JPH087864B2 - 磁気ディスク用アルミニウム合金基板研削液 - Google Patents
磁気ディスク用アルミニウム合金基板研削液Info
- Publication number
- JPH087864B2 JPH087864B2 JP1035577A JP3557789A JPH087864B2 JP H087864 B2 JPH087864 B2 JP H087864B2 JP 1035577 A JP1035577 A JP 1035577A JP 3557789 A JP3557789 A JP 3557789A JP H087864 B2 JPH087864 B2 JP H087864B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- grinding
- aluminum alloy
- alloy substrate
- grinding fluid
- grindstone
- Prior art date
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- Lubricants (AREA)
- Manufacturing Of Magnetic Record Carriers (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、磁気ディスク用アルミニウム合金基板の
研削加工に用いる研削液に関する。
研削加工に用いる研削液に関する。
磁気ディスクは非磁性基板上に磁性層や保護層などが
積層された構成である。磁気ディスクの製造に際して
は、この非磁性基板表面を所要の表面粗さと平坦度に仕
上げることが重要である。非磁性基板としては主にアル
ミニウム合金基板が用いられるが、その表面粗さと平坦
度を目的とする所要の範囲内とするために、一般に、基
板表面は旋盤による粗切削,または#800程度の砥石に
よる両面研削盤での粗研削で加工された後、#3000程度
の砥石による両面研削盤での仕上げ研削加工を施され
る。これらの研削加工に際して、摩擦抵抗の低減と摩擦
による発熱防止のために水溶性研削液が使用される。
積層された構成である。磁気ディスクの製造に際して
は、この非磁性基板表面を所要の表面粗さと平坦度に仕
上げることが重要である。非磁性基板としては主にアル
ミニウム合金基板が用いられるが、その表面粗さと平坦
度を目的とする所要の範囲内とするために、一般に、基
板表面は旋盤による粗切削,または#800程度の砥石に
よる両面研削盤での粗研削で加工された後、#3000程度
の砥石による両面研削盤での仕上げ研削加工を施され
る。これらの研削加工に際して、摩擦抵抗の低減と摩擦
による発熱防止のために水溶性研削液が使用される。
従来より市販されている水溶性研削液には、適度な研
削速度を確保し、また、目的とする表面粗さを実現する
ために、油脂,脂肪酸が含まれている。しかしながら、
これら油脂,脂肪酸などが含まれているために、研削加
工時に発生する研削かす(アルミニウム粉,砥石より離
散した砥粒くずなど)が砥石に付着して目づまりをおこ
したり、アルミニウム合金基板表面に付着してスクラッ
チなどの表面欠陥を発生するという問題があった。従
来、この問題を解決するために、ダイヤモンドペレット
を用いて目づまりした砥石表面を研削して目づまりを除
去するドレッシングと呼ばれる作業が行われていたが、
ドレッシング作業に時間を要し、砥石の消耗も大きく
て、生産性が悪くコストも増大するという欠点があっ
た。
削速度を確保し、また、目的とする表面粗さを実現する
ために、油脂,脂肪酸が含まれている。しかしながら、
これら油脂,脂肪酸などが含まれているために、研削加
工時に発生する研削かす(アルミニウム粉,砥石より離
散した砥粒くずなど)が砥石に付着して目づまりをおこ
したり、アルミニウム合金基板表面に付着してスクラッ
チなどの表面欠陥を発生するという問題があった。従
来、この問題を解決するために、ダイヤモンドペレット
を用いて目づまりした砥石表面を研削して目づまりを除
去するドレッシングと呼ばれる作業が行われていたが、
ドレッシング作業に時間を要し、砥石の消耗も大きく
て、生産性が悪くコストも増大するという欠点があっ
た。
この発明は、これらの点に鑑みてなされたものであっ
て、砥石の目づまり,アルミニウム合金基板の表面欠陥
の発生を大幅に低減し、所要の表面粗さのアルミニウム
合金基板を生産性良く低コストで供給することのできる
磁気ディスク用アルミニウム合金基板研削液を提供する
ことを目的とする。
て、砥石の目づまり,アルミニウム合金基板の表面欠陥
の発生を大幅に低減し、所要の表面粗さのアルミニウム
合金基板を生産性良く低コストで供給することのできる
磁気ディスク用アルミニウム合金基板研削液を提供する
ことを目的とする。
上記の目的は、この発明によれば、油脂および脂肪酸
を含む水溶性研削液に直鎖アルキルベンゼンスルホン酸
塩が添加されている磁気ディスク用アルミニウム合金研
