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JPH11118906A - 受信装置 - Google Patents
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JPH11118906A - 受信装置 - Google Patents

受信装置

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JPH11118906A
JPH11118906A JP9284033A JP28403397A JPH11118906A JP H11118906 A JPH11118906 A JP H11118906A JP 9284033 A JP9284033 A JP 9284033A JP 28403397 A JP28403397 A JP 28403397A JP H11118906 A JPH11118906 A JP H11118906A
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pulse
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Fuyuki Fukushima
冬樹 福島
Takahiko Fujisaka
貴彦 藤坂
Shingo Tsujimichi
信吾 辻道
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 信号対雑音電力比の小さな受信信号であって
も、電波の検出性能を向上させることができる受信装置
を提供すること。 【解決手段】 第1および第2の検波手段3,4は、第
1および第2の受信アンテナ1,2による受信信号を位
相検波する。相関信号生成手段5は、第1および第2の
検波手段からの出力信号の相関をとって相関信号を生成
する。この相関信号は、A/D変換手段6によりA/D
変換された後、コヒーレント積分手段7−1〜7−Nに
よりコヒーレント積分される。この積分結果は、第3の
検波手段8−1〜8−Nにより検波されて、電波検出回
路9−1〜9−Nにより電波の検出が行われる。ここ
で、コヒーレント積分手段では、電波のパルス幅に応じ
て異なるサンプリング条件が設定される。従って、サン
プリングされたディジタル信号に受信信号成分が多く含
まれる場合が生じ、電波の検出性能が向上する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、空間を伝搬してき
た電波を検出するレーダーなどの受信装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、レーダーに代表されるように、空
間を伝搬してきた電波を検出するための受信装置があ
る。この受信装置の第1の従来例として、図14に示す
ものがある。同図において、1は空間を伝搬してきた電
波を受信するための受信アンテナ1、3は受信アンテナ
1による受信信号について位相検波を行ないI成分およ
びQ成分からなる複素信号を出力する受信機、8Aは受
信機3からの複素信号について振幅検波を行う検波回
路、6は検波回路8Aの出力振幅をA/D変換してセル
単位でディジタル信号を出力するA/D変換回路、9は
A/D変換回路6からのディジタル信号から受信信号の
信号成分を検出する電波検出回路である。
【0003】また、上述の受信機3は、例えば「Rader
Range-Performance Analysis, P36,Fig.2-2」に開示さ
れているものであって、図15にその構成を示す。同図
において、15aおよび15bは受信機雑音が重畳され
た受信信号に対して所定の周波数成分を有する余弦関数
cos(ωt)および正弦関数sin(ωt)の信号をそれぞれ乗じ
るミキサー、14aおよび14bはミキサー15aおよ
び15bの出力信号から低周波成分をそれぞれ取り出し
て上記複素信号のI成分およびQ成分として出力する低
域通過フィルタである。
【0004】以下、第1の従来例にかかる受信装置の動
作を説明する。図14において、受信アンテナ1は、空
間を伝搬してきた電波を受信する。受信機3は受信アン
テナ1による受信信号を位相検波して、上述の複素信号
を取り出す。
【0005】ここで、図15おいて、受信機3では、受
信アンテナ1からの受信信号に受信機雑音が重畳され
る。この受信機雑音が重畳された受信信号に対してミキ
サー15aおよび15bにより所定の周波数成分を有す
る余弦関数および正弦関数の信号が乗じられた後、低域
通過フィルタ14aおよび14bによりそれぞれの低周
波成分のみが取り出され、複素信号のI成分およびQ成
分として出力される。
【0006】検波回路8Aは受信機3からの複素信号に
ついて振幅検波を行う。A/D変換回路6は、検波回路
8Aの出力振幅をサンプリングしてA/D変換し、セル
単位でディジタル信号を出力する。電波検出回路9は、
A/D変換回路6から出力されるセルの信号電力を所定
のスレッショルドレベルと比較して、各セルについて受
信信号の有無を判定する。このスレッショルドレベル
は、例えば雑音信号を誤って受信信号と判定して警報が
発生される頻度(誤警報確率)を基に設定される。
【0007】電波検出回路9は、各セルの信号電力が所
定のスレッショルドレベルを超える場合に受信信号有り
と判定し、所定のスレッショルドレベル以下の場合に受
