大正洞
| 名称: | 大正洞 |
| ふりがな: | たいしょうどう |
| 種別: | 天然記念物 |
| 種別2: | |
| 都道府県: | 山口県 |
| 市区町村: | 美祢市 |
| 管理団体: | 美祢市(大14・6・3) |
| 指定年月日: | 1923.03.07(大正12.03.07) |
| 指定基準: | 地6,地9 |
| 特別指定年月日: | |
| 追加指定年月日: | |
| 解説文: |
| 天然記念物: | 大村神社のオオムラザクラ 大杵社の大スギ 大根島第二熔岩隧道 大正洞 大池のオヒルギ群落 大浜海岸のウミガメおよびその産卵地 大瀬崎のビャクシン樹林 |
大正洞
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/09/14 15:46 UTC 版)
三角田洞に吸込まれ地下を流れて景清洞から出た水は再び大正洞に吸い込まれていく。2008年10月15日撮影の2枚を合成作成。国土交通省 国土地理院 地図・空中写真閲覧サービスの空中写真を基に作成。
大正洞(たいしょうどう)は、山口県美祢市美東町にある鍾乳洞。秋吉台(秋吉台国定公園)北東部の犬ヶ森の谷に開口する洞窟である[1]。天然記念物に指定されている。
概要
洞口から100メートルほどは、戦乱の折に里人が飼育している牛を奪われるのを恐れて、この洞窟に隠していたことから「牛隠しノ穴」または「牛隠しの洞」と呼ばれていた[1][2][3]。
奥部が大正期に発見されたことから「大正洞」の名があり[1]、1921年(大正10年)1月5日に大島金蔵・政一親子が探検を行った後、1月30日に惠藤一郎(秋吉台科学博物館初代館長)が調査した[4]。そして1923年(大正12年)3月に国の天然記念物となった[1]。
景清洞から地表を流れてくる三角田川が、大正洞の南東約200mにある犬ヶ森ポノール(佐山の吸い込み穴、大正洞の吸い込み穴と呼ばれる)で地下に潜って形成されている[1]。
立体的な石灰洞であり、複数の層の洞窟が竪穴でつながっている。上層、中層、下層に分かれ、上層(標高170 - 180m)は「極楽」と「高天原」と名付けられている[1]。中層は標高160mに位置する[1]。下層は標高120mまでは「地獄」と名付けられており、さらに地下水流が流れる最深部は「奈落」と名付けられている[1]。約1kmの観光コースで、「仁王門」や「獅子岩」などといった多くの鍾乳石や石筍を見ることができる。
1956年(昭和31年)11月に牛隠し洞と極楽洞に照明が設けられ[1]。1970年(昭和45年)には観光客の増加のため、極楽洞の北西部に出口用のトンネルが設けられた[1]。
2005年に秋吉台地域の他の2つの鍾乳洞、秋芳洞、景清洞と共に秋吉台地下水系という名称でラムサール条約登録湿地となった[5]。
観光
洞内は約1kmのコースが整備されている(所要時間約40分)[3]。牛隠し、仁王門、よろめき通路、音羽の滝、子育て観音、雪中の松、獅子岩、蓮池、洞内淵、ロマンスくぐり、くらげ岩、奥の院などがある[3]。
出典
- ^ a b c d e f g h i j 大竹 義則、林 正久. “中国地方の地形環境 2 山口県”. 徳山大学総合研究所紀要第30号. p. 9. 2025年9月14日閲覧。
- ^ 山口県美祢市観光サイト 秋吉台 大正洞観光サイト(アーカイブ)
- ^ a b c “大正洞&景清洞パンフ”. 美祢市. 2022年4月7日閲覧。
- ^ “大正洞発見100年!記念イベント”. 美祢市観光協会. 2025年9月14日閲覧。
- ^ “Akiyoshidai Groundwater System | Ramsar Sites Information Service”. rsis.ramsar.org (2005年11月8日). 2023年4月10日閲覧。
外部リンク
座標: 北緯34度16分35.5秒 東経131度19分14.0秒 / 北緯34.276528度 東経131.320556度
大正洞と同じ種類の言葉
- 大正洞のページへのリンク