天地人
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天地人 2026年4月23日
9:20更新
「りくりゅう」といえば、フィギュアスケートペアの三浦璃来、木原龍一組。先週、現役引退を表明した。同じく男女一組で競うアイスダンスはステップなど芸術性重視だが、ペアはシングルを超えるほどのダイナミッ…
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天地人 2026年4月22日
4/22 9:30更新
キュイン、キュイン。心臓を突き刺すように、突如として鳴り響く。けたたましいあのブザー音は、何度体験しても不気味で動転する。スマートフォンの地震アラームだ。音源に気づくまで数秒、さらに5秒ほどで激し…
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天地人 2026年4月21日
4/21 9:00更新
1946年4月に行われた戦後初の衆院選は、初めて参政権を得た女性の投票や女性議員の誕生が注目された。定員7人に38人が名乗りを上げた本県選挙区では紅一点、青森市の上田タカさんの名前があった。42歳…
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天地人 2026年4月20日
4/20 9:09更新
猛暑、極暑、酷暑、炎暑。夏の厳しい暑さを表す言葉はさまざま。湿度が高く不快な暑さは溽暑(じょくしょ)という。油照(あぶらで)りは、薄曇りで風がなくじっとりとした蒸し暑さのこと。ほかに、灼(や)く、…
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天地人 2026年4月19日
4/19 9:00更新
いわく「桜切る馬鹿、梅切らぬ馬鹿」。梅と違い桜の下手な剪定(せんてい)は切り口から菌が入り病気のもと、の意だ。しかし弘前市職員の故小山秋男さんは1960年、弘前公園の病気のシダレザクラを治そうと人…
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天地人 2026年4月18日
4/18 9:00更新
寿司(すし)屋で「松」を注文すれば、ウニやトロの入った高価な握りが出てくる。品書きにある「松・竹・梅」の中身は松から順に特上、上、並が相場だ。でも「上中下」ではない。仮に梅が下に相当するなら並以下…
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天地人 2026年4月17日
4/17 8:55更新
耳が不自由といっても発症した時期や原因、育った環境によって、聞こえ方や話し方はさまざまだ。意思疎通の方法も手話のほか、口の動きを読み取り声で話す口話、文字による通訳や筆談、人工内耳、補聴器の活用、…
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天地人 2026年4月16日
4/16 9:00更新
1970年に米国上院が可決した「マスキー法」は、75年以降の車の排ガスから大気汚染物質を9割削減せよと規制した。技術的に不可能と大半のメーカーがひるむ中、ホンダは果敢に挑んだ。若手技術者たちは技術…
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天地人 2026年4月15日
4/15 9:00更新
桜は古くから日本人に賞美され、詩歌に多く詠まれてきた。松尾芭蕉の俳句に<さまざまの事思ひ出す桜かな>がある。先週の小欄で、大島蓼太の句<世の中は三日見ぬ間に桜かな>について触れたが、俳人の坪内稔典…
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天地人 2026年4月14日
4/14 8:31更新
大相撲の取組で着用するまわしは「締め込み」と呼ばれる。力士は土俵上で激しくぶつかり合う。締め込みは汗が染み土まみれにもなるが、水洗いはタブーらしい。洗濯すると生地が傷み強度が失われるからという。理…
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天地人 2026年4月13日
4/13 9:05更新
十和田の官庁街通り、八戸の館鼻公園、青森の合浦公園も。県内各地から桜便りが続々と届いた。観測史上2番目のスピード開花となった弘前公園は、西堀の桜のトンネルでもソメイヨシノが咲き始めた。全国に誇る桜…
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天地人 2026年4月12日
4/12 8:44更新
「春愁」は春の季語。「しゅんしゅう」、または「はるうれい」とも読む。花が咲き、鳥がさえずり、明るく、心はずむ季節なのに、なんとなく気がふさいで物思いにふけることをあらわすという。愁いの種は世にさま…
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天地人 2026年4月11日
4/11 9:00更新
<世の中は三日見ぬ間に桜かな>。江戸中期の俳人、大島蓼(りょう)太(た)の句である。ほんの3日間見なかっただけなのに、気づけば桜はもう咲いていた、という。桜の名所で知られた東京・品川の来福寺境内に…
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天地人 2026年4月10日
4/10 9:21更新
平成が終わり令和元年が始まったのは、西暦でいうと2019年の5月だった。祝祭ムードはほどなく去り、翌年には新型コロナウイルスが流行、社会は一変した。マスク着用や消毒の励行が当然となり、人と人との接…
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天地人 2026年4月9日
4/9 9:00更新
宇宙から見ると、地球は青く見える。立花隆さんの著書「宇宙からの帰還」によると、「宇宙飛行士たちにいわせると、その青さが、地球をたとえようもなく美しく見せるのだという」。青く美しい星から最も遠く離れ…
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天地人 2026年4月8日
4/8 9:00更新
「三十六計逃げるに如(し)かず」とは、古代中国から伝わる兵法の一つだ。重大な危機に直面したら迷わず逃げ出せ、身の安全を守ることこそ最良の策、と説く。逃げるが勝ちである。負けるはずのないこの兵法も、…
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天地人 2026年4月7日
4/7 9:15更新
彦根藩主の井伊家は徳川家の古参で、歴代将軍の側近を務めた。2代藩主直孝は鷹(たか)狩りの帰り、猫に手招きされて古刹(こさつ)に立ち寄った。住職の説話を聞く間に周辺は猛烈な雷雨に。猫の招きで難を逃れ…
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天地人 2026年4月6日
4/6 9:00更新
ガソリン価格の先行きも気がかりだが、このところニュースの言葉として頻繁に登場する「ナフサ」が気になる。原油を精製して作られ、あらゆるプラスチック製品の原料になる。多くを中東からの輸入に頼り、ホルム…
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天地人 2026年4月5日
4/5 8:45更新
「執着」はご存じのように、「深く思いこみ、執心して離れない」ことだ。仏教では「しゅうじゃく」と読むという。「妄執」という似た言葉もある。一つのことにとらわれ、離れられなくなった状態だ。いかに強い執…
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天地人 2026年4月4日
4/4 8:57更新
雲間から太陽が顔を出し、ほんのりと暖かい風が頰をなでる。風雪吹き荒れた本州北端のこの地にも、春は今年も確かにやって来た。約束事のように巡る四季の移ろい。春を運んでくれた自然界の律義さを感動せずには…