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JPH086735B2 - シート状物の固定具 - Google Patents
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JPH086735B2 - シート状物の固定具 - Google Patents

シート状物の固定具

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JPH086735B2
JPH086735B2 JP25042093A JP25042093A JPH086735B2 JP H086735 B2 JPH086735 B2 JP H086735B2 JP 25042093 A JP25042093 A JP 25042093A JP 25042093 A JP25042093 A JP 25042093A JP H086735 B2 JPH086735 B2 JP H086735B2
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sheet
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、シート状物を地面に固
定するために、地面に打ち込んで使用する固定具に係
り、特に防草マットの固定に適した固定具に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】地面に固定されるシート状物の一例とし
て、防草マットが挙げられる。防草マットとは、道路
(特に高速道路)の中央分離帯や路肩などに雑草が成育
するのを防止するために敷設される透水性を有するマッ
トのことであり、これは例えば黄麻繊維を空隙率の高い
フェルト状に絡ませてなるものである。
【0003】この防草マットを中央分離帯などに敷設す
る場合、トラック,バスなど大型車両の走行に伴う風圧
によって防草マットが飛んだり捲くれ上がったりしない
ように地面に固定することが必要である。そのため従来
は、例えば図6に示すような、両端の尖った針金21を
コ字状に折り曲げ、折り曲げた部分に円板状のマット押
さえ部材22を差し嵌めてなる固定具23を、地面に敷
設した防草マットの上から打ち込むことにより固定して
いた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、図6の固定具
23には以下のような問題があった。すなわち、固定具
23を地面に打ち込むことにより、地面に穴が穿設され
るが、木材などの場合と異なりこの穴は固定具23を締
めつける方向に弾力的に作用しないうえ、固定具23に
水平方向の力が加わると穴の径が拡がるので保持力が弱
まり、固定具23が極めて抜けやすくなるという欠点が
あった。
【0005】また、固定具23が地面から抜けて道路上
に転がったりすると、車両タイヤのパンクを引き起こす
危険性が高いという欠点もあった。さらに、金属製の固
定具23は防草マットに比べて腐朽の速度が極めて遅い
ので、腐朽した防草マットの上に新たな防草マットを敷
設する際、古い固定具23を地面から引き抜かねばなら
ず、そのための労力を要するという欠点もあった。
【0006】本発明は以上のような欠点を鑑み、地面に
打ち込んだとき強力な保持力が得られるシート状物の固
定具を提供することを目的としている。また、万一地面
から抜けて道路上に転がったような場合でも車両タイヤ
のパンクを引き起こす危険性が低く、しかも、地中にお
いてある程度速やかに腐朽するシート状物の固定具を提
供することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、本発明に係るシート状物の固定具は、棒状の本体の
一端に尖頭部を、他端にシート状物の押さえ部を設け、
本体の押さえ部側から尖頭部側に向けてピン穴を穿設
し、このピン穴に本体の軸方向に移動自在なピン体を挿
通するとともに、複数個の抜け止め羽根をその下端部に
おいて本体に枢支し、かつ、抜け止め羽根の一部をピン
穴内に突出させることにより、尖頭部に向かって移動す
るピン体により抜け止め羽根が押し広げられるようにし
たことを特徴とするものである。
【0008】なお、シート状物の固定具の材質は特に限
定されないが、防草マットの固定に用いる場合は、少な
くとも本体およびピン体を木材で形成するのが望まし
