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JPH09264813A - シャドウマスク用Fe−Ni合金素材のすじむら判定方法 - Google Patents
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JPH09264813A - シャドウマスク用Fe−Ni合金素材のすじむら判定方法 - Google Patents

シャドウマスク用Fe−Ni合金素材のすじむら判定方法

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Publication number
JPH09264813A
JPH09264813A JP8095906A JP9590696A JPH09264813A JP H09264813 A JPH09264813 A JP H09264813A JP 8095906 A JP8095906 A JP 8095906A JP 9590696 A JP9590696 A JP 9590696A JP H09264813 A JPH09264813 A JP H09264813A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
shadow mask
etching
streak
alloy material
thickness
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP8095906A
Other languages
English (en)
Inventor
Katsumi Ishii
勝己 石井
Toshihiko Takemoto
敏彦 武本
Takahiro Fujii
孝浩 藤井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Steel Nisshin Co Ltd
Original Assignee
Nisshin Steel Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nisshin Steel Co Ltd filed Critical Nisshin Steel Co Ltd
Priority to JP8095906A priority Critical patent/JPH09264813A/ja
Publication of JPH09264813A publication Critical patent/JPH09264813A/ja
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  • Manufacture Of Electron Tubes, Discharge Lamp Vessels, Lead-In Wires, And The Like (AREA)
  • Investigating Materials By The Use Of Optical Means Adapted For Particular Applications (AREA)
  • Testing Of Optical Devices Or Fibers (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】シャドウマスク用合金素材の段階において、シ
ャドウマスクの穿孔エッチング時のすじむら品位を評価
判定する方法を提供する。 【解決手段】シャドウマスクを用途とする厚さ0.3m
m以下のFe−Ni系合金素材において、エッチング前
厚さの30〜70%の厚さまでエッチングした後、JI
S−Z8722に規定される反射45−0度法にてエッ
チング面を測定し、JIS−Z8729に規定される表
色座標の明度L*の偏差を求めることにより、シャドウ
マスクを製造する際の穿孔エッチング時のすじむら発生
の程度を合金素材の段階において評価判定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、シャドウマスク用
Fe−Ni合金素材に多数の電子ビーム通過孔を穿孔エ
ッチングする際のすじむら発生の程度を、素材の段階に
おいて判定する方法に関する。
【0002】
【従来の技術】カラーテレビブラウン管やOA機器のデ
ィスプレイ等の受像管には、多数の電子ビーム通過孔が
形成された厚さ0.3mm以下のシャドウマスクが組み
込まれている。電子銃から射出された電子ビームは、特
定のビーム通過孔を通過し、各色調に応じてそれぞれの
蛍光部にビームスポットを投影する。シャドウマスク用
素材としては、正確な電子ビーム通過孔が形成されるよ
うに、エッチング性に優れていることが要求され、従来
から低炭素Alキルド鋼が使用されている。しかし、シ
ャドウマスクは電子ビームの衝突によって加熱され、熱
膨張を生じる。この時の熱膨張が大きいと、電子ビーム
通過孔の位置が変位し、電子ビームが所定の蛍光面に当
たらなくなる、いわゆるドーミング現象が発生する。
【0003】ドーミング現象は、カラーテレビやOA機
器用ディスプレイの高精度化、高輝度化に伴い大きな問
題となっている。ドーミング現象は、低熱膨張特性を有
する素材を使用することにより抑制されることから、熱
膨張率の小さいFe−Ni系合金がシャドウマスク用素
材として使用されるようになっている。しかし、Fe−
Ni系合金はNiを多量に含むことから、低炭素Alキ
ルド鋼に比べてエッチング速度が遅く、エッチング穿孔
性にも劣るという問題点がある。また、Fe−Ni系合
金は低炭素Alキルド鋼に比べて、すじむらと呼ばれる
欠陥、すなわちエッチングにより多数の電子ビーム通過
孔を形成したシャドウマスクを透過光で目視観察した場
合に素材の圧延方向と平行にすじ状に検出される欠陥が
発生し易く、製品歩留りの低いことも問題とされてい
る。
【0004】Fe−Ni系合金素材の穿孔エッチングに
より発生するすじむらを抑制するべく、素材の成分偏析
の改善あるいは集合組織の制御など種々の手段が講じら
れているが、いずれの場合においてもすじむら品位は最
終的に実際のシャドウマスクへと穿孔エッチングを行う
ことにより、評価されている。しかし、シャドウマスク
用合金素材から穿孔エッチングを行うまでの工程は多大
なものであり、最終的な穿孔エッチング工程を経るまで
すじむら品位を確定できないということは、不良品であ
っても最終段階まで加工せざるを得ないという労力と時
間、すなわちコスト上の大きな損失である。したがっ
て、多大な工程を経る前の素材の段階において、すじむ
ら品位を評価判定することにより、穿孔後のシャドウマ
スク製品歩留りを改善するとともに、労力と時間の無駄
を節減し、安定したシャドウマスクの製造を可能にする
ことが望まれていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、このような
問題点を解消するべく案出されたものであり、シャドウ
