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JPH08907B2 - 自動塗布用シーリング材 - Google Patents
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JPH08907B2 - 自動塗布用シーリング材 - Google Patents

自動塗布用シーリング材

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Publication number
JPH08907B2
JPH08907B2 JP24366791A JP24366791A JPH08907B2 JP H08907 B2 JPH08907 B2 JP H08907B2 JP 24366791 A JP24366791 A JP 24366791A JP 24366791 A JP24366791 A JP 24366791A JP H08907 B2 JPH08907 B2 JP H08907B2
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JP
Japan
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viscosity
sealing material
shear rate
vinyl chloride
kinematic viscosity
Prior art date
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JP24366791A
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JPH06158027A (ja
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信之 永田
健 都築
敏郎 宮嶋
晴司 柴田
賢司 田村
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Toyota Motor Corp
Aisin Chemical Co Ltd
Original Assignee
Toyota Motor Corp
Aisin Chemical Co Ltd
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Publication date
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自動車の鋼板合せ部の
シ−ル材として用いられる塩化ビニルプラスチゾル製シ
ーリング材に関する。本発明のシーリング材はロボット
などによる自動塗布に有用である。
【0002】
【従来の技術】自動車の鋼板合せ部などには、シーリン
グ材として塩化ビニルプラスチゾルが用いられている。
ところでこのシーリング材を塗布するには、シーリング
材をスプレ−ガンから吐出しながら人手により塗布する
方法が知られている。しかしながら人手により塗布する
方法にあっては、個人差などによるバラツキが大きく安
定した塗布品質を得られにくいという不具合がある。そ
こでロボットなどによる自動塗布が検討されている。し
かし自動塗布の場合には、吐出量を変動させた場合に安
定した品質が得にくいという不具合があった。そこで本
願出願人等は、特開昭62ー246981号、特開昭6
2ー246982号などの公報に、シーリング材の粘度
を適切に規定し、吐出量を変動させた場合にも安定した
塗布品質が得られるシーリング材を開示している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】人手によるスプレー塗
布されるシーリング材においては、一定の吐出量で塗布
しているにもかかわらず、温度の変動などによりスプレ
−パタ−ンが変動するという不具合があった。これはス
プレ−時の高剪断速度領域においてのシーリング材の粘
度変化が大きいことに起因するものである。この不具合
を解決するには、単純にシーリング材の粘度を低下させ
ればよい。低粘度ほど温度変化に対する粘度変化が小さ
くなるからである。しかし単純に粘度を下げただけで
は、低剪断速度領域の粘度までも低下し、垂れなどの不
具合が発生する。
【0004】本発明はこのような事情に鑑みてなされた
ものであり、低剪断速度領域ではある程度の粘度を維持
できるにもかかわらず、高剪断速度領域における粘度が
低く、かつ温度変動に対する粘度の変化を小さくするこ
とを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明者等は、上記課題
に鑑みて種々検討した結果、高剪断速度領域における動
粘度と低剪断速度領域における静止粘度を各温度におい
て最適な範囲とすることにより、上記課題が解決される
ことを見い出して本発明を完成したものである。すなわ
ち本発明の自動塗布用シーリング材は、塩化ビニル系樹
脂及び可塑剤を基材としスプレ−にて塗布されるシーリ
ング材において、0.2〜50μmの粒度分布を有する
塩化ビニル系樹脂5〜25重量%と、微粒子炭酸カルシ
ウム20〜35重量%と、減粘剤5〜10重量%と、を
含み、剪断速度9400sec-1のときの20℃におけ
る動粘度が500〜1000cpsであって20℃にお
ける動粘度と35℃における動粘度との比が1.5以下
であり、かつ剪断速度4sec-1のときの20℃におけ
る静止粘度を50000cps以上としたことを特徴と
する。
【0006】本発明のシーリング材は塩化ビニルプラス
チゾルであり、塩化ビニル系樹脂とは、ポリ塩化ビニル
または重合鎖に塩化ビニル基を有する共重合体物質で、
例えば塩化ビニルと酢酸ビニル、塩化ビニリデン、アク
リル酸エステル、無水マレイン酸若しくはマレイン酸と
の共重合体などがある。またはこれらのブレンドポリマ
ーを用いることができる。
【0007】本発明ではこの塩化ビニル系樹脂に、0.