信信号無しと判定する。受信装置は、受信信号有りと判
定されたセルについて警報を発生し、電波が検出された
ことを報知する。
【0008】また、第2の従来例として、特開昭52−
44590号公報に開示された装置がある。この装置
は、レーダ装置に対する妨害電波の到来方向を検出する
ものであって、具体的には、レーダ装置の送信信号に対
応した受信信号が存在しない領域に現れる妨害信号につ
いてノンコヒーレント積分を行って、妨害信号の電力の
平均値を求め、この電力の平均値が最大となる受信ビー
ム方向を妨害電波の到来方向として検出するものであ
る。
【0009】さらに、第3の従来例として、特開昭62
−156586号公報に開示された装置がある。この装
置は、送信間隔が異なる短パルス状の電波を繰り返し送
信し、送信信号を基準としてその受信信号を重畳積分し
て検出する。これにより、送信繰り返し周波数を高くし
て情報量を増やしても、受信信号の識別が可能となり、
目標までの距離や方位の確定が可能となる。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】ところで、レーダーか
ら送信される電波は、パルス圧縮やスペクトル拡散など
により送信尖頭電力の低減が図られている場合がある。
この場合、上述の第1の従来例の装置によれば、A/D
変換回路6から出力される各セルの信号電力が低下し
て、受信信号が存在するにもかかわらず上述の所定のス
レッショルドレベルを超えない場合が生じ、送信尖頭電
力が小さく、パルス幅が未知な電波については検出が困
難になるという問題がある。
【0011】また、上述の第2の従来例の装置は、妨害
電波の存在が既知であることを前提として、その妨害電
波の到来方向を検出するものであって、そもそも妨害電
波が存在するか否かについては判定できないという問題
がある。
【0012】さらに、上述の第3の従来例の装置は、送
信信号のパルス繰り返し周波数が既知である場合に電波
を検出し得るものであって、このパルス繰り返し周期が
未知な場合には、電波を検出できないという問題があ
る。
【0013】本発明は、かかる問題に鑑みてなされたも
のであり、信号対雑音電力比が小さく、しかもパルス幅
やパルス繰り返し周期が未知な電波であっても、高い検
出率で検出することができ、電波の検出性能を向上させ
ることができる受信装置を提供することを課題とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記課題を解
決達成するため、以下の構成を有する。すなわち、本発
明は、空間を伝搬してきた電波を受信する第1および第
2の受信アンテナと、上記第1および第2の受信アンテ
ナによる受信信号をそれぞれ帯域制限して位相検波する
第1および第2の検波手段と、上記第1の検波手段から
の出力信号と上記第2の検波手段からの出力信号との相
関をとって相関信号を生成する相関信号生成手段と、上
記相関信号生成手段からの相関信号をA/D変換してデ
ィジタル信号を出力するA/D変換手段と、上記A/D
変換手段からのディジタル信号について、それぞれ異な
るサンプリング条件でサンプリングしてコヒーレント積
分を行なう複数のコヒーレント積分手段と、上記複数の
コヒーレント積分手段の積分結果についてそれぞれ検波
を行ない、上記積分結果に現れる上記相関信号の振幅に
応じた電力を有する信号を出力する複数の第3の検波手
段と、上記複数の第3の検波手段からの出力信号の電力
を所定のスレッショルドレベルと比較して上記受信信号
の有無をそれぞれ判定する複数の判定手段とを備えた構
成を有する。
【0015】また、本発明は、上記第1および第2の検
波手段と上記相関信号生成手段との間に設けられ、所定
の通過帯域特性を有して上記第1および第2の検波手段
からの出力信号を帯域制限する帯域制限手段を備えた構
成を有する。
【0016】さらに、本発明は、上記帯域制限手段を複
数備え、上記各帯域制限手段に対し、上記相関信号生成
手段と、上記A/D変換手段と、上記複数のコヒーレン
ト積分手段と、上記複数の第3の検波手段と、上記複数
の判定手段とからなる上記受信信号を検出する構成を備
え、上記各帯域制限手段は、それぞれ異なる所定の通過
帯域特性を有することを特徴とする。
【0017】さらにまた、本発明の上記複数のコヒーレ
ント積分手段は、上記サンプリング条件として、それぞ
れ異なる所定のパルス幅に応じた点数分だけサンプリン
グすることを特徴とする。
【0018】さらにまた、本発明の上記複数のコヒーレ
ント積分手段は、上記サンプリング条件として、それぞ
れ異なる所定のパルス繰り返し周期に応じたサンプリン
グ間隔でサンプリングすることを特徴とする。
【0019】さらにまた、本発明は、上記複数の判定手
段の判定結果と、上記複数のコヒーレント積分手段の積
分結果とをそれぞれ入力し、上記判定結果が受信信号有
の場合に、上記判定結果を与える上記積分結果に現れた
上記相関信号の位相を識別して上記判定結果と対応づけ
て出力する複数の位相識別手段をさらに備えた構成を有
する。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て、図面を参照しながら説明する。なお、各図において
共通する要素には、同一符号を付す。 実施の形態1.本発明の実施の形態1について、図1な
いし図3を参照して説明する。図1に本実施の形態1に
かかる受信装置の構成を示す。同図において、1および
2は空間を伝搬してきた電波を受信する受信アンテナ
