JPH085779B2 - フレロキサシン点眼液 - Google Patents
フレロキサシン点眼液Info
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- JPH085779B2 JPH085779B2 JP24757889A JP24757889A JPH085779B2 JP H085779 B2 JPH085779 B2 JP H085779B2 JP 24757889 A JP24757889 A JP 24757889A JP 24757889 A JP24757889 A JP 24757889A JP H085779 B2 JPH085779 B2 JP H085779B2
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Description
(2−フルオロエチル)−1,4−ジヒドロ−7−(4−
メチル−1−ピペラジニル)−4−オキソ−3−キノリ
ンカルボン酸(以下、一般名に従って「フレロキサシン
(fleroxacin)」と称する)又はその塩を含有する点眼
液に関する。
にグラム陰性の菌に対し、強い活性を有するニューキノ
ロン系抗菌薬である(米国特許4,398,029号)。ニュー
キノロン系抗菌薬のうち点眼液として医療に供せられて
いるものには、ノルフロキサシン、オフロキサシンなど
がある(特開昭60−123420号)。フレロキサシンもニュ
ーキノロン系抗菌薬として外眼部感染症に対して有効性
を発揮する可能性のあることが示唆されるが、その点眼
液は未だ提案されていない。その理由は、点眼液はpHを
できるだけ中性域に保持することが、眼粘膜組織への痛
み、刺激を軽減する上で重要であるが、フレロキサシン
はその性質上、酸性、中性域での溶解度が極めて低く、
公知技術では点眼液として製することはできないからで
ある。
しては、アルミニウム、マグネシウム又は亜鉛を構成部
分とする金属化合物を添加する方法が提案されている
(特開昭63−188626号)が、しかし、これらの金属化合
物は収れん作用が強く、多量に用いた場合には副作用を
惹起する可能性は高く、点眼剤の成分として多量に添加
されるのに不都合である。
えばポリオキシエチレン硬化ヒマシ油、ポリオキシエチ
レンソルビタンモノオレート、ポリオキシエチレンフェ
ニルエーテル、ラウロマクロゴールなどの非イオン界面
活性剤、ラウリル硫酸ナトリウム、コール酸ナトリウム
等のアニオン界面活性剤、ジメチル−β−シクロデキス
トリン、ヒドロキシプロビル−β−シクロデキストリン
などのシクロデキストリン類、ポリビニルピロリドン、
カルボキシメチルセルロース、ヒドロキシプロピルセル
ロース等の高分子、多価アルコール、グリセリン、ポリ
エチレングリコールなどの溶剤、その他カフェインなど
が知られている。
で0.1w/v%以上溶解することができない。
たところ、フレロキサシンは、カルシウム塩類を添加す
ることによってpH6〜7の中性域において点眼液として
の有効な活性を発揮する溶解度を有することを見出し、
かかる知見に基づいて本発明をなすに至ったものであ
る。
シンを有効成分として0.1〜1.0w/v%含有し、かつ、溶
解補助剤として、塩化カルシウム、乳酸カルシウム、炭
酸カルシウム、パントテン酸カルシウム、グルコン酸カ
ルシウム等のカルシウム塩類の1種又は2種以上を、0.
