回動により、偏心ス
リーブ3は時計方向に回転し、偏心スリーブ4は反時計
方向に回転する。その結果、両ブランケット胴B1、B2の
ジャーナル1、2は、フレーム上、互に接近し、ブラン
ケット胴B1とブランケット胴B2とは中間に通された料紙
を挟んで互に当接し、且つ夫々の版胴P1、P2とも当接す
る。
上記の駆動腕21の回動によりカム24は変位し、カム操
作切換弁25が切換作動しても、第2空気圧シリンダ32へ
の空気給排管路には影響がなく、第2空気圧シリンダ32
は、作動しないままである(第2c図参照)。そこで、付
加印刷胴Aの内側偏心スリーブ6は、回動せず、第1位
置(第3a図参照)と同様の位置のままで、付加印刷胴A
のジャーナル5は、フレーム上、両ブランケット胴B1、
B2のジャーナル1、2から離隔している。即ち、付加印
刷胴Aは、両ブランケット胴B1、B2から離隔している。
両面単色刷りの一方の面に更に一色付加印刷をする場
合には、ブランケット胴B1とブランケット胴B2とを、料
紙を挟んで当接させ且つ各ブランケット胴B1、B2を夫々
の版胴P1、P2に当接させ、更に付加印刷胴Aを両ブラン
ケット胴B1、B2のいずれか一方に当接させた位置にす
る。即ち、第4位置又は第4′位置にする。
この場合、付加印刷胴Aが当接するブランケット胴の
選択操作・作動は、第2位置・第2′位置の場合と全く
同様である。
その選択操作・作動の後、中立基準位置の第1位置か
ら一色付加印刷の第4又は第4′位置への切換えには、
操作盤のスイッチ操作により電磁切換弁43、44、45のソ
レノイドは消磁のままで、電磁切換弁42のソレノイドが
励磁される。ここにおいて、空気圧回路は、先ず、第2d
図に示すように、電磁切換弁42の切換えによりシャトル
弁48が切換わり空気圧操作切換弁40が空気圧により切換
わり、第1空気圧シリンダ22のピストン棒は没入位置に
なる。
すると、上記の第3位置への切換えと同様の作動が行
なわれ、その結果、第3位置と同様に両ブランケット胴
B1、B2のジャーナル1、2は、フレーム上、互に接近
し、ブランケット胴B1とブランケット胴B2とは中間に通
された料紙を挟んで互に当接し、且つ夫々の版胴P1、P2
とも当接する。
即ち、第1段階として各胴の相互位置が第3位置とな
るように切換作動が行なわれる。
この際、駆動腕21の回動によりカム24が変位し、カム
操作切換弁25が切換わる。電磁切換弁42の切換えにカム
操作切換弁25の切換えが加わることにより空気圧操作切
換弁41が切換わり、第2空気圧シリンダ32のピストン棒
は突出位置になる。
このとき、付加印刷胴Aに関しては、第2位置・第
2′位置への切換えの場合と同様の作動が行なわれる。
即ち、第2段階として、付加印刷胴Aの相互位置が第
2位置・第2′位置になるように切換作動が行なわれ
る。
第2段階の作動の際、揺動方向可変駆動腕31の揺動に
よるカム38が変位して、カム操作切換弁39が切換作動し
ても、第1空気圧シリンダ22への空気給排管路に影響が
ないことも第2位置・第2′位置への切換えの場合と同
様である。
その結果、第3d(1)図又は3d(2)図に示すよう
に、ブランケット胴B1とブランケット胴B2とは、料紙を
挟んで当接し、且つ夫々の版胴P1、P2にも当接し、更に
付加印刷胴Aは両ブランケット胴B1、B2のいずれか一方
に当接する。
上記の各胴接離における各胴の当接圧の調整は、夫
々、各連結杆・印圧調整杆のねじ結合部分の調節回転に
よる連結杆13、18、30、あるいは印圧調整杆50、53の各
連結点間長さを調整することにより、夫々が関連する偏
心スリーブを微回転させ、各胴のジャーナルの回転軸線
の間隔を調整して行なわれる。
上記の実施例における空気圧シリンダの作動により切
換操作されるカム操作切換弁と空気圧操作切換弁との組
合せをリミットスイッチと電磁弁との組合せとした空気
圧回路に変更してもよい。
又、上記の実施例においては、各弁を配備した空気圧
回路による自動制御装置を用いているが、それを用いず
両空気圧シリンダの作動を自動制御装置による作動順序
で手動操作で行なうようにしてもよい。
更に、上記の実施例は、作動圧力流体として空気を用
いているが、油等の流体を用いた油圧シリンダ・油圧回
路(液圧シリンダ・液圧回路)に変更してもよい。
[発明の効果] この発明による付加印刷胴付輪転印刷機における胴切
換装置によれば、輪転印刷機の稼働時において、付加印
刷胴を使用しない場合には、各版胴・ブランケット胴間
及び両ブランケット胴間を当接させ、付加印刷胴を両ブ
ランケット胴から離隔された状態で、付加印刷胴のみを
休止するので、その構成部材の消耗を減じると共に、輪
転印刷機全体への振動等の負担を感じ得る。
更に、紙通し作業において、付加印刷胴以外の各胴は
全て離隔させ、付加印刷胴を変位させる第2変位駆動装
置を駆動することにより付加印刷胴のみが一方のブラン
ケットに当接され、他方のブランケットから一層離隔す
るよう変位されるので、付加印刷胴と他方のブランケッ
ト胴との間隔を十分に確保し得る。
従って、料紙に僅かな波打ちがあった場合にも、付加
印刷胴に接触することは、希であり、接触してもそれは
短時間・狭範囲で済み、料紙の破断が生じない。
しかも、上記のように付加印刷胴の移動を含て、輪転
印刷機の各胴を多様な接離状態にすることができると共
に、その作動を簡単に行い得る。
【図面の簡単な説明】
第1図は、この発明による付加印刷胴付オフセット輪転
印刷機における胴切換装置のフレーム内の正面図、 第2a乃至2d図は、この発明による付加印刷胴付オフセッ
ト輪転印刷機における胴切換装置の空気圧回路図、 第3a乃至3d(2)図は、この発明による付加印刷胴付オ
フセット輪転印刷機における胴切換装置の作動状態の説
明図 第4図は、この発明による付加印刷胴付オフセット輪転
印刷機の各胴当接圧調整装置のフレーム内の正面図、 第5図は、第1図における揺動方向可変駆動腕の拡大部
分図である。 P1:第1版胴、P2:第2版胴 A:付加印刷胴、B1:第1ブランケット胴 B2:第2ブランケット胴 1,2,5:ジャーナル、3,4,51:偏心スリーブ 6:内側偏心スリーブ、7:外側偏心スリーブ 8,9:回転軸、10:固定軸 11,12:連結腕、13,18,30:連結杆 14,15,19:駒部材、16,26,49,52:回動腕 17,28:揺動腕、20:調節部材 21:駆動腕、22:第1空気圧シリンダ 23,37:ブラケット、24,38:カム 25,39:カム操作切換弁 27:歯車、29:扇形歯車 31:揺動方向可変駆動腕 32:第2空気圧シリンダ 33:長溝孔、34:遊動ねじ杆 35,35′:ストッパ、36:移動駒 40,41:空気圧操作切換弁 42,43,44,45:電磁切換弁 46,47:急速排気弁、48:シャトル弁 50,53:印圧調整杆