(第1および第2の受信アンテナ)、3および4は受信
アンテナ1および2による受信信号をそれぞれ帯域制限
して位相検波する受信機(第1および第2の検波手
段)、5は受信機3からの出力信号(複素信号S1)と
受信機4からの出力信号(複素信号S2)との相関をと
って相関信号Sを生成する相関信号生成回路(相関信号
生成手段)、6は相関信号生成回路5からの相関信号S
をA/D変換してディジタル信号を出力するA/D変換
回路(A/D変換手段)、7−1〜7−N(Nは自然
数)はA/D変換回路6からのディジタル信号について
それぞれ異なるサンプリング条件でサンプリングしてコ
ヒーレント積分を行なうパルス内コヒーレント積分回路
(複数のコヒーレント積分手段)、8−1〜8−Nはパ
ルス内コヒーレント積分回路7−1〜7−Nの積分結果
についてそれぞれ検波を行ない、該積分結果に現れる上
記相関信号の振幅に応じた電力を有する信号を出力する
検波回路(複数の第3の検波手段)、9−1〜9−Nは
検波回路8−1〜8−Nの出力信号の電力を所定のスレ
ッショルドレベルと比較して上記受信信号の有無をそれ
ぞれ判定し、電波を検出する電波検出回路(複数の判定
手段)である。
【0021】ここで、受信アンテナ1および2は、それ
ぞれ同一の機能を有するものであり、その受信方向など
の設置状態の違いに応じて、各時刻において受信信号の
振幅や位相が異なる状態で同一の発信源からの電波を受
信する。また、受信機3および4は、それぞれ同一の機
能を有するものであり、互いに無相関な受信機雑音を発
生する。さらに、検波回路8−1〜8−Nの検波方式と
しては、例えば二乗検波や振幅検波が用いられる。
【0022】以下、動作を説明する。受信アンテナ1お
よび2による受信信号は、受信機3および4にそれぞれ
入力される。受信機3、受信機4は、入力した受信信号
を帯域制限して位相検波を行い、複素信号S1およびS
2をそれぞれ出力する。相関信号生成回路5は、以下に
説明するように、これら複素信号S1およびS2から相
関信号Sを生成して出力する。
【0023】図2に相関信号生成回路5の構成を示す。
同図において、5Aは受信機2から入力した複素信号S
2の虚数成分の符号を反転して共役信号S2#を生成す
る共役回路、5Bは受信機1からの複素信号1に対し共
役回路5Aからの共役信号S2#を乗じる乗算器であ
る。
【0024】この相関信号生成回路5によれば、相関信
号Sは、受信機1から入力した複素信号S1に対して受
信機2から入力した複素信号S2の複素共役S2#(共
役信号)を乗じて生成され、次式(1)で表される。
【0025】 S=S1×S2# (1)
【0026】ここで、受信アンテナ1および2により受
信された電波が同一の発信源からのものである場合、複
素信号S1と複素信号S2との周波数成分(ω)は同一と
なるので、上式(1)により複素信号S1に対し複素信
号S2の共役信号S2#を乗じると、周波数成分(ω)の
項が消去される。この結果、相関信号Sは、位相が固定
されたコヒーレントな信号になると共に、複素信号S1
およびS2の振幅が反映されたものとなる。
【0027】なお、複素信号S1およびS2には、受信
機3および4の受信機雑音が含まれるが、これらの雑音
は互いに無相関であるから、複素信号S1に対し複素信
号S2の共役信号S2#を乗じる結果、互いに打ち消し
合う。したがって、相関信号Sに現れる受信機3および
4の受信機雑音は抑制されたものとなる。
【0028】ここで、説明を再び図1に戻す。A/D変
換回路6は、相関信号生成回路5からの相関信号Sをサ
ンプリング周期τ0でサンプリングしてA/D変換し、
セル単位で出力する。パルス内コヒーレント積分回路7
−1〜7−Nは、A/D変換回路6からのディジタル信
号について、それぞれ異なるサンプリング条件でサンプ
リングしてパルス内部でコヒーレント積分を行う。
【0029】以下、パルス内コヒーレント積分回路7−
1〜7−Nのサンプリング条件について、図3を参照し
て説明する。このサンプリング条件は、以下に説明する
ように、電波を受信して得られる受信信号のパルス幅と
して想定された所定のパルス幅に応じた点数分だけサン
プリングすることを内容とする。
【0030】図3において、最小パルス幅τは、図1に
示すA/D変換回路6のサンプリング周期τ0を単位と
して設定され、最小パルス幅τとサンプリング周期τ0
との間には、τ=n×τ0(n:正の整数)の関係があ
る。この最小パルス幅τは、後述のように、パルス内コ
ヒーレント積分回路7−1〜7−Nのサンプリング周期
を与えることから、nは最小パルス幅τがパルス内コヒ
ーレント積分回路7−1〜7−Nのサンプリング周期を
満足するような値に固定される。
【0031】また、図3において、パルス幅p(所定の
パルス幅)は、電波を受信して得られる受信信号のパル
ス幅として予め想定された仮想的なものであって、最小
パルス幅τを単位として設定される。mは1回のコヒー
レント積分におけるサンプリング点数であり、自然数で
ある。
【0032】上述のパルス幅pと最小パルス幅τとサン
プリング点数mとの間には、p=m×τの関係がある。
サンプリング点数mは、この関係を満足するように、所
定のパルス幅pに応じて選ばれ、各パルス内コヒーレン
ト積分回路7−1〜7−Nごとに異なったものがサンプ
リング条件として設定される。
【0033】すなわち、各パルス内コヒーレント積分回
路7−1〜7−Nは、それぞれ受信信号のパルス幅とし
て想定された所定のパルス幅pから定まる異なったサン