1〜10w/v%含有するところにある。
シウム塩に加えてマグネシウム塩を添加することによ
り、溶解度において一層優れた効果を得ることができ
る。
ある溶解補助剤として用いることができる上記カルシウ
ム塩類としては、医薬用として用いられるカルシウム塩
をいずれも用いることができる。その添加量はカルシウ
ム塩の種類によっては異なるが、0.1〜10w/v%の範囲で
添加することが必要である。フレロキサシンの1.0w/v%
溶液を得るためには、上記のいずれのカルシウム塩でも
10w/v%以上を必要としないし、この範囲を越えると、
点眼液には高濃度となりすぎ、眼粘膜への障害性が危惧
される。また、少なくとも0.1w/v%以上を添加しないと
安定なフレロキサシン溶液として保存しえない。
に、更に硝酸マグネシウム、塩化マグネシウム又は酸化
マグネシウム等のマグネシウム塩を加えて併用する場合
には、驚くべきことに、フレロキサシンの溶解度が飛躍
的に増加される。マグネシウム等の金属化合物を加えて
溶液を調製する場合においては、これらにカルシウム塩
を加えて金属化合物の量を減少させることができ、ひい
ては副作用低減につながる。
フレロキサシンの溶解度は、それぞれの単独の場合に比
べ1.2倍の溶解度を示す。併用効果の評価をINDEXとして
求めた結果を表1に示した。この第1表よりカルシウム
塩とマグネシウム塩との併用がそれぞれ相乗的に作用し
ていることが分かる。
が初めて可能になった。
宜他の成分を含有させることができる。
ができ、このような保存剤としては、塩化ベンザルコニ
ウム、塩化ベンゼトニウム、塩化セチルピリジニウム、
パラオキシ安息香酸エステル、ベンジルアルコール、ク
ロロブタノール、デヒドロ酢酸ナトリウム、フェニルエ
チルアルコールなどが例示され、これらのうちから1種
又は2種以上を混合して、0.001〜1.0w/v%の濃度で添
加することができる。
和する目的で、等張化剤を添加することができる。等張
化剤には、塩化ナトリウム、ブドウ糖、果糖、リン酸水
素ナトリウム、リン酸二水素ナトリウム、グリセリン等
が用いられ、これらは1種又は2種以上を混合して用い
ることができる。添加量は溶液の浸透圧を測定して決定
し、等張溶液とする。
じて、粘漿剤を加えることができる。粘漿剤は点眼剤に
粘性を与え、点眼された液が眼の外に流出することを防
いで、薬液の結膜のう内滞留時間を延長させる作用をす
る。その作用により、薬効の持続性と眼内移行性は増強
され、薬物の生物学的利用率を高めることができる。
粘漿剤として用いることができる例として、グリセリ
ン、ポリエチレングリコールなどの多価アルコール、ソ
ルビトール、ショ糖などの糖類、メチルセルロース、カ
ルボキシメチルセルロースナトリウム、ヒドロキシプロ
ピルセルロース、ヒドロキシエチルセルロース、ヒドロ
キシプロピルメチルセルロースなどのセルロース類、ポ
リビニルアルコール、ポリビニルピロリドン、カルボキ
シビニルポリマーなどの合成高分子化合物その他、コン
ドロイチン硫酸、アルギン酸ナトリウムなどを用いるこ
とができる。これらを添加する場合、これらの1種又は
2種以上を混合して用いることができ、0.01〜10w/v%
を添加するのが適当である。
眼粘膜刺激性のない広範囲抗菌スペクトルを有する点眼
剤として、各種外眼部感染症の臨床適用が可能であると
いう効果がある。
化ナトリウム試液pH7付近に調整したあと、25゜におけ
るフレロキサシンの溶解度を測定し、その結果を表1に
示した。
実施例をもって詳細に説明する。
水100mlを加え、加温溶解し、水酸化ナトリウム溶液を
加えてpHを6.2に調整後、滅菌精製水を加えて1000mlと
した。次に、0.22μmのメンブランフィルターでろ過し
た後、点眼容器に充てんし、フレロキサシン0.3w/v%の
点眼液を製することができた。
滅菌精製水100mlを加えて溶解し、水酸化ナトリウム溶
液を加えてpHを6.2に調整後、塩化ベンザルコニウム0.0
5gを加えて溶解し、滅菌精製水を加えて1000mlとした。
次に、0.22μmのメンブランフィルターでろ過した後、
点眼容器に充てんし、フレロキサシン0.3w/v%の点眼液
を製することができた。
リウム2gに滅菌精製水100mlを加えて溶解し、水酸化ナ
トリウム溶液を加えてpHを6.2に調整後、カルボキシメ
チルセルロース3gを加えて溶解し、滅菌精製水を加えて
1000mlとした。次に、0.22μmのメンブランフィルター
でろ過した後、点眼容器に充てんし、フレロキサシン0.
3w/v%の点眼液を製することができた。浸透圧は280mOs
mであった。
ウム2g及びブドウ糖40gに滅菌精製水100mlを加えて溶解
し、水酸化ナトリウム溶液を加えてpHを6.2に調整後、
滅菌精製水を加えて1000mlとした。次に、0.22μmのメ
ンブランフィルターでろ過した後、点眼容器に充てん
し、フレロキサシン0.3w/v%の点眼液を製することがで
きた。
ウム2g及び塩化ナトリウム7gに滅菌精製水100mlを加え
て溶解し、水酸化ナトリウム溶液を加えてpHを6.2に調
整後、滅菌精製水を加えて1000mlとした。次に、0.22μ
mのメンブランフィルターでろ過した後、点眼容器に充
てんし、フレロキサシン0.3w/v%の点眼液を製すること
ができた。
ブドウ糖30gを加えて溶解し、水酸化ナトリウム溶液を
加えてpHを6.2に調整後、滅菌精製水を加えて1000mlと
した。次に、0.22μmのメンブランフィルターでろ過し
た後、点眼容器に充てんし、フレロキサシン0.3w/v%の
点眼液を製することができた。
て溶解し、水酸化ナトリウム溶液を加えてpHを6.2に調
整後、滅菌精製水を加えて1000mlとした。次に、0.22μ
mのメンブランフィルターでろ過した後、点眼容器に充
てんし、フレロキサシン0.3w/v%の点眼液を製すること
ができた。
水100mlを加え、加温溶解し、これに塩化ナトリウム0.5
gを溶かし、滅菌精製水を加えて800mlとした。次に、水
酸化ナトリウム溶液を加えてpHを6.5に調整後、減菌精
製水を加えて1000mlとした。この液を0.22μmのメンブ
ランフィルターでろ過した後、点眼容器に充てんし、フ
レロキサシン0.1w/v%の点眼液を製することができた。
トリウム3gに滅菌精製水200mlを加えて溶解し、水酸化
ナトリウム溶液を加えてpHを6.5に調整後、滅菌精製水
を加えて1000mlとした。次に、0.22μmのメンブランフ
ィルターでろ過した後、点眼容器に充てんし、フレロキ
サシン0.3w/v%の点眼液を製することができた。
水100mlを加え、加温溶解し、水酸化ナトリウム溶液を
加えてpHを6.5に調整した。この液に、メチルセルロー
ス3g及び塩化ベンザルコニウム0.05gを加えて溶解し、
滅菌精製水を加えて全量1000mlとした。次に、0.22μm
のメンブランフィルターでろ過した後、点眼容器に充て
んし、フレロキサシン0.3w/v%の点眼液を製することが
できた。
Claims (4)
- 【請求項1】有効成分として、6,8−ジフルオロ−1−
(2−フルオロエチル)−1,4−ジヒドロ−7−(4−
メチル−1−ピペラジニル)−4−オキソ−3−キノリ
ンカルボン酸又はその塩を0.1〜1.0w/v%、及び溶解補
助剤としてカルシウム塩を含有することを特徴とするフ
レロキサシン点眼液。 - 【請求項2】請求項1において、溶解補助剤としてのカ
ルシウム塩が、塩化カルシウム、乳酸カルシウム、パン
トテン酸カルシウム、グルコン酸カルシウム及び炭酸カ
ルシウムから選ばれた1種又は2種以上であり、これを
0.1〜10w/v%を含有することを特徴とするフレロキサシ
ン点眼液。 - 【請求項3】請求項1又は2において、溶解補助剤とし
て、カルシウム塩と共に、硝酸マグネシウム、塩化マグ
ネシウム又は酸化マグネシウムから選ばれた1種又は2
種以上のマグネシウム塩を含有し、マグネシウムイオン
/カルシウムイオン比が2〜0.2であることを特徴とす
るフレロキサシン点眼液。 - 【請求項4】請求項1ないし3のいずれかにおいて保存
剤、等張化剤、粘漿剤の少なくとも1つを含むことを特
徴とするフレロキサシン点眼液。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP24757889A JPH085779B2 (ja) | 1989-09-22 | 1989-09-22 | フレロキサシン点眼液 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP24757889A JPH085779B2 (ja) | 1989-09-22 | 1989-09-22 | フレロキサシン点眼液 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH03109326A JPH03109326A (ja) | 1991-05-09 |
| JPH085779B2 true JPH085779B2 (ja) | 1996-01-24 |
Family
ID=17165583
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP24757889A Expired - Lifetime JPH085779B2 (ja) | 1989-09-22 | 1989-09-22 | フレロキサシン点眼液 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH085779B2 (ja) |
Families Citing this family (9)
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| AR020661A1 (es) * | 1998-09-30 | 2002-05-22 | Alcon Lab Inc | Una composicion farmaceutica topica oftalmica, otica o nasal y el uso de la misma para la manufactura de un medicamento |
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-
1989
- 1989-09-22 JP JP24757889A patent/JPH085779B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH03109326A (ja) | 1991-05-09 |
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