い。
【0009】
【作用】本発明に係るシート状物の固定具によれば、地
面に敷設したシート状物の上から、シート状物の固定具
をその尖頭部を下にして打ち込むと、尖頭部により地面
に穴が穿設され、本体の大部分は地中に埋まって、押さ
え部によりシート状物が地面に押さえつけられた状態と
なる。この状態からピン体をピン穴の奥まで打ち込む
と、ピン体により抜け止め羽根が上部が広がった傾斜状
に押し広げられる。
【0010】
【実施例】以下、本発明の一実施例に係るシート状物の
固定具を図面に基づき説明する。図1はシート状物の固
定具の正面図、図2は図1の側面図、図3は図2のA−
A線断面図、図4は押さえ部材の平面図である。これら
の図において、シート状物の固定具1の、断面円形棒状
の本体2の一端には円錐形の尖頭部3が、他端には円錐
台形状の拡径部4が形成されている。また、図4に示す
ように、円板状の押さえリング5aの中央部には、テー
パ状周壁を有するさら孔6が穿設されており、かつ、本
体2を挿入する際、後述する抜け止め羽根を逃がすため
の切り欠き部7が形成されている。そして、押さえリン
グ5aのさら孔6に本体2を尖頭部3の側から挿入する
と、拡径部4とさら孔6とが係合して押さえリング5a
が本体2の他端側に係止され、これによりシート状物の
押さえ部5が構成されるようになっている。
【0011】本体2には、押さえ部5側から尖頭部3側
に向かうピン穴10が穿設され、ピン穴10には本体2
の軸方向に移動自在なピン体11が挿通されている。ま
た、本体2の尖頭部3近傍には、本体2の両側面からピ
ン穴10に達する羽根挿入孔12が穿設されている。そ
して、羽根挿入孔12に挿入された左右一対の抜け止め
羽根13が、その下端部で羽根枢支ピン14により本体
2に揺動自在に枢支されている。この状態において、図
3に示すように、抜け止め羽根13の一部はピン穴10
内に突出しており、一部は本体2の外部に突出してい
る。羽根挿入孔12の下端には、抜け止め羽根13が所
定の角度を超えて揺動するのを防止するための傾斜面1
2aが形成されている。また、抜け止め羽根13の上端
には本体2の軸心側に向かう傾斜面13aが形成されて
いる。
【0012】なお、本実施例のシート状物の固定具1
は、羽根枢支ピン14を除く全ての構成要素が木材によ
り形成されている。また、防草マットの固定に用いるに
は、本体2の寸法を、例えば直径約25mm,長さ約20
0mmとするのが好適である。
【0013】次いで、以上のように構成されたシート状
物の固定具1の動作について図5に基づき説明する。地
面Bに敷設した防草マットC(シート状物の一例)の上
から、押さえリング5aを外嵌したシート状物の固定具
1をその尖頭部3を下にして木槌などにより打ち込む
と、尖頭部3により防草マットCおよび地面Bに穴が穿
設され、本体2の大部分は地中に埋まって、押さえ部5
により防草マットCが地面Bに押さえつけられた状態と
なる。
【0014】この状態から、木槌と鏨のような細長い道
具とを用いて、ピン体11をその先端がピン穴10の底
壁に当接するまで打ち込むと、抜け止め羽根13がピン
体11により揺動させられ、上部が広がった傾斜状に押
し広げられるので、強力な保持力が得られる。また、こ
のように抜け止め羽根13が押し広げられた状態におい
て、シート状物の固定具1が引き抜かれようとした場
合、抜け止め羽根13の上端には傾斜面13aが形成さ
れているので、抜け止め羽根13はさらに揺動させら
れ、その外側面の下端部が羽根挿入孔12の傾斜面12
aに当接した状態(図5に二点鎖線で示す)まで広がっ
て止まる。これにより、シート状物の固定具1が引き抜
かれようとすると、その保持力がさらに強まることにな
るため、大型車両の走行に伴う風圧によってもシート状
物の固定具1が抜けることがなく、防草マットCが飛ん
だり捲くれ上がったりするのが防止できる。
【0015】なお、本実施例では、ピン体11を打ち込
む前の状態においても、抜け止め羽根13の傾斜面13
aを含む一部が本体2の外部に突出しているので(図3
参照)、本体2を打ち込んだのちピン体11を打ち込む
のを忘れた場合などに、シート状物の固定具1が引き抜
かれようとしたときも、抜け止め羽根13が自動的に広
がることになって、シート状物の固定具1が地面から抜
けてしまうのを防止することができる。
【0016】また、羽根枢支ピン14を除く全ての構成
要素を形成する木材は比較的軟質であるので、シート状