プリング条件で、A/D変換回路6からのディジタル信
号をサンプリングしてコヒーレント積分を行う。換言す
れば、パルス内コヒーレント積分回路7−1〜7−N
は、受信信号のパルス幅として想定する所定のパルス幅
pの種類の数(N)だけ用意され、各パルス内コヒーレ
ント積分回路7−1〜7−Nでのサンプリング点数m
は、想定された所定のパルス幅pに応じて定められる。
【0034】以下、図1に示すコヒーレント積分回路7
−1を例として、図3を参照しながら、さらに具体的に
説明する。パルス内コヒーレント積分回路7−1は、最
小パルス幅τをサンプリング周期とし、そのサンプリン
グ条件として設定されたサンプリング点数mだけ、A/
D変換回路6からのディジタル信号をサンプリングし
て、m個のセルからなるディジタル信号を取得する。そ
して、このサンプリングにより得られた各セルのディジ
タル信号を加算処理してコヒーレント積分を行ない、積
分結果s1を出力する。この積分結果は、パルス内部に
おいてコヒーレント積分したものとなる。以下同様にし
て、パルス内コヒーレント積分回路7−1は、サンプリ
ング位置を最小パルス幅τ分だけ順次移動してコヒーレ
ント積分を行い、積分結果s2,…,snを出力する。
【0035】ここで、パルス内コヒーレント積分回路7
−1が出力する積分結果のうち、受信信号のパルスが存
在する位置でサンプリングされたセルを含むディジタル
信号に対する積分結果に、受信信号の信号成分が反映さ
れる。仮に、パルス内コヒーレント積分回路7−1のサ
ンプリング条件を与える所定のパルス幅pが、実際の受
信信号のパルス幅と一致または近似するものであれば、
このパルス幅pから定まるサンプリング条件でサンプリ
ングを繰り返すうちに、実際の受信信号の信号成分に対
応するディジタル信号のみからなるm個のセルのディジ
タル信号をサンプリングする場合が生じる。
【0036】この場合にサンプリングされたm個のセル
のディジタル信号は、分散や雑音の影響が最も抑えられ
たものとなり、しかも、このディジタル信号に対する積
分結果は、受信信号の信号成分を最も多く反映したもの
となる。図3に示す例では、積分結果skがこれに該当
する。
【0037】各パルス内コヒーレント積分回路7−1〜
7−Nでは、それぞれ異なるサンプリング条件でサンプ
リングしてコヒーレント積分を行う。したがって、受信
信号の信号成分は、この受信信号のパルス幅と一致また
は近似する所定のパルス幅pに応じたサンプリング条件
が設定されたパルス内コヒーレント積分回路7−1〜7
−Nのいずれかの積分結果に多く反映される。
【0038】ここで、再び説明を図1に戻す。検波回路
8−1〜8−Nは、上述のパルス内コヒーレント積分回
路7−1〜7−Nからそれぞれ順次出力される積分結果
について検波を行い、この積分結果に現れる相関信号生
成回路5からの相関信号の振幅に応じた電力を有する信
号を出力する。
【0039】電波検出回路9−1〜9−Nは、検波回路
8−1〜8−Nからの出力信号の電力をそれぞれ所定の
スレッショルドレベルと比較する。この比較の結果、検
波回路8−1〜8−Nからの出力信号の電力が所定のス
レッショルドレベルを超えた場合、受信信号(電波)を
検出したことを報知する。
【0040】ここで、上述したように、パルス内コヒー
レント積分回路7−1〜7−Nのいずれかが、受信信号
の信号成分を多く含んだ積分結果を出力するので、検波
回路8−1〜8−Nのいずれかが、この積分結果を入力
して検波を行う。したがって、信号対雑音電力比が小さ
く、パルス幅が未知な受信信号(電波)であっても、高い
検出率で検出することが可能となる。
【0041】なお、電波検出回路9−1〜9−Nにおい
て、検波回路8−1〜8−Nからの出力信号の電力がそ
れぞれ比較される所定のスレッショルドレベルは、前述
の電波検出回路9と同様に、例えば雑音信号が誤って受
信信号の信号成分と判定される頻度(誤警報確率)を基
に設定される。
【0042】上述した本実施の形態において、パルス内
コヒーレント積分回路7−1〜7−Nは、最小パルス幅
τをサンプリング周期としてA/D変換回路6からのデ
ィジタル信号をサンプリングするものとしたが、A/D
変換回路6からのディジタル信号については必ずしも固
定された周期でサンプリングを行う必要はなく、所定の
パルス幅pに応じたサンプリング点数mを得ることがで
きればよく、サンプリングのタイミングは特に限定され
ない。
【0043】実施の形態2.次に、本発明の実施の形態
2について、図4および図5を参照しながら説明する。
図4に、本実施の形態2にかかる受信装置の構成を示
す。同図に示す本実施の形態2にかかる受信装置は、図
1に示す上述の実施の形態1の構成において、パルス内
コヒーレント積分回路7−1〜7−Nに代え、パルス間
コヒーレント積分回路11−1〜11−Nを備える。
【0044】このパルス間コヒーレント積分回路11−
1〜11−Nは、それぞれ異なる所定のパルス繰り返し
周期に応じたサンプリング間隔でサンプリングすること
をサンプリング条件として、A/D変換回路6からのデ
ィジタル信号をサンプリングしてパルス間でコヒーレン
ト積分を行う。パルス間コヒーレント積分回路11−1
〜11−Nと上述のパルス内コヒーレント積分回路7−
1〜7−Nとの違いは、サンプリング条件のみである。
【0045】以下、パルス間コヒーレント積分回路11
−1〜11−Nのサンプリング条件について、図5を参
照しながら説明する。図5において、Tpは電波を受信
