マンハント2
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2026/01/23 14:17 UTC 版)
| ジャンル | ステルスアクションゲーム サイコロジカルホラー |
|---|---|
| 対応機種 | PlayStation 2 PlayStation Portable Wii Microsoft Windows |
| 開発元 | [PS2/PSP]ロックスター・トロント [Wii]ロックスター・ロンドン |
| 発売元 | ロックスター・ゲームス |
| シリーズ | マンハント シリーズ |
| 人数 | 1人 |
| 発売日 | 2007年10月29日 |
『マンハント2』(英:Manhunt 2)は、ロックスター・トロントが開発、米国のニューヨークにあるロックスター・ゲームス社より2007年10月29日に発売されたステルスアクションゲーム。マンハント シリーズ第2作目。
対応機種はPlayStation 2、PlayStation Portable、Wii、Microsoft Windows。
概要
1作目『マンハント』の続編で、Microsoft Windows版、PlayStation 2版はRockstar London、 PlayStation Portable版はRockstar Leeds、 Wii版Rockstar Torontoが製作を手掛けた。
レイティングは前作と同じだが、今作では処刑シーンでフィルター(後述)が施され、よく見えないようにされている。今作ではホラー色が強くなっており、ゲーム終盤では精神世界といった非現実のステージも登場する。
システムは前作とほぼ同じだが、障害物をよじ登るなどの新アクションが追加されたほか、戦闘面においては敵の頭上から襲い掛かる「Jumping executions」、銃火器を使った「Gun executions」、環境を利用した「Environmental executions」の3つの処刑アクションが新たに追加された。
PSP版を除き「interactive execution」と呼ばれる機能が搭載されており、処刑の際にコマンド入力を行うことができ、オフにしたい場合はオプションで切り替えられる。
また、敵から逃れ暗闇に隠れても、時折画面にコマンドが発生する事があり、入力に失敗すると発見されてしまう様になった。AIに関しては、前作同様ライトを所持している敵も登場するが、今作ではこちらを発見する能力を持っている。ただし目の前で障害物に隠れただけにもかかわらずプレイヤーを見失ったり、遠距離から狙撃されているのに反応しないなどといった事もある。
道中のセーブは前作の様に特定のアイテムを取るのでは無く、完全なチェックポイント制になっており、一定の場所まで進むと自動的にセーブされるようになった。処刑アクションで倒すと体力が回復する、敵の銃撃によるダメージが前作よりも若干下がっているなど、前作から多くの仕様に変更が加えられた。また隠し要素も隠しステージが1つだけになっている。
ストーリー
精神病院に収容された元科学者、主人公ダニエル・ラムが、仲間のレオ・キャスパーとともに施設を脱走し、失った記憶を探すため、「ピックマン・プロジェクト(Pickman Project)」なる組織が放ったハンターたちと死闘を繰り広げる。ストーリーが進むにつれ、恐ろしい真実が明らかになっていく。
登場人物
- ダニエル・ラム(Daniel Lamb)
- 声 - Ptolemy Slocum
- 本作の主人公。1963年5月29日生まれ。
- 「ピックマン・プロジェクト」傘下の精神病院であるディクスモール・アサイラム(Dixmor Asylum)に収容されていた。
- 落雷による停電で施設内のセキュリティが解除されたことにより、患者たちが脱走、暴動が起きその隙にレオに誘われ脱走する。
- 病院で起きた暴動を潜り抜ける際にレオにそそのかされて殺人に手を染めてしまったことの罪悪感で嘔吐するも以降はレオの指示を受けつつピックマンが放ったハンター達を容赦なく殺害していく。(エピソード2の冒頭でも再び嘔吐するが以降はそのような素振りは見せない。)