物の固定具1が地面から抜けて道路上に転がったような
場合でも、車両タイヤのパンクを引き起こす危険性が低
い。また、木材は防草マットCとほぼ同様の速度で腐朽
するため、防草マットCが腐朽して新たなマットをその
上から敷設する際、古いシート状物の固定具1を地面か
ら引き抜く必要がなく、そのための労力が軽減される。
なお、シート状物の固定具1の主要部分を占める本体2
およびピン体11を木材で形成しておけば、全体を木材
で形成したのとほぼ同様の効果が得られる。
【0017】もちろん、本発明に係るシート状物の固定
具で地面に固定するシート状物が防草マットに限定され
るものではなく、半永久的に敷設するシート状物を固定
する場合は、シート状物の固定具の全体をプラスチック
または金属のような材質で形成すればよい。また、本発
明に係るシート状物の固定具の実施態様が前記実施例に
限定されるものではなく、例えば抜け止め羽根の数は3
以上としてもよく、本体は断面多角形の棒状としてもよ
い。さらに、押さえ部の形状および設けかたも任意であ
り、本体と一体的に形成してもよい。さらにまた、実施
例ではピン体を打ち込むことにより移動させたが、ピン
穴とピン体とを螺合して、ねじの作用でピン体を軸方向
に移動させるようなことも考えられる。
【0018】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係るシー
ト状物の固定具をその尖頭部を下にして地面に打ち込む
と、尖頭部により地面に穴が穿設され、本体の大部分は
地中に埋まって、押さえ部によりシート状物が地面に押
さえつけられた状態となる。この状態からピン体をピン
穴の奥まで打ち込むと、ピン体により抜け止め羽根が上
部が広がった傾斜状に押し広げられる。したがって、強
力な保持力が得られ、固定具が地面から抜けることがな
くなり、シート状物を強力に地面に固定できる。
【0019】なお、本体およびピン体を木材により形成
すれば、万一地面から抜けて道路上に転がったような場
合でも車両タイヤのパンクを引き起こす危険性が低く、
しかも、地中においてある程度速やかに腐朽するので古
い固定具を引き抜く必要がなくなり、防草マットの固定
に特に好適なシート状物の固定具となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係るシート状物の固定具の
正面図である。
【図2】図1の側面図である。
【図3】図2のA−A線断面図である。
【図4】押さえリングの平面図である。
【図5】シート状物の固定状態における図2のA−A線
断面図である。
【図6】従来のシート状物の固定具の正面図である。
【符号の説明】
1 シート状物の固定具 2 本体 3 尖頭部 5 押さえ部 10 ピン穴 11 ピン体 13 抜け止め羽根

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 棒状の本体の一端に尖頭部を、他端にシ
    ート状物の押さえ部を設け、本体の押さえ部側から尖頭
    部側に向けてピン穴を穿設し、このピン穴に本体の軸方
    向に移動自在なピン体を挿通するとともに、複数個の抜
    け止め羽根をその下端部において本体に枢支し、かつ、
    抜け止め羽根の一部をピン穴内に突出させることによ
    り、尖頭部に向かって移動するピン体により抜け止め羽
    根が押し広げられるようにしたことを特徴とするシート
    状物の固定具。
  2. 【請求項2】 本体およびピン体を木材により形成して
    なる請求項1記載のシート状物の固定具。
JP25042093A 1993-10-06 1993-10-06 シート状物の固定具 Expired - Fee Related JPH086735B2 (ja)

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WO2004113056A1 (ja) 2003-06-24 2004-12-29 Cmet Inc. 三次元構造体およびその製造方法
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KR100777187B1 (ko) * 2006-12-26 2007-11-16 한국철도기술연구원 철도용 스파이크

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