マスク用合金素材の板厚中央付近までエッチングした時
に出現する表面状態がシャドウマスクのすじむら品位と
密接な関係を有していることに着目し、合金素材の段階
において、シャドウマスクの穿孔エッチング時のすじむ
ら品位を評価判定する方法を提供することを目的とす
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、シャドウマス
クを製造する際の穿孔エッチング時のすじむら発生の程
度を合金素材の段階において評価判定するべく、シャド
ウマスクを用途とする厚さ0.3mm以下のFe−Ni
系合金素材において、エッチング前厚さの30〜70%
の厚さまでエッチングした後、JIS−Z8722に規
定される反射45−0度法にてエッチング面を測定し、
JIS−Z8729に規定される表色座標の明度L*の
偏差を求めることにより、達成される。
【0007】
【発明の実施の形態】本発明者らは、シャドウマスクの
穿孔エッチング時にすじむらが発生したシャドウマスク
用Fe−36Ni合金素材を用いて、素材をエッチング
した場合にすじ状欠陥、すなわちすじ状のエッチングむ
らが出現するか否かを調査した。その結果、シャドウマ
スク素材の表層をわずかに数μm程度エッチングしても
すじ状欠陥は出現しなかった。そこで、さらに種々の厚
さになるまで素材にエッチングを施し、すじ状欠陥出現
の有無について詳細に調査した。その結果を表1に示す
が、素材を板厚の中央部付近までエッチングすると、明
瞭なすじ状欠陥が出現し、この板厚中央部付近において
出現するすじ状欠陥は、実際の穿孔エッチングされたシ
ャドウマスクにおいて見られるすじむら品位と極めて良
好な対応を示すことが判明した。
【0008】
【表1】
【0009】次いで、シャドウマスクの穿孔エッチング
時にすじむらの検出されなかったシャドウマスク用Fe
−36Ni合金素材を用いて、素材を種々の厚さまでエ
ッチングし、すじ状欠陥出現の有無と実際の穿孔エッチ
ングされたシャドウマスクにおいて見られるすじむら品
位との対応を調査した。その結果を表2に示すが、シャ
ドウマスクの穿孔エッチング時にすじむらの検出されな
かったシャドウマスク用Fe−36Ni合金素材では、
素材を板厚の中央部付近までエッチングしてもすじ状欠
陥が検出されず、やはり実際の穿孔エッチングされたシ
ャドウマスクにおけるすじむら品位と良好な対応を示す
ことが判明した。
【0010】
【表2】
【0011】表1および表2に示す結果から、シャドウ
マスク用素材をエッチング前厚さの30〜70%の厚さ
までエッチング(以降ハーフエッチングと称する)する
と、すじ状欠陥出現の有無を判定することができ、素材
のハーフエッチングにおけるすじ状欠陥出現の有無をも
って、シャドウマスクの穿孔エッチング時のすじむら品
位の判定をすることのできることが判明した。
【0012】さらに本発明者らは、穿孔エッチング時の
シャドウマスクのすじむら品位が実用に耐え得るか否か
を、素材のハーフエッチング時に出現するすじ状欠陥を
定量的に評価することにより、判定を可能とするべく種
々検討した。すじ状欠陥は、エッチング面の形態の部分
的な偏りにより光学的なむらが生じ、この光学的なむら
が明暗として出現するため、目視にてすじ状欠陥として
観察されることが判明した。本発明者らは、このすじ状
欠陥の明暗を定量的に捕捉するべく、種々の手法を鋭意
検討した結果、ついに明度L*の偏差にて定量化される
数値をもってすれば、目視観察のすじ状欠陥の水準、ひ
いては穿孔エッチング時のシャドウマスクのすじむら品
位の判定ができるとの知見を得た。
【0013】表1に示したように、穿孔エッチング時の
シャドウマスクにすじむらが検出されたシャドウマスク
素材であっても、素材をエッチングした時のエッチング
量が少なくすじ状欠陥が検出されない範囲では、明度L
*の偏差は0.6以下である。また、表2に示したよう
に穿孔エッチング時のシャドウマスクにすじむらが検出
されなかったシャドウマスク素材では、素材をエッチン
グした時のエッチング量に拘らず、すじ状欠陥は検出さ
れずその明度L*の偏差は0.6以下であった。 この
ことから、すじ状欠陥の明暗は、明度L*の偏差と良好
な相関を有し、明度L*の偏差が0.6以下であれば穿
孔エッチング時のシャドウマスクにすじむらが確認でき
ない。
【0014】すなわち、穿孔エッチング時にシャドウマ
スクに発生するすじむら出現の有無は、シャドウマスク
用素材をハーフエッチングして、JIS−Z8722に
規定される反射45−0度法にてエッチング面を測定し
た時、JIS−Z8729に規定される表色座標の明度
L*の偏差にて定量的に判定できることが明らかとなっ
た。
【0015】
【実施例】表3に示す化学組成を有するFe−36Ni
合金を溶製し、数個の9トンの鋳塊を得た。この鋳塊を
種々の条件にて分塊圧延、熱間圧延、焼鈍後、中間焼鈍
を含む冷間圧延を繰返し行い、最終的に0.12mm厚
さの冷延板を得た。得られた冷延板から供試材を採取
し、塩化第二鉄溶液(比重;1.45、温度;60℃)
にて板厚方向にエッチングの量を種々変化させ、各エッ
チング量の供試材についてすじ状欠陥を目視判定すると
ともに明度L*の偏差を測定した。また、この冷延板に
穿孔エッチングを施し、シャドウマスクのすじむら品位
を目視判定した。
【0016】明度L*は、JIS−Z8729に規定さ
れる表色座標(L*、a*、b*)の明度L*で表し、
JIS−Z8722に規定される反射45−0度法でD
65光源を使用して測定した。測定面積は、実際のすじ
むらが目視検出できる幅と同程度の直径0.5mmと
し、測定間隔は0.2mmとした。また、すじむらの長
手方向に直交する方向に沿って30mmの長さを測定
し、その偏差を求めた。なお、測定に際し明度L*の絶
対値は標準白色板によって測定ごとに校正した。
【0017】表4に各供試材のエッチング深さにおける
すじ状欠陥の目視判定結果、明度L*の偏差および穿孔
エッチングを施したシャドウマスクのすじむら品位の目
視判定結果を合わせて示す。表4より、エッチング量が
エッチング前厚さの30〜70%の範囲にあり、明度L
*の偏差が0.60を超えるものでは、穿孔エッチング
を施したシャドウマスクのすじむら品位が実用に供する
ことができない水準にあるものと良好な対応を示し、エ
ッチング量がエッチング前厚さの30〜70%の範囲に
あり、明度L*の偏差が0.60以下のものでは、穿孔
エッチングを施したシャドウマスクのすじむら品位が実
用に供することができる水準にあるものと良好な対応を
示すことがわかる。
【0018】
【表3】
【0019】
【表4】
【0020】
【効果】以上のように、本発明によれば、シャドウマス
ク素材の段階において、穿孔エッチング時のすじむら発
生の有無を判定することが可能であり、シャドウマスク
の安定製造に大きく貢献することができる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 // C22C 38/08 C22C 38/08