- 記憶と過去を求め、手掛かりを元に様々な場所を訪れる。その過程で自分がかつてアメリカの神経科学の最高幹部の一人だったこと、妻と子供(娘と息子)がいたこと、そして多額の借金返済と子供や妻を養う為にピックマンプロジェクトなる人体実験に志願したことを思い出す。またピックマンの独断で本来であれば別人格を取り付けられるはずが、レオ・キャスパ―なる冷酷な殺人鬼の人格を埋め込まれてしまいレオの人格による暴走であらゆる殺人に手を染めてしまう。
- 実質レオに支配されていたダニエルは、ピックマンプロジェクトに投資をしていたスタンリー・グレックスを暗殺、プロジェクトのメンバーでもありダニエルの親友でもあるマイケルも手にかけ、更にダニエルの妻もレオの人格で殺害。正気に戻るもダニエルは唖然とした状態から妻の死を嘆いた。
- その後はピックマンの命令によりダニエルは触法精神障害者として扱われアサイラムに収容、ダニエルの家は証拠隠滅の為に放火され子供たちと離れ離れになるも、6年後に落雷の停電事故で精神病院を抜け出しレオと共に行動する。
- プロジェクトメンバー最後の生き残りであったDr.ホワイトからすべてを聞かされた後にレオの人格を切り離すことを提案されるも、レオを恩人と思っていたことから人格を切り離すことに一旦は躊躇する。しかし妻がレオに殺害される場面の映像を見せられたことにより、レオと決別することを決意し精神世界でレオと対峙した。
- 精神世界にてレオに「誰がダニエル・ラムになりたいんだ?」と嘲けられるも「私自身がダニエル・ラムだ!」と返し、自分の名前を叫んだ後、ありのままの自分でいることをレオに訴えて精神世界でレオを殺害する。
- 精神世界から目覚めたその後は見知らぬ路上で目覚め、自身が倒れていた近くに「デイビッド・ジョイナー」という名前の新しい身分と住所が入った封筒を手に路上を歩み始める。(personality clashでのエンディング)
- もう1つのエンディングでは同じくレオと精神世界で戦うも敗れてしまいダニエルの人格がレオに完全支配されてしまう。(Release Therapyでのエンディング)
レオと決別することに成功したエンドがグッドエンド、レオに精神を支配されてしまうのがバッドエンドとなっている。
- レオ・キャスパー(Leo Kasper)
- 声 - Holter Graham
- ディクスモール・アサイラムの収容者。元政府の暗殺者。ダニエルと行動を共にする。冷酷かつ残忍な性格で、暗殺者としての能力が高く、「ピックマン・プロジェクト」について詳しい。
- ダニエルに協力しつつも、何故か彼が記憶を取り戻すことを良く思っていない。エピソードによってはレオを操作することができる。
- 彼の正体はピックマンプロジェクトによりダニエルのもう一人の人格として埋め込まれた冷酷な殺人鬼。
- かつてレオは高度なスキルを持つ政府の暗殺者でテロリストや危険人物の排除を主に行っていた。暗殺者としての腕もかなりのものだったとのこと。
- しかし汚れ仕事にうんざりしていたのか、レオは普通の男でありたいという思考も持ち合わせていたがプロジェクトによる人格改造によって誰であろうとも容赦なく殺害するサイコパスへと変貌。
- (これにより作中ダニエルが人を殺すことで喜々する他、無抵抗のダニエルの妻をなんのためらいもなく殺害している。また無関係の民間人(TV-MKのスタッフ等)をカタナで惨殺している。)
- その後理由は不明だが、レオは過去に亡くなっていたが2001年(物語の約6年前)にピックマン博士により彼の人格がサンプリングされその後ダニエルに移植されたことで復活。
- 更に人格を制御するピックマンブリッジが故障したことでレオはダニエルの身体を自由に使い、様々な殺しを行いつつダニエルの精神を完全に乗っ取ろうとすることを画策した。
- 同時にプロジェクトへ復讐をするためにダニエルの肉体を使いプロジェクトに資金提供をしていたスタンリー・グレックス、プロジェクトメンバーでかつダニエルの親友のマイケルを殺害。