して得られる受信信号のパルス繰り返し周期として想定
された仮想的なものであって、最小パルス幅τを整数倍
して得られる。Tsはパルス間コヒーレント積分回路1
1−1〜11−Nがサンプリングする際のサンプリング
間隔である。最小パルス幅τおよびパルス幅pは、前述
の図3に示すものと同一である。
【0046】図5に示すように、本実施の形態2にかか
るパルス間コヒーレント積分回路11−1〜11−Nの
サンプリング条件は、所定のパルス繰り返し周期Tp
応じたサンプリング間隔Tsでサンプリングすることを
内容とし、各パルス間コヒーレント積分回路11−1〜
11−Nごとに異なったものが設定される。なお、図5
に示す例では、サンプリング間隔Tsは、所定のパルス
繰り返し周期Tpに等しく設定されている。
【0047】以下、図4に示すパルス間コヒーレント積
分回路11−1を例として、図5を参照しながら、具体
的に動作を説明する。パルス間コヒーレント積分回路1
1−1は、コヒーレント積分を行う初期点を設定して、
サンプリング条件として設定されたサンプリング間隔T
sでA/D変換回路6からのディジタル信号をサンプリ
ングしてコヒーレント積分を行ない、積分結果ss1
出力する。この積分結果は、複数のパルスにわたってパ
ルス間でコヒーレント積分したものとなる。
【0048】次に、パルス間コヒーレント積分回路11
−1は、コヒーレント積分を行う初期点を最小パルス幅
τ分だけ移動してサンプリングし、コヒーレント積分を
行って積分結果ss2を出力する。以下同様に、初期点
を最小パルス幅τ分だけ順次移動して、積分結果s
1,…,ssnを出力する。
【0049】ここで、仮に、所定のパルス繰り返し周期
pが、受信信号のパルス繰り返し周期と一致または近
似するものであれば、この所定のパルス繰り返し周期T
pに応じたサンプリング条件で初期点を順次移動しなが
らサンプリングを繰り返すうちに、実際の受信信号の信
号成分に対応するディジタル信号のみをサンプリングす
る場合が生じる。この場合にサンプリングされたディジ
タル信号は、分散や雑音の影響が最も抑えられたものと
なり、しかも、このディジタル信号に対する積分結果
は、受信信号の信号成分を最も多く反映したものたな
る。図5に示す例では、積分結果sskがこれに該当す
る。
【0050】各パルス間コヒーレント積分回路11−1
〜11−Nでは、それぞれ異なるサンプリング条件でサ
ンプリングしてコヒーレント積分を行う。このため、受
信信号の信号成分は、受信信号のパルス繰り返し周期と
一致または近似する所定のパルス繰り返し周期Tpに応
じたサンプリング条件でサンプリングするパルス間コヒ
ーレント積分回路11−1〜11−Nのいずれかの積分
結果に最も多く反映される。したがって、信号対雑音電
力比が小さく、パルス繰り返し周期が未知な受信信号(電
波)であっても、高い検出率で検出することが可能とな
る。
【0051】なお、本実施の形態2においては、1回の
コヒーレント積分に対するサンプリング点数について特
に言及しなかったが、このサンプリング点数は、受信信
号の信号成分に対応するA/D変換回路6からのディジ
タル信号をサンプリングした際に、その分散が適切に抑
えられるように選ばれればよく、各パルス間コヒーレン
ト積分回路11−1〜11−Nにおいて必ずしも同一に
する必要はない。
【0052】実施の形態3.次に、本発明の実施の形態
3について、図6および図7を参照しながら説明する。
図6に、本実施の形態3にかかる受信装置の構成を示
す。同図に示す本実施の形態3にかかる受信装置は、図
1に示す前述の実施の形態1の構成において、電波検出
回路9−1〜9−Nの判定結果とパルス内コヒーレント
積分回路7−1〜7−Nの積分結果とをそれぞれ入力
し、上記判定結果が受信信号有の場合に、上記積分結果
に現れた上記相関信号の位相を識別して上記判定結果と
対応づけて出力するパルス識別回路12−1〜12−N
(複数の位相識別手段)をさらに備える。
【0053】以下、本実施の形態3にかかる受信装置の
特徴部であるパルス識別回路12−1〜12−Nを中心
に動作を説明する。パルス識別回路12−1〜12N
は、パルス内コヒーレント積分回路7−1〜7−Nの積
分結果をそれぞれ逐一参照しており、電波検出回路9−
1〜9−Nからの判定結果が受信信号有の場合、この判
定結果を与える積分結果に現れた相関信号Sの位相θを
下式(2)により計算し、相関信号Sの位相を識別す
る。
【0054】 θ = arccos[SI/{(SI2+(SQ21/2] (2)
【0055】ここで、SIは、相関信号SのI成分の信
号データであり、SQは、相関信号SのQ成分の信号デ
ータである。パルス識別回路12−1〜12Nは、電波
検出回路9−1から受信信号有の判定結果を受け取る度
に、その判定結果を与えた相関信号Sの位相を計算し
て、電波検出回路8−1〜8−Nの判定結果と対応づけ
て出力する。
【0056】このように、相関信号Sの位相を識別する
ことにより、受信信号のパルス幅が同一であっても、そ
れらの相関信号Sの位相θから区別することができ、電
波の種類の数を知ることが可能となる。
【0057】また、あらかじめ定められた時間が経過し
たところで、位相θのヒストグラムを作成すると、図7
に例示するように、電波の到来方向により発生する2基
の受信アンテナ1および2での受信時間の差と電波の送
信周波数との積(位相に相当)が互いに異なる電波の種
類の数だけピークが発生する。したがって、位相のヒス
トグラムから電波の種類の数とその発生頻度を推定する