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】夫々協働する版胴を伴っており互に接離変
    位可能に近接して並設された2本のブランケット胴と前
    記両ブランケット胴のいずれの一方にも接離変位可能に
    ブランケット胴に近接して設けられている付加印刷胴を
    備えた付加印刷胴付輪転印刷機における、2本のブラン
    ケット胴を変位させるように設けられ各ブランケット胴
    を夫々に対応する版胴と接離させると共に、両ブランケ
    ット胴を接離させる第1変位駆動装置と、付加印刷胴を
    変位させるように設けられ付加印刷胴を前記接離両状態
    におけるブランケット胴のいずれの一方に対しても接離
    させる第2変位駆動装置とを備えた胴切換装置
  2. 【請求項2】第1変位駆動装置が、夫々のブランケット
    胴のジャーナルを回転自在に取付けられると共にフレー
    ムに支持された偏心スリーブと、リンク機構を介して偏
    心スリーブをフレームに対して回転駆動する第1流体圧
    シリンダとから構成され;第2変位駆動装置が、付加印
    刷胴のジャーナルを回転自在に取付けられると共に、フ
    レームに支持された偏心スリーブと、偏心スリーブ回転
    方向変更リンクを備えたリンク機構を介して偏心スリー
    ブをフレームに対して回転駆動する第2流体圧シリンダ
    とから構成された特許請求の範囲第1項に記載の胴切換
    装置
  3. 【請求項3】夫々協働する版胴を伴っており互に接離変
    位可能に近接して並設された2本のブランケット胴と前
    記両ブランケット胴のいずれの一方にも接離変位可能に
    ブランケット胴に近接して並設されている付加印刷胴を
    備えた付加印刷胴付輪転印刷機における、2本のブラン
    ケット胴を変位させるように設けられ各ブランケット胴
    を夫々に対応する版胴と接離させると共に、両ブランケ
    ット胴を接離させる第1変位駆動装置と、付加印刷胴を
    変位させるように設けられ付加印刷胴を前記接離両状態
    におけるブランケット胴のいずれの一方に対しても接離
    させる第2変位駆動装置と、第1変位駆動装置及び第2
    変位駆動装置のシーケンス作動制御装置とを備えた胴切
    換装置
  4. 【請求項4】第1変位駆動装置が、夫々のブランケット
    胴のジャーナルを回転自在に取付られると共にフレーム
    に支持された偏心スリーブと、リンク機構を介して偏心
    スリーブをフレームに対して回転駆動する第1流体圧シ
    リンダとから構成され;第2変位駆動装置が、付加印刷
    胴のジャーナルを回転自在に取付けられると共に、フレ
    ームに支持された偏心スリーブと、偏心スリーブ回転方
    向変更リンクを備えたリンク機構を介して偏心スリーブ
    をフレームに対して回転駆動する第2流体圧シリンダと
    から構成された特許請求の範囲第3項に記載の胴切換装
  5. 【請求項5】第1流体圧シリンダ及び第2流体圧シリン
    ダのシーケンス作動制御装置が第1流体圧シリンダ及び
    第2流体圧シリンダの作動により回路が切換えられる流
    体圧回路である特許請求の範囲第4項に記載の胴切換装
JP62126964A 1987-05-26 1987-05-26 付加印刷胴付輪転印刷機における胴切換装置 Expired - Fee Related JPH085178B2 (ja)

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US4526099A (en) * 1983-02-16 1985-07-02 Rockwell International Corporation Reversible color deck for rotary printing presses
JPS6260647A (ja) * 1985-09-11 1987-03-17 Hamada Insatsuki Seizosho:Kk オフセツト印刷方法

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