進路選択の記事一覧
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父母も姉も…バレーボール一家に生まれたドラ1候補 立石正広に五輪選手の母が授けた“信念”
2025.10.1423日に行われるプロ野球のドラフト会議で、複数球団の1位競合が確実視されているのが大学日本代表の4番打者・立石正広内野手(創価大)だ。日本球界待望の右打ちスラッガーが育ったのは、父母も2人の姉も選手というバレーボール一家。母・郁代さんは1992年のバルセロナ五輪日本代表だ。父母からどんなスポーツマンの資質を受け継ぎ、なぜ野球を選んだのか。本人に決定的な影響を与えた“教え”があった。(取材・文=THE ANSWER編集部、羽鳥慶太)
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“医師”と“世界”の二兎追うハードラー 週35コマ講義も…文武両道とは「趣味」であり「特権」【東京世界陸上】
2025.09.30陸上の世界選手権東京大会は13日から国立競技場で熱戦が繰り広げられた。2007年の大阪大会以来18年ぶり3回目の日本開催。現地で取材した「THE ANSWER」では、選手や競技の魅力を伝えるほか、新たな価値観を探る連載「東京に集いし超人たち」を展開。第21回は「医学の道を突き進むトップアスリート」。女子400メートル障害で6位、女子4×400メートルリレーでは4位に入ったナオミ・ファンデンブルーク(ベルギー)は、医師を目指して勉学に励みながら競技に打ち込んでいる。両立できる理由を聞くと、シンプルな答えが返ってきた。(取材・文=THE ANSWER編集部・鉾久 真大)
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「スポーツのために勉強を捨てないで」 世界5傑の超難関大→陸上で世界2位の才女が思う“引退後の人生”の理想【東京世界陸上】
2025.09.28陸上の世界選手権東京大会は13日から国立競技場で熱戦が繰り広げられた。2007年の大阪大会以来18年ぶり3回目の日本開催。現地で取材した「THE ANSWER」では、選手や競技の魅力を伝えるほか、新たな価値観を探る連載「東京に集いし超人たち」を展開。第18回は「学業とスポーツの両立」。女子200メートルで銀メダルを獲得した、23歳のアミー・ハント(英国)は超名門大学を卒業した秀才スプリンター。病気や大怪我を経て、世界2位の座を掴み取った。(取材・文=THE ANSWER編集部・戸田 湧大)
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早く競技を選ばないと「遅れが怖すぎる」 米国のマルチスポーツ、子どもたちの重圧と育成のジレンマ
2025.09.26「THE ANSWER」がお届けする、在米スポーツジャーナリスト・谷口輝世子氏の連載「Sports From USA」。米国ならではのスポーツ文化を紹介し、日本のスポーツの未来を考える上で新たな視点を探る。今回は「複数種目のマルチアスリートと投打二刀流」。
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日本唯一の“医師兼プロ野球選手”が引退決断 2軍球団で進化も…痛感した1軍との差「上に行くのは無理」
2025.09.24日本でただ一人の“医師兼プロ野球選手”が、グラブを置く決断をした。ウエスタン・リーグに参加するくふうハヤテは11日、竹内奎人投手が今季限りで現役を引退し、退団すると発表した。最初から、NPBを目指す期間は2年とタイムリミットを決めての挑戦。最後の1年をいかにして駆け抜けたのか、竹内に聞いた。(数字は22日現在)
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195cm105kg、台湾の大砲が野球を選んだ理由「彼女を探すのが…」 日本に導いた挫折と縁「毎日泣いてました」
2025.09.23今年の初夏、プロ野球・西武のルーキーが放った本塁打の動画がSNSで話題を呼んだ。上体がよじれるようなフルスイングから強烈な打球を飛ばす姿に「もうカブレラ」「右の柳田」とファンを沸かせてきたスラッガーになぞらえる声も上がった。この打球の主は、台湾出身の林冠臣(リン・クァンチェン)外野手。次世代スラッガーとして期待を集める23歳の、素顔を掘り下げた。
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英語は“ほぼ喋れず”海外挑戦 「誘惑が多い」日本を飛び出し、断った退路「逆に楽だった」――陸上・橋岡優輝