- また過去の記録を消す為に、プロジェクト管轄の倉庫にてダニエル・ラムとピックマンブリッジに関する実験データ、そしてレオ・キャスパーに関する情報が記録された資料等を焼失し、隠滅。
- その後はいくつかの連続殺人を行い指名手配されるも振り切り、ダニエルの邸宅に侵入し、彼の妻を殺害した。
- これは、ダニエルに妻殺害の罪悪感を植え付けることで彼の精神を支配しようと企んでいた為に行った。しかしその計画は期待通りに進まず約6年間アサイラム精神病院で眠ることになる。そして、雷雨による停電後に起きた暴動でレオの人格が再び目覚めたことでダニエルと行動を共にする。
- ダニエルに協力的ではあったが、自身の失われた記憶を取り戻す行動をしていたことで思い通りに行かず苛立つ事が多いものの、真の目的を悟られないようにダニエルに助言をしていく。
- 物語の中盤ではピックマンブリッジを外すことでレオはダニエルの肉体までも乗っ取れると考え、ピックマンを捕えた後に尋問するが催眠術をかけられ意識が朦朧とする中、催眠術への抵抗で彼をメスで刺殺し殺害、レオも気を失うことで計画が失敗に終わる。
- 更にその後Dr.ホワイトことローラ・ホワイトがダニエルを襲撃したことでダニエルと共に無力化される。
- その後はダニエルと精神世界で対峙するもダニエルに対し自分が殺したギャングやピックマン、そしてマイケルの亡霊を出現させた後にダニエルの妻を出現させた後に再び殺害するという精神攻撃を行ったが、ダニエルには一切通用しなかった上に最後はダニエルに殺害される。
- 「決して自分を追う払うことはできない」と嘲るもダニエルによって否定された後にダニエルにシャベルでトドメを刺され消滅した。(personality clashでのエンディング)
- もう1つのエンドでは精神世界でダニエルと対峙し勝利する。「俺の勝ちだ!!」と叫び現実世界でダニエルの肉体を奪うもその後の描写は不明。(Release Therapyでのエンディング)
- ジュディ・センダー(Judy Sender)
- 声 - Jordin Ruderman
- ダニエルの過去を知る人物の1人。売春宿Bees Honey Potの支配人と、「ピックマン・プロジェクト」の女科学者の2つの顔を持つ。
- かってピックマンプロジェクトの一員としてダニエルの同僚であった。精神病院から脱出したダニエルとパーブスのストップクラブの地下で再会するも、
- 驚きのあまり「ここに来てはいけない。」と一方的な忠告をする。しかしダニエルがレオの名前を出したことで態度が一変し、ジュディはダニエルに「昔の隠れ家」の鍵を渡し逃げ去るも、ジュディと再会する為に売春宿を訪れてきたダニエルを危険視し、ウォッチドッグスを差し向ける。
- しかし無効化されたことにより焦った彼女はピックマンから「君はそこに留まりダニエルを捕えろ」と指示を受けるも、恐怖により限界に達したジュディはこれを拒否し、更にプロジェクトを辞任すると伝えたことで
- ピックマンの証拠隠滅と対象して何者かに売春宿の屋上で狙撃された後に建物から転落、死亡した。
- (この時殺害したのはダニエル(レオ)ではなく、ピックマンの命令を受けた人物が狙撃したと思われる。)
- マイケル・グラント(Michael Grant)
- 声 - Baron Vaughn
- ダニエルの同僚であり、友人でもある黒人の男。「ピックマン・プロジェクト」と関わりを持つ。
- 6年前にレオの人格でダニエルにピックマンブリッジを取り除くように銃で脅され、更にその後プロジェクトの放った武装傭兵団ことプロジェクト・ミリシアがダニエルと自身を証拠隠滅の為に抹殺対象となったことで逃亡するもミリシアに身柄を拘束される。
- その後レオによってプロジェクト・ミリシアは無効化されたところを再び逃逃亡するもレオに追い詰められてしまったことで銃撃戦になってしまい最後はレオに射殺された。(ヘッドショットをした場合は顔が砕ける。また打撃武器で彼を殺害することも可能。)
- ダニエルに必死に抵抗しつつも「君を殺したくない」「俺はプロジェクトから降りるぞ!」と叫んでいたことからダニエルの事は最後まで親友と思っていた他、プロジェクトに参加したことを後悔している一面が伺える。