削液によって達成される。
を含む水溶性研削液に直鎖アルキルベンゼンスルホン酸
塩が添加されている磁気ディスク用アルミニウム合金研
削液によって達成される。
直鎖アルキルベンゼンスルホン酸塩を含む研削液を用
いると、この塩の持つ洗浄作用つまり分散作用により、
研削加工時に発生する研削かすが砥石やアルミニウム合
金基板表面に付着することを防止し、砥石の目づまり,
アルミニウム合金基板の表面欠陥の発生を大幅に低減す
ることができる。従って、砥石にドレッシングを施した
後次のドレッシングを施すことが必要となるまでの連続
して研削を行える加工回数を大幅に増大させることがで
きる。
いると、この塩の持つ洗浄作用つまり分散作用により、
研削加工時に発生する研削かすが砥石やアルミニウム合
金基板表面に付着することを防止し、砥石の目づまり,
アルミニウム合金基板の表面欠陥の発生を大幅に低減す
ることができる。従って、砥石にドレッシングを施した
後次のドレッシングを施すことが必要となるまでの連続
して研削を行える加工回数を大幅に増大させることがで
きる。
ディスク状アルミニウム合金基板の表面を旋盤で粗切
削した後、市販の水溶性研削液(脂肪酸および油脂20重
量%,アルカノールアミン25重量%,非イオン界面活性
剤30重量%,残り水)(パレス化学(株)製PS−3105)
に直鎖アルキルベンゼンスルホン酸マグネシウムの30重
量%水溶液を25容量%添加した液を1容量%に水で希釈
した研削液を用いて、両面研削盤で、鐘紡(株)製の#
3000のPVA砥石を用い、面圧20gf/cm2,回転数60rpm,研削
時間60秒で仕上げ研削加工を行った。また、比較例とし
て直鎖アルキルベンゼンスルホン酸マグネシウムを添加
しない研削液を用いたこと以外は実施例と同様にして仕
上げ研削加工を行った。
削した後、市販の水溶性研削液(脂肪酸および油脂20重
量%,アルカノールアミン25重量%,非イオン界面活性
剤30重量%,残り水)(パレス化学(株)製PS−3105)
に直鎖アルキルベンゼンスルホン酸マグネシウムの30重
量%水溶液を25容量%添加した液を1容量%に水で希釈
した研削液を用いて、両面研削盤で、鐘紡(株)製の#
3000のPVA砥石を用い、面圧20gf/cm2,回転数60rpm,研削
時間60秒で仕上げ研削加工を行った。また、比較例とし
て直鎖アルキルベンゼンスルホン酸マグネシウムを添加
しない研削液を用いたこと以外は実施例と同様にして仕
上げ研削加工を行った。
第1図は、実施例において砥石のドレッシングを行う
ことなしに連続して研削加工を行ったときの加工回数と
研削加工量(基板両面)との関係を示す線図であるが、
連続20回目の加工でも研削加工量はほとんど減少するこ
とはなかった。これに対して比較例においては、第2図
の線図に示すように連続した研削加工回数につれて研削
加工量は減少し、15回目の加工では約30%も減少してい
る。これは砥石の目づまりに起因する現象であり、実施
例においては比較例よりも目づまりが大幅に減少してい
ることが判る。
ことなしに連続して研削加工を行ったときの加工回数と
研削加工量(基板両面)との関係を示す線図であるが、
連続20回目の加工でも研削加工量はほとんど減少するこ
とはなかった。これに対して比較例においては、第2図
の線図に示すように連続した研削加工回数につれて研削
加工量は減少し、15回目の加工では約30%も減少してい
る。これは砥石の目づまりに起因する現象であり、実施
例においては比較例よりも目づまりが大幅に減少してい
ることが判る。
また、第1表は実施例および比較例の基板について、
連続研削加工回数毎に表面形状を調査した結果を示す。
連続研削加工回数毎に表面形状を調査した結果を示す。
第1表において、実施例については表面粗さ(中心線
平均粗さRa,最大高さRmax),平坦度ともに20回連続加
工を行っても増大する傾向もなく大きな変動もなく良好
な値を示している。比較例については、平坦度は実施例
と同等であるが、特に目づまりに関連すると考えられる
Rmaxが連続加工回数15回目以降急激に大きくなってお
り、Raもそれにつれて大きくなっている。実用上、平坦
度は10μm以下,Rmaxは0.4μm以下,Raは0.03μm以下
が必要とされており、実施例,比較例ともに平坦度は充
分であるが、比較例では連続研削加工15回目以降Rmax,R
aは限界に近づいてくる。なお、比較例の加工回数4回
目,7回目のRmax,Raがその前後の加工回数のものに比べ
て突出して大きくなっているのは一時的に大きな目づま
りが生じたためと考えられる。
平均粗さRa,最大高さRmax),平坦度ともに20回連続加
工を行っても増大する傾向もなく大きな変動もなく良好
な値を示している。比較例については、平坦度は実施例
と同等であるが、特に目づまりに関連すると考えられる
Rmaxが連続加工回数15回目以降急激に大きくなってお
り、Raもそれにつれて大きくなっている。実用上、平坦
度は10μm以下,Rmaxは0.4μm以下,Raは0.03μm以下
が必要とされており、実施例,比較例ともに平坦度は充