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】シャドウマスクを用途とする厚さ0.3m
    m以下のFe−Ni系合金素材において、エッチング前
    厚さの30〜70%の厚さまでエッチングした後、JI
    S−Z8722に規定される反射45−0度法にてエッ
    チング面を測定し、JIS−Z8729に規定される表
    色座標の明度L*の偏差にて、シャドウマスクを製造す
    る際の穿孔エッチング時のすじむら発生の程度を評価す
    るシャドウマスク用Fe−Ni合金素材のすじむら判定
    方法
JP8095906A 1996-03-27 1996-03-27 シャドウマスク用Fe−Ni合金素材のすじむら判定方法 Withdrawn JPH09264813A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8095906A JPH09264813A (ja) 1996-03-27 1996-03-27 シャドウマスク用Fe−Ni合金素材のすじむら判定方法

Applications Claiming Priority (1)

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JP8095906A JPH09264813A (ja) 1996-03-27 1996-03-27 シャドウマスク用Fe−Ni合金素材のすじむら判定方法

Publications (1)

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JPH09264813A true JPH09264813A (ja) 1997-10-07

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ID=14150343

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8095906A Withdrawn JPH09264813A (ja) 1996-03-27 1996-03-27 シャドウマスク用Fe−Ni合金素材のすじむら判定方法

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JP (1) JPH09264813A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6277486B1 (en) 1998-03-31 2001-08-21 Ngk Spark Plug Co., Ltd. Cermet tool

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6277486B1 (en) 1998-03-31 2001-08-21 Ngk Spark Plug Co., Ltd. Cermet tool

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