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メバチとは? わかりやすく解説

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め‐ばち【目×撥/×撥】

読み方:めばち

サバ科海水魚全長約2メートル、約100キロ達しマグロ類では最も体高高く、目が大きい。世界温・熱海域分布し外洋性延縄(はえなわ)により漁獲され刺身鮨種(すしだね)にする。

目撥/眼撥の画像
メバチのさく

眼〓

読み方:メバチ(mebachi)

サバ科マグロ類の一種


メバチ

学名Thunnus obesus 英名:Japanese tuna
地方名バチメブト 
脊椎動物門硬骨魚綱スズキ目サバ科
色 形 住みか 3D

※出典:長崎県水産部ホームページ

特徴
メバチは体高高く全体的に肥厚しており、頭部・眼・胸びれ大きいのが特徴である。他のマグロ中でも主な遊泳層が最も深く水深120m以上も下がることがある外洋性回遊魚である。産卵期北半球では4〜9月南半球では1〜6月と場所によって異なる。孵化後は急速に成長し3年体長1m前後になり成熟する6年余り体長2m体重150kgに達する。肉はピンク色柔らかい

分布:本州中部以南太平洋側世界温帯熱帯海域 大きさ:2m
漁法:深海延縄 食べ方:刺身、すしたね、照り焼き

目鉢

読み方:メバチ(mebachi)

サバ科マグロ類の一種

学名 Thunnus obesus


眼〓

読み方:メバチ(mebachi)

サバ科マグロ類の一種

学名 Thunnus obesus


眼撥

読み方:メバチ(mebachi)

サバ科マグロ類の一種

学名 Thunnus obesus


メバチ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2026/02/07 00:22 UTC 版)

メバチ
メバチ Thunnus obesus
保全状況評価[1]
VULNERABLE
(IUCN Red List Ver.3.1 (2001))
分類
: 動物界 Animalia
: 脊索動物門 Chordata
亜門 : 脊椎動物亜門 Vertebrata
: 条鰭綱 Actinopterygii
: スズキ目 Perciformes
亜目 : サバ亜目 Scombroidei
: サバ科 Scombridae
亜科 : サバ亜科 Scombrinae
: マグロ族 Thunnini
: マグロ属 Thunnus South,1845
亜属 : マグロ亜属 Thunnus South,1845
: メバチ T.(T.) obesus
学名
Thunnus obesus
(Lowe,1839)
和名
メバチ(目鉢)
メバチマグロ(目鉢鮪)
英名
Bigeye tuna

メバチ(目鉢、目撥、学名Thunnus obesus)は、スズキ目サバ科マグロ属に分類される海水魚の一種。和名は目がパッチリしていることから付いた。全世界の熱帯温帯海域に広く分布する。7種のマグロの中でも漁獲量が多く、重要な食用魚となっている。日本ではメバチマグロ(目鉢鮪、目撥鮪)、バチマグロとも呼ばれる[2]。このほか地方名としてバチ東北関東地方)、メブト九州)、シビ(関東以外)などがある。また、若魚は各地でダルマとも呼ばれる。

形態

成魚は全長250 cm、体重210 kgに達し、マグロ属8種の中ではミナミマグロキハダと並ぶ中型種である。ただし、日本近海産は熱帯産より小型で、2 m以上の個体は少ない。体は太い紡錘形で、マグロの中では最も体高が高く、ずんぐりした体型をしている。

またが大きいのも特徴で、和名「メバチ」や英名"Bigeye tuna"もここに由来する。胸(むなびれ)はクロマグロより長いが、ビンナガほどではない。体色は背中が藍色、体側から腹面が銀白色をしている。若魚は成魚よりも体が前後に細長く、体側に白い数本の横縞模様があり、キハダの若魚に似る。

メバチの頭部

生態

全世界の熱帯・温帯海域に広く分布し、日本では宮城県以南の太平洋側に多く生息する。ただし地中海には分布しないことが知られ、日本沿岸でも日本海には入らない。大西洋とインドー太平洋個体群は遺伝的に分化しているとの報告がある。

