駆動輪
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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/11/20 00:23 UTC 版)
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駆動輪(くどうりん)とは、原動機の起こした力を直接受け回転運動に変換し、それを利用して動く車輪のことを指す。
鉄道車両
鉄道車両、とりわけ蒸気機関車では動輪(どうりん)と称される。また、蒸気機関車・ディーゼル機関車・電気機関車など違う車種での出力の比較で用いられる。これを、動輪周出力(どうりんしゅうしゅつりょく)と称する。これは、電気を用いる電気モーターやディーゼルエンジンなどでの単純な数値の比較だけではなく、運用に際して動力の損失を勘案することで、実際の運用での出力を計算する必要がある為である。
また、車輪の一部にピストンと釣り合い重しがあることや大きさが比較的大きいことが多かった蒸気機関車のそれが鉄道関係者でシンボルとして用いられる事例が多く、動輪そのものが保存展示の対象となることもある。
関連項目
自動車
自動車においては、駆動輪の位置および数により分類される。詳細は各項目を参照。
駆動輪の位置による分類
駆動輪の数による分類
動輪
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2018/03/20 15:22 UTC 版)
「バーデン大公国邦有鉄道IVf型蒸気機関車」の記事における「動輪」の解説
本形式はライン川沿いの平坦線だけでなく、オーデンヴァルトやシュヴァルツヴァルトの山岳線でも運用する必要があったため、所要の牽引力を確保する目的で動輪直径はIId型の2,100 mm径から300 mmも縮小され、1,800 mmとなった。 平坦線において計画されていた運転では、とても適していることが証明された。もっとも急行用蒸気機関車としては小さな動輪径ゆえに高回転数での運転を強いられ、これは機関車にとって大きな負担となり、しばしば故障の原因となった。結果として後継のIVh型では、最高運転速度を引き上げる必要もあったことから、動輪直径はIId型と同じ2,100 mmに戻された。
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