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JPH085377B2 - 車両連結幌枠を安定に保持しうる幌体構成方法 - Google Patents
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JPH085377B2 - 車両連結幌枠を安定に保持しうる幌体構成方法 - Google Patents

車両連結幌枠を安定に保持しうる幌体構成方法

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JPH085377B2
JPH085377B2 JP4040077A JP4007792A JPH085377B2 JP H085377 B2 JPH085377 B2 JP H085377B2 JP 4040077 A JP4040077 A JP 4040077A JP 4007792 A JP4007792 A JP 4007792A JP H085377 B2 JPH085377 B2 JP H085377B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は車両用連結幌の構成に関
し、幌シートに幌枠を一体化して張設する場合の幌体の
構成方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より角筒状に形成されたジャバラ幌
は角環状枠金に幌シートを被覆張設して側面の幌骨形状
を並行配列又は千鳥状に成して連鎖式に構成した完成幌
体が知られている。しかし、これらの幌体構成は枠金全
体に幌シートを張設するので莫大な時間と手数を費して
いる。その為、作業経費が嵩み、加えてジャバラ構造の
幌体自体の重さと拡開性および柔軟性が乏しく車体の揺
動に基づく特有な外力の影響を受けてタレ現象、幌地損
傷などを回避できなかった。このために、幌体の構成要
素の開発に期待がかかり、その改善対策の要望が大であ
る。
【0003】このような状況において、従来、連結幌で
角環状幌枠金を相隣接して並行配列し、1枚の幌シート
を前記幌枠金に被覆張設した通常の幌体では、従来実施
図5に示す如く幌構成主体(101)の左右両側面の垂
直壁のほぼ全面部分B又は上下各部位のB1、B2前後
方向に亘って伸縮屈曲自在の補強材(103)を本体
(C)の車両枠(105)および中間幌枠(104)に
固定的に取付られた幌シート(102)に添設した構成
が知られる(特公39−38046、実開平1−168
357)。
【0004】また本出願人は、図3に示すように角筒状
幌構成体(1)を完成するに当って先ず平面状に展開さ
れた片方側の外側幌シート(3)上に幌骨(5)を所定
骨組に形成して張り付け、更にその上に内側幌シート
(2)を被覆張設して前記幌枠の幌骨(5)を内外側両
幌シート(2)(3)間に遊挿状に溶着して挟着保持し
幌構成体(1)を得るものを提案した(特開63−19
969)。
【0005】また本出願人は、図4に示すように角筒状
幌構成体を完成するに当り、車両方向を幅方向とする平
面状に展開の幌シート(3)上の長手方向に該幌シート
自体を側面断面形状Ω状に屈曲させ数条の両端開口の中
空通路部(3a)を形成しその下方最寄部を溶着し、こ
の中空通路部(3a)に幌骨(5)を順次挿入して幌シ
ート(3)上に所定形状の幌枠を平面状に展開した後、
該幌枠を幌構成体に形成して成るものである(特開平2
−85055)。
【発明が解決しようとする問題点】
【0006】しかしながら、上述の従来実施図5では、
幌シート(102)の内周側に添設の補強材(103)
は角環状幌枠が隣接せる個々の幌骨(104)の内側に
添設したうえ捲回止着しているため、(図6参照)幌シ
ート自体の強度増強には役立つがその製作加工が面倒で
あるうえにジャバラ形成部では幌体の外周方向に隣接せ
るヒダが突出状に露出しているために車体の揺動と煽り
で幌地同士の衝突による損傷が回避し難いこと、さらに
附随的には補強材添設部位の接ぎ目段部が幌布の汚染を
招来する欠点がある。