- Dr.ホワイト(Dr. Laura Whyte)
- 声 - Nicole Orth-Pallavicini
- 精神病院の臨床心理士であり、ダニエルの過去を知る人物の1人でもある女性。
- プロジェクトの一員であり、ダニエルのピックマンブリッジの手術に居合わせていたが、ピックマンが独断でレオの人格を使うことを最後まで反対していた他、ピックマンプロジェクトに対して罪悪感を抱いている。
- その責任からか、ダニエル側の人間としてサポートをした。
- 物語終盤で登場、TV-MKの牧場でダニエルを後ろから鎮静剤を打ち込み気を失わせ、その後は彼女のカウンセリングルームでダニエルと対話し、彼に事の事実と過去を話した。精神世界ではダニエルのサポートをしていた。
- またピックマンプロジェクトによる騒動で唯一の生き残りだがダニエルが路上で目覚めたその後は動向が不明。
- 余談だがエピソードoriginsでは彼女のマインドコントロールの講演の広告がステージで確認可能。
- Dr.ピックマン(Dr. Pickman)
- 声 - Richmond Hoxie
- 「ピックマン・プロジェクト」の創立者でダニエルにレオの人格を植え付けた張本人。
- 無情で残忍な性格をしており、自身のためなら平気でメンバーをも手にかける。
- 本作の事件の要因となった人物。
- プロジェクトの目標でもある「感情のない完璧な暗殺者」を作り出すため、政府から多額の資金を提供していたものの政府から危険視されたことによる資金削減で計画が困難になるもスタンリー・グレックスによる資金提供でプロジェクトを秘密裏に続行。
- ピックマンはプロジェクトを遂行させる為にピックマン・ブリッジと呼ばれる人体実験を計画し、被験者としてダニエルを利用するもその実験でダニエルの許可なしに冷酷殺人鬼レオ・キャスパーの人格を埋め込む。
- ピックマンブリッジと呼ばれる装置でレオを制御できると考えていたがその装置が故障したことによりレオを意図的に制御することが不可能になる
- レオの人格で妻を殺害したダニエルを証拠隠滅の為に家を放火した後、精神病院に収容させた。
- ダニエル収容後も計画遂行の為に治療を通じてダニエルの脳インプラントの修復を試みるもダニエルが病院を逃げ出した為、ギャングや武装傭兵団を多額の金額で雇った。その過程で協力者であったジュディがプロジェクトを降りたことから彼女を証拠隠滅の為に殺害するようにも指示した。
- 最後は研究所でダニエルに追い込まれた後に麻酔銃で眠らさせ、レオの人格になったダニエルと対話するもブリッジを外すよう要求するレオを無効化させるために催眠術を使うが意識が朦朧とする中レオに抵抗され、その渦中でメスで刺殺された。
- 最終章に当たるpersonality clashではダニエルの精神世界で麻酔銃を持って現れる。
- Dr.デボラ(Dr.Deborah)
- 物語のオープニングで登場した看護師。錯乱するダニエルに首を絞められるも息はしていたが後にレオの手によって死亡した。
- 彼女の役割は後にDr.ホワイトが引き継ぐ形となる。
- スタンリー・グレッグス(Stanley Grex)
- コットンマウスの実業家で研究資金を取りやめた政府に代わりピックマンプロジェクトに多額の研究開発費等を投資していた。
- エピソードAssassinationのムービーのみ登場するがセリフがない上にこの時点でレオの対象に入っていたことから既にライフルで射殺されていた。
- ラムの妻(Mrs. Lamb)
- ダニエル・ラムの妻で2001年(本編の6年前)にレオの人格だったダニエルに殺害される。
- ダニエルがピックマンブリッジの実験に志願することを反対し、彼と激しい口論をした。
- 死亡後は精神世界で再び現れ、ダニエルに対し「自分を責めないで」と言い残した後にダニエルの手で埋葬された。
- 余談だがエピソードRed Lightに登場するストリップクラブの女性を主観で見続けると彼女が惨殺された幻覚が見れる。
- ダニエルの子供
- ダニエルの息子と娘で回想のみ登場。
- Dr.ホワイト曰く子供たちは被害に遭わなかったことから生存しているとのこと。