ことができる。図7に示す例では、ピークが2カ所で発
生していることから、検出された電波は2種類であるこ
とが推定できる。
【0058】なお、本実施の形態3では、パルス識別回
路12−1〜12−Nを、電波検出回路9−1〜9−N
の判定結果と対応づけて相関信号Sの位相を計算して出
力するものとしたが、計算により得られた位相θを、あ
らかじめ定められた位相範囲に応じてグループ分けして
出力するものとしてもよい。
【0059】実施の形態4.次に、本発明の実施の形態
4について、図8を参照しながら説明する。図8に示す
本実施の形態4にかかる受信装置は、図6に示す上述の
実施形態3の構成において、パルス内コヒーレント積分
回路7−1〜7−Nに代え、パルス間コヒーレント積分
回路11−1〜11−Nを備える。
【0060】本実施の形態4にかかる受信装置は、パル
ス間コヒーレント積分回路11−1〜11−Nを除い
て、図6に示す上述の実施の形態3にかかる受信装置と
同様に動作する。また、パルス間コヒーレント積分回路
11−1〜11−Nの動作は、図4に示す前述の実施の
形態2にかかるものと同一である。
【0061】したがって、本実施の形態4にかかる受信
装置によれば、パルス繰り返し周期が未知の受信信号を
高い確率で検出することができることに加えて、検出さ
れた受信信号のパルス繰り返し周期が同一であっても、
その相関信号Sの位相θから区別することができ、電波
の種類の数を知ることが可能となる。
【0062】実施の形態5.次に、本発明の実施の形態
5について、図9および図10を参照しながら説明す
る。図9に本実施の形態5にかかる受信装置を示す。同
図に示す本実施の形態5にかかる受信装置は、図1に示
す前述の実施の形態1の構成において、受信機1および
2と相関信号生成回路5との間に設けられ、異なる所定
の通過帯域特性を有して受信機1および2からの出力信
号を帯域制限する通過帯域選択回路13−1〜13−M
(Mは自然数)(複数の帯域制限手段)を備え、各通過
帯域選択回路13−1〜13−Mに対し、相関信号生成
回路5と、A/D変換回路6と、パルス内コヒーレント
積分回路7−1〜7−Nと、検波回路8−1〜8−N
と、電波検出回路9−1〜9−Nとからなる受信信号を
検出するための構成要素を備える。
【0063】以下、動作を説明する。受信アンテナ1お
よび2により受信された電波の受信信号は、それぞれ受
信機3および4により検波されて複素信号S1およびS
2が取り出される。受信機3および4からの複素信号S
1およびS2は、通過帯域選択回路13−1〜13−M
に入力される。
【0064】通過帯域選択回路13−1〜13−Mは、
入力した複素信号S1およびS2をその通過帯域特性に
よりそれぞれ帯域制限する。したがって、送信周波数が
互いに異なる複数の電波を受信した場合、これらの電波
に対応する受信機3および4からの出力信号(複素信号
S1,S2)は、その送信周波数に応じて通過帯域選択
回路13−1〜13−Nにより分離される。
【0065】ここで、図10に示すように、通過帯域選
択回路13−1〜13−Mが通過帯域1〜Mをそれぞれ
有するものとし、送信周波数が同図に示す通過帯域iお
よびjにそれぞれ属する未知電波W1およびW2を受信
した場合について、具体的に説明する。
【0066】この場合、図9において、電波W1に対す
る受信機3および4の出力信号は、通過帯域選択回路1
3−i(図示省略)を通過し、電波W2に対する受信機
3,4の出力信号は、通過帯域選択回路13−j(図示
省略)を通過する。
【0067】通過帯域選択回路13−iおよび13−j
をそれぞれ通過した受信機3および4からの出力信号
は、これら通過帯域選択回路13−iおよび13−jに
対してそれぞれ設けられた相関信号生成回路5に入力さ
れ、図1に示す前述の実施の形態1と同様の信号処理が
行われ、受信信号の検出が行われる。
【0068】したがって、本実施の形態5にかかる受信
装置によれば、パルス幅が未知の受信信号を高い確率で
検出することができることに加えて、電波の送信周波数
を知ることができる。また、受信信号のパルス幅が同一
であっても、その送信周波数から電波を区別することが
でき、その種類の数を知ることが可能となる。
【0069】実施の形態6.次に、本発明の実施の形態
6について、図11を参照して説明する。図11に示す
本実施の形態にかかる受信装置は、図9に示す上述の実
施の形態5の構成において、パルス内コヒーレント積分
回路7−1〜7−Nに代え、パルス間コヒーレント積分
回路11−1〜11−Nを備える。
【0070】本実施の形態6にかかる受信装置は、パル
ス間コヒーレント積分回路11−1〜11−Nを除い
て、図9に示す上述の実施の形態5にかかる受信装置と
同様に動作する。また、パルス間コヒーレント積分回路
11−1〜11−Nの動作は、図4に示す前述の実施の
形態2にかかるものと同一である。
【0071】したがって、本実施の形態6にかかる受信
装置によれば、パルス繰り返し周期が未知の受信信号を
高い確率で検出することができることに加えて、電波の
送信周波数を知ることができる。また、受信信号のパル
ス繰り返し周期が同一であっても、送信周波数から電波
を区別することができ、その種類の数を知ることが可能
となる。
【0072】実施の形態7.次に、本発明の実施の形態
7について、図12を参照しながら説明する。図12に
示す本実施の形態7にかかる受信装置は、図9に示す上
述の実施の形態5の構成において、図6に示す実施の形