【0007】又本出願人が先に提案した従来技術を示す
図3の実施例前出特開63−19969のような内外側
幌シートの中間層に幌枠を載置した状態で後から溶着に
よりこの幌枠を挟着保持する構成では幌枠に対する張設
が極めて簡便であり作業能率が向上するものであるが、
幌骨の側縁部を万遍なく幌シートで囲むように溶着する
ことが作業上面倒であり挟着された幌枠の保持安定維持
と蛇腹幌形成上、角筒体に折曲する上で折曲部に幌シー
トと幌骨の剥離、不揃など幌体の外観を損じるなど問題
があった。 又同じく従来例として先に図4で示した特開
2−85055では、独立した単重幌シートの長手方向
に亘って予め数条に形成したΩ状中空通路部に幌骨を挿
通して構成された幌枠からなる角筒状幌構成体であり、
これは単一の幌シートを長手方向に沿い折曲して捲回に
より袋状通路を形成し、この通路部に幌骨を挿し込み隣
接状に幌枠を幌シート上に並列して張設するものであ
る。かかる構成では幌骨挿入部のΩ状部の幌ヒダ形成部
が幌シート成形体上に不揃いに突出されるおそれがあ
り、車両走行時の煽りなど幌シート同士の衝突による損
傷が避け得ない憾みがある。
【0008】本発明は従来例の車両幌構成体について、
角筒状幌製造上の欠点を解決すべく開発されたもので内
外側両幌シート間に幌枠を安定的かつ角筒状幌体の側壁
を補強的に挟持して保持できる幌溝形成と単一の幌シー
トからなる帯状中芯シートを介在した状態で重合幌シー
トを構成した後幌骨を前記重合幌シート中に挿し込んで
水平状幌構成体(1A)を形成し、角筒状幌を構成する
ことを特徴としている。そして、これにより幌体の稼働
上、垂れ下り防止機能を増大して幌体の形状維持により
耐久性増大を図るものである。そして、他の目的の一つ
角筒状の幌体形成加工を製作容易としかつ外観スマー
トな幌構成体を提供するにある。
【0009】
【問題を解決するための手段】本発明は前記目的を達成
するため、平面状に展開した幌枠の両側から内外幌シー
トを被覆張設して幌枠を挟着させた後、該幌枠を折曲し
て角筒状に形成してなる幌構成体において、まず前記
筒状幌体形成の外側幌シートを平面に敷設してその端縁
から長手方向に溶着により所定形状に幌枠の幌骨を幌シ
ート上に配設するための数条の幌溝を刻設し、この外側
幌シートの長手方向上に前記角筒状幌体における左右両
側壁の上下部位の前後方向に相応する部位でその幅方向
に亘って小幅な単一の幌シートからなる帯状中芯シート
を載置した後、さらにその上に内側幌シートを長手方向
に重ね合わせ、この状態で前記内外側重合幌シートの一
方側から長手方向に溶着により前記幌溝相当個所以外の
平面状幌シート重合層間を密着させかつこの際外側幌シ
ートと内側幌シートおよび帯状中芯シートとの間に幌骨
を挿通する幌溝(6a)および両端開口のポケット通路
部(4)が夫々画成させるように構成したことを特徴と
する
【0010】
【作用】このような本願方法によると、車両用連結幌の
形成に当って、平面状に展開し敷設された内外側重合幌
シートの中間層にはこの重合幌シート中に前以って外側
幌シート上に数条の幌溝が刻設された上に内側幌シート
が重合されかつこの内外側幌シートの重合が行われる前
に前記幌溝を形成せる外側幌シートの長手方向に小幅の
幌シートとしての帯状中芯シート(4)が隔置して該部
分では3重層として載置されているので、このような各
シートの重合状態で前記幌溝形成の相当個所を除く夫々
の重合層を溶着するとこの平面状に展開した重合幌シー
ト内には両端開口の幌溝(6a)とポケット通路部(4
a)が形成される。 従って前記重合幌シートに対して幌
枠を張設するには重合幌シート中の幌溝に幌骨をただ挿
し込んでいくだけで所望の幌枠を重合層中に配設して収
容することができる(図1参照)。このようなことか
ら、前記重合幌シート中へ幌枠の配設に当って前記外側
幌シート上に予め幌溝幅を大きく設定することにより同
一幌溝に幌骨を並列して挿通することが出来るので(図
1参照)幌枠の側面形状を従来の並行配列以外にも幌枠
辺を側面斜状(千鳥状と呼ばれる)に対して(図2参
照)幌枠特性を得るなどの選択に応じて幌シート上への
幌枠の張設作業を容易に迅速に行える。 このように幌枠