敵対組織
- アサイラム看護師(Asylum Orderlies)
- ディクスモール・アサイラム(Dixmor Asylum)の職員だが、実際は「ピックマン・プロジェクト」に金で雇われた暴漢たちで、患者に日常的な虐待を行っている。脱走者であるダニエルを発見すると攻撃してくる。エピソード1のみに登場。
- ウォッチドッグス(Watchdogs)
- ダニエルを捕らえる為に放たれた「ピックマン・プロジェクト」の暗殺部隊。ゲーム中最も多く登場する敵勢力で、全員が黒いスーツとネクタイと黒革の手袋を着用し、サングラスや覆面、ファントムマスクなどで顔と身元を隠して法医学的証拠を残さないようにしている。スタンロッドなど近接武器やハンドガン、ショットガン、スナイパーライフルなど様々な銃火器で武装している。
- スキンヘッドのメンバーは会話の中で「エージェント74」と名乗っており、これはスクウェア・エニックスのゲーム「ヒットマン」の主人公エージェント47のオマージュである。
- パーヴス(Pervs)
- SMクラブ、アダルトショップを経営しているギャング団。サディストやカニバリストといった拷問殺人を好むものや、ダニエルに卑猥な言葉を浴びせてくるレイピストやホモセクシャル、ペドフィリアなどの異常性癖者で構成されている。ボンデージ姿やトゲ付きのレザーマスクを着けた者など異様な格好をしたメンバーが多い。Wii、PC版では動物のマスクを被りスーツや白衣を着用した者もいる。Beta版ではスカートを履いて女装しているものや露出癖と見られるメンバーも存在した。武器はバットやサーキュラソーなど。
- レッドキングス(Red Kings)
- 風俗街を縄張りにしている薬物中毒者とネクロフィリアで構成された野蛮なストリートギャング。赤を基調とした服を着ている。「ピックマン・プロジェクト」との関わりは無いが、成り行きで彼らのテリトリーを通らなければならない。Beta版では全員がギャングのチームロゴが施されたマスクを被り迷彩カラーの服を着ていた。また、彼らの顔(フェイスデータ)は実在の覚せい剤中毒者の経過写真から流用されていた事実が判明している[1]。プライヤ、バットを武器にしている。エピソード4のみに登場。
- プロジェクト・ミリティア(Project Militia)
- 「ピックマン・プロジェクト」の私設軍隊。組織に忠誠を誓った凶悪犯や元死刑囚で構成されている。Beta版では顔を黒いマスクで覆った死刑執行人のような見た目のメンバーも存在した。サブマシンガンやスナイパーライフルといった銃火器や、ヘリコプターなどを所持している。
- ブラッドハウンズ(Bloodhounds)
- 「ピックマン・プロジェクト」に雇われた合衆国南部のバウンティハンター。KKKを思わせる異様な格好をした者から一般的な服装をした者まで様々なメンバーがいる。Beta版では自由の女神のような服装をしたメンバーも存在した。バットや鎌、サブマシンガン、クロスボウなど多彩な武器で武装している。
- レギオン(The Legion)
- 「ピックマン・プロジェクト」の元被験体たち。ダニエルと同じアサイラムの収容服を着用し、顔や体中に拘束具や包帯を巻いている。隠しエピソードでは集団で登場し、アサルトライフルやサブマシンガンなど強力な武器で武装している。最初はエピソード1で登場するが数は少なく、素手で攻撃してくるのみ。また看護師とは敵対しており、お互いが出会うとこちらを無視して戦い始める。Beta版では十字架を背負い、首にロープを巻いた死刑囚のような服装をしたメンバーも存在した。
- ディクスモール収容者(Dixmor Inmates)
- レギオンと同じくディクスモール・アサイラムに収容されている患者たち。ダニエルと同じ収容服を着ている。ダニエルを見つけると殴りかかってくる患者もいるが、うずくまっているだけの者や自ら命を絶つものなど、必ずしも敵対するわけではない。女性の収容者もいるが音声データのみで製品版では実用化されなかった。
- CMPD(Cottonmouth Police Department)
