ノーバディ
ノーバディ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/07/25 01:23 UTC 版)
ノーバディ(nobody)は、英語で「だれも…ない」といった意味で用いられる代名詞。
音楽
バンド
- NOBODY (ロックバンド) - 相沢行夫と木原敏雄の2名から成る、日本のロックバンド。
アルバム
- NOBODY (アルバム) - NOBODYのアルバム。
楽曲名
映画
- NOBODY (映画) - 1994年公開の日本の映画。
その他
- スクウェア・エニックスのコンピュータゲーム「キングダム ハーツ シリーズ」に登場する生物。XIII機関を参照。
- NOBODY (雑誌) - 2001年創刊の日本の映画雑誌。
関連項目
ノーバディ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/02 06:17 UTC 版)
闇に心を奪われてハートレスになった人間が、善悪に関わらず強い心や思いを持っていると、稀に生まれ落ちることがある生物。心が失われる際に本来なら肉体と魂は消滅するが、その残された肉体と魂がまた異なる世界で生まれ落ち、ノーバディとなる事がある。 人間だった頃の記憶が残っており、意思を持ったかの様に行動するが、感情は存在せず、フリをしているだけである。外見は人に近い形を模っているものが多く、色合いは全体的に白や銀色が多い。またハートレスは丸みを帯びた形を持っているのに対し、ノーバディは鋭利な形を持っている。更には関節や重力を一切無視した不気味な動きを取ることが可能。数はハートレスの様に大量には存在しないが、その分一個体の戦闘力はハートレスより高い。本能的に行動するハートレスとは違いノーバディはある程度の知性を持ち、XIII機関の手により統率的な行動を取っている。また、XIII機関の中に裏切者が現れた場合、下級ノーバディはその関係をすぐに断ち切って彼らの始末に赴く。 「存在しない者」「(存在するだけの)誰でもない者」「抜け殻」など様々な呼称がある。光でも闇でもない狭間に位置する不完全な存在で、生まれても程なく闇に溶けてしまう。シンボルマークは「逆さまにしたハートと十字架を組み合わせたような形」で、ハートが一部欠けているのは心がないことを表している。このシンボルマークは、ゼムナスが自身の人間時代の記憶から考案したもので、ゼムナスの本体のひとりであるテラが身に着けていたエラクゥス一門の紋章がモデルになっている。存在しない者という呼称からか「死」という概念はなく、その最期には「消滅」と呼ばれる。 ハートレスがキーブレードによって倒されて心が解放され、ノーバディが「消滅」することによって、元の人間として再生することができる。ゼクシオンはリク=レプリカに吸収され、アクセルは自爆によって消滅したがどちらも再生できているため、ハートレスと違ってノーバディが倒される手段は問われない模様。元より人間時代の記憶を保持しているため、再生の際にはノーバディ時代の記憶をそのまま受け継いで人間に戻る。但し、本体とは独立した自我を持つロクサス、ナミネ、ゼムナスはこれらの例には当てはまらない。 本来なら、その出自故に元となる人間とそのノーバディが同時に存在することは有りえないが、ロクサスとナミネは特殊な出自のため人間だった頃の記憶を持たず、本体であるソラとカイリが存在している中で同時に存在していた。彼らにとって本体との接触は、本体の中に戻る事を意味している。
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