JPH086177B2 - 反応性スパッタリング方法 - Google Patents
反応性スパッタリング方法Info
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- JPH086177B2 JPH086177B2 JP61312144A JP31214486A JPH086177B2 JP H086177 B2 JPH086177 B2 JP H086177B2 JP 61312144 A JP61312144 A JP 61312144A JP 31214486 A JP31214486 A JP 31214486A JP H086177 B2 JPH086177 B2 JP H086177B2
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- Japan
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- target
- gas
- reactive sputtering
- sputtering method
- constant
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- Physical Vapour Deposition (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は反応性スパッタリング方法に関し、特に化合
物薄膜を形成するために放電ガス中に活性ガスを混入さ
せる反応性スパッタリング装置に好適に適用される反応
性スパッタリング方法に関するものである。
物薄膜を形成するために放電ガス中に活性ガスを混入さ
せる反応性スパッタリング装置に好適に適用される反応
性スパッタリング方法に関するものである。
従来の技術 放電ガス中に反応性のガスを混入させる反応性スパッ
タリング法により化合物薄膜を形成させたり、さらに反
応性のガスの流量を制御することにより化合物の組成比
を任意に変えることが一般的に行なわれている。
タリング法により化合物薄膜を形成させたり、さらに反
応性のガスの流量を制御することにより化合物の組成比
を任意に変えることが一般的に行なわれている。
以下第3図を参照しながら、上述した反応性スパッタ
リング装置について説明する。第3図は従来例のスパッ
タリング装置の断面図である。12は内部が排気可能なチ
ャンバーである。13はチャンバ12内に配置され薄膜が形
成される基板、14は基板13を保持しかつ自転ないし公転
させる基板ホルダである。15は基板13と対向して配置さ
れた金属ターゲットである。16はターゲット15を保持す
るバッキングプレートである。17はバッキングプレート
を冷却する冷却水である。18はArガス、19はO2ガスであ
る。20,21はガス流量を一定に保つバルブである。
リング装置について説明する。第3図は従来例のスパッ
タリング装置の断面図である。12は内部が排気可能なチ
ャンバーである。13はチャンバ12内に配置され薄膜が形
成される基板、14は基板13を保持しかつ自転ないし公転
させる基板ホルダである。15は基板13と対向して配置さ
れた金属ターゲットである。16はターゲット15を保持す
るバッキングプレートである。17はバッキングプレート
を冷却する冷却水である。18はArガス、19はO2ガスであ
る。20,21はガス流量を一定に保つバルブである。
まず陰極となるターゲット15及びバッキングプレート
16に高電圧を印加させ、グロー放電を発生させる。ター
ゲット15からスパッタされ飛散する金属の粒子はO2ガス
19と反応して基板13上に堆積する。このときターゲット
としてTeを用いると薄膜としてTe酸化物膜が得られる。
このような反応性スパッタの場合、ターゲット15表面で
TeとOの反応が起きてTe酸化物がターゲット15表面に形
成されるが、この酸化物形成速度とターゲット15のスパ
ッタ速度の比によりTe酸化物薄膜のO/Te比が決定され
る。したがって酸化物形成速度と相関があるO2ガス分圧
すなわちO2ガス量を変えることにより、Te酸化物膜のO/
Te比を変えることが可能となる。
16に高電圧を印加させ、グロー放電を発生させる。ター
ゲット15からスパッタされ飛散する金属の粒子はO2ガス
19と反応して基板13上に堆積する。このときターゲット
としてTeを用いると薄膜としてTe酸化物膜が得られる。
このような反応性スパッタの場合、ターゲット15表面で
TeとOの反応が起きてTe酸化物がターゲット15表面に形
成されるが、この酸化物形成速度とターゲット15のスパ
ッタ速度の比によりTe酸化物薄膜のO/Te比が決定され
る。したがって酸化物形成速度と相関があるO2ガス分圧
すなわちO2ガス量を変えることにより、Te酸化物膜のO/
Te比を変えることが可能となる。
発明が解決しようとする問題点 しかしながら上記のような構成では、Teのように酸化
しやすい金属をターゲット材料として用いた場合、Teタ
ーゲットが徐々に酸化し、Te酸化物形成速度が変化し、
O/Te比が安定しないという問題があった。第4図にO2ガ
ス量を一定にしたときのO/Te比の変化を示す。横軸は成
膜時間である。したがってO/Te比を一定に保つために
は、O2ガス量を絶えず補正したり、Teターゲットのスパ
ッタクリーニングを行なって表面の酸化層を除去すると
いった作業が必要となり、生産上大きな問題となってい
た。
しやすい金属をターゲット材料として用いた場合、Teタ
ーゲットが徐々に酸化し、Te酸化物形成速度が変化し、
O/Te比が安定しないという問題があった。第4図にO2ガ
ス量を一定にしたときのO/Te比の変化を示す。横軸は成
膜時間である。したがってO/Te比を一定に保つために
は、O2ガス量を絶えず補正したり、Teターゲットのスパ
ッタクリーニングを行なって表面の酸化層を除去すると
いった作業が必要となり、生産上大きな問題となってい
た。
本発明は、上記問題点に鑑み、安定した組成の薄膜が
形成可能な反応性スパッタリング方法を提供するもので
ある。
形成可能な反応性スパッタリング方法を提供するもので
ある。
問題点を解決するための手段 上記問題点を解決するために本発明の反応性スパッタ
リング方法は、ターゲットの冷却媒体を加熱ないし冷却
してターゲットの温度を一定にするようにしたものであ
る。
リング方法は、ターゲットの冷却媒体を加熱ないし冷却
してターゲットの温度を一定にするようにしたものであ
る。
作用 本発明は上記した構成により、ターゲットの冷却水を
加熱ないしは冷却して、ターゲット表面の反応を安定さ
せスパッタにより形成される薄膜の組成を一定にするも
のである。
加熱ないしは冷却して、ターゲット表面の反応を安定さ
せスパッタにより形成される薄膜の組成を一定にするも
のである。
実 施 例 以下、本発明の一実施例について第1図及び第2図を
参照して説明する。第1図は本発明の反応性スパッタリ
ング装置の断面図である。1は内部が排気可能なチャン
バーである。2はチャンバ1内に配置され薄膜が形成さ
れる基板、3は基板2を保持しかつ自転ないしは公転さ
せる基板ホルダである。4は基板2と対向して配置され
た金属ターゲットである。5はターゲット4を保持する
バッキングプレートである。6はバッキングプレート5
を冷却する冷却水である。7は冷却水6を加熱ないしは
冷却して水温を一定に保つ温度調節器である。8はArガ
ス、9はO2ガスである。10,11はガス流量を一定に保つ
バルブである。
参照して説明する。第1図は本発明の反応性スパッタリ
ング装置の断面図である。1は内部が排気可能なチャン
バーである。2はチャンバ1内に配置され薄膜が形成さ
れる基板、3は基板2を保持しかつ自転ないしは公転さ
せる基板ホルダである。4は基板2と対向して配置され
た金属ターゲットである。5はターゲット4を保持する
バッキングプレートである。6はバッキングプレート5
を冷却する冷却水である。7は冷却水6を加熱ないしは
冷却して水温を一定に保つ温度調節器である。8はArガ
ス、9はO2ガスである。10,11はガス流量を一定に保つ
バルブである。
まず、陰極となるターゲット4及びバッキングプレー
ト5に高電圧を印加し、グロー放電を発生させる。ター
ゲット4からスパッタされ飛散する金属の粒子はO2ガス
9と反応して化合物となり基板2上に堆積する。このと
きターゲット4の材料としてTeを用いると薄膜としてTe
酸化物膜が得られる。また、バルブ11の開度を変えるこ
とによりO2ガス9の流量を変更することによりTe酸化物
膜のO/Te比を変えることが可能となっている。
ト5に高電圧を印加し、グロー放電を発生させる。ター
ゲット4からスパッタされ飛散する金属の粒子はO2ガス
9と反応して化合物となり基板2上に堆積する。このと
きターゲット4の材料としてTeを用いると薄膜としてTe
酸化物膜が得られる。また、バルブ11の開度を変えるこ
とによりO2ガス9の流量を変更することによりTe酸化物
膜のO/Te比を変えることが可能となっている。
このようにArガス8中にO2ガス9を混入させTeターゲ
ット4をスパッタする場合、ターゲット4表面でTeとO
の反応が起きてTe酸化物がターゲット4表面に形成され
るが、この酸化物形成速度とターゲット4のスパッタ速
度の比によりO/Te比が決定される。したがってO/Te比を
一定に保つためには、酸化物形成速度とスパッタ速度を
一定にすることが要求される。そのため、本発明ではタ
ーゲット4表面での化学反応速度を決定するパラメータ
の1つであるターゲット温度を一定にするようにしてい
る。すなわち、冷却水6の水温を温度調節器7により加
熱及び冷却することにより、バッキングプレート5及び
ターゲット4の温度を一定にするようにしている。かく
して、ターゲット4の材質及び形状が変化してターゲッ
ト4の熱容量が変化した場合でも、冷却水温を調節する
ことによりターゲット4の表面温度を常に一定にするこ
とができる。
ット4をスパッタする場合、ターゲット4表面でTeとO
の反応が起きてTe酸化物がターゲット4表面に形成され
るが、この酸化物形成速度とターゲット4のスパッタ速
度の比によりO/Te比が決定される。したがってO/Te比を
一定に保つためには、酸化物形成速度とスパッタ速度を
一定にすることが要求される。そのため、本発明ではタ
ーゲット4表面での化学反応速度を決定するパラメータ
の1つであるターゲット温度を一定にするようにしてい
る。すなわち、冷却水6の水温を温度調節器7により加
熱及び冷却することにより、バッキングプレート5及び
ターゲット4の温度を一定にするようにしている。かく
して、ターゲット4の材質及び形状が変化してターゲッ
ト4の熱容量が変化した場合でも、冷却水温を調節する
ことによりターゲット4の表面温度を常に一定にするこ
とができる。
こうして、ターゲット4の表面温度を制御することに
より、ターゲット表面の酸化物形成速度が安定化でき
る。
より、ターゲット表面の酸化物形成速度が安定化でき
る。
また、ターゲット4を加熱してターゲット表面温度を
上げることにより、ターゲット表面の酸化物形成速度を
大きくすると、ターゲットを冷却した場合と比較して少
ないO2流量で所定の組成が得られ、ターゲットの金属が
徐々に酸化して反応が安定しないことが改善できる。第
2図に本発明の反応性スパッタリング装置を用いたとき
の成膜時間とO/Te比の関係を示したグラフを示す。
上げることにより、ターゲット表面の酸化物形成速度を
大きくすると、ターゲットを冷却した場合と比較して少
ないO2流量で所定の組成が得られ、ターゲットの金属が