- コットンマウスシティ警察。街の治安維持や夜間のパトロールが主な業務。「ピックマン・プロジェクト」に協力しており、住宅街に逃げ込んだレオを捕縛するために攻撃してくる。前作と比べると言動は至って普通の警察官だが、拘束したレッドキングスのメンバーを警棒で殴り殺すなど勤務態度が真面目とは言えない。警棒や懐中電灯で武装している。
- S.W.A.T.(Special Weapons And Tactics)
- レオによって警察官が大量に殺害されたことにより派遣された特殊部隊。ショットガンで武装している。
- 警備員(Rent-a-cops)
- 民間警備会社から派遣された夜間警備員。「ピックマン・プロジェクト」が保有する書類倉庫を仕事で巡回しており、侵入者であるダニエルを見つけると攻撃してくる。警棒で武装している。
- 風俗業者(Pimps)
- 売春宿Bees Honey Potで働くポン引き。「ピックマン・プロジェクト」に協力しており、訪ねてきたダニエルに襲いかかる。武器はバットやショットガンなど。
- 研究員(The Project Scientist)
- 「ピックマン・プロジェクト」の研究に関わっている科学者や医療スタッフたちでダニエルの元同僚。実験動物に虐待とも言える手術を行い、人体実験も行なっている。手術着を着用した執刀医や作業着姿のスタッフがおり、麻酔銃や弓鋸で攻撃してくる。他にも白衣を着た非戦闘員がゲーム中に出てくる。
- 一般市民(Civilians)
- 「ピックマン・プロジェクト」とは関係の無い住民。特にPC版に多く登場し、トラックの運転手やホームレスなど様々な種類が登場する。基本的に非戦闘員でダニエルを見つけると逃げていくが、所持品を盗んだ場合や住宅街で敷地内に侵入した際などに攻撃してくる。
- PC版のみだが、エピソード9に登場する一般市民を殺害すると、「Daddy!」(お父さん!)と彼の子供が泣き叫ぶ声を聞くことができる
登場武器
- 薬液を相手の首や眼球に注入して息の根を止める。装備時に壁や敵を叩くと壊れてしまう。
- 相手の腹部や首に何度も突き刺す。装備時に壁や敵を叩くと壊れてしまう。
- ガラス片
- ナイフのようにして相手の腹部や首を切り裂く。前作同様ガラス類のオブジェクトを壊すと手に入ることもある。装備時に壁や敵を叩くと壊れてしまう。
- 顔に被せて相手を窒息死させる。もしくは、視界を奪ってから首をへし折る。装備時に壁や敵を叩くと壊れてしまう。
- 刺の付いた金属製ワイヤー。後ろから首を締め上げて窒息させて殺害する。最終的には首を引きちぎることもある。装備時に壁や敵を叩くと壊れてしまう。
- Wii、PC版のみに登場。
- 後頭部を殴り、その衝撃で割れたボトルを喉や胸部に突き刺すなどして失血死させる。
- 背後から後頭部に突き刺し、倒れた相手の腹部を滅多刺しにするなどして殺害する。
- 接近戦では他の近接武器と同じく片手で振り回すのみ。刃を作動させて相手の頭部などを生きたまま切り落とす。
- 特定の金網を剥がすのに必要な武器。エピソードによっては必ず入手しないと先に進めない。修正前は敵の肉や眼球を抉り取る処刑アクションだったが、修正後は単に殴りつけるだけの処刑に変更された。PC版では修正前のものが再現されている。
- 警察官などが持っている武器。後ろから首をへし折ったり、頭部を滅多打ちにして脳を破壊する。
- 相手を押さえ付けて首や頭部を無理やり切断する。もしくは、頸動脈を切り裂いて失血死させる。
- 背後から股間や頭部を裂く。もしくは、腹部を切り開く。
- 光のオンオフが可能だが、オンにしてもデメリットしかない。PS2、PSP版のみに登場。
- 処刑アクションは警棒に似ている。
- Wii、PC版のみに登場。
- 腹部や眼球などに何度も切りつけ、最終的に首の頸動脈を掻き切る。
- 主に背後から殴りつけて頭部を破壊する。
- 頭部を切断する。もしくは、腹部に何度も振り下ろす。
- 高圧電流で感電死させる。もしくは、口に突っ込んで頭部を沸騰させる。
- 近接武器では最強で威力は高い。ガード不能で簡単にダウンさせることができる。敵が複数装備している場合は注意。