態3と同様に、電波検出回路9−1〜9−Nの判定結果
とパルス間コヒーレント積分回路の積分結果とをそれぞ
れ入力し、上記判定結果が受信信号有の場合に、上記積
分結果に現れた上記相関信号の位相を識別して上記判定
結果と対応づけて出力するパルス識別回路12−1〜1
2−Nをさらに備える。
【0073】本実施の形態7にかかる受信装置では、上
述の実施の形態6にかかる受信装置の動作に加えて、図
3に示す前述の実施の形態3にかかる受信装置の動作が
行われる。すなわち、通過帯域選択回路13−1〜13
−Mにより、電波の送信周波数に応じて受信機3および
4からの出力信号が分離され、上述の実施の形態6と同
様の一連の信号処理がなされ、電波検出回路9−1〜9
−Nから受信出力有無の判定結果が出力される。
【0074】パルス識別回路12−1〜12−Nは、電
波検出回路9−1〜9−Nから受信信号有の判定結果を
入力した場合、この判定結果を与えた相関信号Sの位相
θを計算して識別し、電波検出回路9−1〜9−Nから
の判定結果に対応づけて出力する。
【0075】したがって、本実施の形態7にかかる受信
装置によれば、パルス幅が未知の受信信号を高い確率で
検出することができることに加えて、電波の送信周波数
を知ることができる。また、受信信号のパルス幅が同一
であっても、送信周波数から電波を区別することができ
る。さらに、受信信号のパルス幅および送信周波数が同
一であっても、相関信号Sの位相θから電波を区別する
ことができ、その種類の数を知ることが可能となる。
【0076】実施の形態8.次に、本発明の実施の形態
8について、図13を参照して説明する。図13に示す
本実施の形態にかかる受信装置は、図12に示す上述の
実施の形態7の構成において、パルス内コヒーレント積
分回路7−1〜7−Nに代え、パルス間コヒーレント積
分回路11−1〜11−Nを備える。
【0077】本実施の形態8にかかる受信装置では、パ
ルス間コヒーレント積分回路11−1〜11−Nを除い
て、図12に示す上述の実施の形態7にかかる受信装置
と同様の動作が行われる。また、パルス間コヒーレント
積分回路11−1〜11−Nの動作は、図4に示す前述
の実施の形態2にかかるものと同一に動作する。
【0078】したがって、本実施の形態8にかかる受信
装置によれば、パルス繰り返し周期が未知の受信信号を
高い確率で検出することができることに加えて、電波の
送信周波数を知ることができる。また、受信信号のパル
ス幅が同一であっても、送信周波数から電波を区別する
ことができる。さらに、受信信号のパルス繰り返し周期
および送信周波数が同一であっても、相関信号Sの位相
θから電波を区別することができ、その種類の数を知る
ことが可能となる。
【0079】なお、本実施の形態5ないし8では、複数
の通過帯域選択回路13−1〜13−Mを備えるものと
したが、所定の通過帯域特性を有する1基の通過帯域選
択回路を備え、この通過帯域選択回路に対し、相関信号
生成回路5などからなる受信信号を検出するための構成
要素を備えて構成してもよい。このように構成した場
合、所定の周波数帯域の電波のみを検出の対象とするこ
とができる。
【0080】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば以下のような効果を得ることができる。即ち、
本発明によれば、第1および第2の受信アンテナによる
受信信号をそれぞれ第1および第2の検波手段により位
相検波した後に相関信号生成手段により相関信号を生成
し、この相関信号について複数のコヒーレント積分手段
により異なるサンプリング条件でコヒーレント積分して
受信信号を検出するように構成したので、いずれかのサ
ンプリング条件でサンプリングした信号に対するコヒー
レント積分結果に受信信号成分を多く含ませることがで
きる。したがって、信号対雑音電力比の小さな受信信号
であっても、高い検出率で検出することができ、電波の
検出性能を向上させることができる。
【0081】また、第1および第2の検波手段(受信機
3、4)と相関信号生成手段(相関信号生成回路5)と
の間に所定の通過帯域特性を有する帯域制限手段(通過
帯域選択回路)を設けたので、所定の送信周波数の電波
をのみを分離して検出することができる。
【0082】さらに、通過帯域特性が異なる帯域制限手
段(通過帯域選択回路13−1〜13−M)を複数設
け、それぞれの帯域制限手段の出力信号から受信信号を
検出するように構成したので、検出された電波の送信周
波数を識別することができる。したがって、信号対雑音
電力比が小さく、発信源の違いにより送信周波数が異な
る複数の電波を識別して検出することができる。
【0083】さらにまた、A/D変換手段(A/D変換
回路6)から出力されたディジタル信号について、異な
る所定のパルス幅に応じた点数分だけサンプリングする
ように構成したので、パルス幅が未知の電波に対する検
出率を向上させることができる。
【0084】さらにまた、A/D変換手段(A/D変換
回路6)から出力されたディジタル信号について、異な
る所定のパルス繰り返し周期に応じた間隔でサンプリン
グするように構成したので、パルス繰り返し周期が未知
の電波に対する検出率を向上させることができる。
【0085】さらにまた、コヒーレント積分手段(パル
ス内コヒーレント積分回路7−1〜7−N、パルス間コ
ヒーレント積分回路11−1〜11−N)の積分結果に
現れた相関信号Sの位相を識別するように構成したの
で、送信周波数または電波の到来方向により生じる2基