徐々に酸化して反応が安定しないことが改善できる。第
2図に本発明の反応性スパッタリング装置を用いたとき
の成膜時間とO/Te比の関係を示したグラフを示す。
発明の効果 以上のように本発明の反応性スパッタリング方法は、
ターゲットの冷却媒体を加熱あるいは冷却して一定に保
つことにより、ターゲット表面での反応を安定させスパ
ッタにより形成される薄膜の組成を一定にし、反応性ガ
ス量の補正機構及びターゲットのスパッタクリーニング
を省くことができ、品質の向上及び生産性の向上に大い
に役立つものである。
ターゲットの冷却媒体を加熱あるいは冷却して一定に保
つことにより、ターゲット表面での反応を安定させスパ
ッタにより形成される薄膜の組成を一定にし、反応性ガ
ス量の補正機構及びターゲットのスパッタクリーニング
を省くことができ、品質の向上及び生産性の向上に大い
に役立つものである。
第1図は本発明の一実施例における反応性スパッタリン
グ装置の断面図、第2図は本発明の反応性スパッタリン
グ装置を用いたときの成膜時間とO/Te比の関係を示した
グラフ、第3図は従来の反応性スパッタリング装置の断
面図、第4図は従来の反応性スパッタリング装置の成膜
時間とO/Te比の関係を示したグラフである。 2……基板、4……ターゲット、6……冷却水、7……
温度調節器、8……Arガス(放電ガス)、9……O2ガス
(反応性ガス)。
グ装置の断面図、第2図は本発明の反応性スパッタリン
グ装置を用いたときの成膜時間とO/Te比の関係を示した
グラフ、第3図は従来の反応性スパッタリング装置の断
面図、第4図は従来の反応性スパッタリング装置の成膜
時間とO/Te比の関係を示したグラフである。 2……基板、4……ターゲット、6……冷却水、7……
温度調節器、8……Arガス(放電ガス)、9……O2ガス
(反応性ガス)。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 久保 栄蔵 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 伊藤 満 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (56)参考文献 特開 昭50−45787(JP,A) 特開 昭58−197271(JP,A) 実開 昭58−117766(JP,U)
Claims (2)
- 【請求項1】陰極のターゲットに高電圧を印加してグロ
ー放電を発生させるとともに、放電ガス中に反応性ガス
を混入させる反応性スパッタリングにより化合物薄膜が
形成されるようにした反応性スパッタリング方法におい
て、ターゲットの冷却媒体を加熱ないし冷却してターゲ
ットの温度を一定にすることを特徴とする反応性スパッ
タリング方法。 - 【請求項2】ターゲットの表面温度が100℃以上になる
ようにした特許請求の範囲第1項記載の反応性スパッタ
リング方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP61312144A JPH086177B2 (ja) | 1986-12-26 | 1986-12-26 | 反応性スパッタリング方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP61312144A JPH086177B2 (ja) | 1986-12-26 | 1986-12-26 | 反応性スパッタリング方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS63162864A JPS63162864A (ja) | 1988-07-06 |
| JPH086177B2 true JPH086177B2 (ja) | 1996-01-24 |
Family
ID=18025780
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP61312144A Expired - Lifetime JPH086177B2 (ja) | 1986-12-26 | 1986-12-26 | 反応性スパッタリング方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH086177B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0751745B2 (ja) * | 1988-08-11 | 1995-06-05 | 日本真空技術株式会社 | 透明導電膜の製造方法 |
| JPH02163368A (ja) * | 1988-12-15 | 1990-06-22 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | スパッタリング装置 |
| JP2612057B2 (ja) * | 1988-12-20 | 1997-05-21 | 三菱電機株式会社 | 真空成膜装置の運転方法 |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS58117766U (ja) * | 1982-02-03 | 1983-08-11 | 日本電気株式会社 | スパツタリング装置 |
-
1986
- 1986-12-26 JP JP61312144A patent/JPH086177B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS63162864A (ja) | 1988-07-06 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| EXPY | Cancellation because of completion of term |