の各幌骨は重合幌シートの相互層間内に遊挿して確実に
包被された状態で安定して取付けされる。そして図1に
示すように、幌枠を重合幌シート内に挟着保持してなる
平面状幌構成体(1A)を角筒状幌構成体(1B)に立
体化された後(図2参照)、車両端面のフレームに架設
された状態では幌枠を収容した重合層内に補強的に付加
した帯状中芯シート(4)によって車両連結体の連結端
部での幌体を支持する吊持機能が増強されると共に幌枠
重量はフレーム部へ負荷され連結部の垂れ下りを防止す
る。
【0011】
【実施例】次に図面に示す実施例について説明する。図
1乃至図3は本発明に係る実施図である。図1につい
て、幌枠(6)を配設できる外側幌シート(3)を平面
状に展開してその一端より該幌シートの長手方向上に
以って幌枠を配設すべき所定寸法に幌溝を数条刻設した
上、後工程で連結幌体として成形される角筒状幌構成体
(1B)の両側壁上下部の前後方向の(イ)(ロ)部位
に相応位置で車両前後方向を幅方向とするこの短手方向
に亘り小幅な幌シートからなる帯状中芯シート(4)を
前記(イ)(ロ)個所に載置し、さらにその上に内側幌
シート(2)を載置し、この状態で図示しないウエルダ
ーマシンで前記平面状に展開された重合シート面の上方
側から前記幌溝刻設部の相当個所を除いた重合幌シート
層間を密着して両端開口の幌溝(6a)と短長のポケッ
ト通路部(4a)が前記(イ)(ロ)部位に形成され
る。
【0012】そして、以上のようにして内外側幌シート
(2)(3)および帯状中芯シート(4)の重合形成に
おいて前記内外側両幌シート(2)(3)間に配置され
る帯状中芯シート(4)の厚さは、慣用される幌シート
において内側幌シート(2)<外側幌シート(3)<帯
状中芯シート(4)の相互関係で構成されている。この
ような各幌シートの平面状重合構成状態に形成したあと
その長手方向に亘って端部から幌溝(6a)に沿い内外
側両幌シート(2)(3)間とポケット通路部を介して
中間幌骨(5)を挿通させ、図1に示すように平面状重
合幌シート構成中に所定の幌枠が挟着状態に配設された
平面状幌構成体(1A)を得ることができる。上述のよ
うに中間幌骨(5)が挿通された状態でポケット通路部
(4a)では同通路部の囲りでは膨出部(4b)および
内外側幌シート層間での幌溝部では膨出部(4c)が形
成され遊挿状態で包被され確実に前記平面状幌構成体
(1A)の重合層間に緊密に張設される。
【0013】次に、以上のように構成された本実施例の
作用について述べる。所定形状の幌枠(6)の各幌骨を
内外側幌シート重合層間に挿入して、平面状幌構成体
(1A)を仕上げることが出来るから、幌シートに幌枠
を張り付けるに当って従来実施例として揚げた図3乃至
図6と比較して、例えば幌シートを単重に独立して平面
に展開したのち、この幌シートを長手方向に捲回して断
面Ω状に幌骨挿入部を形成し、しかるのち角筒状幌体を
成形する(図3参照)。又、幌シートを単重に平面状に
展開してこの上に幌骨を並列して載置した後、この幌枠
全体に他方側の幌シートを重ねて前記幌枠を挟着した状
態で溶着により一体に重合して角筒状幌体を構成するジ
ャバラ幌製造法では、幌体を角筒状に完成する加工が非
常に面倒であったり、幌体の連結部分の垂れ下り、ジャ
バラ幌の外観性などに問題があった。これらに比べ、本
願実施例の如く重合幌シートへの幌枠の張設を前以って
幌シート重合層中に広狭任意に幌溝を形成しておくこと
ができる。更に角筒状幌体の幌シートを二重幌シートで
形成して側壁領域部分に相応する特定部位に幌シートか
らなる小幅な帯状中芯シートを介置して付加的に補強し
て強度を持たせるようにしているのでジャバラ幌体とし
て幌体の連結部の垂れ下りを防止し、耐久性を有し、外
観の良い幌体構成として仕上げられる。
【0014】しかして本実施例では、平面状幌構成体
(1A)の構成要素に弾性素材からなる厚目の帯状中芯
シート(4)を介在した状態で内外側両幌シートと互に
溶着し、かつ中間幌骨(5)を挿通する幌溝(6a)が
形成することによりポケット通路部(4a)への中間幌
骨(5)の挿通が円滑になされると共に該中間幌骨は前