のアンテナの受信時間の差と送信周波数との積が互いに
異なる複数の電波を識別できる。したがって、信号対雑
音電力比が小さく、発信源の異なる複数の電波を識別し
て検出することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態1にかかる受信装置の構
成を示すブロック図である。
【図2】 本発明の実施の形態1にかかる相関信号生成
回路の構成を示すブロック図である。
【図3】 本発明の実施の形態1にかかるパルス内コヒ
ーレント積分回路のサンプリング条件(動作)を説明す
るための図である。
【図4】 本発明の実施の形態2にかかる受信装置の構
成を示すブロック図である。
【図5】 本発明の実施の形態2にかかるパルス間コヒ
ーレント積分回路のサンプリング条件(動作)を説明す
るための図である。
【図6】 本発明の実施の形態3にかかる受信装置の構
成を示すブロック図である。
【図7】 本発明の実施の形態3にかかる受信装置によ
り得られる相関信号の位相のヒストグラムである。
【図8】 本発明の実施の形態4にかかる受信装置の構
成を示すブロック図である。
【図9】 本発明の実施の形態5にかかる受信装置の構
成を示すブロック図である。
【図10】 本発明の実施の形態5にかかる通過帯域選
択回路の動作を説明するための図である。
【図11】 本発明の実施の形態6にかかる受信装置の
構成を示すブロック図である。
【図12】 本発明の実施の形態7にかかる受信装置の
構成を示すブロック図である。
【図13】 本発明の実施の形態8にかかる受信装置の
構成を示すブロック図である。
【図14】 従来の受信装置の構成を示すブロック図で
ある。
【図15】 従来の受信装置が備える受信機の構成を示
す図である。
【符号の説明】
1、2 受信アンテナ、3、4 受信機、5 相関信号
生成回路、5A 共役回路、5B 乗算器、6 A/D
変換回路、7−1〜7−N パルス内コヒーレント積分
回路、8−1〜8−N 検波回路、9−1〜9−N 電
波検出回路、11−1〜11−N パルス間コヒーレン
ト積分回路、12−1〜12−N パルス識別回路、1
3−1〜13−M 通過帯域選択回路。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 空間を伝搬してきた電波を受信する第1
    および第2の受信アンテナと、 上記第1および第2の受信アンテナによる受信信号をそ
    れぞれ帯域制限して位相検波する第1および第2の検波
    手段と、 上記第1の検波手段からの出力信号と上記第2の検波手
    段からの出力信号との相関をとって相関信号を生成する
    相関信号生成手段と、 上記相関信号生成手段からの相関信号をA/D変換して
    ディジタル信号を出力するA/D変換手段と、 上記A/D変換手段からのディジタル信号について、そ
    れぞれ異なるサンプリング条件でサンプリングしてコヒ
    ーレント積分を行なう複数のコヒーレント積分手段と、 上記複数のコヒーレント積分手段の積分結果についてそ
    れぞれ検波を行ない、上記積分結果に現れる上記相関信
    号の振幅に応じた電力を有する信号を出力する複数の第
    3の検波手段と、 上記複数の第3の検波手段からの出力信号の電力を所定
    のスレッショルドレベルと比較して上記受信信号の有無
    をそれぞれ判定する複数の判定手段とを備えたことを特
    徴とする受信装置。
  2. 【請求項2】 上記第1および第2の検波手段と上記相
    関信号生成手段との間に設けられ、所定の通過帯域特性
    を有して上記第1および第2の検波手段からの出力信号
    を帯域制限する帯域制限手段を備えたことを特徴とする
    請求項1に記載の受信装置。
  3. 【請求項3】 上記帯域制限手段を複数備え、 上記各帯域制限手段に対し、上記相関信号生成手段と、
    上記A/D変換手段と、上記複数のコヒーレント積分手
    段と、上記複数の第3の検波手段と、上記複数の判定手
    段とからなる上記受信信号を検出する構成を備え、 上記各帯域制限手段は、それぞれ異なる所定の通過帯域
    特性を有することを特徴とする請求項2に記載の受信装
    置。
  4. 【請求項4】 上記複数のコヒーレント積分手段は、上
    記サンプリング条件として、それぞれ異なる所定のパル
    ス幅に応じた点数分だけサンプリングすることを特徴と
    する請求項1ないし3のいずれかに記載の受信装置。
  5. 【請求項5】 上記複数のコヒーレント積分手段は、上
    記サンプリング条件として、それぞれ異なる所定のパル
    ス繰り返し周期に応じたサンプリング間隔でサンプリン
    グすることを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに
    記載の受信装置。
  6. 【請求項6】 上記複数の判定手段の判定結果と、上記
    複数のコヒーレント積分手段の積分結果とをそれぞれ入
    力し、上記判定結果が受信信号有の場合に、上記判定結
    果を与える上記積分結果に現れた上記相関信号の位相を
    識別して上記判定結果と対応づけて出力する複数の位相
    識別手段をさらに備えたことを特徴とする請求項1ない
    し5のいずれかに記載の受信装置。
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