- 主に頭部や首に突き刺して失血死させる。
- 背中などに振り下ろし、相手の動きを止めてから頭部を粉砕する。
- Wii版には登場しない。
- レオ(ダニエル)がテレビ局のスタッフを大量虐殺するのに使用した。主に頭部を斬首して殺害する。
- 住宅街の車庫で手に入る。背後から突き刺して背骨を切断したり、正面から首を挟んで頭部を切り離す。
- Wii版のみに登場。
- 頭部を殴りつけ、同時に出血させる。
- ライトハンドガン
- モデルはグロッグ。
- 装弾数が多く連射もそれなりにあることから銃撃戦では活躍する。
- 処刑も可能でその場合は背後から殴り倒し、相手の口に突っ込んでから引き金を引く。ハンドガンに限らず、Beta版だと銃器類の処刑アクションは他に2パターンあったが、製品版では実用化されていない。
- ヘッドショットをした場合は相手の頭を砕き一撃死させられる。
- ヘビィハンドガン
- モデルはデザートイーグル。
- ライトハンドガンよりも強力だが装弾数は少なめ。処刑モーションもライトハンドガンと一緒となっている。
- 威力が高いので2,3発で倒せるがヘッドショットをした場合はライトハンドガン同様に一撃。
- リボルバー
- モデルはSmith & Wessonのモデル686。
- 6発しか装弾数がなくリロードも遅めだがヘッドショットの場合は一撃死させることが可能。処刑アクションも存在するがモーションはライト・ヘビィハンドガンと同じ。
- 今作では拳銃型で、敵に撃ち込むとわずかの間行動不能にさせる。ヘッドショットを狙うか、二発連続で撃ち込むと敵を気絶させることができる。前作と同じくこちらが撃たれた場合は自動照準が働かなくなり、アイテムが拾えなくなる。処刑アクションは背後から一発撃ち込み、朦朧とした相手を地面に倒してから頭部を踏み潰す。
- 連射はできないが銃器類では最強で、敵に命中すればヘッドショット問わず一発で倒すことができる。こちらが撃たれても即死はしないが、ダメージは非常に大きい。エピソード5後半では頼りになる武器。
- 処刑アクションはハンドガンと同じ。
- モデルはUzi。
- 装弾数が多い他、連射が可能。処刑アクションはハンドガン系と同じ。
- ショットガン
- モデルはモスバーグ500。
- ポンプアクション式でグリップはピストル型。至近距離での威力が高いが距離が離れるほど威力が落ちる。処刑アクションは背後から殴り倒し、怯える相手の頭部を吹き飛ばす。
- 登場するエピソードによってはパトカー等を撃つことによって爆発させられる。
- 狙撃武器。威力は高い。弾薬を消費せず処刑アクションが行える。敵が装備している場合、前作では視界内に入ると確実に撃たれたが、今作では外すことが多くなった。
- 狙撃武器。スナイパーライフルと同等の威力がある。矢を消費せず処刑アクションが行える他、外した矢は回収が可能。
- 威力が高い連射性の銃器。
- 前作同様、投げつけ、敵の注意を引き付けるために使う。首はエピソードによっては先に進むために必要。また、首を発見した敵は死体を発見した時と同じ警戒状態になる。
- 製品版では削除された武器。
- 牛乳瓶の処刑アクションはウイスキーボトルと同じ。新聞紙は首を締めるか殴る。ディルドは口に突っ込むなどする。
ストーリーと環境処刑にしか現れなかった
アイテム
- 体力を半分回復する。ロッカーなどに隠されていることも多い。前作同様、こちらの体力が少ない時に特定の敵を倒せば落とすことがある。
- ガソリン缶
- エピソード10のみに登場。持っている間は攻撃や走って移動することができなくなるが、トラップのようにガソリンを任意の場所に撒いて環境処刑として利用することが可能。何度でも撒くことができる。
その他
- 本作の暴力表現に対する非難は前作以上に大きく、イギリスやドイツでは政府系倫理審査機関による発売禁止処分ないしレイティング拒否に至っている[2]。アイルランドやイタリアでも発売禁止にする予定だったが、後に無修正のまま発売された[3]。ノルウェーでは通常通り発売されたが、本作の発売後暴力ゲームに対する会議が開催された[4]。これらに対し、オランダではPEGIの「16+」を遵守することを原則としつつも、最終的にはプレイヤーの自己責任に帰するとして発売禁止処分は行われていない[5]。またオランダ版およびポルトガル版ではPS2、Wii、PSP版も北米コンシューマ版と違いフィルターがかかっていない。