2〜50μmの粒度分布を有するものを用いている。こ
のように幅広い粒度分布とすることにより、後述するよ
うな粘度特性を有することができる。この塩化ビニル系
樹脂は、シーリング材中に5〜25重量%含有される。
可塑剤としては、例えばフタル酸、アジピン酸系のポリ
エステル、トリメリット酸、ピロメリット酸系のポリエ
ステルが知られている。この可塑剤の添加量はシーリン
グ材全体に対し約20〜40重量%用いることができ
る。
【0008】本発明のシーリング材には微粒子炭酸カル
シウムが含有されている。この微粒子炭酸カルシウムと
は平均粒径が0.07μm近辺にあるものをいい、本発
明のシーリング材にはこの微粒子炭酸カルシウムが20
〜35重量%含有される。この微粒子炭酸カルシウムに
より適度のチクソトロピー性が付与され、低剪断速度領
域における垂れを防止することができる。
【0009】また本発明のシーリング材には、石油系高
沸点溶剤などの減粘剤が5〜10重量%含有されてい
る。この減粘剤は高剪断速度領域における動粘度を低下
させる機能をもつ。なおその他、炭酸カルシウム、クレ
ー、タルク、シリカなどの粉末充填剤、アミン化合物な
どの接着付与剤、バリウム、亜鉛、錫、鉛、カルシウム
などの金属の有機酸塩からなる耐熱安定剤などの添加剤
を従来と同様に用いることができる。
【0010】本発明のシーリング材は上記組成とするこ
とにより、以下のように特異な粘度挙動を示すようにな
る。すなわち、剪断速度が9400sec-1のときの2
0℃における動粘度が500〜1000cpsである。
したがって低温時においてもスプレ−時の粘度が低い。
これによりスプレーパターンの変動が防止できる。さら
に、剪断速度4sec-1のときの20℃における静止粘
度は50000cps以上である。これにより塗布後の
垂れ落ちが防止される。
【0011】そして本発明の最大の特徴は、20℃にお
ける動粘度と、35℃における動粘度との比が1.5
下であるところにある。これにより温度の変動に対する
粘度の変動が小さく、スプレーパターンの変動を一層防
止することができる。
【0012】
【発明の作用および効果】本発明の自動塗布用シーリン
グ材では、高剪断速度領域における粘度が低く、かつ動
粘度の温度変動による変動が小さい。したがって吐出量
の変動及び温度の変動に対するスプレ−パタ−ンの変動
が小さくなり、安定した塗布を行うことができる。また
低剪断速度領域における静止粘度は極めて高く、垂れ落
ちが防止される。
【0013】すなわち本発明のシーリング材によれば、
温度変動に対するスプレ−パタ−ンの変動が小さく、か
つ吐出量の変動に対するスプレ−パタ−ンの変動も小さ
い。したがって温度や吐出量が変動した場合にあって
も、安定したスプレ−パタ−ンで塗布することができ、
塗布品質が向上する。また塗布後の垂れも防止されてい
る。これらの効果により、本発明のシーリング材は自動
塗布に最適である。
【0014】
【実施例】以下実施例により具体的に説明する。 (実施例1) 二次凝集タイプの塩化ビニル樹脂(粒径0.2〜50μ
m)を14重量部、汎用タイプBの塩化ビニル樹脂
(「ゼオン51」日本ゼオン(株)製、平均粒径40μ
m)を12重量部、平均粒径0.07μmの微粒子炭酸
カルシウム粉末(「ネオライトSP」竹原化学(株)
製)28重量部、減粘剤8重量部、可塑剤としてのDO
P26重量部、その他接着付与剤などの添加剤12重量
部をディスパーで混合し、本実施例のシーリング材とし
た。
【0015】このシーリング材は、剪断速度9400s
ec−1における20℃の粘度が750cpsであり、
剪断速度4sec−1における20℃の粘度が8500
0cpsである。なお剪断速度9400sec−1の動
粘度は毛細管押出粘度計で測定し、剪断速度4sec
−1静止粘度はB型粘度計にて測定した。また35℃に
おける動粘度を測定し、20℃における動粘度との比は
1.48である。
【0016】このシーリング材を、塗布装置(初期塗出
制御機能付のプランジャ式定量供給ポンプ)により加圧
しノズルチップから吐出して20℃と35℃におけるス
プレ−パタ−ンの塗布幅を測定した。勿論35℃の高温
の方がスプレ−パタ−ンは広がり、その差は8mmであ
って従来に比べて極めて小さかった。またこのシーリン
グ材について垂れ落ち性を評価した。垂れ落ち性は直径
10mmの半円ビード状にシーリング材を塗布し、ヘラ
にてそれをかきとったときのヘラからの垂れ落ちしない
かきとり長さを測定した。そして150mm以上かきと