2025.09.1313日開幕の陸上世界選手権東京大会(国立競技場)で男子走り幅跳びに出場する日本代表・橋岡優輝(富士通)が「THE ANSWER」のインタビューに応じ、海外挑戦について次世代にメッセージを送った。2021年東京五輪で6位入賞を果たした日本のエースジャンパーは、23歳だった2022年秋からアメリカに渡り、技術を磨く日々を選択。慣れ親しんだ環境から飛び出し、得た気づきや財産とは。(取材・文=THE ANSWER編集部・戸田 湧大)
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17歳で日本→豪州に国籍変更「ここで生きていく」 U-18代表・寒川瑛太の一風変わったキャリア
2025.09.08野球の国際大会「ラグザス presents 第32回 WBSC U-18野球ワールドカップ」が、沖縄県那覇市の沖縄セルラースタジアム那覇などで開催中だ。豪州代表の正二塁手として活躍しているのが、エイタ・サムカワ内野手。福岡で生まれ育ち、豪州に移住して代表入りし、今回が初の国際大会参加となる。一風変わったキャリアと、今後の夢を語ってくれた。
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英語力ゼロで単身渡英「生きるのに必死」 挫折を経ての決断、そこで見つけた“大切なこと”――トランポリン・森ひかる
2025.09.03トランポリン日本代表として東京、パリと2大会連続で五輪に出場した森ひかるが、「THE ANSWER」のインタビューに応じた。日本のトップ選手として活躍し、2度の五輪出場を経験してきたなかで、今年1月から単身、イギリスに渡って生活をしている。渡英を決意した経緯や、現地での練習を通じて得た気づき、そして新たに見つけた目標――。「めっちゃ楽しい」と語る日々について話を聞いた。(取材・文=長島 恭子)
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“中卒”で卓球に専念 15歳で湧いた疑問「なぜ若い頃に学校行くの?」世界への道を拓いた決断――トルルス・モーレゴード
2025.08.28卓球のシングルスNo.1を決める国際大会「WTTチャンピオンズ横浜」は7日から5日間、横浜BUNTAIで熱戦が繰り広げられた。男子世界ランキング5位の23歳、トルルス・モーレゴード(スウェーデン)は並みいる強敵を撃破し、4強入りした。中学卒業後、卓球に専念することを決断。家族の支えや強い意志が、世界トップクラスへの道を切り開いた。(取材・文=THE ANSWER編集部・戸田 湧大)
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熱戦甲子園の裏で…7日間の“夏の続き” プロ注目投手ら引退後の3年生集結、高校野球を「終わりにする」新たな選択肢
2025.08.21夏の甲子園で連日、熱戦が繰り広げられている。第107回全国高校野球選手権の地方大会に参加した3680校のうち、聖地に辿り着いたのは、ほんの一握りの49校のみ。一足先に夏を終えた球児たち――特に部活動を引退した3年生は、さまざまな思いを抱えているはず。甲子園に届かなかった悔しさを抱える者、進路に迷う者、野球への情熱に区切りを付けたい者。岐路に立つ球児たちの次なる一歩を後押ししようと、実戦の場とキャリア支援を両立した新たな催しが始まった。「アスリートのオープンキャンパス」と題し、8月2~8日に沖縄県で開かれた「ジャパンサマーリーグ2025」である。(取材・文=長嶺 真輝)
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米→日の“逆輸入”戦士、加藤豪将の今 「僕の学歴は高卒」でも…困らなかったセカンドキャリアの選択肢
2025.08.01昨季限りで現役を引退したプロ野球・元日本ハムの加藤豪将氏は、今季から古巣ブルージェイズの野球運営部門補佐に就任。ヤンキースでドラフト指名され、マイナー生活、メジャーデビュー、そして、NPBで引退という稀有なキャリアを辿った男はMLBのフロントという第二の人生についてカナダ・トロントにある本拠地ロジャース・センターで語ってくれた。
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ドラフト指名漏れ直後に迫られる選択…18歳はなぜ“2軍球団”を選んだ? 広がる新たな選択肢「1年でも早く」
