Deprecated: The each() function is deprecated. This message will be suppressed on further calls in /home/zhenxiangba/zhenxiangba.com/public_html/phproxy-improved-master/index.php on line 456
「チャンゴ」の意味や使い方 わかりやすく解説 Weblio辞書
[go: Go Back, main page]

チャンゴとは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > デジタル大辞泉 > チャンゴの意味・解説 

チャンゴ【杖鼓】

読み方:ちゃんご

《(朝鮮語)》⇒チャング


チャング

(チャンゴ から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/11/21 08:48 UTC 版)

演奏例

チャング: 장구、杖鼓、長鼓[1])あるいはチャンゴ: 장고)は、朝鮮半島の伝統的な打楽器である。宮廷音楽から、民衆の音楽である農楽、仮面芝居のタルチュムに至るまで、韓国の伝統音楽のほとんどすべてのジャンルで使用される[2]

概要

日本を大きくしたような形状[1]で、の木を削った胴[1]などのを張る[3]。全体の大きさや使用する革は、演奏する曲のジャンルで異なる。胴体と両側の革は紐で固定しており、紐に挟まっているプジョン(: 부전、別名テョイゲ: 조이개)でチューニングをする[4]

左右の皮は音が異なる。左側は「プクピョン(: 북편)」あるいは「クンピョン」と呼び、手で叩くか、「クンチェ」(先端に丸いものが付いたバチ)で叩く。皮は厚く、重くて低い音を出す。右側は「チェピョン(: 채편)」と呼び、「ヨルチェ」(細長いバチ)で叩く。皮は薄く、高い音を出す。手首は縦ではなく、横に回転させる。左の桴は左の面を打つばかりではなく、時に腕を伸ばして右面も打つ。リズムは3拍子が多い[2][4]

使用

韓国の現代音楽である「サムルノリ」で必ず用いられる4つの楽器(ケンガリチン、チャング、プク)ではチャングはを表現している。なお、チャングはそれ単独で演奏するよりも他の楽器の演奏や歌の伴奏として使用することが多い。 風物 プンムル: 풍물農楽はここに含まれる[2])を演奏する場合は単独で演奏する[4]

来歴

伝統楽器(国楽器)と表現されることがあるが、その伝来や、いつごろから使用されているかについてはそれほど明確には分かっていない。ただし、高句麗の古墳の壁画や新羅梵鐘にチャングの様な楽器が表現されていることから、三国時代には存在したとする資料もある。バチを使っての演奏は1000年くらい前からとされている[4]。現代はショーとしてアレンジされた打法・演技で華美に披露され、古来からの楽曲が正確に伝承・演奏されることはない。

出典

参考文献

外部リンク



英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「チャンゴ」の関連用語

チャンゴのお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



チャンゴのページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
デジタル大辞泉デジタル大辞泉
(C)Shogakukan Inc.
株式会社 小学館
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのチャング (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS