なみ【波/▽浪/×濤】
読み方:なみ
1 風や震動によって起こる海や川の水面の高低運動。波浪。「—が寄せてくる」「—が砕ける」「逆巻く—」
2 空間や物体の一部における振動や変化が、周囲の部分に次々に伝わっていく現象。波動。「光の—」「音の—」
4 個人ではどうしようもない変化が、かわるがわる生じること。「歴史の—」「国際化の—」
5 形状や有様などが、波の形や動きを思わせるもの。「いらかの—」「雲の—」「稲穂の—が揺れる」
6 物事の動向にでこぼこ・高低・出来不出来などがあって、一定しないこと。むら。「調子に—がある」「成績に—がある」「感情の—が激しい」
[下接語] 徒(あだ)波・荒波・磯(いそ)波・浮き世の波・卯(う)波・大波・男(お)波・風(かざ)波・川波・黄金(こがね)の波・小波・逆(さか)波・細(さざ)波・細(ささら)波・細(さざれ)波・三角波・白(しら)波・高波・縦波・津波・年波・土用波・早波・人波・藤(ふじ)波・穂波・女(め)波・夕波・横波
とう【×濤】
涛
姓 | 読み方 |
---|---|
涛 | おおなみ |
濤
出典:『Wiktionary』 (2021/08/12 09:23 UTC 版)
発音(?)
熟語
涛
濤
涛
「濤」の例文・使い方・用例・文例
- 密会の時、オバマ大統領は中国の胡錦濤国家主席に北を支配するべきだと訴えた。
- 彼の出世は怒濤の勢いだ。
- 怒濤(どとう).
- 怒濤(どとう)が海岸に激しく打ち寄せた.
- 怒濤のように寄せくる敵軍を退けることはできなかった.
- 敵は怒濤のように押し寄せてきた.
- 澎湃たる波濤
- 暴風怒濤を起こす
- 船は狂瀾怒濤に翻弄された
- 暴風狂瀾怒濤を起こす
- 彼らは万里の波濤を越えて来る
- 生れ故郷を後にして万里の波濤を越えて来る
- 君は万里の波濤を越えて行く
- 彼らは生れ故郷を後にして万里の波濤を越えてくる
- 船は波濤のために木の葉のように翻弄された
- 怒濤を冒して舟を出した
- この怒濤ではこんな舟は浮いておれぬ
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