記ポケット通路部でで確実に挟持され支持することがで
きる。したがって、この状態では図3に示す角筒状幌構
成体(1B)とし車両間に連結した後、の幌の稼動にお
いては単に前記ポケット通路部(4a)を形成している
帯状中芯シート(4)の介在は連結幌の補強材としての
役目以外に連結幌ヒダ部相互のクッション性および伸縮
をより一層確実にしており、又これらの複雑な運動に対
しては帯状中芯シート(4)の配設によって幌の伸縮幅
の長短にも恰もバネ作用の付勢力により追従できる作用
を兼ね備えている。そのために、特に角筒状幌構成体の
形状保持に有効に機能するものである。
【0015】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
平面上に展開された内外側重合幌シートはこの幌材中に
前以って重合幌シートの長手方向に両端開口の幌溝とポ
ケット通路部が形成された一体の重層物からなり、該重
層中のポケット通路部は前記重合幌シートへ後工程で幌
枠を張り付けて角筒状の成形物とした後の側壁領域でそ
の上下部位に相応する位置にこの重合シートの幅方向に
亘り帯状に介置される幌シートからなる帯状中芯シート
と前記重合シートとの相互層間に形成されてなるもの
で、該帯状中芯シート自体は角筒状幌成形体の補強手段
として付加されるものである。このような平面状に展開
形成した重合幌シートへ幌骨を挿し込むこととした為、
従来の如く平面状にただ展開した幌枠の両側から幌シー
トを被着して溶着により幌枠を一体に挟着するような技
術手段に比べきわめて能率作業が迅速に行え、且角筒状
の幌構成体として車両連結幌に用いた場合、前記重合幌
シートを補強している帯状中芯シートによって幌体の垂
れ下ることのない幌構成体とし、加えて幌枠の安定した
挟着保持によりジャバラ幌体の変形を防止する等の機能
を持たせることが出来る等、耐久性を得る効果が大き
い。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかる図2の角筒状幌構成体を平面状
幌構成体に展開せる一部切欠の要部拡大断面斜視図
【図2】本発明にかかる一部切欠の角筒状幌構成体の拡
開状態を示す斜視図
【図3】従来実施例を示す幌枠を二重幌シート間に挟着
せる一部切欠の角筒状幌構成体の斜視図
【図4】従来実施例を示す幌骨を幌シート上に形成の中
空通路部に挿通せる一部切欠の要部断面斜視図
【図5】従来実施例を示す幌構成体の一部切欠の側面図
【図6】従来実施例を示す図5のP−P線断面拡大図
【符合の説明】
1A 平面状幌構成体 1B 角筒状幌構成体 2 内側幌シート 3 外側幌シート 4 帯状中芯シート 4a ポケット通路部 4b、4c 中間幌骨挿通個所の膨出部 5 中間幌骨 6 幌枠 6a 幌溝 7 幌取付枠

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】平面状に展開した幌枠の両側から内外側幌
    シートを被覆張設して幌枠を挟着保持させた後、該幌枠
    を折曲して角筒状に形成してなる幌構成体において、先
    づ前記角筒状幌体形成の外側幌シートを平面状に敷設し
    て端縁から長手方向に溶着により所定形状に幌枠の幌骨
    を配設すべき数条の幌溝を刻設し、該外側幌シートの長
    手方向上に前記角筒状幌構成体における左右両側壁の上
    下部位の前後方向に相応する部位でその幅方向に亘って
    小幅の幌シートからなる帯状中芯シートを載置した後、
    さらにその上に内側幌シートを長手方向に重ね合わせ、
    この状態で前記内外側重合幌シートの一方側から長手方
    向に溶着により前記幌溝相当個所外の平面状幌シート重
    合層間を密着させかつこの際外側幌シートと内側幌シー
    トおよび帯状中芯シートとの間に幌骨を挿通する幌溝
    (6a)および両端開口のポケット通路部(4)が夫々
    画成させるようにしたことを特徴とする車両用連結幌枠
    を安定に保持しうる幌体構成方法。
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