っても垂れ落ちがない場合を○、100mm〜150m
m未満の間で垂れ落ちた場合を△、100mm未満で垂
れ落ちた場合を×として評価した。その結果本実施例の
シーリング材では150mm以上かきとっても垂れ落ち
ることなく、極めて垂れ落ち性に優れていた。 (実施例2〜5および比較例1〜5) 表1に示すような組成にてそれぞれのシーリング材を調
整し、実施例1と同様に粘度、感温性(20℃と35℃
における動粘度の比)、塗布幅変動、垂れ落ち性を測定
した。結果を表1に示す。なお、汎用タイプAの塩化ビ
ニル樹脂は「ゼオン121」(日本ゼオン(株)製、平
均粒径1〜2μm)を用い、炭酸カルシウム粉末は「N
CC#45」(日東粉化(株)製)を用いた。
【0017】
【表1】
【0018】(評価)比較例1のシーリング材では、塩
化ビニル樹脂の粒度分布が狭く、充填剤の量も比較的多
く、さらに減粘剤が含まれないため、20℃における動
粘度が高くなっている。そのため感温性も高く、塗布幅
変動が15mmと実施例1の約倍となっている。そこで
炭酸カルシウムの量を減らし可塑剤を増加させた比較例
2では、動粘度が500cps低下したものの、20℃
における静止粘度までが極めて低下し、垂れ落ちが生じ
ている。
【0019】また比較例3および比較例4では、塩化ビ
ニル樹脂の量が多く動粘度がやや高いために感温性が高
くなっている。比較例4のシーリング材では感温性は適
切な範囲にあるものの、20℃における静止粘度が低く
垂れ落ちが生じている。さらに比較例5のシーリング材
では、微粒子炭酸カルシウムが少なく、かつ減粘剤も含
まれないために、動粘度および静止粘度とも極めて高く
スプレー塗布が困難である。
【0020】一方、実施例のシーリング材では、塩化ビ
ニル樹脂、微粒子炭酸カルシウムおよび減粘剤を最適な
範囲に調整しているため、動粘度、静止粘度および感温
性が最適な範囲にあり、これにより塗布幅変動が小さく
垂れ落ち性もない。したがって自動塗布に最適である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 宮嶋 敏郎 愛知県豊田市トヨタ町1番地 トヨタ自動 車株式会社内 (72)発明者 柴田 晴司 愛知県豊田市トヨタ町1番地 トヨタ自動 車株式会社内 (72)発明者 田村 賢司 愛知県豊田市トヨタ町1番地 トヨタ自動 車株式会社内 (56)参考文献 特開 昭62−246981(JP,A) 特開 昭62−246982(JP,A) 特開 平3−162440(JP,A) 特開 昭62−246983(JP,A)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 塩化ビニル系樹脂及び可塑剤を基材とし
    スプレ−にて塗布されるシーリング材において、 0.2〜50μmの粒度分布を有する該塩化ビニル系樹
    脂5〜25重量%と微粒子炭酸カルシウム20〜35重
    量%と減粘剤5〜10重量%とを含み、剪断速度940
    0sec-1のときの20℃における動粘度が500〜1
    000cpsであって20℃における動粘度と35℃に
    おける動粘度との比が1.5以下であり、かつ剪断速度
    4sec-1のときの20℃における静止粘度を5000
    0cps以上としたことを特徴とする自動塗布用シーリ
    ング材。
JP24366791A 1991-09-24 1991-09-24 自動塗布用シーリング材 Expired - Lifetime JPH08907B2 (ja)

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JPH06158027A JPH06158027A (ja) 1994-06-07
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DE19517915A1 (de) * 1995-05-16 1996-11-21 Elringklinger Gmbh Verfahren zur Herstellung von elastomerbeschichteten Metallagendichtungen
JP2012188532A (ja) * 2011-03-10 2012-10-04 Aisin Chemical Co Ltd ポリ塩化ビニル樹脂系シーリング材

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