分であるが、比較例では連続研削加工15回目以降Rmax,R
aは限界に近づいてくる。なお、比較例の加工回数4回
目,7回目のRmax,Raがその前後の加工回数のものに比べ
て突出して大きくなっているのは一時的に大きな目づま
りが生じたためと考えられる。
第1表および第2図の結果より、比較例では連続研削
加工15回ないし20回で砥石のドレッシングが必要になる
と考えられる。これに対して、実施例では第1表および
第1図の結果より、連続研削加工20回は何ら支障なく行
うことができ、少なくとも30回以上,50回程度までは可
能と考えられ、比較例に比べて砥石のドレッシング回数
を大幅に少なくすることができる。さらに、一時的な目
づまりの心配もない。
加工15回ないし20回で砥石のドレッシングが必要になる
と考えられる。これに対して、実施例では第1表および
第1図の結果より、連続研削加工20回は何ら支障なく行
うことができ、少なくとも30回以上,50回程度までは可
能と考えられ、比較例に比べて砥石のドレッシング回数
を大幅に少なくすることができる。さらに、一時的な目
づまりの心配もない。
この発明によれば、油脂および脂肪酸を含む水溶性研
削液に直鎖アルキルベンゼンスルホン酸塩を添加した液
を磁気ディスク用アルミニウム合金基板の研削液とす
る。このような研削液を用いて研削を行うことにより、
砥石の目づまり,アルミニウム合金基板の表面欠陥の発
生を大幅に低減することができ、砥石の目づまりを除去
するドレッシング作業の回数が少なくなり、所要の表面
粗さの磁気ディスク用アルミニウム合金基板を生産性良
く低コストで供給できることになる。
削液に直鎖アルキルベンゼンスルホン酸塩を添加した液
を磁気ディスク用アルミニウム合金基板の研削液とす
る。このような研削液を用いて研削を行うことにより、
砥石の目づまり,アルミニウム合金基板の表面欠陥の発
生を大幅に低減することができ、砥石の目づまりを除去
するドレッシング作業の回数が少なくなり、所要の表面
粗さの磁気ディスク用アルミニウム合金基板を生産性良
く低コストで供給できることになる。
第1図および第2図は砥石のドレッシングを行うことな
しに連続して研削加工を行ったときの加工回数と研削加
工量との関係を示す線図で、第1図はこの発明による一
実施例の研削液を用いた場合についての線図、第2図は
従来例の研削液を用いた場合についての線図である。
しに連続して研削加工を行ったときの加工回数と研削加
工量との関係を示す線図で、第1図はこの発明による一
実施例の研削液を用いた場合についての線図、第2図は
従来例の研削液を用いた場合についての線図である。
Claims (1)
- 【請求項1】油脂および脂肪酸を含む水溶性研削液に直
鎖アルキルベンゼンスルホン酸塩が添加されていること
を特徴とする磁気ディスク用アルミニウム合金基板研削
液。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1035577A JPH087864B2 (ja) | 1989-02-15 | 1989-02-15 | 磁気ディスク用アルミニウム合金基板研削液 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1035577A JPH087864B2 (ja) | 1989-02-15 | 1989-02-15 | 磁気ディスク用アルミニウム合金基板研削液 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH02216617A JPH02216617A (ja) | 1990-08-29 |
| JPH087864B2 true JPH087864B2 (ja) | 1996-01-29 |
Family
ID=12445619
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1035577A Expired - Lifetime JPH087864B2 (ja) | 1989-02-15 | 1989-02-15 | 磁気ディスク用アルミニウム合金基板研削液 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH087864B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH08249653A (ja) * | 1995-03-08 | 1996-09-27 | Neos Co Ltd | 磁気ディスク用水溶性加工油剤組成物及びテクスチャ加工方法 |
-
1989
- 1989-02-15 JP JP1035577A patent/JPH087864B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH02216617A (ja) | 1990-08-29 |
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