暖かい海域の中層に生息し、群れで回遊する。日中は他のマグロより深い層を泳ぎ、水深300 mの深海にも達するが、夜は表層に現れる。小魚類やイカを常食とする。

寿命は15年以上と推定されている。

利用

身は赤くて軟らかい。脂肪の多い「トロ」の量はクロマグロより少ないものの、刺身寿司種に使われる。春から夏にかけてはクロマグロの味が落ちるとされており、この時期にはメバチの需要が高まる。

メバチの刺身を用いた丼料理

延縄(はえなわ)などの遠洋漁業で漁獲される。21世紀初頭の時点では年間30万t前後が漁獲されており、マグロ類の種類別漁獲量ではキハダに次ぐ。

農林水産省の統計によると、日本でのマグロ流通量のうちキハダに次ぎ、3割台を占める。鮮やかな赤身でありながら、脂が多いクロマグロに比べてさっぱりとした上品な味わいと評される。クロマグロのように養殖の研究が進んでおらず、世界的な和食普及で海外需要が増えていることもあり、価格が上昇傾向にある[3]

乱獲によって個体数は減少しており、IUCNレッドリストでは1994年版からVU(絶滅危惧II類)として記載された。インド洋まぐろ類委員会は2023年5月8~12日にモーリシャスで開いた年次会合において、インド洋での漁獲量を制限することで合意した[4]

食料として見た場合、メバチの体内に含まれる微量の水銀に注意する必要がある。厚生労働省は、メバチを妊婦が摂食量を注意すべき魚介類の一つとして挙げている。2005年11月2日の厚生労働省発表では、1回に食べる量を約80 グラムとした場合、メバチの摂食は週に1回まで(1週間当たり80 g程度)を目安としている[5]

脚注

  1. ^ Collette, B.B., Boustany, A., Fox, W., Graves, J., Juan Jorda, M. & Restrepo, V. 2021. Thunnus obesus. The IUCN Red List of Threatened Species 2021: e.T21859A46912402. doi:10.2305/IUCN.UK.2021-2.RLTS.T21859A46912402.en. Accessed on 05 May 2025.
  2. ^ 魚介類の名称表示等について(別表1)”. 水産庁. 2013年7月18日時点のオリジナルよりアーカイブ。2013年5月29日閲覧。
  3. ^ 【価格は語る】庶民の「メバチ」も高値 クロマグロに迫る日経産業新聞』2018年10月5日(サービスプライス面)2018年10月18日閲覧
  4. ^ メバチマグロ漁獲制限へ 来年から/インド洋 初の上限設定」『毎日新聞』朝刊2023年5月17日(経済面)2023年5月27日閲覧
  5. ^ 厚生労働省医薬食品局食品安全部基準審査課 (2003年6月3日). “妊婦への魚介類の摂食と水銀に関する注意事項の見直しについて(Q&A)(平成17年11月2日)”. 魚介類に含まれる水銀について. 厚生労働省. 2013年3月19日時点のオリジナルよりアーカイブ。2013年4月15日閲覧。

参考資料・文献

  • FishBase - Thunnus obesus(英語)
  • Chow, S., Okamoto, H., Miyabe, N., Hiramatsu, K., Barut, N. (2000). Genetic divergence between Atlantic and Indo-Pacific stocks of bigeye tuna (Thunnus obesus) and admixture around South Africa. Molecular Ecology 9: 221-227. https://doi.org/10.1046/j.1365-294x.2000.00851.x
  • Durand, J.-D., Collet, A., Chow, S., Guinand, B., Borsa, P. (2005). Nuclear and mitochondrial DNA markers indicate unidirectional gene flow of Indo-Pacific to Atlantic bigeye tuna (Thunnus obesus) populations, and their admixture off southern Africa. Marine Biology 147: 313-322.
  • 本田崇、魚住雄二、熊井英水「マグロはいつまで食べられるか」『Newton』2007年3月号
  • 藍澤正宏ほか『新装版 詳細図鑑 さかなの見分け方』講談社 ISBN 4-06-211280-9
  • 檜山義夫監修『野外観察図鑑4 魚』(改訂版) 旺文社 ISBN 4-01-072424-2
  • 永岡書店編集部『釣った魚が必ずわかるカラー図鑑』ISBN 4-522-21372-7
  • 内田亨監修『学生版 日本動物図鑑』北隆館 ISBN 4-8326-0042-7

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