- 米国大手ゲーム情報サイトIGNで、2008年10月29日に掲載された“ここ数年で最も怖いゲーム”のランキングでは、全13位中11位[6]を獲得している。
- このゲームは過去、エンターテインメントソフトウェアレイティング委員会(ESRB)の審査にて『Adults Only (18歳未満提供禁止)』のレイティングを受けてしまい、殺害シーンにフィルターを掛けたり、各ステージをクリアしても成績やランクが表示されない等を施した修正版を再審査に提出し、『M (17歳以上)』のレーティングを受けてから発売されたというエピソードがある(海外の大手チェーン店ではAOが付いた物を扱わないので、売る手段が限定されてしまう為)。
- 2009年11月6日にはPCでDirect2Driveよりダウンロード販売されていた(日本では購入不可)。PC版は殺害シーンが鮮明になっており、また前作同様ステージクリア時の評価システムが存在している等、修正前に近い内容になっている。レイティングは修正前に受けたAOになっている。2011年にはAOレイティングの扱い変更によりDirect2Drive上での販売が停止された[7]。これによりPC版の新規正規版購入が不可能な状況になっていたが、2020年現在、amazon.comのダウンロード販売から購入可能になっている(ただし米国居住者が販売対象)。
脚注
- ^ “Reddit - The heart of the internet”. www.reddit.com. 2025年8月2日閲覧。
- ^ Manhunt 2 banned The Register 2017年6月19日(英語)
- ^ [1] IFCO
- ^ [2][リンク切れ]
- ^ ゲームも自由と自己責任…噂の『Manhunt 2』オランダ政府は発売を許可 Game*Spark 2007年9月2日
- ^ 13 Scariest Games of This Generation IGN 2008年10月29日(英語)
- ^ Manhunt 2 PC No Longer Available Anywhere Rock Paper Shotgun 2011年7月11日(英語)
関連項目
- マンハント シリーズ - シリーズ全体
- マンハント - シリーズ第1作目
外部リンク
- manhunt2 - Rockstar Games(英語)
- Direct 2 Drive manhunt2 - 閉鎖(2011年4月26日時点のアーカイブ)
- ASIN B00CMSCT8Y, Manhunt 2 [Download] (2007年10月29日)
マンハント2
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/01/02 15:38 UTC 版)
「マンハント シリーズ」の記事における「マンハント2」の解説
詳細は「マンハント2」を参照 2007年10月29日に発売されたステルスアクションゲームであり、『マンハント シリーズ』第2作目。略称は『MH2』。 主人公はダニエル。仲間のレオと共に施設を脱走し、失った記憶を探すため、「プロジェクト」なる組織が放ったハンター達と死闘を繰り広げる。 今作は『MH1』よりもホラー要素がとても強くなっており、(アメリカの)ESRBレーティングでは、数少ない「AO (18歳未満提供禁止)」指定となった。 なお、米国大手ゲーム情報サイトGNで、2008年10月29日に掲載され、数年で最も怖いゲーム”のランキングでは、全13位中11位を獲得している。
※この「マンハント2」の解説は、「マンハント シリーズ」の解説の一部です。
「マンハント2」を含む「マンハント シリーズ」の記事については、「マンハント シリーズ」の概要を参照ください。
固有名詞の分類
- マンハント2のページへのリンク