2025.07.23プロ野球のドラフト指名は狭き門だ。事前に複数の球団から「調査書」の提出を求められても、叶わないことがある。その場合の進路として機能してきたのが、大学進学や社会人野球だった。そこに独立リーグという道が増え、昨季からは2軍専門の新球団も加わった。では実際に、高校卒業時にドラフトにかからなかった選手はなぜ“2軍球団”を選んだのか。オイシックスの岸川和広内野手と、高野結羽(ゆう)投手に、ここまでの成果とともに聞いた。
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進学校の女子高生が米スポーツ名門大LSU進学 18歳で異例の道へ、食事に言語に苦労も…「挑戦には絶対価値がある」――陸上・澤田結弥
2025.07.19東京・国立競技場で4日から3日間、行われた陸上の日本選手権。女子1500メートルに出場した澤田結弥は、MLBやNBA、NFL選手などを多く輩出する米国スポーツ界の名門・ルイジアナ州立大(LSU)に1年生として在籍する19歳。世界の猛者たちと日常を共にする若きランナーの現在地とは。進路選択の理由や海外生活の苦労、後進へのメッセージも送ってくれた。(取材・文=THE ANSWER編集部・山野邊 佳穂)
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1つの競技に専念する日本の文化どう思う? オフはアメフト、バスケ、アイホ…競技を掛け持ちしたMLB選手の「マルチスポーツのメリット」
2025.07.01「THE ANSWER」はこのほどメジャーリーグに編集部記者を派遣し、昨季ワールドシリーズを制して世界一に輝いたドジャースを中心に世界最高峰の舞台に密着。「スポーツ文化・育成&総合ニュースサイト」として普段発信しているスポーツと社会のさまざまな課題、ジュニア育成や進路選び、保護者や監督・コーチの指導のヒント……など「THE ANSWER」のサイトコンセプトに照らしたテーマを、MLBを通して短期連載で発信する。第10回は「マルチスポーツのメリット」。日本では1つのスポーツに専念するアスリートが多いが、米国では複数競技の掛け持ちは当たり前。日本のスポーツ庁も重要視し始めた“マルチスポーツ”について、実際に経験したメジャーリーガーたちに話を聞いた。(取材・文=THE ANSWER編集部・鉾久 真大)
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“そば工場”から2軍球団へ、異色の4番打者がタイトル争い 大川陽大が覚醒した理由…元虎戦士も助言「納得できる」
2025.07.01昨年の今ごろは「そば工場」で働いていたという異色経歴の4番打者が、プロ野球の2軍イースタン・リーグで打撃タイトルを争っている。今季からオイシックスに加入した大川陽大外野手は、大学を出て独立リーグで強打者として鳴らすも、一度は現役引退を決意。昨季は長野県の社会人クラブチームでプレーした。2軍球団入りしたのはなぜなのか。NPBの投手と当たって感じた違いや、ステージが変わっても好成績を残せる理由を聞いた。
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2軍球団の試合に異変、韓国からスカウト集結のナゾ アジア枠創設で高まる注目…NPB行き以外に生まれる道
2025.06.20プロ野球の2軍リーグに参加して2年目となるオイシックスとくふうハヤテの試合で、ある“異変”が起きている。ネット裏に海外球団のスカウトが姿を見せるようになったのだ。複数球団のスカウトが鉢合わせるケースも多い。一体どんな目的によるものなのか。NPBへの復帰や、ドラフト指名を目指す選手たちの進路に影響はあるのだろうか。
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高校で3競技に熱中→世界的名門大に進学→MLBへ 1日24時間を最大化させる一流のタイムマネジメント術「僕が今の位置にいられるのは…」
2025.06.07「THE ANSWER」はこのほどメジャーリーグに編集部記者を派遣し、昨季ワールドシリーズを制して世界一に輝いたドジャースを中心に世界最高峰の舞台に密着。「スポーツ文化・育成&総合ニュースサイト」として普段発信しているスポーツと社会のさまざまな課題、ジュニア育成や進路選び、保護者や監督・コーチの指導のヒント……など「THE ANSWER」のサイトコンセプトに照らしたテーマを、MLBを通して短期連載で発信する。第8回は「スーパーユーティリティーのタイムマネジメント」。ダイヤモンドバックスの26歳ティム・タワ内野手は内外野様々なポジションをこなすマルチプレーヤー。高校時代には野球以外に2つのスポーツに熱中し、名門スタンフォード大では勉学でも好成績を残した。2つ以上の分野で成果を残すための時間管理のコツを聞いた。(取材・文=THE ANSWER編集部・鉾久 真大)